コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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*叶恋華* +実話+ 【完結】
日時: 2011/07/12 23:31
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: JiXa8bGk)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=19180

一生懸命、想いを伝えるよ。
恋を実らせるよ。
愛を描くよ。


華は、優しく貴方を想う。



         『いつかは、叶いますように』







※57話〜74話
188〜200話
シリアス注意!

(●´・ω・)ノ☆☆☆HELLO☆☆☆☆ヽ(・ω・`○)

*2010.3/25*第一期『*切恋華*』完結!!
*2010.4/6*第二期、*切恋華*の続編『*君想華*』すたーと
*2011.1/25*『*君恋華*』完結!!
*2011.1/25*『*叶恋華*』すたーと
*2011.7/12*『*叶恋華*』完結!!


+2011.1/23+
作者、長期休養から復活いたしました!!


↑のURLは前スレ←
一応この小説は実話を元にしたお話です^ω^b
現在進行形の、作者の恋愛です。
依麻の思考とかは、少し手を加えています←
あと、セリフも思い出せる限りメモしてるのですが……全てが正確という訳ではないので、ご理解お願いします。
しかし更新がノロすぎて、現在の更新状況は【二年生3月の出来事】になっております0Д0
頑張って現在の【三年生7月の出来事】になるよう、なるべく頑張って更新したいと思いますので、よろしくお願します!

作者の名前一覧*
絵磨◆VRtMSlYWsU
絵磨(携帯)


       掲 示 板 編 集 中 !
(今は見づらいですが、次第に見やすくなるように修正していきます><)

☆注意☆
*実話をもとにしていますが、細かいところや市名や名前、全部仮名&フィクションです
*基本フリーダムな書き方です←
*馬鹿な作者は恋すると更に馬鹿になりますので、自意識過剰が酷くなると思います; それにつれ色々むかつく点がチラホラ出てくると思いますが、暖かい目で見守って下さると嬉しいです;ω;
*中傷・ケンカは×!!
*長編なので、ぜひ! 暇つぶしに読んでください♪
*今年受験の身なので、更新が更に亀になる場合も…
*作者は中学生です。精神年齢はそれ以上に低いので絡む際にはお気を付け下さい。
*文章力ないので、勉強中です。描写なども下手くそなので、ぜひアドバイスしてくださると嬉しいです^^*
*コメ返しなどで「w」や顔文字など乱用します(特に「w」)ので、苦手な方はご注意ください。
*小説内でメールや手紙の時だけ絵文字顔文字が使われます。ご理解頂けると嬉しいです!



≪だいすき、≫
この想いは、いつ君に届くのかな?


【*叶恋華*】
         〜↑目次↑〜

prologue-ぷろろーぐ->>1
MainCast-めいんきゃすと->>2
classmateⅠ-くらすめーとⅠ->>8
classmateⅡ-くらすめーとⅡ->>121
classmateⅢ-くらすめーとⅢ->>437

第一部≪始まりの華≫
第一章【真夏の転校生】
1.『光葉中学校』>>15 2.『豹変』>>18 3.『転校生』>>21

第二章【六回目の恋】
4.『かっこいい人』>>33 5.『心の変化』>>36 6.『気になる?』>>37 7.『手紙』>>38 
8.『二人のセカイ』>>44 9.『恋』>>45 10.『KISS&YOU』>>50 11.『友情と愛情』>>53
12.『自分の生き方』>>60 13.『甦る気持ち』>>66 14.『好きな所』>>71

第三章【短期間の恋、芽生える恋】
15.『恋愛定義』>>73 16.『芽生えゆく環状』>>74 17.『暖かい気持ち』>>75 18.『気になる人』>>76 
19.『膨らむ気持ち』>>77 20.『朝の出来事』>>98 21.『眩しい二人』>>100 22.『天然発動』>>102 
23.『好きの気持ち』>>117

第四章【七回目の恋】
24.『学校祭一日目』>>118 25.『学校祭二日目』>>119 26.『恋想』>>126 27.『暴露』>>129
28.『天然四天王』>>131 

第五章【メール大作戦】
29.『交換大作戦っ!』>>132 30.『メアド交換』>>133 31.『君への想い、加速中』>>134 
32.『マイナス思考』>>140 33.『空回り×妄想』>>141 34.『メール』>>148

