二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ★☆完結☆★
日時: 2011/07/31 10:29
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: V2/o1KYD)

初めまして方は、初めまして。
もう知っている方は、こんにちは。

駄作を書き続けている、ショートです。

こんな駄作をクリックしていただき、
心より感謝を申し上げます。

タイトルに入らなかったのですが、これは『とんがりボウシと魔法の365にち』の
お話です。

そして、今回のお話は…

シリアス+恋愛+友情

な、感じです。
次に、ルールです。

*悪口・荒らし・喧嘩をする方
*私の書く小説がお嫌いな方
*私自身がお嫌いな方
*基本的なこと、此処の掲示板自体のルールが守れない方
*このゲームのことがお嫌いな方

このどれか一つに当てはまる方は、
すみませんが[戻る]のクリックをお願いします。

そして、ルールが守れる方々は、どうぞ先にお進みください。


>>1 キャラ紹介

>>2 プロローグ


>>10 蔓と霞(キャラ絵)
>>15 薺と柘榴(キャラ絵)

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Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.84 )
日時: 2010/12/10 19:48
名前: †*゜・.李桃木.・゜*† ◆/kwqsmdJDQ (ID: zMuSqBjB)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

41話[ *—チイサナムラデノ オオキナデキゴト ③(蔓過去編)—* ]


ふふっ、これでアトヒトリ。







覚悟しててね、オトウサン。



あたしを見捨てた罪は、重いわよ?





「 蔓…? 」

「 なぁに? お父さん 」

「 椿と、柊はいったい…何があったんだ?

  お前の…服も… 」



お父さんは、体を震わせながらあたしに問う。


答えなんて、簡単だよ。





「 あたしが、殺したんだよ? 」





あたしが答えた瞬間、お父さんの顔が真っ青になる。




ただ、答えただけだよ?



お父さんの、質問に。






「 じゃあ、母さん、は…? 」

「 分かってるんじゃないの? あつぃが、殺したこと 」




直後、お父さんは黙り込む。



自分の娘がそんなことしただなんて、


認めたくないからでしょう?






「 な、んで…そんなこと…っ! 」





「 邪魔だから、それだけだよ?

  お父さん 」





お父さんは、絶句する。



口を噤んだまま硬直する。





「 だから…ね?

  お父さんも、邪魔だから、今から、消えるの 」



「 …え…? 」







今まで青かった顔が、更に青くなる。



ふふっ、ふふふっ…


もっと、もっと…怖がってよ、お父さん。





そのほうが、私の憂さがはれるからさ…、







「 やっ、やめてくれ…蔓…、

  お前は俺の娘で、家族なんだぞっ…!!?

  そんなことっ…!! 」



「 家族…? だぁれも私のことを愛してくれなかった。

  そんな人たち、家族だなんて思ってないわよ! 」





お父さん目掛けて、包丁を振る。


3人の家族の血が付着している包丁が、新たに、




お父さんの血を、吸う。





お父さんの血が、空中へ舞う。



傷口から、鮮血が噴出す。







真っ赤な、真っ赤な鮮血が、また…


あたしの服につく。




あはっ、あはははははっ…





嫌いな人を自分で殺すのって、こんなにも気持ちいい。





「 あは、あはははっ…、

  もう、あたしの嫌いな人を見なくてすむっ…! 」




人を殺す感覚が気持ちよくて、



溺れてしまいそう。




あは、あはは…




すると、突然、草叢がガサッ、と動く。




「 蔓、ちゃん…? 」





今まで一緒だった、大事な人…





41話★終

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.85 )
日時: 2010/12/10 16:48
名前: びびんば ◆mLJHgLzwZU (ID: vWi0Ksv5)
参照: とてとてたったと飛び立った(´・ω・`)

李桃木さん.

こんちは*

ここでとんがりボウシの小説書いてるひびんばです!

更新頑張ってください!

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.86 )
日時: 2010/12/10 17:49
名前: †*゜・.李桃木.・゜*† ◆/kwqsmdJDQ (ID: zMuSqBjB)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?556496

>>85

びびんばさん はじめまして*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆

はい、頑張ります☆

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.87 )
日時: 2010/12/10 18:36
名前: †*゜・.李桃木.・゜*† ◆/kwqsmdJDQ (ID: zMuSqBjB)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_test/view.html?407937

↑蔓が小さいころの絵です(`・ω・´)ゞ

少々(?)グロ表現入ってるので、
苦手な方は注意してください!


>>86の絵は
蔓のお姉ちゃん、椿の絵です!

Re: ナチュラル魔法学校 〜キヲクを辿って〜 ( No.88 )
日時: 2010/12/12 09:54
名前: †*゜・.李桃木.・゜*† ◆/kwqsmdJDQ (ID: zMuSqBjB)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

42話[ *—チイサナムラデノ オオキナデキゴト ④(蔓過去編)—* ]


一人ぼっちだったあたしと、
いつも一緒に居てくれた一番の親友。


それでも、見られたからには、生かしておけないじゃない?




「 茜…、 」

「 な、なぁに?蔓ちゃん… 」





「 アンタのこと、見過ごすワケにはいかないから、ここで消えてね? 」



「 えっ…!!?な、んで———っ… 」








「 ふふっ、アンタが消える理由はね、邪魔だから、それだけよ? 」





茜が答える間もなく、茜の胸に包丁を突き刺す。




「 か、ずら…ちゃ…、 」



「 なぁに? 」






「 お願い、だよ…もう、やめ…、 」





「 イヤよ 」





その瞬間、あたしは包丁を抜き、



もう1度茜の体を貫く。




「 じゃあね、茜 」




真っ赤な鮮血が、また、噴き出る。




ふふ…、これで、もうあたしを邪魔するヤツはいない。




あたしは、返り血のついた服のまま、5人もの血を吸った包丁を片手に、

静かに、怪しい笑みを浮かべながら、家に帰った。





翌朝、ドンドンと叩かれるドアの音で目覚める。




「 出てきて、出てきなさいよ! 」




声の主は、茜の両親だった。



茜を殺した犯人があたしということに気付いたのだろう。




「 くすっ…なぁに?オバサン… 」




あたしは、ゆっくり、ゆっくり、ドアを開く。



怪しい笑みを浮かべて。





「 何じゃないわよぉっ…あたしの娘を返して!

  やっぱり、アンタなんかに関わらせるんじゃなかった… 」



「 ははっ、あはははははっ…

  オバサン、大人にもなって分からないの?

  死んだ人間は、もう2度と戻ってこないのよ? 」



あたしは、スッ、と昨日の包丁を取り出す。



茜の両親の顔が、一瞬にして、青ざめる。




「 何をする気…!!? 」




「 死んだ人間は戻らない。

  茜に会いたいんでしょう?

  連れてってあげるわ… 」




フラフラと、茜の両親に近づく。


2人の顔からは、あたしを恐れていることがわかる。





「 ふふっ、茜のところへお逝きなさいな… 」





2人は、地面へ倒れる。



鮮血が飛び、またあたしの服へつく。





「 ふふっ、ふふふふふふっ…

  あはははははっ… 」




あたしは、村全体へ届くような大きな声で、



狂ったように笑う。




ただ、人を殺して、血を吸って、


生きていく。










42話☆終

=====作者より=====

相変わらずgdgdですね(((
次くらいで終わる、かもですね…

いや、そろそろ終わらせないと;


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