二次創作小説(新・総合)

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グッドナイトプリキュア!(完結)
日時: 2022/01/28 12:07
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


【月が煌めく真夜中、少女たちは眠らない】

どうもメタルメイドウィンです、メイドウィン小説初のプリキュアに挑戦していこうかと思います

『注意』
原作プリキュアはあまり見てないので展開がそれっぽくはないかも?
たくっちスノーいるよ

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.30 )
日時: 2021/10/09 23:27
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

キュアスプーク
「ヨフカス!!」ガラッ

ヨフカス
「むっ、プリキュアか!」

あかり
「ゆらぎ姉ぇ!?」


キュアスプーク
「あかりに夜更かしを促すなど許しませんよ!!」

キュアフォーサイト
「あかりと二人っきりとか 許せないから」

キュアマーリン
「お、落ち着いてくださいまし2人とも!!」



ヨフカス
「追っ手か!確か姉さんがやってたはずだが………もうやられてしまったのか?」

ディスコ
「ごめ〜ん坊や、私今日ちょっとスランプだったみたい〜」

ヨフカス
「………そうか、俺達も少し休む必要があるかもしれないな」

ヨフカス
「無理させて悪かった姐さん、おかゆ食べるか?」

ディスコ
「また坊やが作ってくれるの?嬉しいわぁ」

あかり
「えっ」

ヨフカス
「あっ、ちょまっ………楽しかったぞ、あかり!」スーッ


ディスコ
「あらあら、坊やったら貴方にお熱なのね、これは暫く弄りがいがありそうだわ、うふふふふ」

ディスコ
「じゃあね小さなレディ?まだこっちに来ちゃダメよ?バイバーイ」


キュアスプーク
「あっ、こら!勝手に行かないで!」


あかり
「…………」

キュアフォーサイト
「あかり大丈夫?何も変なことされてない?」

あかり
「あ、ああ………うん、大丈夫、ちょっと……」


あかり
「ちょっと宿題手伝ってくれただけ………」

キュアフォーサイト
「えっ」

キュアスプーク
「えっ………」

あかり
「へへへ…………」


キュアスプーク
「…………全く」



………スゥーッ


いずる
「あっ………暖かい、あかりの感触」

あかり
「もう、変なこと言わないでよいつも〜」

キュアマーリン
「なっ………貴方達、いつもそんな会話をしていますの!!?」

キュアマーリン
「なななな、いけません非生産的な!」

キュアスプーク
「あかり…………ちょっと話をしましょう………」

あかり
「あっ……私もゆらぎ姉に………」

キュアスプーク
「え?」


あかり
「………あっ、ごめん………やっぱり、なんでもない」

キュアマーリン
「……さて、もう遅いですしみんな寝ますわよ」

いずる
「あかりもそろそろ寝ないと」

あかり
「あ、うん………おやすみ、皆」

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.31 )
日時: 2021/10/10 07:58
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