第六章【君×私÷恋=ピンチ】
35.『天然記念物』>>153 36.『恋にピンチはつきものです』>>154 37.『天然観察』>>156 38.『視界の中のキミ』>>159
39.『思わぬ笑顔』>>166 40.『焦る気持ち』>>168 41.『ちっぽけな勇気』>>173 42.『ワガママな想い』>>174
43.『逃走思考』>>176 44.『進む恋時計』>>179 45.『疑問≒期待』>>181 46.『嘘つきな憂鬱』>>183
47.『明日へのココロ』>>185 48.『confession...?』>>198 49.『Panic!!』>>199 50.『天然王子』>>200
51.『恋時雨』>>217 52.『作戦×策戦』>>218 53.『作戦、実行』>>219 54.『とある理由』>>228
55.『reason』>>257 56.『癒思考』>>263

第七章【恋愛と友情】
57.『呼び出し』>>272  58.『残酷Real』>>273 59.『悲痛』>>274 60.『trouble』>>279 
61.『後悔』>>286 62.『despair-絶望-』>>296 63.『謝罪メール』>>297 64.『君の優しさ』>>298
65『過去≒未来』>>303 66.『TimeSlip』>>305 67.『悪口friend』>>309 68.『お手紙friend』>>310 
69.『反省friend』>>312 70.『ごめんねfriend』>>316 71.『ぐちゃぐちゃHeart』>>319 
72.『feeling』>>326 73.『二つの選択』>>332 74.『トモダチ』>>333 75.『気持ちの真実』>>338 
76.『皆の気持ち』>>341 77.『君の気持ち』>>345

第八章【100%の恋心】
78.『甘い妄想』>>346 79.『天然炸裂』>>350 80.『天然lover』>>351 81.『片想いlover』>>356
82.『重なる影』>>360 83.『教訓』>>362 84.『意味深野郎』>>371 85.『嫌々思考』>>372
86.『深々思考』>>373 87.『恋愛思考』>>374 88.『筆談Talk』>>376 89.『一方通行』>>377
90.『気になる発言』>>378 91.『Panic思考』>>379 92.『膨らむ気持ち』>>380
93.『眩しい笑顔』>>381 94.『逃走思考』>>382 95.『Situation』>>399 96.『君の想い人』>>401 
97.『欲張りHeart』>>402 98.『私の知らない、』>>403 99.『恋想色』>>408

第九章【200%のもどかしさ】
100.『モドカシイ、』>>417 101.『言えない言葉』>>426 102.『心理テスト』>>432
103.『気になる会話』>>433 104.『好きの行動』>>434

第二部≪膨らむ蕾≫
第十章【君と私の距離】
105.『LuckyTime!』>>438 106.『君の本音』>>447 107.『遠ざかる距離』>>448
108.『届かない距離』>>452 109.『些細な優しさ』>>453 110.『気まずい関係、』>>454 

第十一章【クリスマス、冬休み】
111.『LoversXmas』>>455 112.『眩しい姿』>>459 113.『急展開メール』>>460 114.『0.1%の期待』>>462
115.『夜の始まり』>>464 116.『壱の伝言』>>465 117.『壱の質問』>>467 118.『ずるい戦法』>>469
119.『新たな決意』>>470 120.『12月31日』>>473 121.『ドッキリ』>>476 122.『悪戯』>>477

第十二章【新学期】
123.『隣』>>479 124.『○cmの距離』>>482 125.『一筋の想い』>>485 126.『大好きな気持ち』>>486
127.『隣の笑顔』>>487 128.『同じ動作』>>493 129.『視線の先』>>494 130.『君の、』>>495

第十三章【それぞれの恋愛事情】
131.『SweetDream』>>499 132.『君の恋事情』>>500 133.『バレンタインの想い出』>>508
134.『バレンタイン計画』>>509 135.『バレンタイン思考』>>512 136.『彼女にするなら、』>>513 
137.『マシな人』>>518 138.『あの子と私』>>519 139.『天然日和』>>522 140.『ドキドキ日和』>>523
141.『速まる鼓動』>>524 142.『問題と解答』>>526 143.『偶然と些細な動作』>>527
144.『救命指導の出来事』>>532 145.『想いの華』>>533 146.『些細な出来事』>>537

第十四章【Valentine†Countdown】
147.『Valentine Countdown』>>539 148.『chocolate』>>540
149.『Valentine Mission』>>549 150.『決戦は月曜日』>>552

第十五章【Valentine】
151.『Valentine当日』>>553 152.『迫る時間』>>554 153.『Bad Valentine』>>559
154.『好きだからこその、』>>560 155.『Valentine後日』>>562 156.『なんともいえない気持ち』>>563

第十六章【諦める方法】
157.『儚い気持ち』>>566 158.『普通』>>567 159.『諦め』>>571 160.『君を嫌いになる方法』>>572
161.『表情』>>576 162.『矛盾≒気持ち』>>577 163.『自然な気持ち』>>582 164.『好きの気持ち』>>583

