二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【お知らせあり】クリエイティヴ・ワールド
日時: 2017/03/17 18:20
名前: 伊那谷ユウナ (ID: QxkFlg5H)

クリエイティヴ・ワールドへようこそ。

ここは主にメモ書き程度なもの、中編などを載せます。つまりは読み切りですね。はっきり言ってカオスです。パロディもありますとも。連載を諦めた話などもこちらに載せます。

主にオリキャラが中心ですが、サモンナイトシリーズをはじめ、戦国BASARAシリーズ、魔法少女リリカルなのはシリーズなど他にも色々取り扱います。

中にはブツ切りする小説、思いついただけで使う道がなさそうな設定を乗せたりします。どのような場合でも見逃してくださいませ。

では、お楽しみ下さいな。



☆必要用語☆

取り扱いジャンルについて >>39

別理者について >>86

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27



Re: クリエイティヴ・ワールド ( No.14 )
日時: 2014/03/14 23:32
名前: 伊那谷ユウナ (ID: a0p/ia.h)

久しぶりすぎて怖いわぁ・・・あ、今回短いです。


『虎と海豹、氷炎島暗躍劇!』

・ワンピース、パンクハザード編を伊那谷風にアレンジ・・・つまりは原作沿いです
・コミックに沿ってやります。ローサイドが圧倒的に多いです。
・色々と見逃して下さい。気まぐれ連載です
・ではごゆっくり〜




「あぁ寒いねー、寒いねー、氷漬け死体の通路をランナウェイなう〜」
「・・・おい、何なんだその歌は」

パンクハザード研究所入り口に向かう通路にて。

世間一般的には美人に入る独特な雰囲気を持ち、今陽気に歌っている彼女はサングワード・エリダ。愛称はアザラシという。元懸賞金は3億1千万ベリー。

一方身の丈に近い程長い妖刀を携える帽子を被った男性はトラファルガー・ローだ。元懸賞金は4億4千万ベリーで現在は王下七武海という地位に身を置いている。

二人は真逆に近い性格だがお互いを信頼している・・・それはもう恋人とか夫婦とかそんなもの以上には。

「いいかエリダ。外にいるやつはおれが対応するからお前は一切手を出すな」
「うわぁ理不尽だ。そして名前を呼んだら手前は命令聞くって分かってるからよりたちが悪いよローは」
「そうじゃないのか?」
「はいはい分かったよ。なんとなく聞いてあげることにするよ」
「お前もお前だ・・・ったくたちが悪いのはどっちだか」
「ふふっ、そうだね」

ローの言葉にまるで恋する乙女のように嬉しそうに微笑むアザラシ。それを見たローもアザラシに悟られない程度には口角を上げた。

鉄の扉に立つと、丁度よくブザーが鳴り響いた。意外に律儀な敵である・・・

「さぁてロー。海軍一の荒くれ者達とご対面しようか」
「もう黙ってついてこい、バカ・・・」

扉はゆっくり開き、二人は外に出る。やはり外は相変わらず吹雪だと確信できる音がうるさかった。

「おれの別荘に何の用だ?白猟屋・・・」

外にいたGー5海兵はローとアザラシの顔を見て面白いくらいに驚愕の表情を浮かべていた。

「ひっ・・・ぎゃあああああっ!!」
「と、トラファルガー・ローにその部下であるアザラシが・・・なぜこんなところにぃぃっ!?」
「人の面見て第一声がこれじゃあ、萎えるんだけど・・・ねぇ?」
「かっ、帰ろうぜスモーカーさん!コイツらとは関わりたくねぇ!」
「そうだそうだ!ローの野郎は七武海になるために海賊の心臓を100個本部に届けたし、アザラシは一年前にCP9の奴らをひとりで全滅させたり他にも殆どの海軍支部を半壊させたっつー狂気しかねぇ二人組だ、気味が悪りぃ!!」

まあ、確かにそうだった。異論はない。というか否定する理由が二人にはなかった。
対する上司である中将スモーカーは部下達の意見は無視して二人を見やった。

「ここは政府関係者も全て『立ち入り禁止』だ・・・その意味、ガキじゃあるまいし分かってるだろ。ロー、アザラシ!!」
「じゃあ、お前らもだよな・・・!」
「ホント、頭の硬い中将殿だよねぇ全く・・・」

歯車は、知らず知らずに加速するーーー




to be continue…

Re: クリエイティヴ・ワールド ( No.15 )
日時: 2014/03/15 10:09
名前: 伊那谷ユウナ (ID: KG6j5ysh)

