二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria
- 日時: 2020/11/26 22:09
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: okMbZHAS)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1552
どうもです、灯焔です。
マイペースに6回目の開催を迎えた逃走中#CR06。前回、ゼウスの力で刀が顕現したり天界が大変なことになっていたことが発覚したりとまた新たな天界に巻き込まれそうな予感がするコネクトワールド。
今回の舞台は、ポップンワールドとは別の世界に位置する『ラピストリア』という世界にある学園『ラピストリア学園』。音楽が溢れる学園を舞台に、逃走者とハンターとの6回目の逃走劇が今、幕を開ける―――!
新たな敵の存在が明らかになったコネクトワールド。今だ均衡状態にある最中、ゼウスが刀剣達を顕現させてしまう現象が起きてしまいました。そのうちの一振を近侍に迎え、サクヤも自分なりに世界について考えていくようになるのですが…。
はてさて、今回はどんな物語が彼女達を待ち受けているんでしょうかね。
<ルール>
『ラピストリア学園』 出典:pop'n music ラピストリア
『ラピストリア』という世界に存在する巨大な学園。世界自体はMZDが作成し、現在も『ラピス』に世界の管理を任せている。相変わらず理事長はジェイド、学園長はジェダイト。
今回使用するのは学び屋である学園エリアのみとなる。
学園エリアは円形の形をしており、3階建て。
エリア紹介 >>1
逃走時間:80分
賞金:48万(1秒100円)
ハンター:初期3体or4体(OPゲームの結果に基づき変更)
自首方法:『理科室』or『コンピュータールーム』にある自首用電話から自首する旨を電話する。
<参加者>
【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>2
ヨシオ
おとこマン
鉄男
【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>3
エフラム
エイリーク
リオン
【ダンガンロンパシリーズ】より (3人) 詳細>>4
朝日奈葵
澪田唯吹
茶柱転子
【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>5
ツキミ・ヨゾラ
オスクロル・ラス・カサス
レイン・ディアボルス
【ハイキュー!!】より (3人) 詳細>>6
及川徹
弧爪研磨
赤葦京治
【作者枠】 (3人) 詳細>>7
ヤード
konakun.
Ga.c=evo.
【逃走中#05 MVP】 (2人) 詳細>>8
イヤミ
キュベリア
計20名
◎AfterBreakTime
①『心機一転、新章開始』 >>9
②『刀剣の契約、それは―――』 >>21
③『拳は剣よりも強し』 >>31 >>34
④『秋風は優しくそよぐ』 >>46
⑤『ココロネとタマシイ』 >>52
⑥『彼女が青龍になった理由』 >>72 >>75
⑦『生命の輝きは強く、尊いものだ』 >>95
⑧『打ち上げパーティ』 >>138-140 >>144 >>147
Extra『秋の夜長と花火と酒と』 >>150-155
○逃走中#CR07 シード枠争奪アンケート実施中!
※締め切りました
○逃走中#CR07 次回参加者募集中!
※締め切りました
次回参加者 >>119
作者枠発表 >>133
※『お手伝い』として参加してくださる方向けの案内※
※締め切りました
以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。
- Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.39 )
- 日時: 2020/10/10 22:01
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: jWLR8WQp)
【64:12】
~校舎エリア 3階 コンピュータールーム付近~
Ga.「なーんかさっきこの部屋で弐寺の筐体がちらっと見えたような気がするんだよな…」
ミッション①もつつがなく終了し、Ga.は3階を逃げていました。コンピュータールームに気になる物があったらしく、付近をうろうろしています。
『弐寺の筐体』。ラピストリア学園ですものね。弐寺の筐体があるならポップンの筐体もあるでしょう。もしかしたらBEMANIシリーズで遊べるかもしれません。
Ga.「ポップンバトル自体は出来ないのにポップン自体は出来るなんて不思議だよな。これも力が落ち着いてるからなのか?」
ポップ君消失事件なるものもありましたねー。皆様も知っての通り、現在は事件が解決している上ラピスがしっかりと世界を管理している為、音楽ゲームも普通に出来るようになっています。
Ga.、ちらりと仕切りからコンピュータールームを覗きます。ハンターがいないことをしっかり確認してからコンピュータールームに入ってみることにしました。
Ga.「おじゃましまーす…」
中は薄暗く、ゲームの筐体があるであろう場所だけがピカピカと光っています。Ga.は早速弐寺の筐体まで近づいてみることに。
……途中誰かの視線を感じたGa.ですが、周りを見回してみても誰もいません。ま、まさかハンター?!少し不安になりながらも弐寺の筐体までたどり着きました。しかし、画面の前に陣取っていた物体が。彼は一瞬で気付きました。そいつにガン見されていたのだと。
(^ω^)
Ga.「…………」
(^ω^)<ヤァ!
