二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜
- 日時: 2016/09/22 01:07
- 名前: レイナ (ID: NTjRWWeg)
初めまして!レイナと申します。
この小説はオリキャラのオリジナルストーリーとなっています。
結構原作のネタバレがあります。
苦手な方回れ右でお願いします。
あまり小説書いたことないので誤字や矛盾が生じてしまう場合があります。ご注意を。
それでも見てくださる方々、不定期更新になってしまいますが、よろしくお願いします!
参照500突破です!
こ、こんな駄作を読んでくださってありがとうございます!!まだ本編は始まったばかりですが、これからも頑張っていきます!
龍園寺「これからも宜しくな。」
参照数1000突破です!
マジッすか!?ありがとうございます!これからも全速前進で頑張っていきます!
咲澄「頑張ります!」
参照数1500突破です!
1500・・・いつの間にこんなに・・・
私、今なら飛べるような気がする・・・
星野「仕事放棄しないでよ!?」
参照数2000突破です!
マジで!?ここまでくるとは思わなかった、ってまだChaputer3!?ど、どうなるかなぁ・・・
天風「これからも宜しくっす!」
参照数2500突破です!
ワオ、いつの間になってたぜ・・・ここからが後半戦、チャプター4をお楽しみください!
秋宵「・・・頑張る。」
参照数3000突破です!
もしかしてあの方様の宣伝のおかげ・・・ムムッ、まだchapter4序盤ですがよろしくです!
綾波「お嬢ちゃん達ありがとぉーう!!!・・・まあ野郎もありがとうだぜ!」
参照数3500突破です!
最近ダンロン小説増えてきて楽しみだなぁ(ワクワク)
まぁ、私も皆様が楽しいと思えるような作品目指して頑張ります!
篝火「オレも負けねぇぞ!!!」
参照数4000突破です!
年内中にch5書くと言ってたなあれは嘘だ(真顔)
まぁ来年も頑張るのでよろしくお願いします!
霞桜「Extraってカ行の人が多いでござるね☆(篝火、霞桜、啄木鳥、黒神)」←oh・・・
参照数5500突破です!
なん…だと…!?私が受験勉強して遊んで番外編と2のストーリー考えている内にこんなに…!?皆様ありがとうございます!!
啄木鳥「こ、こんな伏線やストーリーがごちゃごちゃな作品を読んで下さってありがとうございます!!」
参照数7500突破です!
正直ここまで行くとは思わなかった。不定期にもかかわらず読んでいただきありがとうございます!!がんばって着々とはなし進めていこうと思います!
黒神「体調管理には気をつけなさいよ。」
Chapter0プロローグ
>>2-7 >>9-12
番外編>>47
Chapter1ゼツボウプロジェクト
(非)日常編
>>13 >>15-19 >>20-21
>>22-25 >>26 >>27-29
非日常編
>>30-31 >>32-33 >>35
学級裁判
>>36-38 >>39-41 >>42(おしおき、後)
番外編>>48
Chapter2ぜつぼうのなく頃に 悲
(非)日常編
>>46 >>49-50 >>51-52 >>53-55
>>57-58 >>59-60
非日常編
>>61 >>63-64 >>65
学級裁判
>>66-68 >>69 >>71 >>72(オシオキ)
>>75
番外編>>77
Chaputer3"希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望"
(非)日常編
>>78-83 >>84-87 >>88
非日常編
>>89 >>90-91 >>92
学級裁判
>>95-100 >>101 >>102 (オシオキ) >>103-104
番外編 >>111
Chapter4 Code despire
(非)日常編
>>112 >>113-116 >>117-119 >>122-123 >>127
非日常編
>>131-134
学級裁判編
>135
キャラ紹介
咲澄玲奈>>8
龍園寺海斗>>14
チャプター1
被害者>>34
クロ >>43
まとめ>>44
EXTRAモード>>45
チャプター2
大富豪のマジシャンの子>>62
被害者・クロ・Extraモード>>76
チャプター3
被害者二人 >>105
クロ >>109
まとめ・Extraモード>>110
チャプター4
被害者>>130
>>43より
ランスロット様『ダンガンロンパF』東条君、kuzan様『ダンガンロンパThe another』田川君、アルズ様『ダンガンロンパad lib』城ヶ根君をお借りしました!ありがとうございます!!!
コメントありがとうございます!!!