第十七章【私の気持ち】
165.『嘘をつけない心』>>584 166.『片想いDays』>>586 167.『犬ちゃんとの会話』>>587
168.『偶然≒HAPPY!!』>>588 169.『ほんの些細な出来事』>>589 170.『君を想うだけで、』>>590
171.『単純に、』>>594 172.『抱いた疑問』>>598 173.『健康調査』>>599 174.『片想い的、恋愛論』>>600
175.『私は私なりに』>>603 176.『恋敵出現?』>>604 177.『強い想い』>>607 178.『冷やかし』>>608
179.『思いたくない考え』>>611 180.『志保ちゃんの好きな人』>>612 181.『恋愛の意味』>>619
182.『卒業式』>>621 183.『三月十五日』>>622 184.『Bad Whiteday』>>623
185.『女の勘』>>625 186.『笑顔の理由』>>629 187.『合言葉は、』>>632

188話からを見る際の注意>>633
第十八章【亀裂×波乱】
188.『嫌な予感』>>636 189.『予感的中』>>637 190.『意味深な予感』>>641 191.『謎の理由』>>643
192.『避けたい理由』>>644 193.『その事実、予感的中。』>>645
194.『君の行動』>>647 195.『疾風の言葉』>>650 196.『気になること』>>652 197.『亀裂』>>654
198.『悪夢再来』>>655 199.『暖かい言葉』>>656 

最終章【叶恋華】
200(最終話)『叶恋華』>>658

あとがき>>660






依麻の気持ちイメソン>>63
57〜74話のイメソン>>347

.:*゜..:。:.::.*゜お知らせ&イベント.:*゜..:。:.::.*
返信100&参照222突破記念>>109
返信200&50話突破記念>>215
苺羅様とコラボ企画! 番外編『眉抜きの日』
>>233 >>241 >>245 >>251 >>253
返信400突破記念 番外編『龍くんと壱くんのとある会話』
Scene.1 門外龍の場合(龍目線)>>406
Scene.2 珠紀壱の場合(壱目線)>>407
cast追加&第二部突入のお知らせ>>437
返信500記念(学校紹介)>>507


◆お客様◇(>ω<)カンシャ!

◆苺羅様 ◇宇莉様 ◆闇に光様 ◇あやめ.様 
◆ちか様 ◇偽者様 ◆、璃瑚.様 ◇のの様
◆さわ様 ◇魔王様 ◆ココ様


皆様の温かいコメントに、手が震えてます←
本当にありがとうございます><




作者のモットー(は
【恋をしている皆さんに少しでも共感してもらえる小説を書く!!】
描写下手ですが、自分の想っている恋の感情を素直に表したいと思うので、少しでも共感していただけると嬉しいです^^*

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Re: *叶恋華* +実話+ ( No.73 )
日時: 2011/01/30 03:49
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: uzwOA3TN)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第十五話『恋愛定義』


十月!!
本格的の、秋です。
やっと寒くなってきました。


そんな中、今日は制服登校。
秋に突入ってことで、今日から冬服!
なので丁度いい体温だ。


夏服やジャージで見慣れた教室も、なんか今日は新鮮。
……うん、イケメン達の学ラン最高。


特に珠紀壱君!!
やばいよ、鼻血出ますよ私。
乱した学ランに赤いTシャツ、赤いベルトってどういうことですか!
超ドストライクなんですが!!


そう、最近私は珠紀壱を目で追うようになっていた。
私は目が悪いし男子の顔覗き込まないし、ずっと珠紀壱の席が見えない位置だったから、最近初めて顔がわかるようになったんだけど——。
その整った顔……多分、クラスの中でもかっこいい分類の叶汰を抜いて、一番かっこいいと思う。


そして、この前——。
そう、壱の存在をよく知らなかった時。
壱が体調を崩して早退したときがあった。
保健室から帰ってきて帰る準備をしていた壱に、学級代表の優香ちゃんとかおんは壱に向かってこう言った。


