二次創作小説(新・総合)
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- グッドナイトプリキュア!(完結)
- 日時: 2022/01/28 12:07
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【月が煌めく真夜中、少女たちは眠らない】
どうもメタルメイドウィンです、メイドウィン小説初のプリキュアに挑戦していこうかと思います
『注意』
原作プリキュアはあまり見てないので展開がそれっぽくはないかも?
たくっちスノーいるよ
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.10 )
- 日時: 2021/10/04 07:21
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
〜そして、夜〜
あかり
「………今日もあの人達がここに来るの?」
きつね
「恐らく来ない日はないでしょうね、幽霊だから体調崩さないし」
ゆらぎ
「……準備は出来た?」
あかり
「うん、いつでもいける」
きつね
「私は今日は待ってる、調べたいことがあるし」
あかり
「きつねちゃん、帰らなくていいの?」
きつね
「おうちなんて無いようなものだしへーきへーき」
あかり
「そうなんだ………きつねちゃん、変わってるね」
きつね
「まあ私のことはいいから!そろそろ深夜になるから行きなさい!」
あかり
「分かった………行くよ、ゆらぎ姉ぇ!」
ゆらぎ
「はい!」
「「グッドトーカー!レッツゴースト!!」」
………
ヨフカス
「さて、今日のハッピーナイトゲームは爺やに任せよう」
ヨフカス
「俺はゆっくりと見物といこうかな」
ヤショッキン
「出来ました坊っちゃま、本日の夜食でございます」
ヤショッキン
「メニューは、天かすと青ネギとにんにくをたっぷり付け足した焼きそばでございます」
ヨフカス
「うむ!最高に頭が悪い味がする!」
ヨフカス
「夜食というものは親に邪魔されない好きなメニューの時間、だからこそ好き放題食べるべきだろう!」
ヤショッキン
「それではお客様に配ってまいります」
「まちなさーい!!」
ヨフカス
「ん?」
キュアナイト
「輝く月光の導き手!キュアナイト! 」
キュアスプーク
「彷徨う魂の繋ぎ手!キュアスプーク!」
キュアナイト
「2人合わせて!グッドエンドプリキュア!!」
ヨフカス
「………はーっはっはっは!!やはり来たかプリキュアよ!今回も楽しもうではないか!」
キュアナイト
「な、なにその焼きそば!?体に悪そう」
ヨフカス
「体に悪い料理を親に内緒で深夜に食べる!1番背徳的で最高の食事だ」
ヤショッキン
「初めましてお嬢様がた、私めが坊っちゃやお客様に最高の夜食を提供するヤショッキンでございます」
キュアスプーク
「夜食なんて………食事は1日3食のみです!それ以上はダメ……というかそんな料理ダメです!!」
ヨフカス
「そうは言っても……」
ヤショッキン
「既に提供しております」
キュアナイト
「ええーー!?」
ヨフカス
「終わったあとにちゃんと歯磨きは促してるぞ」
キュアスプーク
「ゆ………許せません!」
キュアスプーク
「あかり、今日は私がやります」
キュアスプーク
「貴方はいつものように、私のことを見ててください」
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.11 )
- 日時: 2021/10/04 08:06
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ヨフカス
「よし、今日も始めるとしようか……ネボーン!」
ネボーン
「ネボーン!」
ヨフカス
「今回は一味違うぞ………爺や!」
ヤショッキン
「ほほっ、食事の時間でございます」
ネボーン
「ネボーン!」ズルルルルル
キュアナイト
「食べた!?」
Fネボーン
「ネボォォォォン!!」
キュアナイト
「姿変わった!?」
ヨフカス
「さぁ、始めてくれ!」
Fネボーン
「ネボォォォォン!!」ゴワッ
キュアナイト
「なんか、デカくて強そう!街壊れない!?」
ヨフカス
「全員幽霊だからすり抜けるだけだ!」
キュアナイト
「あっホントだ!すごい便利!」
キュアスプーク
「感心してる場合ではありません、こんなもの………」
キュアスプーク
「たあ!!」ガシッ
Fネボーン
「グっ……!?」
キュアナイト
「受け止めた……あ、そういえば姉ぇって柔道強いんだった」
キュアスプーク
「はあーーーっ!!」ブンッ
ズガシャン
Fネボーン
「ネボーン!!」
キュアスプーク
「更に………おりゃ!!」ガシッ!!
