二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜
- 日時: 2016/09/22 01:07
- 名前: レイナ (ID: NTjRWWeg)
初めまして!レイナと申します。
この小説はオリキャラのオリジナルストーリーとなっています。
結構原作のネタバレがあります。
苦手な方回れ右でお願いします。
あまり小説書いたことないので誤字や矛盾が生じてしまう場合があります。ご注意を。
それでも見てくださる方々、不定期更新になってしまいますが、よろしくお願いします!
参照500突破です!
こ、こんな駄作を読んでくださってありがとうございます!!まだ本編は始まったばかりですが、これからも頑張っていきます!
龍園寺「これからも宜しくな。」
参照数1000突破です!
マジッすか!?ありがとうございます!これからも全速前進で頑張っていきます!
咲澄「頑張ります!」
参照数1500突破です!
1500・・・いつの間にこんなに・・・
私、今なら飛べるような気がする・・・
星野「仕事放棄しないでよ!?」
参照数2000突破です!
マジで!?ここまでくるとは思わなかった、ってまだChaputer3!?ど、どうなるかなぁ・・・
天風「これからも宜しくっす!」
参照数2500突破です!
ワオ、いつの間になってたぜ・・・ここからが後半戦、チャプター4をお楽しみください!
秋宵「・・・頑張る。」
参照数3000突破です!
もしかしてあの方様の宣伝のおかげ・・・ムムッ、まだchapter4序盤ですがよろしくです!
綾波「お嬢ちゃん達ありがとぉーう!!!・・・まあ野郎もありがとうだぜ!」
参照数3500突破です!
最近ダンロン小説増えてきて楽しみだなぁ(ワクワク)
まぁ、私も皆様が楽しいと思えるような作品目指して頑張ります!
篝火「オレも負けねぇぞ!!!」
参照数4000突破です!
年内中にch5書くと言ってたなあれは嘘だ(真顔)
まぁ来年も頑張るのでよろしくお願いします!
霞桜「Extraってカ行の人が多いでござるね☆(篝火、霞桜、啄木鳥、黒神)」←oh・・・
参照数5500突破です!
なん…だと…!?私が受験勉強して遊んで番外編と2のストーリー考えている内にこんなに…!?皆様ありがとうございます!!
啄木鳥「こ、こんな伏線やストーリーがごちゃごちゃな作品を読んで下さってありがとうございます!!」
参照数7500突破です!
正直ここまで行くとは思わなかった。不定期にもかかわらず読んでいただきありがとうございます!!がんばって着々とはなし進めていこうと思います!
黒神「体調管理には気をつけなさいよ。」
Chapter0プロローグ
>>2-7 >>9-12
番外編>>47
Chapter1ゼツボウプロジェクト
(非)日常編
>>13 >>15-19 >>20-21
>>22-25 >>26 >>27-29
非日常編
>>30-31 >>32-33 >>35
学級裁判
>>36-38 >>39-41 >>42(おしおき、後)
番外編>>48
Chapter2ぜつぼうのなく頃に 悲
(非)日常編
>>46 >>49-50 >>51-52 >>53-55
>>57-58 >>59-60
非日常編
>>61 >>63-64 >>65
学級裁判
>>66-68 >>69 >>71 >>72(オシオキ)
>>75
番外編>>77
Chaputer3"希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望"
(非)日常編
>>78-83 >>84-87 >>88
非日常編
>>89 >>90-91 >>92
学級裁判
>>95-100 >>101 >>102 (オシオキ) >>103-104
番外編 >>111
Chapter4 Code despire
(非)日常編
>>112 >>113-116 >>117-119 >>122-123 >>127
非日常編
>>131-134
学級裁判編
>135
キャラ紹介
咲澄玲奈>>8
龍園寺海斗>>14
チャプター1
被害者>>34
クロ >>43
まとめ>>44
EXTRAモード>>45
チャプター2
大富豪のマジシャンの子>>62
被害者・クロ・Extraモード>>76
チャプター3
被害者二人 >>105
クロ >>109
まとめ・Extraモード>>110
チャプター4
被害者>>130
>>43より
ランスロット様『ダンガンロンパF』東条君、kuzan様『ダンガンロンパThe another』田川君、アルズ様『ダンガンロンパad lib』城ヶ根君をお借りしました!ありがとうございます!!!
コメントありがとうございます!!!
