二次創作小説(新・総合)

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グッドナイトプリキュア!(完結)
日時: 2022/01/28 12:07
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


【月が煌めく真夜中、少女たちは眠らない】

どうもメタルメイドウィンです、メイドウィン小説初のプリキュアに挑戦していこうかと思います

『注意』
原作プリキュアはあまり見てないので展開がそれっぽくはないかも?
たくっちスノーいるよ

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.90 )
日時: 2022/01/28 11:45
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ヨフカス
「あれだ、あれが俺の通ってきた扉だ。」

きつね
「よっし。」

ヨフカス達は雲に浮かぶ赤い扉を見つけ、引っ張って入っていった。

キュアナイト
「あっ、あった!よーし!!」

キュアナイトも扉が閉まる前に入り込み、完全に締まりきった扉は姿を消した……


………

ヨフカスナイトクラブの本拠地は……申し分程度の椅子などが用意された真っ白なところだった。

きつね
「ナイトクラブって言うからには結構オシャレな所かと思っていたが………凄い殺風景だな。」

ヨフカス
「だろう?冥界は皆こんなものだ。」

きつね
「なんかお前らに同情するよ、こんな空間だったら俺でも夜遊びしたくなるね。」

歩いていると、ヨフカスナイトクラブのファミリー達とも遭遇する

チュウゲイマン
「な……てめぇは!?」

ヤショッキン
「坊ちゃま、これは一体?」

ヨフカス
「気にする事はない皆、彼は敵対していないのだから。」

きつね
「あ、それと……へへ、悪い、ヨフカスの記憶戻っちゃった。」

チュウゲイマン
「ああ!?」

ヨフカス
「落ち着け皆、記憶は戻ったが特に不備はない。」

ヤショッキン
「しかし……」

ヨフカス
「その……なんだ、皆。生前1回会っただけの俺にここまで優しくしてくれてありがとう。」

ヨフカス
「でもやっぱり夜更かしして、人々を巻き込んでまで楽しむのはあんまりすぎた。」

ヨフカス
「これでいいんだ。」

ヤショッキン
「坊ちゃん……」

ディスコ
「あら、随分凛々しい顔になったわねえ……昔とは大違いだわ。」

ヤショッキン
「それで、あなたはなんのご要件で?」


きつね
「冥王に会いに来た……ケリをつけるたにもな。」

ヤショッキン
「左様でございますか、然しながら少々………鼠が紛れ込んでるようですな。」

ヤショッキンが指を鳴らすと、壁が扉になってキュアナイトが飛び出してくる!!

キュアナイト
「うわぁ!」

きつね
「なっ………あかり!?お前どうして居るんだよ!?」

キュアナイト
「ごめんごめん………ついてきちゃった。」

きつね
「………まぁ、後から呼ぶつもりではあったけどよ。」

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.91 )
日時: 2022/01/28 11:47
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


