二次創作小説(新・総合)

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逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編【完結】
日時: 2021/01/21 23:08
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 6..SoyUU)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1611

どうもです、灯焔です。
のらりくらりと7回目の開催を迎えた逃走中#CR07。ニアの不穏な言葉の裏でグレン達5人は温泉旅行へと旅立つ。彼女の言っていた言葉の真意、そして裏でうごめいている『もう1つの物語』にも遂に決着の火蓋が…?
今回の舞台は、白猫プロジェクトより『アオイの島』。温泉事業で有名な四季折々の景色が見える島を舞台に、逃走者とハンターとの7回目の逃走劇が今、幕を開ける―――!


※注意※
 ・登場するキャラクターは全て履修済みの作品からの出典です。かつ基本的な性格、口調等は原作準拠を心掛けております。が、表記上分かり易くする為キャラ崩壊にならない程度の改変を入れております。
 ・原作の設定が薄いキャラクター等、一部の登場人物に関しては自作設定を盛り込んでおります。苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。
 ・誤字、脱字、展開の強引さ等ございますが温かい目でお見守りの方をよろしくお願いいたします。



<ルール>
【逃走エリア】
『アオイの島』 出典:白猫プロジェクト
和風な景色が広がる、情緒豊かな島。
四季のルーンの力によって、変化にとんだ風景を楽しませてくれる。
今回逃走エリアに使用するのは、天守閣周りの『温泉街エリア』と呼ばれる場所となる。
エリア紹介 >>1




逃走時間:85分

賞金:51万(1秒100円)

ハンター:初期3体or4体(OPゲームの結果に基づき変更)

自首方法:『侍の寄合所』にいる侍に『自首届』を記載し、小判を1枚添付した状態で提出する。


<参加者>

【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>2
ウーノ
アン
クアトロ

【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>3
アルフォンス
シャロン
アンナ

【ダンガンロンパシリーズ】より (3人) 詳細>>4
大和田紋土
弐大猫丸
獄原ゴン太

【スーパーマリオシリーズ】より (3人) 詳細>>5
ワリオ
ヨッシー
ドンキーコング

【光神話 パルテナの鏡】より (3人) 詳細>>6
ピット
パルテナ
ブラックピット

【作者枠】 (3人) 詳細>>7
junris
YUMA


【逃走中#06 MVP】 (2人) 詳細>>8
及川徹
エフラム

計20名



◎AfterBreakTime

 ①『非日常は唐突に訪れる』 >>9
 ②『香る赤い松の気配』 >>26
 ③『溝を乗り越える勇気を持って』 >>36
 ④『魔族と神と人間の関係』 >>47
 ⑤『鳥をも落とす霊刀でも』 >>53
 ⑥『支配から手を伸ばせ!』 >>68
 ⑦『神と邪神は紙一重』 >>71
 ⑧『立ち向かえ!悪魔の手の元に』 >>76
 ⑨『松の絆は永遠に』 >>83
 ⑩『理は人知を超えて』 >>90
 ⑪『打ち上げ』 >>112-113 >>116-118



○逃走中#CR09 シード枠争奪アンケート実施中!
※締め切りました
結果発表 >>99


○逃走中#CR08 MVP投票受付中!
※締め切りました
次回参加者 >>103
MVP発表 >>111


以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。

ABT⑥『支配から手を伸ばせ!』 ( No.68 )
日時: 2020/12/29 22:48
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 5VHpYoUr)

サクヤ、大典太と別れおそ松を探す松野家の三つ子。
やっとの思いで彼を見つけますが、やはり会話は難しいのでしょうか…?

------------------------



~城下町・外れ~



チョロ松「十四松!おそ松兄さんの匂いまだ嗅げる?!」

十四松「だいじょーぶ!匂いは途切れてませんで!あっちに続いてる!」

カラ松「あの先は…。随分寂れているなぁ。こんなに賑やかな島なのに、こんなところがあるとはな」



 おそ松を追いかけていた松野家の三つ子。十四松の優秀な嗅覚を頼りに、彼を探します。くんくんと彼が鼻を鳴らし指を指したのは、『観光名所』とは言えない寂れた風景。カラ松はその寂しげな街並みに、心が少しだけ痛むのを覚えました。
 しかし、この先におそ松がいることは明白。どんな危険があろうとも、彼を助ける為にはこの先へと進まねばなりません。



チョロ松「…どうしたんだよカラ松。もしかして怖くて震えてる?」

カラ松「だ、誰がっ!大典太さんに貰ったお守りもあるし大丈夫さぁ~!」

十四松「手が震えてまんでカラ松にーさん!」

カラ松「これは武者震いさぁ~!……正味、オレが狙われるのは別にどうとも思わんが、お前達が怪我をする可能性があるんじゃないかって思ったらなあ…。怖くないと言ったら嘘になる」

