二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ★☆完結☆★
日時: 2011/07/31 10:29
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: V2/o1KYD)

初めまして方は、初めまして。
もう知っている方は、こんにちは。

駄作を書き続けている、ショートです。

こんな駄作をクリックしていただき、
心より感謝を申し上げます。

タイトルに入らなかったのですが、これは『とんがりボウシと魔法の365にち』の
お話です。

そして、今回のお話は…

シリアス+恋愛+友情

な、感じです。
次に、ルールです。

*悪口・荒らし・喧嘩をする方
*私の書く小説がお嫌いな方
*私自身がお嫌いな方
*基本的なこと、此処の掲示板自体のルールが守れない方
*このゲームのことがお嫌いな方

このどれか一つに当てはまる方は、
すみませんが[戻る]のクリックをお願いします。

そして、ルールが守れる方々は、どうぞ先にお進みください。


>>1 キャラ紹介

>>2 プロローグ


>>10 蔓と霞(キャラ絵)
>>15 薺と柘榴(キャラ絵)

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25



Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.79 )
日時: 2010/12/02 17:28
名前: †*゜・.李桃木.・゜*† ◆/kwqsmdJDQ (ID: FlOuqSl5)
参照: 埓湟折埓湟折埓湟d((

>>78

返信遅れましたっ;


違反しない程度(?)で((

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.80 )
日時: 2010/12/02 18:38
名前: †*゜・.李桃木.・゜*† ◆/kwqsmdJDQ (ID: FlOuqSl5)
参照: 塾やだ…。きっと今日も居残りだ((

39話[ *—チイサナムラデノ オオキナデキゴト(蔓過去編)—* ]


「 お母さん! 」


お母さんを呼ぶあたしたち兄弟。

それに笑顔で答えてくれる、優しいお母さん。
この小さな村で、1番仲良しな兄弟だった。

けど、そんな夢のような生活が、一瞬にして消された5歳の初夏。

日照りがずっと続き、食べ物が無かった。


「 はぁ…、これじゃ、来年までもたないわよ… 」


額に手をあてながら大きな溜息を吐く。

幼いあたしでも、この状況は理解していた。


「 これ、今日のご飯だから 」


お母さんは、前のような笑顔を見せてくれなかった。
相当困ってるようだった。

あたしは、自分に与えられたご飯を見る。


「 ……………っ!!!!!???? 」


吃驚して、思わず息を呑む。
他の兄弟と量が全然違ったのだ。

お姉ちゃんと弟は、いつものようなご飯なのに。
あたしのだけ、全然キレイに盛り付けられてないし、量も殆ど無かった。


「 ………っ、いただきます… 」


それが、1週間続く。
もう、限界だよ。

どうしてこんなことするの…?

お母さん…!!!


「 …っ、お母さんっ!!!!! 」

「 …蔓、何よ 」


そう言うお母さんは、とてもやつれている感じがした。

で、でも、言わなきゃ…!!


「 ど、どうして…、あたしだけお姉ちゃんたちと一緒じゃないの…? 」


お母さんは、笑う。

いつもの優しそうな笑顔じゃない。

壊れたような、狂ったような笑い声。


「 どうしてって、そんなの、アンタが邪魔だからよ 」


『邪魔』

その言葉があたしの胸に突き刺さる。
あたしのこと、そんな風に思ってたの…?


いらない。

いらないよ。

あたしのことを邪魔だと思うお母さんなんて、

いらないよっ…!



「 …っ、ああああぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 」




あたしは発狂しながら、近くにあった包丁を
小さな手で握り、思い切りお母さんのほうへ走って行く。

ズブリ、という嫌な感触。

あたしが持っていた包丁が、お母さんの胸に突き刺さる。
真っ赤な鮮血が辺りに飛び散る。

あたしは、狂ったような顔をして、狂ったような声をあげる。



「 あはっ…、あはははは…、お母さんなんか、いらない。

  いらないから、あたしが殺してあげたの 」


お母さんなんか嫌いだ。
大嫌い。

お母さんのことを見て見ぬフリするお父さんもいらない。
いらないよ。

あたしがほしいのは、あたしを認めてくれる人。
愛してくれる人よ。


こんな家族、もういらない…!!


