二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【お知らせあり】クリエイティヴ・ワールド
日時: 2017/03/17 18:20
名前: 伊那谷ユウナ (ID: QxkFlg5H)

クリエイティヴ・ワールドへようこそ。

ここは主にメモ書き程度なもの、中編などを載せます。つまりは読み切りですね。はっきり言ってカオスです。パロディもありますとも。連載を諦めた話などもこちらに載せます。

主にオリキャラが中心ですが、サモンナイトシリーズをはじめ、戦国BASARAシリーズ、魔法少女リリカルなのはシリーズなど他にも色々取り扱います。

中にはブツ切りする小説、思いついただけで使う道がなさそうな設定を乗せたりします。どのような場合でも見逃してくださいませ。

では、お楽しみ下さいな。



☆必要用語☆

取り扱いジャンルについて >>39

別理者について >>86

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Re: 【SS集】クリエイティヴ・ワールド ( No.76 )
日時: 2015/09/07 00:27
名前: 伊那谷ユウナ (ID: MmsT0Uvz)

「ほあたぁーっ!!」

奇声と共に放たれるユーインの一撃は凄まじく、呼吸をするかのように敵を倒していた。ユーインはそんな兵士の強さに少し呆れる。
「…ふん、他愛ない」
「ぐう…っ!」
だが、同時にユーインには余裕がなかった。呪いで身についた氷の力…ユーインはそれを氷呪ひょうじゅと呼んでいるが、この力はあまり多用すれば力を暴走させるか、自身の体温調節が上手くいかなくなるのが主な難点だ。早く決着をつけなければ、大変な事になる。しかし、敵の数は多く、ミルリーフを守りながら戦わないといけないので、思うようにはいかない。
(まずい、手足の感覚が分からなくなってきた…でも、引くわけにはいかないわ)
全ては、他人じぶんを想って泣いてくれた少女の為にもーーー!

「よせ、ユーイン!!」

彼の声と共に、ユーインの意識はいきなり遠くへ行こうとするーーーまるで、初めて互いが出会ったあの日のように





きっかけは、確か…お祭りの前日。でもお祭りが好きな方である私はその日、乗り気じゃなかった。だって、唯一の肉親である父が最近いなくなってしまったのだから。
原因は分かってるーーー日に日に氷呪の力が育ち、制御が効かなくなってきて衰弱しつつある私が怖くなったんだろう…そもそも、今日まで殺されたり追放されずに生きているのが不思議でならない。特に私は生まれてくる代償で母を殺したようなものだから、父はさぞかし私を憎んでいるのではないかと懐疑と恐怖を背に私は生きてきた。
だからこそなのか、私から逃げるという選択肢を選んだ父にどこか安心もしていた。本当は、不安にならないといけないだろうけど
そんな私はひとり、檻がついた部屋で眠っていると、誰かが部屋へ入ってきた…入ってきたのは、族長に仕える男の龍人だった。

「族長が呼んでいる…早く来い」

案の定、私を訪ねに来たのは族長命令らしい。私は細々とわかりましたと言い、族長の元へと向かったのである。

「……ユーイン、身体の具合はいかがかな?」
族長はにこやかに私を見やる。族長は私を嫌悪の対象であまり見ないお方である。私が唯一信頼できるかもしれないと思える人物なのだ。私は族長に身体の具合なら特に問題ありません。そう言えば族長は、善哉善哉…と喜んでいた。
「ところでお主を呼んだのは他でもない、龍神祭の余興についてなのだよ」
「……余興、ですか」
龍神祭というのは、名の通り龍人一族が奉る龍神に感謝をするという名目のもとで行う祭だ。そんな祭にこの人は私を参加させるというのだろうか?
「お主には我が息子、セイロンと戦ってもらいたいのだ」
「若様と…?」
セイロン…彼は私の二つ年下で、族長の息子だ。幼いながらも文武両道を体現しており、次期族長として期待されているお方と戦うなんて…一体、何故?
「我はな、将来次期族長となるあやつの今の力を披露すべきだと考えたのだよ。だが、相手は誰にしようかと悩んでいる時にご隠居様方がお主を推薦したのだ」
「ご隠居様方が…?」
ご隠居様方とは、年や障害などで戦いやまつりごとから一線引いた方々だ。そして私を毛嫌いしている方々でもある…となると、私を推した理由はおのずと分かってくる。
大方、私が無様に負ける姿を一族に見せつけて、嫌われ者の私を更に惨めな思いにでもさせる腹づもりなのだろう…全く、よくもまあ私いびりに飽きないものだ。
「……分かりました。私でよければ、若様の手合わせをさせていただきます」
だからって、あいつらの思惑通りにやるとでも?