Ga.「………ぎゃああああああああ?!?!?!?!」
で、出たぁぁぁぁ?!現れたぞ狂気の顔文字!キッチー!前回は灼熱くんに何もかも任せてサボってたアイツじゃないですか!
ということは!彼もいますね!konakun.は今別の場所を逃げていますが!
(×>ヮ<)<ニャモー。ジークンダ!ジークンダ!
Ga.「konakun.さんとこのトモダチ!……なんでここにいるの?」
キュベリア「うるせーぞー。お前の声でハンターに見つかったらどうすんだよ…」
Ga.「キュベリア、まさか今の今まで寝てたのか?」
キュベリア「悪いか(`・ω・´)」
Ga.「悪いわ!!!どうせお前のことだからミッション①完全に無視してここで寝てたんだろ!」
(^ω^)<キッチーモミマモッテタヨ!チョウキモチヨサソウニネテタヨ!
Ga.の叫び声に反応するかのように現れたキュベリア。目をこすりながらあくびをしています。ミッション①も当然彼女だけ未参加。通行手形を持っていません。
もしこの部屋が『タブー部屋』だった場合、部屋から出た瞬間に彼女の位置情報が知られてしまいますね。
キュベリア「なら好都合だろ。この部屋でずっと寝れるんだから。頑張らないで賞金が手に入るなんて最高じゃねーか」
Ga.「だから寝るな!!!」
(^ω^)<デモナー、キッチーナツカゼサンシカカレテナイカラ バリカンセッカクカイカエタノニウエテルンダヨ
Ga.「なんでじーくんの方を向いてそう言うのかな?」
(^ω^)<コナクンサンハトモダチガイヤダッテイウシ、ターゲットガオマエシカイナインダヨ
Ga.「じーくんの髪の毛はキッチーのおもちゃじゃありません!!!」
(×>ヮ<)<コナクンガマルガリニナルノハミタクナイ!
3回目の時にkonakun.を刈り損ね、4回目の時には夏風邪を刈ったのにもかかわらず。5回目何も出来なかったからキッチー飢えています。今すぐにでもGa.を刈りたそう。
ですが、一応今までの顛末を軽く知っているキュベリアが口を挟みます。
キュベリア「ちょいと待て。今までも作者を含む全員が確保されたら丸刈り決定だったんだろ?流石に飢えてるとはいえルール違反は駄目じゃねーの?」
(^ω^)<ソレモソウダナー。ジャ、オマエラゼンインツカマッタラジークンカルカラネ!
Ga.「何か勝手に宣言された。てか今までより不利じゃん俺?!」
キュベリア「私のステルススキルを甘く見るな。2回目と5回目なんて前半誰にも見つからず爆睡してたんだぞ」
Ga.「3回目」
キュベリア「…………。都合の悪い事は川に『流すな!!!』」
(×>ヮ<)<ダイジョウブダヨ!ニゲキレバイイモン!
Ga.「いや逃げ切るつもりではいるけどさ。捕まったら刈られるも同然じゃん…」
(^ω^)<カラレタクナカッタラ ニゲキルコトダネ!キッチーモオウエンシテルヨ!