チョロ松「全く…。まぁ、僕も怖くないわけじゃないしさ。今のおそ松兄さんに何されるかわかったもんじゃないし。でも…あいつを助けることが出来るのも、僕達だけだと思うんだよね。あいつの『寂しさ』ってのが分かった今なら…。ちゃんと話せる気がするから」

カラ松「そう…だな。話するにも何も、まずはおそ松を見つけないとな」

十四松「その粋でっせにーさん!だいじょーぶだよ。おそ松にーさんは絶対に助けられる!」

カラ松「十四松がそれを言うとなんだか本当のように聞こえてくるな!よーし、先に進むぞー!」

チョロ松「ちょっと?!ハァ…。まぁ、悲しい気持ちを抱えて進むよりはずっとマシだけどさぁ」



 改めて気持ちを新たにした3人は、目の前に広がる殺風景な街並みを賑やかに進んでいくのでした。









 ……しばらく進んでいると、ふと、空気が変わるのを感じます。寂れた寂しいものから、どこか『殺気』を感じるようなものに。
 そのぞわりとした感触に思わず立ち止まります。そして、十四松が何かに気付いたように言いました。



十四松「にーさん!この先におそ松にーさんいるよ!匂いが強くなってる!」

カラ松「でかした十四松!道は1本しかないし、ここを真っすぐ行けばおそ松に会えるということだな!」

チョロ松「でもさ…。なんかこの先今までと空気が違うよ。気を引き締めていかないと痛い目に遭うのは明白だ」

カラ松「何があってもオレが守ってやるさ!だから不安がるなチョロ松!」

チョロ松「それも込みで『気を引き締めていこう』って言ってんだろうが!!!」

カラ松「えぇ…」

十四松「……あ、遠目に角と羽が見える!多分あそこが行き止まりだよ!おそ松にーさん発見伝!!」

チョロ松「あっ、勝手に走るな十四松!!」



 後ろのやり取りを軽くスルーした十四松は、ふと目の前を指さしてそう言ったのでした。彼に言われ目を凝らして先を見てみると…確かに、目の前に羽と角が生えた男性の姿が見えました。もしかしなくてもおそ松で間違いありませんね。
 目標を見つけたと颯爽と駆けていこうとする十四松を追いかけるように追う2人。しばらく走ると―――。目線の先に、自分達が探し求めていた『男』が突っ立っているのが見えたのでした。

 あんなに自分達に追われたのに逃げようとしないのにチョロ松は少しだけ不穏な雰囲気を覚えましたが、そうは言ってられません。相手は空を飛べるのに飛ばない、ということは…。『ここに立ち止まる意思がある』ということになりますね。
 話すチャンスが出来たと一抹の望みを胸に抱え、3人はおそ松の元まで駆けていったのでした。









『―――遅かったじゃん。お兄ちゃん待ちくたびれて寝ようかと思っちゃった』

チョロ松「今まで僕達に尻向けて逃げ回ってた癖に、よくそんなこと言えるよね!行き止まりだから逃げる術失って諦めた、とか?」

カラ松「おそ松…」

十四松「おそ松にーさん!どうしてぼく達から逃げるの?!」



 3人の必死の叫びにも、おそ松は反応もせずだるそうにあくびをするだけ。自分を見放した『裏切者』とでも思っているのでしょうか。彼らを見る目はとても冷たいものでした。
 ―――どちらともなく黙り込んでしまい、しばらくの沈黙が続きます。それにも飽きたのか、おそ松は悪い顔で彼らにこう口を開いたのです。



おそ松「ま、『目的地』はここじゃないし~?お前達が必死になって俺を追いかけてるから『立ち止まってみても』いいかな~、と思っただけだよ」

カラ松「まだ逃げるつもりだったのか…」

おそ松「『逃げる』?違う違う、俺は逃げてなんかいないさ。俺は『移動』してるだけだよ」

十四松「『いどう』?どういうことなの?おそ松にーさん」

おそ松「そんなぁ。目的をお前らに言う訳ないじゃーん。俺を『裏切りやがった』お前達には」

チョロ松「お前…!」

カラ松「待ってくれチョロ松。暴力に訴えるのは良くないとさっき話したばかりだろう!」



 挑発するように3人を嘲笑うおそ松に、チョロ松が殴りかかろうと手を振り上げます。カラ松はそんな彼の腕を止めながら、何とか彼を宥めます。…それも自分にとっては退屈だったのか、氷のような冷たい目で見下ろすだけなのでした。
 カラ松はその真っすぐな目をおそ松に向けながらも、自分の言いたいことを叫びます。



カラ松「おそ松!!勘違いしているようだから正してやる。オレは…いや、オレ達はお前を裏切ったわけじゃない。お前を『捨てたわけじゃない』!!それだけでも認識を改めてくれ」