『虎と海豹、氷炎島暗躍劇!』2



『ザザッーーーしもし、おれはルフィ!海賊王になる男だ!!』
『早いし喋りすぎだァ・・・』
『ザーーーザザッ助けてくれぇ!!ザーザー』

スモーカーの部下であるたしぎが取り出したのは盗聴用の電伝虫・・・そして流れてきたのはローやアザラシにとって聞き覚えのある声だった。

『あァ、寒い・・・ぼ、ボスですか!?』
『いや、ボスじゃ・・・ーーーザザッ、ザアァッ』
『仲間達が、次々に斬られていく・・・サムライに殺されるー!!』
『ザーッ、ザザザザッーーーそこどこだ!?』
『誰でもいいから助けて・・・ここは『パンクハザード』・・・!?ギャアアアアッ!!』

そこで通信は途絶えたようで、電伝虫も目を閉ざした。というかこれは・・・

(侍って・・・数時間前にローが斬ったやつじゃないか)

二人は侍について知っていたがここは黙っておいた。そして話は続く。

「島の名前、〝寒い″という気候・・・声の主はこの島から信号を送った事で間違いないですか?」
「・・・・・・」
「〝麦わらのルフィ″は言わずとも知ってるな?二年前、シャボンディで起きた天竜人ロズワード家の一件でお前とキッド、麦わらは共闘している。更には頂上戦争では赤犬に追われる麦わらをお前らは逃がした・・・!」
「・・・あのさぁ」
「用件は何だ?緊急信号の捏造はお前ら海軍の十八番だろう」

アザラシの言葉を遮ってローが言った。余計な事言うなという意味だろう・・・アザラシは仕方なく口を硬く閉ざす。

「・・・残念ながらこの通信は海軍(ウチ)で作った罠じゃない」
「どうだかな・・・おれも知らねぇ話は終わりだ」
「つまらん問答をさせるな。研究所の中を見せろ」
「ーーー今はおれの別荘だ、断る」
「!!」

心なしか、スモーカーの睨みは強くなった気がする。いや、そうだった。

「それと・・・お前ら捨てた島に海賊のおれたちがいて何が悪い?ここにいるのはおれとアザラシ二人だけだ。麦わらがもしここへ来たら首は狩っといてやる・・・」
「・・・・・・」
「はいはい、お二方!話は済んだでしょ?早く帰りなよ。ここでお互い争っても意味なんざない」

そこでアザラシが仲裁するかのように中へ入る。ローはピクリと更に眉間に皺を寄せた。

「アザラシ、お前さっきからうるせぇ」
「いいじゃんさロー。手前、喋らないと死んじゃう。ねぇ、いいでしょ?」
「・・・じゃあおれをイラつかせない程度には喋れ」
「勿論ですとも。流石だねぇローは!」
「・・・・・・まぁ、な」

・・・はっきり言おう、何なんだよこの空気は!!?
リア充など殆どいないGー5にとっては苦しい空気だ。畜生、ローの奴分からないとでも思ってるのか?照れているくらいおれたちでも分かるんだぞバーカ!!あんなこと言ってアレだけどあんな妖艶な美女と一緒にいるとかマジ羨ましいんだけどっ!(いやたしぎちゃんも捨てがたいけど)神様はなんつー理不尽なんだこのアホーっ!!

そうGー5の面子は実力がない代わりに精一杯の罵倒を心の中で叫んだ。
スモーカーはと言うとイチャイチャする二人にイライラしている。そんな時だった。

ーーーローとアザラシの背後から悲鳴らしきものが聞こえたのは



to be continue…

Re: クリエイティヴ・ワールド ( No.16 )
日時: 2014/04/07 21:31
名前: 伊那谷ユウナ (ID: uKR9UL7u)

『融解少年と三大将』


絶対的正義の鉄則


一つ、海軍を裏切ることなかれ

一つ、悪を許す事なかれ

一つ、正義に全てを捧げよ


以上を以って、海兵として励め



ーーーという言葉などを聞くと反吐が出るのは自分だけであってほしい
何故反吐が出ると思うのか?それは世の中そうルールを守るやつは少ないと思うからだ。

海兵は私欲のために動く事は少ない、と言ったら嘘になる・・・ぶっちゃけ言うと悪の象徴である海賊と海兵は実はあまり変わらないかもしれない。だって、そもそも同じ生き物だから

