二次創作小説(新・総合)

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グッドナイトプリキュア!(完結)
日時: 2022/01/28 12:07
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


【月が煌めく真夜中、少女たちは眠らない】

どうもメタルメイドウィンです、メイドウィン小説初のプリキュアに挑戦していこうかと思います

『注意』
原作プリキュアはあまり見てないので展開がそれっぽくはないかも?
たくっちスノーいるよ

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.75 )
日時: 2022/01/28 11:07
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

いずる
「なんか今日のきつねはろくな事しない気がして部屋から飛び出してきた。」

きつね
「……ココ2階だけどなんでベランダにいんの?」

いずる
「気合いで壁から登ってきた」

まりあ
(この人やる事が極端すぎません?)

きつね
「とりあえずぶら下がるのやめろ危ない!1回屋上行くぞ!」

きつねはベランダでぶら下がっているいずるを引っ張りあげて、屋上へと向かっていく
………

きつね
「また突然ゆらぎがスっと現れたりしないよな?」

あかり
「きつねちゃんはゆらぎ姉をなんだと思ってるの?」

まりあ
「それで、わざわざ登校してきたのは?」

いずる
「予知夢……とは違う」

いずる
「どうせこいつが私の事探ろうとしてると思って」

いずる
「あの時言い当てられたのが全て、それ以外私の何を気にしてるの?」

きつね
「それはあくまでここに来るまでのことでしょ、気にしてるのは今ここのいずるの生活」

きつね
「晴れて俺もプリキュアになったわけだから、一同の私生活は把握して予定を建てておく必要があるわけなの」

いずる
「予定って言ってもプリキュアになるのは真夜中だし体は寝てる状態なんだから別に……」

きつね
「馬鹿野郎!寝不足で集中力が落ちたりしたら困んだろうが!あと寝坊とか!」

あかり
「だからモーニングコールしてたんだね」

きつね
「朝起きる時間についてはまぁそんなもんだ、不健康幽霊共と戦ってるのにこっちが調子悪かったらシャレにならんからな」

きつね
「あとあかり、お前たしかこの間宿題夜まで貯めてたことあったよな」

あかり
「う………確かにあったけど」

きつね
「プリキュアと勉学は実は切っても切り離せない組み合わせだ、ゆらぎは気にしなくてもいいが学業疎かにするのもまずい」

きつね
「いずるはちゃんとやってんの?あかりの貰ったりしてるだろ」

いずる
「ちゃんとやってるよ……そういうアンタはどうなの?」

きつね
「中学生の勉強なんてレベルが違いすぎるね」

まりあ
「私は言うまでもありませんね……現状危ないのは夜空さんのみと」

あかり
「出来ないわけじゃないんだけど……」

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.76 )
日時: 2022/01/28 11:10
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

きつね
「てか、いずるって今家で一体何してるの?」

いずる
「え……なんでもいいでしょ」

あかり
「えーと、最近は家の手伝いはよくしてくれるようにはなったよ、ゆらぎ姉によると掃除とかしてくれるようにはなったって」

いずる
「……そういうアンタはどうなの?」

きつね
「色々やってるに決まってるだろ!兄さんの家だし部屋貸してもらってるんだからな」

きつね
「掃除、花壇の水やり、ペットのケア、買い出し、点検、マッサージ何から何までバッチリよ」

まりあ
「えっ貴方そこまでやってまして?」

きつね
「それまでまりあはバレー部で活動してるからな、帰るまで暇なんだよ俺も」

あかり
「部活やってないの?」

きつね
「やると無双しちまうからな、空気を読んであげてる」

いずる
(空気って………)

いずる
「あかりも部活動してたよね」

あかり
「うん、写真部やってるよ」

きつね
「つまり、部活が終わる5時まで俺といずるには時間があるわけだな」

きつね
「まぁそっちにはゆらぎもいるわけだが……」

あかり
「ううん、ゆらぎ姉は夕方から晩御飯までは冥界にいるよ」

まりあ
「えっ、そうなのです?」

あかり
「うん、幽霊の食事は冥界で食べる必要があるんだって」

きつね
「へー、幽霊も不便なんだな………」


………

きつねから一通り調べられてしばらく後、あかりは家へと向かっていた

きつね
(きょうはなるべく早く家に帰れ、いずるには内緒でな)

あかり
「なんてきつねちゃんは言ってたけどどういうことだろう………?」

あかりは疑問に思いながらも家に辿り着く

あかり
「ただいまー」

ドッガリン!!ガシャッ!!

