二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜
日時: 2016/09/22 01:07
名前: レイナ (ID: NTjRWWeg)

初めまして!レイナと申します。
この小説はオリキャラのオリジナルストーリーとなっています。

結構原作のネタバレがあります。
苦手な方回れ右でお願いします。

あまり小説書いたことないので誤字や矛盾が生じてしまう場合があります。ご注意を。

それでも見てくださる方々、不定期更新になってしまいますが、よろしくお願いします!


参照500突破です!
こ、こんな駄作を読んでくださってありがとうございます!!まだ本編は始まったばかりですが、これからも頑張っていきます!
龍園寺「これからも宜しくな。」

参照数1000突破です!
マジッすか!?ありがとうございます!これからも全速前進で頑張っていきます!
咲澄「頑張ります!」

参照数1500突破です!
1500・・・いつの間にこんなに・・・
私、今なら飛べるような気がする・・・
星野「仕事放棄しないでよ!?」

参照数2000突破です!
マジで!?ここまでくるとは思わなかった、ってまだChaputer3!?ど、どうなるかなぁ・・・
天風「これからも宜しくっす!」

参照数2500突破です!
ワオ、いつの間になってたぜ・・・ここからが後半戦、チャプター4をお楽しみください!
秋宵「・・・頑張る。」

参照数3000突破です!
もしかしてあの方様の宣伝のおかげ・・・ムムッ、まだchapter4序盤ですがよろしくです!
綾波「お嬢ちゃん達ありがとぉーう!!!・・・まあ野郎もありがとうだぜ!」

参照数3500突破です!
最近ダンロン小説増えてきて楽しみだなぁ(ワクワク)
まぁ、私も皆様が楽しいと思えるような作品目指して頑張ります!
篝火「オレも負けねぇぞ!!!」

参照数4000突破です!
年内中にch5書くと言ってたなあれは嘘だ(真顔)
まぁ来年も頑張るのでよろしくお願いします!
霞桜「Extraってカ行の人が多いでござるね☆(篝火、霞桜、啄木鳥、黒神)」←oh・・・

参照数5500突破です!
なん…だと…!?私が受験勉強して遊んで番外編と2のストーリー考えている内にこんなに…!?皆様ありがとうございます!!
啄木鳥「こ、こんな伏線やストーリーがごちゃごちゃな作品を読んで下さってありがとうございます!!」

参照数7500突破です!
正直ここまで行くとは思わなかった。不定期にもかかわらず読んでいただきありがとうございます!!がんばって着々とはなし進めていこうと思います!
黒神「体調管理には気をつけなさいよ。」



Chapter0プロローグ
>>2-7 >>9-12

番外編>>47


Chapter1ゼツボウプロジェクト
(非)日常編
>>13 >>15-19 >>20-21
>>22-25 >>26 >>27-29

非日常編
>>30-31 >>32-33 >>35

学級裁判
>>36-38 >>39-41 >>42(おしおき、後)

番外編>>48


Chapter2ぜつぼうのなく頃に 悲
(非)日常編
>>46 >>49-50 >>51-52 >>53-55
>>57-58 >>59-60

非日常編
>>61 >>63-64 >>65

学級裁判
>>66-68 >>69 >>71 >>72(オシオキ)
>>75

番外編>>77

Chaputer3"希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望"
(非)日常編
>>78-83 >>84-87 >>88

非日常編
>>89  >>90-91 >>92

学級裁判
>>95-100 >>101 >>102 (オシオキ) >>103-104

番外編 >>111


Chapter4 Code despire

(非)日常編
>>112 >>113-116 >>117-119  >>122-123 >>127

非日常編
>>131-134

学級裁判編
>135

キャラ紹介
咲澄玲奈>>8
龍園寺海斗>>14

チャプター1
被害者>>34
クロ >>43
まとめ>>44
EXTRAモード>>45

チャプター2
大富豪のマジシャンの子>>62
被害者・クロ・Extraモード>>76

チャプター3
被害者二人 >>105
クロ >>109
まとめ・Extraモード>>110

チャプター4
被害者>>130


>>43より
ランスロット様『ダンガンロンパF』東条君、kuzan様『ダンガンロンパThe another』田川君、アルズ様『ダンガンロンパad lib』城ヶ根君をお借りしました!ありがとうございます!!!


