二次創作小説(新・総合)

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逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria
日時: 2020/11/26 22:09
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: okMbZHAS)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1552

どうもです、灯焔です。
マイペースに6回目の開催を迎えた逃走中#CR06。前回、ゼウスの力で刀が顕現したり天界が大変なことになっていたことが発覚したりとまた新たな天界に巻き込まれそうな予感がするコネクトワールド。
今回の舞台は、ポップンワールドとは別の世界に位置する『ラピストリア』という世界にある学園『ラピストリア学園』。音楽が溢れる学園を舞台に、逃走者とハンターとの6回目の逃走劇が今、幕を開ける―――!


新たな敵の存在が明らかになったコネクトワールド。今だ均衡状態にある最中、ゼウスが刀剣達を顕現させてしまう現象が起きてしまいました。そのうちの一振を近侍に迎え、サクヤも自分なりに世界について考えていくようになるのですが…。
はてさて、今回はどんな物語が彼女達を待ち受けているんでしょうかね。


<ルール>
『ラピストリア学園』 出典:pop'n music ラピストリア
『ラピストリア』という世界に存在する巨大な学園。世界自体はMZDが作成し、現在も『ラピス』に世界の管理を任せている。相変わらず理事長はジェイド、学園長はジェダイト。
今回使用するのは学び屋である学園エリアのみとなる。
学園エリアは円形の形をしており、3階建て。
エリア紹介 >>1





逃走時間:80分

賞金:48万(1秒100円)

ハンター:初期3体or4体(OPゲームの結果に基づき変更)

自首方法:『理科室』or『コンピュータールーム』にある自首用電話から自首する旨を電話する。


<参加者>

【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>2
ヨシオ
おとこマン
鉄男

【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>3
エフラム
エイリーク
リオン

【ダンガンロンパシリーズ】より (3人) 詳細>>4
朝日奈葵
澪田唯吹
茶柱転子

【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>5
ツキミ・ヨゾラ
オスクロル・ラス・カサス
レイン・ディアボルス

【ハイキュー!!】より (3人) 詳細>>6
及川徹
弧爪研磨
赤葦京治

【作者枠】 (3人) 詳細>>7
ヤード
konakun.
Ga.c=evo.

【逃走中#05 MVP】 (2人) 詳細>>8
イヤミ
キュベリア

計20名



◎AfterBreakTime

 ①『心機一転、新章開始』 >>9
 ②『刀剣の契約、それは―――』 >>21
 ③『拳は剣よりも強し』 >>31 >>34
 ④『秋風は優しくそよぐ』 >>46
 ⑤『ココロネとタマシイ』 >>52
 ⑥『彼女が青龍になった理由』 >>72 >>75
 ⑦『生命の輝きは強く、尊いものだ』 >>95
 ⑧『打ち上げパーティ』 >>138-140 >>144 >>147

 Extra『秋の夜長と花火と酒と』 >>150-155



○逃走中#CR07 シード枠争奪アンケート実施中! 
※締め切りました


○逃走中#CR07 次回参加者募集中!
※締め切りました
次回参加者 >>119
作者枠発表 >>133

※『お手伝い』として参加してくださる方向けの案内※
※締め切りました



以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。

打ち上げ ④ ( No.144 )
日時: 2020/11/19 22:33
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: LLmHEHg2)

 こうして、打ち上げパーティの片付けもつつがなく終了したその夜…。
 サクヤの私室にて、彼女と前田は話をしていました。おや、前田がどこか別の場所へ行こうとしているようですが…。何か事件でも発生したのでしょうか。



前田「そろそろ時間なので、僕はこれで」

サクヤ「はい。折角のお誘いなのですから、楽しんできてくださいませね」

前田「ありがとうございます!では、主君。いってきます!」



 サクヤがひらひらと手を振ったのと同時ににこっと笑顔になる前田。彼はそのままウキウキ気分で穴を通って本部まで去っていきました。
 それと入れ替わるように、穴から陰気な大男。大典太が私室へと現れました。彼は前田が嬉しそうに部屋を出て行ったことを不思議に思い、主に問いかけました。



大典太「主。前田はどこへ行ったんだ?随分と楽しそうだったが…」

サクヤ「ミミさんとニャミさんにパジャマパーティに誘われたそうです。年下の男の子なんて久しぶりですし、随分と彼女達張り切っておりましたよ?」

大典太「見た目は子供だがあいつも刀だ…。あの帽子を被った音の神と同じようなものだろう。……だが、前田は前田なりに楽しんでるんだな。ふふっ」

サクヤ「人の身だからこそ味わえることもあるというものですよ」



 そう返して、無意識に微笑んでいた大典太を見ます。彼、威圧的な顔をしているのに表情がとても優しいんですよね。普段滅多に笑わない彼の微笑みを見て、サクヤは目を少しだけ見開いたのでした。



