二次創作小説(新・総合)

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逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria
日時: 2020/11/26 22:09
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: okMbZHAS)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1552

どうもです、灯焔です。
マイペースに6回目の開催を迎えた逃走中#CR06。前回、ゼウスの力で刀が顕現したり天界が大変なことになっていたことが発覚したりとまた新たな天界に巻き込まれそうな予感がするコネクトワールド。
今回の舞台は、ポップンワールドとは別の世界に位置する『ラピストリア』という世界にある学園『ラピストリア学園』。音楽が溢れる学園を舞台に、逃走者とハンターとの6回目の逃走劇が今、幕を開ける―――!


新たな敵の存在が明らかになったコネクトワールド。今だ均衡状態にある最中、ゼウスが刀剣達を顕現させてしまう現象が起きてしまいました。そのうちの一振を近侍に迎え、サクヤも自分なりに世界について考えていくようになるのですが…。
はてさて、今回はどんな物語が彼女達を待ち受けているんでしょうかね。


<ルール>
『ラピストリア学園』 出典:pop'n music ラピストリア
『ラピストリア』という世界に存在する巨大な学園。世界自体はMZDが作成し、現在も『ラピス』に世界の管理を任せている。相変わらず理事長はジェイド、学園長はジェダイト。
今回使用するのは学び屋である学園エリアのみとなる。
学園エリアは円形の形をしており、3階建て。
エリア紹介 >>1





逃走時間:80分

賞金:48万(1秒100円)

ハンター:初期3体or4体(OPゲームの結果に基づき変更)

自首方法:『理科室』or『コンピュータールーム』にある自首用電話から自首する旨を電話する。


<参加者>

【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>2
ヨシオ
おとこマン
鉄男

【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>3
エフラム
エイリーク
リオン

【ダンガンロンパシリーズ】より (3人) 詳細>>4
朝日奈葵
澪田唯吹
茶柱転子

【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>5
ツキミ・ヨゾラ
オスクロル・ラス・カサス
レイン・ディアボルス

【ハイキュー!!】より (3人) 詳細>>6
及川徹
弧爪研磨
赤葦京治

【作者枠】 (3人) 詳細>>7
ヤード
konakun.
Ga.c=evo.

【逃走中#05 MVP】 (2人) 詳細>>8
イヤミ
キュベリア

計20名



◎AfterBreakTime

 ①『心機一転、新章開始』 >>9
 ②『刀剣の契約、それは―――』 >>21
 ③『拳は剣よりも強し』 >>31 >>34
 ④『秋風は優しくそよぐ』 >>46
 ⑤『ココロネとタマシイ』 >>52
 ⑥『彼女が青龍になった理由』 >>72 >>75
 ⑦『生命の輝きは強く、尊いものだ』 >>95
 ⑧『打ち上げパーティ』 >>138-140 >>144 >>147

 Extra『秋の夜長と花火と酒と』 >>150-155



○逃走中#CR07 シード枠争奪アンケート実施中! 
※締め切りました


○逃走中#CR07 次回参加者募集中!
※締め切りました
次回参加者 >>119
作者枠発表 >>133

※『お手伝い』として参加してくださる方向けの案内※
※締め切りました



以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。

Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.79 )
日時: 2020/10/26 18:07
名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)

ユマです。やはり573でしたか。

リピカ「ネタ発言だがキュベリアも573HITしてた一撃はチート級なのさ...それとユマ」

ー基本的にユマの場合は...

属性問題は原作があるなら基盤にした上でやってますね。某大乱闘も含めて。元がああいう輩なので何かしら原因があってそうなってもおかしくない、って感じです。

使用ジャンルの都合で基本は曲げてはいけないと思うモノが色々と多いので...ただ属性付与上手くいっている自信は無いし貴方含めて何かしら言われたとしても覚悟してます。

*失礼、ここからは本題

まずはSPハンター...えげつないですな。一時的にとはいえハンターが追加される様なモノだからこそ恐怖タイムがよぉ...何かしらのSPハンターかー、ふむふむなるほどー。

そしてドラマは...えええっ!?大ピンチじゃないかい!!電子ロックでドアが開かない上、部屋の中には爆弾...5人が無事なら良いのですが...!