チュウゲイマン
「お前……さっきから何の真似だ!?冥界に生者を呼び出すなんて前代未聞だぞ!?」

きつね
「そりゃどうも。」

キュアナイト
「あの……きつねちゃん?何をする気なの?」

きつね
「ヨフカスの親父が俺の兄弟と分かった、それだけ分かればいい。」

ディスコ
「え?父親?」

ヨフカス
「なんでもそうらしいのだ。」

きつね
「お前らにも全部終わったら話すよ、さぁ冥界に連れてってくれ。」

ヨフカス
「いいのか?お前達2人だけで。」

きつね
「なぁにゆらぎもいるんだ、他の3人も後から来てくれるだろ。」

キュアナイト
「それ多分私達を連れ返すためじゃない?」

きつね
「その時はその時だ!」

ヨフカス
「よし………」

ヨフカスは先程のように赤い扉を出し、扉を開ける。

ヨフカス
「ここから冥界に仕事が入ってくる。」

きつね
「ダストシュートってわけね、ちょっと狭そうだが上等だ。」

キュアナイト
「この中にはいるの!?」

きつね
「我慢しろ!」

…………

キュアナイトときつねは中に入り、見えない壁を辿って少しずつ這い上がっていく

きつね
「く………なんたってこんな仕組みににしてるんだ!!」

キュアナイト
「く、苦しい………」


………

扉の先はマンホールのような所に通じており、きつきつになりながらもたどり着いた

きつね
「あーよっこいしょっと!!」

きつねは体を持ち上げて穴を抜け、手を伸ばしてキュアナイトを引っ張り上げる。

キュアナイト
「ここが冥界………!?」

きつね
「ひでーなこりゃ、ゆらぎの言う通り滅茶苦茶になってやがる。」

キュアナイト
「これをヨフカスがやったんじゃないかって言われて………」

きつね
「冥王の所行く前にちょっと調べてみようぜ。」

キュアナイト
「そうだね。」

きつねとキュアナイトはボロボロになった冥界から情報を探る…………

………

きつね
「………ふーんなるほどな、ヨフカスのせいにするにゃ詰めが甘いな。」

キュアナイト
「ねぇねぇきつねちゃん!ちょっとこっち来て!」

きつね
「ん?どうした?」

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.92 )
日時: 2022/01/28 11:49
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

キュアナイト
「ねぇ、これ………」

きつね
「んん?」

キュアナイトはきつねに部屋を見せる、ヨフカスナイトクラブのように殺風景で味のない所だ。

キュアナイト
「ちょっとボロボロになってるけど………人がいるって感じじゃないよ。」

きつね
「まぁな、転生まで待つための場所と言ってももう少し生活感あるところに置いといて欲しいよな。」

きつね
「ベッドに机って刑務所じゃあるまいし………」


「あかり!!」

と、ここでゆらぎがまりあ、いずるを連れて現れた。

きつね
「へ、思ったより早く来たか………。」

ゆらぎ
「あかり……なんて危険なことをしているの!」

きつね
「生きてる人間がどうこうってさっきのやつも言っていたが、そんなまずいのか?」

ゆらぎ
「まずいなんてものじゃありません!もし転生に巻き込まれたら………」

きつね
「でもお前だってまりあといずる連れてきてるじゃん。」

キュアマーリン
「私達はあかりさんと同じで勝手についてきただけですわ!」

ゆらぎ
「………ですが!冥王様の所に」

キュアナイト
「ゆらぎ姉ぇ!ゆらぎ姉ぇや幽霊って………こんな所に住んでるの?」

ゆらぎ
「え!?あ……ええ、そうですが……」

キュアフォーサイト
「うっわ、何も無い。」


キュアナイト
「いくらなんでもあんまりだよ!私冥王に抗議してくる!」

ゆらぎ
「あっちょっと………待ちなさいあかり!」

きつね
「おい待ってくれあかり。」


きつね
「冥王に言いたいことがあるのは俺もだ……まぁこっち来い。」

キュアナイト
「え?」

きつねはキュアナイトを呼び寄せ………


その瞬間何者かが迫り来る!!


キュアナイト
「え!?」

きつね
「ゴーストブリーダー!!ファントムーブ!!」

と、同時にきつねは目の前でキュアキュウビに変身し、刀を引き抜いて………


キュアキュウビ
「プリキュア・ドクロ丸ブレード!!」

「ぬわあああああああ!!」

キュアナイト
「え!?」

キュアキュウビ
「悪いな、さっきからあかりを狙ってるなとは思ってたんだ。」

ゆらぎ
「ちょっと!?それは………」

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.93 )
日時: 2022/01/28 11:52
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

