二次創作小説(新・総合)
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- グッドナイトプリキュア!(完結)
- 日時: 2022/01/28 12:07
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【月が煌めく真夜中、少女たちは眠らない】
どうもメタルメイドウィンです、メイドウィン小説初のプリキュアに挑戦していこうかと思います
『注意』
原作プリキュアはあまり見てないので展開がそれっぽくはないかも?
たくっちスノーいるよ
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.20 )
- 日時: 2021/10/08 07:31
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
そして夜………
きつね
「………今度はあそこか」
きつね
「あかり、さっさと寝なさい」
あかり
「これ、寝てるって言っていいのかな」
きつね
「体は休んでるんだからそれでいいでしょ、ほら変身しな」
あかり
「グッドトーカー! レッツゴースト!!」」
クラッ
キュアナイト
「今更だけど、倒れた自分を見るのって変な感覚だね」
きつね
「死んでないから大丈夫よ、ほら頑張りな!」
キュアナイト
「行ってきます!」
「行ってきます」
ビュンッ
きつね
「…………影がひとつ多かった、まぁそんな気はしてたわよ」
きつね
「…………ゆらぎ、これで揃ったでしょ?アンタには悪いがこれが一番最強なのよ」
きつね
「さぁ、頑張りな!………グッドナイトプリキュアよ!」
…………
ヨフカス
「来たか、キュアナイト……待っていたぞ」
キュアナイト
「待っていた……私を?」
ヨフカス
「そうだ、役者が揃わなくては折角の夜更かしも楽しくない」
チュウゲイマン
「なるほど……バディがお熱な新しい遊び相手というのは、そいつらか」
チュウゲイマン
「ハッピーナイトゲーム最強の俺を連れ出すなんて只者じゃない事は分かっていたが……へェ」
チュウゲイマン
「今宵はゲームタイム!冥界にまで持ち出した俺の至宝のゲームや、ゲームセンターから消えた幻の名作を朝までやりつくそう、ハイスコアは譲らんがな」
ヨフカス
「勿論明かりも用意したぞ、君と一緒にな」
キュアスプーク
「待ちなさい、ヨフカスナイトクラブ!」
キュアマーリン
「夜更かしを止めに来ましたわ!」
ヨフカス
「おお、仲間も来たぞ」
チュウゲイマン
「冥界の奴ら………とは違うか」
キュアスプーク
「なんでこんな真夜中にゲームをするのですか!」
チュウゲイマン
「ゲリラクエストだよ、効率がいいクエストをやるのが深夜とかばかりなんだよ」
ヨフカス
「我々は寝るなとは言っているわけではないぞ?一日は24時間もある」
ヨフカス
「昼に10時間勉強して、その後に10時間遊ぶ!これが理想の生活だ、4時間も寝れば充分だろう?」
キュアマーリン
「そんなの私ぐらいですわ………」
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.21 )
- 日時: 2021/10/08 22:58
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
「待ちなさい」
ヨフカス
「ん?」
「…………死神、キュアフォーサイト。」
キュアフォーサイト
「4人目のプリキュア……ここに、参上」
キュアナイト
「い……いずるちゃん!?」
キュアスプーク
「貴方、いつの間にグッドトーカーを!?」
キュアフォーサイト
「隙を見て 取った」
キュアナイト
「でもこれで全員揃ったね!」
ヨフカス
「………む、どうやら向こうもフルメンバーになったようだな」
チュウゲイマン
「知るかよバディ、3人だろうが4人だろうが関係ない」
チュウゲイマン
「さぁネボーン、ゲームの時間だ」
ネボーン
「ネボーン!」
チュウゲイマン
「起動、ゴーストインベーダー!」
ネボーン
「ネボボボーン!!」
チュウゲイマン
「ほれバディ」
ヨフカス
「すまないな相棒」
キュアナイト
「ゲームソフトとコントローラーがネボーンにくっついた!?」
ヨフカス
「さぁプリキュア!今度は俺が相手してやろう!」カチカチカチ
ネボーン
「ネボーン!!」バキュバキュ
キュアスプーク
「きゃあ!」
キュアマーリン
「くっ……何この動き!?こんな早い動きかわしきれない!」
チュウゲイマン
「昔ながらのゴーストインベーダーの処理の軽さとバディのプレイングスキル、こいつが合わさると最速のネボーンが出来上がる」
キュアフォーサイト
「でも私の方が速いよ」
チュウゲイマン
「ウマみたいな事言うな」
キュアナイト
「いずるちゃん?」
キュアフォーサイト
「見てて、速いなら私がやるから」
ビュンッ!!