『大丈夫?』


二人は心配そうな顔で、そう呟いた。
その時の壱は顔が見えなかったが、歩きながら二人に背を向けて、


『……ん』


と、少し照れたように呟いたのだ。
その時のシャイでクールな雰囲気に、私は思わず見とれてしまっていた。


「……」


叶汰はといえば……。
はぅっ、赤いTシャツ!
ただきちんと制服着てるのが少々残念……。


って私、変態か。


「ははっ」


壱の方に視線を変えると、壱は男子と話していた。
男子と話している壱の笑顔。
なんだか、いつもは見れない可愛い笑顔。


——なんだか、少しだけ私は。
ほんの少しだけ、ドキドキしていた。




*放課後*


「依麻、ここ座れば」


放課後活動。
席に座るときに、由良がそう呟いた。
見れば、由良が指差してるのは叶汰の横。


「……」
「……依麻、座らないの〜?」
「……あ、や、うん!」


沈黙の末、私は曖昧に頷いていつもの場所に座った。
いつもの場所……といっても、結局叶汰の横なのだが。


「叶汰の家さぁ、広いよねぇ」
「そうか?」


今日は新聞作業の優までこっちのグループに来て、話に交わっていた。
すると由良も、笑みを浮かべながら叶汰を見た。


「私、叶汰の家のリビングまでしかいったことないよ。優凄いね〜」
「そう? なんかめっちゃ広かったよ」
「そんなことないって」


叶汰と由良と優の幼馴染三人は、笑顔を浮かべながら会話に華を咲かせていた。
そんな三人が羨ましくて、


「いいなぁ〜……」


気が付けば、口を開いていた。
しかし私が呟いた瞬間、一気に空気が固まった。
……ぬ? なんかこれ誤解された!?


「リビングにしか言ったことないのが、いいの?」
「いっ? いやっ!? 広いのが羨ましいってこと!」
「あぁ……」


私が慌ててそう笑うと、叶汰も軽く笑ってくれた。
私は少しほっとして、また作業に取り掛かった。


**


しばらくして。
私と由良と優と叶汰は、何故か声の話になった。


「由良の声ってどんな声?」
「ん〜……。なんか、高すぎず低すぎずって声かな? 私の声は?」
「依麻の声ねぇ〜……、アメリカの外国人が覚えたての日本語喋ってる声」


どんな声だ、それは。
外国人に失礼だろ。


「……由良、それどんな声?」
「なんかねぇ〜」
「ワターシエマ・ミズキデース」


由良の言葉に付け加えるように、横にいた叶汰がそう言い始めた。
その見事なカタコトぶり&滑舌の悪さに、私は少し茫然としていた。
周りから聞いたら、私はこんな感じなのか……。


「私滑舌悪いって言われるし……」


何回も「ん?」って聞き返されるし。
やっぱそうなのか……。
皆さん、聞きづらくてすみません。


すると再び叶汰が横から、


「わはひかふふぇふわふいっふぇひはへふ」


えぇぇぇぇ。
そんなに重症なのか、私の滑舌の悪さは。
あ、なんか虚しくて泣きそうになってきた。


「そ、そんなに滑舌悪い?」
「うん」


即答。
水城依麻、ほんの少しだけ心に傷を負った十四歳の秋。




**


今日の分の作業が終わり、後片付けの時間。
一応貼り絵の作業リーダーである叶汰は、皆をまとめていた。


「由良、明日朝来れる?」
「うん、来れる」


叶汰は由良に明日朝準備出来るかを聞いていた。
由良はにっこりとほほ笑み、頷いた。


すると今度は、叶汰は私の方を向く。


「明日来れる?」
「え? うん。忘れなければ」
「てか来い」


……え?
今、心臓ハンパないくらいドキッとしたよ。
『てか来い』って、普通の意味だよね、うん。
朝遅れるなって意味、だよね?
期待するな、私。


私は心臓のドキドキを抑え、片づけを早く終わらせて由良と一緒に玄関へ向かった。


**


外に出て由良と歩いていると、不意に恋バナの話になった。
帰り道の恋バナは、由良とは必須の会話。
私は、由良のする恋バナは叶汰の事だとわかっていたから。
何も言わず、由良の話を聞いていた。


しかし、


「……私さぁ、叶汰より先輩のほうが好き」
「え?」


由良の答えは、私の想像を超えるものであった。
せ、先輩……だと?


「きょ、叶汰は?」
「叶汰はもう、どうでもいい」


ど う で も い い !?


「さっき、手紙拾うときに手握っちゃってさ……」
「え、で? 相手の反応は?」
「『……!?』って感じだったからやだ。もういい。あいつとは幼馴染。ただの友達でいいんだ」


由良はそう呟いて、笑みを浮かべる。
私は驚いた表情で、由良を見つめていた。


「私、今度から先輩との恋を頑張るから! 応援してね」


由良の笑顔は、なんだかすがすがしそうなものだった。
——そんなので、簡単に恋心は捨てれるのかな?
『好き』っていうのは、本気じゃないの?
『恋愛』はさ、本気じゃなきゃできないんじゃないの?