サクヤ「大典太さん…。貴方、そんな風に笑うのですね。驚きました」

大典太「あんたが微笑むよりは珍しくないだろ…。どうせ俺は笑うのが似合わない、陰気でどんよりとした刀だよ…」

サクヤ「そこまでは言っていないのですが。……あ、そうです。大典太さんに少し試していただきたいことがございまして。すっかり忘れかけておりました」

大典太「……『試してほしい』こと?」



 ふとサクヤは何かを思い出したように両手をぱん、と1回叩き、大典太に試してほしいことがあると襖の向こうへと姿を消しました。
 不思議そうに襖を見続ける大典太をよそに、サクヤは2つの紙袋を持って襖から出てきました。



サクヤ「打ち上げ終了後、片付けの合間に異界の『本丸』とやらの調査を行っておりました。この紙袋に入っているものは、大典太さん用の『内番着』と『長襦袢』になります。サイズが合うか試していただきたいのです」

大典太「…………。あんた、まさかさっき宴の時に退室したのって…」

サクヤ「書類の片付けがてら、貴方と前田くんの服を取り寄せていたのですよ。ミミさんニャミさんに頼るのも手だったんですが、流石に貴方程身長が高いとサイズが合わなさそうだと判断したので…」



 そのままずい、と大典太に紙袋を突き出す彼女。一瞬固まった大典太でしたが、すぐに趣旨を理解しその紙袋を受け取りました。
 場所を入れ替わり、今度は大典太が紙袋の中身に着替える為襖の奥へ。―――閉める直前、襖の間から顔を覗かせて一言。



大典太「……開けないでくれよ」

サクヤ「開けませんよ」



 ぼそぼそとした声ではありましたが、彼が自分の意志を主張するようになったのは成長だと言えるでしょうね。
 大典太が襖を閉めそのまま数分待っていると、襖を静かに開ける音が。その向こうには、ジャージ姿になった大典太が立っていました。

 動きやすそうなネイビーのジャージを腰に巻き付け、両肩に白い花と波のような模様の入った黒いシャツを着ています。前髪は邪魔だったのか、中に入っていたヘアバンドでまとめているみたいですね。
 両目が見えたとはいえ陰気な雰囲気が全く払えていない大典太。これはもう生まれつきという事なのでしょうかね。

 じーっと自らを見つめるサクヤを不安そうに見る大典太。同じ姿勢をしばらく続けていた彼女は、小さく2回頷き言葉を発したのでした。



サクヤ「きつくはないですか?緩んでたりは…」

大典太「……不思議とサイズがぴったりだ。違和感もない」

サクヤ「それなら良かったです」

大典太「もう1つの方にも着替えたい。……少し待っててくれ」



 そう言った後、再度大典太は襖を閉め今度は長襦袢の方に着替え始めました。あ、勘違いする視聴者の方がいらっしゃる為先回りして言ってしまいますと、『軽装』ではないですよ。
 その間にサクヤは顎に手を当て大典太の服についての考察を始めました。



サクヤ「(個体差はあると思いますが、もしかしたらどの『刀剣男士』とやらも体格は同じなのでしょうか?ならば、前田くんのものも一緒に購入して正解だったという事ですね)」



 まぁ前田の分はミミニャミ辺りが張り切って用意しそうではありますが、彼結構可愛らしい顔立ちしてますんでね。女の子っぽくコーディネートされてしまってもおかしくはありません。
 そう考えると、サクヤの判断はある意味では間違っていなかったことになります。コネクトワールドならではの前田も見たかった気持ちも天の声にはございますが。
 
 そのまままた数分待っていると、再度襖を静かに開ける音が。向こうには、就寝用の着物に着替えた大典太の姿がありました。

 長襦袢は落ち着いた藍色をしており、大典太の黒い髪とマッチしています。足元には白い花のデザインが。桔梗の柄でしょうか。彼も髪を結う必要はないだろう、とハーフアップにしていた髪型を全部下ろしていますね。
 大典太はその長襦袢の裾を掌ですりすりと触っています。気に入ったんでしょうか。