Ga.「どの口が言うんだよ…」
ありゃりゃ。案の定今回のターゲットはGa.にされてしまいました。キュベリアとGa.が両方確保されればGa.の髪の毛はお陀仏です。今までと比べ、キュベリアがかなり不利な状況の今。彼女が自信満々に見つからないと豪語するもそれも不安。
そう。そのGa.の不安は的中することに…。実は―――。
ハンターRE「…………」
ハンターがコンピュータールームに入ってきていたー!!Ga.もキュベリアも気付いていません!これは確実にどちらかが捕まってしまいます!き、気付けーーー!!
Ga.「じーくんの髪の毛で遊ぼうとしないでください!」
(^ω^)<エーッ
Ga.「そもそもこんなところで丸刈りにされるわけには―――来たっ!!」
キュベリア「何が?」
Ga.「ハンターだよハンターっ!!早く逃げろって!!」
ハンターRE「…………!!」
Ga.とハンター、同タイミングで気付く!どちらかをターゲットに追いかけてきます!
ハンターが視界に捉えたのは―――。
ダッダッダッダッダ!!!!!
ROCK ON【CUBELIA】
ピーーーーーーーーーーーー
ハンターがターゲットに補足したのは反応が遅れたキュベリア!ゲームのライトである程度明るいとはいえ、部屋全体が薄暗い為視界が悪い!これは悪条件だ…!
既にGa.は隠れたのか彼女の周りにはいないようです。
キュベリア「くっそ…!あいつさっさと隠れやがって…!」
キュベリアも逃げ出すも既にハンターは彼女の背中を捉えていました…!
ポンッ
【61:55】
キュベリア 確保 残り16名
キュベリア「はぁ…。まぁいいや。牢獄で寝直そう…」
結局エリアでも牢獄でも爆睡することになりそうですね、これは。確保MVP、ここで散りました。
ピリリ ピリリ
Ga.「『キュベリア 確保 残り16名』 あっぶねー…。でもキュベリアには悪い事したなぁ…。じーくんの髪の毛もピンチだしなー」
イヤミ「シェ?!何やってるザンスか!!前回あんなに頑張ってたのに!!」
鉄男「まぁ…。あいつが序盤に捕まるのは…。なんか分かる」
konakun.「キッチーにでも邪魔されたかな?」
キュベリア、ここで確保…!ということは、Ga.が確保された瞬間キッチーの断髪式が執行されます。髪の毛を守る為にも逃走成功を目指してください!
次回、交流祭は続く。波乱のミッション②開始!
- 交流祭の進捗 ② ( No.40 )
- 日時: 2020/10/11 22:15
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: jWLR8WQp)
DTO達教師3人から交流祭の見回りを任された運営本部の学生達。
学園が広いので二手に分かれ、早速校内を周ることにしたのでした。
~校舎エリア 1F 出店~
罪木「ええと…。田中さん達のチームは2階と3階を周る予定なので、私達は1階を全て回ればよかったんですよね?」
黒尾「うん。それで良かったはずだ。まずは生徒達が一番多くいるであろう出店コーナーから回ろっか」
石丸「了解したぞ!しかし…同じ学校のグループで分けなくてよかったのかね?」
翔陽「おれ、罪木さんや石丸さんとも話してみたかったんで全然オッケーです!むしろこういう機会じゃないと中々話せないんで!」
黒尾「そういうこと。だから俺も木兎と別チームになったってワケ。あいつとつるむと終わりが見えねェからなー。楽しいから良いケド」
罪木「(それは赤葦さんが大変ですねぇ…)」
石丸くん、罪木さん、翔陽、黒尾の4人は1階エリアを見回っていました。現在は交流祭の『華』の1つである出店コーナーを歩いています。2つの学園の生徒が混ざっていますが、これも黒尾の策略なのだとか。
見回ることが仕事なのに翔陽は既に美味しそうな食べ物に釣られ、既に趣旨を忘れているような気がします。