キュアナイト
「!?」
キュアスプーク
「早いというか………」
キュアマーリン
「残像しか見えませんわ!!」
ヨフカス
「えっ、あれ人間の動きなのか?」
チュウゲイマン
「時々バグみたいなのが生まれるからな人間って」
キュアスプーク
「一瞬で片付けるから」
キュアスプーク
「プリキュア・リーパーカット」
シュンッ!
ネボーン
「ネボーン!!」ピロピロピロ
ヨフカス
「むっ、ゲームオーバーか」
チュウゲイマン
「ドンマイドンマイ、また次対策しような」
ヨフカス
「よし、そろそろ去るか!楽しかったぞ、プリキュア!」
キュアナイト
「…………」
END
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.22 )
- 日時: 2021/10/09 09:21
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
『第5話』
「気分は雨、明日も明後日もなんのその」
ザァァァァ
きつね
「すげー………いずるの言った通り本当に雨が降ったわ」
いずる
「天気くらいなら余裕」
きつね
「………で、改めて」
…………
きつね
「グッドナイトプリキュア勢揃い、ようやく4人揃った」
きつね
「ちょっと特別な力でゆらぎも話に混ざれるようにしておいたから」
ゆらぎ
「…………」
あかり
「………」
ゆらぎ
「確かに揃いましたが………今のままでは………」
あかり
「…………あの人は、いつも最後に言ってた」
ーーーー
ヨフカス
『楽しかったぞ、プリキュア!』
ーーーー
まりあ
「彼やファミリーはまだ本気ではない………単なる遊び相手としか思われてない、これが今の現状ですわね」
きつね
「実際、アンタらが倒してるのは雑魚中の雑魚、倒したと言っても現世から叩き出してるだけ」
きつね
「ゆらぎとしてはお休を添えてやりたいんだから、このままじゃまるっきりダメね」
ゆらぎ
「……というよりも、この事を冥王様になんて報告すれば………」
まりあ
「冥王様というのは、所謂幽霊達をまとめあげるリーダーのような方、という認識でいいですわね?」
ゆらぎ
「ええ………神のように絶対的な存在で、あのお方がいないと幽霊は天国に行けないので………」
あかり
「地獄に行っちゃうの?」
ゆらぎ
「いえ………地獄という概念はなくて、えっと……生まれ変われなくなるというか」
きつね
「『転生』と『虚無』?」
ゆらぎ
「何故それを!?」
きつね
「どっかのアニメで見た」
いずる
「何それ」
きつね
「転生出来るか、それとも魂が消滅するかの2択ってヤツ」
きつね
「冥界の理論だと、冥王の許可がないと転生できずに終わるって訳」
まりあ
「それでしたら……わざわざゆらぎさんを手向けなくても即座に虚無に送ればいいのではありませんこと?」
ゆらぎ
「それは……そうなんですが、きっと冥王様もなるべく転生に促したいのですよ」
いずる
「ふーん………?」
きつね
「………ま、少なくとも今日は出てこないでしょ、こんな雨の日に………」
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.23 )
- 日時: 2021/10/09 13:46
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
…
きつね
「で………プリキュア諸君」
きつね
「どうすれば奴らに一泡吹かせてやれるかしら?」
まりあ
「そうは言われても………」
いずる
「ヨフカスに直接攻撃」
ゆらぎ
「確かにこの数なら、ネボーンは3人に任せて1人がファミリーを攻撃も出来ますが………」
あかり
「ファミリーってそんなに強いの?」
きつね
「幹部格な時点で何かしら強いのは確かよ」
きつね
「………ただ、ヨフカスも何かしら秘めてそうな」
いずる
「今更だけど、どうしてあなたここに居るの」
