二次創作小説(新・総合)

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逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編【完結】
日時: 2021/01/21 23:08
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 6..SoyUU)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1611

どうもです、灯焔です。
のらりくらりと7回目の開催を迎えた逃走中#CR07。ニアの不穏な言葉の裏でグレン達5人は温泉旅行へと旅立つ。彼女の言っていた言葉の真意、そして裏でうごめいている『もう1つの物語』にも遂に決着の火蓋が…?
今回の舞台は、白猫プロジェクトより『アオイの島』。温泉事業で有名な四季折々の景色が見える島を舞台に、逃走者とハンターとの7回目の逃走劇が今、幕を開ける―――!


※注意※
 ・登場するキャラクターは全て履修済みの作品からの出典です。かつ基本的な性格、口調等は原作準拠を心掛けております。が、表記上分かり易くする為キャラ崩壊にならない程度の改変を入れております。
 ・原作の設定が薄いキャラクター等、一部の登場人物に関しては自作設定を盛り込んでおります。苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。
 ・誤字、脱字、展開の強引さ等ございますが温かい目でお見守りの方をよろしくお願いいたします。



<ルール>
【逃走エリア】
『アオイの島』 出典:白猫プロジェクト
和風な景色が広がる、情緒豊かな島。
四季のルーンの力によって、変化にとんだ風景を楽しませてくれる。
今回逃走エリアに使用するのは、天守閣周りの『温泉街エリア』と呼ばれる場所となる。
エリア紹介 >>1




逃走時間:85分

賞金:51万(1秒100円)

ハンター:初期3体or4体(OPゲームの結果に基づき変更)

自首方法:『侍の寄合所』にいる侍に『自首届』を記載し、小判を1枚添付した状態で提出する。


<参加者>

【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>2
ウーノ
アン
クアトロ

【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>3
アルフォンス
シャロン
アンナ

【ダンガンロンパシリーズ】より (3人) 詳細>>4
大和田紋土
弐大猫丸
獄原ゴン太

【スーパーマリオシリーズ】より (3人) 詳細>>5
ワリオ
ヨッシー
ドンキーコング

【光神話 パルテナの鏡】より (3人) 詳細>>6
ピット
パルテナ
ブラックピット

【作者枠】 (3人) 詳細>>7
junris
YUMA


【逃走中#06 MVP】 (2人) 詳細>>8
及川徹
エフラム

計20名



◎AfterBreakTime

 ①『非日常は唐突に訪れる』 >>9
 ②『香る赤い松の気配』 >>26
 ③『溝を乗り越える勇気を持って』 >>36
 ④『魔族と神と人間の関係』 >>47
 ⑤『鳥をも落とす霊刀でも』 >>53
 ⑥『支配から手を伸ばせ!』 >>68
 ⑦『神と邪神は紙一重』 >>71
 ⑧『立ち向かえ!悪魔の手の元に』 >>76
 ⑨『松の絆は永遠に』 >>83
 ⑩『理は人知を超えて』 >>90
 ⑪『打ち上げ』 >>112-113 >>116-118



○逃走中#CR09 シード枠争奪アンケート実施中!
※締め切りました
結果発表 >>99


○逃走中#CR08 MVP投票受付中!
※締め切りました
次回参加者 >>103
MVP発表 >>111


以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。

温泉旅行の進捗 ④ ( No.78 )
日時: 2021/01/03 22:01
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: viAVUXrt)

 吸い込まれていくように大和城の入口に向かっていく人々を避けつつ、遂に城の中まで入り込んだグレンとクレア。この中に行方不明の元凶がいるはずなのに、辺りはしん、と静まり返り不気味さを増しています。
 それでも仲間を助ける為、静かな場内を進んでいく2人。しばらく進んでいると…。ふと、クレアがはっとした表情でグレンに話しかけました。



クレア「グレンさん!人が倒れています!」

グレン「何っ?!……ご老人、大丈夫か!」

老人「う……うぅ……」



 クレアが発見したのは結構なお年を召したご老人。生気のない状態で廊下の端に倒れています。老人の右手には黄色い布が握られており、彼もこの騒動の被害者の1人だということが分かりました。
 2人はすぐに老人に駆け寄り、脈を図ります。……弱いながらも脈はある。彼は生きているようですね。グレンは優しく老人の姿勢を変えながら、話を聞くことにしたのでした。



クレア「おじいさん!あの…随分と痩せこけてますけど…。一体どうしちゃったんですか…?」

老人「おぉ…老い先短いわしに話しかけてくれる若者がいるとはのう…。幻でも見るようになってしまったんかのう…」

グレン「幻ではない。私達はご老人、貴方と同じような布を持って消えてしまった友人を探しにここに来たのです。何か知っていることがあれば、教えていただけませんでしょうか」