という訳でそんな考えと『感情任せの正義』を掲げる生意気な少年の話を今からしようかと思います。では、始まり始まり〜






「あ、お疲れ様です」

海軍本部の廊下にて、場違いに感じるくらいの幼さが少し残った少年が自分より倍は年齢がいってそうな将校に声をかけた。

「これはこれはハコベ大尉・・・どうなされましたか?」
「大将の青雉さんに用があって来たのですが・・・いらっしゃいますか?」
「あー・・・いるにはいますけど」
「もしかして、昼寝とか?」
「はい・・・」

将校である彼は少々うんざりとした表情で返事をした。それには少年・・・海軍本部大尉であるハコベはやっぱりかとつぶやいた。

そもそも青雉、もといクザンが執務をサボって昼寝などするのは大して珍しくもないーーーだらけきった正義を掲げるのはいいがそれを言い訳にして面倒な書類整理を放棄するのはどうかと思う・・・あの元帥であるセンゴクでさえ彼のサボり癖に頭を痛めているのは海兵の誰もが知っていた。

「でも執務室にはいるんですよね?」
「はい。一応・・・」
「そうですか、ありがとうございます。それといきなり呼び止めてすいませんでした」
「いいえ、大丈夫ですよ。では私はこれにて」

そうして二人は別れ、ハコベはクザンの執務室に辿り着いた。

「さて、と・・・失礼しまーす!」

手袋をはめ直していざ、と決意を固めて障子を思い切り開けた。

「青雉さーん!書類を持って来たんですけどー!」
「・・・・・・・・・」

駄目だ、爆睡してる。しかもご丁寧にアイマスクまでしてーーーあいにくこちらは急いでるのだ。こうなったらアレだ、最終手段を使おう。というわけで・・・

「青雉さーん!早く起きないとおれの母さんに言いつけますよー!」
「!?おいおいそれはよしてくれや・・・っと」

やはり、効果はてきめん、もとい抜群だった。ちなみに何故ハコベの母親の名前を出したらクザンが跳ね起きたというとーーー

「あのさハコベ・・・イトナにだけはおれの現状を言わないでくれよ。じゃないと殺されるってば」
「殺すか否かは母さん次第ですよ。たかが兄弟、貴方の姉さんでしょう?怖がりすぎです」

・・・そう。ハコベの母、イトナはクザンの三つ上の実姉だ。しかも海兵を引退する前は赤犬ことサカズキと黄猿ことボルサリーノの同期であり中将まで登りつめたことがある女傑だったーーー性格は温厚でしっかり者な才色兼備という言葉が似合う彼女だったが、キレたらあのサカズキとボルサリーノですらビビる程恐ろしい女性なのでクザンは頭が上がらないとベテラン海兵の間では有名なのだ。

そしてハコベはそんな女傑の息子ーーー正直言ってクザンは、そんな甥もある意味恐怖対象でしかなかった。

「あのさハコベ・・・今度他の大将に聞いたら分かると思うけどさぁ、イトナがキレたらシャレにならないんだってば!それこそセンゴクさんに躊躇なく殴りそうな勢いがあるんだって!」
「おれは母さんを怒らせた事ないんですけどね」
「それはお前が出来た男だからだろうよ・・・とにかく、イトナにだけは!」

こんなに必死だと流石に大人気ないような気がするが・・・あいにくハコベは少し甘い人間なため、まぁまぁとクザンをなだめていった。

「でもクザン叔父さん・・・いつかは噂とかで伝わるもんですよ。ちゃんと真面目にやれば誰も文句言いませんから仕事して下さい」
「でもおれァだらけきった正義を掲げていて・・・」
「チクりますよ」
「あーあーそうだ、おれってばこう見えて書類整理とかすんの得意なんだよなー!もう楽しいなぁ畜生!!」

こうして一日中涙声で叫びながらクザンは雪崩が発生しそうな程に溜めた書類をせっせと片付けたのだった・・・


ちなみに

「イトナはどんな奴じゃったか?」
「あ、はい。一度赤犬さんと黄猿さんに聞いとけって青雉さんが」
「あ〜、何て言えばいいんだろうねぇサカズキぃ〜」
「・・・ワシが溶岩ならやつは火山のようなおぞましい女じゃった」
「成程、滅多に爆発はしないけど爆発したらとんでもなかったと」
「・・・まあの」
「そうだったねぇ〜。わっし、一度イトナを怒らせたことあったんだけどさぁ。一回光速のわっしに追いついた時、あ、これは死ぬなとあの時思ったんだよねぇ〜」
「そ、それって」
「ボルサリーノ・・・イトナに何をやらかしたんじゃ」
「いやねぇ、ちょっとしたボディタッチ(という名のセクハラ)を」
「嫁入り前の母さんに何やらかしてんですかあなたは!?」


