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ポケモンストーリー ハートゴールド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 215ページ)
関連タグ: ポケモン 冒険 友情 第7世代要素有り 
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第24話「ふゆのヤナギの真骨頂、チョウジジム!」パート6


ヒビキ現在の手持ち
オーダイル、オオタチ、アローラゴローニャ(ひんし)、ゴローニャ(ひんし)、ルージュラ(戦闘中)、ウソッキー(戦闘中)



 腕にはめたZリングを起動させてZ技の発動に入った。
「行くぜウソッキー!」
「ウソッキ!」
 ミカンからもらったイワZをリングにはめ込み、腕を交差させて丸くしゃがむと肘を90度曲げて握り拳を作ると体を伸ばして勢いよく立ち上がり、握り拳を上へ突き上げるとジャンプしながら右へ向き着地と同時に膝を曲げて状態を曲げて力こぶを作るポーズを取った。
「超弩級の一発、くらえ!!!」
 ヒビキの掛け声と同時にウソッキーは飛び上がると、周囲の石を集めて岩の塊を作った。巨大な岩は急降下してアローラキュウコンを押し潰した。岩が地面にぶつかる轟音が響きそれは砕けてウソッキーが出て来た。
「よっしゃあ!」
「ウソッキー!」
 アローラキュウコンはがれきの中で力尽きていた。ヒビキの勝利である。
「やった!」
「イェイ!」
 応援していたツクシとアカネがハイタッチする。ヤナギも自分を打ち負かしたヒビキの強さに感心していた。
「はっはっは、実にいい勝負だったよ。君の若さに面食らってしまった、君のようなトレーナーがいればジョウトの未来も明るいな。さあ、心して受け取ってくれ」
 ヤナギはヒビキの強さを認めて、チョウジジム公認のアイスバッジとあられのわざマシン、そしてZクリスタルのコオリZを渡した。
「ありがとう、ヤナギさん!」
「初めて見た時は只者ではないと思っていたがこれほど小気味よい戦いをしてくれるとはな。ツクシくんとアカネちゃんが君を気に入る訳が解る。さて、これでバッジも七つか。となれば・・・」
「ヤナギさん、大変だ!」
 すると、一人のトレーナーが大慌てで入って来た。ヤナギのジムのトレーナーであるボーダーだった。
「何だ?」
「私のジムのトレーナーだよ、何かあったのか?」
「大変なんだ、いかりのみずうみでギャラドスが暴れているらしいんだ!」
「何?!」
「いかりのみずうみ?」
 いかりのみずうみ、そこで何が起きているのか。ヒビキ達は急いでその場所へと向かった・・・。

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