チーク様 >>71
バタフライ様>>74 >>94 >>108 >>129
【名前を入力してください】様 >>108 >>125
如月胡桃様>>121
作品の向上?のためによろしければコメント、感想、質問あればどうぞお気軽によろしくお願いします!
※ここテストに出るから重要←出ません
現状・・・
続き書けます!!!!!!!!!!
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- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.61 )
- 日時: 2014/05/22 23:07
- 名前: レイナ (ID: jo2UR50i)
ピーンポーンパーンポーン...
『死体が発見されました!! 一定の自由時間の後学級裁判を行います!!』
龍園寺「夕嵐!!!」
深淵「クソっ、またしても止めることが出来なかったか・・・」
リエル「誰が・・・誰がこんな酷いことを!!!」
夕嵐の状態は誰から見ても悲惨なものだった。
手の指から肩へ、腹へ、そして足まで刃物で刺されていた。
まるで拷問のようだ・・・
???「ふん、どうやらまた誰かが殺されたようだな。」
その声の主は俺達のことをあざ笑うかのように入ってきた。
龍園寺「小鳥遊・・・」
小鳥遊「ほう、今回はこやつが殺されたのか。ほう・・・なかなか”面白い”死に方してるではないか。」
リエル「”面白い”・・・?これのどこが面白いって言うんですか!!!」
小鳥遊「妾は見たままの事を言っただけだ。実に滑稽で愉快な姿ではないか。笑わせおる。」
リエル「・・・貴女、最低ですね。」
小鳥遊「ふん、愚民に何を言われても気にせんわ。・・・おい、モノクマ。」
モノクマ「ハイハーイ!」
これ以上話しても無駄、という感じでモノクマを呼び、モノクマがいつものように何処からか出てきた。
小鳥遊「例の物はちゃんと持ってきてるのであろうな?」
モノクマ「もちろんですとも〜『ザ・モノクマファイル2』〜。それじゃ頑張ってね〜」ヒュン
またどっかに消えた・・・
深淵「とりあえず全員をここに集めた方がよかろう、ワシが今から呼んでくるぞい。」タッタッタ・・・
龍園寺「おう、頼んだ。」
俺とリエル、小鳥遊は皆が集まるまで静かに待った。
小鳥遊「フッ、どうやらまた始まるようだな。命がけの犯人当てゲームが・・・妾を楽しませておくれよ・・・」
小鳥遊は誰にも聞こえない声で呟いた・・・
深淵が皆を男子更衣室に呼ぶのはそんなに時間がかからなかった。
星野「夕嵐!!!」
奏鳴「酷い・・・」
春夏秋冬「ま、またあの裁判しないといけねぇのか?」
流星雨「い、いやだよぉ・・・」
一人一人が嘆きの言葉を発していた。・・・だけど秋宵は違った。
秋宵「・・・今は言葉を発している時間はない。速やかに捜査を始めるべきだ。」
篝火「夕嵐を殺した犯人をブッ潰してやるぜぇ!!!」ボキボキ
こうして、二回目の学級裁判に備えての捜査が始まった。
検死は前回同様秋宵と啄木鳥に任せることにした。
<男子更衣室>
夕嵐 汐の状態
・壁にハリツケにされた状態
・全身を刃物で刺されている
龍園寺(まずはモノクマファイルの確認だ・・・)
【モノクマファイル1】
『被害者は超高校級のシェフ、夕嵐 汐。
死体が発見されたのは、水練場の男子更衣室。
死亡時刻は昨日午前10時〜今日午前7時頃。
死因は刺殺で、全身が刃物によって刺されている。 』
龍園寺(ということは・・・昨日の動機出された後に殺されたって事か・・・)
春夏秋冬「あれ?この後ろの文字って何だ?」
夕嵐の後ろの壁をよく見てみると、何やら文字が書かれていた。
啄木鳥「血文字・・・ですかねぇ、でもダイイングメッセージには見えませんね・・・」
流星雨「な、何って書いてあるのぉ?」
霞桜「魑魅魍魎フィーバーでござる!!!」
春夏秋冬「どう見ても漢字には見えねぇだろうが!?というかそれ何って言うんだ!?」
霞桜「・・・テヘリン☆」
読めないなら最初から言うなよ・・・
咲澄「あ、『チミドロフィーバー』って書かれてるね。」
啄木鳥「へっ!?『チミドロフィーバー』ですかぁ!?」
星野「啄木鳥ちゃん知ってるの?」
啄木鳥「知ってるも何も『チミドロフィーバー』といったらあの有名な殺人鬼"ジェノサイダー翔"ですよ!?」
リエル「あの連続殺人鬼ですか!?」
ジェノサイダー翔・・・確か最近世間を騒がせている連続殺人鬼で、いつも犯行時に『チミドロフィーバー』という文字を書き残しているらしい。
・・・ってことは待てよ!?
