二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜
日時: 2016/09/22 01:07
名前: レイナ (ID: NTjRWWeg)

初めまして!レイナと申します。
この小説はオリキャラのオリジナルストーリーとなっています。

結構原作のネタバレがあります。
苦手な方回れ右でお願いします。

あまり小説書いたことないので誤字や矛盾が生じてしまう場合があります。ご注意を。

それでも見てくださる方々、不定期更新になってしまいますが、よろしくお願いします!


参照500突破です!
こ、こんな駄作を読んでくださってありがとうございます!!まだ本編は始まったばかりですが、これからも頑張っていきます!
龍園寺「これからも宜しくな。」

参照数1000突破です!
マジッすか!?ありがとうございます!これからも全速前進で頑張っていきます!
咲澄「頑張ります!」

参照数1500突破です!
1500・・・いつの間にこんなに・・・
私、今なら飛べるような気がする・・・
星野「仕事放棄しないでよ!?」

参照数2000突破です!
マジで!?ここまでくるとは思わなかった、ってまだChaputer3!?ど、どうなるかなぁ・・・
天風「これからも宜しくっす!」

参照数2500突破です!
ワオ、いつの間になってたぜ・・・ここからが後半戦、チャプター4をお楽しみください!
秋宵「・・・頑張る。」

参照数3000突破です!
もしかしてあの方様の宣伝のおかげ・・・ムムッ、まだchapter4序盤ですがよろしくです!
綾波「お嬢ちゃん達ありがとぉーう!!!・・・まあ野郎もありがとうだぜ!」

参照数3500突破です!
最近ダンロン小説増えてきて楽しみだなぁ(ワクワク)
まぁ、私も皆様が楽しいと思えるような作品目指して頑張ります!
篝火「オレも負けねぇぞ!!!」

参照数4000突破です!
年内中にch5書くと言ってたなあれは嘘だ(真顔)
まぁ来年も頑張るのでよろしくお願いします!
霞桜「Extraってカ行の人が多いでござるね☆(篝火、霞桜、啄木鳥、黒神)」←oh・・・

参照数5500突破です!
なん…だと…!?私が受験勉強して遊んで番外編と2のストーリー考えている内にこんなに…!?皆様ありがとうございます!!
啄木鳥「こ、こんな伏線やストーリーがごちゃごちゃな作品を読んで下さってありがとうございます!!」

参照数7500突破です!
正直ここまで行くとは思わなかった。不定期にもかかわらず読んでいただきありがとうございます!!がんばって着々とはなし進めていこうと思います!
黒神「体調管理には気をつけなさいよ。」



Chapter0プロローグ
>>2-7 >>9-12

番外編>>47


Chapter1ゼツボウプロジェクト
(非)日常編
>>13 >>15-19 >>20-21
>>22-25 >>26 >>27-29

非日常編
>>30-31 >>32-33 >>35

学級裁判
>>36-38 >>39-41 >>42(おしおき、後)

番外編>>48


Chapter2ぜつぼうのなく頃に 悲
(非)日常編
>>46 >>49-50 >>51-52 >>53-55
>>57-58 >>59-60

非日常編
>>61 >>63-64 >>65

学級裁判
>>66-68 >>69 >>71 >>72(オシオキ)
>>75

番外編>>77

Chaputer3"希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望"
(非)日常編
>>78-83 >>84-87 >>88

非日常編
>>89  >>90-91 >>92

学級裁判
>>95-100 >>101 >>102 (オシオキ) >>103-104

番外編 >>111


Chapter4 Code despire

(非)日常編
>>112 >>113-116 >>117-119  >>122-123 >>127

非日常編
>>131-134

学級裁判編
>135

キャラ紹介
咲澄玲奈>>8
龍園寺海斗>>14

チャプター1
被害者>>34
クロ >>43
まとめ>>44
EXTRAモード>>45

チャプター2
大富豪のマジシャンの子>>62
被害者・クロ・Extraモード>>76

チャプター3
被害者二人 >>105
クロ >>109
まとめ・Extraモード>>110

チャプター4
被害者>>130


>>43より
ランスロット様『ダンガンロンパF』東条君、kuzan様『ダンガンロンパThe another』田川君、アルズ様『ダンガンロンパad lib』城ヶ根君をお借りしました!ありがとうございます!!!