 サクヤがじっと見つめて来るのは分かっていたので、今度はサクヤのいる部屋に移動し襖を閉める彼。そして、こう口にしたのでした。



大典太「……生地が良い、というかこれは。中々好きな触り心地だ…」

サクヤ「急いで通販で買ったので、材質を見ていなかったのですが…。少し触らせていただいても?」

大典太「構わない。……通販だったのか」

サクヤ「服屋さんに向かっている時間が無かったのですよ…。あ、通販といってもミミさんとニャミさんが良く利用しているお店だそうなので安心してくださいませ」

大典太「俺はそういった心配をしているんじゃないんだが…」



 大典太に許可を取り、彼女も長襦袢の裾を掌で触ってみます。どうやら急いでいたようで材質もなにも確認しないで購入したようで。……それでよくサイズ間違い起こしませんでしたね。
 長襦袢は絹のような滑らかな材質で、触り心地がとてもいい。確かに大典太が『好きだ』と言えるのも頷ける気がします。



大典太「それに…足元の花……。桔梗、か?とても好きな模様だ…」

サクヤ「ふふ、喜んでいただけて何よりです。こんなに喜んでいただけるなら、少し期日を送らせてゆっくり吟味するべきでしたね」



 口角が少し上がった大典太を見て、口元に手を添えてくすくすと笑うサクヤ。……あれれ~?感情を渡した彼女、何故か微笑んでいます。その表情を見た大典太は驚きました。まさか彼女がこんな顔をするなんて、と。
 しばらく固まっていると、不思議そうにサクヤが彼の顔を覗いてきました。その表情はいつも通り人形のように変わりません。



サクヤ「どうしたのですか?私の顔に何か付いてます?」

大典太「……いや、いや。何でもない…。気にしないでくれ」

サクヤ「そう言われると余計に気になるのですが…。まぁいいでしょう。問うても言ってくれなさそうですし」

大典太「…………」



 考えを見抜かれたくないのかふっと目を逸らす大典太。190cmの大男、中々可愛いところがあります。そんな彼をものともせず、彼女も襖の奥へ。どうやら自分の長襦袢に着替える模様。
 襖が閉まっている間に、大典太は押し入れから就寝用の布団を取り出し用意を始めます。机を片付け、刀を刀置き場に立てかけ…。2人分の布団を敷き終えたところで、サクヤが襖から出てきました。



サクヤ「およ、布団を敷いて下さったのですか?ありがとうございます」

大典太「あぁ。これくらい近侍なんだから当然だろう…。……あんたの着物は俺のように触り心地は良くないんだな」

サクヤ「私の着ているものは麻の材質ですからね。大典太さんに買ったものよりは材質が荒くて当然です」



 サクヤは青い法被のような着物ではなく、パステルブルーの長襦袢を着ていました。大典太が思わず裾を触ると、どうも自分のものよりも触り心地が悪い。
 訪ねてみると、彼女は『麻の材質だからじゃないか』と答えました。あ、これ自分のは適当で他人のはちゃんと見繕うタイプだ。サクヤが自分で『お洒落には無頓着』と言ったのが何となく理解できました。

 そんなことを言っている間にも夜は更けてきます。そろそろ寝ないと明日に響きますよ。



サクヤ「明日も朝から調査の仕事が入っていますし、そろそろ休みましょう。おやすみなさい、大典太さん」

大典太「……あぁ。おやすみ」



 各々布団に潜り、1人と1振は安らかな夢の世界へ旅立って行ったのでした……。

















 ―――の、ですが。









大典太「眠れない…」



 隣ですぅすぅ寝息を立てているサクヤとは対照的に、大典太は中々眠れずにいました。
 彼は先程彼女が微笑んだ顔が忘れられずにいました。ジンベエの商店で『自分はアクラルに感情を渡した』のにも関わらず、自分の長襦袢姿を気に入る姿を見て微笑んだ…。どうも、彼女のことが腑に落ちず眠りに付けなかったのです。

 そのまま、睡魔が来るまで彼は天井を見ながら少し考えることにしました。



大典太「(……主は、『感情を全て渡した』と言っていた。だが…先程主は微笑んだ。俺の見間違いでなければ、だが…。
     主は完全にあの朱雀の兄に感情を渡したのか。それとも…『主自体の新しい感情が生まれている』のか…)」



 目を閉じ、静かにそのことについて考えます。しかし……サクヤと再会してまだ日が浅い為、どう考えても答えを導き出すことは出来ませんでした。
 しかし、サクヤがあの時微笑んだのは事実。表情の無かった彼女に、『変化』が訪れているのは確実でした。



大典太「(……答えは未だ見つからない。だが…俺が今すべきことは……。近侍として、主を支えること、だ。それが『仮の主従関係』だったとしても。
     ―――俺なんかが『本来の契約』を求めることは出来ない。きっと俺も、この霊力で主を壊してしまう。……なら、仮のままでいい。俺が、主を支えなければ。今は……俺が『近侍』なのだから)」