十四松「にーさん!!ぼく達、にーさんを助けに来たんだよ!にーさん、ひとりぼっちで寂しかったんでしょ?そうじゃないって教えに来たの!!」

おそ松「ハァ~?俺を助けに来たって~?な、何言ってんのお前ら。バッカじゃないの?いや馬鹿じゃん。俺は身も心も入れ替わったの。分かる?この『人じゃない』感覚。あのまま松野家にいたんじゃ分からなかったよ。この『自由』。それをもお前らは…お前らは奪い去ろうっていうのかよ!!」

カラ松「違うぞおそ松!!!くそっ…」

チョロ松「人じゃなくなってるんだから当然なんだけど、考え方もちょっとずつおそ松兄さんじゃなくなってるような気がする…けど。カラ松」

カラ松「あぁ。おそ松…声が震えていたな。それにポーカーフェイスで隠してはいるが…あれは苦しんでいる顔だ」

十四松「おそ松にーさん、悪魔から元に戻りたいって思ってるのかな?」

チョロ松「それは分からない。でも…完全に人の心を捨て去ったわけじゃないのは分かって、良かったよ」



 3人の声を一蹴しつつも、おそ松の声色は震えていました。そして…何よりも、『苦しんでいるのが感じられた』。プレロマの時とは違い、おそ松が抗っているかもしれないと気付いた彼ら。もしかしたら…本当に人間に戻せるかもしれませんね。
 そう確信した3人は、そのままおそ松と会話を続けることにしたのでした。



カラ松「他人に力を貰って『何が自由』だ。自由は自分で掴み取るものだろう!」

おそ松「お前らだって、あいつらになんか特別なチカラでも貰ったんだろ?ずるいよな~。お兄ちゃんに黙ってそんな力まで貰っちまうなんて。だったら俺だって何したっていいだろ!!」

チョロ松「だからって人をやめることまでしなくていいだろ!!お前、人じゃなくなるってことは…僕達のことも忘れちゃうってことなんだぞ?!」

おそ松「俺を裏切ったお前らなんて……うっ……ぐ……!!」

十四松「に、にーさん?」



 チョロ松の言葉で、急に頭を抱え苦しみだすおそ松。そして…『お前は必要ないから沈んでろ』と、まるで彼自身と話しているかのように呟き始めたのでした。やはり…。今のおそ松の中にある『心』が、彼の悪意に抗っているのでしょうか。
 何も言えず、ただその様子を見守ることしかできない3人。肩で息を整え、何とか体制を戻したおそ松は不機嫌そうに3人を見つめます。



おそ松「はぁ…はぁ…。お前達とここで話しててもなんも面白くねーや。……そうだ!面白いもん見せてやるよ。見たかったら俺をまた追いかけてみれば~?」

チョロ松「は?!何言ってんのお前?!」

十四松「ま、待っておそ松にーさん!!」

おそ松「『待つ』と言って待つ馬鹿がどこにいるんだよバーカ!!!……へっ。そこに着いたら逃げも隠れもしないでお前達の話聞いてやるよ。じゃあな~!!」

カラ松「おそ松!!!待て!!!」



 ポン、と何かを閃いたように手を叩いたおそ松。そのまま彼は空中へと浮かび、『面白いもんを見せてやるから追いかけてこい』と半ば挑発のような言葉を発します。そこまで追いかけて来れば、逃げも隠れもしない、と。
 3人の静止の声も聞かず、彼はそのまま飛び去って外れのまた向こうまで飛び去ってしまったのでした。



チョロ松「あぁ~!!また奥までとんでっちゃった!!このクソ野郎ーーー!!!」

カラ松「『逃げも隠れもしない』って言ってたよな。なら…今度こそそこでおそ松を助けられるかもしれない。希望は潰えていないんだ。…大丈夫、何とかなるさ!」

十四松「あいあいさー!またにーさんの匂い辿って案内しマッスル!!」

チョロ松「よーし十四松、頼んだぞ。……待っていやがれおそ松。その減らず口閉じるくらい殴ってやるからな!!!」

カラ松「殴るのはやめようなチョロ松」



 飛び去って行ったおそ松を追いかける為、三つ子はまた十四松の先導で彼を追いかけに移動を始めたのでした。



 ―――その頃、メインサーバでは…。





~運営本部 メインサーバ~



アクラル「おそ松の奴、苦しんでたよな」

アカギ「あぁ…。完全に支配されたわけじゃなさそうだ」

konakun.「まだ元に戻せる可能性はありそうってことだよね。後は…3人に任せるしかないかー」

Ga.「ま、元に戻ってからが問題のような気がするけど…」




 彼らの様子をモニターで見ていた4人。おそ松が抗っているような仕草をしていたのもばっちり確認済みです。
 三つ子は無事におそ松を救うことが出来るのでしょうか…。そして、松野家は仲直りすることが出来るのでしょうか…。

