二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ★☆完結☆★
日時: 2011/07/31 10:29
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: V2/o1KYD)

初めまして方は、初めまして。
もう知っている方は、こんにちは。

駄作を書き続けている、ショートです。

こんな駄作をクリックしていただき、
心より感謝を申し上げます。

タイトルに入らなかったのですが、これは『とんがりボウシと魔法の365にち』の
お話です。

そして、今回のお話は…

シリアス+恋愛+友情

な、感じです。
次に、ルールです。

*悪口・荒らし・喧嘩をする方
*私の書く小説がお嫌いな方
*私自身がお嫌いな方
*基本的なこと、此処の掲示板自体のルールが守れない方
*このゲームのことがお嫌いな方

このどれか一つに当てはまる方は、
すみませんが[戻る]のクリックをお願いします。

そして、ルールが守れる方々は、どうぞ先にお進みください。


>>1 キャラ紹介

>>2 プロローグ


>>10 蔓と霞(キャラ絵)
>>15 薺と柘榴(キャラ絵)

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Re: キヲク魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.1 )
日時: 2010/08/21 12:16
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: hvvY4hVb)

★霞(主人公)♀

誕生日:5月21日 星座:こガマ座

・このお話の主人公。
 人見知りが激しく、人を信用しない。
 いうなれば、人間恐怖症だ。
 昔、両親から虐待を受け、人を信用しなくなった。
 そして、あるコトがあってから、記憶喪失になってしまった。
 一人称は『私』


☆蔓 ♀

誕生日:9月17日 星座:トカゲのしっぽ座

・後の霞の親友。
 一番最初にこの魔法学校に来た。
 静かでお淑やかなイメージを持つ(見た目)。
 ただ、言いたいことは、はっきり言う。
 そして、町一番のしっかり者。
 一人称は『あたし』


☆薺 ♂

誕生日:1月17日 星座:ホウキ座

・元気いっぱいの普通の男子。
 何気に相談役でもあったりする。
 学校で一番人気がある。
 何故か蔓を『蔓姉さん』と呼ぶ。
 姉弟ではない。
 後に霞に恋をする。
 一人称は『オレ』


☆柘榴 ♂

誕生日:6月28日 星座:くちびる座

・自分の名前を、女の子みたいで嫌だと言っている男子。
 明るい性格だが、薺ほどではない。
 実は霞の幼馴染で、相談役でもあったという。
 唯一霞の過去を知っている。
 だから、誰よりも霞に優しくしている。
 一人称は『僕』


これからも増えるとは思いますが、とりあえず、これでお願いします。

Re: キヲク魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.2 )
日時: 2010/08/16 08:13
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: hvvY4hVb)

 *—プロローグ—*


どうして私はヒトリなの?


私はヒトリでなくちゃならない存在なの?



お父さん、お母さん…どうして、ヒトリにするの?





どうして、虐めるの?



だから、ヒトリなの?









————————イヤダ。





    イヤダ。






  イヤダ。






          ツライ。




  コワイ。





            ———————キライ。




私をヒトリにした奴なんか、みんな…






————————キライ。





ヒトリの少女は、一筋の涙を流した。

Re: キヲク魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.3 )
日時: 2010/08/16 12:45
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: hvvY4hVb)

1話 [ *—始まりの朝—* ]


「…もう、朝…。」

外からは、明るい木漏れ日が私に降り注いでくる。

今日の天気は…晴れ。


——————…でも。

私の心の天気は…土砂降りの雨。


私の心なんか、晴れなくてもいい。

ううん、晴れるはずが、ないんだ————…。


「…霞、起きているんでしょう。
 
 早く、おりて来なさい。」


「—————…はい、お母さん。」


もう、いやだよ。


誰か…タスケテ—————…。



『お父さん、お母さんへ

 私は、大好きだったよ。
 お父さんと、お母さんのこと。

 でも、お父さんとお母さんは、私のこと、好きじゃなかったんだよね。
 私は、この家を出ます。

 2人の為に、私は、消えます。

 でも、私は…2人のことを、一生愛しています。
 私を産んでくれたのが、2人で嬉しかった。

 —————ありがとう、そして、さようなら。

        霞より』


少女…霞は、自分の荷物を纏め、家を出た。

最後に…『ありがとう…』と呟きながら…。



数分後、両親は霞の部屋へ入った。

あまりに殺風景だったので、腰を抜かしてしまった。

そして、置手紙を見つけた。


内容を見て…2人は、涙を流した。

自分たちが、娘を傷つけた…と。


でも、もう…霞はいない。


2人は、ただただ、涙を流し、悔やむことしかできなかった…。


1話★終


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