コメントありがとうございます!!!
チーク様 >>71
バタフライ様>>74 >>94 >>108 >>129
【名前を入力してください】様 >>108 >>125
如月胡桃様>>121

作品の向上?のためによろしければコメント、感想、質問あればどうぞお気軽によろしくお願いします!
※ここテストに出るから重要←出ません


現状・・・
続き書けます!!!!!!!!!!

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Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.96 )
日時: 2014/08/18 12:56
名前: レイナ (ID: nZxsmZ3d)

流星雨「・・・」

龍園寺「流星雨・・・どうなんだ?違うなら違うと言ってくれ。」

流星雨「・・・ボクのことが怪しいって思うなら投票すれば?」

龍園寺(え?)


久しぶりに流星雨の声を聞いたと思ったら、その第一声が衝撃的な言葉だった。


星野「りゅ、流星雨ちょっと落ち着きなさい!!!」

流星雨「何?ボクのことが怪しいんでしょ?じゃあ投票すればいいよ。」

雛月「そんなこと言われましても・・・」

流星雨「じゃあボクが二人を殺したって言えばいいかな?いいよね!?いいよね!!!」

春夏秋冬「オイオイオイオイオイ!!!なんかやばくねぇか!?」

流星雨「ボクは別に死んだってかまわないよ。そしたらお姉ちゃんに会えるんだ・・・!!!」

天風「りゅ、流星雨さんちょっと落ち着くっすよ!!!!」


・・・俺には分かる。流星雨はシロクロ関係なく"死のうとしている"。
自分がクロならわざわざそんなこと言わないだろう。

・・・何か、違和感を感じるんだ・・・



小鳥遊「フン、自分でわざわざ自白するとは・・・無様で滑稽であるな。」

流星雨「・・・」

小鳥遊「ならば望み通りそなたに・・・」




秋宵「少し待て。投票するのはまだ早い。」


秋宵の発言に、皆が注目した。



雛月「あら、秋宵さんガチモードになると発言前の『・・・』が消えるのですわね。」

秋宵「今はどうでもいいだろ。第一俺は流星雨が犯人とは思えないな。」

霞桜「根拠は・・・あるでござるか?」

秋宵「二つある。・・・一つは『流星雨と深淵の身長差』だ。
流星雨はざっと150cm位、深淵はざっと180cm位だ。」


ということは、二人は30cmほど差があるってことか・・・あ、もしかして・・・


篝火「30cm位じゃ届くのがギリギリもしくは無理だな!!」

リエル「でも足を伸ばしたら流星雨さんでも可能ですよ?」

秋宵「そこで二つ目の根拠だ。」


二つ目・・・もしかして秋宵は俺が今抱いている違和感に気づいたのか・・・?


秋宵「・・・リエル、先程の紙を見せてくれないか?」

リエル「食堂の状態ですか?どうぞ。」


そう言ってリエルは食堂の状態を書いた紙を見せてくれた。



秋宵「・・・ここ。この被害者二人の矢印は何だ?」

【食堂の状態】
       ○
   ●→  流星雨
  啄木鳥     ●→
          深淵


リエル「あ、それはお二人が仰向けで倒れた状況です。刃物も真正面から倒れていたので。」

秋宵「・・・それと咲澄、二人はどちらが先に刺されたんだ?」

咲澄「えぇと確か・・・」



『 あああああああああああああ!!!』
『う・・・ぐ・・・』

『な、何があったのぉ!?』
『だ、大丈夫でござるか!?』


男性の叫び声と、女性の苦し紛れの声が聞こえた。



咲澄「最初に深淵クン、次に啄木鳥さんかな。」

秋宵「・・・おかしいとは思わないか?」

篝火「何がだ?」

秋宵「・・・それを今から説明する。」

龍園寺(秋宵は何かに気づいたようだ。
・・・もしかして、俺が抱いている違和感の正体が分かるかもしれない・・・!!!)