Re: 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編 ( No.69 )
日時: 2020/12/30 22:00
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 5VHpYoUr)

【31:21】





~侍の寄合所~





パルテナ「台に置かれたゴエモン像がありますね。あれが置き場所と考えて間違いなさそうです」



 ワリオを無理やり引き離し遂に侍の寄合所までやって来たパルテナ。台が3つ程並んで設置しており、その真ん中には目を塞いだポーズのゴエモン像が置かれています。柊と弐大くんが置いたもので間違いないですね。
 その両隣には小さい台と、大きな台。パルテナは像を移動させながら、『恐らく残り1つはとても大きな像なのではないか』と考えていました。



パルテナ「まぁ…。きっと残りの1つを探している方がいそうですし、私がわざわざ出向く必要はなさそうですが。この台の大きさだと移動するのも大変ではないでしょうかねぇ。途中でハンターに遭遇したらとんでもないことになりそうです」



 そう推測しながら彼女は真ん中のゴエモン像の左にある小さな台です。『よっこらしょ』と見た目にそぐわない台詞を発しながら、持ってきたゴエモン像を台においたのでした。
 すると……。隣の台と同じように、ゴエモン像が置かれた台の淵が黄色く光りました。これで残り1つですね。





【31:09】
パルテナ
ゴエモン像 設置

ミッション③クリアまで 残り1つ





 肩の荷が下りたようにパルテナは腕をぐるんぐるんと動かしています。普段ピットに荷物持ちも任せきっているのでしょうか。自分でこうして運ぶことは珍しいことのようです。……乱闘で箱を壊す時もまさか『奇跡』を使っているのでしょうかね?



パルテナ「ふふふ?……秘密です♪」








ピリリ ピリリ








ウーノ「通知か。『パルテナが『侍の寄合所』にゴエモン像を設置した。ミッション③クリアまでに必要なゴエモン像の数は、あと1つだ。』 あの女神様、やってくれたのか…」

シャロン「結構人任せなタイプだと思っていたので意外ですが、助かりました!残り1つですし、早く探さないと…」

及川「うーん…。あっちにゴエモン像っぽいのが見えたんだよなぁ。行ってみよっと」



 ハンター放出阻止まで残り、ゴエモン像1つ!残り1つ、台の大きさからしてとんでもない大きさっぽそうですが…。逃走者ならば出来ると信じております。頑張って!
















【30:47】





~城下町・天守閣付近~





及川「確かここら辺に大きいゴエモン像を見かけたような気がしたんだけど…」



 天守閣付近を移動していた及川。先程見かけたというゴエモン像らしき影を探します。及川も結構背が高い方だと思っていたのですが…。それよりも大きいとは。どれだけの大きさを誇っているんでしょうかね。
 見えたと思わしき辺りを探す及川ですが…。目の前に、とある人物を発見しました。どうやら目的は一緒のようなので、話しかけることに。

















及川「お~い。ルネスの王子さま~。もしかしなくてもゴエモン像を探してる?」

エフラム「なんだ、及川か。……言葉通りだな。残り1つだし、もう少しで残り時間が5分を切ってしまう。どの程度の大きさ化にもよるが、人を集めなければ移動も困難だからな」

及川「そうだね~。『条件』が指定されているってことは、もしかしたら女の子の力も借りないといけなかったりするからね~」

エフラム「それに乗じて軟派なことなんてするなよ」

及川「流石にゲーム中はしないよっ!!んもう~。王子様にとって俺はどれだけ信用がないの~?」

エフラム「エイリークに軟派な言葉をかけたことは忘れていないからな。ゲームでの頼もしさはわかっているが、俺はお前を信用したわけではない」

及川「そんなに面と言われると及川さんでも傷付いちゃうんですけど~」



 エフラムの会話からして、ゲーム外で可愛い女の子に声をかけているようで。及川らしいといえば及川らしいですが、その矛先がしっかりエイリークに向けられてしまったことからエフラムはいまいち彼を信用できていない様子。ゲーム中は頼もしいんですけどね。ゲーム中は。
 そんな話は置いといて、本題に入りましょう。



及川「俺のことはいいからさ~。ゴエモン像探すなら一緒に探そうよ。大きさからして絶対に1人じゃ持ち歩けないだろうし」

エフラム「俺もあちら辺ででかい影を見た。お前の言うことも一理ある。行こう」



 エフラムも及川が見かけた方向と同じ場所を指さし、『自分も大きな影を見た』と告げます。それで一層確信した及川は、2人でゴエモン像を探すことを提案。早速その場所まで移動し始めました。





 ……しばらく歩いていると、ふと一部が陰になっている場所に辿り着きました。『影』ということは―――!影を追って行けば、ゴエモン像があるかもしれません!



