二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編【完結】
- 日時: 2021/01/21 23:08
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: 6..SoyUU)
- 参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1611
どうもです、灯焔です。
のらりくらりと7回目の開催を迎えた逃走中#CR07。ニアの不穏な言葉の裏でグレン達5人は温泉旅行へと旅立つ。彼女の言っていた言葉の真意、そして裏でうごめいている『もう1つの物語』にも遂に決着の火蓋が…?
今回の舞台は、白猫プロジェクトより『アオイの島』。温泉事業で有名な四季折々の景色が見える島を舞台に、逃走者とハンターとの7回目の逃走劇が今、幕を開ける―――!
※注意※
・登場するキャラクターは全て履修済みの作品からの出典です。かつ基本的な性格、口調等は原作準拠を心掛けております。が、表記上分かり易くする為キャラ崩壊にならない程度の改変を入れております。
・原作の設定が薄いキャラクター等、一部の登場人物に関しては自作設定を盛り込んでおります。苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。
・誤字、脱字、展開の強引さ等ございますが温かい目でお見守りの方をよろしくお願いいたします。
<ルール>
【逃走エリア】
『アオイの島』 出典:白猫プロジェクト
和風な景色が広がる、情緒豊かな島。
四季のルーンの力によって、変化にとんだ風景を楽しませてくれる。
今回逃走エリアに使用するのは、天守閣周りの『温泉街エリア』と呼ばれる場所となる。
エリア紹介 >>1
逃走時間:85分
賞金:51万(1秒100円)
ハンター:初期3体or4体(OPゲームの結果に基づき変更)
自首方法:『侍の寄合所』にいる侍に『自首届』を記載し、小判を1枚添付した状態で提出する。
<参加者>
【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>2
ウーノ
アン
クアトロ
【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>3
アルフォンス
シャロン
アンナ
【ダンガンロンパシリーズ】より (3人) 詳細>>4
大和田紋土
弐大猫丸
獄原ゴン太
【スーパーマリオシリーズ】より (3人) 詳細>>5
ワリオ
ヨッシー
ドンキーコング
【光神話 パルテナの鏡】より (3人) 詳細>>6
ピット
パルテナ
ブラックピット
【作者枠】 (3人) 詳細>>7
junris
YUMA
柊
【逃走中#06 MVP】 (2人) 詳細>>8
及川徹
エフラム
計20名
◎AfterBreakTime
①『非日常は唐突に訪れる』 >>9
②『香る赤い松の気配』 >>26
③『溝を乗り越える勇気を持って』 >>36
④『魔族と神と人間の関係』 >>47
⑤『鳥をも落とす霊刀でも』 >>53
⑥『支配から手を伸ばせ!』 >>68
⑦『神と邪神は紙一重』 >>71
⑧『立ち向かえ!悪魔の手の元に』 >>76
⑨『松の絆は永遠に』 >>83
⑩『理は人知を超えて』 >>90
⑪『打ち上げ』 >>112-113 >>116-118
○逃走中#CR09 シード枠争奪アンケート実施中!
※締め切りました
結果発表 >>99
○逃走中#CR08 MVP投票受付中!