コメントありがとうございます!!!
チーク様 >>71
バタフライ様>>74 >>94 >>108 >>129
【名前を入力してください】様 >>108 >>125
如月胡桃様>>121

作品の向上?のためによろしければコメント、感想、質問あればどうぞお気軽によろしくお願いします!
※ここテストに出るから重要←出ません


現状・・・
続き書けます!!!!!!!!!!

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Chapter1ゼツボウプロジェクト ( No.36 )
日時: 2014/04/06 14:35
名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)

<学級裁判 開廷>


モノクマ 「まず、学級裁判の簡単な説明から始めましょう。
学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます。正しいクロを指摘した場合は、クロだけがオシオキ。
ただし、間違った人物をクロとしてしまった場合は、クロ以外の全員がオシオキされ、みんなを欺いたクロだけが、卒業することができます。」



龍園寺「本当に…犯人はこの中にいるんだな?」

モノクマ「はい!ボクは監視カメラでちゃんと見ているので間違いありません!!!」

奏鳴「あの……一つ聞いていいですか?」



奏鳴は黒神の顔写真に×印が付けられたものを指さした。



奏鳴「あれって、一体なんですか?」

モノクマ「あーそれ? 死んだからって仲間はずれにしたら可哀想でしょ? 友情は生死を飛び越えるのです!!」

小鳥遊「フン、どうでもいい。さっさと始めるぞ。」




小鳥遊の言葉を合図にクロを見つけるための裁判が始まった。



深淵「断言する!殺されたのは黒神あすかじゃ!!!」

天風「そんなの見たら分かるっす……」

星野「犯行現場は1階の厨房だったわよね?」

流星雨「きっと黒神さんは食堂に来たところをいきなり襲われて……【抵抗する間もなく】殺されちゃったんだね………」

龍園寺(あれ?流星雨が言ってることは俺の持ってる情報と一致しないぞ?ここは積極的に発言するか!)



龍園寺「それは違うぞ!!!」

【抵抗する間もなく】<【右手首の骨折】



流星雨「い、いきなり大きな声だしてどうしたの!?」

龍園寺「流星雨、違うんだ。黒神はちゃんと抵抗したぞ。」

流星雨「えっ!?どうしてそんなことがわかるのぉ?」

龍園寺「黒神の右手首を見てみろ。おそらく黒神はいきなり襲われた所を右腕でガードしたせいで骨折したんだろう。」

雛月「よく見ますと、右手首だけ青くなっていますわね。」



リエル「そういえばどうして黒神さんは厨房で殺されたのでしょうか?」

霞桜「きっと黒神氏が【厨房に偶然来た】からと思うのでござる!」



龍園寺「それは違うぞ!!!」

【厨房に偶然来た】<【呼び出しメモ】



龍園寺「いや、黒神が偶然厨房に来たとは思えない。」

霞桜「どうしてでござるか?」

龍園寺「この紙を見てくれ。」


『今日21時30分に厨房に来てほしい。大事な話がある。』


霞桜「もしかして、黒神氏が持っていたものでござるか?」

龍園寺「あぁ、ポケットに綺麗に入っていたんだ。きっと黒神はこのメモに書いてある21時30分に殺された可能性が……」




夕嵐「その推理はナンセンスなのさっ!!!」


〜反論ショーダウン 夕嵐〜


夕嵐「犯行の時間が昨日とは限らないのさっ!!!」

龍園寺「ど、どうしてだ?まるで意味がわからんぞ!」

咲澄(私なら……夕嵐君の反論を論破出来るかもしれない!!!)