キュアキュウビ
「フフフッ、初めましてかしら?冥王?」

キュアナイト
「え!?」

キュアフォーサイト
「そのぶった斬られたボロ雑巾が冥王?」

冥王
「く……」

ゆらぎ
「ちょっと!?貴方一体何を………」

キュアキュウビ
「改めまして、私は黒山きつね……たくっちスノーって名前の方があなたはお分かりかしら?」

キュアキュウビ
「私がここに居るって事は、もう貴方は絶体絶命ってことはお分かり?」

冥王
「………っ、貴様………!!」

キュアナイト
「どういうことなの?」

キュアキュウビ
「簡単な話よ、ヨフカスの父親は私の兄弟……まりあの父さんもそうだった。」

キュアキュウビ
「本来、他世界から干渉出来る【グッドナイトプリキュア】でまりあはプリキュアになっていない。」

キュアキュウビ
「当然よね?私達異形の兄弟がアニメに出てたまるかってもんだ。」

キュアキュウビ
「それはつまり……」

キュアマーリン
「………ヨフカスは、本来存在していなかった?」

キュアキュウビ
「その通り。」

キュアキュウビ
【グッドナイトプリキュアには、ヨフカスナイトクラブなんてヴィランは居なかった。】

キュアキュウビ
「ありもしない悪役をでっち上げ、物語を書き換えた。」

キュアキュウビ
「この崩壊具合でゆらぎ程度なら誤魔化せるが、私はそうもいかない………ダイナマイトか何かでも使ったんでしょ?」

キュアキュウビ
「いやむしろ、冥界なんてものは存在しないの……幽霊はいたけど。」

キュアキュウビ
「ヨフカスのおかげでムードは表面的には明るかったけど、グッドナイトプリキュアってのはもっと暗めで報われなさもある話なんだよ。」


キュアキュウビ
「そうでしょう?この作品の本来の【黒幕ラスボス】」

キュアキュウビ
「冥王こと【ムエルト】さんよ?」

冥王ムエルト
「…………まさか、まさか………筋書き通りに進んでいたと思っていたが、最初から全部書き換えたはずだったが………。」

キュアキュウビ
「ごめんなさいね、俺は【正義たくっち悪役スノー】……相手が滅茶苦茶にするなら俺はお前の予想を超えて更に滅茶苦茶にする!それが俺流よ!」

END

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.94 )
日時: 2022/01/28 11:54
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【最終話】
「私たちは永遠です!」

キュアキュウビ
「でもまぁ感謝はしてるわムエルト、アンタのおかげで俺もこんな姿になることが出来たし」

キュアキュウビ
「ゴーストブリーダー……ティーの涙」

キュアキュウビ
「大方こいつの力で冥界を作り出し、思い通りに行こうって魂胆だったらしいがそうはいかないよ。」

冥王ムエルト
「……………。」

キュアキュウビ
「最初は兄さん探して、変ならちょっと弄ればそれでいいと思っていたが、あの時都合が変わった。」

キュアキュウビ
「アンタがどんな存在であれ、ティーの涙を持っている時点で潰す必要があると解釈し……」


キュアキュウビ
「その命貰い受ける!!」


冥王ムエルト
「おのれ………まさかヨフカスにお前と繋がりがあったとは……!!」

冥王ムエルト
「人知れず死んで、死して尚誰にも覚えられず偉業も成せなかった屑をせっかく霊として扱ってやったというのに………!!」

ゆらぎ
「冥王様……そんな……」

キュアキュウビ
「こっちに来いゆらぎ!!お前のご主人様は大それた存在じゃない!!」

キュアキュウビ
「元々はアンタら姉妹の宿敵だった存在なんだよ!!」


ゆらぎ
「っ………」

冥王ムエルト
「………ならばもう良い、全て明かされようが流れが正常に戻ったのみ。」

冥王ムエルト
「ここで貴様らを魂ごと消しさればいいのみよ!!キュアナイト!!」

冥王ムエルトは手から闇のオーラを放ち、辺りを破壊する!!
キュアキュウビはキュアナイトに向かって飛んでくるオーラを刀で切り裂いて防ぐ!

キュアキュウビ
「くっ………この野郎!!」

キュアナイト
「うわっ!!ああ……!!」

キュアマーリン
「あかりさん!!……プリキュア!!アヴァロンカリバー!!」

キュアマーリンは剣を持って立ち向かうが、あっさり掴まれてしまう。

冥王ムエルト
「たくっちスノーの手によってプリキュアになったに過ぎん紛い物が………失せろ!!」

キュアマーリン
「ああっ!!」

キュアキュウビ
「まりあっ!!」


冥王ムエルト
「小賢しい……まずは貴様から消してやる!」

冥王ムエルト
「もう用済みだ!!夜空ゆらぎ!!」

ゆらぎ
「…………っ!!」


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