※締め切りました
次回参加者 >>103
MVP発表 >>111
以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。
- Re: 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編 ( No.48 )
- 日時: 2020/12/18 22:10
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: okMbZHAS)
【62:45】
~大和城 付近~
DK「ウホ…ウホホ!(ここら辺に温泉があるってこの板に書いてあったぜ!)」
大和城にやって来たのはドンキーコング。確かここの温泉ポイントは未だ誰も手をつけていなかったはずですね。ちなみに彼、城が大きいからきっと中にあるだろうとマップを見ながらやってきた様子。スマホを逆さまに持っていたりと結構不安な感じがしますが…。大丈夫なんでしょうか。
DK「……ウホ?(ん?誰か向こうから来るみたいだな)」
城の外周にないということは確実に城の中にスタンプはありそうですね。ドンキーコングが動こうとした途端。向こうからこちらに手を振る影が。そんなことをハンターはしないので、逃走者の様ですが。いったい誰なんでしょうか。
及川「ゴリラく~ん!お~い!」
DK「ウホッ!(キザな奴だ!どうした?)」
及川「ちょっとちょっと、割と失礼な物言いじゃない今の~?それよりも。今からこのお城のスタンプ押しに行こうとしてたんだよね?俺も丁度行こうと思ってたんだよね~。一緒にどう?」
DK「ウッキー…ウホ!(うーん……いいぜ!オレ1人だと道に迷いそうだしな!)」
及川「迷うの前提なんだ?まぁいいや。ここで話し込んでハンターに見つかっても大変だし、早いところ温泉を見つけないとね」
やって来たのは及川。こちらもまだスタンプを押せていない逃走者ですね。って、ドンキーコングは入ってから1匹で温泉の場所を探ろうとしていたらしく。ゴン太やヨッシーみたいに嗅覚で探すつもりだったんでしょうか。流石に立派なお城なので匂いでたどり着けるとは思えません。
彼を1匹で行かせるのも心配になった及川は、自分も丁度大和城のスタンプを押しに来たと彼と一緒に大和城に入っていったのでした。
~大和城 内部~
及川「へぇ~。修学旅行で行った奈良のお城みたいな作りしてる」
DK「ウホ!ウホ!ウッキー!(ここで床を鳴らしたら楽しそうだな!)」
及川「鳴らさないでね?」
温泉を見つける為、入ってすぐの廊下を曲がる1人と1匹。直接行くことが指定されているので、そう遠い箇所に設置はしていないはずですが…。結構内部が複雑な構造になっているので、曲がる方向を間違えてしまえば大幅なタイムロスになってしまいますね。
そうならない為にも興奮しているドンキーコングとつかず離れずの距離を保ちながら、及川は温泉らしき場所を探していました。
……ふと、近くで『カポン』という音と水の流れる音が彼らの耳に届きます。近くにありそうですね!
及川「温泉にありそうな音が聞こえてきた。ってことは近いのかな」
DK「ウッキー!ウッキー!(あっち!あっちから聞こえてきたぜ!)」
及川「あぁ!待ってってばもう!」
音の方向を察知したのかドンキーコング、走る!慌てて及川もそれを追いかけます。しばらくついていくと……。ドンキーコングはとある扉の前で止まりました。どうやらこの扉の向こうに温泉があるようですね。
及川が来たタイミングで勢いよく扉を開け放つドンキーコング。そこには…。
及川「……あった!あれが『スタンプ台』だね」
DK「ウッホー!ウホホー!(やったぜー!1つ目見つけた!)」
及川「少し距離あるし、早く押してお城から出よう。ゴリラ君も早く押すんだよ」
DK「ウホ!」
脱衣所みたいな部屋と、その近くにスタンプ台が!ということは、ここが大和城の温泉で間違いなさそうですね。素早くスタンプ台に移動し、お城の形をしたスタンプに手を伸ばしました。
及川「これで終わり、かな。ゴリラ君、俺終わったよ~」
DK「ウッキー!ウホホー!(押してやるぜー!)」
及川「持ち方反対なんだけど~?」
過程はともかく、無事1つ目のスタンプゲットですね!この調子で頑張って!
【61:14】
ドンキーコング 及川徹
スタンプ1つ押下
及川「ここから近い場所は…。街に温泉が集中してるからそこ回った方が早いかも」
DK「ウホ、ウホ、ウッキー!(手当たり次第見つけて探すぜ!)」
及川「(大丈夫なのかな…?)」
素早く大和城を後にした2人。呑気なドンキーコングに及川は『大丈夫なのだろうか』と一抹の不安を覚えます。ま、まぁまだ10分ありますし!探しましょう!
その後……。
柊「よし。やっと1つ。距離的に町は遠いしなぁ…。近場で3つくらい集めて街に行こうかなぁ」
ウーノ「スタンプ発見。わかりやすい場所と分かりにくい場所があるから戸惑うなぁ」
ワリオ「ワ~ッハッハッハ!!このワリオ様にかかればスタンプを見つけることなんてお茶の子サイサイなのだ!!」
逃走者も次々とスタンプを埋めに走っていますね!そろそろ半数を超えてきた逃走者もいるのではないでしょうか?