クレア「外にも似たようなハンカチを持った人達が何かに操られたようにこのお城に歩いていたんです。お願いします!」

老人「すまんのう…。記憶が朧気でここでおぬしらに助けられるまで、何も覚えておらんのでな…」

グレン「そうか…。それは失礼なことを聞いてしまい申し訳ありませんでした。ご老人、城の外まで送ります」

老人「わしのことはいい…。幸い、お前さん達に助けられて自分で外には出られそうだしのう…。そういや、わしがここで倒れてから…。同じような布を持った奴らはこの奥に行ったのう。この奥には部屋がいくつにも分かれててのう。その…奥を、目指しておった」

グレン「奥…」

クレア「確かこの奥って、『大広間』って場所に繋がってますよね?温泉に入った時にいただいたパンフレットに書かれていました!」

グレン「そこに元凶がいる可能性は高いな…。行ってみよう。ご老人、情報の提供感謝する。貴方はゆっくり休んで、ここから避難してくれ」

老人「こんなご時世に、優しい若者に会えてわしは感無量じゃよ…。気を付けなされよ」

クレア「はい!おじいさんも気を付けて帰ってくださいね!」



 老人から『黄色い布を持った人物は奥を目指して歩いていた』という情報を手に入れました。奥…。クレア曰く、沢山の部屋の奥に大きな『大広間』という部屋があるようなのです。もしかして、行方不明の3人はそこにいるのかもしれません。
 老人がしっかりと受け答えをしたのを確認した2人は、チタ達を助ける為廊下の奥へと進んでいくのでした。













クレア「……グレンさん。奥からもの凄く嫌な感じが伝わってきます。途中でおじいさんみたいに倒れている人達もいましたし、皆さん黄色いハンカチを持っていました…」

グレン「この先に何かまずいものがいる可能性は十分に高いだろうな。クレア殿、気を付けてくれ」

クレア「はい!……確か、この先の部屋を右に曲がれば…大広間へと繋がる部屋に入れるはずです」



 そのまま沢山の部屋を通り、大広間の近くまで2人はやってきました。その間にも部屋の中や廊下に『黄色い布を持ったまま倒れている人々』がかなりの数いました。少なくとも、2人の両手で数えられる数ではありません。それほどまでに人を集めて、首謀者は一体何を企んでいるのだろうか…。
 しかし、今まで見つけたそのどれもにチタ達の姿はありませんでした。つまり、この先の部屋にいることは確実です。『見つからなかったらどうしよう』そんな不安も少しよぎりましたが、部屋に入ってみれば分かること。そう考えを切り替え、部屋の戸を勢いよく開けました。すると…。





グレン「な……!!」

クレア「だ、大丈夫ですか?!」





 ―――人が、そこら中に倒れていました。幸いこと切れている人はいないようですが、その誰もが生気を失ったように倒れこんでいます。思わずクレアが肩を揺らし大丈夫かどうか確認。すると…彼女に触れられた女性が目を覚まし、そして慌てたようにこう言ったのでした。



女性「お願い、この先に連れていかれた人を助けて!!」

クレア「え?」

女性「私…。この部屋に連れていかれるまでの記憶がないんです。でも、獣耳を生やした男の子が私のことを助けてくれて…。それで正気を取り戻したんですが、その後に女の子と男の人と一緒にこの襖の奥に連れていかれてしまって…」

グレン「チタ達がこの向こうにいるというのか…?!」

クレア「なんだか、この向こう本当に嫌な感じがするんです!きっと、チタさん達も私達みたいにこの部屋の人達を助けに行ったかなんかして、それがばれて連れていかれちゃったんです!」

グレン「しかし…。すまない。ここにいる人達の他、連れていかれた彼らの他に襖の向こうに人はいたか?」

女性「いえ、連れていかれたのは3人だけよ。他の人達はここにいるので全員だと思う」

クレア「と、いうことは…。この襖の向こうにチタさん達は絶対にいる、ってことですよね」

グレン「あぁ…。連れていかれたということは、酷い目に遭っているかもしれない。早く助けなくては…」



 どうやらチタ達、ここに倒れている人達の介抱をしていたところを首謀者に見つかって、襖の向こうに連れていかれてしまったらしいのです。つまり、この先に『騒動の元凶』がいるということ。近付くほどに強くなる嫌な予感と合わさって、何か得体のしれないものが待っているのではないかと考えが脳内によぎりました。
 ということは。チタ達が無事でいる保証はほぼありません。一刻も早く助けに向かわねば後の祭りになってしまいます。グレンは女性に『動けそうな人達を連れて、この城から避難してほしい』ことを告げ、襖の向こうを開けることを決めたのでした。