黒尾「チビちゃん?俺達は出店の食べ物を買いに来たんじゃないんだよ?人も多いしまとまって動かないとはぐれるよー?」
翔陽「で、でも!美味しそうな匂いが…!おれ、お腹空いてきました…」
罪木「じゃあ、早く1階の見回りを終えてご飯にしましょう!ね、石丸さん!」
石丸「……いや。翔陽くん。見回りつつ店も見て行こう。食べたいものがあったら買っていいぞ」
翔陽「…え?いいんですか?!」
あら?石丸くんにしては珍しく柔軟な受け答えですね。これには罪木さんも黒尾も驚いた表情を隠せません。翔陽は出店の食べ物が食べられると大喜び。―――希望ヶ峰学園では絶対に出さなかった答え。何が彼を動かしたんでしょうか。
驚いた表情のまま黒尾は石丸くんに問います。
黒尾「まさか君からそんな言葉が出るとは思わなかった」
石丸「ん?何故だ?先生達からも『出店の食べ物は自由に買っていい』と言われているぞ!」
罪木「そ、それはそうですけど…。石丸さんのことだから『みっともない』とか怒ると思ったんですけどぉ…」
黒尾「俺も俺も。君、もうちょっと頭の固い子だと思ってたからサ。驚いたよ」
翔陽「見た目通りの堅物だったってわけですか…?」
…割と失礼な物言いをしている人物が何人かいましたが彼はぐっと抑えそれをスルー。『昔なら、な』と軽く付け加え、希望ヶ峰学園の暮らしが自分を変えたのだと答えてくれました。
3人と同じことを三日月も思っていたようで、柔軟な受け答えをする彼に話しかけます。
三日月『あなや。俺も3人と同じことを考えていたぞ。意外と堅物ではないのだな、主』
石丸「君もなのか…!だが、希望ヶ峰学園に入学する前の僕だったならばそう言っていただろうな。だが。希望ヶ峰学園に入学して、苗木くんや兄弟、不二咲くん。罪木くん、田中くん等沢山の人々との出会いを通じて…。本当に様々なことを学んだ。
学生として一番大切な勉強もそうだが、それ以上に『人生をどう生きるか』ということを教わったのだよ。あの学園からは。そして…コネクトワールドに僕達の世界が混ぜられてからもそうだ。サクヤさん達の手伝いを始めてから、同年代ではない人達と交流することも増えただろう?考え方が柔軟になるのも頷ける話さ」
黒尾「成程ねー。沢山の人と出会って、沢山の人の考え方を学んだ。だから、少し柔軟な考え方を覚えたってことか」
翔陽「それ、おれも分かる気がします。割と突っ走っちゃうタイプなので」
罪木「確かに石丸さんの言う事、分かりますぅ。希望ヶ峰学園に入ってから…。ずっと、自分に勇気が持ててなかったのが…。少しだけ、自信を持てるようになりましたから」
石丸くんの言葉に、自分も分かると翔陽と罪木さんが同意。みんな日々成長していると言う事ですね。
そんな彼らに思うことがあったのでしょうか。三日月はぽつぽつと言葉を続けていきます。
三日月『人というものは考え、成長する生き物だ。主もそれに違わず、日々成長を遂げているという訳だな。―――人間だけではなく、俺達『刀』もそうあらねばならないのだろうな…』
石丸「三日月くん…?」
三日月『俺達は人間の良さというものをほぼ分からぬまま離れ離れになった。俺はな?主のその純粋な心を知ることが出来ても、未だに他の人間を信じられずにいる。…裏に何か良くない感情を持っているのではないか、と勘繰ってしまうのだ』
石丸「…それは、『感情』がある生き物なら皆そうだと思うぞ。綺麗事だけでは世は渡ってはいけないからな」
三日月『理解はしている。分かっては、いるんだが…』
石丸「三日月くん。急に考えを改めるのははっきり言って無理だ。僕が正にそうだったのだからな!だが…。日々の生活の中で、きっと君にも『人を信じるきっかけ』が訪れるだろう。僕は君にその『きっかけ』を掴んでもらう手伝いがしたいのだ」
三日月『主…。本部の輩は皆癖が強くも良い奴ばかりだ。―――俺も、いつか。再び人の心を知れる時が来るのだろうか』