【59:36】
~城下町 外れ方面~
エフラム「この距離だと…。街に走っている間に制限時間を迎えてしまう可能性が高いな。ここは『2つ押せる』温泉を探した方がいいかもしれん」
現在スタンプを2つ得ているエフラム。しかし、城下町の温泉が群がっているエリアからは遠ざかっています。今からそこに走ってスタンプを押していると間に合うか…と彼なりの計算をし、『2つスタンプを押せる』温泉を探すことにしたのでした。
そういえばまだ見つかってませんものね。そう思い動こうとした矢先、彼の名前を呼ぶ声が。振り向いてみると、こちらに向かってくる2つの影がありました。
ゴン太「エフラムさーん!おーい!」
柊「温泉ならこの近くにはないぞー」
やって来たのはゴン太と柊。立ち止まっているエフラムを心配して近付いてきた様子。
エフラム「ああ。ゴン太に作者殿か。どうした、俺に何か用か?」
ゴン太「なんか迷ってるみたいだったから、『こっちに温泉はないよ』って教えてあげようとしただけだよ!柊さんも途中で一緒に会ったから、こっちまで来たんだ!」
エフラム「そうなのか。ちなみに2人共スタンプの数はどうなっている?」
柊「私は2つ…。中々上手く身を隠すのが難しくてな」
ゴン太「ゴン太は3つだよ!だから、あと1つ見つければミッションクリア!」
エフラム「ゴン太はもうそんなに集めたのか。凄いな…。―――そうだ。『スタンプを2つ押せる』温泉ってのをこれから見つけにいこうと思うんだが、2人とも来ないか?」
柊「確かに2つ押せる場所が割り出せれば、誰かしら連絡を寄越してくると思うし…。まだ見つかってないんだよな。私的にも労力を減らせるのなら減らしたい。同行しよう」
ゴン太「ゴン太もみんなに楽してほしいから一緒に行くよ!教えてあげることは紳士的なことだしね!」
エフラム「えーと…。マップだと、この先の外れにも温泉があるらしい。そこに行ってみよう」
3人で『スタンプを2つ押せる』温泉を探しに外れまで行ってみることにしたようです。その選択は吉と出るのでしょうか…。
ミッション② 進捗 【スタンプ収集率】
【3個】 3名
シャロン
獄原ゴン太
パルテナ
【2個】 7名
ウーノ
アルフォンス
弐大猫丸
ヨッシー
ブラックピット
柊
エフラム
【1個】 3人
ワリオ ドンキーコング
及川徹
【0個】 1名
アン
逃走者にもスタンプ取得の差が出てきたみたいですね。無事全員クリアしてくれればいいんですが…。次回、ミッション②クリア第一号が遂に現れる?!
- Re: 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編 ( No.49 )
- 日時: 2020/12/19 18:34
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)
どうも。スマブラの5日間限定イベント『セフィロスチャレンジ』、やってみたけど案の定『very hard』は難しかったです。おろさんです。
本題。ABTの方でもドラマパートでも大分不穏な空気が漂っているようで。何事も無ければいいのですが・・・;
そして、体力自慢の人たちが何かと確保されている中、いつの間にか作者勢が柊さんだけになってしまったようで・・・何かこんなタイプのくだり初めてじゃないような(ry
とにかく、今回はここで失礼します。
それでは、色々失礼しました。
- Re: 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編 ( No.50 )
- 日時: 2020/12/19 22:57
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: lyEr4srX)
どうもです。灯焔です。
『そういや天下五剣の中の人って鬼丸さん除いて全員ファイターとして参戦してるんだよなぁ。セフィロスかダンテ参戦しないかなぁ』と冗談半分で思っていたら本当になってしまいました。
『天下五剣が四振揃ったらやることは1つ。お前達、すま○らをするぞ』が本当になってしまいました。これで童子切さんがシモンさんの声優さんだったりしたら超大変だ。あのお方もレジェンド級ですから…。
まぁ、私としての本命はFEHのアルヴィスを担当されてる方なんですが。
>>おろさん 様
どうもです。コメントありがとうございます。
双方で事件が勃発しているようです。何事もないことはないと思いますので、みんな無事に終わることを祈りたいものです。
