二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜
- 日時: 2016/09/22 01:07
- 名前: レイナ (ID: NTjRWWeg)
初めまして!レイナと申します。
この小説はオリキャラのオリジナルストーリーとなっています。
結構原作のネタバレがあります。
苦手な方回れ右でお願いします。
あまり小説書いたことないので誤字や矛盾が生じてしまう場合があります。ご注意を。
それでも見てくださる方々、不定期更新になってしまいますが、よろしくお願いします!
参照500突破です!
こ、こんな駄作を読んでくださってありがとうございます!!まだ本編は始まったばかりですが、これからも頑張っていきます!
龍園寺「これからも宜しくな。」
参照数1000突破です!
マジッすか!?ありがとうございます!これからも全速前進で頑張っていきます!
咲澄「頑張ります!」
参照数1500突破です!
1500・・・いつの間にこんなに・・・
私、今なら飛べるような気がする・・・
星野「仕事放棄しないでよ!?」
参照数2000突破です!
マジで!?ここまでくるとは思わなかった、ってまだChaputer3!?ど、どうなるかなぁ・・・
天風「これからも宜しくっす!」
参照数2500突破です!
ワオ、いつの間になってたぜ・・・ここからが後半戦、チャプター4をお楽しみください!
秋宵「・・・頑張る。」
参照数3000突破です!
もしかしてあの方様の宣伝のおかげ・・・ムムッ、まだchapter4序盤ですがよろしくです!
綾波「お嬢ちゃん達ありがとぉーう!!!・・・まあ野郎もありがとうだぜ!」
参照数3500突破です!
最近ダンロン小説増えてきて楽しみだなぁ(ワクワク)
まぁ、私も皆様が楽しいと思えるような作品目指して頑張ります!
篝火「オレも負けねぇぞ!!!」
参照数4000突破です!
年内中にch5書くと言ってたなあれは嘘だ(真顔)
まぁ来年も頑張るのでよろしくお願いします!
霞桜「Extraってカ行の人が多いでござるね☆(篝火、霞桜、啄木鳥、黒神)」←oh・・・
参照数5500突破です!
なん…だと…!?私が受験勉強して遊んで番外編と2のストーリー考えている内にこんなに…!?皆様ありがとうございます!!
啄木鳥「こ、こんな伏線やストーリーがごちゃごちゃな作品を読んで下さってありがとうございます!!」
参照数7500突破です!
正直ここまで行くとは思わなかった。不定期にもかかわらず読んでいただきありがとうございます!!がんばって着々とはなし進めていこうと思います!
黒神「体調管理には気をつけなさいよ。」
Chapter0プロローグ
>>2-7 >>9-12
番外編>>47
Chapter1ゼツボウプロジェクト
(非)日常編
>>13 >>15-19 >>20-21
>>22-25 >>26 >>27-29
非日常編
>>30-31 >>32-33 >>35
学級裁判
>>36-38 >>39-41 >>42(おしおき、後)
番外編>>48
Chapter2ぜつぼうのなく頃に 悲
(非)日常編
>>46 >>49-50 >>51-52 >>53-55
>>57-58 >>59-60
非日常編
>>61 >>63-64 >>65
学級裁判
>>66-68 >>69 >>71 >>72(オシオキ)
>>75
番外編>>77
Chaputer3"希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望"
(非)日常編
>>78-83 >>84-87 >>88
非日常編
>>89 >>90-91 >>92
学級裁判
>>95-100 >>101 >>102 (オシオキ) >>103-104
番外編 >>111
Chapter4 Code despire
(非)日常編
>>112 >>113-116 >>117-119 >>122-123 >>127
非日常編
>>131-134
学級裁判編
>135
キャラ紹介
咲澄玲奈>>8
龍園寺海斗>>14
チャプター1
被害者>>34
クロ >>43
まとめ>>44
EXTRAモード>>45
チャプター2
大富豪のマジシャンの子>>62
被害者・クロ・Extraモード>>76
チャプター3
被害者二人 >>105
クロ >>109
まとめ・Extraモード>>110
チャプター4
被害者>>130
>>43より
ランスロット様『ダンガンロンパF』東条君、kuzan様『ダンガンロンパThe another』田川君、アルズ様『ダンガンロンパad lib』城ヶ根君をお借りしました!ありがとうございます!!!
コメントありがとうございます!!!
チーク様 >>71
バタフライ様>>74 >>94 >>108 >>129
【名前を入力してください】様 >>108 >>125
如月胡桃様>>121
作品の向上?のためによろしければコメント、感想、質問あればどうぞお気軽によろしくお願いします!