石丸「大丈夫だぞ!お喋り好きで僕より口が回るのだからな!君ならば…大丈夫だ」
三日月『主に言われるとなんだか説得力があるなぁ。…はっはっは。この『こうりゅうさい』とやらを通じて…何か掴めればいいんだがな』
三日月だけではないのですが、政府と蔵で起きたことが相当根深く刺さっているようで。未だ石丸くん以外の人間を疑いの目で見てしまうんだとか。そんなことをぽつりと吐いた三日月に、石丸くんは『少しずつ分かっていけばいい』とだけ、優しく返したのでした。
ふと目線を刀から離してみると、早速出店の方へ向かっている3人を見つけました。はぐれないようにと石丸くんもすぐ後を追いかけます。
黒尾「研磨もチビちゃんと出会って色々変わったよなー。バレーが人を『繋ぐ』ってあそこで1つハッキリしたもん俺」
翔陽「研磨、最低限の関わりしかもたなさそうですもんね」
黒尾「まーね?でも、チビちゃんがきっかけであいつは目標を持てた。だから、俺はチビちゃんに感謝もしてるんだよ?」
翔陽「え、感謝ですか?!」
罪木「人と人との繋がりが、未来を変えることもあるんですねぇ…」
そうですね。研磨も翔陽と仲良くなったのがきっかけで色々目標やらなにやら見えてきたんでしょうし。人生『繋がり』って案外侮れないもんです。
―――そんなことを話している最中、ふと自分達を呼ぶ声が聞こえてきました。振り向いてみると、そこには器をこちらに向けたお団子頭の少女が。
鈴花「見回りの人だよね!せっかくだからうちの具だくさんスープの味見してって欲しいなー!今回のは自信作なんだよ!」
翔陽「えっ?文化祭の定番って豚汁じゃないんですか?!」
鈴花「最初はそうしようと思ったんだけど、家中華料理屋だからねー。せっかくだから豚汁の要領で中華スープを出せば目立てるんじゃないかと思って!」
氷海「他にも沢山出店があるから、是非食べて行ってね」
不二咲「それじゃこっちも…。チョコバナナだよぉ」
石丸「不二咲くん!兄弟も!君達は出店をやっているのか!」
大和田「おう!不二咲に手伝ってくれって頼まれてな!兄弟は見回りか?兄弟らしいなぁ!頑張れよ!」
罪木「わぁ!美味しそうな食べ物ですぅ…。ソニアさん、この料理は何ですか?」
ソニア「我がノヴォセリック王国の故郷の味です!マンモス美味しいですよ、罪木さん!良かったらおひとつどうぞ!」
リエーフ「黒尾さーん!俺達の作った料理も食べて行ってくださいよー!」
黒尾「えーっ?リエーフのー?夜っ久んのならまだしもリエーフのー?」
夜久「こいつは売り子なだけで作ったのは俺なんだが?過大解釈するなリエーフ」
リエーフ「いてて!痛い!痛いですって夜久さん!!」
黒尾「そいつは失礼しました」
そうこうしているうちにあれよあれよと食べ物が次々と渡され…。これは見回りどころではないですね。4人で持っても両手が塞がる量です。
黒尾は石丸くんに小さく耳打ちし、少し休憩を取ってから見回りを続ける様提案しました。
石丸「それもそうだな。今から疲れてしまっては後に響いてしまう。休める時はしっかり休まないとな!」
翔陽「よーし!出店の食べ物全部食べつくすぞーーー!!」
罪木「珍しい食べ物がいっぱいで…。私、どれから食べようか迷いますよぉ」
黒尾「慌てるな。食べ物は逃げないから。どっか座れる場所探して落ち着いて食おうぜ」
三日月『主。俺は『わたあめ』という菓子を食べてみたいぞ』
石丸「よし。それでは後で個人的に……って、君は刀の姿だから食べられないだろう?!」
三日月『はっはっは。そうであったな。既に人の身を得た心意気でいた。それでは後の楽しみに取っておこう。約束だぞ、主よ』
石丸「約束って…。仕方がない」
4人の仲もちょっと深まったのかも?そんな気持ちを胸に、空いている席を探しに移動した一同なのでした。
------------------------
進捗が一旦切り替わると共に、『とある部屋』の扉のロックのタイマーが起動した!