〜議論開始〜

秋宵「・・・咲澄が言ったことが本当となると、流星雨はわざわざ"遠回りして"【深淵を先に殺した】ことになる。おかしくないか?」

霞桜「むむっ、違和感大ありでござるね・・・」

小鳥遊「だが、近くには【こやつ(流星雨)しかいない】というのも事実であろう?」

春夏秋冬「といっても犯人が【包丁で真正面から刺した】んだろ・・・」



龍園寺「それは違うぞ!!!」
咲澄「それは違うよっ!!!」


『コトダマリンク』

【秋宵の検死結果】+【付着した返り血】

=【犯人の状態】
サバイバルナイフで返り血を浴びない所から刺して殺した。



龍園寺「いや、二人は包丁じゃなくてサバイバルナイフで刺されたんだ。」

春夏秋冬「え、包丁じゃないのか!?」

星野「お、おかしくないかしら?わざわざサバイバルナイフで刺すって・・・」

咲澄「それにね、普通正面から刺す場合は大量の血を浴びるはず何だけど・・・不自然な返り血がないんだよね・・・」

天風「じゃあ犯人は流星雨さんじゃない可能性があるってことっすか!?」

咲澄「そうなるかな。」



小鳥遊「その推理はみずぼらしいぞ愚民共!!!」




〜反論ショーダウン 小鳥遊〜

小鳥遊「フン、所詮貴様等の目は節穴であるな。」

咲澄「え、えぇと・・・私何か忘れてる・・・?」

龍園寺「少し咲澄は休んでおけ。その反論、俺がもらい受ける!!!」


『反論ショーダウン開始!』

「暗闇の中で / 動き回るのは / 不可能であろう?」

「ならば / 近くにいたあやつ以外に / 被害者を殺しに行くのは無理であろう!?」



「いや、停電中でも動くことは出来るはずだ。」



「だが、停電中は目の前が見えないのは事実であろう!?」

「【暗闇の中を自由に動き回ることは、不可能であろう!?】」


<【暗視スコープ】

龍園寺「その言葉、斬らせもらうぞ!」


break!!!

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.97 )
日時: 2014/08/09 19:52
名前: レイナ (ID: y98v9vkI)

龍園寺「小鳥遊、これが何か分かるか?」


俺は小鳥遊に例の暗視スコープを見せた。


小鳥遊「なんだ?このいかにも愚民共にお似合いな道具であるな。」

龍園寺「え、えぇと・・・これは『暗視スコープ』といってな、暗闇の中でも誰がどう動いてるかってのが分かるんだ。」

小鳥遊「ふ〜ん」


きょ、興味なさそうだな・・・


天風「じゃあ犯人は暗視スコープを使った可能性があるってことっすか?」

龍園寺「そうなんだけど、一つ問題があるんだよな・・・」

秋宵「・・・問題?」


もしこれが犯人が使ったものなら、"アレ"がなくなってるのがおかしいな・・・



証拠提出 【もう一つの暗視スコープ・・・?】



龍園寺「星野の証言だと、暗視スコープは二つ無くなってたみたいなんだ。」

リエル「ふ、二つですか!?」

星野「えぇ、一つは犯行現場にあるのだけど、もう一つがないのよ・・・」

龍園寺「だから【犯人、もしくは被害者のどちらかがもう一つの暗視スコープを所持している】かもしれないんだ。」






【もう一つの暗視スコープ・・・?】 <【篝火が使ってる暗視スコープ】


咲澄「そのコトダマはフェイクだよっ!!!」




Doubt!!!