キュアナイト
「おお!幽霊も絞め技できるんだ!足ないのに!」
ヨフカス
「凄いがえげつない!」
ヤショッキン
「ですが……私めのネボーン、この程度で落ちませぬぞ」
キュアスプーク
「えっ、ぎゃっ!?」
キュアナイト
「手から麺みたいなの出てきた!」
Fネボーン
「ネボーン!!」ぐるぐる
キュアスプーク
「うう………」
キュアナイト
「姉ぇがフォークで巻かれたスパゲティみたいになっちゃった!あれすごく強いかも!」
キュアナイト
「待ってて姉ぇ!今助け出すから!!」ダダダダ
キュアナイト
「たあっ!」ピョンッ
キュアナイト
「プリキュアっ!!スターナイトスピアーーーーーーっ!!!!」
ズドーン
Fネボーン
「ネボーン!!」ドナーン
キュアスプーク
「今私貫通しませんでした!?」
キュアナイト
「あっ、ごめん幽霊だから大丈夫かと思って」
キュアスプーク
「姉に対して扱いがあんまり過ぎません!?」
ヤショッキン
「坊っちゃま、そろそろ夜明けです」
ヨフカス
「そうか……ふふふ、楽しかったぞ、プリキュア!」
キュアナイト
「あっ、待てー!」
END
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.12 )
- 日時: 2021/10/04 22:10
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
『第3話』
「寝ても醒めても!キュアマーリン」
……
ヨフカス
「と、いうことだ!奴らは思ったより面白そうだ」
ヤショッキン
「ほっほっほ、坊っちゃまにいい遊び相手が出来ましたな」
ディスコ
「でもそれ、友達とかそういうのじゃないっぽいけどぉ?」
ヨフカス
「まぁ何、姉(アネ)さんが心配する程じゃない」
ヨフカス
「なんなら今日は一緒に行って踊ってみるかい?」
ディスコ
「あらぁ、坊やがアタシを誘うなんて成長したわねぇ」
ディスコ
「いいわ、一緒に遊びましょ♡」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
あかり
「私は体がしっかり寝てるみたいだけど、姉ぇも寝る必要あるんだよね?」
ゆらぎ
「そうなの………だからあかりが学校に私は寝ているの」
きつね
「大変ね寝る必要があるなんて」
ゆらぎ
「寝なくても生きていけるあなたは何なの?」
きつね
「種族だけは普通と違うの、私」
………
きつね
「でも寝る時間とか関係なく遅刻するのはどうにもなんないのあんた!?」
あかり
「そうは言われてもーーー!!!」
きつね
「あんたに合わせるんじゃなかった!!おかげでまとめて遅効よ!」
あかり
「ねぇどうにか足早くならないかな!?」
きつね
「プリキュアになれば……と思ったが魂だけになるんだった」
あかり
「どうすれば!!」
きつね
「早く出ろ!!!普段何してんだよ!!」
………
あかり
「ま、間に合った………」
きつね
「ジャスト1秒だったわね………しかも、まだ殆ど来てない人いるし」
あかり
「寝不足気味もあるし、寝坊も多いからね………多分、ヨフカスナイトクラブのせいで」
きつね
「責任重大よ、頑張んなさいあかり」
「………全く、酷い有様ですこと」
あかり
「………あっ、まりあちゃん!おはよう!」
きつね
「まりあ?」
まりあ
「あら、貴方は転校生………黒山さんだったかしら?私は井大まりあ、この学校の生徒会長をしてますの」
きつね
「1年生が生徒会長〜?」
あかり
「そういうものだよ」
きつね
「そういうものね、そう考えることにしとく」
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.13 )
- 日時: 2021/10/04 22:39
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
まりあ
「夜空さん……昨今の人々の謎の夜更かし……とても褒められたものではありませんわね」
あかり
「そうそう、そうなんだよねー」
あかり
(幽霊のことって黙っといた方がいいかな?)
きつね
(霊感低そうなら黙っておいた方がいいんじゃね?)