チーク様 >>71
バタフライ様>>74 >>94 >>108 >>129
【名前を入力してください】様 >>108 >>125
如月胡桃様>>121
作品の向上?のためによろしければコメント、感想、質問あればどうぞお気軽によろしくお願いします!
※ここテストに出るから重要←出ません
現状・・・
続き書けます!!!!!!!!!!
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- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.66 )
- 日時: 2014/06/07 17:02
- 名前: レイナ (ID: NywdsHCz)
モノクマ「えぇと、学級裁判のルールは前回と同じです!じゃあ始めちゃってくださーい!」
小鳥遊「フン、犯人の手がかりはもう掴んでおる。」
春夏秋冬「ま、マジでか!?」
小鳥遊「犯人は"ジェノサイダー翔"、そいつで間違いないであろうな。」
ジェノサイダー翔・・・
本当にこの中にいるのか・・・?
咲澄「うーん、じゃあまずはそのジェノサイダー翔について話そうか?」
咲澄の一言で議論が始まった。
星野「どうして"ジェノサイダー翔"が犯人って事になったんだっけ?」
雛月「確か・・・【血文字やハリツケ】でしたわね。」
流星雨「模擬犯って可能性はないのかなぁ?」
春夏秋冬「【誰でも知ってる】から可能じゃねぇか?」
咲澄「それは違うよっ!!!」
>【ジェノサイダー翔事件簿】
咲澄「春夏秋冬君、このファイルによると、ジェノサイダー翔は血文字を残したりハサミでハリツケにしたりするんだよ。」
春夏秋冬「まぁ、今回の犯行を見たら丸分かりだな。」
深淵「それがどうかしたのじゃ?」
咲澄「血文字は誰でも知ってるんだけど、ハリツケのことに関してはメディアに公開されてないみたいなの。」
龍園寺「じゃあ本当にこの中にジェノサイダー翔がいるって事か!?」
咲澄「えっと・・・まだ決まった訳じゃない・・・と思う。」
咲澄の言葉が何か歯切れが悪い・・・本当に捜査中に何があったんだ?
小鳥遊「フン、妾はもう犯人が分かっておる。」
奏鳴「えっ!?」
篝火「誰なんだ!?」
小鳥遊「犯人は・・・」
そういって小鳥遊が指差した先にいた人物は・・・
小鳥遊「啄木鳥、貴様ではないのか?」
啄木鳥「・・・へっ!?」
啄木鳥だ。
春夏秋冬「き、啄木鳥っちがジェノサイダー翔なのか!?」
深淵「啄木鳥のお嬢さんとは・・・意外だのう。」
啄木鳥「ど、どうして私がジェノサイダー翔と言うのですか、お姉様!?」
小鳥遊「ジェノサイダー翔は『多重人格』の疑いがある。貴様の秘密もそれに似たような内容だったのでな。」
そうだった、今回の動機は他の人にも回ってるんだったな・・・運が悪く啄木鳥の秘密が小鳥遊に回ってきたって事だ。
啄木鳥「お、お姉様に回ってたんですね・・・」
小鳥遊「だから貴様はジェノサイダー翔もとい人格異常者ということが知られたくなかったからあやつを殺したのではないか?」
啄木鳥「ち、違います!私は殺してなんかいません!!!」
小鳥遊「貴様には人を殺すための充分な動機があった。いい加減認めたらどうだ?」
啄木鳥「・・・」
啄木鳥は下を向いて黙っている・・・
小鳥遊「おい、何とか言え…」
「違うって言ってんだろ、このボッチが。」
小鳥遊「なっ!?」
天風「い、今の声って啄木鳥さん・・・っすよね?」
啄木鳥「えっ?えっ??」
確かに今の声は啄木鳥だった。だが本人は自覚がないようだ・・・
「少し本体にはご退場願おうか。」
その台詞を言った途端、啄木鳥は突然ドサッと倒れ、その後何事もなかったかのように起き上がった。だが、眼鏡を外しており、いつものおどおどさと違って"瞬間記憶能力"の時のような目つきや態度に変わっていた。
啄木鳥?「あーあ、バレちゃったか、まぁ別にどうでもいいんだけどね。」
春夏秋冬「えぇと・・・どちら様だ?」