※ここテストに出るから重要←出ません
現状・・・
続き書けます!!!!!!!!!!
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- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.131 )
- 日時: 2015/05/16 09:09
- 名前: レイナ (ID: y1N6F4if)
「た、小鳥遊・・・」
「う、嘘でござるよね!?」
「・・・もう、死んでる。」
「そ、そんなっ!!!」
クソッ!やはり昨日の動機のせいかっ!!
また俺たちの中の誰かが殺したのかっ!!!
突然、ガチャリと扉の開く音がした。振り向いてみると、流星雨がそこにいた。
流星雨は倒れている小鳥遊を見つけて顔を青ざめていた。
「・・・小鳥遊、さん?」
「り、流星雨・・・」
『ピンポンパンポーンー・・・。死体が発見されました!一定時間の捜査の後、学級裁判を開きます!』
流星雨の死体発見と共に、モノクマのアナウンスが学園中に響いた・・・。
──暫くして、アナウンスを聞いた皆が全員娯楽室に集まった。
そして、驚きを隠せずにいる者もいれば、冷静に状況を判断している者もいた。
「な、何で小鳥遊さんが殺されたんっスか!?」
「やっぱアレだろ?"動機"じゃねーのか?」
"動機"・・・恐らくそうだろうな。犯人が殺人を犯してまでも叶えたいことがあったのだろうか?
「ウププ、まさか小鳥遊さんが殺されちゃうとはね!!!」
そう考えてる間に、場の空気に似合わず笑っているモノクマが現れた。
「今回も持って来ちゃいました『ザ・モノクマファイル4』!!じゃ、頑張ってね〜」
「・・・とにかく、捜査するしかないわね。」
また始まるのか、"学級裁判"が・・・。とにかく、今は落ち込んではいられない、生き残るために、捜査するしかない・・・!
〜捜査開始〜
〈龍園寺side〉
<娯楽室>
小鳥遊 舞姫の状態
・娯楽室のイスに倒れている
・テーブルにティーポットと紅茶の入ったコップ、砂糖入りの瓶があった。
・不自然にロッカーが開いている
(何でロッカーが開いているのか気になるが、まずはモノクマファイルの確認だ・・・)
【モノクマファイル4】
『被害者は超高校級のお嬢様 小鳥遊 舞姫。
死体が発見されたのは、娯楽室のイス付近。
死亡時刻は今日午後13時頃。
死因は毒殺で、毒物を摂取している。 』
(毒殺か・・・。この時点では自殺の可能性があるよな。けど今回の動機的に可能性は低いよな・・・。)
「あ、流星雨、霞桜、ちょっと聞いていいか?」
「えっと、何かなぁ?」
「何でござるか?」
俺は気になったことがあったので、二人に話を聞くことにした。
「まずは流星雨・・・、俺達って一応アリバイがあるってことでいいのか?」
「そ、そうだね!ぼ、ボク達朝からずっと昼食のメニューとか色々話してたからね!」
「まぁ、ずっと食堂にいたしな。」
これで俺達のアリバイがあるって事が証明されたな。
【龍園寺・流星雨のアリバイ】
朝から事件発生直前までずっと食堂にいた。
「じゃあ次は霞桜、死体を発見したのはいつだ?」
「龍園寺殿と流星雨殿を呼びに行った時間でござるよ!」
「・・・じゃあどうして食堂に来たんだ?」
「誰かを呼ぼうと思って人がいそうな食堂に行ったのでござるよ。」
「なるほどな・・・じゃあ霞桜が第一発見者でいいのか?」
「そうなるでござるね!」
「その後少し遅れてボクが来たんだよねぇ。」
そうか、犯人は死体発見アナウンスの対象者にならないしな。
【死体発見アナウンス】
霞桜が第一発見者、その後龍園寺と少し遅れて流星雨が死体発見をした。
流星雨と霞桜が捜査に戻った後、俺は天風がティーセットの前で腕を組んでるのを見つけた。何か考えているようだ。
「うーん・・・」
「天風、なんか見つけたのか?」
「見つけたのは見つけたんっスけど・・・"おかしいところ"があるんッスよ・・・。」
「"おかしいところ"?」
「とりあえずこれ見てほしいッス。」
天風がティーポットのふたを開けると、中に粒状のものが入っていた。この粒状のものが毒薬と考えていいだろうな。
【毒入り紅茶】
ティーポットの中に粒状のものが混入。恐らくこれが紅茶の中に溶けてたと思われる。
「・・・これの何処がおかしいんだ?」
「よく考えてほしいッス。紅茶に毒物が溶け込んでたとしたら、飲んだら絶対死ぬッスよね?」
「あぁ、そうだな。」
「・・・このティーカップ、"両方口に付けてる"ッスよ。」
両方!?じゃあ犯人も紅茶を飲んでるって事は"犯人も毒薬を飲んでる"って事になるよな・・・
あれ、それっておかしくないか?
