キミといた夏 作者/愛子


第6話 複雑



愛海「私も直人の事好きなんだっ」

すずみ「そ、そうなんだ・・・」

愛海「う、うん・・・」

すずみ「・・・・」

☆すずみの瞳から涙が流れそうになった☆

愛海「じゃ、じゃあね」

すずみ「じゃあね」

☆ガチャッ☆

すずみ「ただいまーって、誰も居ないよね」

☆すずみは2階に上がっていった☆

すずみ「あ~ぁ、私どうしたらいいのかな?直人の事
    あきらめた方が愛海のためかな・・・」

☆ピーンポーン☆

すずみ「はーい・・・誰だろう?」

☆ガチャっ☆

直人「おうっ。」

すずみ「えっ?!何で家知ってるの?」

直人「まぁ、そんな事いいから愛海どうだった?」

すずみ「うん。えーとっ・・・まあいいや、上がって」

直人「おじゃまします」

すずみ「どうぞ・・・。ちょっと待ってて」

直人「うん。」

すずみ「座っててっ」

直人「分かった・・・。」

すずみ「お茶でいいよね。っていうよりそれしかないけど・・・」

直人「いいから。座れって」

すずみ「うん。っていうか、あんたの家じゃないし」

直人「愛海どうだった?」

すずみ「話逸らすなっ(怒」

直人「だから、愛海は・・・」

すずみ「どうだったかね」

直人「そう。で、何が原因だったの?」

すずみ「んー。そんな事より、いいものあるのっ!」

直人「そんな事じゃないだろっ(怒」

すずみ「ご、ごめん・・・」

☆何でこんなに愛海の事が気になるの?直人冷たいよ・・・☆