その対策の配信なのか不明だが次ミッションは賞金リセット阻止と来ましたか。単純に逃げ切りを優先するならばどうすれば...悩みどころなのですがドラマの事もあるからねえ...

ここからは別な話題モノですが、前々からの繰り返しとはいえサクヤさんが青龍の力と記憶をバックアップした存在でもう1人の青龍のバックアップ存在であるお兄様は火の力と感情しかバックアップしたのが無いから記憶喪失...

及び、昔の事情を説明して頂きありがとうございます。そりゃ世界1つぶっ壊しレベルなら力分断するか...出来ないなら誰も関与出来ないデスクトップのゴミ箱行きして忘れちゃうか完全消去はしますわ...ただそのゴミ箱行きからの後日談があり、刀剣達とエンカウントが問題だった訳か。

そして大典太...感情が無いわけじゃなさそうだし、当分精神的なケアが重要かと。無理は厳禁ですぞ。

では失礼します。

Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.80 )
日時: 2020/10/26 21:48
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: sNU/fhM0)

どうもです。灯焔です。
昨日のお話なんですが、ちょっと分かりにくかったと思うので一言で簡単に言いますと。

『他の人物が変に解釈したものを参考にしてキャラ付けするのって、それ本当にそのキャラでやる必要ある?原作と向き合ってないよね?』ということと、
『何故他の人物の解釈に流される必要がある?』ということですね。

対抗したいが為に原作のキャラを著しく曲げる様な真似をする…『キャラ属性』を無理やりつけるならば、そういう特徴を持ったオリジナルキャラを作ってみてはいかがでしょうか。

結論:版権キャラに泥を塗るような真似はやめましょう。



>>柊 様

こちらでは初めましてです。灯焔と申します。コメントありがとうございます。
あら、全部読んでいただけていたみたいで!嬉しいです~、重ね重ねありがとうございます!

むらびとくん喋らないので、その分仕草の描写を頑張った次第です。可愛いと思っていただけて、彼も感無量だと思っているはずです!
今回は光世さんの他に、前田くんと大包平が登場。天下五剣をライバル視しているみたいです。もし三日月さんと鉢合ったら大変なことになりそうです←

そうですね。ミッション①の裏の狙いはそこにもあると思います。もしそれがOKであれば、位置情報が知られて捕まってしまった澪田さんのような悲劇も防げたのでしょうが…。悪用防止の方が優先されたのでしょう。
三日月だけでなく、恐らく天下五剣全員が政府が原因で人間を信じられていないんじゃないかな。各々抱いている感情は違いますが、本部との交流を通じてそのわだかまりも消していってもらえればいいのですが…。

ミッション②もギリギリでしたがクリアしました。今回の舞台のジャンルが『ポップンミュージック』だったので、見つけるべき数字もそれになぞらえてみました。少しかじった経験のある逃走者なら、2つ目の数字が共有された時点で気付いた人もいるかもしれませんね。
おそ松の真意が分からない限り、弟達との和解も悪魔からの解放も無いと思って良さそうです。ここはカラ松達がおそ松にどう向き合うか、も大事になって来そうですね。
粟田口の兄弟達もそうですが、現時点で顕現していない刀剣の行方も不明なものが多い…。みんな無事でいてくれることを願います。
鬼丸さんは…。うーん。ここだけの話ですが、もしかしたら高そうな酒持ってどこかで現れるかもしれませんね。

スペシャルハンター出現。この辺りから確保のペースが早くなっています。ミッション③が開始してから既に4名も確保されています。賞金リセットが迫る中、及川さんはスペシャルハンターから逃れることが出来るのか…?!
ミッション③の数字、本当にタイムリーです。まさか連続で私の好きなシリーズから来るなんて思ってませんでした。『降り立つ日』=『リリース日』と考えてみれば数字が導けるかもしれない…?
光世さん、主にいらぬ心配かけたくないんでしょうね。唯でさえ大包平の件で落ち込んで心配させちゃってますし。ちょっとは近侍として役に立ちたいと思ったのでしょう。
サクヤの判断で表情を失いましたが…光世さんは彼女の柔らかな表情を見てみたいと思っているようです。もしかしたら、彼との出会いで『既に』…?

