コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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*叶恋華* +実話+ 【完結】
日時: 2011/07/12 23:31
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: JiXa8bGk)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=19180

一生懸命、想いを伝えるよ。
恋を実らせるよ。
愛を描くよ。


華は、優しく貴方を想う。



         『いつかは、叶いますように』







※57話〜74話
188〜200話
シリアス注意!

(●´・ω・)ノ☆☆☆HELLO☆☆☆☆ヽ(・ω・`○)

*2010.3/25*第一期『*切恋華*』完結!!
*2010.4/6*第二期、*切恋華*の続編『*君想華*』すたーと
*2011.1/25*『*君恋華*』完結!!
*2011.1/25*『*叶恋華*』すたーと
*2011.7/12*『*叶恋華*』完結!!


+2011.1/23+
作者、長期休養から復活いたしました!!


↑のURLは前スレ←
一応この小説は実話を元にしたお話です^ω^b
現在進行形の、作者の恋愛です。
依麻の思考とかは、少し手を加えています←
あと、セリフも思い出せる限りメモしてるのですが……全てが正確という訳ではないので、ご理解お願いします。
しかし更新がノロすぎて、現在の更新状況は【二年生3月の出来事】になっております0Д0
頑張って現在の【三年生7月の出来事】になるよう、なるべく頑張って更新したいと思いますので、よろしくお願します!

作者の名前一覧*
絵磨◆VRtMSlYWsU
絵磨(携帯)


       掲 示 板 編 集 中 !
(今は見づらいですが、次第に見やすくなるように修正していきます><)

☆注意☆
*実話をもとにしていますが、細かいところや市名や名前、全部仮名&フィクションです
*基本フリーダムな書き方です←
*馬鹿な作者は恋すると更に馬鹿になりますので、自意識過剰が酷くなると思います; それにつれ色々むかつく点がチラホラ出てくると思いますが、暖かい目で見守って下さると嬉しいです;ω;
*中傷・ケンカは×!!
*長編なので、ぜひ! 暇つぶしに読んでください♪
*今年受験の身なので、更新が更に亀になる場合も…
*作者は中学生です。精神年齢はそれ以上に低いので絡む際にはお気を付け下さい。
*文章力ないので、勉強中です。描写なども下手くそなので、ぜひアドバイスしてくださると嬉しいです^^*
*コメ返しなどで「w」や顔文字など乱用します(特に「w」)ので、苦手な方はご注意ください。
*小説内でメールや手紙の時だけ絵文字顔文字が使われます。ご理解頂けると嬉しいです!



≪だいすき、≫
この想いは、いつ君に届くのかな?


【*叶恋華*】
         〜↑目次↑〜

prologue-ぷろろーぐ->>1
MainCast-めいんきゃすと->>2
classmateⅠ-くらすめーとⅠ->>8
classmateⅡ-くらすめーとⅡ->>121
classmateⅢ-くらすめーとⅢ->>437

第一部≪始まりの華≫
第一章【真夏の転校生】
1.『光葉中学校』>>15 2.『豹変』>>18 3.『転校生』>>21

第二章【六回目の恋】
4.『かっこいい人』>>33 5.『心の変化』>>36 6.『気になる?』>>37 7.『手紙』>>38 
8.『二人のセカイ』>>44 9.『恋』>>45 10.『KISS&YOU』>>50 11.『友情と愛情』>>53
12.『自分の生き方』>>60 13.『甦る気持ち』>>66 14.『好きな所』>>71

第三章【短期間の恋、芽生える恋】
15.『恋愛定義』>>73 16.『芽生えゆく環状』>>74 17.『暖かい気持ち』>>75 18.『気になる人』>>76 
19.『膨らむ気持ち』>>77 20.『朝の出来事』>>98 21.『眩しい二人』>>100 22.『天然発動』>>102 
23.『好きの気持ち』>>117