啄木鳥?「私は皆が言ってる"瞬間記憶能力モード"の本性って所かな。まぁ啄木鳥の裏の顔って考えてもらってもいいんだけどね。」
霞桜「啄木鳥氏キャラ付けしすぎでござるよー!拙者もキャラ付けしたいでござるー!!」
龍園寺「霞桜は元が濃すぎるから新しくキャラ付けする必要ないと思うぞ・・・」
これ以上にキャラが付いたら大変なことになるぞ・・・
春夏秋冬「えぇと、話しに戻るが、お前は"ジェノサイダー翔"なのか?」
啄木鳥「そんな訳ないだろ、この地味キャラが。」
春夏秋冬「じ、地味キャラ・・・」シュン
あ、春夏秋冬がヘコんだ。
啄木鳥「わたしはジェノサイダー翔でもないし、今回の犯行を行うのは不可能。証人もいるしね。」
小鳥遊「何?」
啄木鳥「咲澄には私が夜中に犯行出来ない理由言ったよね?」
咲澄「うん、そうだね。」
証拠提出→【啄木鳥のアリバイ】
咲澄「秋宵君、夕嵐君の殺害時刻ってどれくらいかな?」
秋宵「・・・筋肉硬直などを考えると昨日夜10時半前後と思う。」
咲澄「啄木鳥さんはね、その時間帯はリエル君とずっと図書館にいたみたいなの。」
奏鳴「途中で抜け出した、なんて事はないんですか?」
リエル「僕はずっと啄木鳥さんと本についてお話ししていましたのでそれは無いです。」
天風「第一女性には犯行不可能っすね。」
雛月「あら、どうしてでしょうか?」
天風「だって【女性は男子更衣室に入れない】っすよ!」
龍園寺「それは違うぞ!!!」
<【星野の推理】
龍園寺「天風、あるものを使えば女性でも男子更衣室に入れるんだ。」
天風「何っすか?」
龍園寺「綾波の電子生徒手帳だ。これを使えば女子でも入ることが可能なんだ。」
流星雨「で、でもぉ勝手に借りるのって禁止じゃないかなぁ・・・?」
星野「ほら、禁止なのは貸与であって借りることは禁止じゃないでしょ?」
深淵「なるほどのう・・・」
秋宵「・・・小鳥遊、一つ聞いていいか?」
小鳥遊「何だ?」
秋宵「どうして”ジェノサイダー翔が多重人格”と知っていたんだ?」
小鳥遊「たまたま知っていただけだ。」
啄木鳥「この事もメディアに公開されていない。だから偶然知るなんて事は不可能だ。」
篝火「【小鳥遊がジェノサイダー翔】だったりしてな!」
流星雨「ファイルは書庫にあるんだっけ?」
小鳥遊「妾は【書庫で読んだりしておらん】」
咲澄「それは違うよっ!!!」
<【リエルの証言】
咲澄「悪いんだけど、リエル君が小鳥遊さんが書庫に入っていくのを見てたみたいなの。」
小鳥遊「そうか、ならばあやつをハリツケにした犯人が分かったのであろう?」
咲澄「えっ!?」
小鳥遊「どうした?早くそいつの名前を呼ぶとよい。」
咲澄(な、何!?この余裕な態度・・・)
咲澄は真剣な表情である人物の名を呼んだ。
咲澄「夕嵐君をハリツケにした犯人は・・・」
人物を指名しろ!
『タカナシ マイヒメ』
咲澄「小鳥遊さん、貴女ですね!!!」
小鳥遊「フン、正解とでもいっておこうか。」
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.67 )
- 日時: 2014/06/08 22:36
- 名前: レイナ (ID: GDWSGe53)
星野「正解・・・?どういう事よ!?」
小鳥遊「そのままの意味だ。こやつは"誰があやつをハリツケにしたのか?"というクイズに正解したまでのことだ。」
龍園寺「く、クイズだと!?」
小鳥遊「そうだ、妾は綾波の電子生徒手帳を使って男子更衣室に入り、倉庫から持ってきたハサミであやつをハリツケにした。」
星野「どうして夕嵐をハリツケにしたの!?」
小鳥遊「フン、あやつは死んだ時点で人ではなくなっている、物で遊んで何が悪いか?」
篝火「ひ、ひでぇ・・・」
リエル「ではもう犯人は決まったも当然ですね!!!」
小鳥遊「ならば妾に投票するか?」
咲澄「えっ!?」
小鳥遊「妾が犯人だと思うのだろ?ならば投票するとよい。」
咲澄(おかしい・・・だって追い詰められてるのに他人事みたいに・・・実際に他人事だから?)