そんな簡単に恋心を放棄出来るなんて。
それでいいの? 由良——。




私の心の中には、何故かぽっかりと穴が開いたような気持ちになった。

Re: *叶恋華* +実話+ ( No.74 )
日時: 2011/01/30 04:18
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: uzwOA3TN)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第十六話『芽生えゆく感情』


次の日の家庭科。
今日はミシンでバックを作っていた。
私は優と一緒の班でもあり、不良と一緒の班でもあった。
なるべく不良とは関わらないようにしていたし、大人しくしていた。


しかし、今日は——。


「おい宮田、これやって」
「やだ」
「お願い、やれ」
「無理」
「——じゃあ水城さん、お願い」


……え?
私の思考回路は、一気に停止した。
——そう。
今日は、不良から話を吹っ掛けられてしまったのだ。


なんか、他の不良たちまでこっち見てるよーあひょ。
てか、なぜにさん付け?
なんか怖いよ、あぁそんな目で見ないで。


「な、なんで」
「だって出来ないんだもん。やってください」


そう言って不良——吉澤敦紀は、ガン見してきた。
……う、そ、そんな目で見るなよ!
怖ぇじゃねぇかぁぁぁ!


「……わ、わかった……」


わかりましたよ、やりゃあいいんだろ!?
ひぃ、怖いよ帰りたいよー。


「わぁ、ありがとう! さすが水城さん。宮田みたいなのとは違うわ」
「悪かったね」


吉澤は笑みを浮かべそういうと、横から優が睨みながら言い放った。
な、なんか不良が満面の笑みを浮かべているんですが……。
な、なんか意外に可愛い……かも。
ていうか、どうせやるならあらかじめ言っておこう。
私に頼むからには——。


「失敗しても、し、知らないよ? その時はごめん」
「あー、別にいいよ」
「自分の作業終わってからやるから」
「うぃ」


……ん?
な、なんか思ってた想像と違う……なぁ。
この人、顔怖いけどね。
中二に見えないんだけどね。


そう思いながらも、まず自分の作業を進めた。
すると吉澤は、腕を組んで足を組んで偉そうな体制で私を見てきた。


「ねぇ、前の学校なんてとこだっけ」
「刹中。刹那中学校」
「なにそれ、そんなとこあんの」
「あるよ」


吉澤は私に対して会話を投げかけるが、私はなかなか目を合わせることが出来ずに下を向いていた。
だって、なんか、目が怖いんですもの。


「前の学校で彼氏居た?」
「居ない」


即答できるのが、悲しいとこだよね。うん。
彼氏ほしいけど、両想いになれねーんだよバーッキャロー!


「え? 一回も?」
「うん」


あぁ、一回もだよ。
十四年間彼氏いねぇよ。
……あ、なんか虚しくなってきた。


**


しばらく経った後。
もう大分時間は過ぎていて、授業があと数分で終わる時間になっていた。


「——もう終わるじゃん、約束破ったなー」


吉澤がそう言って私を見た。
約束なんかしてましたか、私とあなた。
てかせっかちだなぁ……。
む、私がノロいだけ?


とにかく、早くやれってことか。


「ちょ、わかったよ。今暇だからやってあげる。貸して」
「いぇーい」


暇じゃないけどね、これからミシン縫うとこだったんだけどな。
……まぁいいか。


「……やべ」


慌てて吉澤の作業をしたから、布ガタガタ。
折りたたんだら、長さ合わないじゃん!
あぁぁ、やべぇぇぇ!
と、とりあえずチャイム鳴るから印付けしなきゃ……!


「……で、出来たよ。——あのぉ、ほんの少し失敗しましたが……」
「お、別にいいよ。ありがとー」


よかった、心が広いじゃないか。
ボコられるかと思った。マジで。
うん、顔が怖いからね。


「いやぁ、マジで助かったわ。ありがとう」
「あ、うん。いえいえ」


なんか、ここまで感謝されるとは……。
失敗したのに、なんだか申し訳ない。


「次回もよろしく」
「え。ミシンくらい出来るでしょ?」
「無理ー。やって」


自分でやれ!といいたいとこだが、あんなにお礼言われたしね。
うん、仕方がない。


「……仕方ない、わかったよ」
「まじ?ありがとー」


不良って、こんなお礼言うもんなの?
そう疑問に思ったとこで、授業が終わった。


**


あぁ、珠紀壱かっこいい……。
休み時間、私は頬杖をつきながら壱を見ていた。
なんだか最近、壱を目で追う回数が増えた気がする。
なんでだろう、何やってるんだろ私。


存在をアピールするため、目を合わせようと必死な自分がいる。


「……!」


やった、今目が合った気がする!
……って、あれ?
私が好きなのは、叶汰だよね?