女性「……これで全員よ。助けてくれてありがとう。この恩は絶対に忘れないわ!」

少年「おみみのお兄ちゃんたち…。ぜったいたすけてね!」



 部屋の人物が全て避難したのを確認し、グレンは襖に手をかけます。



グレン「……準備はいいか」

クレア「はい!いつでも行けます!」



 その言葉をしっかりと聞いたグレン。その勢いのまま、襖をガラリと開けました。



グレン「―――!!」

クレア「な、なんですかこれ……」



 そこにあったのは。











 大きな和室の奥に不気味に輝く、『巨大な黄色い球体』だったのでした…。







グレン「―――!チタ!!みんな!!」

クレア「大丈夫ですか?!返事をしてください!!」



 思わず目の前の球体から目を逸らそうと壁の方を見てみると…。襖の傍に3つの身体が横たわっていました。皆そこそこに生傷がついており、全員気絶しているようです。まぎれもなくその正体はチタ、シェリル、ルーファスでした。
 気絶しているだけなのを確認し一安心。しかし、その声に『元凶』が気付いたのか『やけに優しい声』が聞こえてきました。



タケモト「……あぁ。辿り着いてしまったんだね。黙っていれば君達だけでも平和に帰れたのに」

グレン「貴方は。……最初から私達を騙そうと仕組んでいたのか」

タケモト「あぁ、そうさ。セオリ殿が単純な子で良かったよ。いつもそばにいる『温泉怪盗』とやらも彼女に雷に打たれて倒れてたらしいからねぇ…。とても準備しやすかったよ」

クレア「なんてひどいことを…!あの時風にハンカチが飛ばされてなければ、私達もこのような目にあって八方塞がりだったではありませんか!」

タケモト「元々はそのつもりだったんだけどねぇ。実に君達は運がいい。そして…勘の鋭さも『良すぎた』。こうしてお友達と一緒に『黄衣の王』に灰にされるのだから…」

グレン「『黄衣の王』…?」

クレア「どこかで聞いたような気がするんですけど…。すみません、思い出せません!」



 タケモトは2人がここに辿り着いたことに拍手をして出迎えた後、残念そうに顔を歪ませました。『仲間を放って脱出すれば、2人は無事に帰れたのに』と。
 しかし、そんなことをグレンとクレアがするはずがない。5人一緒にこの場で滅びるのだと少し悲しみながらも、それもまた運命だと彼は切り捨ててしまったのです。



タケモト「このツアーも『黄衣の王』をこの現世に降ろす為の儀式の生贄選定の為に企画したものだったのだよ。…青いスーツ姿の悪魔に『黄衣の王』を降ろす方法を教えてもらってね?随分と古臭い方法ではあったが…。ほぼ同じものを用意できた。元々我々は大手旅行会社を経営していたからね。
     ……『黄色い布』に生気を吸い取る呪文を混ぜて観光客や、その島に住む人間に持たせる。少しずつ生気と意識を奪って、最終的には『黄衣の王』の配下にする。……つもり、だったんだが」

グレン「チタ達が城に先に着いて、洗脳を解いたとということだな」

タケモト「半分正解だ。彼らも当初は予測通り洗脳されていた。だが…彼らは『冒険家』じゃないか。強靭な精神力を持って、すぐさま支配から開放してしまった。異分子は取り除かねばならないのでな。私自らが出向き、3人に少し『現実』を見せてあげただけだよ」

クレア「だからこんなに生傷を負っていたんですね…。酷いです!酷すぎます!」



 タケモトと言い合っている間にも、彼の背後にある巨大な球体の輝きはどんどん強まっています。彼曰く、『この黄色い球体の輝きが最高潮に達した時、『黄衣の王』は舞い降りる』とのこと。島の人も、チタ達も救う為にはあの球体も何とかしないといけません。すぐに彼らを連れて外に出ようとしますが、襖は既にタケモトによって強い封印が施されてしまっていました。



クレア「グレンさん!開きません!閉じ込められました!!」

グレン「せめてチタ達だけでもこの部屋の外に出したかったんだがな…。あの主催者を何とかせねば襖も開かないのだろうな」

タケモト「真実を知って、逃がすと思うかい?」



 打つ手がなくなったグレンとクレア。タケモトはそんな2人も始末しようとじりじりとにじり寄ってきます。彼の手が2人の頭を掴むまで残り数センチ、というところで―――。





ルーニー「グレン様!クレア様!チタ様達をお連れになり、外へお逃げください!」

タケモト「……?!」



 どこからともなく聞こえる声。グレンとクレアも部屋中を見渡します。しかし、人の気配はない。確かにルーニーの声が耳に響いてきたのですが…。混乱する頭をよそに、突然彼らは何かに押し返される感覚を覚えました。



グレン「ぐっ…!!」

クレア「痛いです…。ってあれ、グレンさん。ここって…」

グレン「襖の…前の部屋だな」



 目を開けると、目の前には硬く閉ざされた襖が。何者かの手で無理やり大広間の前の部屋に押し込まれたのでしょう。近くにはチタ達3人の姿も。
 状況が呑み込めずにいると、再びルーニーの声が聞こえてきます。