奏鳴「じゃあとっととこの裁判終わらせましょう!!!」
啄木鳥「私は賛成、本体と違って小鳥遊の事嫌いだからね。」
春夏秋冬「もう二重人格でよくね?」
啄木鳥「うるさい。」
皆が小鳥遊に投票しようとしている。
だけどなんかおかしい・・・違和感がある・・・
秋宵「待て、投票するのはまだ早い。」
秋宵は皆の動きを止めた。
秋宵「・・・小鳥遊、お前が使ったのは”綾波の電子生徒手帳”なんだよな?」
小鳥遊「そうだが、それがどうかしたか?」
秋宵「・・・それだと、ある人の電子生徒手帳が無くなってることがおかしいんだ。」
龍園寺(ある人の・・・?そうか!!!)
秋宵「龍園寺、ここまで言えば、分かるよな?」
龍園寺「あぁ、分かったぜ!」
秋宵は俺に向かってフッと笑った。
さて、そのご期待に添えてやるとしますか。
証拠提出→【消えた夕嵐の電子生徒手帳】
龍園寺「もし小鳥遊が犯人だって言うなら、夕嵐の電子生徒手帳が無くなっていることに説明が付かないんだ。」
星野「部屋に置いて無かったの?」
霞桜「あったら拙者が真っ先に壊・・・確認するでござるよ。」
リエル「自覚はあったのですね・・・」
龍園寺「だから小鳥遊が犯人と決まった訳じゃないんだ!」
春夏秋冬「そんなので納得出来るかよ!!!」
〜反論ショーダウン 春夏秋冬〜
春夏秋冬「どう見ても小鳥遊が犯人に決まってるだろ!!!」
龍園寺「悪いけどそうは断言出来ないんだ・・・その反論!俺がもらい受ける!!!」
『反論ショーダウン開始!』
春夏秋冬「小鳥遊っちは / 自分の犯行を / 認めてるんだぜ?」
春夏秋冬「だったら / 小鳥遊っちが犯人に / 決まってんだろ!!!」
龍園寺「いや、小鳥遊は”ハリツケ”の事は認めているが、”殺した”ことはまだ認めてない!」
春夏秋冬「ハリツケの時点で / 小鳥遊っちが殺したに / 決まっている!」
春夏秋冬「何故なら【ハリツケのハサミで刺し殺した】んだからな!!!」
<【秋宵の検死結果】
龍園寺「その言葉、斬らせてもらうぞ!!!」
『BREAK!』
龍園寺「秋宵の検死結果によると、致命傷はハサミの傷じゃなくて腹部の傷なんだ。」
春夏秋冬「そ、そんな傷があったのか!?」
秋宵「・・・皆ハリツケに目がいってたから気づかなかったと思うが、ハサミより大きな刃物で先に殺されたと思われる。」
咲澄「え、ということは・・・」
小鳥遊「お察しの通り、あやつのを使ってジェノサイダー翔の犯行に偽造した。」
星野「な、なんてことをするのよ!!!」
小鳥遊「フン、今話したところで時間の無駄だ。議論を続けようではないか。」
咲澄「じゃあ、"本当の犯行現場"について議論しよっか。」
一度停止した議論がまた始まった。
深淵「もし夕嵐の坊主の電子生徒手帳を使ったならば【死んだ後】に使われたって事になるかのう・・・」
天風「じゃあ【犯人が持って行った】って事になるっすか?」
霞桜「ということは・・・【別の場所で殺された】ということでござるねぇ・・・」
龍園寺「それに賛成だ!!!」
<【プールサイドの血痕】
龍園寺「プールサイドには洗い流したと思われる血痕があったんだ。」
霞桜「誰も怪我してないから・・・夕嵐殿の血でござるね!」
天風「ということは犯行場所はプールサイドで決まりっすね!!!」
雛月「でしたら【犯人が夕嵐君を呼んだ】のでしょうか・・・」
龍園寺「それは違うぞ!!!」
咲澄「それは違うよっ!!!」
『コトダマリンク』
【呼び出しメモ】+【天風の証言】
=【夕嵐の行動】
昨日の9時半頃に誰かをプールに呼び出した。
龍園寺「まずは俺からだ。これを見てほしい。」
『今夜10時頃、誰にもバレずにプールに来て欲しい。不安なら護身用に凶器を持ってきても構わない。 夕嵐』
龍園寺「夕嵐は誰かをプールに呼んだみたいなんだ。」
咲澄「次は私、天風君が急いでいるところを目撃したみたいなの。」
天風「今考えると・・・夕嵐さんは二階に上がっていってたっすね。」
流星雨「じゃあ夕嵐君は綾波君の時みたいに誰かを殺そうとして呼び出したのかなぁ?」
啄木鳥「だったら逆に夕嵐が返り討ちにあったとこになる。」
深淵「ウム…他に話すことなんぞあるかのう?」
星野「何か忘れているわね・・・」
秋宵「・・・じゃあ今まで分かったことでもまとめるか。」
天風「それがいいっすね!」
俺達は今までの流れを確認する事にした。
星野「まずは夕嵐がメモで犯人を呼びだして・・・」
奏鳴「ナイフで夕嵐さんを殺したんでしたっけ・・・」
流星雨「その後夕嵐君の電子生徒手帳を使って移動させたんだよね?」
天風「そして小鳥遊さんが綾波さんの電子生徒手帳を使って・・・」
篝火「ジェノサイダー翔の犯行にしようとしてハリツケにしたんだよな!!!」
龍園寺(・・・ん?どうしてあの人がそんな事を知ってるんだ・・・?)