あたしは、お母さんの血で染まった包丁を持ちながら走り続ける。

逃げたって変わらない。

だから、あたしは逃げない。

まっすぐ、立ち向かってくから。

ただ、いらないヤツを、消していくだけだから。



39話★終

=====作者より=====

うわぁぁ…前回に続きひどい。
お母さん殺してしまいました^^;

これって、ダメなのかな…;

とりま、苦手な方はまわれ右です!

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.81 )
日時: 2010/12/04 15:02
名前: †*゜・.李桃木.・゜*† ◆/kwqsmdJDQ (ID: SKy4yCXa)
参照: やっと40話…

40話[ *—チイサナムラデノ オオキナデキゴト②(蔓過去編)—* ]


もういい、家族の愛だなんて、

信じないよ。


あたしは、あたししか信じない。


「 あっ、蔓、今からお母さんのトコに… 」


オカアサン?

ダァレ? ソレ?


アタシニ、アタシタチニオカアサンナンテイナイヨ?







             —————ダッテ、アタシガコロシタンダカラ。



「 か、ずら…? 」

「 アタシノナマエ、ヨバナイデヨ 」

「 えっ…!!? 」



オカアサンノミカタスルオネエチャンナンカ、

イラナイヨ?


ワタシガヒツヨウナノハ、ワタシダケダモン。




「 イラナイ、アンタナンカ、イラナイ 」

「 な、に…? それ…ほ、ちょ…? 」



あたしは、お母さんの血が付着したままの
包丁を、お姉ちゃんに向ける。

いらないから。

たった、それだけの理由で。



「 い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!!!!! 」



涙目のお姉ちゃんに容赦なく包丁を振り下ろす。

ァはっ…、あはははははははっ…


嫌な人が消えるのって、こんなにも気持ちいい。

だったら、皆、皆、消えちゃえ。




みーんなまとめて、消えちゃえばいいんだ。





地面にうつ伏せになるお姉ちゃん。

今はだぁれもいないから、
止血すらできない。

助けも呼べない。


ただ、自分の体から流れていく血を見て、

苦しみ続ければいいのよ。



ずっとずっと、

苦しめばいいの。



お姉ちゃん。





「 …蔓、お姉ちゃん?

  こんなトコで、何、やってるの? 」




ビクビクと体を震わせながら

あたしに問う柊。




「 え…っ、何で、椿お姉ちゃんは倒れてるの…? 」



今の現状を全く理解していない柊。

あたしは、ただ、理由を告げるだけ。




「 あたしが、殺したのよ? 」

「 …………っ!!? どうして!!? 」

「 だって、邪魔だったんだもん。

  いらないものは、潰すだけ 」



お姉ちゃんみたく、お母さんの味方をするんでしょう?



目障りな芽は、早いうちに潰さなきゃね?






柊。





「 蔓お姉ちゃん? な、にを…? 」


「 あは…あはははっ…分かってるんでしょう?柊 」




狂ったように笑うあたし。


2人の血を吸った包丁を柊に向ける。




「 邪魔だから、いらないから、アンタを潰すの 」


「 や…だ…、やめてよ、蔓お姉ちゃん。

  いやだよぉ…っ! 」



涙を零す柊。


ぁは、やめるわけないでしょ?





鈍い音をたてて、柊の胸に包丁が刺さる。


それが抜けると同時に、真っ赤な鮮血がとぶ。




あたしの真っ白な服についた返り血。




あはは、大丈夫だよ、柊。




アンタを最後まで愛していたから、アンタだけ早く死なせてあげるよ?





「 もっと早く死にたいなら、早く死ねるようにしてあげようか? 」


「 な、んで…こんなことするの? 」









「 言ったでしょ? いらない…って 」




柊は絶句する。

それと同時に、あたしはもう1度柊を切り刻む。



さようなら、最後まで愛した人。









ここまでだよ?


私とアンタの道は。





暗い森の中、狂ったような笑い声をあげる。






40話☆終

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.82 )
日時: 2010/12/05 20:56
名前: あきけけ ◆RQfQFvS/WE (ID: uWyu1tga)

おおぅ・・・グロイイィィ・・・
いいね!大好きだよ!グロイの!

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.83 )
日時: 2010/12/09 07:21
名前: †*゜・.李桃木.・゜*† ◆/kwqsmdJDQ (ID: zMuSqBjB)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

>>82

返信遅くなってスミマセン><

そうなんですか?
もうちょっとグロいの続くかもかもしれません;


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25



この掲示板は過去ログ化されています。