ルーニー「グレン様。クレア様。貴方様がたにお願いしたいことがございます。大和城の外に向かい、町中に祀られている『黄色い宝玉』を全て壊してくださいませ。そうすることでこの宝玉は効力を失い、ただの球体と化します」

クレア「ルーニーさん?!」

ルーニー「時は一刻を争います。黄色いハンカチが黄色い宝玉と連動しているのです。今は街の中にいる者も、いずれ洗脳されこの大和城へと赴いてしまいます。その前に連動を全て断ち切ってください。そうすれば…タケモトの企みも全て阻止することが出来ます」

グレン「黄色い宝玉、か…。町中を探さなければ全て割れなさそうだが…。やるしかないならば、やるだけだな」

クレア「その前にチタさん達を宿に連れ帰ってからですね!手分けして宝玉を壊しましょう!」




 自分達が動かなければ島の平和は崩れる…。そう判断した2人は、チタ達を背負って城の外まで向かうことにしたのでした。
 果たして彼らは島の平和を取り戻せるのか。そして、タケモトの陰謀を阻止することは出来るのでしょうか…。

Re: 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編 ( No.79 )
日時: 2021/01/03 22:08
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: viAVUXrt)

【20:00】








ピリリ ピリリ








シャロン「おっとっと!……あ!ミッションの通知が来ましたね!」

パルテナ「『残り時間5分を経過すると、今回の事件の首謀者が『邪神もどき』を召喚してしまい、逃走者につけられたアラームがゲーム終了まで鳴り響き、走る度に音が大きくなるペナルティを受け、ハンターに見つかりやすい状態になってしまう。』 あら。時間的に最後のようですが…。クリアできなかった時のリスクが結構大きいですねぇ。動かずともアラーム、動いてもアラーム。これは大変です」

及川「『それを阻止する為には、アオイの島にある10個の『黄色い宝玉』を、逃走者のポーチに転送された『携帯型インク銃』に入っているインクで黒く塗りつぶす必要がある。』 携帯型インク銃…。あ、これか。通知が来たと一緒にポーチが重くなる感じがしたのはこれだったんだね~」

柊「『宝玉は銃を1回撃てば宝玉全体に広がる為、何度も撃つ必要はない。また、銃のインクの弾は『1人の逃走者に付き10発』であり、もし足りなくなった場合は牢獄ルームから銃を借りることも可能である為、有効活用せよ。』 ということは、牢獄ルームの人達にもインク銃が転送されてるってことか」

ウーノ「『また、宝玉が1つ塗りつぶされるごとに通知が入る為、ミッションの参考にすること。』 みんなで同じ場所に行かない為だよな。15分で10個。手分けしないとミッション成功できそうにないし、もう動こう」





 旅行も大変なことになってしまいましたが、4つ目のミッションが来ましたね!
 残り5分を経過してしまうと……。逃走者に付けられているアラームがゲーム終了まで鳴り響いてしまいます。更に、ハンターから逃げる為に足を動かすとアラームの音量がどんどん大きくなるおまけつき。これではハンターに『自分がここにいます』と示しているようなもの。全滅必須です。
 それを阻止する為には、アオイの島中にある10個の『黄色い宝玉』を、本部から転送された『携帯型インク銃』で全て撃つことが必要になってきます。逃走者1人につき、インク銃の弾は10発。もし足りなくなった場合は、余っている他の逃走者の銃を借りる必要があります…が。『牢獄ルームにいる逃走者から』も借りることが出来ます。有効活用したいところですね。





ミッション④ 『アオイの島にある『黄色い宝玉』を全て黒く塗りつぶせ!』
残り時間05分を経過すると、今回の事件の首謀者が『邪神もどき』を召喚してしまい、逃走者に付けられたアラームがゲーム終了まで鳴り響き、走る度に音が大きくなるペナルティを受け、ハンターに見つかりやすい状態になってしまう。それを阻止する為には、アオイの島にある10個の『黄色い宝玉』を、逃走者のポーチに転送された『携帯型インク銃』に入っているインクで黒く塗りつぶす必要がある。宝玉は銃を1回打てば宝玉全体に広がる為、何度も打つ必要はなし。また、銃のインクの弾は『1人の逃走者につき10発』であり、もし足りなくなった場合は牢獄ルームから銃を借りることも可能である為、有効活用せよ。
また、宝玉が1つ黒く塗りつぶされるごとに通知が入る為、参考にすること。





ワリオ「『また、このミッション開始時より『天守閣』への侵入が可能となる。』 ようやくオレ様の活躍する時が来たな!!待っていろよ天守閣!!オレ様のものにしてやるからなーーー!!!」

