キミといた夏 作者/愛子

第4話 愛海
愛海「応援するよ!」
すずみ「ありがとうっ!愛海」
愛海「うん。・・・」
すずみ「授業始まるよ。教室行こう!」
愛海「うん!行こう・・・」
☆すずはこの時、まだ愛海の様子に気づいていなかった☆
☆数学の授業☆
すずみ「直人くん、ここ分からないんだけど・・・」
直人「あっ!俺も分からないんだよね・・・。ゴメン」
すずみ「こっちこそ、ゴメンね」
直人「あと、くん付けやめてくれる?」
すずみ「えっ!!くん付けなくていいの?」
直人「うん」
すずみ「じゃあ、直人!」
直人「何?!どうかした?」
すずみ「何でもない!ただ呼んだだけ」
直人「用がないなら、呼ぶなっ!」
すずみ「ははははぁー」
愛海「何か、すずみと直人が話ているの見るとヤダな」
慶太「何か言った?!」
愛海「ううん!何でもない。」
慶太「そう!あと、今日みんなで一緒に帰らない?」
愛海「いいけど・・・。すずもいるよ!」
慶太「いいよっ!」
☆下校☆
慶太「おまたせー」
愛海「平気。全然待ってないし・・・」
直人「何だよ。愛海もいたのかぁ~。」
愛海「直人!何でいるの?」
直人「慶太に誘われたから」
愛海「4人で帰るって事・・・?!」
慶太「うん!そうだけど」
直人「俺、愛海がいるんじゃ先帰るわー」
☆愛海の顔から涙が出た☆
すずみ「愛海?何か今日ヘンだよ?どうしたの」
直人「嘘で言ったんだよっ」
愛海「もういい。帰る・・・」
☆愛海は走って帰って行った☆

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