鉄男さんいいですよね!THE・働く男という感じで好きです。譜面は相性悪いみたいですが…。



>>おろさん 様

どうもです。コメントありがとうございます。
花火大会。いつ行われるかは分かりません。ゲーム後かもしれませんね。お楽しみに。
メフィストの行方に関しても、今後の回で分かってくるのではないでしょうか…。


そして、結構無理難題な質問を投げたにも関わらず、ご回答本当にありがとうございます。
おろさん様の作品は『魔導書』というオリジナリティに溢れる設定もあるし、不思議を解決する回の描写は丁寧でとても好きです。だからこそ、『キャラ属性』がいらぬ邪魔をしているのではないかと思い問うた次第です。

私も6年ほど前に別シリーズで逃走中を執筆しておりまして、その時に『○○組』と呼ばれる、所謂キャラ属性が逃走中でも蔓延っていたのを目の当たりにしているので分かります。というか、過去作のシリーズで属性キャラを執筆していたくらいですからね…。今はキャラクターに失礼な描写が多すぎて見るのも億劫なんですが。

おろさん様程の文才とアイデア力があるというのに、他の作者様の設定に引っ張られて、原作と向かい合わずに『キャラ属性』という全く関係ないもので終わらせてしまうのは非常に勿体ないと思っておりまして。影響の大きいものに飛び付くのは簡単ですが、作品の質を落としてしまうと個人的に思っているんですよね。

他の作者様の作品を拝見し、『書きたい』という思いで執筆を始めるのは誰にでもあることです。ですが…『その二次創作作品のキャラの設定を参考にして』キャラ付けをするとキャラクターにもその原作にも失礼に当たると思うんですよね。

今一度考えてみましょう。
自分のキャラ付けしたその版権キャラは『版権キャラの皮を被ったオリジナルキャラクター』と化してしまっていませんか?



返信を受けての私の気持ちは以上となります。ご気分を害されたら申し訳ありません。
これからも#CRシリーズをどうかよろしくお願いいたしますね。



>>YUMA 様

どうもです。コメントありがとうございます。
逃走者の中にも察していた人はいたかもしれません。ですが、間違えたら何が起こるか分からない以上確実性を取った方が私は良いと思います。

某大乱闘ゲーも、その参戦する『元』のゲームがあるわけですよ。プレイできない環境にあったとしても、その原作を調べる努力くらいしましょうよ、ってことですね。
スマブラで根付いたイメージ、全く以て原作とかけ離れていることが多いですからね。スマブラはキャラクターを知るきっかけにはいいと思いますが、そこで終わってしまっては下記の例のように間違ったイメージのまま創作始めちゃう、なーんてこともありますからね。
(一人称が『俺』のロイ(スマブラDXでも『僕』だったのに…)、腹黒い性格のマルスやネス(2人共優しく分け隔てなく接するタイプなのに…)、肉にしか興味が無いアイク(確かにお肉は好物だけど、それにしか目が無いわけじゃないのに…)、不参戦がきっかけでネタにされ続けるクロム(主人公なのに…)等)

描写上手い作者さんはそんなものに頼らなくても良い作品書けると思うんですけどね。勿体ないしキャラクターに失礼だと思っています。


今回のスペシャルハンターは各々特徴があります。朝日奈さん『だけ』追わなかったり、及川『だけ』を執拗に狙ったり。普通のハンターならそんなことしませんもんね。
ドラマで何が起こっているか逃走者には知らされていない為、5人が閉じ込められていることは実際に音楽室に向かわないと分かりません。そういう意味でもミッション③は参加した方が得、ということです。