アクラル「次のミッションもエリア関連だぜ!今回はスルーしたり失敗すると逃げ場所に困るもの多いよな」
サクヤ「交流祭、ですからね。室内なのでそれを生かしたミッションを考えねば。……大典太さん、元気出してください。あの地割れ程度で世界は壊れません」
大典太「いいんだ主…。どうせ俺なんて刀でも人の姿でも傷つけることしかできないんだ…」
アクラル「器用に隅で体育座りする大男なんてどうするんだよサクヤ…」
サクヤ「うーん…」
- Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.41 )
- 日時: 2020/10/11 22:25
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: jWLR8WQp)
【60:00】
ピリリ ピリリ
konakun.「通達だー。あっ、次のミッション来たみたいだね」
エフラム「『残り時間が50分を経過すると、各階の『教室』と名の付く部屋の扉が閉まってしまい、侵入不可になってしまう。』 …失敗するとエリアが縮小されるのか。隠れ場所が減るのは困るな」
レイン「『それを阻止する為には、残り時間50分までに『美術室』にある『扉封鎖阻止装置』に3桁の数字を入力する必要がある。』 3桁の数字だぁ?またみみっちぃことしないといけねーのかよ」
茶柱「『入手すべき数字は各階に1つずつ存在する。また、入力する時の数字の順番は順不同である。』 特に数字の法則性はないみたいですね」
Ga.「失敗すると地味にきついやつだよなこれ…。やらなきゃ」
リオン「学園の各階のどこかに1つずつあるのはいいけど、時間が10分しかないから手分けしないとね…。やってくれる人いるかなぁ」
続きましてのミッション②!早速参りましょう。
現在、ラピストリア学園の各回で入れる部屋の扉は開けっ放しになっています。しかし、残り時間50分を経過すると『教室』と名の付く部屋の扉が閉まってしまいます。つまり、入れなくなってしまう訳ですね。逃げられるエリアが減ってしまいます。
それを阻止する為には、残り時間50分までに『美術室』にある『扉封鎖阻止装置』に3桁の数字を入力する必要があります。入力すべき数字は各階に1つずつ存在するとのこと。逆に考えれば『1つの階に2つ以上の数字は存在しない』という訳になりますね。
ミッションの時間が内容にしては10分と短い為、逃走者同士の連携が大事になってきます。素早いクリアを目指す為にも、ここは手を取り合って参りましょう。
ミッション② 『エリア封鎖を阻止せよ!』
残り時間50分を経過すると、各階の『教室』と名の付く部屋の扉が閉まってしまい、侵入不可になってしまう。それを阻止する為には、残り時間50分までに『美術室』にある『扉封鎖阻止装置』に3桁の数字を入力する必要がある。入手すべき数字は各階に1つずつ存在する。数字の入力順は順不同。
オスクロル「逃げられる部屋が減るのは困ります!これは参加した方がいいですよね!」
朝日奈「よーし。あたしがばばーんと活躍して、いいところ見せちゃうもんね!」
鉄男「扉の構造も気になるが…。まずはミッションに参加しないことにはな」
ミッションに参加する逃走者…。
レイン「ちっ。やってられっか。俺は参加しねーぞ」
ヤード「逃げる部屋が少し減るだけだろ?…参加しなくても損害は少ないしいいんじゃねぇか?」
イヤミ「怖いから隠れてるザンス」
ミッションに参加しない逃走者…。
konakun.「とりあえず見かけたら参加するってことで。今は逃げるの中心でいいかなー。誘われたらやろうっと」
研磨「おれの走力で間に合うかどうか…。どうしようかな…」
参加を迷っている逃走者もいるようです。判断は逃走者自身に委ねられています。どうか後悔のない選択を!