「そ、そこまで!この勝負、ユーインの勝ちとする!」
結果、私は彼を徹底的にやっつけた。私が強くて上だというのを思い知らせるために。他の皆は若様が負けた上、それでも痛めつける私という思わぬ出来事に、私へ罵詈雑言を浴びせる。
「この恥知らず!若様を何だと思っているか!?」
「主など、もはや龍人でない…堕ちた龍よ!出て行け!!」
私は動じない。この程度の罵倒なんて生まれた頃から聞いているのだから。私は舞台から降りて、帰ろうとすればーーー

「…あっはっはっは!お主、やはり強いな!!」
「………は?」
先程私が痛みつけて倒した若様が笑顔でそう言ったのだ。まさか、頭ぶつけてどうにかなった?
「よし、決まりだ!お主…我の従者となれ!」
「「なっ!!?」」
これには私に限らず、会場にいた皆ですら驚く。族長はというと、彼の発言に吹き出す始末だった。
「くくっ、セイロン…そなた、己より強き者を従者にしたいと申すか…っ」
「はい、父上!我にはないこの強さ…学ぶと同時に超えてみたいのです!」
「だからこそ、手元に置きたいと申すか」
何故、キラキラした目でそのような発言が出来るの…?理解できない!!
「………若様。お言葉ですが、それは無理難題かと」
「ほう…理由は?」
「私は嫌われ者、呪われた存在です。側に置けば、若様は…私の呪いに、飲まれますよ」
そうだ、私に近づくな。他人が私の側にいるというのは碌なことがないのだから。けど…彼はーーー

彼は、笑った。

「あっはっはっは!お主は優しい女子おなごなのだな」
「はぁ!?」
「ますます主の事が気に入ったよ。今日から我の従者として振る舞うが良い…ユーイン!!」
「だ、誰が……」


ーーー誰が、誰がお前の従者になるかぁあああ!!!


私の叫びは、彼には届く訳がなかった

Re: 【SS集】クリエイティヴ・ワールド ( No.77 )
日時: 2015/09/07 20:39
名前: 伊那谷ユウナ (ID: MmsT0Uvz)

短いですが前のスレ、文字数的に入るか心配だったので、こんな感じに…ちなみに、ユーインはお祭りでの手合わせをご隠居さんらが仕組んだと思ってますが…まあ後々詳しく語ります。セイロンの興味があったから勝負を挑んだ云々という発言をしたのがヒントです。
あと彼が次期族長なら父親は先代族長だったんだろうなという安直な考えであんな感じになりました。とりあえず今は多く語らず、本編をどうぞ。にしても、読者さんはこの恋愛モノ(のつもり)中編をどう思ってんだろ…面白いのか、これ?


……割と本気で感想プリーズ。








その日の夜は、追いかけっこというか、いたちごっこそのものをするばかりだった。
若様…セイロンは案外しつこく、祭りがあるというのに私をずーーーっとつけてくるのだ。そしてお決まりの言葉が…

「我の従者になれ、ユーイン!」
「いい加減にしろ!これ以上付きまとうなら骨の髄まで凍らせるぞ、クソガキ!!」
流石の私も、我慢ならなかった。まあ本当に凍らせたりしたら大問題に発展するので、半分脅しのようなものだが…
「そもそも!何故私が二つも年下の餓鬼の世話をせねばならない?いくら族長の息子いえど、こればかりは承諾せんぞ!?」
「我がそうしたいからそう言ったのだ!あと『二つも』ではない、『二つしか』歳が違わないだろ!?」
「屁理屈捏ねるな、我儘坊主がぁっ!!」
私はとうとう森の方へと入ろうとする。これしか彼を引き離す方法がないからだ…だって
「おい!夜の森に入ってならぬ掟があるだろう!?」
そう、夜の森は凶暴な妖怪が彷徨く。だから夜の森に入ってはならない…特に、幼少の龍人は。
でも、そんなの構わない…だって。私は一族のはみ出し者なのだから


ーーーバキィン!!


「っ……!」
「もう、私に構うな。いくら族長の息子いえど…他の者は私を認めさえしないのだから」
氷で隔たれた壁の向こうには、彼の顔が歪んで見える。彼はどんな顔をしているのか?彼はーーーこれで軽蔑してくれるだろうか。
とにかく、私は森の奥へと向かう事にしたのだった。

「…さようなら、龍の王子様」

Re: 【SS集】クリエイティヴ・ワールド ( No.78 )
日時: 2015/10/25 22:52
名前: 伊那谷ユウナ (ID: MmsT0Uvz)