龍園寺「な、何だ!?」

咲澄「龍園寺クン、その推理は間違ってる・・・と思うよ?」

龍園寺(そこはハッキリ言ってくれよ・・・)



モノクマ「えぇと、『これは"ダウトアクション"と言って、片方のコトダマの情報ミスをもう片方が正すアクションです。』だってさ。」

龍園寺(ここで新システムについて説明すんなよ・・・)



咲澄「暗視スコープがもう一つ無くなってる理由はね、篝火さんが持ってるからなの。」

春夏秋冬「また篝火っちか・・・ま、とりあえず持ってる理由は?」

篝火「オレが朝練に向かうのがいつも6時位だからな。廊下が全く見えないから二、三日前から使ってるんだぜ!」

リエル「でも、アリバイが無ければ篝火さんの犯行も可能になりますね・・・」

篝火「アリババ?」

春夏秋冬「それはどこかのアラビア系アニメのキャラ名だろ・・・」

咲澄「えぇと、ちゃんと篝火さんが犯人じゃないって証言はあるよ。」


証拠提出【秋宵の証言】


秋宵「・・・停電前後はちゃんと篝火が脱衣場にいたぞ。」

小鳥遊「そなたはそこで何をしていたのだ?」

霞桜「もしかして覗きでござるか!?」

秋宵「そんな訳ないだろ。俺はただ"アレ"を見てただけだ。」

皆「「あぁ・・・」」

小鳥遊「どういうことだ?まるで意味が分からんぞ?」

モノクマ「そうだよ!ボクにも教えてよ!!!」


あ、やばい、モノクマが食らいついた・・・
何って言うべきか・・・うーん・・・


霞桜「秋宵殿が二次元に目覚めたのでござる♪」

星野「うわぁ・・・」

雛月「二次オタヒキニート・・・コミュ症があれば完璧ですわね♪」ウフフ

秋宵「待った!!色々勘違いするな!!!」


霞桜・・・ある意味それ誤魔化せてないから・・・
モノクマがそれに騙されるわけ・・・


咲澄「うん!アニメに目覚めたのは私も嬉しいよ♪ね、モノクマ?」

モノクマ「え、そこボクに振る!?え、ま、まぁいいんじゃない?とにかく議論続けるクマー!!!」

星野(モノクマ)「続けるクマー♪」


・・・星野が言うと可愛いって思ったのは内緒だ。

そして咲澄がモノクマにバレないように俺にウィンクしてきた。
そうか、モノクマに感づかれないように話を振ったのか・・・



天風「うーん?」

リエル「どうしました?」

天風「いやー、ちょっと考えてみたっすけど、モノクマさん?犯人は本当に"刺殺"なんっすよね?」

モノクマ「そうだよ、"刺殺"だよ?ボクが嘘つくと思う!?」

春夏秋冬「うん、思う。」

モノクマ「ショボーン・・・」


悪いけど、世界中の人に同じ質問しても満場一致で『嘘つく』っておもうぞ・・・


天風「じゃあどうして"返り血も浴びないで刺し殺せた"っすか?」

咲澄「あっ!」

星野「そ、そういえばそうよね・・・」


本当に"刺殺"なら返り血浴びるよな・・・でもさっき秋宵が言ったように身長と暗視スコープの存在で流星雨が犯人とは思えねぇしな・・・


雛月「では、『犯行後に着替えた』と考えるのはどうでしょう?」

霞桜「着替えた・・・それが出来る人なんて・・・いるでござるか?」

龍園寺(・・・"アイツ"なら、誰よりも後に来たアイツなら着替える時間があったはずだ・・・)