バックアップとかそういう話ではなく、サクヤとアクラルは元々『一柱の神様』だったのです。龍神、とも呼ばれていた程ですので…世界を滅ぼしてしまえるほどだった。それを恐れた神々によって時の狭間に捨てられ…そして、天下五剣と出会った。

サクヤの感情ですが、実は大典太と出会った時に『既に』…?かもしませんね。

Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.81 )
日時: 2020/10/26 22:00
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: sNU/fhM0)

【35:21】





~校舎エリア 1F~





及川「(思った通り…!このスペシャルハンターの正体が岩ちゃんなら、ぜーったいに俺を見つけたら俺以外追わないと思った。それなら35分まで俺が引き付ければいいもんね!)」


ハンターIW「…………!!」



 図書室を飛び出した及川は階段に向かって一直線!少しでも他の逃走者から遠ざける為…と、階段から2階に上がった方が逃げる範囲を広げられると思ったからでした。
 仮に35分まで逃げることが出来たとしても、及川では鍵を開くことは無理でしょうからね。

 ハンターの走力と及川の走力はほぼ同じくらい。他のハンターに挟み撃ちにならなければ、充分に撒ける距離です。





及川「(体感的にあと15秒…!それまでになんとか2階に上がらないと)」





 階段まで走る及川!追いかけるスペシャルハンター!果たして彼らの運命は―――?!














【35:10】





~校舎エリア 1F 階段~





及川「(よし!一気に!)」



 止まっている暇はありません!及川、そのまま全速力で階段を駆け上がる!





ハンターIW「…………!!」





 ハンターも駆け上がる!果たして及川は撒くことが出来るのでしょうか…?








【35:05】





及川「あと、5秒!」


ハンターIW「…………!!」





【35:04】








【35:03】








【35:02】








【35:01】
















































【35:00】





ハンターIW「…………」


ハンターOO「…………」


ハンターHT「…………」



















~校舎エリア 2F 教室2-A内~





及川「あぁ…ぜぇ…。もう…追いかけてきてないよね…?」



 35分を経過した為、ハンターの動きが停止しました。一応追いかけてきていないか、出入り口からちらりと頭を出し廊下を見回します。……先程まで追いかけてきていたハンターの影は、ありませんでした。
 お見事です。有言実行ですね!



及川「あと10分で謎解きと手帳の中身の解読だよね~…。間に合うかなぁ」



 ぼそっと、そんなことを呟く及川。現在総力を挙げてミッションクリアに励んでいます。仲間を信じてあげてくださいね!








ピリリ ピリリ








konakun.「『35分を経過した為、スペシャルハンター3体が起動を停止した。エリア内にいるハンターは3体となる。』 スペシャルハンターの脅威は去ったみたいだねー」

Ga.「後は牢獄の返事待ちだけど…。分かる人がいることに賭けるしかないな。一応レインとイヤミも呼び戻そう」

konakun.「僕イヤミに連絡するから、じーくんはレインさん呼んでくれないかな?」

Ga.「適材適所、だよな!任せて!」



 図書室では謎解きの返信を待っている一同。イヤミとレインも呼び戻し、4人で解決の為乗り出します。
















【34:31】





~牢獄ルーム~





ツキミ「うーん…。文面的にわたしがいるジャンルの人はみんな分からないかな~?」

赤葦「『4桁の数字』だから、日付を指しているのはほぼ間違いないと思う。そこまでは及川さん辺りが目星付けてそうではありますけど」

研磨「ヒントの前の鍵…。あんまり時間かけたくないよね」

澪田「エイリークちゃんとリオンちゃんが何か思い出せそうって今2人で相談中なんで、それ待ちっすね!」



 一方、Ga.からメールを受けた牢獄ルーム。キュベリアは牢獄の隅で既に爆睡中、おとこマンはこれまた隅で腹筋を続けている為彼らを除いた9人でその文面を読んでいました。
 エイリークとリオンがピンと来たのか、どうにかして思い出してくれると相談を始めました。どうやら今はそれ待ちのようですね。