及川「近くにありそうだね」

エフラム「影を追うぞ」



 その影を追ってすぐ。―――『それ』は2人の目の前に現れました。



及川「大きいね?!あのマネくんの2倍くらいありそうだよ?!」

エフラム「これは1人では持ち歩けないな…」



 目の前に現れたのは、弐大くんの2倍の大きさを誇った『ゴエモン像』。口元を手で覆っています。既に置かれている像とは比較にならないほど大きい。条件にもよりますが、明らかに2人では移動できなさそうですよね。



及川「あー…。とりあえず裏見てみよっか。多分俺達の他に人数必要な気はするけど」

エフラム「近くに誰か来ていればいいんだがな…」



 そう思って裏に回ったその時でした。




































ハンターIE「…………!!」





ダッダッダッダッダ!!!!!





及川「わ、来てる?!」

エフラム「くっ…!逃げるぞ!!」




 ゴエモン像が壁になって分かりませんでしたが、ハンターがこちらに近付いてきていたー!!裏に回った2人のどちらかを捉え追いかけます!狙われたのは―――。

Re: 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編 ( No.70 )
日時: 2020/12/31 22:02
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 5VHpYoUr)

【29:55】





及川「とにかく二手に分かれよう!」

エフラム「あぁ!」



 目の前にハンターが!狙われたのは―――。














































ハンターIE「…………!!」





ダッダッダッダッダ!!!!!





ROCK ON【EPHRAIM】





ピーーーーーーーーーーーー





エフラム「俺か…!!」



 狙われたのはエフラム。及川はその間に曲がり角を利用してハンターの視界から逸れました。エフラムも急いで逃げようとしますが、見つかった距離がかなり近い為、ハンターの手がエフラムの背中に届くのも時間の問題です。
 彼も捕まるわけにはいかない。必死にハンターの視界から逸れようとしますが…。





エフラム「この距離は…流石に無理だ……!!」





 見通しのいい通路で見つかったのも災いし、エフラムの背中にハンターは容易く手を伸ばしていたのでした…。









ポンッ







【29:43】
エフラム 確保 残り8名





エフラム「捕まってしまった…。残り時間でゴエモン像…持っていけるか心配だが…」



 捕まってしまったことは仕方がない。潔く負けを認めたエフラムでしたが、やはり彼の心に残っているのは見つけた大きなゴエモン像についてなのでした。








ピリリ ピリリ








及川「通知、だね。『エフラム 確保 残り8名』 捕まっちゃったか~。まぁ、あの距離だし仕方ないか」

アルフォンス「エフラム王子…。お疲れさまだよ。ゆっくり休んでくれ」

ウーノ「先程ちらりと見えたハンターがエフラムを捕まえた個体なのだろうか。ミッションの残り時間もあるが…。少し様子を見てから向かった方がいいだろうな」



 折角ゴエモン像を見つけたのに!ハンターに追いかけられてしまっては意味がありません。像の近くにハンターがいる為、容易く近付くことが出来ない逃走者。少し様子を見るべきですが、このままではミッションの制限時間に間に合いません。大丈夫でしょうか…。


















【28:31】





~城下町・天守閣付近 ゴエモン像前~





シャロン「ありました!これがゴエモン像さんですね」



 ハンターがエフラムを確保して約1分後。次にやって来たのはシャロンでした。あまりの大きさに一瞬驚きましたが、そうしている時間もない。彼女は素早く裏に周り、ゴエモン像のモニターを確認することにしました。



『♠×2 と ♡×1』



シャロン「……むむむ?スペードが2つ、そしてハートが1つ…。リョウマ王子に何か教えてもらったような気がするんですけど…ド忘れしちゃいました…」



 おやおや。今までの法則を考えると、このゴエモン像は『男性2人と女性1人』でなければ運ぶことが出来ません。つまり、今のままだと動かすことが出来ません。
 しかし、アスク王国にはカラオケという文化はありません。なので、マークの意味をド忘れしてしまい思い出そうとしていました。うんうん唸っている彼女と、過ぎていく時間…。このままでは本当にミッションがクリアできなくなってしまいます。
 そんな彼女のもとにやってくる人影が2つ……!



