第四章【七回目の恋】
24.『学校祭一日目』>>118 25.『学校祭二日目』>>119 26.『恋想』>>126 27.『暴露』>>129
28.『天然四天王』>>131 

第五章【メール大作戦】
29.『交換大作戦っ!』>>132 30.『メアド交換』>>133 31.『君への想い、加速中』>>134 
32.『マイナス思考』>>140 33.『空回り×妄想』>>141 34.『メール』>>148

第六章【君×私÷恋=ピンチ】
35.『天然記念物』>>153 36.『恋にピンチはつきものです』>>154 37.『天然観察』>>156 38.『視界の中のキミ』>>159
39.『思わぬ笑顔』>>166 40.『焦る気持ち』>>168 41.『ちっぽけな勇気』>>173 42.『ワガママな想い』>>174
43.『逃走思考』>>176 44.『進む恋時計』>>179 45.『疑問≒期待』>>181 46.『嘘つきな憂鬱』>>183
47.『明日へのココロ』>>185 48.『confession...?』>>198 49.『Panic!!』>>199 50.『天然王子』>>200
51.『恋時雨』>>217 52.『作戦×策戦』>>218 53.『作戦、実行』>>219 54.『とある理由』>>228
55.『reason』>>257 56.『癒思考』>>263

第七章【恋愛と友情】
57.『呼び出し』>>272  58.『残酷Real』>>273 59.『悲痛』>>274 60.『trouble』>>279 
61.『後悔』>>286 62.『despair-絶望-』>>296 63.『謝罪メール』>>297 64.『君の優しさ』>>298
65『過去≒未来』>>303 66.『TimeSlip』>>305 67.『悪口friend』>>309 68.『お手紙friend』>>310 
69.『反省friend』>>312 70.『ごめんねfriend』>>316 71.『ぐちゃぐちゃHeart』>>319 
72.『feeling』>>326 73.『二つの選択』>>332 74.『トモダチ』>>333 75.『気持ちの真実』>>338 
76.『皆の気持ち』>>341 77.『君の気持ち』>>345

第八章【100%の恋心】
78.『甘い妄想』>>346 79.『天然炸裂』>>350 80.『天然lover』>>351 81.『片想いlover』>>356
82.『重なる影』>>360 83.『教訓』>>362 84.『意味深野郎』>>371 85.『嫌々思考』>>372
86.『深々思考』>>373 87.『恋愛思考』>>374 88.『筆談Talk』>>376 89.『一方通行』>>377
90.『気になる発言』>>378 91.『Panic思考』>>379 92.『膨らむ気持ち』>>380
93.『眩しい笑顔』>>381 94.『逃走思考』>>382 95.『Situation』>>399 96.『君の想い人』>>401 
97.『欲張りHeart』>>402 98.『私の知らない、』>>403 99.『恋想色』>>408

第九章【200%のもどかしさ】
100.『モドカシイ、』>>417 101.『言えない言葉』>>426 102.『心理テスト』>>432
103.『気になる会話』>>433 104.『好きの行動』>>434

第二部≪膨らむ蕾≫
第十章【君と私の距離】
105.『LuckyTime!』>>438 106.『君の本音』>>447 107.『遠ざかる距離』>>448
108.『届かない距離』>>452 109.『些細な優しさ』>>453 110.『気まずい関係、』>>454 

第十一章【クリスマス、冬休み】
111.『LoversXmas』>>455 112.『眩しい姿』>>459 113.『急展開メール』>>460 114.『0.1%の期待』>>462
115.『夜の始まり』>>464 116.『壱の伝言』>>465 117.『壱の質問』>>467 118.『ずるい戦法』>>469
119.『新たな決意』>>470 120.『12月31日』>>473 121.『ドッキリ』>>476 122.『悪戯』>>477

第十二章【新学期】
123.『隣』>>479 124.『○cmの距離』>>482 125.『一筋の想い』>>485 126.『大好きな気持ち』>>486
127.『隣の笑顔』>>487 128.『同じ動作』>>493 129.『視線の先』>>494 130.『君の、』>>495