なんで——。
なんで、壱と目が合ったからってこんなに喜んでるの?
なんで、壱を目で追っちゃうの——?


私はまだ、この時の自分の心の中に芽生えていた感情に気が付いていなかった。


Re: *叶恋華* +実話+ ( No.75 )
日時: 2011/01/30 04:39
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: uzwOA3TN)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第十七話『暖かい気持ち』


「てかうちらさぁ、バンドじゃなくなったよね。由良がキーボードで、ボーカルが優と愛奈。トライアングル依麻。依麻一人でやるんだよ」


放課後活動の時間、由良が叶汰に突然告げた。
いつの間にか、トライアングルになっている私。
いくら楽器が出来ないからって……何故トライアングルに。
あぁ、なんか恥ずかしいじゃないか。
絶対叶汰に笑われる。


と思いきや、


「え、それって可哀相じゃん」


……え?


「違うのやらせてあげろよ」
「……でも依麻楽器できないっていうから……」
「一人でトライアングルとか、虚しいべ」


叶汰は、そう言って私を見た。
思わず胸が高鳴って。
そのさりげない優しさに、泣きそうになった。


「……じゃあ考えとく。——話変わるけど叶汰、依麻暇そうだからさ。依麻に何か仕事わけてあげて」


由良は画用紙をちぎりながら、そう呟いた。
確かに今、私は仕事がなくて暇だ。
叶汰は、小さく唸りながら辺りを見回した。


「んーとね……。じゃあ、ここの貼り絵」
「わかった」
「じゃあ、ここ来て」


叶汰がそう言い、空いてる席を差した。
な、なんかドキドキする。
私は緊張気味に座ったあと、叶汰が隣に座ってきた。
それのお陰で、更に緊張して私の思考回路は吹っ飛んでしまった。


恐るべし、坂上叶汰パワー。


**


「ムン君、行くよ〜」


学校祭準備途中、PRビデオを作るというわけで……。
私たちのクラスは、紙に書いたム○クの叫びの顔やひょっとこの顔、そしておかめのお面などを作り、クラス全体が盛り上がっていた。


そんな中、ムン君と名付けられたム○クのお面をつけるのは叶汰。
大分使い古されたムン君を見て、私は叶汰に向かって呟いた。


「だいぶしわしわになってきたね」
「大便したくなってきた?」
「はぁ!?」


叶汰の聞き間違えに、一同大爆笑。
私は慌てて、首を横に振った。


「そんなこといってないし!!」
「言わなかった?」


叶汰はそう言って笑顔を浮かべた。
うっ……笑顔が眩しい。


「み……っ、耳おかしいんじゃないの?」


私がそう言って叶汰から視線を外すと、叶汰は軽く笑みを浮かべて撮影準備をしに行った。
あぁ……緊張した。
私はその場で伸びをして、教室を見渡す。


学校祭撮影、教室にも来るよね。
そう思っていると、カメラを持った福野とお面を被ったクラスの人達が一斉に教室に入ってきた。
その姿を見たクラスメートは、皆大爆笑。


「学年貼り絵代表の、坂上叶汰です。僕たちは——」


まずはムン君をつけていな叶汰が、貼り絵紹介をした。
その際に、ムン君とひょっとこ太郎をつけた二人が変な踊りをしてカメラに収まっていた。


——そんなお面の役をしているのは。
男子学級委員長の山城千春と、百江、叶汰と……。
かおんの彼氏の新だった。


「サイゴハカベシンブンデス」


変な声で進行をする不良の一人、堀巻健吾。
叶汰……ムン君と、新のひょっとこ太郎は左右に揺れていた。
教室はもう、爆笑の渦に包まれていた。


「——よしっ! 撮影完了!!」
「先生ーっ、ちょっと見せてー」


福野がビデオカメラを持ち替え、皆に向かって見せた。
皆はビデオカメラを覗くように囲んだ。
私も人に押されながら覗きに行くと、隣に叶汰が入り込んで来た。
うっわ、近っっ!
すぐ隣、ぐはぁっ!


