二次創作小説(新・総合)
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- グッドナイトプリキュア!(完結)
- 日時: 2022/01/28 12:07
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【月が煌めく真夜中、少女たちは眠らない】
どうもメタルメイドウィンです、メイドウィン小説初のプリキュアに挑戦していこうかと思います
『注意』
原作プリキュアはあまり見てないので展開がそれっぽくはないかも?
たくっちスノーいるよ
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.70 )
- 日時: 2022/01/28 10:53
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
キュアキュウビ
「プリキュアになる奴って初めて変身すると大体みんな困惑してるけど……」
キュアキュウビ
「こんなフリフリで派手な格好になればそりゃそうだよなー」
キュアキュウビ
「髪もめちゃくちゃ伸びたし……体はなんともないか」
きつねは一通り姿を見た後、変身を解除してゴーストブリーダーをポケットにしまう
きつね
「まさか俺がこんな姿にまでなれるとはねぇ……」
ゆらぎ
「随分楽しそうですね?」
きつね
「どっひぇええ!!」
突然声をかけられたもので、きつねは驚いてひっくり返る
きつね
「ゆ、ゆらぎ!?お前いつから居た!?」
ゆらぎ
「変身した辺りから」
きつね
「この間もそうだけど急に出てくるなよ!幽霊って自覚ある!?」
ゆらぎ
「ああごめんなさい、まだ見えてる人との対応が慣れてなくて……」
きつね
「……で、なんか用?」
ゆらぎ
「あ、いえ……ちょっとお話したいことがありまして……」
ゆらぎは何か言いづらそうな顔をしながら言う
ゆらぎ
「……その……この前あなたが言ってたことなのですが……」
きつね
「ん?どした?」
ゆらぎ
「冥王様が私に預けてくれたこの石……ティーの涙。」
ゆらぎ
「貴方の体から生まれたものであり、膨大な力を秘めて……それが今貴方が変身する力になっている」
ゆらぎ
「何故、冥王様がそれを持っていたのか私なりに考えたのですが……」
きつね
「冥王が俺の兄さんじゃないかって?」
きつね
「俺はヨフカスの家族が兄さんかもしれんから来たのに、他に兄弟がいちゃビックリだよ」
きつね
「それに俺……お前達幽霊の世界、冥界には行けないんだよな、死ねないし」
ゆらぎ
「そうなんですよね……忘れてください」
きつね
「ま、確かに妙とは思ってるけどな……」
きつねはぼやきながら、ゴーストブリーダーでお手玉して考える
きつね
「ま、こういう時は幽霊に聞くのが1番だな」
きつね
「ここ暫く来ていなかった以上………ヨフカスは絶対来る!」
ゆらぎ
「!」
きつね
「………よっし!授業戻るか!」
きつね
「幽霊達も夜までは何も出来ない、今考えてもしょうがないだろ!」
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.71 )
- 日時: 2022/01/28 10:56
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
………そして、その夜。
ヨフカスナイトクラブによる睡眠妨害が再開していた。
ヨフカスナイトクラブのメンバーが大声で騒いでいるのが感じ取れる
それを聞き、きつねとまりあは起き上がる
まりあ
「来ましたわね」
きつね
「もうあかり達は向かってるはずだ、俺達も行くぞ!」
まりあ
「グッドトーカー!レッツゴースト!」
きつね
「ゴーストブリーダー!ファントムーブ!」
きつね&まりあ
「プリキュア!!」
2人はプリキュアに変身して、外へと飛び出していく
キュアマーリン
「それが貴方の変身した姿なのですね?」
キュアキュウビ
「どうよ?プリキュアになった俺可愛いだろ?」
……
そして夜11時、大きな広場にヨフカスナイトクラブは居た。
ヨフカス
「んさぁ!今日も夜更かし騒ぎ!なんと言っても新作ゲーム発売日の夜だからな!」
ヨフカス
「どうせ買ったならクリアまで眠らない!目指すは完全クリアだ!」
チュウゲイマン
「現世はすげぇな……こんなもん転がってるとは……」