第十三章【それぞれの恋愛事情】
131.『SweetDream』>>499 132.『君の恋事情』>>500 133.『バレンタインの想い出』>>508
134.『バレンタイン計画』>>509 135.『バレンタイン思考』>>512 136.『彼女にするなら、』>>513 
137.『マシな人』>>518 138.『あの子と私』>>519 139.『天然日和』>>522 140.『ドキドキ日和』>>523
141.『速まる鼓動』>>524 142.『問題と解答』>>526 143.『偶然と些細な動作』>>527
144.『救命指導の出来事』>>532 145.『想いの華』>>533 146.『些細な出来事』>>537

第十四章【Valentine†Countdown】
147.『Valentine Countdown』>>539 148.『chocolate』>>540
149.『Valentine Mission』>>549 150.『決戦は月曜日』>>552

第十五章【Valentine】
151.『Valentine当日』>>553 152.『迫る時間』>>554 153.『Bad Valentine』>>559
154.『好きだからこその、』>>560 155.『Valentine後日』>>562 156.『なんともいえない気持ち』>>563

第十六章【諦める方法】
157.『儚い気持ち』>>566 158.『普通』>>567 159.『諦め』>>571 160.『君を嫌いになる方法』>>572
161.『表情』>>576 162.『矛盾≒気持ち』>>577 163.『自然な気持ち』>>582 164.『好きの気持ち』>>583

第十七章【私の気持ち】
165.『嘘をつけない心』>>584 166.『片想いDays』>>586 167.『犬ちゃんとの会話』>>587
168.『偶然≒HAPPY!!』>>588 169.『ほんの些細な出来事』>>589 170.『君を想うだけで、』>>590
171.『単純に、』>>594 172.『抱いた疑問』>>598 173.『健康調査』>>599 174.『片想い的、恋愛論』>>600
175.『私は私なりに』>>603 176.『恋敵出現?』>>604 177.『強い想い』>>607 178.『冷やかし』>>608
179.『思いたくない考え』>>611 180.『志保ちゃんの好きな人』>>612 181.『恋愛の意味』>>619
182.『卒業式』>>621 183.『三月十五日』>>622 184.『Bad Whiteday』>>623
185.『女の勘』>>625 186.『笑顔の理由』>>629 187.『合言葉は、』>>632

188話からを見る際の注意>>633
第十八章【亀裂×波乱】
188.『嫌な予感』>>636 189.『予感的中』>>637 190.『意味深な予感』>>641 191.『謎の理由』>>643
192.『避けたい理由』>>644 193.『その事実、予感的中。』>>645
194.『君の行動』>>647 195.『疾風の言葉』>>650 196.『気になること』>>652 197.『亀裂』>>654
198.『悪夢再来』>>655 199.『暖かい言葉』>>656 

最終章【叶恋華】
200(最終話)『叶恋華』>>658

あとがき>>660






依麻の気持ちイメソン>>63
57〜74話のイメソン>>347

.:*゜..:。:.::.*゜お知らせ&イベント.:*゜..:。:.::.*
返信100&参照222突破記念>>109
返信200&50話突破記念>>215
苺羅様とコラボ企画! 番外編『眉抜きの日』
>>233 >>241 >>245 >>251 >>253
返信400突破記念 番外編『龍くんと壱くんのとある会話』
Scene.1 門外龍の場合(龍目線)>>406
Scene.2 珠紀壱の場合(壱目線)>>407
cast追加&第二部突入のお知らせ>>437
返信500記念(学校紹介)>>507


◆お客様◇(>ω<)カンシャ!