と、とりあえず、頭に入れておこう。
次に俺は小鳥遊の検死をしている秋宵の話を聞くことにした。
「秋宵、何か分かったか?」
「・・・これ。」
「これって、パレットナイフか?これ確か美術室の道具だよな?」
「・・・小鳥遊が隠し持ってた。」
「小鳥遊が?これで人を刺すこと出来るのか?」
「・・・このパレットナイフは普通のと違って鋭利。」
小鳥遊が鋭利なパレットナイフを隠し持っていたという事はもしかして・・・
【パレットナイフ】
普通より鋭利なもの。小鳥遊が隠し持っていた。
「・・・後は、口元が内出血してるから必ず毒殺だろう。」
「なるほどな・・・って、毒殺以外に何があるんだ?」
「・・・物質を調合して薬殺?」
「それ出来るのは秋宵位しかいねぇぞ・・・。」
まぁ自分で自分の首を絞めるような奴でもないし、AIの事もあるし、秋宵が犯人って線はないだろうな。
「・・・シエン酸カリウム・・・青酸カリの臭い。」
「青酸カリ?」
軽く臭いをかいでみると、アーモンドの臭いがした。
「・・・青酸カリを飲んだ死体からはアーモンドの臭いがする。」
「なるほどな・・・」
【秋宵の検視結果】
小鳥遊の口元が内出血していた。そして、アーモンドの臭いから青酸カリを摂取したと思われる。
「青酸カリ・・・って言ったらやっぱ化学室か?」
「・・・入れないようにした。」
「え、いつの間に?」
「・・・探索の後、化学室に入るとセンサーがなるように装置作った。」
「・・・秋宵、将来いい就職先見つかると思うぞ。」
「まだ働きたくない(真顔)」
即答かよ・・・。
「・・・とにかく、センサーが反応してないってことは、誰も化学室に入ってないと思う。」
「なるほどな・・・」
【化学室の入室】
探索後、探知機的なのを設置したがセンサー反応せず。誰も来てないと思われる。
「あれ、じゃあ犯人はどこから毒薬を取り出したんだ?」
「・・・壊れてる可能性もあるから後で行ってみる。」
「おう、頼んだ。」
俺は娯楽室を出て別の場所を捜査することにした。
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.132 )
- 日時: 2015/01/22 22:34
- 名前: レイナ (ID: AxfLwmKD)
俺はその後暫く捜査するが、何も見つからない。
殆どの場所を調べ尽くした。他に調べられる場所は・・・
「・・・小鳥遊の部屋。」
そうだ、被害者の小鳥遊の部屋なら何か・・・
俺は急いで小鳥遊の部屋に向かった。
が、
「開いてる訳ないか・・・」
予想通り、鍵は開いていなかった。
本当なら今すぐ小鳥遊が鍵持ってるか調べたいが時間的にも(俺の体力的にも)往復する余裕がない。
・・・しかたない。
「おーい!モノクマー!」
「なにー?」
はやっ!?俺がモノクマ呼んではすぐに出てきたぞ!?
というか何処から出てきた?どこでもドア的なの使ってるのか?
まぁそれは置いといて・・・
「モノクマ、このドア開けること出来るか?」
「何?小鳥遊さんの私生活でも気になっちゃったのー?」
「ち、違ぇよ!!俺はただ今回の事件の証拠となるものを探してだな・・」
「それは建前で、実は小鳥遊さんのしたg」
「は や く 開 け ろ」
「もー、龍園寺クン激おこだねぇー」
誰のせいだよっ!!
俺はクラスメイトの部屋入ってそんなことするような性格じゃねぇ!!
そんなことする奴がいたら、そげぶするからな。そげぶ。
女子?殴るわけねぇだろ。
「まぁまぁ、待ってねー・・・・ば、バルス!!」
すると小鳥遊の部屋からカチッと音がした。
ってかバルスって何だよ。
まぁいい。俺は小鳥遊の部屋に入った。
〜小鳥遊自室〜
・・・流石お嬢様、俺みたいな市民が普段見かけないものが置いてある。証拠となるものを探したが、何も見つからなかった。
(小鳥遊がナイフ持ってたのは偶然なのか・・・?)
そう考えつつテーブルの方に目を向けると、一枚のDVDが置いてあった。
そこには『小鳥遊舞姫』と名前が書かれていた。
「これは、最初の動機の・・・」
そう、このDVDは綾波が黒神を殺す原因になったあのDVDだ。
・・・何でテーブルの上にふたを開けたまま置いてあるんだ?