アルフォンス「シャロン!そんなに唸ってどうしたんだい?!」

ウーノ「はぁ…。なんとかハンターに気付かれずにこれたよ」



 やって来たのはアルフォンスとウーノ。兄の声が聞こえたのか、彼女は考える仕草をやめて兄の方を向きました。



シャロン「お兄様!実はですね、このゴエモン像さん…。条件をド忘れしてしまいまして。こちらです!」

アルフォンス「ふむふむ…。確かにアスク王国にはない文化のもののようだ。ウーノ殿、これはどういう意味か分かるかい?」

ウーノ「うん、わかるさ。スペードは『男性』。ハートは『女性』を指している。つまり、このゴエモン像は『男性2人と女性1人』3人で移動させることが出来るようだね」

シャロン「ウーノさん、凄いです!って、そんなことを言っている場合ではありませんでしたね。私達で人数は満たしているようですし、早く動かしましょう!」



 ウーノが来てくれて良かったですね!彼も『今』を生きるワールドワイドなアイドルグループのリーダー。カラオケを知らないわけがありません。マークの意味もすぐに読み解き、条件を2人に話しました。シャロンは時間がないから早く動かそうと2人をミッションに誘いました。
 まぁ、元々参加する為に向かっていたんですけどね。アルフォンスはタイマーを出し、今の時間を確認します。





【27:12】





アルフォンス「今から動かしてぎりぎりだな…。動かしている途中でハンターに見つかったら終わりだ」

シャロン「そんなことを言っている場合ではありませんお兄様!今ここにいるのは私達しかいないのですし、ミッションをクリアできなくてハンターさんが増える方がもっと大変です!」

ウーノ「ハンターのことは今は考えないようにしよう。見つかったら…ミッションクリアは諦めることにはなるけど」

アルフォンス「……そうだね。移動しよう。この大きさは移動するのが大変そうだけど…」



 あまりにも大きな像に一瞬たじろぐものの、そう言っている暇はありません。3人は早速ゴエモン像の周囲に移動し、『せーの』の掛け声でゴエモン像を持ち上げました!



シャロン「思ったより軽いです!」

アルフォンス「そんなの重く感じなくて良かったよ…。寄合所まで最短距離で向かおう。それしかクリアの道はない!」

ウーノ「念のために私が先導しよう。アルフォンスとシャロンは後ろを支えてくれ」

シャロン「わかりました!」




 条件を満たしている為、想像より軽く持ち上がったゴエモン像。しかし、ミッション③の制限時間まで残り2分。無事に寄合所へゴエモン像を届けることは出来るのでしょうか…。
 次回、ミッション③終了!ハンター放出はどうなる……?!

ABT⑦『神と邪神は紙一重』 ( No.71 )
日時: 2020/12/31 22:10
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 5VHpYoUr)

大和城へ向かうサクヤと大典太。
そこで彼女達は1人の女性と出会うのですが…。

------------------------



~大和城付近~



サクヤ「人の流れが強くなっていますね…。大典太さん、離れないでください」

大典太「……承知した。やはり殺気が強まっているな…」



 行方不明の3人を追って、大和城の近くまでやって来たサクヤと大典太。彼女達の周りでは黄色い布を持ったい人々がゆらゆらと城に向かって歩いていました。
 明らかに異常なそれをかき分けて城へ進む1人と一振。大典太も城に近付くにつれ、殺気が強まっているのを感じていました。中で何か起こっているのは明確なようです。

 ……しばらく進んでいると、ふとサクヤが立ち止まりました。どうしたものかと大典太が問い合わせると、彼女は眉間にしわを寄せこんなことを口にしたのです。



サクヤ「……気配を感じます。我々が『会っている』気配…」

大典太「会っている、気配…?」

サクヤ「―――あのガイド服姿の女性から気配を感じます。…もしかしなくても『彼奴』かもしれません。話を聞きましょう」

大典太「……承知した」



 サクヤが指さした先には、グレン達を案内していたガイドの女性…。ルーニーが城を見つめて立っていました。そういえば彼女と会った際、シェリルが『初めて会った気がしない』と言っていましたよね。サクヤはその正体にも勘づいているようで、近侍を引き連れて話を聞く為、彼女の元まで歩いて向かったのでした。



サクヤ「……あの。すみません」

ルーニー「あら?どうなされました?」

サクヤ「…………。やはり貴方だったのですね。ガイド役に扮し、5人に付きまとうとは…。貴方も悪趣味ですねぇ。『ニア』」

大典太「『玄武』……」

ルーニー「……あら?やはりこの程度の変装では…。見破られてしまいましたか」



 サクヤが彼女の『名前』を告げると、背中を向けていた彼女の肌が『青白く』透き通ります。そこには……。『ガイドのルーニー』ではない、妖艶な邪神の女の姿がありました。
 大典太も彼女から『人間ではない』気配は感じていた様子。あまり驚いた表情を見せていません。彼女はサクヤの方を向き直り、口に手を添えて微笑みます。