◆苺羅様 ◇宇莉様 ◆闇に光様 ◇あやめ.様 
◆ちか様 ◇偽者様 ◆、璃瑚.様 ◇のの様
◆さわ様 ◇魔王様 ◆ココ様


皆様の温かいコメントに、手が震えてます←
本当にありがとうございます><




作者のモットー(は
【恋をしている皆さんに少しでも共感してもらえる小説を書く!!】
描写下手ですが、自分の想っている恋の感情を素直に表したいと思うので、少しでも共感していただけると嬉しいです^^*

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Re: *叶恋華* +実話+ 83話更新! ( No.373 )
日時: 2011/03/29 02:47
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: Q3zV8Sch)
参照: 自分磨き頑張る。あの子に負けない。

第八十六話『深々思考』


*五時間目*


本日ラストの授業は、美術!!
締めくくりが楽な授業って訳で、私のテンションが上がっていた。
しかし——……。


「……げ」


美術の席は、班体形になっていた。
今日は冬香ちゃんが休みなので——。
女子一人じゃん、私。


比較的クラスでも高身長&イカつい体形の男子が集まった、私の班。
この中で女子一人って……。
ちょっと、いやかなり抵抗が……。
なんで冬香ちゃん休んだんだよー!!


私は心の中で悲鳴を上げながら、しぶしぶ自分の席に着いた。
うぇるかむ、地獄の班へ。


「おいおい水城、プロフに好きな人書け」
「やだし」


疾風はこればっかりうるさいし。
あぁもうあぁもう、死んでも書くもんか!!
私は心の中で叫びながら、疾風を睨む。
すると、


「プロフに好きな人書くか、それかある人に——」
「え?」
「……や、なんでもない」


疾風は何かを言いかけ、途中でやめた。
何、なんだ気になるじゃないか。
私は疑問に思いながらも、黙って作業をしようとした。
ここで色々聞いたら、またうるさくなるはずだ、うん。
しかし、


「プロフに好きな人書けよ」


疾風くんは、しつこかった。
私は作業しようとした手を止め、疾風を見る。
——そのドヤ顔、腹立つなぁ。


「なんで」
「いや、なんか面白いだろ」
「面白くないし! 絶対書かない」
「んー、じゃあある人は——……」


疾風はまたここで、言葉を止めた。
『ある人』?
さすがにこの単語には引っかかり、私は目を丸くした。


「は? ある人って?」
「言ってもいいの? ここで」
「……や、なんか怖いからいい」


疾風のドヤ顔も、怖い。


「じゃあ言わない」
「でも気になる」
「それならプロフに好きな人書けばいいんだってー。そしたらある人に——……」
「え?」
「なんでもない」


疾風は笑みを浮かべた後、作業を始めた。
……『ある人』とは、多分——……。
いや、多分じゃない。絶対壱だろう。
疾風のその意味深の言葉は、どうも引っかかる。
深入りしたいけど壱近くにいるし、疾風なら壱に何言うかわからないからやめておこう。


うん、それが安全。
めっちゃめちゃ気になるけど——。
安全第一ですよ、うんうん。






私はそう思いながら、作業を開始した。

Re: *叶恋華* +実話+ 83話更新! ( No.374 )
日時: 2011/03/29 04:55
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: hzhul6b3)
参照: 自分磨き頑張る。あの子に負けない。

第八十七話『恋愛思考』


「ヒロ、水城さんの椅子じゃない?」
「「え?」」


それは、ある日の数学の授業中——。
龍の一言で、私とヒロは声を重ねた。


「だって、椅子の後ろに『水城依麻』って書いてあるよ」


龍が軽く笑いながら言った。
私は慌てて、ヒロの椅子の後ろを見た。
……『水城依麻』……。
あら、私の名前こんにちは——……って、


「え、えええ?」


私は顔を上げ、今度は自分の椅子の後ろを見た。
……『秋野弘人』——?
あらま、見事に反対。


「なん、なんで?」


突然の椅子入れ替わり事件で、私の頭は混乱していた。
後ろに居る龍は小さく笑ってるし、何故か壱は大爆笑しているし……。
壱、滅多に大爆笑しないのに何故。
何が彼のツボを刺激したと言うんだ?


