二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【お知らせあり】クリエイティヴ・ワールド
日時: 2017/03/17 18:20
名前: 伊那谷ユウナ (ID: QxkFlg5H)

クリエイティヴ・ワールドへようこそ。

ここは主にメモ書き程度なもの、中編などを載せます。つまりは読み切りですね。はっきり言ってカオスです。パロディもありますとも。連載を諦めた話などもこちらに載せます。

主にオリキャラが中心ですが、サモンナイトシリーズをはじめ、戦国BASARAシリーズ、魔法少女リリカルなのはシリーズなど他にも色々取り扱います。

中にはブツ切りする小説、思いついただけで使う道がなさそうな設定を乗せたりします。どのような場合でも見逃してくださいませ。

では、お楽しみ下さいな。



☆必要用語☆

取り扱いジャンルについて >>39

別理者について >>86

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Re: クリエイティヴ・ワールド ( No.61 )
日時: 2015/05/20 20:36
名前: 伊那谷ユウナ (ID: cXTyyCxG)

メイドウィンさんへ

ですよねー。彼女のキャラと設定的に難しいですよねー。

あ、それとしばらく視点小説書かないです。他の小説も進めたいんで…そちらで喰藤が出たらまた書きますね。何かあったら相談に乗ります

では、コメントありがとうございました

Re: クリエイティヴ・ワールド ( No.62 )
日時: 2015/05/20 20:38
名前: 美咲明奈 ◆.WxxLii19U (ID: z43aEV/5)

ですね♪後で書こうかな。
んで、ちなみに私は中一の12歳です。
ユウナさん、確かセーラにいい思い出を持ってませんでしたね……
あ、私の小説の参加を断ったのは忙しいからですか?
忙しいのに誘ったりしてごめんなさい。

Re: クリエイティヴ・ワールド ( No.63 )
日時: 2015/05/20 20:50
名前: 伊那谷ユウナ (ID: cXTyyCxG)

美咲さんへ

いい思い出がないというか、勝手にセーラをあらん事にしてしまった私はどうかしてたんですよねぇ…いや、年齢はどうだっていいです
まあ忙しかったのも理由ではありますね、仕事もあるんで。そちらもそちらで頑張って下さいな。

あ、申し訳ありませんがコメントは一日三回までに控えて下さい。長く話をすると収拾つかなくなるので。つまり次コメントするなら三回目ですからそれで終わりとなります。よろしいでしょうか?

では、コメントありがとうございました

Re: クリエイティヴ・ワールド ( No.64 )
日時: 2015/05/20 20:56
名前: 美咲明奈 ◆.WxxLii19U (ID: z43aEV/5)

はい。でもいいです。むしろあの結末でもええかと思ってたんで。
今日はこれだけにしますか……明日までコメントしません。
また明日来ますね。では、更新頑張ってください。

Re: クリエイティヴ・ワールド ( No.65 )
日時: 2015/05/24 19:26
名前: 伊那谷ユウナ (ID: cXTyyCxG)

中編。サモンナイトX、ガーリットの過去を大分捏造したお話となります。まあ彼がクエストやら夜会話やらでちょびっと語ってたけどね!それを膨らませたようなものだよ。

原作分からなくても読めるようにはなってます。言うなればファンタジーですよ。オリキャラがひとり出ます。あ、今回出てくるエルダーはオリキャラじゃないです。クエストで出てきたガーリットの旧友ですよ。

そんな訳で本編『有翼の騎士』をどうぞ。








ーーー今から十年程前、もっと言うなら二つの国が休戦の証として人質交換を行う半年前の話である。




「はぁ、はぁっ」
「待て、泥棒!!」

少年はボロボロの姿だった。この国は表面上は豊かでも…現実は召喚戦争の所為で身寄りのない子供達で溢れかえっていた。少年はそのひとりだ。今日も生きるために食糧を盗み、力の限り翼を広げて走り去るかのように飛んだ。

「急げガーリット!捕まったらおしまいだっ」
「分かってる…っ」

顔に傷がある同じランカスタのエルダーも苦しげだった。だが相手は人間…空を飛べるのと飛べないでは段違いだ。それを狙っていったのだから当たり前だ。今日も王都の道や空を駆使して巻く事ができた。

「え、エルダー…食糧は」
「な、何とか無事だ…ったく、次からはもっと上手くやらねーとな」
「そうだな」

二人はしばらく身を隠しつつ息を整え、住処へと向かう。王都の少し外れにあるスラム、そして小屋に似た家…そこはかつてエルダーが家族と共に住んでいた家だ。だが召喚戦争が切っ掛けでエルダーの父は戦死、母は強盗に殺されてしまった。彼の傷はその時につけられたものだ。
そんな彼の家は身寄りのない子供が雨風を凌ぐために利用している。昔は喧嘩ばかりしていたが、今では家族も同然だ。

「エルダーにーちゃん、ガーリットにーちゃん、おかえりー!」
「おにーちゃん達、大丈夫だった?」
「ああ、大丈夫。それよりチビ共!お待ちかねのご飯だぞ!」
「やったー!」

子供達は嬉々として盗んだ食糧に手を出す。盗みはいけないと分かっていても、子供である自分達ではどうしようも出来ないのだ。

「おにーちゃん達、ごはん食べないの?」
「俺たちは少しだけでいい、お前達が食べるんだ」
「そうだそうだ。俺らみたいにでかい翼が欲しいならいっぱい食べろ!」

…と言ってはいるが実際はギリギリといっても過言ではなかった。子供というのは育ち盛り故、それが仇となる事も多かった。

「どうするよ?このままじゃガキ共はどうであれ、俺らが餓死するぜ」
「ああ、もうすぐ冬だ…調達も難しいだろうな」

その日の夜、子供達を寝かせた二人はどうやって冬を過ごすのか話し合っていた。盗みも命懸けだ、まだ自分達より幼い子供達に盗みをやらせる訳にはいかない。なにより、そんな悪行を行わせたくないのもある。

「とにかく、今日は寝よう。子供達を起こしたらいけない」
「…だな。おやすみ、ガーリット」


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