二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ★☆完結☆★
日時: 2011/07/31 10:29
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: V2/o1KYD)

初めまして方は、初めまして。
もう知っている方は、こんにちは。

駄作を書き続けている、ショートです。

こんな駄作をクリックしていただき、
心より感謝を申し上げます。

タイトルに入らなかったのですが、これは『とんがりボウシと魔法の365にち』の
お話です。

そして、今回のお話は…

シリアス+恋愛+友情

な、感じです。
次に、ルールです。

*悪口・荒らし・喧嘩をする方
*私の書く小説がお嫌いな方
*私自身がお嫌いな方
*基本的なこと、此処の掲示板自体のルールが守れない方
*このゲームのことがお嫌いな方

このどれか一つに当てはまる方は、
すみませんが[戻る]のクリックをお願いします。

そして、ルールが守れる方々は、どうぞ先にお進みください。


>>1 キャラ紹介

>>2 プロローグ


>>10 蔓と霞(キャラ絵)
>>15 薺と柘榴(キャラ絵)

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Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.29 )
日時: 2010/09/08 17:47
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: hvvY4hVb)
参照: http://シリアスになると思います。

17話[ *—夢?現実?—* ]


結局、あの後どこにも行かずに、部屋に帰ることになった。

でも、時間的にも…それが最善だったかもしれない。

私の部屋に、直線の月光が射す。
私の部屋の電気は点いてない。

月の光って、こんなにも明るいんだ…。


「今、私のお父さんとお母さんは、何をしているのかな…。」


記憶がないとはいえ、親は親。

誰かはわからないけど…
お父さんとお母さんは、何をしてるのかな…

でも、どうして連絡してこないのかな。

何か、あったのかな————…


「前の…、記憶のある私は知ってるのに…。

 今の私は知らない、過去————…。」


何で、何で、何で———————…

どうして、こうなっちゃったの?

私、何かしたの?

どうして、どうして、どうして——————————————ッッッ!!!!


そこで、思考が途切れた。

それから先は、何もワカラナイ。

ただ、体が勝手に動く…どう、して——————?


「ドウシテ、ワタシノマワリニハヒトガイナイノ?」



勝手に、口が動く。

私がやってるんじゃない。

でも、どこかで、心の奥で、私の思ってることを、誰かが言う——————…


「ドウシテイナクナッチャッタノ。

 ザクロクン、ワタシガキライダッタノ?

 オトウサン、オカアサン、ワタシノコト…スキダッタノ?」


誰?

誰が、勝手に…どうして、柘榴くんの名前が出てくるの?

それに、私は、どこにいるの?

どっちが上?下?

ねぇ、誰か、答えて————————?


「イマノワタシト、マエノワタシ…

 ドッチガホントウノワタシ?」


勝手に、誰かが繰り返す。



「ネェ、ダレカコタエテヨ。

 ジャナイトワタシ、キエチャウヨ。

 モトニ、モドレナクナッチャウヨ——————…、」


そこで、私の目が覚めた。

小鳥の囀りが聞こえる…

真っ直ぐに射す、太陽の光——————…

もう、朝は訪れていた。


「今のは…ゆ、め?」


動かした体が、熱い。

体全体的に…汗がでてる。

目の前が、ぼやける…

鏡で自分を移す。

少し、赤みがかってる頬…

後ろに、自分の影があったような気がした。


「あれは…なん、だったのかな。」


私は、倒れた。

夢か現実なのかも、分からずに——————…

それが、夢であったかを祈るようにして、

床に倒れる。

意識が朦朧とする…

まさかと思い、額に手をあてた。

かなり高温だった。




———————ドウスレバ、イイカナ…ワタシ。




17話★終

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.30 )
日時: 2010/09/10 22:34
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: hvvY4hVb)

18話[ *—キオクノアルワタシ—* ]


————ネェ、イマノワタシ。


どこからか、声が聞こえる。

でも、あたしの周りには誰もいない。

そして、あたしそっくりの声—————…


————ナンデ、ワタシトアナタハオナジナノニチガウノ?


…誰。

ぼやける目を擦りつつ、辺りを見渡した。

でも、誰もいない。

じゃあ、この声は…な、に?


————ネェ、ダシテヨ。

    ダシテヨ、ココカラ…。


「だ、れなの…、わけ、分かんないことばっかり言って…!!!」


————キオクノアルワタシダヨ。

    アナタモワカッテルンジャナイノ?


「き、おくのある、私…?」


どういう意味?

言ってる、意味が分からないよ…。


————アナタトワタシハチガウ。

    オネガイ、ダシテヨ。ココカラ…


「貴方が出たら、私はどうなるの?

 記憶をなくした、私…は、どうなっちゃうのよ…、」


————キエナイヨ。


消えな、い…?

なら、私じゃなくても、いいの…?

ううん、ヤダよ、そんなの…、

今までのこと、なかったことにはきないから…っ、


「ヤダよ…出てって、私の中から、消えてよ!

 邪魔だよ!!!!」


————ドウシテソンナコトイウノ?

    ワタシハ、アナタナンダヨ?

    ヒドイ…、ド、ウシ、テ——————…



「はぁ…っ、はぁ…っ、」


体温が、余計に上昇したように感じた。

意識が飛びそう。

でも、また私が現れたりしたらどうしようかと思うと、

倒れるわけにはいかなかった。

何でこんなときに…、



倒れるわけにはいかないとは思ってても、

私の体はもう1度床に倒れうつ伏せになり、

意識は遠くなっていった…。



18話☆終

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.31 )
日時: 2010/09/12 02:26
名前: 鈴風 京 ◆y/0mih5ccU (ID: C.wu5m6D)
参照: http://twitter.com/kyou610

二重人格みたいなものだね!

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.32 )
日時: 2010/09/12 10:05
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: hvvY4hVb)

>>31

そうですね、多分((マテ

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.33 )
日時: 2010/10/16 20:50
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: 0NyvUW87)

19話[ *—看病—* ]


「…、…………みっ、霞!!!!!」

「(ハッ…)あ、れ…?私…、」

「あ、気がついた!! よかったぁー。」

「か、蔓さん!!?」


目の前には、蔓さん。

その横には、薺くんと柘榴くん。

何で…、


「大丈夫? 随分魘されてたけど…。」

「…っ、大丈夫、だよ————…」


言えない。

こんなこと言ったって、意味ないもん。

ただ、心配をかけるだけ、だから…。


「って、3人とも、学校は…!!?」

「大丈夫、もう連絡したから。」

「わ、私は1人でも平気だよ…、行ったほうが、いいよ…。」

「いいの、あたしが居たいだけてのもあるけど…、心配だしさ!」

「蔓さん…。」

「オレのこと忘れてない…?」

「そ、そんなことは…!!」

「あはは…。」


そんなわけで、3人に看病してもらうことになりました。

蔓さんはちゃんとに出来そうだけど…

あの2人は…;

看病してもらってる側が何言ってるんだって感じだけど…、


「あぁっ、ご飯焦げちゃった!!!」

「氷がぁーっっっ!!!!!!」

「何してるのよーっ、あんた達ーっっっ!!!!!」


…やっぱり^^;

これで、大丈夫なのかな…、



19話★終


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