「……とりあえず、椅子代わろう」


混乱する私はさておき、ヒロは冷静に私の椅子を返還してくれる。
私も授業中という事を忘れ、立ち上がってヒロと椅子を交換した。
……そのせいで、皆の視線がこちらに集中攻撃したのは言うまでもないだろう。


「……まぁ、誰にでもそのくらいの間違いはあるさ。うん」


壱は笑いを抑えながら、そうフォローしてくれた。
優しすぎる、壱!!


「俺、こういう間違いしてる人初めて見たんだけどな」


そんな壱に、笑いながら鋭くツッコミをする龍。
すると壱も笑いが堪えられなくなったのか、また爆笑し始めた。
……ていうか、これ私とヒロどっちが間違ったの?
それ以前に、いつからこうなってた?
そして壱は、なんで大爆笑?


なんだか大量の疑問が残ったまま、私は壱と龍を見ていた。









「依麻、いつ告白するのっ!?」
「えっ!?」


由良の突然の質問。
いきなりですか、由良さん。


「今日ね、壱さん部活ないんだって!」
「……っ」
「チャンスだよ、依麻!!」


由良は、満面の笑顔を浮かべる。
私は俯いたまま、言葉を詰まらせた。


「……っぃや……、駄目だよ……」


言えないよ。
やっと出た言葉は、自分でもわかるくらい情けない声だった。


私も、チャンスがあるならば告白したい。
今すぐにでも、この想いを伝えたい。
だけど、私と壱はまだ話したこともないし——。
何も接点がない。


それに、また告白未遂になって——。
壱の機嫌が悪くなったら、困る。


今回の恋は、前みたいなぐちゃぐちゃな恋愛にならないように。
ただ、がむしゃらに前に突き進むんじゃなくて。
ゆっくり、慎重に頑張っていきたい。
今回の恋こそ、大切に、焦らないで手に入れていきたい。


『壱と付き合いたい』。
この気持ちが強い限り、下手な行動は出来ない。
今度こそ、前の恋みたいな失敗はしないんだ。


私は馬鹿だけど、八回も同じことを繰り返せばいい加減学習する……はずだ。
うん。
協力してくれる由良には感謝してます。
だけど——。


「とりあえず、まだ告白しないよ」


まだ、告白しない。
この想いを、胸の中に留めておくんだ。

Re: *叶恋華* +実話+ 87話更新! ( No.375 )
日時: 2011/03/29 21:49
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: ezxnwr3m)
参照: 自分磨き頑張る。あの子に負けない。

*どうでもいい独り言*

蟹ヘルシ〜←
あと残り一週間ちょいの春休みの間で、現在起こっている出来事まで更新を追いつかせれるか不安な絵磨です←

ドウシマショッタラドウシマショ(黙
独り言いってる余裕あったら更新しろ、ですよね←
いや、この小説専用のネタ帳(魔法のiらんどで非公開にしている小説だけれども←)のやつ、長すぎるんですよ(言い訳か
で、分けて更新してたら、そのネタ帳では一ページでまとまってる奴が3話分ぐらいに……←
それで、現時点から今の出来事まで、あとどれぐらいの話が残っているのかといいますと……。


7 6 話 分 残 っ て ま す ←


数え間違いも多少あるかもしれません←
そして多分、これより多いはずです←
下手すりゃ200話超えます、わー←

……すいません。
いや、どうしても三年生になると同時にこの小説も三年生編に行かせたいのですよ!!←
でも春休みの間に約76話分って……←
これから毎日(春休みの間)、10話以上は更新しなきゃって訳ですよね←
毎日ってキツイ、ギャアアア←
しかも自分、4月1日〜2日の間、出かけるんですよギャガガ(
……ってことになると、31日(31日ありますよね、3月って←)に20話以上更新……チーン←

更新ペースがもっと早ければ、チャチャッと出来るのにっっ←
ただでさえ打つの遅いのに、ようつべみたり、色々しながら更新したりするんで、めちゃくちゃ遅いんですよ(ぇ
酷い時は、2時間はかかりまs(ry
今日はなるべく本気で更新したいと思います(・ω・`)←

見てくれる人少ないと思いますし、(それでも見てくれてる人、本当に感謝です><)
大人になってから「あぁ…こんな恋愛もしてたな」って振り返れるように書いてる自己満小説ですが(ぇ
挫折はしません、絶対に←
うぬ、頑張るっ!!