「……っ」


叶汰いい匂いする……っ!
てか、叶汰の腕当たってるぅぅぅ!
しかもせまいから、叶汰のジャージに私のほっぺが当たってしまってる……! ぎゃひ!!
しかも叶汰のほうがでかいから、ちょびっと身長差が……。
皆前にのめり込んでるから、画面見えないっす。


……でも、まぁいいや。
叶汰の隣で、居られるなら。
私はそう思いながら、少しだけの幸せの空間を味わっていた。


**


「お疲れ〜」


撮影終了。
叶汰は役目を終えて、小さく息を吐きながら隣に座った。
私は思わず叶汰に視線を移す。
その時、叶汰は私を見ずに違うものを見た。


「……あれ、眼鏡?」
「え? あ、うん」


そう、叶汰が視界に入れたのは私の眼鏡。
私の目は最高に悪いので、何かするときは眼鏡必須だ。


「持ってたんだ。普段かけてなくない?」
「うん。授業中だけかけてるからね」
「かけてたっけ?」
「かけてたよ」


私が笑いながら言うと、叶汰も笑みを浮かべてくれた。
そんな優しい叶汰に、私は心のどこかが暖かく感じた。

Re: *叶恋華* +実話+ ( No.76 )
日時: 2011/01/30 05:13
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: uzwOA3TN)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第十八話『気になる人』


その日の帰り道。
私は再び愛奈と帰っていた。


「なんかさぁ……皆青春してるよね」


その日、ふと私は呟いた。
青春の意味は、はっきり言ってよくわからない。
だけど、皆はなんか毎日を充実しているっていうか……。


「まぁ、私は興味ないけどね」


愛奈は軽く笑いながらそう言った。
愛奈は恋愛に興味ないのかなぁ……。
私はそう思いながらも、口を開いた。


「でも結構さ、由良いわく22HRはかっこいい人集まってるって有名だって」
「え? ……あぁ、うん。まぁそうかもね。でも、例えば誰?」


愛奈は頷き、呟いた。
かっこいい人が集まっている、22HR——……。


その時、ふと壱の顔を思い浮かべた。


「……愛奈の後ろの席の人、かっこよくない?」


そして、無意識のうちに呟いていた。
愛奈は目を見開き、私を見る。


「え、珠紀壱? まぢで? 壱のこと、気になっちゃってる?」


これは、気になってるのかな。
最近、なんだか私はおかしいと思うけど。
叶汰が好きなのに、壱を目で追っちゃったり。
叶汰が好きなのに、壱と目が合うと凄く嬉しかったり。


私は、壱が気になっているのかな?


「気になってる……のかも?」


私は疑問形になりながらも、愛奈に暴露した。
愛奈になら、抵抗なく暴露することが出来た。


「まじ? あんな憎たらしいやつが……」
「でも……かっこよくない?」
「壱の性格が好きになったの?」
「まだ話したことないんだよね」


そう、壱とはまだ話したことがない。
それなのに。
自分の気づかないうちに、気になってるなんて——。


「まじか」
「……ねぇ、珠紀壱ってどんな感じの人?」
「んー? ちょっと強引で……なんか……、俺様系?」

ぐはっ!
俺様系……!?
クールでシャイで俺様って、超ハイパードストライク!
私の胸の高鳴りは、何もかもわからないくらいドキドキしていた。


「でも、でもさ! 珠紀壱、女子と話してなくない?」
「そうだね。んー、でもたまぁに、同じ班のほのかと私と話すくらいかな


やっぱ、あんまり女の子と話さないんだ……。
私は小さく笑みを浮かべて愛奈の話を聞いていた。


「なんか、私になにかしかけるための策略してるみたいなだし。影の策略者……みたいな?」
「何それ〜!」


ってことは、ずる賢い人なのかな?
まぁ、俺様系の人ならそうかもしれない。


でもなんか見てれば、壱は毎回髪にワックスつけてるし。
制服だって着崩してるし……。
なんか、不良とも仲いいし。


「壱は不良なのかな?」
「ん〜……、どうなんだろ。多分違うよ」


愛奈はそう言って、にっこりと笑った。
そうかぁ……!!
何だか貴方のことが少し知ることが出来て、嬉しい。
いつの間に、こんなに気になってたんだろうね?


私はそう思いながら、愛奈と会話をし続けていた。


Re: *叶恋華* +実話+ ( No.77 )
日時: 2011/01/30 05:42
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: uzwOA3TN)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第十九話『膨らむ気持ち』


「叶汰にさ、依麻のことエロくするなよって言われたけど、もううちらのせいで依麻エロくなっちゃったよね」
「うんうん」
「え、ちょ」


次の日の朝。
水城依麻。
いきなり、状況が読めません。
私、変態決定ですか?


ていうか、叶汰が……?