ーーーとりあえず、母は偉大だということが分かりました




fin…





オリキャラ設定。


*ハコベ

イメージCVは立花慎之介さん

戦闘スタイルは六式を主としており、六式を使う海兵の中ではトップクラスの技術力をもっている。一応バトルナイフを隠し持ってはいる。得意な覇気は見聞色。見聞色の力が強過ぎて感覚が色々と敏感な面がある。

海軍本部大尉→海軍本部准将。今回話に出なかったけども海軍支部監視部隊『水猫部隊』の副隊長でもある。15→17歳。

超人系悪魔の実の能力者。能力についてはいずれ公開する予定です。

母親のイトナは赤犬と黄猿の同期だった上、元海軍本部中将で青雉の姉でもある何だかすごい人。だがハコベ自身は親の七光りよりも実力だけで今の地位を登りつめた。現在退役した今は花屋をのんびり経営しているとのこと。余談ですがイトナの名前はハコベというキャラを作ってた時の名前候補だったりします。

大体敬語で人が良さそうに見えるが実はかなりの気まぐれらしく、気分によって人に秘密を漏らすような性格。なので青雉は母親にチクらないかヒヤヒヤしている。

気まぐれで人を助けたりするような自分勝手でそれは海賊の人間でも同じ。だからこそ彼は『感情任せの正義』を掲げている。状況によって考えが変わるという点だけは青雉に似ているかもしれない。

真面目に見えて実は誰よりも自分に愚直過ぎる、自由奔放な少年海兵ーーー

Re: クリエイティヴ・ワールド ( No.17 )
日時: 2014/07/23 17:40
名前: 伊那谷ユウナ (ID: KRO5zO5r)

『バトロワ閑話休題』

※葉月さんのバトロワ小説の番外編みたいなものですよ。


無数の世界が広がる場所・・・そこは地球でいえば宇宙のようなもので、常人が移動するなどまず無理だ。
移動できる唯一の存在が常識、輪廻転生から外れた『別理者』である。別理者は無数の世界に当たり前と呼べるものを与え、管理する。言わば神様なのだ、彼らは
そんな神様がひとり消えてしまったのは、つい数時間前の話となるーーー


「マスターはいましたか、解」
「ごめん、まだ・・・」

無数の世界が星のように『扉』として存在する宇宙のようなものを別理者達は『分岐室』(ルルーム)と呼んでいる。
伊那谷ユウナの配下である別理者、和束結とその妹である解はそこにいた。

「こんなに探してもいないとは・・・マスターは何処へ行ったのでしょうか」
「結、解!!」
「時和さん・・・!」

そこに全身赤に包まれたかのような青年、習志野時和が駆けつけてきた。

「言いたいことは分かる・・・まず伊那谷についてはまだ手がかりが見つかっていない。ご兄妹である兎斗さんとあたかさんには連絡したが・・・見つかるのか分からない」
「そうですか・・・」
「ますたぁ、どこなの・・・?」

解の目には涙が溜まっており、今にも泣きそうだった。そんな妹を結は宥める。

「解、マスターはいつものように笑顔で帰ってきます。ですから泣かないで」
「・・・うん」
「据やプレギにも連絡入れとくか・・・引き続き、普通の扉だけじゃなく廃棄扉に至るまで調査する。いいな?」
「はい!」「・・・分かった」



一方、ここは兎斗がテリトリーとしている世界。
世界とは言っても、地球のように同じ面積、環境だとは限らない。現に伊那谷のテリトリーワールドは豪邸の敷地サイズしかない。兎斗もそうである。
そんな兎斗は大きなモニターに囲まれ、今日は珍しく人の姿でコンピュータを操るのに無我夢中だった。

「・・・・・・」
「ねぇ兎斗、諦めようよ〜。あのバカ姉の居場所なんざ髪の毛一本すら掴めないんだからさぁ〜」
「・・・・・・」
「え?一応兄妹の一大事かもだし、あと邪魔するなって?ひっどいなー!暇だっつーの!」