人物を指名しろ!
『タカナシ マイヒメ』


「お前しか・・・いない!!!」


小鳥遊「・・・ほう、妾を疑うのか。」

龍園寺「小鳥遊・・・事件当時何をしてたか言ってくれ・・・」

小鳥遊「断る。」

星野「な、なんで断るのよ!?じゃないとアンタが疑われるのよ!?」

小鳥遊「・・・フン、だが妾は"犯人ではない"ぞ。」


小鳥遊は、そう断言した。
前回は疑われてもいい、処刑されてもいいって感じだったが・・・今日は二人の死体を発見してから余裕がないように見える・・・


星野「もう、これじゃ埒があかないわね・・・」

咲澄「そしたら、とりあえず目撃情報でも話してみる?」

リエル「犯行当時ですか?」

咲澄「そうじゃなくて、"昨日"とか・・・」

秋宵「・・・まぁ話も詰まってるし、いいと思うぞ。」


龍園寺(目撃証言・・・これが結構重要になってくよな・・・)



〜議論開始〜

秋宵「・・・誰か停電中で【犯人の姿を見た】奴はいないのか?」

霞桜「うーん、気配だけはしたでござるよ・・・」

リエル「気配は察知しても姿見てなかったら意味無いと思いますが・・・」

春夏秋冬「昨日【怪しい動きをした奴】を見た人が一人位いるんじゃねぇか?」



【怪しい動きをした奴】<【小鳥遊の証言】

「それに賛成だ!!!」

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.98 )
日時: 2014/08/18 12:55
名前: レイナ (ID: nZxsmZ3d)

龍園寺「小鳥遊は確か昨日の夜"倉庫に行く人影"を見たんだよな!?」

星野「そうなの?」

小鳥遊「あぁ、ソナタには話したのであったな。」



『大したことではないが、妾は昨日の夜倉庫に向かっていく人を見かけたのだ。』
『倉庫にか?誰が行ったんだ?』
『・・・フン。』


あ、分からないってことだな。



小鳥遊「だが、誰とかは分からんぞ?妾もそこまで気にしておらぬからな。」

龍園寺「でも身長くらいは分かるんだよな!?」

小鳥遊「確か・・・妾よりかは高い身長・・・だったな。あやつ(流星雨)よりかは高かったな。」

咲澄「あ、そっか!もしそれが『犯人が暗視スコープを取りに行った時』だったら流星雨クンと小鳥遊さんの疑いは晴れるね!!」

流星雨「・・・」

小鳥遊「フン。」


流星雨はやはり無言、小鳥遊は一瞬でも疑っていた俺達を完全に見下していた。



リエル「待って下さい!!!」


リエルが気になったことがあったのか、大声で皆に聞こえるように叫んだ。


リエル「そしたら・・・誰が犯人だというのですか・・・?」


そうだ・・・流星雨や小鳥遊が犯人ではないと証明するならこのトリックを解いて、真犯人を突き止めなければならない。



秋宵「・・・問題点は二つ。『刺殺について』と『返り血について』だ。」


『刺殺について』これは恐らくサバイバルナイフで指した場所がなぜ首元なのかってことだろう。
『返り血について』これは誰も浴びていないと言うことだろう。



雛月「"刺殺"・・・どうして刺されたのは首元なのでしょうか?」

天風「それは・・・"即死させたかったから"とかっすか?」

雛月「そうだとしても、暗視スコープがあるのですから、心臓に向かって刺せばいいのではありません?」

星野「そ、そうよね・・・」

霞桜「じゃあ分身の術を使って二人を殺した後にドロンしたとかでござるね☆」

春夏秋冬「それ一般人は無理だろ・・・というか自分で自分を追いつめてるじゃねぇか!?」

霞桜「・・・あれま!?」

春夏秋冬「今気付いたのかよ!?」

モノクマ「あ、言っておくの忘れてた!!!霞桜さんはこれから忍術で殺人事件起こすの禁止だからね!!!」

霞桜「まぁ忍術使うとチートになってしまうでござるからね♪」

星野「で・・・でもどうやって二人を殺したの?」



・・・クソッ!!!犯人はどうやって返り血を浴びずに啄木鳥と深淵を殺したんだ!!!全く分からねぇ・・・



咲澄「・・・目の前にあるものだけが証拠じゃないと思うよ。」

龍園寺(え?)