咲澄「その反論、私がもらい受けます!」



『反論ショーダウン開始!』

夕嵐「そのメモには 21時30分と書かれている みたいだけど」

夕嵐「そのメモは本当に / 黒神がずっと持ってた / ものなのかい?」


咲澄「夕嵐君が言いたいのはこのメモは偽物って言うこと?」


夕嵐「そうなのさ! / だから僕はある可能性を / 出してみるのさ!」

夕嵐「第一発見者の篝火なら / メモを偽造して / 【犯行をすることが可能】なのさっ!」


【犯行をすることが可能】<【死体発見アナウンス】


咲澄「その言葉、斬らせていただきます!」


『BREAK!!!』


咲澄「夕嵐君、さっき私モノクマに説明されたんだけどね、朝最初に鳴ったアナウンスは三人以上の目撃で鳴るみたいなの。」

夕嵐「それがどうしたって言うのさ?」

咲澄「えっとね……その三人の目撃者の中には"クロは含まれない"みたいなの。」

篝火「じ、じゃあオレは犯人じゃないって証明されたってことか!?」

咲澄「うん、だから少なくとも篝火さん、龍園寺君、天風君はクロじゃないってことだよ。」

篝火「よ……よかったぁ……」

春夏秋冬「でも犯人が誰か全く検討もつかねぇぞ?」

秋宵「………とりあえず可能性の高いやつを抽出していった方がいいだろう。」

綾波「チューシュツ?なんだそれ?」

霞桜「綾波殿分からないのでござるか? 液体または固体の中から特定の物質を溶媒に溶かして取り出すことでござるよ。 」

綾波「よ、ヨウバイ?俺中学の時ずっとハワイ行ってたから科学は分からねぇや……」

霞桜「ふっふーん!私よりもバカな人がいたのでござるね!」

リエル「あの、そっちの意味ではなくて、多くの中からある特定のものを抜き出すことの意味だと思うのですが…… 」

天風「二人とも外人に負けてるっすね………」

モノクマ「おーい、話脱線しないで議論を続けてください!」

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.37 )
日時: 2014/04/06 14:21
名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)

綾波「てかさ、犯人は流星雨じゃないのか?」

流星雨「えっ、ど、どうして!?」

綾波「そりゃあ【黒神が証拠残してくれた】からに決まってんだろ?」

龍園寺(綾波はあれの事を言ってるのか……?)


証拠提出
【黒神が証拠残してくれた】>【ダイイングメッセージ】


龍園寺「もしかして、ダイイングメッセージの事を言ってるのか?」

綾波「そう!その……」

春夏秋冬「シャイニングメッセージ?」

綾波「そう、それだ!!!」

星野「違うわよ、ダイナマイトメッセージよ。」

リエル「ば、爆発する伝言!?」

龍園寺「お前らツッコミが追い付かねぇからボケるの止めろ!!」


春夏秋冬がボケに入っているのでツッコミができるのが俺しかいないのはきつい……


綾波「まぁ話に戻るけどよ……そこには『リュウセイウ』って書かれてたんだろ?じゃあ犯人はオメーで決まりだ!!」

流星雨「ち、違う……ボクは【厨房になんか行ってない】よぉ!!!」

咲澄「それに賛成だよ!!!」


【厨房になんか行ってない】>【奏鳴の証言】


咲澄「綾波君、悪いけど流星雨君が犯人の可能性はないと思うよ?」

綾波「咲澄ちゃん、どうしてだ?」

咲澄「ちゃんと証人がいるんだよ、ね?奏鳴さん。」

奏鳴「えっ、私ですか?」

咲澄「うん、昨日は今日の朝まで流星雨君とずっと部屋にいたんだよね?」

奏鳴「はい!昨日は葉沙が夜眠れないとか涙目で私に言ってきたのがちょー可愛くって!!!それで一緒にお泊まりしちゃいましたー!」

龍園寺「ま、まさか一緒に寝てたのか?」

夕嵐「こ、このド腐れ不健全ヤローがぁ!!!」


いつもヘタレな夕嵐くんは今日はご立腹のようでーす


流星雨「あ、あの……その///」

咲澄「と、とりあえず、昨日は二人でずっと部屋にいたみたいだから犯行は不可能なんだよっ?」

深淵「じゃあ『リュウセイウ』って書かれた血文字は結局なんなのじゃ?」

龍園寺(あれ、そう言うのって何て言うんだっけ………)


『閃きアナグラム』

ぎ??こう?く→ぎぞうこうさく

龍園寺「そうか分かったぞ!」



龍園寺「恐らく犯人が流星雨に罪を擦り付けようと偽造工作をしたんじゃないか?」

小鳥遊「なるほど、ま、これ位は分かって当然であろう。」

啄木鳥「み、ミステリー小説では当たり前……です。」


リエル「えっと…次は凶器の話でもしませんか?」

秋宵「………その方がいいだろうな。」

春夏秋冬「モノクマファイルによると……黒神は殴殺って書いてあるみたいだぜ?」

深淵「ということは【工具セットのハンマー】でも使ったかも知れんのぅ……」

龍園寺&咲澄(あ、これは……論破できそうだな(ね))