ってあぁぁこんなことしてる場合じゃないですよね←
早速更新に取り掛かりたいと思います!
自己満小説アッヒョーイ(は
では、アデュー!(逝

Re: *叶恋華* +実話+ 87話更新! ( No.376 )
日時: 2011/03/29 23:38
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: ezxnwr3m)
参照: 自分磨き頑張る。あの子に負けない。

第八十八話『筆談Talk』


「龍〜、昨日メールくれたべ」


退屈な授業中。
いつものように、私の好きな声が聞こえてきました。


「あぁ〜、うん」
「メール、ブチってごめん」
「あぁ。じゃあ今日も送って。昨日の壱のやつ、保存しといたから」
「……おう」


いいないいな、壱とメール出来るなんてさ。
龍が羨ましい、くそっ。
私も壱とメールしたい……けど、それは出来ないんだよねぇ。
送っても無視されるしさ、うん。


そう思ってると、壱が龍に向かって何か小声で呟いた。


「……あ?」
「いや、——……」
「なに?」
「や、だから〜……っ、」
「壱、声小さくて聞こえねぇよ」


龍は笑いながらそう言った。
確かに、小さすぎて何言ってるか聞こえない。
私の所で聞こえないんだったら、当然龍までにも聞こえないだろう。


「……や、あの、ちょっと、」
「——……わかった、じゃあ紙に書いて」
「うん」


ここでは言えないような事なのだろうか。
……となると、
恋 バ ナ ?


考え過ぎかもしれないけど、そうなのかもしれない。
もしかしたら、ほのかの事で——……?
いや、まだほのかが好きだと確実に分かった訳じゃない。
でも——……。


「……」


さりげなく、チラ見をしてみた。
見れば、壱は紙に何かを書いている。
そしてそれを龍に渡し、龍も何かを書き始めた。
筆談やり取り……って訳か。
内容が気になるぜ。


「——つか、壱の髪長い」
「あ?」


筆談やり取りの最中、龍が突然話を切り出した。
壱はきょとんとした顔をし、龍を見る。
……確かに、壱の髪はクラスの男子の中でも長い方だ。
クラスの男子が坊主ばかりのせいかも知れないけど。
でも、その髪をワックスで軽くふわふわ立たせてるのが、壱のかっこいい所だと思うんだけどなぁ……。
クラスの不良……吉澤とかみたいに、バリバリワックスをつけてる訳じゃなくて、軽くっていうのが。


「切れよ、早く」
「俺、ロンガーだから」
「はぁ?」


ロ、ロンガー……。
思わず笑いそうになった。
龍も笑ってるし。


「……じゃあ、龍みたくハゲにしようかな」
「あぁん?」


壱のこの一言で、更に吹き出しそうになった。
龍はハゲてはいないけど、坊主だ。
壱が坊主……、想像出来ない。


そう思っていると、


「珠紀ぃ、お前頭に何つけてんだよ」
「え、」


髪の話をしていたせいか、先生が壱と龍の所に来た。
そうだ、今は数学の時間。
数学はTTだから、先生が二人いる。
どうやら、片方の見回ってる先生に見つかってしまったみたいだ。


「なんか油みたいだぞ、ワックスつけてんのか」
「や、油じゃないし」


先生は壱の頭を触りながら言った。
壱は軽く抵抗する。
しかし先生の動きは、どんどんエスカレートしていった。


「ワックスだべこれー」
「や、もうつけません」
「なにをだよー」
「ゃ、ちょ、やめ」


壱は笑いながら、必死に抵抗した。
何故か先生が楽しんでるように見えるのは、気のせい?
まぁ、この学校はワックスが見つかったからって呼び出されたりすることはない。
……そう、おかしな事にこの学校は——。
先生に気に入られてるイケメン&可愛い生徒だけ見逃してもらえれるのだ。
この学校の女教師(特に福野)はイケメン好きで、イケメンが何かをしても重大な事ではない以外は、大抵見逃されるのだ。
保健室でもイケメンは熱がなくても早退出来るし……。