篝火「どういうことだ?」

咲澄「そのままの意味だよ。例えば性格とか、長所とか、"才能"とか・・・」


"才能"・・・それとこの事件に何の関係が・・・


咲澄「うーん、説明しにくいからクエスチョン方式で答えてもらっていい?」

龍園寺「お、おう。」

咲澄「じゃあ第一問。この中で"返り血も浴びずに刺し殺せる方法"はどれでしょうか?」


・蹴る
・叩く
・投げる


龍園寺(『蹴る』は流石にあり得ないな・・・『叩く』ならそのための道具がいるな。じゃあ・・・)


・蹴る
・叩く
・投げる←


龍園寺「まさか・・・投擲(トウテキ)で殺したってことなのか!?」

咲澄「うん、正解。まだ私の推理だけどね。
それじゃあ第二問、といってもラスト問題なんだけどね。
この中で『投げる』と言う方法で二人を殺せるのは誰でしょうか?」


『投げた』・・・サバイバルナイフを・・・
どこで・・・どうやって・・・?


咲澄「龍園寺クン、ここまでいったら、分かるかな?」

龍園寺(『投げる』ってことは遠くから・・・はっ!
そうか・・・犯人が分かったぞ!!)


俺は気付いた・・・"アイツ"なら簡単に刃物を投げてして殺せるじゃないか!!!



龍園寺「あぁ、分かったぜ。今回二人を殺したのは・・・」


俺は、疑わしい人物の名を言って、指さした。




人物ヲ指名セヨ【リエル・K・アーチライト】


龍園寺「リエル、お前じゃないのか?」

リエル「・・・え?」

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.99 )
日時: 2014/08/11 21:29
名前: レイナ (ID: LIwDSqUz)

リエル「ど、どうして僕を疑うのですか!?」

龍園寺「それはリエルの才能的に怪しいと思っただけだ。」

龍園寺(確かリエルの才能は・・・)



・超高校級の応援団長だから
・超高校級のダーツプレイヤーだから←
・超高校級の野球選手だから



龍園寺「超高校級のダーツプレイヤーなら、暗視スコープを使って遠くの人を刺すことができるよな?」

リエル「!?」

秋宵「・・・そうか、テーブルが邪魔で心臓を刺せないから首元を刺したんだな。」

星野「で、でもそんな超人技ができるわけ・・・」 

龍園寺「それが"超高校級のダーツプレイヤー"なら、百発百中どこへでも当てられるんだ。」

天風「そ、それは凄いっすね・・・」

咲澄「リエルクン、どうかな?」

リエル「そんな・・・!僕はどんな理由があっても人殺ししないって決めているんです!!僕を疑うなんて・・・皆さん処刑されてもいいのですか!?」


リエルの目には涙を浮かべていた。それほど俺達に疑われるのが嫌なのであろう。


リエル「酷いです!!日本の方はいい人ばかりだと思っていましたのに!!!皆さん酷すぎますよ!!!」

星野「ね、ねぇ、本当にリエルが犯人なの?」

篝火「そ、そうだよな・・・こんな誰よりも人殺しを嫌っているような奴が二人を殺すとは思えねぇ。」

小鳥遊「フン、甘いな。こういう奴こそ"化けの皮を被っている"可能性があるであろう。今までのクロ二人を思い出すがよい。」



綾波と奏鳴か・・・確かにあの二人は化けの皮を被っていたかもしれない。
でも彼らには"家族"という理由があったんだ。
だけど今回の動機は何だ?全く関係ないじゃないか?