ヤード「しかし、まさかヒントを得る為に謎解きをする必要があったとはなぁ。これ、謎解きして鍵を開けてもまた『謎解き』パターンはないのかよ?」

茶柱「時間が長いので、それ普通にあり得るんですよね…。コードの色が一発で分かればいいんですが」

ヨシオ「ここで牢獄の知恵を借りるくらいでござるから、鍵の謎よりは簡単な謎であってほしいでござるね…」



 そう。ネックなのは鍵を外しても『手帳の中に謎が入っている』可能性があるということ。鍵開けに時間をかけてはなりませんね。
 牢獄ルームの面々が思い思いに言葉を並べる中、エイリークとリオンはこの文字の意味が何を表しているのかを話し合っていました。



エイリーク「この文面…。何か引っかかるのです。私も経験したことがあると思うのですが…」

リオン「『英雄王』ってのは恐らくマルス王子のことだから、彼に関わることだよね。それと、エイリークが共通して経験していること…。英雄総選挙とか?
    エイリーク、来年は入賞できるといいね…」

エイリーク「私はそれよりも、来年は風花雪月だけの入賞にならないことを祈りたいです…」

リオン「来年のライバルがベレス殿…ベルナデッタ殿…全部風花雪月だね」

エイリーク「マルス王子も、恐らく票が流れてくるベレト殿、それからユーリス殿。まだ実装されていないフェリクス殿にも注目していくと思われます。…リオン、違います。英雄総選挙ではありません!」

リオン「ご、ごめん。つい…。日付を求める問題…。『開く力』は、アスク王国の王族が使える力の筈だったよね?……あっ」

エイリーク「リオン、何か分かったのですか?」

リオン「エイリーク、君この前新しい衣装を伝書ふくろうから貰ったんだよね?それって『どの国が想像された衣装』なんだい?」

エイリーク「……あっ。私も分かりました!引っかかっていたのはそういうことだったのですね!私が見に纏ったのは『妖精の国アルフ』の衣装です。可愛くて、たまに今でも着ているんですよ。ふふふ」

リオン「最近マルス王子、アスク王国の衣装が届くって話してくれたよね。もしかしたらそれが『届く月と日』を4桁で表せばいいのかも!」

エイリーク「ならば、答えはあの数字ですね!すぐに赤葦殿に連絡しましょう!」






【32:16】





 2人、どうやら答えを導き出せたようです!すぐにメールの返信をしてもらう為、赤葦に話しかけます。何故自分達でやらないのか、って?#FE以外は中世の剣と魔法がひしめくファンタジーですよ。メールを素早く打てるはずがありません。だから、操作に慣れている他人に頼んだ方が早いと判断したのです。



エイリーク「赤葦殿!数字が分かりましたので、すぐに返信をお願いしたいのですが」

赤葦「分かった。2分30秒くらい待たせちゃったのは罪悪感あるけど…後は何とかしてくれるのを祈るしかないね。その4桁の数字だけ教えて。すぐ返すから」

リオン「分かったよ。その数字は…」




 リオンから数字を聞いた赤葦はすぐにGa.にメールを返信します。ミッション③終了まで残り7分。手帳の中身が何なのか、果たして難しい謎解きが続いていますのか。逃走者はどうなる…?

Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.82 )
日時: 2020/10/27 22:38
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: sNU/fhM0)

【31:55】





~校舎エリア 1F 図書室~





Ga.「―――あっ。返って来た」

レイン「マジかよ。で、何て書いてあるんだ」

Ga.「焦るな焦るな。今メール開くから」



 図書室で物陰に隠れながらメールの返信を待っていた4人。不意にGa.のスマホが鳴ったことで、牢獄ルームから反応があったことに気付きます。
 素早く自分のスマホを取り出し、文を読み始めるGa.。3人も彼に近付き画面を見ます。