アルフォンス「うわ、クリアできないとペナルティが大きすぎるぞ…。これは意地でもクリアしないと。近場で行かなさそうなところを重点的に行きたいところだけど…」

及川「バラバラに動いても仕方ないし、とりあえずみんなが今どこにいるかだけ共有しておいた方がいいかな~」

シャロン「えっと、黄色い宝玉みたいなものを見つければいいんですよね。よーし。シャロン、頑張ります!」

柊「責任重大だし失敗したらまずいミッションだなこれ…。最後っぽくリスクもリターンも大きな感じ…。やるしかない。やるぞ!!」

弐大「がっはっはっはっは!!!最終局面で大胆に来おったか!!!儂の気力をこれで剥がそうと思ったら大間違いじゃあああああ!!!!!待っていろ宝玉!!!全て黒く塗りつぶすんじゃああああああ!!!!!」

ウーノ「みんなで協力しないことには絶対にクリアは不可能。動けるうちに動かないと!」

パルテナ「あらあら。他の人任せではいられませんねぇ。全員の場所の把握だけして、動きましょうか」



 最後のミッションということで、全員が動きます!失敗すると自分にも被害が甚大ですからね。
 エリア中をくまなく探して宝玉を全て黒く塗りつぶしてください。さぁ、ミッション開始です!

 ちなみに牢獄ルームにいる逃走者も『インク銃』についての通知を受けており、確認中です。








~牢獄ルーム~





クアトロ「あら。これが『携帯型インク銃』かしら?」

ゴン太「これを受け取りに他の逃走者さん達が来るかもしれないんだよね。ゴン太達もちゃんとしなきゃ!」

エフラム「10発で10個だから割と過剰な心配だとは思うが…。万が一があるからな。こちらも用心していこう」



 牢獄ルームも把握済み。弾が切れることはないと思いますが、念のためですよね。念のため。











【19:47】





~城下町・下町~





シャロン「さぁ、黄色い宝玉を探しに行きましょう!」



 やる気満々!ミッションに向かおうと意気込むシャロンの元に、ピロリンとチャットのなる音が。確認する為にスマホを開くと、送り主は及川からのようでした。



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及川:届いてたら『今自分のいる場所』だけチャットに残して~。ちなみに俺は『城下町』にいる。近くに『侍の寄合所』がある地区だね。


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 最早恒例となったチャットでのやり取り。素早く他の逃走者達の返答が帰ってきます。



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及川:届いてたら『今自分のいる場所』だけチャットに残して~。ちなみに俺は『城下町』にいる。近くに『侍の寄合所』がある地区だね。

柊:城下町の中にいる。これから近くの宝玉を探す。

ワリオ:オレ様は『天守閣』の中にいるぞ!!

弐大:外れの近くじゃあ!!!!!

ウーノ:私も城下町にいる。天守閣が見えるからそこら辺を重点的に探すことにしよう。

パルテナ:田園街道にいます。探しますね

アルフォンス:城下町の下町方面にいるよ。

シャロン:お兄様と同じく、下町方面にいます!こっち側を探しますね!


------------------------



 これで全員の今いる大体の位置が把握できましたね。いやはや、チャットとは便利なものです。
 ミッション④開始時点で8人残っているのは有利ですよね。



シャロン「よーし。やってやりますよ!シャロン、いきます!!」




 勢いよく掛け声を口にした後、シャロンは元気に下町を駆けて行ったのでした。

Re: 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編 ( No.80 )
日時: 2021/01/04 22:00
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 6..SoyUU)

【19:46】





~城下町・下町~





シャロン「よーし。早く宝玉を探しに…」



 そう意気込んで移動を始めたシャロンの背後に近付く影が―――!










































ハンターAK「…………!!」





ダッダッダッダッダ!!!!!





ROCK ON【CHARON】





ピーーーーーーーーーーーー





シャロン「うぇぇーーー?!」



 ハンターがシャロンを捕捉し確保に走っていました!彼女もそれに気付き、逃げ始めます!
 下町からは遠ざかってしまいますが、この際仕方ありません。まずはハンターを回避する方が先決です。



シャロン「ハンターさん凄く速いですよぉ~!!」



 しかし、ハンターの速度があまりにも速い!シャロンの速度とハンターとの距離では撒くことは難しい…。根性で走りますが、徐々にハンターとの距離は縮まっていき…。









ポンッ







【19:33】
シャロン 確保 残り7名





シャロン「ハンターさんに敵いませんでしたよ~…」



 シャロン、白旗を挙げる。あまりのハンターの速度に翻弄されたのでした。








ピリリ ピリリ








アルフォンス「通知かぁ。『シャロン 確保 残り7名』 あ、シャロンが捕まってしまった…。ファイアーエムブレムからの参加も残り僕だけになったんだね。気を引き締めないと…」