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.68 )
- 日時: 2014/06/09 22:57
- 名前: レイナ (ID: rd7NbV2E)
龍園寺「待った!さっきの話もう一回聞かせてくれないか?」
星野「もう一回?いいけど・・・」
星野達はもう一度同じ台詞を言ってくれた。
星野「まずは【夕嵐がメモで犯人を呼びだして】・・・」
奏鳴「【ナイフ】で夕嵐さんを殺したんでしたっけ・・・」
龍園寺「それは違うぞ!!!」
<【プールに落ちてた果物ナイフ】
龍園寺「なぁ奏鳴、どうして凶器がナイフだって分かったんだ?」
奏鳴「え?」
龍園寺「春夏秋冬や雛月が見つけてくれたものだが・・・このナイフはプールの底に落ちていたんだ。しかし”プールにいなかった”奏鳴が凶器を知ってるわけないんだ!!!」
奏鳴「あ、えっと、その・・・ぐ、偶然です!偶然勘が当たっただけです!!!」
小鳥遊「フン、下手な嘘はつかずにさっさと白状したらどうだ?」
奏鳴「な、なんのことですかねぇ・・・」
奏鳴はいつまでもとぼけたフリをしている。そんな奏鳴に小鳥遊は追い討ちをかけていく!!!
小鳥遊「たわけ、妾は見たぞ。男子更衣室から出て行く貴様をな。」
奏鳴「ッ!!!」
小鳥遊「もう一つ教えてやろう、恐らく貴様は腹部に刺してあったであろうナイフの事を言いたかったのであろうが、あれはハリツケに邪魔だったのでな、妾がプールに捨てておいた。」
奏鳴「そ、そんな・・・」
奏鳴は衝撃の事実に落胆していた。
ってことは本当に奏鳴が夕嵐を・・・
小鳥遊「フン、これで決まったな。」
流星雨「待って!!!まだ初音ちゃんが犯人だって決まった訳じゃないよ!!」
奏鳴「葉沙・・・」
流星雨「皆はその人の言うことを信じるの!?初音ちゃんに罪をかぶせようとしてるに決まっている!!!」
小鳥遊「フン、こんな状況で嘘なぞつくもんか。諦めろ、それが真実だ。」
流星雨「ボクは・・・ボクは信じるもんか!!!絶対に信じない!!!」
龍園寺(流星雨・・・悪いが奏鳴が男子更衣室に入ったって証拠があるんだ・・・深淵が見つけてくれた”アレ”がな!!!)