龍園寺「それは違うぞ!!!」咲澄「それは違うよっ!!!」


『コトダマリンク』

【血のついたバット】+【啄木鳥の検死結果】

=【黒神の頭部の怪我】
黒神の頭部に直径6-7cmほどの現場に落ちてあったバットで殴られた痕がある。


龍園寺「うぉっ!?咲澄も論破できる言霊あったのか!?」

咲澄「う、うん。さっき啄木鳥ちゃんに聞いたことなんだけどね。」

小鳥遊「フン、そこらの愚民どもは馬鹿のように息が合っているな。」

咲澄「うぅ……え、えっとね、啄木鳥ちゃんの検死結果によると直径が6-7cm程度のもので殴られたみたいなの。」

龍園寺「俺の持っている情報は……現場に血のついたバットがあったことだな。」

星野「げ、現場に凶器残しておくなんて………」

霞桜「きっと犯人はドジッ子さんでござるね☆」キラーン


天風「あのーひとつ質問していいっすか?」

雛月「だが断る、ですわ。」

天風「ひ、ひどいっすよぉ〜涙」

雛月「うふふ、冗談ですわ。話してくださる?」

龍園寺(こんな時に冗談言うなよ……)

天風「あのー現場の血って黒神さんの頭部から流れたものっすか?」

秋宵「………どういうことだ?」

天風「俺が思うには【現場の血は黒神さんのと思えない】っすよ。」



龍園寺「それに賛成だ!!!」

【現場の血は黒神さんのと思えない】>【秋宵の検死結果】



龍園寺「俺もあの血は黒神の頭部の怪我から流れたものではないと思うぞ。」

咲澄「えっ、何でかな?」

龍園寺「秋宵、さっきの黒神の検死結果について教えてくれ。」

秋宵「………分かった………黒神は確かに右頭部を殴られて死んだと考えられるが………そこまで出血量はないようだ。」

奏鳴「じゃああの血は一体誰のですか?」

龍園寺「それは恐らく・・・」


・夕嵐の血液←
・犯人の血液
・黒神の血液


龍園寺(あ、間違えた。)

夕嵐「りゅ、龍園寺!?キミは僕にうらみでもあるのか!?」

龍園寺「いや、今のは選択肢を間違えt」

綾波「そしたら夕嵐が犯人でよくね?」

星野「さんせーい!!!」

夕嵐「ち、ちょっとぉ!?僕は無実なのさ!!!」

リエル「どうして……殺したんですか?」

夕嵐「僕は全く殺ってないのさ!!!第一どうしてそうなったのさ!!!」

モノクマ「はい!タイムアップです!」

夕嵐「・・・はぁ!?タイムアップ!?」

雛月「どういうことですか!?」

モノクマ「オマエラ、そろそろネタ切れなんじゃない?
それじゃお手元のボタンを押してください!果たして、クロとなるのは誰か?それは正解なのか!?」

夕嵐「ま、待ってくれぇぇぇ!!!」




龍園寺(うん、この選択肢はダメだな。)

咲澄「龍園寺君どうしたの?」

龍園寺「あ、悪い。……この血は恐らく……」

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.38 )
日時: 2014/04/06 14:19
名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)

・黒神の血液
・犯人の血液←


龍園寺「恐らく犯人の血だな。」

咲澄「ということは…黒神さんが犯人を傷つけたってことだね」




星野「その推理、ちょーーっと待った!!」


〜反論ショーダウン 星野〜


星野「犯人が傷ついた?そんなのじゃ納得できないわ!!!」

咲澄「わ、私は納得したんだけどね…」

龍園寺しょうがねぇ……その反論、俺がもらい受ける!!」



『反論ショーダウン開始!』

星野「確かに / 頭部の怪我だけだったら / 納得できるわ。」

星野「でも黒神ちゃんが / どこが怪我をして血を流した / 可能性があるわ!」


龍園寺「いや、黒神はどこも怪我していない。それは秋宵の検死結果で証明されてるんだ。」


星野「じゃあ / 犯人は何で傷つけられたのか / アンタはわかんの!?」

星野「黒神ちゃんが【抵抗できるような物はない】わよ!」



【抵抗できるような物はない】>【厨房の包丁】


龍園寺「その言葉、斬らせてもらうぞ!!!」


『BREAK!』



龍園寺「確かに星野の言い分はよくわかる。だが厨房の包丁をよく見てくれ。」

星野「……あ、この包丁洗ってあるようだけど少しだけ血が付着してるわね。」

龍園寺「多分犯人が洗ったんだと思うぞ。」

星野「でも、何のために?」

龍園寺「そ、それは・・・」




咲澄「……自分が包丁で刺されて大怪我したって事実を隠すためじゃないかな?」

龍園寺「・・・えっ?」

咲澄「だってこれが犯人の血だったら自分は大怪我したって分かっちゃうもんね。」

龍園寺「そ、そうか……」

咲澄「今回の事件の犯人は大ケガをしている人だと思うの。
……龍園寺君、ここまで言ったら分かるかな?」

龍園寺(大怪我って確か……)