 ……大典太も三日月同様、この大会でサクヤと行動したことにより気持ちに変化が起きていました。こんな置物である自分にも優しく接してくれたこと。そして頼ってくれたこと。その行動が、彼の気持ちを少しずつ変えていました。
 そしてまた、彼も思っていました。『自分の霊力でいつか彼女を壊してしまう』と。ならば『仮の近侍』でいい、と。奥底にある、お互いに言い出せない恐怖。今はまだ、サクヤも大典太もそれに向き合えずにいました。

 ―――しばらくぼうっと考えていると、ふと視界がとろんとふやけてきます。ああ、やっと睡魔が来てくれたのか。彼はぼんやりとした頭の中でそう考えていました。
 数刻後。眠りについた彼の口から、静かな吐息が聞こえてきたのは言うまでもありません。




 こうして、とある運営本部の6回目の大会は幕を閉じたのでした……。

Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.145 )
日時: 2020/11/20 15:18
名前: Ga.c=evo. ◆/3YY/mapGo (ID: g8fOXsqd)

どうも!Ga.です!

ネコミミ顔文字達がめっちゃ可愛いがすぎる……キッチーに関しては本家の方にもつけてあげたい(?)

ジェイドの発言や運営を覗き見事件でこの一連の出来事がコネクトワールドじゃない異世界からの侵略の可能性が出てきたのは……逃走中に毎回コネクトワールドを襲おうとしてくるのかが気になるところです……ヴィルさんがなんか不吉な言葉を……


本当ならオリキャラの野尾さんを派遣したかった(このネタ忘れてそうだけど)ですけど、版権キャラのみってことなのでじーくんらしいキャラを"クレアたそ以外"で選んでみました!

その前にじーくんの世界観である異世界ストリート(Multiple Dimensions Skyscraper)の軽く説明をば(古の言い回し)……

まず管理者というものが何万人かいて、その管理者は幾つもの世界が纏まった世界群をそれぞれ個別で管理してます。
世界群はどれも最初は同一のもの(というかトイコン……じゃなくてシュレーディンガーの猫状態)だけど管理者の興味等によって個性がついていく、(管理者が注視している世界ほど管理者と親しくなったり細かい状況が見えていったりする)

普通は異世界との交流とかは無い。理由としては、通常の世界は""ヴェール""というもので覆われていて、それぞれの世界同士の認識を不可能にしているため。(多少例外もある、また管理者の力によって無理やり破ることも可能。)

ただ管理者ガフィルの世界は突然複数の世界(しかも比較的はっきりとした世界ばかり)のヴェールが破れ落ちてしまい("スポイラー"とも呼ばれ他にも被害者は数十人いるが理由は未だに不明)、世界群に混乱を巻き起こした。

とりわけ被害が大きく、異世界に対する色々な人間の認識によって生まれた魔獣("ヴェールの怪物"だったり"ノエマ"と言われてたりする)がガフィルの世界群を襲った。それに対処するためにガフィルは各世界の英雄、そして管理者の分身であるエイリアス(Ga.などを指す)(先天的にエイリアスだった者(例:闇の王子(黒ノ須カシス))や後発的にエイリアスとなった者(例:eYcia.)、作られた者も居る)数十人と共に立ち向かって行った。

大敵を退け、何とか世界群の危機は回避出来たものの、様々な世界でちょくちょく魔獣が大量発生したり、異世界の悪者がタッグを組んだりしたりと大変なことになったので各世界に異世界への交通機関、そして異世界交流や世界間の経済の中心となる都市世界"異世界ストリート"を創り出し、大量発生した魔獣や悪党を倒したり異常事態やその他の小さい事件を解決する職業の"冒険家"を置き、異世界ストリートに本部、各世界に支部を置いた。
(またこの前後に管理者ガフィルが失踪(関連性は不明だがGa.がGa.c=evo.に名前が変更している)、エイリアス達とGa.c=evo.の"妹"のGe.c=evo.(一応代表はGa.c=evo.とした)が代わりに統治することになり、エイリアス達の総意をまとめる機関、"c=evo議会"を結成することとなった。)

これが奏功し、スポイラー現象は現在も続いてるがだいぶ被害は抑えられ、異世界や他の世界群との交流も経済も活発になったが一部の管理者からは「世界の住民がやることは不安定で強い管理者が管理すべき」との意見も、たまに過激な管理者がこちらに攻めてくる場合もあるが今のところ"地の利"(他人の世界群に行く場合能力や戦闘力がかなり制限される)で退けている。