及川「アスクの王女ちゃん捕まっちゃったのか~。お話ししたかったな~」

柊「終盤戦だけあって、油断も隙も無いな…。慎重に、かつ急いで宝玉探しをしないと…」



 ミッションに動くということは、ハンターに見つかるリスクも高まるというもの。それは序盤でも終盤でも変わりません。ミッションも大事ですが、ハンターにも気を付けてくださいね。











【19:12】





~田園街道~





パルテナ「さて、宝玉を探しませんとね」



 田園街道の宝玉を探すことにしたパルテナ。こんなだだっ広い草原の中をどうやって探そうかと彼女は考えていました。ミッション①の時にも似たような事象がありましたが、あの時は3人いたので手分けが出来たんですよね。
 現在はパルテナ1人。時間も無駄には出来ませんし、効率よく探さねばハンターに鉢合うリスクも高くなってしまいます。



パルテナ「宝玉というのですから、辺り一面に輝いていてもおかしくはないと思うのですけれどねぇ」



 確かに。温泉旅行パートでは一際大きな宝玉が不気味に光っていましたからね。町中に散らばっている宝玉が光り輝いているのならば、同じような光り方をしていてもおかしくありません。
 とりあえず、変に光っている場所が怪しいと踏んだパルテナは整備された道を移動することにしたのでした。














【18:25】





パルテナ「……あら?脇道に逸れるようにして隠してありますが…。不気味に光っていますね。あれが『黄色い宝玉』ということなのでしょうか」



 しばらく移動をしていたパルテナは、ふと不気味に光る場所を発見。近付いてみると……そこには、『禍々しく光る黄色い宝玉』が道筋に沿って台に乗せられていました。



パルテナ「光が不気味ですし、この光…。人間の生命エネルギーを媒体としているようです。こんなものを野放しにしてはいずれこの島自体の生命が尽きてしまいますねぇ」



 軽く分析をしていますが言っていることはとんでもないことです。パルテナは天空界の神様にしては珍しく『人間に慈悲を与える』女神。急いでこの宝玉の機能を止めないといけないと瞬時に判断した様子。
 パルテナはすぐにポーチから携帯銃を取り出し、使える状態に広げ構えます。



パルテナ「こう…で、いいでしょうか。1発でも当てればいいですし、早くこなしてしまいましょう」



 そのままトリガーに指をかけ、パルテナは軽く1発発射。邪魔者も障害物もない為、インク弾は簡単に宝玉へと当たりました。すると、どうでしょう。
 先程まで光り輝いていた宝玉はみるみるうちに輝きを失い、黒くなってしまいました。確認の為パルテナはその宝玉に近付き、何回かぺたぺたと触ります。そして、小さく頷いた後宝玉から離れました。



パルテナ「インク弾に何か仕込まれているのでしょうかねぇ。先程まで感じていた嫌な生命エネルギーが全て消えています。……成程。これを繰り返して町中の生命エネルギーを解放してあげればいいのですね」



 多分パルテナにしか理解できませんがそれ。とにもかくにも、逃走者達が宝玉を黒く染めていけばいくほど島の平和に近付いていくという訳ですね。
 早めに動かないとペナルティ的にも手遅れになってしまいますね。





【18:02】
パルテナ 『黄色い宝玉』解除
ミッション③クリアまで 残り 9個





パルテナ「残り9個。この辺に2つあるなんてことはなさそうですし…。城下町へ戻りますか」



 城下町へ戻る選択を取ったパルテナ。その行動が吉と出るか凶と出るかは……誰にも分かりません。








ピリリ ピリリ








ウーノ「通知か。『パルテナ 『田園街道』の宝玉を解除。ミッション④クリアまでの残りの宝玉の数は9個だ。』 早速宝玉をなんとかした人が出てきたのか。私も急がなければ」

柊「もう少しで宝玉が見えそうな気がするんだが…。街中だと他のものと混ざって紛らわしいなあ…」

及川「少しペースを上げていかないとね~」




 パルテナが1つ宝玉を解除。残りは9個ですが、時間的な余裕はいつでもありません。各々動き始める逃走者達。
 無事にクリアできるかどうか…。それは、逃走者達にかかっています。

Re: 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編 ( No.81 )
日時: 2021/01/05 22:02
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 6..SoyUU)

【17:46】





~城下町・天守閣付近~





ウーノ「先程ワリオが天守閣の中に入っていくのを見た。あの場所は彼に任せて、私は城下町の宝玉を何とかしよう」



 天守閣付近の城下町で宝玉を探すことにしたウーノ。パルテナがよく注意して探して見つかったレベルのサイズなので、禍々しい光を放っているとはいえ町中で見つけるのは結構困難。無事に見つかると良いんですが。
 実際その通りのようで、目を凝らしながら町中を探すマスが中々見つかりません。