その妹であるあたかはソファに寝転がってブーブーと兎斗に抗議する。
実際、確かに伊那谷の捜索は難航しているのだ・・・かれこれ二時間はたっている。兎斗も疲れているのか、無言のまま目を細めていた。
自分にとっては二時間など短い時間だが・・・何もしていないあたかにとってはかなり長い時間だ。早く尻尾を捕まえないと。
キーボードの打つ速度を早めるとやっと、反応が一件だけ表示された。

「・・・見つ、けた」
「マジで!?つーか声を出すぐらい嬉しいんだ!?」
「・・・・・・」

その一件の詳細を表示するとほとんど情報などはなく、あるのは場所を示す数値のみだった。

「・・・ねぇ、兎斗。分からないから説明求めてもいーい?」
「・・・・・・」
「兎斗も分からないって?マジでか」

画面を覗き込むあたかにそう伝えた兎斗は、いつものウサギ人形形態に変身して部屋を出て行こうとする。

「あ、時和さんには連絡しないの?」

そう聞いてみると兎斗はふるふると首を横に振った。どうやら、自分達二人で行った方がいい、という判断らしい。

「分かった。じゃあ行こうか!」
「・・・・・・」




『いやぁ、ここまでの手引き、どうもありがとうねー♪』

ところ変わってとあるテリトリーワールド。
そこには無数の武器が外や和風のお屋敷にも散乱しており、その世界の主は今、とある人物とレトロなテレビの画面越しで会話していた。

『なにせ彼女は異端な存在だしー、いや他の奴らもぶっ飛んでるけどさ』
「いや、喜んでくれたなら何より・・・かな」
『にしてもよく協力してくれたよねぇ。彼女、マジで死ぬ可能性が高いってのに』
「別理者に、死はない。けど再生には時間がかかる。特に否君は実体がないから普通の別理者より時間が倍ではすまないけど・・・」

別理者に死がないのは自分が創造したものを管理をするためである。実は新たな別理者に任せて旧別理者は普通の人間に転生することは出来るには出来るがほぼそのような事をする別理者は少ないのだ。

『にしても、その否君、って何?』
「彼女は全てを否定している、だから否君。主に現実を否定していて、それで別理者として存在する事が出来るから何とも皮肉な話だけども」
『そうか・・・あはっ、じゃあそう呼んでやろ!』

そう彼は髑髏の仮面を被っているが笑顔だと分かる声で言った。

『ありがとねぇ命君。君への恩は明日までは忘れない!』
「そう・・・次があったらまたね」

そしてテレビの電源は切れ、そこからひょっこりと狐が擬人化されたかのようなフィギュアサイズの女の子が出て来て彼・・・神田命の元へ飛んだ。

「ふぅ・・・デリケートな通信操作は疲れますよ命サン!ウチは雑用かっての!」
「ごめん、エルラ」

エルラことエキャルラットはプンスカと音を立てて怒っている。それを見た命はちょっと申し訳なく思ってしまう。

「にしても何故あのマッドな存在に手を貸すの?ウチ、分かんない!」
「ちょっと思うとこあったから・・・それに否君も暇を持て余してたし」
「あんな乱暴な転移じゃあ何か起きるんじゃないの?」
「そうだね・・・でもその方が都合がいいよ」

命曰く、死神は色んな世界から廃棄扉の向こうにある世界に人を集めて命を賭けて戦わせるらしいのだ。面白そうなので命はそれに協力したという・・・主に武器の支給で

「とりあえず楽しもうかエルラ。彼が為すことを」
「うーん、命サンがそういうなら」



ーーーそして


「私は誰なんだよ・・・『死神』さんよ」
「・・・『伊那谷ユウナ』。それが君の名前だよ、『否君』ーーー」




歯車は、狂いだすのだ

Re: クリエイティヴ・ワールド ( No.18 )
日時: 2014/05/24 21:23
名前: 伊那谷ユウナ (ID: 0WufYTEJ)

後書き


伊那谷「ぶはっw私、ピンチすぎるわww」
時和「・・・もうこいつ探すのやめてぇよ」
結「同意します」
解「ますたー、死なないでね・・・?」
伊那谷「それは葉月さん次第だな☆」
時和「オイ。」


とりあえずおいしいポジションありがとうございます葉月さん。記憶喪失してよかった!(おいコラ)
久しぶりに更新しました・・・なんかさーせん。次はいつになるか分かりませんが、楽しみにしていてください。というか見てる人いるのか・・・?だとしたらひとりでどんちゃんしてるだけじゃないか!うわぁ伊那さん虚しっ!

では、またいつか


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27



この掲示板は過去ログ化されています。