もしや、これを最近見直した、のか?
「小鳥遊には悪いが、中見させてもらうぞ。」
俺はDVDを持って急いで視聴覚室に行くことにした。
〜視聴覚室〜
本当はこのDVD見たくないが・・・俺はDVDをセットして、再生させた。
すると・・・
『小鳥遊お嬢ー!!見てるでありますかー!?』
そこに映っていたのは、小鳥遊の使用人らしき人達と、金髪の女の子だ。
恐らく・・・小鳥遊が言ってた黄瀬 遥とはこの子のことだろう。
『お嬢様、ご入学おめでとうございます。きっと父上様も母上様も喜んでおられると思いますわ。』
『私、久地先先輩や佐藤先輩よりも凄いマジシャンになって、お嬢に追いつくでありますからねー!!だから待っててでありますよー!!』
『フフッ、黄瀬様は本当にお嬢様がお好きなのですね。』
『はい!大好きであります!!』
使用人の人も金髪の少女も、皆笑っていて、ほほえましい光景だ。
だが、これが動機だとしたらこの後・・・
──嫌な予感は的中した。
一瞬ノイズが走った後、そこにいたはずの少女は消え、使用人達はその場で倒れていた。
『希望ヶ峰学園に入学した小鳥遊さん…いつも支ててくれた使用人と、いつも一緒にいた少女。
どうやら…その皆さん身に何かあったようですね?
では、ここで問題です!
使用人と少女の身に何があったのでしょうかっ!?
正解は、卒業した後で!!』
「・・・やっぱりか。」
「そ!これはコロシアい学園生活始まっての記念すべき最初の動機のDVDだよ!!」
この声は、やっぱモノクマか。
「小鳥遊とこの少女は一体どんな関係なんだ?」
「んー、結構話長くなるけどいい?」
「あぁ。」
「じゃあ小鳥遊さんの過去話に興味ない人は飛ばしてねー!」
───とある城に、一人の女の子が住んでいました。
名前は小鳥遊舞姫。父親と母親と雇った使用人達と裕福に暮らしていました。
小鳥遊さんはとても笑う子で、幸せそうにしていました。
ある日のこと。
仕事の関係で両親は海外出張に出掛けました。
しかし、いつまでも帰ってきませんでした。
使用人の誰に聞いても答えてくれません。聞くといつも悲しそうな顔をしていました。
・・・数年後、城に帰って来たのはご両親の遺体と、一生不自由なく暮らせるような莫大な保険金でした。
物心がついた小鳥遊さんは理解しました。
(お父様もお母様も帰ってこない。小鳥遊家を支えられるのは自分しかいない・・・)と。
それから、小鳥遊さんは小鳥遊家の跡を継ぐものとして、立派に成長していきました。
小鳥遊さんの中にいつも存在するものは"孤独"と"責任感"でした・・・
「その小鳥遊家を継ぐって責任感が今の性格に繋がったんだよね〜。」
「じゃあ、あの少女との関係は?」
「小鳥遊さんは、あの子を拾ったんだよね〜。」
「"拾った"?」
「そ!龍園寺クンはあの子を知ってる?」
知ってるも何も小鳥遊から名前を・・・あ、希望ヶ峰学園80期生"超高校級のマジシャン"候補の黄瀬 遥だ。思い出した。
「黄瀬さんには親がいなかったらしいね〜。」
「親がいない?」
「悪いけどボクはそこら辺は管轄外だからね〜。それで小鳥遊さんは同情しちゃったのかもね。『愚民の中にも妾と同じ境遇の子がいる』って。それで引き取ったんだよ。」
そうか、小鳥遊は一人でいることが本当は寂しかったんだな・・・。
本当は、啄木鳥と一緒に入れたのが嬉しかったんだろうな…。
「もしかして、啄木鳥が殺されて・・・」
「黄瀬さんのこと思い出したのかもねー。『自分のパートナーの啄木鳥さんが死んで、もしかしたら黄瀬さんも今頃・・・』って思ったんじゃない?」
「それって、綾波と同じ状態・・・」
「おっと、お喋りしすぎちゃったよ。」
これで分かった。小鳥遊は・・・先程画面に映っていた少女に早く会いに行きたかったのだ。
コトダマを更新しました。
【パレットナイフ】