ウーノ「わざわざ『10か所』と明記されているのだから、分かりにくい箇所には置かないと思うんだがなあ…。もう少し分かりやすい場所に行くか」



 そう思い、住宅が多いエリアではなく『店』が多い商店街エリアへと移動することにしたウーノ。その行動は吉と出るのか…?
 ―――商店街に来て彼は何かに気付いたかのようにハッとします。どうやら思惑が図星のようで。ウーノはそのまま『万屋』と書かれている看板の前へと向かいます。そこには……。










ウーノ「あった!あれが『宝玉』だな」



 万屋の前に不気味に光る宝玉を発見!町中にいる時は、逆に目立つ建物を探せば見つかる可能性が高まるかもしれませんね。ウーノは早速ポーチから携帯銃を取り出し、準備をして構えます。



ウーノ「銃の扱いならフォースに少し教わっているから、操作方法は大丈夫だ!それっ」



 ミラクル☆4のリーダー、宝玉に向けて一発発射!至近距離で当たった黒いインクは、そこからじわりじわりと黄色い宝玉を包んでいきます。
 光り輝いていた宝玉はみるみるうちに輝きを失い、黒くなりました。これでまた1つ、ミッションクリアへの道筋が開かれましたね!



ウーノ「商店街だから宝玉の数も多そうだし、もう少しここら辺探してみるか」



 そう言葉にして、ウーノはその場を去りました。その考えが当たっていると良いのですが…。





【16:53】
ウーノ 『黄色い宝玉』解除
ミッション③クリアまで 残り 8個





 その後……。





【16:22】





~侍の寄合所~



及川「これか~。よーし、可能性はじゃんじゃん潰していくしかないよね!」





【15:48】





~大和城 入口~



アルフォンス「これか!不気味な光だなぁ…。これは放置できないよね」





 及川とアルフォンスの2人が立て続けに宝玉を黒く染め上げました。これで残りの宝玉は6つになりましたね!





アルフォンス 及川徹 『黄色い宝玉』解除
ミッション③クリアまで 残り 6個








ピリリ ピリリ








柊「『アルフォンス 『大和城』の宝玉を解除。ミッション④クリアまでの残りの宝玉の数は6個だ。』 残り10分前後で6個かぁ…。少しペースを上げて探さないといけないな。城下町、ただでさえ結構広くて見つけづらいからな…」

弐大「確かこの先に『からくり忍者屋敷』があったんじゃのう!!!がっはっはっはっは、待っておれ宝玉よ!!!儂が今黒くしてやるわい!!!」

パルテナ「順調…とは言えなさそうですので、私も町を探しましょう。しかし…この城下町にいくつ宝玉があるのでしょうか?」



 各々考えを述べながら宝玉を探す逃走者。無事にミッションクリアを果たすことは出来るのでしょうか…。










【15:17】





~天守閣~





ワリオ「なんだか遺跡みたいだな!!お先が真っ暗なのだ!!!」



 遂に天守閣に入ることが出来、意気揚々と宝玉を探しているワリオ。ちなみに建物の中にまではハンターは追ってこないので、ある意味安全地帯ではありますね。じゃあここを隠れ場所にすればいいだろうって?住んでいる人に迷惑です。
 天守閣の廊下は電気がついておらず、まるで探検をしているようだとわくわくが止まらない彼。しかし、こんな広い場所のどこに宝玉はあるのでしょうか…。



ワリオ「そんなもの、オレ様のカンで当ててやる!ぐむむむむ……」



 そう言いながら、こめかみに手を当て大体の宝玉の位置を察知しようとするワリオ。ダウジングじゃないんですから。
 ……しばらくそのままのポーズで突っ立っていると、ふとはっとした表情で右を指さしました。



ワリオ「わかったぞ!宝玉はそこにあるんだな!!!宝玉もオレ様が持ち帰って金にしてやるから待ってなさーーーい!!!」




 そんなことを叫びながら指を指した方向に一直線で走り始めます。不気味な気配でも察知したんでしょうかね。まぁ、ワリオはトレジャーハンターも兼任しているので察知能力は高そうではありますが…。
 ワリオの向かった方向に、本当に宝玉はあるのでしょうか…。そして、ミッションの制限時間も残り10分を切ってきました。少し焦りが見えてくる時間帯ですね。

Re: 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編 ( No.82 )
日時: 2021/01/06 22:01
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 6..SoyUU)

【14:42】





~天守閣~





ワリオ「お宝はどこだ~~~???」



 自分の勘を頼りに右方向に進むワリオ。しかし、見えてくるのは静かな廊下ばかり。あまりにも同じ風景が続く道のりに、ワリオは早速飽きてしまっていました。
 早く宝玉を見つけなければ、このままでは引き返してしまう可能性大。どうしましょう。



ワリオ「なーんか同じ風景ばっかりで飽きてきたな~。……ん~~~?」



 ふと、廊下を歩いていたワリオがとある襖の前で立ち止まります。そして目をじっと凝らし、向こうの風景を想像しながら凝視します。透視能力なんて持っていた記憶はないんですが。いや、あっても使っちゃダメなんですけどね。