まぁそういう差別が激しい教師例は、福野だよね。
イケメン&可愛い生徒には甘い、問題児&容姿があまりよろしくない生徒には厳しいってやつ?
イケメンの壱や福野のお気に入り№1の不良、零がワックスをつけてきても何も言わない。
そして、可愛いけれど問題児で、多分福野の嫌いな生徒№1の由良がワックスつけてきた時、放送で呼び出して無理矢理洗い流したっけ。
あと口調の差別が凄すぎる、うん。


なんか語っちゃったけど——。
とにかく、今回も壱は見逃してもらえたみたいで。
先生が去った後、崩された髪の毛を直していた。

Re: *叶恋華* +実話+ 87話更新! ( No.377 )
日時: 2011/03/30 00:20
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: ezxnwr3m)
参照: 自分磨き頑張る。あの子に負けない。

第八十九話『一方通行』


「じゃあ小テストするからなー。十分間勉強タイム取るぞ」


先生の声が響き、教科書やノートを開く音が大きくなった。
只今、英語の授業です。
英語の小テスト……うほ。
とりあえず最善を尽くす為に、一応私も教科書を見ておこう。
暗記力が欲しいぜ、くそー。


「——依麻、これ由良から手紙ー」
「え? あ、はーい」


優に呼ばれたので、私は振り返った。
その時、壱がバッチリ視界に入る。
優の隣は壱だもんね、そりゃそうか。
優を見る=壱を見る……みたいになっちゃうけど、仕方ない。
そう思いながら手紙を受け取ろうとしたとき、


「!?」


壱と目が合いかけた。
しかし壱は髪を触りながら、さりげなく私とは反対の方向を向いて逸らす。
さ、避けられた……!?
これはさりげなく避けるパターンですかい!?


「——依麻、早く取って」
「…………えっ、あ! ご、ごめん優!!」


思わず、思考回路が停止しちゃったよ。
慌てて手を伸ばし、優から手紙を受け取った。





「——では、テストを始めるぞー」


あっという間に十分経ったみたいで、教科書などをしまう音が教室中に響いた。
おぉぉ……、見事に何も覚えられなかったぞ……。
大体さ、十分何か短すぎるよ。
……暗記力が、欲しい。


「じゃあ隣と机離せー。離したところからテスト用紙配るぞ」


私は通路側ギリギリまで机を離した。
壱も隣の優と離れる為、こっち側に机を離す。


そのせいか、壱と私の距離が近かった。


「……っ」


やばい、ドキドキする。
テスト用紙を見て紛らわそうとしても、問題がわからなすぎて意味がない。
解ける問題がないよ、悲しいことに。
あ、なんかお腹鳴りそう……。
私はお腹に力を入れ、お腹が鳴らないようにした。
あ、なんか頭がパニくってる。
やばいやばいやばい。


とにかく、ドキドキが半端ない。
壱にまで伝わりそうな位、ドキドキしていた。
テスト中、こんなにドキドキしてるのは私だけだろう。


私は壱が好きで。
壱は私の事、何とも思ってなくて。
壱には好きな人がいそうで——……。
完璧すぎる一方通行な片想いだ。


……あぁぁ、テスト中に何考えてるんだろう私。
問題解けっつーの、問題!!
あぁ、でも解ける問題がないんですよ。
——あー、もう考えるのやめっ!!


考える事を放棄します。
そう心の中で宣言した後、机の上に突っ伏した。
思考回路、ばいばいびー。
そのまま私は、テストの間何も考えずに過ごしていた。


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