龍園寺「じゃあこの中にあの"ジェノサイダー翔"がいるのかもしれないって事か!?」
篝火「ま、マジか!?」
天風「じゃあもしや・・・夕嵐さんは犯人がジェノサイダー翔だと世間にバラされたくないから殺されたって事っすか!?」
奏鳴「え、でも動機は誰か一人知っているんですよね!?」
秋宵「・・・その紙が夕嵐に回って口封じの為に殺した可能性がある。」
小鳥遊「ふん、ハズレくじを引くとは、つくづく運のない男だな。」
星野「ちょっと!そんな言い方酷いじゃない!!もしアンタがジェノサイダー翔の秘密を持ってたら殺されてたのよ!?」
小鳥遊「そんな空想の設定はいらん。そんなことを想像するなんて流石愚民といったところだな。」
星野「くっ・・・あのね!!!」
咲澄「ほ、星野ちゃん落ち着いて!」
天風「今は捜査に集中した方がいいっすよ!!!」
星野が小鳥遊につっかかろうとしたのを咲澄と天風が止めた。
星野「・・・そうね、結構熱くなりすぎたわ。今は犯人を見つけないといけないわね。」
そうだ、今は夕嵐をこんな目に遭わせた犯人、"ジェノサイダー翔"を見つけなければ・・・!!!
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.62 )
- 日時: 2014/05/24 22:11
- 名前: レイナ (ID: jd737JEz)
レイナ「皆さんこれから夕嵐の説明するとでも思ってましたぁ?残念、今からは一瞬だけ登場の"超高校級のマジシャン"黄瀬 遥ちゃんを紹介しまっす!」
黄瀬「よろしくであります!って夕嵐シェフはどうしたのでありますか?」
レイナ「安定の声優決まらず☆」
黄瀬「ならしょうがないのでありますな〜w」
ムゴッ!!!ムゴーーーッ!!!!!
黄瀬「・・・何か夕嵐シェフっぽい人が大変なことになっているのでありますが・・・」
レイナ「気にしなーい、気にしなーい♪今回は特別ゲストに小鳥遊さんを呼んでまーす!どうぞ!!!」
小鳥遊「ふん、わざわざ来てやったぞ。」
啄木鳥「さ、流石お姉様!上から目線も素敵ですぅ!!!」
黄瀬「何か呼ばれてもない人も来てるのであります!?」
レイナ「えぇっと...豹変啄木鳥ちゃんだね、うん。どうしてこんな性格になっちゃったんだろ・・・」
小鳥遊「クソっ、こやつのせいで一時期ギャグキャラ扱いされたのだぞ!?・・・まぁすぐにクズキャラに戻ったけどな。」
レイナ「自分でそう言わないの・・・黄瀬ちゃんは小鳥遊ちゃん関係で重要キャラにするから軽い設定しとこうという訳です!」
【元々はリエルの派生キャラ】
レイナ「本当はリエルトランプマンとかサイコロ系、いわゆるギャンブル系の才能にしようと思ったんですけど・・・一時間ググっても見つかんなくて(笑)だからリエルがダーツプレイヤーになった訳ですよー」
黄瀬「えぇと、それと私に一体何の関係がありますか?」
レイナ「まぁ簡単にいうとリエルの初期案っすね。だからトランプ系のマジックが得意という設定なんだよ〜(まぁ炎系以外のマジックは出来るけど)」
黄瀬「なるへそであります!」
小鳥遊(・・・あれ、黄瀬は三分で名前や設定が決まったと聞いたような・・・?)
【甘口カレー(と裏舞台ではお金)好き】
レイナ「何か・・・名前に黄色入ってたから・・・」
黄瀬「マモレナカッタ・・・」
小鳥遊「それテ○ルズしてる人しか分からんぞ・・・」
【黄瀬さんは80期生】
黄瀬「まぁこの世界では希望ヶ峰学園生ではないでありますけどねー・・・」
レイナ「あ、ちなみに黄瀬さんがマジシャンとして注目されたのは小鳥遊ちゃんのお陰なんですよ!」
黄瀬「小鳥遊お嬢ありがとうなのですよー!!!」←抱き付き
啄木鳥「ちょ、ちょっとぉ!お姉様に気安く抱き付いてるのですか!?」
黄瀬「小鳥遊お嬢と私は昔からの長〜い付き合いなので大丈夫でありますよ!」
(小鳥遊お嬢の過去のエピソードや写真があるでありますよぉ?)ニヤリ
啄木鳥「くっ・・・」
(私は本編でお姉様のあれやこれや知ってるんですよ!)