「見つけたわ!ヨフカスナイトクラブ!」
チュウゲイマン
「もう来やがったか」
ヨフカス
「む?見ろ!」
キュアナイト
「輝く月光の導き手!キュアナイト!」
キュアスプーク
「彷徨う魂の繋ぎ手!キュアスプーク!」
キュアマーリン
「揺らめく花園の夢語り!キュアマーリン!」
キュアフォーサイト
「死神の片鱗と双璧、キュアフォーサイト。」
キュアキュウビ
「そして!時より舞い降りた空の使者!キュアキュウビ!」
キュアキュウビ
「5人合わせてぇ!!」
キュアナイト
「グッドナイトプリキュア!」
ヨフカス
「おおーー!待っていたぞプリキュア!しばらく来ないうちにまた1人増えたようだな!」
キュアキュウビ
「おうよ!ヨフカスと相手取るには、俺ぐらいじゃないとな!」
ヨフカス
「む、その言い方からしてお前はきつね……いや、たくっちスノーだったか?」
キュアナイト
「ヨフカスナイトクラブ!夜遊びを止めに来たよ!」
ヨフカス
「やはりそう来るか!」
キュアキュウビ
「お前ら、ヨフカスは俺がやる……お前らは連れを倒せ!」
キュアマーリン
「分かりましたわ!」
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.72 )
- 日時: 2022/01/28 11:00
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ヨフカス
「では俺も新人のお前と心ゆくまで遊ぶとしよう!」
キュアキュウビとヨフカスは互いに飛び出し、ぶつかり合う
キュアナイト
「きつねちゃん凄い!」
キュアフォーサイト
「やっぱ伊達じゃないよね、たくっちスノーは……さて、こっちやらないと」
チュウゲイマン
「まあいい、こっちも試したいものはある……こい、ネボーン」
ネボーン
「ネボーン!」
チュウゲイマンはネボーンを1人呼び出し、頭部にゲームソフトを差し込む。
チュウゲイマン
「冥界で新発売したゲームソフト『silent night』だ……さぁ!大勝負と行こうか!!」
ネボーン
「ネボオオオン!!」
ネボーンは巨大な骸骨のような姿になった。
チュウゲイマン
「行け!ネボーン!!」
ネボーン
「ネボオオン!!」
キュアマーリン
「いきますわよ!はあああっ!!」
キュアマーリンは剣を構えて近づくが、その瞬間ネボーンの姿が消える
キュアマーリン
「えっ!?」
チュウゲイマン
「こっちだ」
キュアキュウビ
「後ろか!!」
消えたネボーンは突如キュアマーリンの背後に現れ………襲われる前に遠くからキュアキュウビがナイフを投げて攻撃を防ぐ
キュアナイト
「なんで姿が消えたの!?幽霊だから!?」
キュアキュウビ
「『silent night』なら俺もやったことがある!そいつは姿を消して敵に見つからないように動くステルスアクションゲームだ!」
キュアフォーサイト
「それなんとかならないの?」
キュアキュウビ
「今それどころじゃない!」
……
ヨフカス
「ふふふっ!お前もなかなか強いな!面白くなってきたぞ!」
キュアキュウビ
「ちっ!お前のファミリーも思いの外手強そうだな!」
ヨフカス
「勿論だ!いつも俺のナイトゲームを楽しませてくれる、俺の最高のファミリーだ!」
キュアキュウビ
「………最高のファミリーね?それはお前の『人間だった頃の』家族もそうだったか?」
ヨフカス
「…………っ!?」
キュアキュウビ
「おっ、やっぱりこれで隙が出来た!」
キュアキュウビは隙を見てポケットから物を取りだし、キュアナイトに向かって飛ばす!
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.73 )
- 日時: 2022/01/28 11:02
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
キュアナイト
「これ何?」
キュアスプーク
「これは………silent nightの攻略本と書いてあります!」
チュウゲイマン
「馬鹿なっ……!?まだ発売して2時間しか経ってないゲームに攻略本なんてある訳ないだろ!?」
キュアキュウビ
「だから自作だよ!こんなもんしか無いが役立ててくれ!」
キュアフォーサイト
「何かアレを倒せる様なこと書いてあるといいけど」パラパラ
キュアフォーサイト
「ふむふむ………あ、なるほど」
キュアフォーサイト
「プリキュアタイムリープ!」
………!!