すいませんバックボーン説明だけで長くなりすぎました……


①【名前】ミレイユ・ラーナー(ミレイユ)

②出典:白猫プロジェクト

③一人称/二人称:あたし/○○さん/○○ちゃん

④スペック:基本は原作通りだが、前述の世界観説明の通り様々な世界に冒険家として出向いている。
白魔法だけではなく外科的な応急処置や、灸を据えて(ヨシュアと女性限定)人を癒すこともある。

⑤サンプルボイス:
「ミレイユです!よろしくお願いします!」
「大丈夫!」
「あたしの力でみんなを守ります!」
「お兄ちゃんがいないからちょっぴり寂しいかな……」
「え、えーっ!?」

⑥備考:本人の話では無いですけど、じーくんがミレイユを呼ぶ際はミレイユたそ〜♡とは言わずにミレイユ〜♡と呼びます。

①【名前】メタルマリオ(メタマリ)

②出典:マリオシリーズ(スーパーマリオ64)

③一人称/二人称:メタルマリオ(メッタルマーリオ)/○○サン

④スペック:元々がマリオのパワーアップなのでそもそも別個体な時点でイレギュラー。
キノコ王国に落ちてきた隕石が何故か銀のマリオの像で、ピーチ城に飾っていたら突然動き出してキノコ王国で騒動になった。
礼儀正しく紳士的で社交的。マリオに比べると大人しめな性格。竹を割ったような性格でキノコ王国の住民からも信頼を得た。
口調はステレオタイプの"カタコトの日本語を喋る外国人"みたいな感じ。
体重はコレでも120kg程度、だがその重さを感じさせないくらいのマリオ同様の身のこなしを見せる。
何故か全身金属なのに汗をかくし、スタミナはあるが疲れる。食事しないとお腹が空くし、一般的な食品を食べるし、肌触りはやわらかい、精密検査してみると人間のパーツを真似している。機械系統が得意。メタルは弾けない。
マリオファイナルのメタル版なオリジナル技、メタルファイナルを取得していて

⑤サンプルボイス:
「メッタルマーリオデス!ヨロシクオ願シマース!」
「オーイエス!」
「ココハ任セテクダサーイ!」
「ハンターハイツ見テモクールデースネ!」
「イツカハスマブラニメッタルマーリオモ……妄想シテマーシタ。」

⑥備考:漢字と記号以外全てカタカナです。デスとマスには必ず伸ばし棒が入ります。

大変遅くなりましたがこちらでよろしくお願いします!

Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.146 )
日時: 2020/11/20 21:57
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: LLmHEHg2)

どうもです。灯焔です。
伝承マルス様のアクキが発売決定したり、罪木さんが第五人格に参戦が決定したり、ポップンのプレミアムコントローラーがお高くて悶えていたりと本日だけでも色々とダイレクトアタックを受けております。まぁ、第五人格やってないので罪木ちゃんが違うゲームにお出かけできるだけでも大喜びなんですが。流石ロンパ10周年、ずっと追ってきて良かったぜ。

……で、グレンアルニドルブラム2人目の朗報はいつ届くんですか?



>>Ga.c=evo. 様

どうもです。コメントありがとうございます!
本家は本家の親に言ってあげてください…。うちはあくまでも分家よ(^ω^)
ご丁寧に世界観の説明もありがとうございますー!版権キャラは受け付けました。ご応募ありがとうございます。
ミレイユちゃんにメッタルマリオさんですね。了解しました。

野尾さんとバーエイルは流石にチートすぎるので駄目です() 申し訳ありません。オリジナルキャラを親しいからと1人ありにしてしまうと、キリが無くなってしまうのでね…。

打ち上げ ⑤ ( No.147 )
日時: 2020/11/20 22:04
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: LLmHEHg2)

 ―――翌日。運営本部ではいつも通り、もう一つの仕事である『世界の調査』に各々赴いていました。
 そんな中、メインサーバに現れる1つの『影』。その場にいたグレンとクレアに用があるようですね。一体どんな用事なんでしょうか。



クレア「温泉旅行?」

ニア「はい。先程『セオリ』と名乗る可愛らしいお嬢様が本部の方に訪問成されてきまして。貴方様がたにこれを渡してほしいと預かったのです」

グレン「紙…?」



 2人で話をしていたところに近付いてきたのは『玄武』ニアでした。知ってる人は知っているかもしれませんが、彼女その正体は『這い寄る混沌』なんですよね。そうそう、悪戯という名の非日常が大好きな混沌の邪神です。
 そんな彼女が2人に『セオリから』と5枚のチケットを渡してきました。あらら、何の心づもりでしょうか。
 2人がよくよくその紙を見てみると、そこには『アオイの島 一泊二日温泉旅行』と書かれています。紙の形状からチケットでしょうか。