ニア「ふふ…?遂に辿り着かれましたわね、サクヤ。見てくださいまし、この生気の失った人間達を。随分と乱雑で醜いやり方だとは思わなくて?」

大典太「……あんたの差し金じゃなかったのか?」

ニア「あらあら。私がこんな醜い方法で人間を混沌に、絶望に陥れると思いまして…?私ならばこんな人間を分かりやすく洗脳するのではなく…。もっと、もっと自然に心を奪いつくします、わ」

サクヤ「貴方の趣味嗜好の話はしておりません。…一つだけ問いたい。この一連の出来事は、ニアが仕組んだものではないのですね?」

ニア「違います、わ。むしろ私は、この『愚かなる儀式』を阻止しに来ただけなのですわ?」

大典太「……『愚かなる儀式』?」

ニア「ふふ…。気になりますか?折角鉢合ったんです。特別に教えて差し上げましょう…」



 どうやら一連の騒動を引き起こしたのはニアではない別の人物の策略のようで。生気を失っている人物が揃いも揃って『黄色い布』を持っていることから、一番怪しいのはあやつ辺りになりそうですが…。サクヤは彼女の仕業ではないと分かり一安心。そして、ニアが『この騒動を止めに来た』と口にしたので、それについて深く突っ込むことにしたのでした。
 問いかけると、ニアは心底くだらなさそうにこう答えたのでした。



ニア「この『大和城』の向こうで起ころうとしていること―――。本来ならば『儀式』という言葉ですら表したくはないのですが…。そういう事柄を引き起こそうとしている『愚か者』がいらっしゃいますの。
   全く…。人間風情が。しかも『邪神の狂信者』を騙り人間の命を弄ぶ愚か者に、私は真なる闇を見せたいだけですの」

サクヤ「『邪神』を降ろす…?!確かに外なる神を呼び起こす呪文は聞いたことがありますが…。現代にもそんな書物が残っていたのですか?」

大典太「……主。この世界は『混ざり始めて』歴史が浅いんだろう?ならば…主の手の届いていないところで、呪術的な価値のある書物や書留が残っていることもあるだろう。当然…悪意ある者が手に取れば、こういう自体に使用するのも納得できる。
    ……俺達『付喪神』も、神とは名がついているが、実のところ妖か神か分からんところがあるからな」

サクヤ「ふむ、確かにそういわれれば納得できる話です。しかし…何故ニアが直接出向くのです?貴方ほどの繋がりを持つ者であれば、他の邪神に頼めた筈です」

ニア「……うふ?呼び起こそうとしている『邪神もどき』が、私にとって心底不快なものだっただけですわ。ですから…私のこの行動は、少し『私怨』が入っているかもしれませんわ、ね?」

大典太「自分で言っておいて確実性に欠ける発言だな…」

ニア「それに……『邪神もどきって言っても、力『だけ』はモノホンと同じくらい強いヤツだからねソイツ~』 ……あら。もう追いついてしまいましたの?」



 ニアの言葉に重ねるように、この場にはいないはっきりとした青年の声が聞こえてきます。思わず振り向いてみると…。サクヤと大典太に向かって小さく手を振る、『見惚れてしまう程に美しい』白い髪の、褐色肌の青年が立っていました。着ている『黄色いパーカー』が目を引きますね。
 そうそう、グレンとクレアが大和城に向かう途中で鉢合った青年です。青年はサクヤと大典太を交互に見て『…なーるほど?これはレア中のレア神に会えたってことで良いのかな?』と呟き、彼女と大典太に語りかけたのでした。



『そんなに真顔で見なくても何もしないって。オレはただの通りすがりです~』

サクヤ「通りすがりにしては随分と人間『ではない』気配を感じるのですが…。それも、ニアと同じような気配です」

大典太「……そうだ。あんた、神ではない。……玄武と同じ、『邪神』の類か?」

ニア「……ふふ?隠し通そうとしても無駄だと思いますわよ?」

『あっれれ~?そうなの?じゃあ大人しく白状するわ~。オレもアンタ達の隣にいる『ニャル』と』同じ邪神の類。ニャルの知り合いっつーか…オトモダチ?』

ニア「あら?私、貴方とお友達になった記憶なんてございませんわ?私は貴方のような『得体のしれないもの』が好きではありませんの…」

大典太「(どっちもどっちじゃないのか…)」

サクヤ「褐色の彼はニアのお知り合いということで承知しました。―――これからどうなさるのですか?」

ニア「うふふ?見つかってしまったことですし…。私はこれからこの城の中を少し荒らしてまいりますわ。……あら、貴方も来るおつもりですの?」

『あたりまえじゃ~ん。だって呼び出そうとしてるの『オレもどき』なんだからさ~。止めないとまずいじゃん?この島の名物めっちゃ美味いからそれも壊したくないし~」

大典太「『オレもどき』…?」



 褐色の青年は『敵ではない』と伝え、ニアと同族であることを暴露。そして、自分も大和城に向かうつもりであることを伝えました。ニア、どうやらかなりお冠のようで。派手に暴れる気満々のようです。
 目的地は同じということで、一緒に行くことを伝えるサクヤ。しかし…それはニアによって止められました。