いずる
「プリキュアでもないのに」
きつね
「何を!?俺だってな、ネボーンくらいなら倒せるわ!!」
あかり
「じゃあ次はきつねちゃんにも頑張ってもらって、私たちでファミリーをなんとかしよう!」
きつね
「サラッとえげつない事言うね君」
ゆらぎ
「あかり……そろそろナチュラルに人を頑張らせる悪癖は治しなさい……」
………
きつね
「で、この雨の中帰りたくないんだけど」
あかり
「じゃあ家で寝る?」
まりあ
「え!?」
きつね
「私はいいわ、寝なくていいし」
いずる
「他所から来てるのまりあだけだし」
まりあ
「そ、そんな急に言われても!?お父様お母様には何も伝えてないのに……」
あかり
「平気平気、女の子同士なら何も変なことは起きないっていずるちゃんが」
いずる
「あかり」
ゆらぎ
「あかり!!!?」
きつね
「変なことって何よ」
ゆらぎ
「知らなくていいです!」
あかり
「ねぇ〜、遊ぼうよ!日曜日だし、雨だし!」
いずる
「うん、それがいい」
…………
きつね
「あかりって、昔からあんなんなわけ?」
ゆらぎ
「………ええ、小さい子から明るい子だった」
きつね
「………そんな中で、アンタはいなくなった」
ゆらぎ
「………」
きつね
「あかりは事故って言ってたけど、なんで亡くなったの?」
ゆらぎ
「………事故は、事故です」
ゆらぎ
「花を見て分かりますよね、車に轢かれたんです」
きつね
「………うーん、なんか納得いかないがそういうことにしておくわ」
- Re: グッドナイトプリキュア! ( No.24 )
- 日時: 2021/10/09 14:06
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ゆらぎ
「そもそも貴方こそ何なのです?」
きつね
「………そうだな、アンタと同じで人間じゃないってのは確かだ」
きつね
「でも信じて欲しい、俺はあかりの敵じゃない」
きつね
「ただ………ヨフカスとはちょっとな」
ゆらぎ
「あの人とどんな関係なのです?」
きつね
「……………生前の、知り合いとか、まぁ………そんなもんよ」
きつね
「多分、こんな姿だし絶対気付かないと思うけど………」
ゆらぎ
「それでここに?」
きつね
「まぁそれもある、それとは別件で問題も出来ちゃったけどね」
きつね
「それよりも更に問題は」
ゆらぎ
「いずるさん………」
きつね
「そう、アンタ不和って家と知り合い?」
ゆらぎ
「いえ………」
きつね
「なのに普通に暮らして、なんかあかりにベタベタしてんの?」
ゆらぎ
「ええ……」
きつね
「しかも未成年同士のルームメイト」
きつね
「ニチアサ次元にも限界あるっての」
ゆらぎ
「そ、その………幽霊の私が言うのもなんですが、あかり大丈夫かしら……」
きつね
「…………そうなんよな、現世も現世で問題だらけだ」
きつね
「…………して、ああは言ったがこの雨の中奴らは来るのかな?」
ゆらぎ
「幽霊には雨も雪も関係ありませんので、もしかしたら…………」
きつね
「うっわー………」
………
きつね
「あかり、楽しんでるところ悪いが今晩も頼む」
あかり
「わかった、ヨフカスナイトクラブを止めるためだもんね」
いずる
「たまには休んでくれないかな」
まりあ
「幽霊にそんなこと言ってもしょうがないでしょうけど……」
きつね
「私もまた探しておくから、準備しておきなさいよ」
あかり
「うん」
………
きつね
「……………」
いずる
「なんで見てるの?」
きつね
「いや、ちょっとね」
いずる
「私が気になる?」
きつね
「その経歴で気にならない女はいない」
いずる
「……………オイオイね」
きつね
「またそれか」
いずる
「じゃあ貴方も」
いずる
「貴方もあかりに、本当のことを言える?」
きつね
「…………おいおいね」
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