 不思議そうにチケットを見つめている2人に、サクヤと大典太、彼らを手伝っていたチタが合流します。



サクヤ「およ。皆さんで集まって何事ですか?」

クレア「サクヤさん!実はですね、ニアさんからこのようなチケットをいただきまして…」

サクヤ「どれどれ…。『アオイの島 一泊二日温泉旅行』?」

大典太「……温泉、か。俺が刀として封じられていた時代からあったかもしれん…」

ニア「ふふ?先程セオリ様からいただいたのですよ。『運営本部の皆さんでどうですか』と。ここは土地柄慣れている方に行っていただいた方がよろしいと思って、声をかけたまでですわ」

サクヤ「アオイの島……。確か次回の逃走中のアポイントメントを取った場所ですね。そんな場所にセオリさんから旅行のお誘い、ですか」

チタ「アオイの島って、温泉チョー気持ちいいトコでしょ?!ねぇねぇチャングレ、オレいきたーい!いこいこ!いこいこいこ!バイブスあげてこ!!」

グレン「最後のは関係ないと思うのだが…。しかし、仕事を放って行ってしまっても良いものか…」



 『アオイの島』と言葉を聞いた瞬間、チタの目が輝き出しグレンに『行こう!行こう!』とおねだりを始めました。確かにこの島、以前から温泉の名所とも言われる程に有名な場所。そんなところを逃走エリアにしてしまう本部も本部ですが、確かに一度は行ってみたい場所であります。
 ……しかし、グレンは首を傾げたまま。どうやら自分達だけ楽しむ旅行に行ってしまっていいものか、と考えていたようです。
 そのことを伝えると、サクヤは少し考えた後こう彼に言ったのでした。



サクヤ「現地調査、監視という意味合いも含めてですが…。今回起きたことも踏まえ、現地に何人か行っていただく選択肢は充分ありかと思いまして。今回の場合は学園長の罠にまんまと嵌ってしまった感じもありますが…。
    それでも、折角のお誘いなのですから。無下にする必要はないのでは?」

グレン「し、しかし…」

大典太「……それに、島の主が直々に『来てほしい』と言っているのならば…。行ってやるのが礼儀というものではないか?」

グレン「うーむ…」



 サクヤと大典太の助言を受けてもまだ首をかしげているグレン。そんな彼に、クレアも自分の意見を告げたのでした。



クレア「あのっ。グレンさん、最近働きづめで休まれていないのでは?」

グレン「君から見て、私はそういう風に見えているのか?クレア殿」

クレア「そうですよ!自分で出来ないことまで1人でやろうとして、いっつもチタさんに止められてるの見てるんですからね私。それも踏まえて、グレンさんには休養が必要だと思います!ねっ、チタさん!」

チタ「そーだそーだ!チャングレ、この際ちょっと休み貰ってリフレッシュした方がいいよ!そうした方がもしかしたらパッと思い出せるものもあるかもしれないし!」

サクヤ「クレアさんとチタさんもこう言っている訳ですし、行ってみてはどうですか?グレンさん。何か新しい発見があるかもしれませんよ」

グレン「そう、なのか…?―――確かに、私の記憶を取り戻すきっかけになるのならば……それに越したことは無い。
    ……分かった。行ってみるとしよう。『温泉旅行』」

クレア/チタ『イエーーーイ!!!』



 グレンが頷いてそんな言葉を漏らすと、クレアとチタは傍でハイタッチ。彼と一緒に行けることを嬉しく思っているようです。
 そのままチタはルーファスとシェリルに声をかけにメインサーバを去りました。その間にクレアは彼に語りかけます。



クレア「グレンさんのことですから、『私のことは気にしなくていいからみんなで行ってきたらどうだ』と言うと思いましたもん!一緒に行けて私、嬉しいです!
    それにルーントレインにも温泉車両を増やそうと思っていまして…。その調査もしたかったんですよね~。ほら、列車って揺れるのでお湯が跳ねてしまえば意味がありませんし」

グレン「成程。確かに…それはそうだな」

クレア「夜空を見ながら温泉に入る!なんてロマンチックなんでしょうか~♪ グレンさんも温泉に入って気分転換しましょう!」

グレン「そうだな。気分転換も、いいかもしれないな…。それではサクヤ殿、大典太殿。一旦失礼する」

サクヤ「はい。当日は楽しんでらっしゃいませ」



 意気揚々のクレア、早速ニアからチケットを受け取りグレンを連れてチタを追いかけにメインサーバを去ったのでした。
 その姿を優しく微笑みながら見守るニア……でしたが、その笑顔がどうも『違和感がある』としか、サクヤには思えませんでした。
 それに気付いているんだか気付いていないんだか、張り付いた微笑みのままサクヤに向き直ります。



