二次創作小説(新・総合)
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- グッドナイトプリキュア!(完結)
- 日時: 2022/01/28 12:07
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【月が煌めく真夜中、少女たちは眠らない】
どうもメタルメイドウィンです、メイドウィン小説初のプリキュアに挑戦していこうかと思います
『注意』
原作プリキュアはあまり見てないので展開がそれっぽくはないかも?
たくっちスノーいるよ
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.1 )
- 日時: 2021/07/05 07:50
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【プロローグ】
人は死ぬとどこに行くのか、知ってる?
いい人は天国?悪い人は地獄?
ううん、それは違う。
死んじゃった人は冥界………幽霊達の世界に行くの。
私もちょっと前に死んじゃって、今は冥界で転生するまで楽しく過ごしている………
はずだった。
お願い、誰か冥界を助けて!
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.2 )
- 日時: 2021/10/03 16:58
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
第1話
『ユーレイ姉ぇがやってきた!私達はプリキュア!』
〜冥界〜
「ゆらぎよ、ゆらぎ……」
ゆらぎ
「はい、お呼びでしょうか冥王様」
冥王
「うむ、冥界で最も優れた霊である貴方に使命を与える」
冥王
「貴方も知っての通り、冥界においても睡眠は娯楽として、精神のリラックスとして大事なものだ」
冥王
「だが……最近になって、睡眠を行わず朝まで遊び暮れる幽霊が現れた」
ゆらぎ
「はい……あの、ヨフカスナイトクラブと呼ばれる集団ですね」
冥王
「そのヨフカスナイトクラブが、昨今では現世に降りたって活動していると報告が来ている」
ゆらぎ
「現世にですか!?」
冥王
「そう、彼らに知らずに魅入られた生きた人間達は、彼らのように夜通し遊んで寝不足に悩まされている」
ゆらぎ
「このままでは色んな意味で彼らのようになってしまいますね………」
冥王
「ゆらぎよ、お前にこれを渡す」
ゆらぎ
「これは?」
冥王
「幽霊に力を与える……グッドトーカーとでも名付けておこう」
冥王
「これを使ってプリキュアとなり、ヨフカスナイトクラブの横暴を止めるのだ」
ゆらぎ
「……はい!冥王様、この夜空ゆらぎ………必ずご期待に応えます!」
冥王
「貴方とは別で3つあります、見込みがある存在に託しなさい」
ゆらぎ
「はい!行ってまいります!」
ゆらぎ
(現世……私が事故で亡くなってからもう1年は経つのね、あかりは元気にしているかしら………)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
一方………
「坊っちゃま……本日はどのように?」
「ふふふ、考えるまでもないだろう爺や」
ヨフカス
「夜遊びに予定なんか必要ない!深夜に好きなことをして好きなように振る舞う!それでいいのさ!」
ヨフカス
「行こう皆!今夜もパーティタイムだ!!」
………
「あかり、遅れるよ」
「あっ、ホントだ!行ってきまーす!!……と、ちょっと待った」
あかり
「……行ってくるよ、姉ぇ」
………
あかり
『私、夜空あかり!もうすぐ中学2年生!』
あかり
『今はルームメイトと一緒に元気に暮らしてます!!』
あかり
「あっ……」
「……」
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.3 )
- 日時: 2021/10/03 19:26
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
あかり
「………あの」
「………ああ、何?花束置いてあったからさ、こういう時って祈るもんでしょ?」
あかり
「…………姉ぇ、ここで1年前に車に轢かれて死んじゃったんです」
「そうだったのか、それは……辛かったろうな」