ワリオ「透視ではない!このオレ様のワリオアイズは視力4.0もあるのだ!凄いだろ!!」



 あー。そういえば公式でそんなこと言っていましたねー。4.0って凄いですよね。大体のものを見通せてしまいます。そういえばワリオって不死身ですし、怪力ですし、意外にも高スペック男子だったりします。
 しばらく目を凝らしていたワリオは目の前を指さし、この先に宝玉があることを確信しました。ガラッと勢いよく襖を開けると―――。














『ウキっ?』

ワリオ「…………」



 目の前には露天風呂。そして呑気に掴んでいるアオイの島のお猿さん達。近くに黄色い宝玉はありますが……それも猿のおもちゃになってしまっていますね。
 猿は目の前に下品な男が現れたことに固まっています。彼はそれをもろともせず、宝玉の方まで歩み寄りました。



ワリオ「これが宝玉だな!おいオマエ!邪魔だからどきさない!!」

『ウキっ?ウキーっ!!』



 指をさされたのが気に入らなかったのか、猿はワリオにとびかかりました。ワリオもそれにカチンと来たのか取っ組み合いを始めてしまいます。こらこら、そんなことをしている暇ではありませんって。
 ワリオはそのままの勢いで猿を温泉にボチャン。その隙に携帯銃を掲げ、黒いインクを発射しました。黒いインクは、そこからじわりじわりと黄色い宝玉を包んでいきます。
 光り輝いていた宝玉はみるみるうちに輝きを失い、黒くなりました。これでまた1つ、ミッションクリアへの道筋が開かれましたね!





【12:25】
ワリオ 『黄色い宝玉』解除
ミッション③クリアまで 残り 5個





ワリオ「ふぅ。黒く濁ってしまって価値が無くなってしまったな!こんなバッチイのは誰も欲しがらないからさっさと退散するのだ!!」



 そう言ってさっさと天守閣を退散しようとしたワリオ。中も廊下ばかりでお目当てのものもありませんでしたからね。宝玉に背を向けた瞬間、ワリオの顔に勢いよくかかる温泉が。



ワリオ「な、何をするのだキサマらーーー!!!このワリオ様の美顔が変になったらどうしてくれるのだーーー!!!」



 ぷんすか怒って目の前の猿を見るワリオでしたが…赤い顔は一瞬で青い顔に変わるのでした。
 目の前には、猿の大群が群れを成してワリオに向けて温泉の入った桶を向けていたのですから。




















ワリオ「……ワーーーーーーーーっ!!!!!」



 その後、ワリオは猿の気の済むまでお湯をかけられたんだとさ。








ピリリ ピリリ








ウーノ「通達か。『ワリオ 『天守閣』の宝玉を解除。ミッション④クリアまでの残りの宝玉の数は5個だ。』 彼に任せておいて正解だったようだな。だが…この調子だと少し厳しいかもな」

及川「俺も見つけたらすぐ黒いインク撃たないと。残り弾数がどうとか言ってられないや」

アルフォンス「下町方面をもう少し探そう。全然見つからないのはおかしい」



 ここで半分ですが、残り時間も少しずつ迫っています。このままのペースでは全く間に合わない可能性大。急いで!















【12:03】





~天守閣 入口~





ワリオ「ワー…。酷い目に遭ったぜ…」



 全身びしょ濡れのまま温泉から放り出されたワリオ。猿にちょっかいかけなきゃ無事に出れましたのに。どことなく憂鬱なまま天守閣を出たワリオでしたが……。


































ハンターCA「…………!!」





ダッダッダッダッダ!!!!!





ROCK ON【WARIO】





ピーーーーーーーーーーーー





ワリオ「な、なにーーーーーッ?!」



 ワリオ、再びハンターと邂逅ーーー!!!出てくるところを見られていたようで既にターゲットにされています!しかし、全身びしょ濡れの為服の重さも彼の逃走に歯止めをかけます。先程は逃げられた道も、今はあっさり追いつかれてしまい…。








ポンッ







【11:55】
ワリオ 確保 残り6名





ワリオ「服が濡れてなければ逃げれたのにーーー!!!クソーーー!!!」



 何もかもが水の泡。水も滴る黄色い貴公子の賞金獲得の夢、敵わず…。








ピリリ ピリリ








柊「『ワリオ 確保 残り6名』 そうか…。というか、ワリオがここまで生き残っていたのが意外だった」

及川「折角ミッションに貢献してくれたのに申し訳ない…。けど、そんなことも言ってられないか」

弐大「急がんと皆の努力が無駄になるのう。急がねば!!!」




 猿の思わぬ妨害によりワリオ確保。まあ自業自得というやつです。
 残り5つ。無事にインクを発射できることを祈ります。


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