…………

あかり
「きつねちゃん」どん

きつね
「うおっ、びっくりした」

あかり
「聞きたいことがあるんだけど、いいかな」

きつね
「あ、ああ、それは別に構わないけど……ここ学校だし、顔近いし、壁ドンだし」


ーーーーーーーーーーーーーーーー

きつね
「冥界の奴らは人間時代の記憶が無い?」

あかり
「ヨフカスがそう言ってたの、それって本当なのかなーって」

きつね
「いや、私に聞かなくてもゆらぎに聞けばいいだろ」

きつね
「そもそもゆらぎは、思いっきりお前のことを覚えていたじゃない」

あかり
「それはそうなんだけど……あの人も本当に覚えて無さそうだし………この間行ってた転生と虚無って」

きつね
「あれのパターンは逆ね、死んだことに気付いてないみたいなやつよ」

きつね
「でもまぁ、そっか………ゆらぎなら間違いなく向こうが間違ってるって言うかもしれんしな………」


きつね
「ヨフカスに情でも湧いたか?」

あかり
「そういうつもりじゃ……でも………」

きつね
「いいんだよ、気にしなくて」



きつね
「アイツが根っこが良い奴だってのは、俺がよく知ってるんだから」

あかり
「えっ」

きつね
「それよりも、………素人目線の私から見て、その答えは単純に二パターン」

きつね
「ゆらぎかヨフカス、いずれかが冥界にとってイレギュラーということね」

あかり
「どっちかが………」

きつね
「ヨフカスのみが記憶を失っているのか、あるいはゆらぎのみ記憶が残っているのか、そしてそれは何故か?」

きつね
「今のところは考察しょうがない」

あかり
「うん、またなにか分かったら相談に乗って」

きつね
「任せときな、いずるやまりあに追追話しておきなさいよ」

あかり
「うん、それだけ…………じゃあまたね」

きつね
「ああ、授業遅れるわよ」


…………

きつね
「そっか…………覚えてないんだ、人間時代のこと………」

きつね
「なら、後腐れなくアイツと相手出来るな………でも」


きつね
「やっぱ辛いわ………本当に俺の事忘れちまったのかよ、ヨフカス…………」

END

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.32 )
日時: 2021/10/10 09:01
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第7話】
「いずるの愛が止まらない」

きつね
「あかり、私明日学校休むわ」

あかり
「え、なんで?」

きつね
「ちょっといずるの事が気になってね」

あかり
「いずるちゃんが?分かった………でも私の家入れるの?」

きつね
「ああそこら辺は大丈夫、しっかり考えてあるから」

きつね
「まぁ何も悪いことするわけじゃないから、お願い」

あかり
「うーん………お家にはゆらぎ姉ぇもいるし大丈夫かな」

きつね
「すまないねあかり!」

……………


きつね
「よっこいしょ、誰も見ていないな………」


きつね
「よし」スボッ


カチャッ


きつね
「お邪魔します」

ゆらぎ
「待ちなさい」

…………

ゆらぎ
「今どうやって鍵開けました?」

きつね
「ぴ………ピッキング」

ゆらぎ
「誤魔化したみたいな言い方してますがピッキングもアウトですからね?」

きつね
「そ、それはそうだけどよ………頼む、俺とお前の仲だろ、あかりも話してある」

ゆらぎ
「はぁ………それで要件は?」

きつね
「まあ何、いずるの事が気になったんだ」

ゆらぎ
「いずるさんの………はぁ、分かりました、仕方ない人ですね」

…………

きつね
「というわけでお邪魔しまーす」

きつね
「そういやゆらぎっていずると話はするの?」

ゆらぎ
「いえ………それが彼女、あかりが帰ってくるまではずっと自分の部屋に引き篭ってて………」

ゆらぎ
「御手洗の時は流石に出てきますが、食事もいつ済ませてるのか分からなくて………」

きつね
「典型的なヒッキーの生活だな………あかりはちゃんと学校行ってるのにこの歳になって何してんだ………」

きつね
「部屋入れない?幽霊でしょ?」

ゆらぎ
「気になって入ろうとしたら塩投げられました」

きつね
「えっやっぱ幽霊に塩って効くの?」

ゆらぎ
「いえ、なんとなく避けてしまって………」

きつね
「じゃあ俺が入るか」ズボッ

ゆらぎ
「鍵穴に指突っ込むのやめてくれません?」

きつね
「別に壊すわけじゃないんだからいいだろ別に」


きつね
「お邪魔しま」

ぶわっ!!

きつね
「ぎゃああああああああ!!!!」

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.33 )
日時: 2021/10/10 14:58
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

きつね
「げほっ!!げほっ!!これコショウじゃねーか!!」

ゆらぎ
「いずるさん!?」

いずる
「…………何 いたの」

きつね
「居るよ、あかりにも許可は貰った 」

きつね
「ちょっとお前と話がしたくて」

いずる
「いらない 帰って」バタン

ゆらぎ
「…………ほら、彼女あかり以外には全然心開かなくて…………」


ゆらぎ
「あれ?きつねさん?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いずる
「はぁ………なんだろ、あかり 変なのに絡まれてる」