小鳥遊が隠し持っていたもの。誰かを殺すために隠されていたと推測できる。
「じゃ、学級裁判がんばってね〜」
そう言って、モノクマがどこかに消えた。
キーンコーンカーンコーン・・・
『オマエラ、そろそろお時間ですよー。今回もオマエラがどんな推理するかワクワクするねぇ!!それじゃあ中央エリアの赤い扉の中でお集まりください!』
「・・・時間か。」
俺は急いで赤い扉に向かうことにした。
やるべきことはやった。咲澄、後は頼んだ・・・
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.133 )
- 日時: 2015/02/09 20:39
- 名前: レイナ (ID: y98v9vkI)
〜咲澄side〜
「さて、私も頑張らないとね。」
私はモノクマファイルを見て、これからの行動を考える。
今回は毒殺か・・・
考えないといけないことは・・・
毒物の入手先と、目撃証言にアリバイ・・・あ、念の為解毒薬も調べた方がいいかな。犯人が飲んでるって可能性もあるしね。
・・・よし、まずは保健室に行こうかな。
私は先に保健室に行くことにした。
〈一階 保健室〉
「おーい!咲澄ー!」
「あ、篝火さん!」
保健室に行くと、先に篝火さんがいた。
「篝火さんも解毒薬調べに?」
「おう!『目には目を、毒には毒を』って感じでオレも毒飲んだら犯人浮かび上がったりするかもしれないってな!その後解毒薬をパーッとな!!」
「それ危ないよ!?」
「大丈夫だって!冗談だしな!!!」
「ほ、本気のテンションで言われても困るよ・・・」
か、篝火さん発想が恐ろしいよ・・・。
「まぁ、モノクマに話を聞いたらよぉ、『解毒薬?そんなの何処にも準備する訳ないじゃーん!』って言ってたぜ?」
「え、解毒薬がない!?」
「そうなんだよなぁ〜、でも睡眠薬は使われてるんだよなー」
「えっ、睡眠薬が?」
今回睡眠薬使うような状況あったのかな…?小鳥遊さんを眠らせた後に毒薬を飲ませるって難しいだろうし・・・。
【保健室の薬品】
保健室には解毒薬がない。
【篝火の証言】
モノクマの話によると、何処にも解毒薬は存在しないらしい。
「んー、ここにはもう何もねぇし、現場に戻ろうかな。咲澄は?」
「うん、私も一応戻ってみようかな。」
私は保健室を離れ、娯楽室に戻ることにした。
〈3階 娯楽室〉
「・・・いいところに来た。」
「どうしたの?」
「なんかあったのか?」
「・・・行きたい所があるんだが、誰か小鳥遊を見ててくれないか?」
「あ、見張りがオレがやるぜ!」
「・・・頼んだ。」
そう言って篝火さんが秋宵クンの見張りを交代した。
「何か調べたいことでもあったのかな?」
「・・・『化学室』に行く。」
「『化学室』?」
「・・・毒物が取り出されたかどうかを調べる。その立会人になって欲しい。」
「分かったよ!」
私と秋宵クンは化学室に向かった。
〈三階 娯楽室前〉
「あれ、春夏秋冬クン?」
「よ、よよよよよぉ咲澄っちと秋宵っち!!!」
何故か春夏秋冬クンがテンパった状態で娯楽室前をウロウロしていた。
「・・・中に入らないのか?」
「お、俺っちは既に間に合ってるからな!!!それじゃ!!!」タッタッタ・・・
「・・・何がしたかったんだ一体・・・。」
「さ、さぁ・・・」アハハ
春夏秋冬クンのことはスルーして(ご、ごめんね・・・)今度こそ化学室に向かった。
〈四階 化学室〉
「・・・秋宵クン、どうかな?」
「ん・・・」ゴソゴソ
秋宵クンは毒薬のある『Cの棚』を中心に全部調べていった。
すると、秋宵クンは驚いた表情をして話しかけてきた。
「・・・薬物が、一つも奪われてない。」
「えっ!?」
「でも小鳥遊は毒殺のはず・・・何故だ?」
「毒薬が盗まれてないって事、か・・・」
そしたら犯人はどうやって毒物を混入できたんだろう・・・?
