キミといた夏 作者/愛子


第8話 涙



すずみ「誰も出てこないなぁ。まあいいや、明日渡そう」

☆その時・・・☆

すずみ「あれっ?直人だ・・・でも、何でだ?
    ここ誰の家だろう?」

☆飯田☆←(愛海の家)

すずみ「愛海の家?えっ、嘘でしょ?」

☆すずみはもう一度、直人と愛海の方を見た☆

すずみ「愛海、笑ってる。直人まで・・・。
    私にはあんな顔してくれなかった・・・」

愛海「ん?」

直人「どうかした?」

愛海「いや。窓の所に誰かいたような気がして」

直人「は?見てくるよ」

☆ガチャ・・・☆

直人「誰もいないぞ」

愛海「じゃあ、見間違えかな?!」

直人「そうじゃん。それより、話していいかな?」

愛海「う、うん」

☆その頃のすずみは・・・☆

☆ドテッ☆

すずみ「痛いww(泣。 こんなに走ったの久しぶり
    だよ。もう・・・(泣 ヤダ・・・」

☆トコトコトコ☆

慶太「どうしたの?そんな顔して?」

すずみ「あっ!!!慶太くん。ううん、何でもないよ
    心配しないで・・・」

慶太「そう?泣いてて、何にも無いのはおかしい?
   と思うけど・・・。あと、慶太くんはヤダ!!」

すずみ「は?い・・・。じ、じゃあ慶太?」

慶太「うん。そっちの方がいいな!」

すずみの心☆今、そんな事はいいじゃん(怒☆

慶太「何か言った?」

すずみ「何でもっ。ないいです!!!」

慶太「あのさ、今あいてる?」

すずみ「あいてるけど・・・。何か?」

慶太「俺今から、直人の家に行くんだけど一緒に行かない?」

すずみ「直人・・・。」

慶太「そうだよ。行く?」

すずみ「あっ、あのさ、用事思いだ、出しちゃった
    (汗 だ、だからゴメン。また、今度ね」

慶太「うん―。じゃあ、また今度だね」

すずみ「そ、そうだね。また、今度ね」

慶太「それじゃあ」

すずみ「うん。じゃあね~」

慶太「何か様子が変だったなぁ」

すずみ「何か、私・・・。どうかしてるよ」