きつね
「変なのとは失敬だな」

いずる
「!!?」

きつね
「アンタが部屋を閉める直前に、【ほんの一部】だけ侵入させてもらった」


きつね
「1部でも入れたら、それは俺の領域さ」

いずる
「…………出てって!」

きつね
「いいだろお前」

いずる
「嫌!」

きつね
「……………」


きつね
「単刀直入だが、お前ってこの世界で生まれたんじゃないんだろ」

きつね
「俺と同じで」

いずる
「!」

きつね
「まぁそれはいいよ、今の時代その気になれば誰でも出来ること、珍しいことじゃない」

きつね
「でも、一体どんな事情があってここに居るのかが個人的に気になんだよ」

きつね
「よそんちにあがりこむそれはいい!時空出身者でも義務教育はしっかり受けるべきなんだよ、法律はあるからな」

きつね
「だいたい親は?17歳以下は何かしらの保護者の許可がないと他世界には行けないようにしてるの、普通はな」

きつね
「好き勝手に行ける時なんて逃走中ぐらい、今最近は1度もやっていない」

きつね
「遭難者じゃないなら普通に通報するけど、なんなの?」



いずる
「………………」


いずる
「言うよ」

きつね
「ああ、聞かせ__」


シャキン!



きつね
「……………おいおい」

いずる
「やっぱり………黒い血、マガイモノ……」


……
いずる
「黒山きつね」

いずる
「私の事を全て知るのはいいけど、あかりにバラすような真似をしたら」

いずる
「貴方がたくっちスノーだと、世間にバラすよ」

きつね
「ば……バラしてどうこうってなるわけじゃないが、絶対言わないから安心しろ」

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.34 )
日時: 2021/10/10 17:02
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

………

きつね
「い………家出!?」

いずる
「そう、家出してここに来たの」

いずる
「安物の偽装パスワード買って、家から抜け出したくて………」

いずる
「そこをあかりに拾われた」

きつね
「多方、何の準備もしてなくて死にかけたところをあかりにってわけね」

いずる
「あかりと一緒ならなんでも出来る気がする」

きつね
「だったら学校行け」

いずる
「嫌、あそこは悪意しかない」

きつね
「悪意のない所なんか存在しない」

きつね
「じゃあせめて、せめてだ、あかりの善意に頼るヒモになるのはやめろ」

きつね
「今のアンタの状態はあかりに甘えてるだけ、優しいから大目に見てくれてるだけだ」

きつね
「そうやって家で何もせずゴロゴロしてる姿、とても日曜朝のヒロインに相応しくねーんだよ」

きつね
「お前家で何かやってるか?家事手伝いとかそういうの」

いずる
「……………」

きつね
「………それ以上追求するのはゆらぎの役割だとして」


きつね
「………憶測でしかないが、あかりはゆらぎが亡くなってすぐにお前を見つけて一緒に暮らしていたと言っていた」

きつね
「………お前、見た目はあかりより上っぽく見えるし、ゆらぎと重ねていたんだろ」


きつね
「でも今、すぐ後ろにゆらぎもいる」

きつね
「その内あかりから関心薄れていったりしてな」

いずる
「そんなことはない!」

きつね
「じゃあ変われ!!」

きつね
「この際本気で言っちゃうけど、お前はゆらぎの代わりで満足すんのか!?」

きつね
「家出だとか悪意しかないとか言うけど、本当は自分の思い通りにならないのが嫌だっただけだろ!?」

きつね
「あかりに生かして貰ってるだけ感謝しろ!!尽くせ!!」

きつね
「本当ならお前は誰も知ってる人がいないこの世界で、人知れずモブキャラの死体となってくたばっていた可能性の方が高いんだぞ!?」

きつね
「それとも俺の手で本当にお家返してやろうか!?」

いずる
「…………」



ゆらぎ
「もういいです、きつねさん」スゥーッ

きつね
「ゆらぎ………」

ゆらぎ
「いずるさん、一つだけ………」




コキッ

いずる
「えっ………」


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