【化学室の棚】
化学室の棚から一つも毒薬が取り出されていない。
「あとどこ調べようかな・・・?」
「・・・念の為、バラ庭園調べて欲しい。」
「バラ庭園?」
「・・・昨日の内に仕込まれた可能性もあるから。」
「うん、分かったよ!」
私は急いでバラ庭園に向かうことにした。
〈2階 バラ庭園〉
──それで、私は・・・
──えぇ、そしたら・・・
「あ、花音ちゃーん!雛月さーん!!」
バラ庭園に行くと、花音ちゃんと雛月さんが何か話をしていた。
「二人とも、何か今回の事件で気付いたことや目撃証言とかないかなぁ?」
「目撃証言・・・あ!」
そう言って花音ちゃんは自分の手をポンッと叩いた。
「私ね、見ちゃったかもしれないのよ。"犯人"。」
「えっ!?犯人!?」
「春夏秋冬が三階から降りていくのを見かけたのよ!!!」
「えっ!?今日の昼!?」
「そうよ。私図書館で本読んでて・・・外がバタバタ行ってたから何かなーって見たら春夏秋冬が走ってたのよ!」
春夏秋冬クンが、か・・・。
もしかして・・・・・・。
【星野の証言】
今日の昼頃、春夏秋冬クンが三階への階段側からプール側へ向かった光景を目撃。恐らく三階から降りていった。
「目撃情報・・・あ、そう言えば私、昨日の夜は茶華道室で人影を見ましたわ。」
「それって春夏秋冬クン!?」
「うーん・・・思そうだった、でしょうか・・・?思い出せそうで思い出せませんわ・・・。」
「・・・そっか。ちなみに証人は?」
「・・・私よ。雛月ちゃんと一緒にいたわ。」
これって・・・紅茶セットに毒でも仕込みに行ってたのかな?
後で思い出せたら結構重要な証言になるかな。
・・・花音ちゃんと雛月さん何してたのかな?
ま、今は関係ないか・・・。
【雛月の証言】
昨日の夜、バラ庭園から誰かが出て行くのを目撃した。
キーンコーンカーンコーン・・・
『オマエラ、そろそろお時間ですよー。今回もオマエラがどんな推理するかワクワクするねぇ!!それじゃあ中央エリアの赤い扉の中でお集まりください!』
「始まるのね。」
「四度目の学級裁判、ですわね。」
「・・・よし、頑張るぞ!」
私は急いで赤い扉に向かった。
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.134 )
- 日時: 2015/02/11 20:11
- 名前: レイナ (ID: GbOqdb.J)
〈龍園寺side〉
何か・・・何かを見落としてる気がする・・・。
些細なことだけど、今になってとても重要な何かを・・・。
「あ、今回は私が最後・・・じゃないんだね。」
「春夏秋冬クンがいないねぇ。」
「あ、来たみたいでござるよ!!!」
「お、俺っちが最後なのか・・・悪い。」
春夏秋冬が少し顔を青ざめた状態で中に入ってきた。
「どうしたんだ?便秘か!?」
「ち、違ぇよ!!!こ、これは、その・・・」
「「その?」」
「む、ムシャフルイだっ!!!」
「武者震いって言いたかったんッスね・・・。」
「まぁ、ずっと待っててもあれですし、行きましょう。」
そう言って皆はゾロゾロとエレベーターに入っていった。
「・・・今回結構変なところ多いよな。」
「うん、毒薬とか、ロッカーの謎とか・・・」
「うーん・・・全く分かんねぇな・・・。」
「皆の話を聞けば、新たに証拠が出てくるかもしれないね。」
「まぁ、それを祈るしかないな・・・。」
「・・・よし、行こう!」
「そうだな。」
俺達もエレベーターに乗った。
そして、全員が乗ったのを確認した後、エレベーターは下に下っていった。
エレベーターに入る度、少しずつ広くなっていくのを感じる。
人の声は聞こえず、エレベーターが動く音ばかり響く。
もし、クロが処刑されて、俺達が生き残ったら・・・
最初に集まったメンバーの半分の人数になるのか・・・。
そしてまた始まろうとしていた・・・。四度目の学級裁判が・・・。
裁判所に着いたらしく、エレベーターを降りると、今回はどこかのお屋敷のような造りになっていた。
そして、リエルの遺影だけでなく、小鳥遊の遺影も置いてあった。
小鳥遊は・・・普段俺達を見下していた。彼女を嫌っている人もいるだろう。でも、彼女には誰かを思いやる気持ちが存在していた。些細なきっかけで俺達は仲良くできたかもしれないんだ。
そんな小鳥遊を・・・誰かが、殺した・・・。
「ウププ、私利私欲の為に小鳥遊さんを殺した犯人は誰でしょうか!?正解んbは・・・学級裁判の後で!というわけで座ってね!!!」
モノクマがそう言うとみんな自分の席に着く。
・・・小鳥遊を殺したクロは……この中にいる!
犯人を突き止めなければ、俺達が殺される!!!