『「オレはランニング中にこけちまって足擦りむいた…」

「僕はダーツの手入れをしているときにグサッと怪我してしまいました……」

「俺はスケボーやってたら転けちまった。気にすんな気にすんな。」

「そ、そうか・・・」 』


龍園寺「・・・あぁ、分かったぜ。その条件にピッタリな奴は・・・」


人物を指名しろ!
『アヤナミ ソウル』


龍園寺「お前だろ?綾波」

綾波「……はぁ?何で俺なんだよ?」

龍園寺「だってお前……右腕包帯巻いてるだろ?それって包丁で刺されたからじゃないのか?」

綾波「こ、これは昨日スケボーして痛めたからに決まってるだろ!?」

龍園寺「じゃあ秋宵か啄木鳥にその傷痕見せてくれ。そしたらお前の無罪が確定するんだ。」

綾波「はぁ!?何でオメーらに怪我した痕見せねーといけねーんだよ!?別に犯人でもないからいいじゃねぇか!?」

咲澄「・・・綾波君、怪しいのはもうひとつあるんだよ?
さっきどうしてダイイングメッセージに『リュウセイウ』って書かれてたこと知ってるの?」

綾波「!?」

秋宵「………厨房に入ったのは俺、啄木鳥、龍園寺、咲澄、霞桜、篝火だけだ。
……誰かダイイングメッセージについて綾波に話した奴いるか?」

霞桜「拙者は話してないのでござるよ?」

篝火「お、オレは話してねぇぞ?第一、そんなのがあったなんて知らなかったぞ?」

綾波「うぐっ……」

秋宵「 ……これで決まったな。」

綾波「これで…決まり…?ふ、ふ、ふ、ふざけんな……!
俺は…俺は……!犯人なんかじゃねぇーっつーのぉ!!
バーカバーカ!!!」

秋宵「そこまで否定するなら…
龍園寺……もう一度、事件を振り返って綾波君の犯行をすべて明らかにしよう…
それで終わりにするぞ……」

綾波「だ・か・ら!
何が終わりだってんだよっ!!」

龍園寺「……綾波、お前がなんて言おうと全ての謎はもう解けてるんだ……」



「これが事件の全貌なんだ!!!」



『クライマックス推理』

じゃあ、最初から事件を振り返るぞ…

ACT1.
昨日の夜、黒神は何の疑いもなく厨房に行ったんだ。
おそらく、犯人は黒神を殺すつもりで、厨房にに呼んだんだろう。
そして犯人はあらかじめ用意していた室内グラウンドのバットで、黒神に襲いかかったんだ…

ACT2.
…でも、黒神は右手でその攻撃を受けたんだ。そのせいで骨折したんだろう…そして黒神は厨房にあった包丁で反撃してきたんだ。

ACT3.
黒神は犯人に包丁を刺すことはできたが、おそらく、その時にバットで殴られたんだろう…だから犯人の血が現場にあったんだ。

ACT4.
犯人はまず最初に黒神の指で『リュウセイウ』と書いたんだ。流星雨に罪を擦り付けるためにな。
そのあと、自分が怪我をして血だまりができたという事実を隠すために現場の包丁を洗って戻したんだ。

そうだよな?綾波奏流!


complete!

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.39 )
日時: 2014/04/05 20:11
名前: レイナ (ID: VhEnEiwQ)

咲澄「どうかな綾波君、何か反論はある?」

綾波「反論が……あるかって………?

あるよ!あるある!あるに決まってんだろぉぉがぁぁっ!!!

つーか、今のって全部推論だろ?この怪我は夕方グラウンドに行って怪我しただけだっつーのっ!!

証拠がなけりゃ、ただのデッチ上げだ!そんなの認めねーぞ!!
ぜってーに認めねーぞ!!このバーカ!!!バカバカ!!
バーカバカバカバカバカーーーッ!!」


龍園寺「くそっ…綾波の怪我が夜できたことだけでも証明できれば……っ!!」

咲澄(綾波君が犯人だと示す決定的な証拠…そっか、あの人の証言なら…!!)