「な、なんで?」
「なんかぁ、叶汰がお前らが何かやばいことしそうだからだって」


そ、それは……。
なんか嬉しい、けど。
なんか、複雑な気分です。


**


音楽の時間。
音楽担当、鈴井ちゃんの授業。
学校祭の為の合唱コンクールに近づいている為、合唱練習をしていた。


「はい、じゃあ口と目をこうして、んぉおおおおおおおおおおお」


そう言って口と目を見開く鈴井ちゃんは、言い表せられないほど顔面が変形していて、崩壊して物凄く面白い顔になっていた。


「はい、口を開けてふぉー、ふぉー。皆もこうしなさい、んほぉぉぉぉぉぉおおお」
「ぶっ……ちょ、鈴井ちゃん……っ」


やめてください、その顔……っ!
ツボった、ツボにハマったよ。
笑いが止まらなくなって、私は歌えない状況になった。


その瞬間、


「オラァ、えまぁっ! ちゃんと歌えっての!!」


どこから共なく現れた福野に、思い切り怒鳴られた。
私は一気に硬直し、慌てて歌う。
くそ、なんで福野が居るんだよう……。
福野って国語教師だよね!? 何故何故何故!?


「ほぉーほぉーほぉーんほぉぉぉおおお」


私が疑問に思うのと同時に、鈴井ちゃんはまだ変顔をしていた。


**


昨日、愛奈に暴露してから。
壱の姿ばっかり目で追いかけていた。
話し掛けれないから、せめて存在を確認させる。
無理矢理に壱を見てるから、壱と目が合う気がする!!


「……」


くぅぅ、かっこいいね!
よし、これを続ければ私の存在を気付いてもらえる!
私はそう思いながら、壱の姿を陰で眺めていた。


**


放課後作業。
私はいつもの席に座り、作業をしようとした。
が、


「ぬぉっ」


突然椅子が動いた。
いや、動かされた。
見れば、叶汰が私の椅子を引いていた。
慌てて振り向くと、隣の叶汰笑ってる。


「……椅子引いたしょ?」
「引いてないってー!」
「嘘だ!」
「マジだって!」


そう言って叶汰は、笑顔のまま逃げていった。
……これは、叶汰を追いかけていいのかい!?


「……ふふっふふふ」


よっしゃ! 水城依麻、やったるでー!
私は腕まくりをし、気合を入れて叶汰を追いかけた。
叶汰は私に合わせて、ちょこちょこ動く。


「絶対椅子引いたよね?」
「引いてないって」
「嘘でしょ」
「嘘じゃない」


叶汰は無邪気な笑顔を浮かべ、そのまま全力疾走で逃走した。
は、早っ!!!
さすが陸上部……。簡単に逃げられた。


「……もう……」


ドキドキがハンパないんですが。
私はその場で立ち尽くし、叶汰の見えなくなった後姿を見つめながら教室へ戻った。


**


「叶汰と付き合えってー!」


教室に戻ると、由良が大声でそう言ってきた。
私は慌てながら、由良に近づく。


「は、はぁ!?なんでさ」
「いや、だって。依麻告れ」
「無理無理、由良が告りなよ」
「私は先輩が好きなんだもん」


よく言うよ……。
この前まで、叶汰が好きだったのにさぁ。
私はそう思いながら、席についた。

「ふぅ……」


すると叶汰も帰ってきて、いつもの席に座る。
思わず叶汰の方見たら、目が合った。


「……っ」


私の鼓動は、相変わらず高鳴っていた。


**


帰り。
優と私と愛奈は、玄関の前で固まって雑談をしていた。


「彼氏ほしーい! 先輩と彼氏になって……ふふふ」


由良はそう言って、怪しげな笑みを浮かべた。
彼氏……かぁ……。
私もほしいよ、切実に。


「ふふ」


恋に関しては乙女な優はというと、少し笑みを漏らしただけだった。
実は優は最近、失恋したのである。
だから、恋バナは禁句だけど……由良……。



「……」


——でも、もし叶汰が彼氏になったら?
叶汰はちょい意地悪だけど、付き合ったら色々楽しそう……あは、なんちゃって。


もし、壱が彼氏になったら?
クールでシャイだけど、なんだかんだ優しくて、初々しいカップル……ぎわーっ!なんてねなんてねっ!


やばい、叶汰も壱もかっこよすぎる!
私の妄想は、風船のように膨らんでいくばかりであった。


すると、


「叶汰が彼氏だったらなぁ……」


優がそう呟いた。
な ぬ ?
優は、叶汰の元カノかつ幼馴染だよね?
……まだ、好きなのかな……?


「ねぇ〜! 叶汰いいよねぇ〜」


由良も意見に同意し、笑みを浮かべた。
うひゃ、完璧三角関係……じゃなく四角関係だね。
優と叶汰、最近仲良いし。
私なんかが、幼馴染&元カノに勝てるわけがない、うん。


でも、いいんだ。
私は応援しながら、恋をする。


それで、いいんだ——。


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