キミといた夏 作者/愛子

第2話 好き
すずみ「私、まだ分かんな~い」
☆ガラガラ☆
☆すずみは、ドアの方を向いた☆
直人「おうっ!慶太!」
慶太「おう!また同じクラスだな・・・」
直人「何だよ・・・。嫌そうな顔してっ!」
慶太「してないよっ!!いや~僕は、また直人と一緒でラッキ~。と思っています(笑)」
直人「ハハハァー」
慶太「直人席どこ?!」
直人「ココ!だけど・・・」
慶太「本当に?!嘘?!」
直人「何疑ってんの!」
慶太「僕、直人の前だぁ~!!」
直人「マジッ!ラッキー」
愛海「あっ!直人!」
直人「あっ!愛海だぁ~・・・。」
愛海「・・・って、何よぉ~!」
直人「うわっ・・・。最悪だぁー」
愛海「さ、最悪ってねぇー(怒)」
直人「慶太
!気をつけろ。こいつ危ないからっ!」
慶太「危ないって、失礼なぁー!」
愛海「だよねぇ~」
すずみ「あ、あの・・・」
愛海「だいたい何なのよ!後から来といてぇ(怒)」
直人「そんなの、関係あるかぁ(怒)」
愛海「あ~ぁ、私あんたの隣りじゃなくてよかった~!」
直人「俺も、お前の隣りじゃなくてよかったよ~」
愛海「何よっ!」
直人「何が?」
すずみ「ちょっと、愛海どいて・・・」
愛海「何で?どうかしたの?!」
☆すずみは、愛海があれほど直人とケンカしていたのに直人の顔が見えていなかった・・・☆
☆キーンコーンカーンコーン☆
先生「席ついて!」
すずみ「結局、顔が見えない・・・まま・・・」
☆ガラガラ☆
すずみ「ん?!」
☆すずみが横を向いた・・・☆
直人「ヨロシク」
すずみ「よ、よろしく」
☆すずみは、もうこの時直人の事が好きになっていた・・・のかもしれない・・・☆

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