【59:49】
~校舎エリア 1F~
リオン「勿論僕は参加するよ。ミッションを成功させないとみんなが迷惑しちゃうもんね…」
通行手形を手に入れ、そのまま1階を逃げていたリオン。ミッションの通知を受け参加を決意。彼にしても体力、走力共に自信が無い為、隠れられる部屋が減るのはデメリットが多すぎます。
ですが、多数の逃走者が同じ行動を取ってもロスになるだけ。どうしようかと考えていると、ふとチャットの通知音が。開いてみると、そこには意外な人物の名前が書かれてありました。
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及川:ミッション②に参加する予定のある人、今何階にいるか返信お願いします!何人いるかで俺どこに向かえばいいか考えたいからさ!
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チャットを送って来たのは及川。どうやら参加するようです。あら珍しい。それは置いといて、直ぐ返事を送信しようと文面を作るリオン。その間にもチャットは更新されていきます。
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及川:ミッション②に参加する予定のある人、今何階にいるか返信お願いします!何人いるかで俺どこに向かえばいいか考えたいからさ!
エフラム:2階にいるから、2階の数字を探しに行こうと思う
朝日奈:あ、あたしも2階!エフラムと合流して探すね!
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エフラムと朝日奈が2回を探すようです。リオンが返信を打ち終わったと同時に、また別の人物の返信も画面に写りました。
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及川:ミッション②に参加する予定のある人、今何階にいるか返信お願いします!何人いるかで俺どこに向かえばいいか考えたいからさ!
エフラム:2階にいるから、2階の数字を探しに行こうと思う
朝日奈:あ、あたしも2階!エフラムと合流して探すね!
リオン:1階にいるよ。だから、1階の数字を探すね
Ga.:3階にいます!3階の数字探します!
オスクロル:私も3階にいますので、3階の数字を探しますね
茶柱:転子は1階にいます。男死と探すのは嫌ですが、ここは割り切って1階探します
鉄男:2階にいるぜ!朝日奈とエフラムとは別行動で探すぜ!
ヨシオ:3階にいるでござる。オスクロル殿が見えたので追ってみるでござる
赤葦:1階にいます。すぐ探しましょう
及川:わわ、見てないうちにいっぱい返って来てる!じゃあ…俺2階近いから2階探すね!数字見つけたらすぐ『一斉メール』で送信して!チャットだと数字流れちゃう可能性あるから
赤葦:あと、『美術室』は2階にあるので…。数字の入力は2階の数字を探す方にお願いしても良いですか?
朝日奈:了解だよ!任せて!
------------------------
どうやら参加するメンバーがはっきりしてきたみたいです。まとめてみると…。
1階:リオン 茶柱転子 赤葦京治
2階:鉄男 エフラム 朝日奈葵 及川徹
3階:ヨシオ オスクロル Ga.c=evo.
こんな感じですね。結構ミッションに積極的な逃走者が多い印象です。
リオン「1階か…。時間もないし、早く移動しないと!」
リオンはスマホを仕舞い、人目のつかなさそうな場所を中心に探し始めました。さーて。数字探し開始です。
今迷っている逃走者も、参加してくれる選択をしてくれるといいのですが…。結局は逃走者に委ねられていますからね。どうなることやら。
- Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.42 )
- 日時: 2020/10/12 18:33
- 名前: junris (ID: 0llm6aBT)
どうも!junrisです。
これまでの話を見てきましたが…今回の逃走者が個性的な面々で驚きました…それと、交流会ですか…楽しそうですね。
以上で失礼します。
P.S. 歓迎会(前編)を更新しました!よかったら見に来てください!
- Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.43 )
- 日時: 2020/10/12 22:00
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: jWLR8WQp)
どうもです。灯焔です。
今年は本家の逃走中が沢山見れて嬉しいですね!次は新春、つまりお正月付近ですよ。楽しみですね~!
>>junris 様
どうもです。コメントありがとうございます。
ポッパーの端くれでもあるのでね。深く知っているジャンルは沢山のキャラを知ってもらいたいという思いがあります。今回の面子も『とある共通点』があるんですが、見つけられましたか?
理事長が発案の交流祭…。無事に終わるといいんですが…。
時間が取れましたらコメントをしに参りますね。
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