ニア「あら、サクヤ。どうかされまして?」

サクヤ「……ニア。その張り付いた顔…。彼らやセオリさんを使って何か企んではいませんよね?」

大典太「主?どうしたんだ…?」

ニア「あら、心外ですわ…?貴方様なら私が『どういうもの』を好むのか分かっていらっしゃると思っていましたのに。それに、あのチケットはセオリ様本人が持ってこられたのです。私がそれを利用するとでも思いまして…?」

サクヤ「その笑顔の裏で何を考えているのか、私には考えもつきませんが…。―――ニア。くれぐれも『人道にあるまじきこと』を彼らに押し付けるのはやめていただけませんか」

ニア「……ふふ?では貴方様もあの地へ行ってみてはどうですか…?私が何を考えているか、あの地で『何が』起ころうとしているのか。少しは分かると思います、わ?」

大典太「……あんた、あの島で何か起きるのか知っているのか?」

ニア「えぇ。天下五剣様も付喪神なのでしょう…?ならば、あの地へ行って御覧なさい?
   ―――私が『何を求めているのか』ハッキリと分かります、わ。……ですが、くれぐれも私の邪魔はしないでくださいまし、ね?
   もしかしたら……可愛らしい『貴方様がたの絆ごと、手折ってしまいそう』になりますので……」

サクヤ「…………」



 どうやらサクヤ、ニアが何か企んでいるかもしれないと不穏に思っていたようです。それを指摘されたニアは、その微笑みを崩さないままに『アオイの島で何かが起こるかもしれないから行ってみたらどうだ』と発破をかけてきたのです。
 警戒を緩まないサクヤと、目の前の女が何を言っているか理解が出来ない大典太。彼を守るように手を伸ばしたサクヤに、ニアは『勘違いなさらないで』とその手を優しく自分の手に重ねたのでした。



ニア「あら、勘違いをさせてしまいましたわね?ふふ、申し訳ございませんわ…。私、貴方様がたのその儚い絆……とても好みに思っていますのよ。
   ですから、こうして助言をしているまでです。私と貴方は同じ『四神』同士。どうか敵意を向けないでくださいまし、ね……?」

サクヤ「どの口が言うのですか。私はどうなっても構いませんが、大典太さんを傷付けるおつもりなら…。いくら四神だとしても私は貴方を斬ります」

大典太「主…」

ニア「いいえ?私はお2人を傷付けるつもりなんて毛頭ございません、わ?それに彼を傷付けたら、貴方以外にも斬りつけられそうですもの。痛いのは嫌いなのです…。
   ……さて。お喋りはそろそろここまでにしませんと、ね?私、待たせている方がございますの…。それでは、これにて失礼いたしますわ…」



 そう言って、ニアは自分の指でサクヤの手の甲をすり、となぞってからメインサーバを去っていきました。『待たせている人がいる』とのことですが…。今は追わないでおきましょう。
 それにしても、邪神だからなのか不気味ですよねニア。先程の言葉が効いたのか、目線を下げている大典太に彼女は優しく声をかけたのでした。



サクヤ「大典太さん。彼女は元々そういう方なのです。どうか怖がらないでください…」

大典太「あ、あぁ…。『四神』とは、確かあんたの仲間で『この世界の柱』だった筈だ。……そんな奴が別の柱を壊そうと行動するのかと、思ってな…」

サクヤ「ですが、本部に合流してから相当色々溜まっているでしょうし…。何か仕出かすかもしれないという可能性は考えていたのです。
    ―――大典太さん、無理を承知でお願いがあるのですが…。聞いていただけますか?」

大典太「……何だ?」



 そう言った彼女の表情は真面目そのもの。緩い話ではないことを大典太は察知。そのまま静かに頷くと、彼女は丁寧に頼みたいことの説明を始めました。



サクヤ「次回、私はあの島に赴くつもりです。その関係で兄貴に全てのGMを次回代わってもらおうと思っているのですが…。大典太さん。前田くんと共に、アオイの島まで向かってほしいのです」

大典太「……それは構わないが。先程の玄武に言われたことが引っかかっているのか?」

サクヤ「それもあります。ただ…。妙なのです。ニアが何も考えずグレンさん達にチケットを渡したのか。彼女が彼らを『非日常』に落とそうとしているのなら、もっと分かりにくく策を練るはずです。彼女は『ニャルラトホテプ』なのですから。
    しかし、彼女は直接『セオリから貰った』と話しています。―――彼女の考えていることは未だはっきりとは読めませんが…。彼女のこととは別に、嫌な予感がするんです」