命がけの裁判・・・。
命がけの騙し合い・・・。
それが今始まる。
『コトダマ 龍園寺ver』
【モノクマファイル4】
『被害者は超高校級のお嬢様 小鳥遊 舞姫。
死体が発見されたのは、娯楽室のイス付近。
死亡時刻は今日午後0時頃。
死因は毒殺で、毒物を摂取している。 』
【龍園寺・流星雨のアリバイ】
朝から事件発生直前までずっと食堂にいた。
【死体発見アナウンス】
霞桜が第一発見者、その後龍園寺と少し遅れて流星雨が死体発見をした。
【毒入り紅茶】
ティーポットの中に粒状のものが混入。恐らくこれが紅茶の中に溶けてたと思われる。
【パレットナイフ】
小鳥遊が隠し持っていたもの。誰かを殺すために隠されていたと推測できる。
【秋宵の検視結果】
小鳥遊の口元が内出血していた。そして、アーモンドの臭いから青酸カリを摂取したと思われる。
【化学室の入室】
探索後、探知機的なのを設置したがセンサー反応せず。誰も来てないと思われる。
【???】
【???】
『コトダマ 咲澄ver』
【保健室の薬品】
保健室には解毒薬がない。でも、睡眠薬は使われている様子。
【篝火の証言】
モノクマの話によると、何処にも解毒薬は存在しないらしい。
【化学室の棚】
化学室の棚から一つも毒薬が取り出されていない。
【星野の証言】
今日の昼頃、春夏秋冬クンが三階への階段側からプール側へ向かった光景を目撃。恐らく三階から降りていった。
【雛月の証言】
昨日の夜、バラ庭園から誰かが出て行くのを目撃した。
【???】
────────────────────────
どうも、レイナです。この場を使いまして、『Extra』限定の論破方法を書き留めようと思います。
〈Wロンパ〉
二人のコトダマを組み合わせて新たにコトダマを作成する論破。
【A】+【B】=【C】
〈ダウトアクション〉
片方の人のコトダマの偽情報を、もう片方の人のコトダマでダウトする。
分かりましたでしょうか?主人公が二人だからこそできる論破方法です。オリジナルです。
・・・あ、それともう一つ、学級裁判において今回から論破セリフを【】、同意セリフを『』に変更します。
それでは、学級裁判をお楽しみください・・・。
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.135 )
- 日時: 2015/02/21 21:53
- 名前: レイナ (ID: QeRJ9Rzx)
〜学級裁判 開 廷〜
モノクマ「では、学級裁判のルールを説明します。
学級裁判の結果はオマエラの投票により決定になります。正しいクロを・・・」
天風(龍園寺さん龍園寺さん。)
龍園寺(ん?どうしたんだ?)
モノクマが学級裁判についての説明中に右隣にいる天風が小声で俺に話しかけてきた。
天風(さっき証拠品としてコレ出すの忘れてたッス・・・)
そう言って天風はポケットから学生服のボタンを取り出した。
・・・みた感じ男子の制服のボタンだろうな。
龍園寺(コレどこで見つけたんだ?)
天風(娯楽室の結構端っこの方っす!)
龍園寺(成る程な・・・よく見つけたな。)
まぁこれが証拠品として役に立つかどうかは分からないが、証拠は多い方がいいだろう。
【制服のボタン】
男子の冬の学生服に付いているボタン。今いる人で男子学生服の奴ってもしや・・・
モノクマ「・・・とした場合は、クロ以外の全員がオシオキされ、見事みんなを欺いたクロのみが卒業できるのです。
それじゃ、学級裁判頑張ってね!!」
星野「今回は〔毒殺〕・・・でいいのよね?」
流星雨「うーん、でもどこに毒が入ってたのかなぁ?」
咲澄「じゃあそれから話し合おっか!」
龍園寺(小鳥遊が死んだ原因・・・それを突き止めなければ・・・!!)
《議論開始》
霞桜「毒殺ってことは小鳥遊氏は【毒を摂取した】ってことでござるよね?」
雛月「あの場にはティーポットやカップ、それに砂糖の瓶もありましたわね。」
星野「あ!推理ものでよく見る『砂糖の上に毒を盛った』ってのはどうかしら!?」
流星雨「シンプルに『紅茶に盛った』ってもはどうかなぁ?」
龍園寺「それに賛成だ!!!」
『紅茶に盛った』<【毒入り紅茶】
龍園寺「流星雨の言ったとおり、紅茶自体に毒を盛ったんだと思うぞ。」
天風「ティーポットの中に毒薬と思われる物があったのは俺が確認済みッス!!!」
雛月「では小鳥遊さんは紅茶を飲んで死んでしまった、と言うことですわね。」
咲澄「・・・あれ?このティーカップ〔両方口付けてるよ?〕そしたら実行犯も紅茶飲んでるはず…」
雛月「それは実行犯が『解毒薬をのむ』ことで被害者しか毒殺されなかったのでは?」
霞桜「【保健室に置いてると思う】解毒薬なら可能でござるね!!」
咲澄「それは違うよ!!!」
【保健室に置いてると思う】<【保健室の薬品】
咲澄「霞桜さん、保健室には解毒薬がないんだよ。」
霞桜「マジでござるか!?」
咲澄「恐らく、解毒薬なんてこの学園には存在しなかったんだと思う・・・。」
天風「その推理は切り捨て御免っスよ!!!」
〜反論ショーダウン 天風〜
天風「解毒薬がなければクロが死ななかった理由に説明がつかないんスよ!!」
咲澄「それでも、解毒薬はここにはあるはずがないんだよ。」
「その反論、私がもらい受けます!!!」
《反論ショーダウン 開始!》
天風「解毒薬が / 保健室にないってのは / 分かったッスよ。」
天風「でも【解毒薬がほかの場所にある】って可能性を捨ててるっス!!!」
咲澄(見切った!!!)