「ネボーーン!!」
………!!
キュアフォーサイト
「あかり、後ろから来るよ」
キュアナイト
「えいっ!!」
キュアナイトが後ろに肘を当てると、ネボーンに激突して粉々に崩れ去っていった
ネボーン
「ネボオォォォン………
キュアスプーク
「一撃で!?何をしたんですか!?」
キュアフォーサイト
「ステルス中に気付かれて攻撃されたら、どんな状態でも即死するって書いてあった」
チュウゲイマン
「クッ……そんな仕様があったとはな……」
チュウゲイマン
「まさか俺がゲームでお前達に遅れを取るとは………」
ヨフカス
「むむ……チュウゲイマンが負けるとはな、これは想定外だった」
キュアキュウビ
「悪いけど今回ガチでぶっ飛ばすつもりなんでよろしこ!!」
キュアキュウビ
「必殺!!プリキュア・ブラックアウト………」
キュアスプーク
「待ってください!聞きたいことがあったのではなかったのですか!?」
キュアキュウビ
「じゃああえて聞くけど、ヨフカスはティーの涙って知ってる?」
ヨフカス
「いやさっぱり分からん!」
キュアキュウビ
「それだけ聞いたら充分だ、プリキュア・ブラックアウト………」
チュウゲイマン
「そろそろ夜明けだ、ずらかるぞバディ!」
ヨフカス
「そうだな!今夜も楽しかったぞ、プリキュア!」
キュアキュウビ
「今度会う時は楽しいじゃ済まねぇかもな!」
ヨフカス
「結構だ!その時を楽しみにしている!」
ヨフカス達は夜明けと共に空へと昇っていき………いつもの様に消えていった
キュアキュウビ
(……ちっ、それにしたってまだ足りない……か)
END
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.74 )
- 日時: 2022/01/28 11:05
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
『第15話』
「いずるの終わらない1日」
ある朝、起きてすぐだというのに夜空家に電話が鳴り響いていた
あかり
「ん……なに?こんな電話の音?」
ゆらぎ
「こんな朝早くからなんて……」
あかり
「まだ寝たいからゆらぎ姉出てよ」
ゆらぎ
「ええ……その、私が出て大丈夫かしら……第一触れられるかどうか……」
あかり
「お願い」
ゆらぎ
「……しょうがないわね」
………
ゆらぎが下に降りて受話器を取りに行くと、既に電話は終わっており……そこにはいずるが居た
ゆらぎ
「あら、いずるさん……」
いずる
「……夜空ゆらぎ」
ゆらぎ
「誰からでした?」
いずる
「きつねから……モーニングコールとか言ってたからぶっち切っといた」
………
そして一方意大家の方は。
きつね
「ちっ……滅茶苦茶どやされちまった」
まりあ
「こんな朝早くから電話したら怒るのも当然ですわ……なんで急にモーニングコールなんて始めましたの?」
きつね
「まぁちょっと気になることがあってね……ふむ」
……そして、一同が登校してしばらくした頃
あかり
「ねぇきつねちゃん、なんで今朝電話してきたの?」
きつね
「ん?ああ、迷惑だった?ごめんごめん」
きつね
「ちょっと気になることがあってね……あのさ、いずるの部屋から電話までって結構離れてるわね?」
あかり
「うん」
きつね
「電話したのが……5時半過ぎくらいだけど、いずるってばすぐ繋がって切ったんだよ」
きつね
「いや、いずるを呼ぶために掛けたんだけどこんな早く繋がるとは思わなかったの」
あかり
「え、いずるちゃんと何か?」
きつね
「まぁそんな所」
あかり
「………………。」
……
そして放課後になり、あかり達は教室で雑談をしていたのだが……そこへ
「そういえば……夜空さん最近あの二人とよく話してること多いよね」
「何の話をしているのでしょうか」
「………ていうか、あれ?」
いずる
「………」
そしてベランダの影にはいずるの姿が
「なんか一人多くね?」
きつね
「うわ!?」
あかり
「えっ!!?い、いずるちゃん!!?」
まりあ
「何してますのそんな所で!!危ないでしょう!!」
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