【最近あんスタにハマってる伊那さん】


※今回のお相手も習志野時和です


伊那谷「という訳で数日後にはUNDEADとfineのCD買うんだ…」

時和「シングルはあまり買わないお前が買うのか、珍しいな」

伊那谷「意外と曲良かったんだよ…ニコ動のクロスフェード動画でのアンデPの結束力見てみ?私がハマる理由分かるから。ゲームについてはあまり熱入れてないが、キャラには熱が入りつつある、怖い」

時和「確かゲームをプレイする時、ユニット選びにかなり悩んだってな」

伊那谷「UNDEADとKnightsで30分ぐらい悩んだ。いや、マジで。ちなみに病的なぐらい推してる推しメンはまだいないが、真緒君とか凛月君とか三奇人とか桃李君とか弓弦君とか素晴らしいね、うん」

時和「夢100はこれだって奴いなかったのに、今回は滅茶苦茶多いな!?」


※夢100もやってたけど、結局お気に入りの子が見つからなかったんや…チェシャさんは唯一気になったが。あと横文字とか伊那さん苦手。


伊那谷「あ、それとプロデューサー娘キャラならもうかなり作ったから。Pちゃん以外にもいるよ」

時和「執筆もそれぐらい早かったらな…」

伊那谷「うっせいやい!」


※一点集中型・伊那谷ユウナとは彼女の事である


時和「ところで、龍人の中編は続けないのか?更新されてないぞ」

伊那谷「場合によっては、ばっさり切っちゃう時があるから…」

時和「龍人達からクレーム(物理)来そうで怖い」

伊那谷「特にユーインは華姫のねーちゃんである月ヶ瀬凛華と争うレベルで手がつけられない程、暴力的で凶暴で横暴……うわ、ちょっ何でお前らい」





〜しばらくお待ちください〜





時和「えー…伊那谷は今、お客様が来た所為で取り込み中なんで、ここでお開きにしたいと思います。では、またいつかお会いしましょう!」




おまけ

ユーイン「誰が暴力的で凶暴で横暴ですって…?冗談はそのすっからかんな頭だけになさい」

凛華「そんなことより…私と華姫ちゃん出番増やせ!!」

伊那谷「いやだから、そんな集中砲火やめ…いに”ゃあぁぁああぁあ!?!?」


終われ。

Re: 【SS集】クリエイティヴ・ワールド ( No.79 )
日時: 2015/10/29 21:17
名前: 伊那谷ユウナ (ID: MmsT0Uvz)

オリキャラのイメージCV改正版。でもどうせまた変わるかもしれない、その時はご了承下さいませ。



・伊那谷ユウナ
ゆかな
・習志野時和
中村悠一
・和束結
櫻井孝宏
・和束解
桑谷夏子
・伊那谷兎斗
浅沼晋太郎
・伊那谷あたか
須崎綾


・唯一神
森川智之
・冥帝
浪川大輔
・プレギエーラ
東山奈央
・ハーヴェストロート
遠藤綾
・クロウマージュ
小野賢章

・神田命
緑川光
・エキャルラット
阿澄佳奈
・四條畷未知恵
田村ゆかり
・マオツェ
大原崇

・桜田門華姫
小松未可子
・暮葉竜武
花江夏樹
・神田那美
浅川悠
・氷室アルフォンス
日野聡
・姫川愛
高垣彩陽

・神田那祇
岸尾だいすけ
・氷室イルフィール
藤田咲
・月ヶ瀬舞斗
小野友樹
・月ヶ瀬凛華
日笠陽子

・桜田門桔梗
井上喜久子
・桜田門椿
江口拓也
・鳳花火
豊永利行
・鳳花札
小野坂昌也


・サングワード・エリダ
小林ゆう
・カスミ
伊瀬茉莉也
・バロック・ヴィクトリア
生天目仁美
・ハコベ
立花慎之介


・西明寺木枯
ゆきのさつき
・西明寺汀
小岩井ことり
・葛飾かがり
新田恵海

・癒良
かないみか
・喰藤
大久保瑠美
・腑桑
金元寿子
・刺々木
寺崎裕香
・岳膵
赤崎千夏
・荒皮
たかはし智秋
・葛戯
村瀬歩
・かさぎ
雨宮天

・ユーイン
渡辺明乃
・メリー・コンムニス
石上静香

Re: 【SS集】クリエイティヴ・ワールド ( No.80 )
日時: 2015/11/06 19:33
名前: 伊那谷ユウナ (ID: MmsT0Uvz)

【最近考えてる小説についてとか】

という訳でして。実は募集型の逃走中小説をやりたいなーとは前々から思ってるんですが、ミッションを入れるタイミングとかストーリーとかどうしよう…それ以前に募集に応じてくれる方はいるのかと悩んでます。誰かアドバイス下され…

まあ今すぐにはやらないんで、しばらくお待ちくださいねー


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