作者勢何故か序盤で残り1人になっている大会多いんですよね。なんでかなー。
- Re: 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編 ( No.51 )
- 日時: 2020/12/19 23:04
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: lyEr4srX)
【58:53】
~城下町・天守閣付近~
シャロン「天守閣のエリアにもう1つ温泉がありましたよね!そこのスタンプを押してしまえばミッションクリアです!」
現在スタンプを3つ集めているシャロン。下町の温泉から手堅く集まっている方向に向かって走っていったのが功をなしたのか、天守閣に残っているもう1つのスタンプを集めるのみとなりました。
ちなみに場所の目星ってしっかりついておりますでしょうか。
シャロン「勿論ですよ!もしかしたらお城の中にあるかもしれない温泉は大体の場所しかヒントがないと思うのですが、私が今から行こうとしている温泉は場所が示されていますからね!ほら!」
そう言いながらシャロンはマップを見せてきます。マップにはミッション②で押せるスタンプがある温泉が星印で示されています。彼女が現在いる場所からはそう遠くなさそうですね。
シャロン「はい。早めにクリアして、ハンターさんに備えたほうがいいかなとも思いまして!」
外見や性格通り、勢いで突っ走るタイプのシャロン。このままクリアできるといいですよね。彼女はマップを確認しながら、最後の温泉がある場所まで走っていきました。
~天守閣付近 『菊の湯』~
シャロン「ありましたありました。『菊の湯』と書いてありますね!ここで間違いなさそうです」
運よくハンターに見つかることも無く4つ目の温泉がある場所までたどり着いたシャロン。これはミッション②クリア一番乗りもあり得そうですね。
『おじゃましまーす!』と明るい声でガラリと温泉の戸を開けると、丁度スタンプを押し終えたのか誰かが出てくる影が。その正体は―――
アルフォンス「シャロン。元気そうで何よりだよ」
シャロン「お兄様ではないですか!お兄様も今スタンプを押したところなんですか?」
アルフォンス「うん。これで3つ目だよ。少し距離があるけど、下町に1つスタンプを押してない温泉を残してあるから、今からそこに行こうと思うんだ」
シャロン「成程。私と一緒ですね!私もここのスタンプを押せばミッションクリアなんですよ!」
アルフォンス「それは凄いじゃないか。シャロンの行動力があるからこそだね」
アスク兄妹、ここでOPゲーム以来の邂逅。どうやらアルフォンスもこの温泉のスタンプで3つ目を制覇。残り1つまで迫って来たようですね。兄も無事にミッションをクリアできそうだと確信し、思わず嬉しくなるシャロン。彼はそれよりも自分のことを優先しなよ、と口を挟みます。
シャロン「お兄様。ところでこの温泉のスタンプはどこにあるのですか?」
アルフォンス「入って左の、椅子が沢山並んでいる場所にある『自動販売機』という機械の横にあるよ。大きな機械だからすぐわかると思う」
シャロン「ありがとうございますお兄様!それではシャロン、スタンプ押してきます!お兄様もハンターさんに気を付けてくださいね!」
アルフォンス「うん。シャロンも気を付けてね」
アルフォンスにスタンプ台の場所を教えてもらい、その場で解散。こういう気軽なコミュニケーションを取れるというのも実の兄妹の利点というものです。
シャロンは兄に教えてもらった通り、左に曲がり休憩室をちらりと見やります。そこには飲み物が沢山入っていそうな鉄の機械『自動販売機』と、隣に目的のスタンプ台があるのが分かりました。
シャロン「ありました、スタンプ台!それでは失礼しまーす…」
休んでいるお客さんに断りを入れ、静かにスタンプ台まで移動。そして、自分のスマホを取り出し4つ目のスタンプを押下したのでした。すると……?
シャロン「わぁっ?!」
クラッカーのような音がスマホから鳴り響き、真ん中に『ミッション②クリア』という文字が浮かびました。一瞬驚いたものの、もう一度画面を見てミッション②をクリアしたことを確認しました。
【58:11】
シャロン
ミッション② クリア
シャロン「音には驚きましたが、無事クリアできて良かったです!」
危険な目にも合わずにクリアできたことを嬉しく思うシャロン。このままの勢いで逃走成功を目指せ!