あかり
「うん……でも大丈夫、ちゃんと天国から見守ってくれるから!」
「天国……あるといいな」
あかり
「あるよ!」
「………さて、そろそろ行かないとな」
あかり
「………あっ、ホントじゃん遅刻しちゃう!!」
「えっマジ?ここの門限そんなに速いの?」
あかり
「急ごう!!」
………
あかり
「ね、ねぇ貴方って私と同じ学校!?名前教えて!私は夜空あかり!」
「名前!?た……じゃなくて、木津音!」
きつね
「黒山きつね(くろやまきつね)だ………よ!」
あかり
「いこっかきつねちゃん!」
………数分後
教師
「えー、突然だがこのクラスに転校生が来た」
きつね、
「黒山きつね、木津音って書いてきつねだ………です」
あかり
「きつねちゃん!」
きつね
「げっ、さっきの同じクラスかよ!?女同士でやりたくなかった!」
………
きつね
「しかも席まで隣かよ……なんで俺……じゃなかった、私こんな偶然引っ掛けてんだ」
あかり
「きつねちゃん?」
きつね
「え、ああ……あかり、だったか?」
あかり
「これからよろしく!知りたいことあったらなんでも聞いていいからね!」
きつね
「お、おう………名前通りの奴だな」
きつね
「じゃあ早速聞くけど………ここの奴らって怠け者が多いのか?それとも最近新作ゲームでも発売したのか?」
あかり
「言い方がよく分かんないよ」
きつね
「………なんでほとんど寝てる訳?」
あかり
「それも分かんない、最近多いんだ………突然眠れなくなっちゃうの」
きつね
「突然デスって?そいつは妙だなぁ」
あかり
「妙っていえばきつねちゃんも」
きつね
「ん?」
あかり
「男の子みたいな喋り方するんだね」
きつね
「げっ………!!?………き、気をつけるわ」
………
ヨフカス
「………よし、今日はあの中学生と遊ぶか!」
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.4 )
- 日時: 2021/10/03 20:09
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
〜その夜〜
きつね
「……………はぁ、女の真似がこんなに難しいとは思わなかった」
きつね
「ったく………雪にちゃんと聞いとけばよかったな……と」
きつね
「時刻は午後10時……例の奴が来るのはこの辺りだな」
ゆらぎ
「貴方?」
きつね
「うわっ!!!おっととと、危ねぇなこんな夜中に!!ぶった斬るぞ!!」
ゆらぎ
「貴方こそ、子供が屋根の上なんて………怪しい以上の何者でもありませんよ!」
きつね
「子供じゃねぇーっ!!俺はループした年数を含めたら666歳だ!!」
きつね
「って………お前その足!!幽霊ってやつか!?」
ゆらぎ
「………あら!そういえば会話が通じてる………私が見えるの!?」
きつね
「ま、まぁな……本命じゃなさそうだが………」
ゆらぎ
「本命……まさか貴方!」
きつね
「………あ、来た!隠れろ!」
ゆらぎ
「ちょっと………」
………
あかり
「……………不思議と寝れないなぁ、ちゃんと布団にも入ってるのに」
「フッフフフ………フウフウフー」
あかり
「ん?」
ガラッ
ヨフカス
「さぁ、君も一緒に朝まで遊ぼうか……」
ゆらぎ
(………あかり!)
きつね
(えっ、ここあかりの家だったのか!?)
あかり
「んー………」
あかり
「トイレ行ってからでいい?」
ヨフカス
「いいぞ!」
ヨフカス
「って、言葉通じた!?おーい!!御手洗済ませたら広場で待ってるから!!」
きつね
「そうはいかねぇなぁヨフカス!!」ブンッ
ヨフカス
「何!?」
きつね
「きえーい!!」ブンッ
ヨフカス
「………び、びっくりした!!俺はもう死んでるんだった!」
きつね
「あっそうだった!ついいつものノリで!」
ゆらぎ
「下がっててください!………ヨフカスナイトクラブ!現世に迷惑をかけ冥界の秩序に背く貴方を許しません!」
ヨフカス
「くっ、あの老いぼれの追っ手が来たか!」
ヨフカス
「せっかくの遊びを邪魔されてたまるか!先に向かってるぞ少女!」
ゆらぎ
「待ちなさい!」
ジャー
あかり
「………ん?あれ?さっきのお兄さん、どこ行ったのかな」
あかり
「………広場、行かないと」
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