あかり
「!?」

扉を開けた途端、大きな物音が響く

ドタドダドタ

いずる
「あ、あ、あかり!?」

あかり
「あ、いずるちゃん……えと」

いずる
「あっ、今日は……早かったね」

あかり
「えっと、何

いずる
「大丈夫だから、何も無いから」

あかり
「んー……?」


………

いずる
「び………びっくりした………こんな早く帰ってくるとは思わなかった……」

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.77 )
日時: 2022/01/28 11:13
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

一方、意大家では

まりあ
「今日の晩御飯持ってきましたわ」

きつね
「毎度毎度持ってきて………俺は別に必要ないのに」

まりあ
「仕方ないでしょう、お父様が貴方の分も作るのですから」

きつね
「まぁ、出されたからには食わないと失礼だからちゃんともらうけど」

………

きつね
「兄貴もよく分かんねぇな、俺達マガイモノに食事が必要ないことくらい分かってるはずなのに」

まりあ
「必要ない事と、だからってやらないことは別でしょう?お父様はそう言ってましたわ」

きつね
「そりゃまぁ、それはそうだけど………意味が無いと虚しくもならない?」

まりあ
「不老不死というのも面倒な個性ですのね……」

きつね
「どっかの世界にはどんな事でも永遠に後回しに出来るからって不老不死を望んでるやつもいるらしいけどな、俺には理解出来ねぇ」

まりあ
「…………ねぇ、えと、きつねさん」

きつね
「なんだ」

まりあ
「不和さんは………私とも、夜空さんとも違う存在なんですわね?」

きつね
「まぁ人間ではあるが、そうだな」

きつね
「ああいう別世界からの旅行者なんてよく居るからな、あいつみたいにホームステイまでしてんのは珍しいが」

きつね
「ただ、何もやましい事とかしてないといいが」

きつね
「してたとしてもゆらぎが止めてくれるか」


……………


あかり
「ゆらぎ姉、一応出たけどお風呂入………」


あかり
「!?」


ゆらぎ
「………」プチッ

いずる
「あっ……あっあっあっ」

あかり
(あっやばい、ゆらぎ姉が機嫌悪いモードに入ってる)

あかり
(怒りをある程度抑える為にプチプチを潰してる時の状態だ!)

ゆらぎ
「あかり?どうかしたの?」

いずる
「あ、あかり助け………」

あかり
「ごめんやっぱりなんでもないよ」バターン

いずる
「あかり!!?」

ゆらぎ
「いずるさん?」

いずる
「ひっ………」

…………

きつね
『え?ゆらぎがいずるにキレてる?』

きつね
『ウケる』

あかり
「ウケないで!!怒ったゆらぎ姉は本当にやばいんだから!!」

きつね
『やばいって、何がどう?』

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.78 )
日時: 2022/01/28 11:15
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