------------------------

赤葦です。エイリークとリオンの代筆です。
4桁の鍵は『1110』だそうです。『開く力』はアスク王国のこと。『英雄王』はマルス王子のことを指しています。
つまり、この文面は『アスク王国の衣装をマルス王子が身に纏う日付』…。つまり、メタ的に言うと『神装英雄のマルスが実装される日付』を答えればいいんだ。
…神装英雄のくだりは本当にメタだから流して。とにかく、これが答えで間違いない。ミッションクリア目指して、頑張ってください。

赤葦京治

------------------------



konakun.「FEに関連する問題だったんだねー。…それならエフラムが到着するの待った方が良かったんじゃない?」

イヤミ「でもハンターに追われてくるの遅れてたらこっちが被害被ったザンス!これで良かったんザンスよ!」

Ga.「エフラムのことは今はいいよ。鍵の番号が分かったなら早速鍵を解かないとな!レイン、やって!」

レイン「は?!なんで俺がやんなきゃなんねーんだよ?!」

Ga.「レインが一番手先器用だからに決まってるけど」

レイン「そんな理由で俺をこき使うな!ったく。どこのクソ天使だよ…。仕方ねーな!」

konakun.「何だかんだ言って最終的にやってくれる辺り、実はツンデレだったりする?」

イヤミ「口は嫌そうだったけど大して嫌そうな反応してなかったザンスね」

レイン「うるせー!!」



 なんとGa.、鍵の開錠役にレインを指名。まぁこの4人でいったら一番器用なのは彼ですからね。嫌だと反応を見せるも、本当に嫌がってはいなかったのかあっさりやってくれることに。
 そうと決まったら即行動。レインはすぐに手帳の置いてある机まで向かいました。



レイン「あっと…確か…。『1110』だったよな。これをこうして……」



 指を動かし、鍵の数字を正しい番号に移動させるレイン。流石は家事スキル一級品の悪魔。
 大して時間もかけずに、あっさりと鍵を外してしまいました。



レイン「オイ。鍵外れたぞ」

konakun.「流石ー。で、中には何があるんだろうねー」

イヤミ「謎解きじゃないと良いザンスね…」

Ga.「いや、多分素直にヒントは書いてないぞ…。経験上」



 集めた後、レインは表紙を開きます。そこには…こんなメモが張り付けてありました。



『写真の人物達に共通する『色』が、時限装置を停止させるコードだ』



Ga.「写真の人物『達』…?1人じゃないってことか」

konakun.「本当だ。写真貼ってあるね」



 konakun.がメモが張り付けられた表紙の次のページを指差します。そこには『エフラム』と『エイリーク』の顔写真が1枚ずつ貼り付けられてました。



イヤミ「シェ!この2人だけじゃないザンス!」

レイン「色、か…」



 ページをめくってみると、左のページには『茶柱転子』と『及川徹』の顔写真。右のページには『konakun.』とキュベリアの顔写真が貼ってありました。



Ga.「この6人に共通する『色』を導き出せってことだよな?うーん…」

レイン「そもそも装置とやらのコードの色が何なのかが分からなきゃ、何色か導き出せねーだろ」



 確かにレインの言う事は一理あります。装置のコードが5本あるのは分かっていますが、それが何色なのか分からないことには導き出すのも苦難の道、というわけですね。
 どうしようか、と思っているその時…。人だかりに近付いてくる影が。その正体は―――。


























朝日奈「おーい!みんなでうなってどうしたのさー!」

konakun.「あ、朝日奈さんだ」

イヤミ「手帳は開くことが出来たザンスが、『ヒント』の中身が解けないザンス…」

朝日奈「ヒントが謎解きだったんだね…」

レイン「いーや、ヒントもその前も謎解きだ。ったく、時間が長いと思ったら二段構えだったんだよ。クソがっ」

Ga.「朝日奈さん、これ見て何か分からない?」



 やってきたのは朝日奈さん。遅れての合流になりますね。彼女にも考えて貰おうと手帳を見せるGa.でしたが、返ってきたのは首を傾げる仕草だけ。思い当たる節が思い付かないようです。