まりあ
「………まぁ、私も夜を出歩くことはありますが」
あかり
「そうなの?」
まりあ
「ええ、私ショートスリーパーですので」
あかり
「ショートスリーパー?姉ぇがやるみたいなプロレス技?」
きつね
「違ぇよ!ショートスリーパーっていうのは短い時間の睡眠でも普通に活動できる人の事!」
まりあ
「9時に寝て0時に目覚めますわ」
あかり
「短いなら早く寝なくてもいいのに」
きつね
「お母様が許してくれないわ、お父様がこっそり外に出してくれるけど」
きつね
「いやいやいやいや、中学生が夜中を出歩くなんて危なすぎでしょ、凶悪犯に狙われたら……」
あかり
「多分きつねちゃんも人のこと言えないよ」
きつね
「私は凶悪犯ぶち殺せるから大丈夫なの」
まりあ
「はぁ………外に行ったのもちゃんと理由がありますの」
あかり
「理由って?」
まりあ
「最近、変なものが見えますの………おかしな装束の男達、一昔前のバブリーな女性、その他諸々」
まりあ
「オマケに最近は………貴方や貴方のお姉さんによく似た人が………」
きつね
「………え、マジ?」
あかり
「………へぇー」
あかり
「まりあちゃ」ムグッ
きつね
(こういう奴にいきなり言っても信じてくれるわけないだろ!)
あかり
(でっ、でもぉ……)
きつね
(いいから!俺に任せとけ!)
きつね
「まりあさんだったかしら?これ………」
まりあ
「これは?」
きつね
「お守りみたいなものよ、今晩それを見かけたらそれを幽霊達に見せて」
まりあ
「何故そんなことを?」
きつね
「………夜更かし事件の解決に、1歩でも近づくからさ!」
まりあ
「…………」ぎゅっ
…………
きつね
「てな感じでねゆらぎ、生徒会長さんが夜な夜な徘徊しているらしい」
ゆらぎ
「まぁ……危なっかしい……」
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.14 )
- 日時: 2021/10/04 23:13
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
きつね
「さてゆらぎさん」
ゆらぎ
「………………」
きつね
「その顔はやめて、またグッドトーカー与えたのは悪いと思ってるから」
あかり
「早く謝った方がいいよ!姉ぇは怒らせると怖いんだから!年上の男の子だって泣かせたことあるんだよ!」
きつね
「まさか高度な絞め技かけてくるんじゃねえだろうな!?」
あかり
「………」
きつね
「かけるんだ………」
ゆらぎ
「さすがにこの体ではしません」
ゆらぎ
「………実を言うと、考えなしにアレを渡したわけじゃないんだ」
ゆらぎ
「と言いますと?」
きつね
「井大まりあ……あいつは単なるショートスリーパーじゃない、才能がある」
きつね
「眠りを支配する才能ってやつかな」
ゆらぎ
「眠りを支配する?」
あかり
「それってどういうこと?」
きつね
「言葉の通り……というかその、彼女の親族もしかしたら知り合いかもしれないの」
あかり
「ええっ、うそぉ!?」
きつね
「と言っても、俺も会ったことないんだけど」
ゆらぎ
「………プリキュアは多い方がいいですけど、あまり現世の人たちを巻き込みたくないわ」
きつね
「もう3日は経ってるのに使いをよこさない冥界が悪い、というかどうなってるわけ?冥界って勤勉な所なんでしょ?」
ゆらぎ
「来るはず!来るはずなんです………もう少し」
きつね
「いや待てないね、そのもう少しのせいで冥界にお客さんが増える事になる『可能性』を考慮したくない」
きつね
「これでも俺は『誰一人死んで欲しくない』と考えて活動しているんだ」
きつね
「宛もなく待ち続けて、何もしなかったせいで夜更かしで体壊して死んじまう人間がいるくらいなら素質があるやつに渡す」
きつね
「…………俺がヒーローならそうしてたよ」
あかり
「………ならどうして、きつねちゃんはやらないの?」
きつね
「………私よりあかりの方が、よっぽど強いからよ」
きつね
「あかり、今夜のヨフカスナイトクラブの居所が掴めたわ………今回の相手は」
きつね
「まりあよ!」
あかり
「まりあちゃんが!?」
ゆらぎ
「………!」
きつね
「あとは……ちゃんとグッドトーカーを持ってくるかどうか……!!」
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