『マシンガントークアクション!』


綾波「俺が犯人だぁ!?勝手に決めつけてんじゃねぇよっ!!!」

咲澄「綾波君、貴方が犯人だと色々つじつまが合うの!!!」

綾波「はぁ!?そんなんだけで犯人は俺だって決めつけてんのかっ!?」

咲澄「そうじゃないの!綾波君の怪我って本当に夕方にできたのかな?」

綾波「そうだよそうなんだよっ!!!【俺がいつ怪我したか分かる】奴なんかいねぇだろ!!!バーカバカバカバカバカーーーッ!!」



【俺がいつ怪我したか分かる】>【啄木鳥の証言】


咲澄「これでチェックメイトだよっ!!!」




綾波「バカバカバカバカバカバカバカバカ!!!」

咲澄「そうだ……啄木鳥ちゃん!さっき教えてくれた目撃情報教えて!」

啄木鳥「えっ!?わわわわ私ですかぁ!?」

咲澄「啄木鳥ちゃん、手がかりはもう貴女の証言しかいないの!お願い!!!」

啄木鳥「ちちちちょっと待ってくださぁい!!!」

綾波「バカバカバカバカバカバカバカバカーー!!!」


綾波の罵倒が聞こえながらも啄木鳥は眼鏡を掛け直した。


啄木鳥「・・・綾波の目撃情報だけでいい?
綾波は21時4分2秒にランドリーで目撃したよ。」

咲澄「その時綾波君は右腕怪我してたかな?」

綾波「バカバカバカバカバカバカバカバカーー!!!」

啄木鳥「ううん、怪我してなかったよ。ちなみに朝7時21分59に部屋を出ていくところ見たけど、その時点で怪我してたみたいだよ。」

篝火「ちなみに朝オレはグラウンドで朝練してたが綾波はいなかったぞ!」

綾波「バカバカバカ……あぁ?」

咲澄「これでも夕方に怪我したって言えるかな?」

綾波「バカバカ…… バ…カ………バァ……………




パカッ?」



綾波の罵倒が、止まった。


小鳥遊「どうやら反論ができないようだな…」

雛月「これで終わり……のようですわね。」

綾波「・・・」

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.40 )
日時: 2014/04/06 14:15
名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)

モノクマ「うぷぷ、議論の結果が出たみたいだね!
では、投票タイムと行きましょう!オマエラ、お手元のスイッチで『クロと思う人物』に投票してください!
あっ、言っておくけど、必ず誰かに投票してくださいね。こんなつまらないことで罰を受けたくないでしょ?」

皆「・・・・・」

モノクマ「では、張り切ってまいりましょー!! 投票の結果クロとなるのは誰か!! 果たして、その答えは正解なのか不正解なのか!!」



『VOTE』

【アヤナミ】 【アヤナミ】 【アヤナミ】



モノクマ「ヤッホー!大・正・解!!黒神サンを殺したのは綾波奏流クンでした!!」

綾波「・・・」

龍園寺「どうして……どうして黒神を殺したんだ……」

綾波「………そんなのとっくに分かってんだろ?」

秋宵「………動機のことか。」


動機………俺でさえ恐ろしいと思った内容だった。家族が…家が……全て壊されて消えていた。綾波の動機とは一体……?


綾波「……俺の両親が映ってた。だけど俺が気になってたのは別の人だ。」

咲澄「別の人?」



綾波「………俺の、妹だよ。」

龍園寺「妹………?」

綾波「あぁ、俺にはさ、妹が一人いるんだ。俺がプロのサーファーになったきっかけが妹だったんだ………」


綾波は"超高校級のサーファー"になった経歴を教えてくれた。

モノクマ「おっと!ここからはちょっと長くなるから興味ない人はスキップしてね!」












<綾波side>

俺の家系はお袋、親父、俺、そして4歳離れてる妹がいたんだ。普通の家だったさ。


……妹の名前は沙羅。昔は元気なヤツだった。
だけど俺でさえよくわかんねぇ病気になっちゃってさ、ずっと家のベットの上で寝たきりの生活を強制させられて……
今までの笑顔が嘘のようになくなっていたんだ。