朝日奈「うーーん…。ごめん、あたしにもちょっと心当たりないなー」

イヤミ「八方塞がりザンスーーー!!」

Ga.「どうにかして『時限装置のコードの色』が分かったら一歩進めそうなんだけどなぁ…」

朝日奈「……ん?それならオスクロルさんに聞けば分かるかもしれないよ?」

イヤミ「オイ、どういうことだよ?」



 『時限装置』という言葉を聞いた瞬間、朝日奈さんははっとした顔をしてそう言いました。そうですね、オスクロルと鉄男が先行して音楽室まで向かっています!
 そのことを聞いたGa.は、朝日奈さんにオスクロルに連絡して貰うよう頼みました。



朝日奈「分かった!すぐ連絡するからちょっと待って!」

konakun.「(とは言うものの、もう30分切ってるんだよなぁ…。この謎解き急がないと、何もかもが間に合わなくなってしまうよ)」



 朝日奈が連絡している間、こっそりとkonakun.はスマホで時間を確認。タイマーには残りの逃走時間が示されていました。





【29:38】





konakun.「(でも、朝日奈さんがオスクロルさんを音楽室に行かせたのなら…。それはファインプレーだったかも。辿り着いていることを祈るしかないけど)」




 朝日奈さん、オスクロルが出てくれることを祈ります。
 果たしてミッション③の行方はどうなる…?残り5分を切りました。佳境です。

Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.83 )
日時: 2020/10/28 22:03
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: sNU/fhM0)

【29:32】





~校舎エリア 2F 音楽室~





鉄男「これが『時限装置』って奴かい?」

天海「そうです。何かの力が働いてて、俺達には解除が出来なくて…。逃走者の皆さんは出入りが出来るっぽいので、申し訳ありませんがコードを切ってくれませんか?」

及川「ふんふん。コードは確かに5本。それぞれ違う色だね…。これは『間違った色のコードを切っちゃいけない』ってことになるのかな?」

木兎「そーゆーことだと思うぜ!でも、まさか及川がミッションに積極的だとは思わなかったな!あかーしが残ってれば参加してるんだろ?」

及川「梟谷のセッターくんは捕まったよ?」

木兎「え?!」

西谷「そこに驚くとこじゃないんですよ…。で、切るコードの色は分かったんですか?」

オスクロル「それが、ですね。その切るコードのヒントを朝日奈さんが今探しに行っているんですけど…。あ、誰かから電話。……朝日奈さんです!ちょっと出ますね」

及川「スイマーちゃんの声が聞こえるようにスピーカーにしてね」



 音楽室へと到着していたオスクロル。道中で鉄男と追いかけてきた及川とも合流していたようですね。中で閉じ込められている5人と遭遇します。5人はびっくり。そりゃそうです。自分達が外に出られないのに廊下から逃走者が侵入してきたんですもの。
 それで『出られるんじゃないか』と東条さんが発案し、出ようと試行錯誤しても何も成果がありません。出入りできるのはあくまで『逃走者だけ』ってことですね。



アクラル『つーか、逃走者が出入り…じゃなくて扉すり抜けられてるのも俺とサクヤのお陰なんだからな!感謝しろよな!』

ニア『あら…?透過魔術の研究を手伝えと、私に仰ったのはどこの誰、でしたっけ…?』

アカギ『…俺、魔力に自信ないのに駆り出された…』

アクラル『……だーーっ!!うるせー!研究したからこそ今役に立ってんだろ!貶すより俺の知識を敬えコラー!!』

アカギ『……早く帰って来てサクヤ…』



 あらら。アクラルご立腹。サクヤ帰還までの間にちゃんとGMの役目は果たしてくださいねー。
 それはともかく、時限装置の場所を教えて貰い3人は確認します。確かに爆弾のような装置にタイマーが貼り付けられており、カウントダウンを繰り返しています。それに繋がっているのは5色のコード。これのうち、正しい色のコードを切ればミッション③クリアです。