『マシンガントークバトル!!!』
流星雨「どうして初音ちゃんの敵をするの!?初音ちゃんは何も悪い事してないよっ!!!」
龍園寺「俺も信じたくはないが、これが真実なんだ・・・」
流星雨「違うよっ!!!全部お前達が作ったでっち上げなんだ!!!」
龍園寺「流星雨・・・もう止めようぜ・・・」
流星雨「嫌だ嫌だ嫌だ!!!ボクは認めない!!!だって【初音ちゃんが男子更衣室に入った証拠がない】んだよ!!!」
>【深淵が見つけたヘアゴム】
龍園寺「これでチェックメイトだ!!!」
龍園寺「深淵、さっき拾ったヘアゴムみせてくれないか?」
深淵「ヘアゴム・・・これか?」
深淵はさっき拾ったヘアゴムを皆に見せた。
流星雨「そ、それがなんの証拠に・・・」
奏鳴「私の、ヘアゴム・・・」
流星雨「へ・・・?」
奏鳴「無いと思ったらこんな所にあったんだ・・・」
龍園寺「・・・事件をまとめるぞ。」
「これが事件の全貌なんだ!!!」
『クライマックス推理』
じゃあ、最初から事件を振り返るぞ…
ACT1. 最初に行動を起こしたのは夕嵐だ。夕嵐は自室のメモを使ってある人をプールに呼んだんだ。その呼び出した人が今回の犯人だ。
夕嵐が油断して犯人に殺されたか、夕嵐が犯人を襲おうとして返り討ちにあったかは分からないけど、ナイフで殺されてしまったんだ。
ACT2. その後、犯人は死んだ夕嵐の電子生徒手帳を使って男子更衣室に入り、あたかも男子更衣室で犯行が行われたかのように仕向けたんだ。そしたら犯人は男子だって決めつけられるからな。
ACT3. だけどそれだけでは終わらなかった。小鳥遊が綾波の電子生徒手帳を使って男子更衣室に入り、沢山のハサミを使って夕嵐をハリツケにし、ジェノサイダー翔の犯行にしようとしたんだ。
ACT4. 最後に小鳥遊はハリツケに邪魔だったナイフをプールに捨てたんだ。まぁそのお陰で犯人の失言を出すことが出来たんだけどな。
この複雑な事件の中、夕嵐を殺した犯人はただ一人・・・
龍園寺「奏鳴初音、お前だよな!!!」
奏鳴「そうです、私が殺しました。」
complete!
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.69 )
- 日時: 2014/06/15 21:29
- 名前: レイナ (ID: nyr1MBL9)
流星雨「え、初音ちゃん・・・?」
奏鳴「・・・」
モノクマ「やっと決まったね!では、張り切ってまいりましょー!! 投票の結果クロとなるのは誰か!! 果たして、その答えは正解なのか不正解なのか!!」
『VOTE』
【ソウメイ】 【ソウメイ】 【ソウメイ】
モノクマ「ヤッホー!大・正・解!!今回夕嵐クンを殺したのは奏鳴初音サンでした!!」
奏鳴「・・・」
霞桜「そ、奏鳴氏が、夕嵐殿を・・・」
終わった・・・終わってしまった・・・
二度と起こしたくなかった学級裁判が・・・。
流星雨「ど、どうして!?どうして初音ちゃん夕嵐君を殺したの!?」
奏鳴「そ、それは・・・その・・・」
流星雨「せ、正当防衛だよね!?夕嵐君に呼び出されて、殺されそうになったから仕方なく正当防衛したんだよね?」
奏鳴「・・・」
篝火「じゃあ、あいつが秘密を世間にバラされたくないから奏鳴を殺そうとしたって事か!!!」
深淵「それだったら仕方がな・・・」
奏鳴「ち、違います!!!私が殺したくて殺したんです!!!」
奏鳴の声はこの部屋全体に響きわたるほど大きかった。
奏鳴「私は昨日、夕嵐さんに呼ばれて、殺されちゃうのかな、って心配になってナイフを護身用に持って行ったんです。
けど、夕嵐さんの話は全く想像もつかないお話だったんです。」
奏鳴は昨日あった出来事を話してくれた。
〈プール 昨日夜〉
〈奏鳴Side〉
メモを渡されたのは、動機を出されて一時間後位でした・・・
夜10時過ぎたらプールに来いって呼ばれました。
そこで話されたことは意外な内容でした・・・
「え・・・今何て言いました?」
私は一瞬自分の耳を疑った。だって普通じゃあり得ない言葉だったから・・・
夕嵐さんはそんなことを気にせずにもう一度言った。
「僕は君に”殺してほしい”って頼んでるのさ。」
私は夕嵐さんの頼み事の内容に驚いた。
「ど、どうしてですか!?」
「・・・やっぱこの状況でこんな頼み事するっておかしいか・・・」
夕嵐さんははぁ、とため息をつきながらも話を続けた。
「理由は単純、"動機"なのさ。」
「"動機"・・・」
バラされたくない秘密、忘れたい過去、モノクマはそれを動機として出したんだ。しかも誰か一人にはバレている。
「・・・僕の動機は、コレさ。」
そう言って夕嵐さんは私に小さい紙を渡した。私はそれを読むことにした。
『夕嵐クンは極道の一家』
「へっ!?夕嵐さんがですか!?」
「やっぱ皆そういう反応するな・・・怖いか?」
「え・・・!?」
「だって僕が極道って分かった今では、僕が怖いだろ?」
「え、っと・・・」
正直言うと怖い・・・でも、夕嵐さんは私のクラスの一人で、"仲間"なんだ。
だから私は少し微笑んで言った。
「例え夕嵐さんが極道って知っても、夕嵐さんは夕嵐さんです。だから今更態度を変えたりしません。」
「・・・本当、なのさ・・・?」
「はい。」
「・・・よかった・・・ありがとう・・・」
夕嵐さんの顔を覗いてみると、少し泣き出しそうだった。
・・・ずっと誰にも打ち明けられなかったのかな?でもどうして私に?