『俺は……沙羅を助けたい。病気を治していつもの笑顔を見せてほしい。』

小学生の時から俺はそう思っていた。






「はぁ!?ハワイ旅行ぉ!?」


ある日、俺が小学6年生になるときにお袋が商店街でハワイ旅行のクジを当てた。本当だったら嬉しいことだが、当然沙羅は連れていけない。


「そうなのよぉ、たまたま当たっちゃってね〜3泊5日当たったの〜」

「母さんすごいじゃないか!」

「ちょっと待て!沙羅はどうするんだ!?沙羅は外に出れないだろ!?」


親は妹の事をなにも考えていない……
俺はハワイに行くのを拒んだ。だけど沙羅は作り笑いでこう言ってきたんだ。



「私のことは心配しなくていいよ。私がいたらお兄ちゃんが不幸になっちゃうよ。」




その言葉に、俺は傷ついた。どうして沙羅だけがこんな目にあわなくちゃなんねぇんだよっ!?俺の怒りは爆発寸前だった。







結局俺達は妹を親戚に預けてハワイに行った。俺は妹が心配で全く楽しみじゃなかった。


……俺の人生が変わったのは旅行最終日のこと。

その時サーフィンの大会が行われていたんだ。俺はある女性のサーフィンをしている姿を見た。




ーあの波に乗ってる時の笑顔、



ーボードの上に乗って、波の上を走っているような感じ………




俺は完全にサーフィンに一目惚れしていた。


大会が終わったあと、その女性が俺に近づいてきてさ、『サーフィンやらないか?』って言ってきたんだ。当然俺はやるって言った。

俺がサーフィンやってるところを見たときその女性は驚いてたぜ。そしてその人はこういったんだ。


『キミ、サーフィンの才能あるね!!よかったらプロ目指してみないかい!?』


その言葉は、俺も驚いた。その人曰く、俺には才能があるらしく、光る原石のようだって言ってたぜ。


しかも大会の優勝賞金は結構高いらしい。
それさえあれば沙羅の病気を治せる。そう思った俺はプロのサーファーを目指す事にした。






問題が起きたのは帰ってきた後。親戚の人が沙羅の容態が急変して病院に連れていったと教えてくれた。


病院について病室に入ったときにさ、沙羅は酸素マスクつけていたんだ。


「グズッ…沙羅……一人にしてごめんよ……」


俺はその時、一人でハワイに移住することを決めた。
そしてプロのサーファーを目指して一ヶ月、俺は優勝した。

俺は優勝賞金を全て両親に沙羅の治療費として渡した。





今となっては酸素マスク無しで喋れるようになった。だけど病気は全く治らない。だから俺は希望ヶ峰学園に入ってもっと活躍しよう。そうすれば沙羅の治療費が払える。そう思って俺は"超高校級のサーファー"として入学したんだ。








<龍園寺side>

龍園寺「そんなことがあったのか……」

綾波「あぁ、人殺しは悪いことだって分かってる。だけどあの映像に沙羅は映っていなかった……病院にずっといたからな……」

龍園寺「綾波………」



小鳥遊「フン、たかがそんな事の為だけに殺したのか。無様だな。」


小鳥遊は綾波を嘲笑うカのように言い放った。


星野「ちょっとアンタ!なに言ってんのよ!?」

リエル「そうですよ!綾波さんは妹思いなんです!こんな立派なお兄さんの姿を"無様"って言うんですか!?」

小鳥遊「フン、どんな理由があったにしろ人殺しは人殺しだ。そうであろう?」

奏鳴「そ、それはそうですけど……でもッ!!」

小鳥遊「なら、そなたは理由があれば人を殺していいとでも言うのか?」

奏鳴「そ……それは………」

小鳥遊「そういうことだ。所詮平民や愚民共は無様だということだ。」


小鳥遊の鋭く、冷たい目が皆に刺さる。
ここまで言うなんてひどいだろ…………







モノクマ「ねぇねぇ、悪いんだけどさ、皆もそろそろ待ちくたびれたと思うしさ!オシオキしちゃって、いいかなー!?」

綾波「お、オシオキ……それって……"処刑"!?」

モノクマ「では、"超高校級のサーファー"である綾波奏流クンにスペシャルな、オシオキを用意しました!」

綾波「ま、待ってくれ!!!妹は!?沙羅はどうなったんだ!!?」

モノクマ「それでは!張り切っていきましょう!オシオキターイム!!!」


綾波「い、嫌だ………

嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!」


モノクマがボタンを押すと、綾波の首に鎖が掴まれ、
奥の扉に連れていかれた。


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