及川「コードの色は『赤』『ピンク』『水色』『紫』『白』だね。青や緑、黄色がないのが不自然だ…」

鉄男「この色、どっかで聞かれたような気がするんだけどなー…。何だったかなー」

オスクロル「……はい。はい。オスクロルです。今スピーカーにしますので、少し待っててくださいね」



 オスクロルが朝日奈さんらしき人物と連絡をしています。そのまま彼女は自分のスマホの設定をスピーカーにし、時限装置の隣のスペースに置きました。



朝日奈『あっ、みんな聞こえてる!朝日奈だよ!』

及川「うんうん、聞こえてるー。それで?なんで魔王ちゃんの元に電話してきたのさ」

レイン『その言い方うざってえな…。それはともかく、だ。ヒント分かったから教えてーんだが、中身が謎解きで俺達全く分かんねーんだよ』

鉄男「謎解き?」

Ga.『そうなんだよ。手帳には『写真の人物達に共通する『色』が、時限装置を停止させるコードだ』ってメモが貼り付けてあって。手帳には6人の逃走者の写真が貼り付けてあった』

オスクロル「写真…ですか?」

イヤミ『困っていたら、そこの赤いジャージのが『オスクロルさんに聞けば色が分かるかも!』って言ったザンス。だから、コードの色を聞きたいザンス』

及川「ふ~ん。コードの色は『赤』『ピンク』『水色』『紫』『白』だよ。そっちも写真が貼り付けてあった逃走者の名前、言ってくれるかな?そうすれば答えが見えてくるかもしれないよね」

konakun.『分かった。時間もないし手短に話すね。手帳に貼ってあった写真に写ってた逃走者は―――『エフラムさん』『エイリークさん』『茶柱さん』『及川さん』『僕』『キュベリアさん』の6人だよ』
























【27:43】





~校舎エリア 1F 図書室~





Ga./及川「あっ。分かった」

朝日奈「分かった?!Ga.さん分かったの?!」

及川『成程。そういうことだったんだね~。切るべきコードの色は……『水色』だ』

イヤミ「シェ?!どういうことザンス?!」



 双方の情報が出揃ったところで、Ga.と及川が同時に声を発します。どうやら法則性に気付いたようですね!
 及川の言葉と同じ考えなのか、Ga.はうんうんと頷いています。



Ga.「この写真に写っている逃走者の『ココロネの色』を切ればよかったんだよ。ほら、ゲームの前に聞かれただろ」

レイン「あ?なんかゲームが始まる前に受けた変な検査のアレかよ」

オスクロル『け、検査…。まぁ間違ってはいないと思うのですけれど…。そう考えると、全員ココロネの色が『水色』の逃走者ですね』

konakun.「成程成程ー。理解が出来た」

鉄男『そんじゃ、さっさとあの装置の『水色のコード』を切れば賞金リセットは阻止できるんだな!』

及川『時間もないし、他に部屋から出られない人いるみたいだしちゃっちゃと仕事は果たすね~。それじゃ☆』

オスクロル『あっ!及川さん、勝手に通話を切っては―――』



 ぷつん。賑やかだったスマホが静かになりました。全く、人のスマホなんですけどね。及川の行動はともかく、答えが出揃った今図書室にたむろっている理由はありません。
 前回『ココロネの色』が大事になってくると視聴者の皆様だけにお伝えしましたが、これもその1つだったという訳ですね。



レイン「そんじゃ、さっさとずらかるか。こんなカビくせー所にいたら身体がなまっちまう」

Ga.「ハンターと喧嘩するなよ?」

レイン「ゲームが終わったら喧嘩するくらい良いだろ」

Ga.「喧嘩すな!!!相手はアンドロイドなんだぞ?!」

イヤミ「血気盛んザンスね…」

konakun.「青春だねー」

朝日奈「青春かなぁ?」



 図書室から出る為に、と我先に足を逃走者が出したその時でした。










































ハンターRE『…………!!』





ダッダッダッダッダ!!!!!





 5人の背後にハンターが迫っています!図書室の本棚のせいでハンターが視認できていない5人!気付かないと逃げ遅れるぞー!!


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