【解毒薬がほかの場所にある】<【篝火の証言】
咲澄「その言葉、斬らせてもらいます!!!」
break!!!
咲澄「天風クン、解毒薬はどこにもないんだよ。」
天風「え、でも・・・」
篝火「オレが直接モノクマに聞いたから問題ないぜ!」
モノクマ「うぷぷ、解毒薬なんて置いたらせっかくの事件が無くなっちゃうかもしれなかったからね〜」
天風「そ、そうっすか・・・中断させて申し訳ないっス・・・」
咲澄「だ、大丈夫だよ!あ、それでね、さっきの保健室の話に戻るんだけど、少し睡眠薬が使われてたみたいなの。」
秋宵「・・・睡眠薬?」
流星雨「な、何の為に使われたんだろうね…?」
秋宵「・・・ところで春夏秋冬。」
春夏秋冬「な、ななな何だ!?」
秋宵「・・・犯人じゃないアピールをしたければ積極的に発言しろ。寡黙気味だとますます怪しい。」
春夏秋冬「お、おおう!わ、分かったぜ!!」
・・・何か、春夏秋冬は隠している。
平然を装ってるつもりだけど、結構ビクビクしてる。まさか・・・いや、決めつけるのはまだ早いか。
星野「うーん、今の時点で睡眠薬の使い道は分からないわね。」
天風「あ、じゃあ次は〔どうやってティーポットに毒薬をいれたか〕でどうっすか?」
龍園寺(毒薬のいれ方・・・・・・あれ、それ以前に犯人はどうやって毒薬手に入れたんだ?)
《議論開始》
雛月「小鳥遊さんは用心深い方なので・・・【相手が飲むのを確認して自分が飲んだ】可能性がありますわね。」
篝火「でも【解毒薬は使われてない】んだよな!?」
星野「んー、〈バーロー〉とか〈じっちゃんの名にかけて!!〉の作品ならティーカップの口元に毒を塗るとか出来るのに・・・」
流星雨「えっと、第一毒薬どうやって手に入れたのかなぁ?」
春夏秋冬「ふ、普通に【化学室から取り出した】んじゃあねぇか?」
龍園寺「「それは違うぞ(よ)!!!」」咲澄
【化学室の入室】 +【化学室の棚】
=【化学室侵入の可能性】
化学室には誰も入ってきていないと思われる
Wbreak!!!
龍園寺「春夏秋冬、その線はないと思うぞ?」
春夏秋冬「そ、そうなのか?」
龍園寺「あぁ。俺達が気付かない内に化学室に入るとセンサーみたいなのが反応する機械みたいなの作ってたらしいぞ?」
全員((ニートェ・・・))
咲澄「そ、それにね、さっき秋宵クンと一緒に化学室に行ったんだけど、毒薬は一つも盗まれてなかったよ?」
霞桜「なーんか秋宵殿が怪しすぎるのは気のせいでござるか?」
秋宵「・・・ずっと"アソコ"にいた。"アイツ"も証人だ。」
全員「「あぁ・・・」」
モノクマ「?」
モノクマが頭に?浮かべてるが、アルターエゴのことは言ってはいけないのでスルーしよう。
龍園寺(化学室には誰にも侵入できなかったということは、毒薬はもしや・・・)
・持っていた←
・作った
・取り出した
龍園寺「・・・もしかして、犯人は〔最初から毒薬を持っていた〕のかもしれない。」
流星雨「え!?最初から!?」
篝火「そ、そんなのアリかよ!?」
龍園寺「まだ可能性の一つでしかないけどな。断定は出来ない・・・。」
龍園寺(毒薬を持っていた・・・毒薬の入れ物は多分瓶・・・いや、まさかな・・・。)
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