そして、彼女と同時刻―――。ミッション②をクリアする逃走者が他にもいました。
パルテナ「これで4つ全て押せましたね。しかし…。自動的に音が鳴る機能があるとは…。この機械、ゲームが終わったらバラしてみようかしら」
ヨッシー「ヨッシー!ヨッシー!ヨッシー♪(やったー!やったー!クリアー♪)」
【58:09】
パルテナ ヨッシー
ミッション② クリア
ちなみに。ミッション②のクリア通知は『クリア者が出た段階で』随時通知されます。ですので…。
ピリリ ピリリ
ウーノ「おや。通達だ。『シャロン パルテナ ヨッシー ミッション②クリア』 もう4つ集めた逃走者がいるのか…!早いなぁ」
ワリオ「フンガー!!何故オレ様を差し置いて4つ集めきる不届き者がいるのだー!!今度会ったらオレ様のオナラで星にしてやるーーー!!!」
アン「何故行く先々にハンターがいるのでしょうか…。こんな時間で1つではとても時間に間に合いません…!」
ミッション②クリア者が通知されたことにより、各々反応を見せる残りの逃走者。しかし、まだ時間があります。位置情報がハンターに知られないように頑張ってくださいね!
【57:13】
~城下町・外れ~
エフラム「ここは向こうの繁華街と違って寂れているな…」
柊「地区によって治安が良かったり悪かったりするんだろうか…。大型都市では地域格差はあるあるだけど、ここまで酷いのは見たことがない」
ゴン太「なんだか寂しい感じがするね…」
マップに表示されている星印に向かって移動している3人。ミッション①で大和田くん達が『からくり忍者屋敷』に向かう為この近くをうろついていましたが、外れの奥に向かえば向かう程寂れた雰囲気が逃走者を待ち受けています。
しかし、この先に温泉は間違いなくある。マップがそう示しているのだから。ハンターを警戒し移動している矢先……エフラムが何か気配を感じ、2人に隠れるように告げます。
エフラム「この先で走る音が一瞬聞こえた。もしかしたらこっちに来るかもな…。隠れよう」
柊「わかった」
物陰に身を潜め、辺りを見回す3人。そう、実は―――。
ハンターIE『…………!!』
ダッダッダッダッダ!!!!!
ミッション② 進捗 【スタンプ収集率】
【ミッション②クリア者】 3名
シャロン
ヨッシー
パルテナ
【3個】 4名
アルフォンス
獄原ゴン太 弐大猫丸
ブラックピット
【2個】 5名
ウーノ
ワリオ
柊
及川徹 エフラム
【1個】 2人
アン
ドンキーコング
ハンターが逃走者の誰かを捉えて走っていた!!哀れにもハンターに見つかってしまった逃走者はいったい誰だ……?!
そして、エフラム達はハンターに見つからず外れにある温泉に辿り着けるのか…?!
- Re: 逃走中#CR07 白猫温泉物語 混沌編 ( No.52 )
- 日時: 2020/12/20 22:23
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: lyEr4srX)
【56:42】
ハンターIE『…………!!』
ダッダッダッダッダ!!!!!
ハンターに追われていた逃走者は―――。
ROCK ON【BLACK PIT】
ピーーーーーーーーーーーー
ブラピ「なんで死角から急に出てくるんだよ…!!」
追われていたのはブラックピット!外れを逃げていることから、彼もここの温泉を目指して移動していた様子。そんな彼、運悪くハンターと鉢合わせてしまったわけですね。
ハンターが実際に来たことを目にし、見つからないように隠れ続ける3人。
エフラム「本当に来たな…」
柊「ブラックピットくんが追われてたな…。あの距離だと捕まりそうだが…」
ゴン太「可哀そうだけど、ゴン太達が見つかって捕まるのはもっと駄目だよね…。今は我慢の時間だ」
逃げることに夢中のブラックピット。徐々に距離は近付いていますが、彼も捕まりたくないようで全速力です。そのまま彼はエフラムが来た道を真っすぐハンターを連れて逃げていきましたとさ。
……ハンターの足音が聞こえなくなった頃を見出し、エフラムが先に出て周りを確認。柊とゴン太くんを物陰から出し、そのまま温泉がある方向まで走っていきました。
エフラム「時間も無くなって来た。急ぐぞ」
ゴン太「こっちも全力だね!」
果たして無事に間に合うのでしょうか…。
彼ら3人とブラックピットのやり取りがあった中、ミッション②をクリアする逃走者も次々に増えています!