ニア「……あら?流石の青龍でも、邪神2体を直に見て精神が正常のまま帰れると思わない方がいいと思います、わ?ここは私達に任せてお帰りなさいな」

サクヤ「そうは出来ないのです。貴方も知っているでしょう?この中に行方不明になった3名がいるかもしれないのです」

大典太「……それに、生気が奪われている以上危篤状態になっている連中もいるかもしれん。―――どうせ俺の霊力では役に立たんとは思うが…。一応看たい」

ニア「まぁ。愚かにも巻き込まれた人間を憂い、手を貸すのですわね…。なんと美しい心なの…。こんな状況でなければ、貴方と天下五剣様のその純粋なお心をズタズタに引き裂くまでに弄繰り回しましたのに…」

サクヤ「私は別にいいですが、大典太さんの心を弄るのはやめていただいてもいいでしょうか。……そんなに一緒に行くのが嫌ならば、別行動ですね…」

『まぁね。人手が足りないってのはオレも理解してるし、おそらく元凶は奥の奥にいそうだし。そこにさえ近づかなければ大和城で人助けすればいいよ。
 その行方不明になった『3人』の他にも、きっと閉じ込められて生気吸われてるヤツいっぱいいるだろうからね~』

大典太「……つまり、その『暴れる一か所』に近づかなければ…救助は可能ということか」

サクヤ「わかりました。我々は後から向かいます。それまでに『暴れる部屋』にいる巻き込まれた方々を避難させていただけませんでしょうか?」

ニア「……うふ?それならばお安い御用です。我々の怒りに、可哀想な人間を巻き込んで殺してしまっても悲しいだけ、ですもの…」

『そんじゃ~またね~。次会えるかどうかわかんないけどね~』



 どうやらニアと青年はサクヤ達とは別行動をするようで。彼女との会話も早々に、その場から消えてしまったのでした。
 その様子を見守った1人と一振は、一息置いた後改めて大和城へと進もうとしました。さぁ、一歩を踏み出すぞというところで…。大典太が疑問をサクヤにぶつけます。



大典太「……主。1ついいだろうか」

サクヤ「何でしょう?……褐色の彼のことについては、推測でのお答えとなりますが」

大典太「それでいい。……あいつ。『自分もどき』の尻ぬぐいをする、と言っていたが…。あいつは、何者なんだ?」

サクヤ「そうですねぇ。ニアが『用事がある』と言っていた人物本人で間違いなさそうです。そして…彼の正体なんですが。彼も黄色いパーカーが目立っておりましたし、人外じみた美貌を持っていたことから…。恐らく。その正体は……。



『ハスター』



    ……なのではないか、と推測しています」

大典太「『ハスター』…。『黄衣の王』と呼ばれる邪神か…」




 ハスターだと思われるあの褐色の青年。そしてニアが『暴れたい』とは。やはり鬱憤が溜まっていたのでしょうか。
 色々事件の全貌が分かりそうな場に突入しそうですが、いったいどうなってしまうんでしょうか。とりあえず巻き込まれた人々も含めて助ける為、サクヤと大典太は大和城へ再び足を進め始めたのでした。

Re: 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編 ( No.72 )
日時: 2021/01/01 11:52
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

あけましておめでとうございます。おろさんです。


ブラピやヨッシー等いつの間にか沢山確保されまして、気が付けば私が今回コメントする時には逃走者が半分になってて、それぞれの登場作品の逃走者がほとんどそれぞれ1人ずつになっておりますようで・・・

現在のミッションで、『ゴエモン像』を運ぶことに。白猫プロジェクトの方のあの・・・うん・・・;

ていうかさりげなく何考えているんだワリオさん;


そして、ドラマパートやABTでも色々とんでもないことになりそうになっているのですか・・・ここまでの話を見てみますと、そちらのおそ松も『邪神を降す』だとかに関与しているかもしれないですね。おそ松、元に戻ってくれればいいのですが・・・。ていうか、このくだりだと絶対今回の黒幕あの人じゃん。しかもいわゆる『激ヤバ信者』ってやつなんでしょうか・・・;;

・・・そして、新たな人物が登場したのですか。『黄衣の王』と呼ばれる『ハスター』・・・道中でクレアさんたちが出会った青年はその『ハスター』という青年だったんですね。もしかして前回の番外編ABTでさりげなく出てきた男も彼なのでしょうか・・・?いや流石に違うか・・・


・・・なんだかんだで、今回はこれで失礼します。


それでは、今年もよろしくお願いします。


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