リエル「それに、小鳥遊さんが嘘ついている可能性もあるじゃないですか。」

小鳥遊「フン、確かに証人はおらぬが、妾は嘘つかん。」

リエル「第一小鳥遊さんが本当に見たのであれば、僕ではなく【別の男性の方を見た】可能性があるじゃないですか!!!」


龍園寺「それは違うぞ!!!」


【別の男性を見た】<【小鳥遊の証言】



龍園寺「リエル・・・いつ小鳥遊が"男性を見た"って言ったか?」

リエル「え!?」

小鳥遊「・・・妾は"背の高い人"とは言ったが"背の高い男性"とは言っておらん。」

リエル「そ、そんな・・・」



龍園寺「・・・リエル、これで終わりだ。」


俺はリエルに"終わり"・・・即ち"負け"を告げた。


リエル「・・・"終わり"?















終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり終わり・・・」


星野「り、リエルどうしたの!?」

秋宵「・・・」


な、何だ!?急にリエルが真顔で呟き始めたぞ!?


春夏秋冬「オイオイオイオイ!!!何かやばくねぇか!?」

霞桜「リエル殿が壊れたのでござるー!ようし!ここは『斜め45°ブラウン管チョップの術』でも・・・」



???「その必要はありません霞桜"様"。」

霞桜「・・・"様"?」


彼は今、霞桜を"様付け"で呼んだ・・・
しかも雰囲気、表情、何もかもが普段のリエルと違っていた。



リエル「まさかここまで追い詰められるとは思っていませんでした。流石『希望』の皆様ですね。」

篝火「何だ!?急に紳士っぽくなったぞ!?」

咲澄「・・・」


・・・一瞬、リエルの義眼が赤く光ったような気がした。



リエル「ですが、僕は『希望』も『絶望』も"愛している"んです!!!ですからそんな簡単に負けを認めるわけには行きません!!!」

春夏秋冬「り、リエルっち何やらいつもと雰囲気が違うぞ!?」

リエル「そうですか?これが"本来の僕"何ですよ、春夏秋冬様。」

霞桜「あのー、その様付けってやめてくれないでござるか?」

リエル「いえ、『希望』の方々と『絶望』の方々は僕にとっては尊敬する存在、ですから様付けしないと僕のプライドが許さないんです、霞桜様。」

霞桜「あ、じゃあ拙者だけでもいいから!!拙者だけ様付けは無しでござるよ!!」

リエル「・・・かしこまりました。」


・・・霞桜そんなに様付け嫌いなのか。
それよりコイツ・・・何やら違う人を見ているような感じに襲われる。



リエル「僕は"終わり"と言う言葉と"退屈"って言葉が大っっっっっっっ嫌い何ですよ。"希望"も"絶望"ないものなんて、ツマラナいです。
ですから!!!僕は"絶望"の為に最後まで戦います!!!」

秋宵「・・・お前は"絶望"の為に戦うのか。」


秋宵がリエルにそう言うと、『何当たり前なことを。』といったような顔をしていた。



リエル「僕は『希望』も"愛しています"よ?ですが、僕はただあなた達が『希望』に立ち向かう姿、『絶望』に染まる姿どちらも見てみたいんです!!」

秋宵「"希望"と"絶望"は正反対のものだ。どちらも"愛する"なんてできない。お前は"絶望しか愛していない"。」


秋宵はハッキリとリエルに言った。
そして、一瞬の沈黙。それを破ったのは・・・


リエル「・・・アハッ、


























アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」


リエルの大きな笑い声だった。その笑い声にはいつものリエルの姿はなく、その目はまるで、白と黒を交差させて、渦巻いているようだった。


霞桜「やばい!この人凄く文字数奪ってるでござるよ!?」

リエル「あぁ・・・素晴らしいです。まさか『希望』である秋宵様からそんなありがたい言葉をいただけるとは・・・
これからその『希望』と『絶望』両方を味わえるなんて・・・楽しみすぎてたまりません!!!」ゾクゾク