「話は長くなるが、少し"俺"の過去話聞いてくれないか?」
「は、はい!」
「今から話すことは"シェフの僕"じゃなくて"極道の俺"として話すのさ。」
そう言って夕嵐さんは過去の話をしてくれた。
モノクマ「どうでもいい人は省略してねー!」
〈夕嵐side〉
俺の家系は、動機の通り極道の一家なんだ。親なんて見ず知らずの人から金を巻き上げたり、極道同士の争いごとで無関係な人を銃で被弾させたりなんて事がよくあった。
俺はそんな両親が嫌だった。いや、夕嵐という姓自体が嫌だった。
だから、俺が高校生になって一人暮らしを始めたときに警察に密告した、『有名なグループのリーダーがとある家にいる』ってな。だから親は警察に捕まったよ。
そこからが大変だった、親の汚い金はちゃんと返したし、必死でアルバイトして生活費や被弾者の賠償金稼ぐのはきつかった。
でも、その中で知ったんだ。料理を作って皆に食べてもらって、『美味しい』って言ってくれることの嬉しさに。
そこからかな、俺がシェフの道を目指したのは。
〈奏鳴side〉
「だから正直最初の動機はどうでもいいって思った。俺が一方的に縁を切ったんだからな。」
「それでも分かりません・・・どうして殺してなんてお願いするのか・・・」
「・・・」
夕嵐さんは一呼吸して話を続けた。
「・・・俺はこの生活に疲れた。いや、生きること自体が疲れた。」
「・・・え。」
「だから、どうせならこの命、必要としている人にあげようと思ってな。それで奏鳴を呼んだんだ。」
「・・・」
これが、夕嵐さんの本性・・・普段の性格からは予想もできない話だった。
いや、こういう頼み事すること自体が珍しい。
「奏鳴の動機、俺に回ってきた。」
「嘘・・・」
「まぁその様子だと俺の動機回ってないみたいだな。きっと奏鳴も親を嫌っているんだろ?だから親を嫌っているもの同士・・・」
夕嵐さんは話を続ける。でも・・・
奏鳴(バレてしまったバレてしまったバレてしまったバレてしまったバレてしまったバレてしまったバレてしまった!!!)
バレたことでの恐怖で、全く話が耳に入らなかった。
すると、夕嵐さんはそんな私の様子を見て、頭を撫でてくれた。
「奏鳴、きっと何か理由があってそうなったんだろ?だったら怖がる必要なんてないんじゃないか?」
「ゆう、あらしさん・・・」
「だから、俺を殺せば、世間にばれない。"ソイツ"も探せる。まさに一石二鳥じゃないのさ!?」
夕嵐さんは私に元気つけさせようと無理矢理明るく、いつものテンションで話した。
「だから、俺をその右ポケットに入っている凶器で殺せ。」
「へっ!?ど、どうして凶器が入ってるって・・・」
「極道の時の慣れかな?まぁそんなのどうでもいいけどな。」ハハッ
夕嵐さんはもうすぐ殺されるというのに、笑っていた。
「・・・ごめんなさい。」
「・・・
"大切な弟"、見つかるといいな。」
夕嵐さんは最後まで私を心配してくれました・・・
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.70 )
- 日時: 2014/06/18 21:11
- 名前: チーク (ID: ftwAaUAm)
どうも!面白かったです
近々小説UPするんでそん時はよろしく!
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