アルフォンス「よーし。無事にクリアできた。これでまずは一安心かな」
弐大「がっはっはっはっは!!!いいミッションじゃった!!!突破じゃあ!!!」
及川「おっけー。街方面に舵を切って良かったよ。……ところであのゴリラ君、大丈夫だったのかな?」
【56:30】
アルフォンス 弐大猫丸 及川徹
ミッション② クリア
順調にスタンプを集めていく逃走者と、ハンターや障害物に阻まれ中々スタンプを押しにいけない逃走者…!そろそろ明暗が分かれてくる時が来たのかもしれません。
ピリリ ピリリ
シャロン「わ!通知ですね。『アルフォンス 弐大猫丸 及川徹 ミッション②クリア』 流石ですお兄様!私は信じてましたよ!」
DK「ウホ!ウホホ!(あのキザ男やるなぁ!すげえ!!)」
ゴン太「クリア者も増えてるみたい!ゴン太達も急ごう!」
エフラム「ああ。もう温泉らしき看板は見えている。そこまで突っ走るぞ!」
柊「結構距離あったなぁ…。2つ貰える場所だといいんだけど」
逃走者達が各々動く中、ブラックピットは―――。
~城下町 紅葉の散歩道~
ハンターIE『…………!!』
ブラピ「あぁ!!!もう追いつかれるーー!!」
何とか城下町まで入り込んだはいいものの、既にハンターの手はブラックピットの背中を捉えていました…!
ポンッ
【56:26】
ブラックピット 確保 残り13名
ブラピ「待ってくれ…。ハンターってこんなに速いのかよ…!!」
YUMAと一緒に鉢合わせた時は彼女がすぐ捕まってしまい、ハンターの走力なんて分かりませんでしたものね。ハンターの脅威に為す術のなかったブラックピットなのでした。
ピリリ ピリリ
パルテナ「また通知。誰かミッションでもクリアしたのでしょうか?『ブラックピット 確保 残り13名』 あらあら。ブラピまで捕まってしまうとは。情けないですねぇ」
ワリオ「あのキザ黒天使も捕まったのか!このオレ様を馬鹿にするからなのだ!!」
アン「どんどん捕まっていくと恐怖を感じます…」
ミッションをクリアする為に動かなければならない以上、ハンターには気を付けて行動せねばなりません。慎重に急いでくださいね!
【55:13】
~城下町・外れ 『絆の秘湯』~
エフラム「着いた…!ここは『絆の秘湯』というらしいな」
柊「……ん?『秘湯』?他の温泉と名前が違うな。まさか…」
ゴン太「その『まさか』かもしれないね!行ってみよう!」
遂に『絆の秘湯』と書かれた看板の前に辿り着いた3人。ん?絆の秘湯?元ネタが分かってもしーっ、ですよ。しーっ。明らかに他の温泉とは名前が違うことに気付き、『まさか』と期待に胸を膨らませます。
エフラムが静かに扉を開くと―――。
ルキナ「エフラム王子!!貴方が一番乗りなのですね!この『絆の秘湯』に!!」
エフラム「???」
柊「な、何が起こっているんだ…?」
ゴン太「ゴン太もわかんないや…?」
なんと、中では浴衣姿のルキナが受付をしていたではありませんか!って何やってるんですかー?!エフラムがそれとなく聞くと、彼女は嬉しそうにこう答えたのでした。
柊もゴン太くんも訳が分からずぽかーんとしています。
ルキナ「実はですね、セオリさんにお願いをされてこちらの『絆の秘湯』の一日番台を務めているんです!お父様に反対されるかもしれないと思ったのですが、お父様も温泉大好きでして!番台くらいなら、とお認めになってくださったのです!」
エフラム「そうか…。それで、あの棚に陳列してある大量のマルスはいったい何なんだ?」
ルキナ「よくぞ聞いてくれました!こちらは『マルス様ファンクラブ』会員の方限定の商品なんです!こちらはマルス様のお顔が写ったTシャツにノート、隠し撮りしたマルス様のプライベート写真を使用したカレンダーなどがございます!年の暮れも近いですし、エフラム王子もおひとついかがですか?エフラム王子はファンクラブの会員ではないですが、お知り合い価格ということでお安くしておきますよ!」