大典太「嫌な予感、か…。俺はその島に行ったことが無いから分からんが…。前田も連れて行くという事は、最悪相当厄介なことになる可能性がある、と考えても良いんだろうな」

サクヤ「はい。そのつもりでいてください。次回の逃走中のアポイントメントを取ってしまった以上、大会を別の場所で開催するわけには参りません。ニアの動向を探りつつ、彼女の裏にある『何か』……。見つけたいと思っています」



 サクヤは不穏に思っていました。『邪神』―――。はっきり言ってしまいますと、ニアの正体は『玄武』であり『ニャルラトホテプ』です。
 そんな彼女がわざとらしくサクヤ達に『アオイの島に行ってみればいい』と言うでしょうか?彼女が事の元凶ならば、もっと影に潜んで動くはず…と、サクヤは考えていたのでした。その結果、ニアは既に『アオイの島』に忍び寄る『影』について何か手掛かりを掴んでいるのではないか、と。彼女はそれを利用しようとしているのではないか、と。グレン達を『温泉旅行』へ誘ったのは、その計画の一端なのではないか、と。
 それを確かめる為にも、彼女の近侍である大典太、そして彼女の刀である前田に協力を申し出ていたのでした。
 サクヤの真剣な表情に、大典太は素直に小さく頷きます。近侍である以上、彼女の命に従わないという選択肢はありません。



大典太「……こんな置物で良ければ好きに使ってくれ。今はあんたの近侍なんだからな…」

サクヤ「今は置物ではありませんし、私がご老人から託されてからは置物として扱っていませんのでご安心ください。しっかり武器として、近侍として。私の背中を守ってください。大典太さん。
    それと……。くれぐれもこのことは内密に。大っぴらにして、もし我々の勘違いであった場合面倒なことになりますので」

大典太「…………」

サクヤ「大典太さん?」

大典太「……あ、あぁ。分かっているさ。前田以外には伝えない。あんたも兄以外には喋るつもりはないんだろう?」

サクヤ「はい。そのつもりです。兄貴には『現地調査』としてみんなに伝えてくれとお願いするつもりです。口は上手いので、兄貴は。きっと上手く誤魔化してくれるはずです」



 サクヤの言葉が胸に突き刺さっていました。確かに彼女に拾われてから、置物扱いをされた記憶が無い。自分の刀身が数珠丸や三日月と比べ短いのもあるのでしょうが、確かに彼女は大典太を『武器』として、顕現してからは『近侍』として扱っていました。
 ……彼の心にじんわりと暖かいものが。その正体は分かりませんでしたが。彼は『それ』に心地よさを感じていたんだとか。



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 一難去ってまた一難?!今度は運営本部側から面倒なことが発足しそうな予感。あれ?ニアが動き出すってことは『クトゥルフ』っぽくなっちゃうんですか?なるんですか?もしかして他の神格も出てきちゃうんですかー?!
 不穏に思ったサクヤは大典太、前田と実際にエリアに顔を出すことを決意。アクラルのGMの裁量を見定めるいいきっかけにもなりますしね。はてさて、どうなることやら。
 ……そういえば、5回目の時にメフィストと消えたおそ松。彼、一体どこにいるんでしょうか。早いところカラ松達と仲直りしてほしいところではありますが…。

 それでは皆様、次回の逃走中でお会いいたしましょう!Adieu!


逃走中#CR06 ~Welcome to Lapistoria~ THE END.

NEXT⇒ 逃走中#CR07 ~白猫温泉物語 混沌編~





 ―――Adieu、する前に。今回もありますよExtra編!
 ジンベエが言っていた『花火大会』。そこに行くまでにサクヤ達は『とある世界』との邂逅と、『とある男』との再会を果たします。
 それでは、彼女達が廻ったお話を一緒に見ていきましょう…。

Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.148 )
日時: 2020/11/21 19:23
名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)

ユマです。感想遅れて申し訳ない。

あの後の打ち上げと後日談...神よニャンコは歌うとノリノリになりますぞー。

及び...またまた参加でございますか...お、恐ろしやユマの運...とにかくリベンジ狙って頑張りますぞ!

そして刀剣達の心情絡みのエピローグと次回の温泉の件...え。ニア氏の発言は今後の展開邪神系エイリアンの干渉ありの案件?(汗)

と、とにかく特別編含めて更新お待ちしてます!((((;゚Д゚)))))))


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