ダメだ、今のコイツにはもう何も声が届かないようだ。



咲澄「大丈夫、龍園寺クンなら"彼を救ってあげられる"。"元のリエルクン"に戻してあげて。」

龍園寺「咲澄・・・」


俺は咲澄の言っていることが全く分からないが・・・
この戦いは、今すぐ終わらさなければならない。



リエル「さぁ龍園寺様!僕への絶望を、貴方の希望を、"愛"をこの僕に見せて下さい!!!」

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.100 )
日時: 2014/08/11 23:25
名前: レイナ (ID: 74mf9YND)

〜マシンガントークバトル〜

「僕は最後まで諦めません!!!犯人はべつにいるのです!!」

「リエル・・・もう犯行を認めたらどうだ?」

「先程まで流星雨様と小鳥遊様を疑っていましたよね!?でしたらそのお二方が怪しいのではないでしょうか!?」

「いや、今までの証拠を照らし合わせるとリエルしか考えられないんだ。」

「ですが、【僕が犯人だという証拠がありません!!!】」


<【ペイント弾】

「これでチェックメイトだ!!!」




龍園寺「リエル、少し足下見せてくれないか?」

リエル「え?いいですが一体・・・」


俺はリエルの足元を見た。やっぱりな・・・



龍園寺「リエル、どうしてお前の足元がピンク色に染まってるか分かるか?」

リエル「え?・・・あ!いつの間に!?」


どうやら俺に指摘されるまで気がつかなかったようだ。


龍園寺「それは、霞桜が"停電中に動いた奴に向かってペイント弾を投げた"からなんだ。」

リエル「!?」

霞桜「・・・あ、完全に忘れてたでござる。」

春夏秋冬「じゃあ最初から言えよ!?」

霞桜「し、失敗したと思ってたからでござるよ・・・」

リエル「あ、あぁ・・・」

秋宵「・・・これで"終わったな"。」

リエル「あぁ・・・これが江ノ島様が味わった『絶望』・・・」ゾクゾク

龍園寺「・・・事件をまとめるぞ。」



「これが事件の全貌だ!!!」


Act1.今回はクロが自分の才能を駆使して起こした事件だったんだ。

犯人はまず、昨日の夜に倉庫に行って暗視スコープを取りに行ったんだ。
まぁ本人は小鳥遊がその様子を目撃したのに気付いてなかったみたいだけどな。


Act.2次に犯人はランドリーに向かい、今回モノクマが準備した三台ののアイロンを
セットして、電源を入れ、準備を終わらせたんだ。夜時間はブレーカーが落ちるから、熱は冷めるけどな。


Act.3そして今朝7時、ブレーカーが上がり、アイロンは熱を持ち始めるが、電気の使いすぎで停電する事はなかった。何故なら電気の使用量がそれだけでは足りなかったからだ。


Act.4そこで犯人が利用したのが篝火の習慣だ。篝火はいつも朝練をし、ドライヤーを使うことを覚えていた犯人は、ドライヤーの電気で停電するように仕掛けたんだ。


Act.5そんなことも知らない皆、それと偶然来た啄木鳥が食堂に来ていた。そして時が経ち、篝火がドライヤーを使ったせいで停電になったしまったんだ。


Act.6そして停電中、犯人はどこかへ隠していた暗視スコープ、サバイバルナイフを使って啄木鳥と深淵の首元に刺したんだ。犯人は"超高校級のダーツプレイヤー"だからどんな距離でも刺せるだろうな。

だが、犯人には一つ誤算があった。それが霞桜の"超高校級のくの一"という才能だ。霞桜は暗闇で動いている人の動きを察知し、ペイント弾を投げたんだ。それは見事に当たり、犯人の足下にペイントがついてしまったんだ。



そして、この連続殺人事件の犯人はただ一人・・・



龍園寺「これでどうだ!リエル!!!」

リエル「・・・参りました、龍園寺様。」


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