ゴン太「わぁ…。どれもこれも同じ人の顔がいっぱい写ってる…」
柊「これ、本人に許可取ってあるんだろうか…。長曽祢さんのグッズなら全部買い漁ったんだけどな」
エフラム「買い漁るなら大会が終わってからにしてくれ…。ルキナ、俺はマルスのグッズを買いにここまで来たわけではない。ここも『温泉』なのなら、『スタンプ台』がどこかにあるはずなんだ。どこか教えてほしいんだが」
いつの間にやらコネクトワールドで『マルス様ファンクラブ』なるものが生まれていたようで。ずるい。天の声も入りたい。そうではなく。
このままだとルキナがマルスの話をし始めて絶対にミッション②の終了時間を迎えてしまいます。自分だけならばいいけれど、今は柊もゴン太くんも一緒。巻き込むわけには行きません。
申し訳ないとは思いつつも、エフラムは話をぶった切りルキナにスタンプ台のありかを尋ねました。
ルキナ「そうですか…残念です。しかし、必ずやエフラム王子にもマルス様の魅力をたっぷりとお届けしますね!」
エフラム「そ、それは分かった。俺だけじゃなく他の連中も一緒なんだ。スタンプ台はどこにあるんだ?」
ルキナ「それならばこちらに!ご案内しますね」
ルキナは3人を連れて休憩所のような場所へ。そこの本棚の隣に『スタンプ台』はありました。ちなみに普段はここもマルスの写真で埋まっているんだとか。『絆の秘湯』とはなんなのか。マルスは関係ないはずだぞ。
興奮気味の彼女に呆れつつもエフラムはスタンプを確認。すると…。スタンプの裏側に『×2』という文字があるのが見えました。
エフラム「…ん?なんだこれ。『×2』?」
柊「『×2』って。もしかしなくても2倍とか2つとかそういう意味じゃん。……やっぱりここが『スタンプを2つ押せる場所』だったんだ!」
ゴン太「やったぁ!これでエフラムさんも柊さんもミッション②をクリアできるね!」
そう。実はこの『絆の秘湯』がスタンプを2つ貰える『ボーナス温泉』だったのです!ちなみに外れの奥にある為、アオイの島では一番距離が遠い温泉なんだそう。
エフラムは先に柊に押すように言い、彼女も遠慮なくスマホを開きスタンプを押したのでした。
柊「終わった。エフラムさんもゴン太くんも早く」
ゴン太「うん!エフラムさん、お先にどうぞ!」
エフラム「ああ。感謝する」
【54:27】
獄原ゴン太 柊 エフラム
ミッション② クリア
ゴン太くんとエフラムも無事スタンプを押し、3人全員が4つ貯まりました!無事ミッション②クリアです!
ピリリ ピリリ
ヨッシー「『獄原ゴン太 柊 エフラム ミッション②クリア』 ヨッシー!ヨッシー♪(やったぁ!またミッションクリアした人が増えたよ!)」
ウーノ「あと1つ…。温泉は見えているから急ごう。もうミッション②終了まで5分を切っているからね」
シャロン「皆さん無事にクリアできるといいんですけど…。ここにきてしまうと、1人2人クリアできない人が出てきてしまうかもしれません…。うう…」
ミッション② 進捗 【スタンプ収集率】
【ミッション②クリア者】 9名
アルフォンス シャロン
獄原ゴン太 弐大猫丸
ヨッシー
パルテナ
柊
及川徹 エフラム
【3個】 2名
ウーノ
ワリオ
【2個】 1名
アン
【1個】 1人
ドンキーコング
徐々にクリア者も増えています!ミッション②終了まで5分を切ったところで、現在クリアできていないのは4名。うち、残り1つ集めればいいのは2人。刻々と迫る制限時間の中、逃走者はどういう選択を取るのでしょうか…。
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