あかり
「まだゆらぎ姉が生きていた頃の話なんだけど………昔から学校でゆらぎ姉だけは怒らせてはいけないって言われてたの」

きつね
『何その番長みてぇな扱い』

あかり
「喧嘩だと私絶対勝てたことないし………」

きつね
『ゆらぎも喧嘩とかするんだ……』

あかり
「年上が相手でも怯えず立ち向かう……」

あかり
「というか泣かしたこともあるんだ」

きつね
『まさかあの絞め技で?』

あかり
「……………骨とかは折れなかったけどすごい痣みたいになってて」

きつね
『俺ゆらぎは絶対怒らせないようにするわ』


きつね
『ていうか、今ゆらぎはなんで怒ってる訳?』

あかり
「分かんない……でも顔が昔怒ってた時と同じだったから」

きつね
『いずるまて冥界に行かれると困るんだが』


………


いずる
「………あ、あの」

ゆらぎ
「いずるさん?これは一体どういう事でしょうか?」

ゆらぎ
「あかりの部屋にぬいぐるみが増えたのはいいですが………中からこんな物が出てきましたよ?目にくっついてましたがこれは何に使うものですか?」

いずる
「あ………そのそれは、カメラ、だよ」

ゆらぎ
「そうですね、カメラですね………どうしてぬいぐるみの中にこんなものが?」

いずる
「ほ、ほら……最初みたいにヨフカスが部屋の中に入ってくるかもしれないし……」

ゆらぎ
「クローゼットの中にあったのは?」

いずる
「ば、バレたら困るし………」

ゆらぎ
「それはそうと貴方が隠していた位置、その場所であかりは着替えをするんですよ」

ゆらぎ
「ちょっと………貴方の部屋にお邪魔させて貰いませんか?」

いずる
「え、いや、あの……なにもありませんから」

ゆらぎ
「通してくれないなら私にも考えがあります」

ゆらぎ
「ヌッッ!!」

ゆらぎは近くにあったキュウリを掴み、ねじ切った!

いずる
「ひいいいっ」

ゆらぎ
「私もあまり乱暴なことはしたくないんですよ、でもね」

ゆらぎ
「分かりますか?父と母を早く亡くして、数個しか離れてないのに親代わりとなってあかりを守ると決めた私の気持ちが」

ゆらぎ
「分かるまでやります」

…………

あかり
「……いずるちゃん抜け殻になってた」

きつね
「抜け殻!?」

END

Re: グッドナイトプリキュア! ( No.79 )
日時: 2022/01/28 11:18
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

『第16話』
「ぷんぷん!夜中の虫にはご厄介」


まりあ
「…………」ムクッ

きつね
「おいどうしたまりあ、お前もう4回はベッドから出てるぞ」

きつね
「いくらショートスリーパーだからって寝ないと体に悪いんだからな?」

まりあ
「分かってますわ………でも」

プーン

まりあ
「さっきから蚊の音が酷くて……」

きつね
「ああ、なるほどな………蚊取り線香無いの?ここ」

まりあ
「ありませんわそんなもの………」

きつね
「ちっ、しゃーねーな……明日俺が買ってきてやるよ」

まりあ
「今晩はどうすれば?」

きつね
「俺に出来ないことはない、安心して寝ていろ」


まりあ
「は、はぁ………ではおやすみなさい」

……
そしてまりあが眠りについた頃

きつね
「……………」

プーン

きつね
「そこか!」スパッ

きつねは持っていた刀で蚊を真っ二つにした

きつね
「へっ、ざっとこんな物だ………さて、朝まで頑張るかな」


……………

まりあ
「おはようございます…あら?きつねさん?」

きつね
「ぜー………ぜー………疲れた!!」

きつね
「なんつー蚊の量だよ!!この数時間で百以上は斬り捨てたぞ!!」

まりあ
「よ……よく分かりませんがありがとうございました」

きつね
「まあいい気にするな!俺はマガイモノだから吸われる血も無いしな!学校行くぞ!!」


………

きつね
「おいおいおい」

教室に着てみると、蚊に刺されて腫れてる生徒が数多く居た

まりあ
「皆、昨日の蚊にやられましたのね……」

きつね
「ここまで来ると異常だな」

あかり
「ああ、きつねちゃんおはよう………」

きつね
「あかり!!?お前あかりか!?」

あかりは体のあちこちが刺し後で腫れていた

あかり
「私昔から蚊に刺されやすい体質なんだ……」

まりあ
「体質というか刺されすぎでしょう!?体の殆ど腫れてますわよ」

あかり
「うん、だから今日は結構貧血気味なんだ……」フラッ

きつね
「おいしっかりしろ!」

まりあ
「大人しく保健室に行きなさい!」


………

いずる
「添い寝しようか?」

きつね
「ふざけてる場合じゃねーわスカタン」


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