小鳥遊「おい、心の中カオスなことになってるぞ・・・」
レイナ「これがいわゆる小鳥遊サンド♪」
レイナ「さて、黄瀬ちゃんは小鳥遊ちゃん関係で名前だけ後々でてくるからねー」
黄瀬「甘口カレー食べながら待機するでありますよ」mgmg
レイナ「二人の関係性は後々で!次回は夕嵐の紹介すると思うよ!ではまた今度!」←声優決まれば・・・
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.63 )
- 日時: 2014/06/08 20:23
- 名前: レイナ (ID: GDWSGe53)
「ム?」
「深淵、どうした?」
「男子更衣室に何故かゴムが落ちているのじゃ、一体誰のじゃろうか・・・?」
「ゴム?」
深淵が見つけてくれた物をよく見ると、普通のヘアゴムだった。
【深淵が見つけたヘアゴム】
男子更衣室で発見されたもの。誰のかは分からない。
「・・・龍園寺。」
「秋宵か、何か分かったか?」
「・・・分かったことは、全身に刺されたハサミの傷と他に腹部に一カ所刺し傷がある事、そしてその傷がハサミと比べて大きいって事だ。」
【秋宵の検死結果】
ハサミの刺し傷の他に一カ所刺し傷があり、ハサミより傷が大きい。
「・・・後は、夕嵐の電子生徒手帳が無くなっているってこと位だ。」
【消えた夕嵐の電子生徒手帳】
何故か夕嵐の電子生徒手帳が無くなっている。
「分かった。ありがとな。じゃあプール調べてみるわ。」
「・・・あ、これ。龍園寺に渡しておく。」
そう言って渡されたのは俺の自室の鍵によく似た鍵だった。
「・・・時間があるなら調べて欲しい。呼び出しメモが部屋に置いてある可能性もある。」
「ん、分かった。」
「・・・気を付けろ。今回の事件は不思議な点が多すぎる。」
「分かった。秋宵も頑張れな!」
「・・・うん」
俺はプールを調べることにした。
〈プール〉
(これといって特には・・・うん?プールサイドに微かだけど血が付いている・・・)
【プールサイドの血痕】
おそらく洗い流したと思われるが微かに残っていた。
「りゅ、龍園寺っち〜・・・」
「春夏秋冬!?何で濡れてるんだ!?」
何故か春夏秋冬は全身がビチョビチョになっていた。
「雛月っちが『プールに変なものが落ちていますわ!』って言って俺っちをプールに突き落としたんだ・・・」
「ワオ・・・」
「あら、バカは風邪を引かないという諺があったと思うのですが・・・」
「ことわざでもねぇし俺っちはバカでもねぇぞ(多分)。まぁでもそのお陰でこんなのが見つかったぜ・・・」
「これって・・・果物ナイフか?」
【プールに落ちてた果物ナイフ】
春夏秋冬がプールに飛び込んで見つけてくれた。だが何故果物ナイフが落ちてるんだ?
「ブエックショイ!!!」
「お前大丈夫か?」
「プールに飛び込むなんてバカですわねぇ・・・」
「雛月っちが落としたんだろ!?」
「と、とりあえず風邪引いたらあれだから着替えてこい。」
「そ、そうだな・・・すまねぇ・・・」
春夏秋冬は自分の部屋に戻り、着替えに行った。
ちなみに雛月は黒い笑いを浮かべながらどこかに行った。
一階
(夕嵐ごめんな・・・勝手にはいるぜ・・・)ガチャ
〈夕嵐の自室〉
夕嵐の部屋は料理本やいつも着ているスーツ、着ている姿を見たことがないシェフの格好など、いかにも"超高校級のシェフ"らしい部屋だった。
(さて、メモはーっと・・・)ゴソゴソ
ガチャ
「おやおや、龍園寺殿も気になっていたでごじゃりますか!」
突然霞桜が夕嵐の部屋に入ってきた。
「まぁな、でもメモ帳はあってもメモみたいなものが見当たらねぇんだよ・・・」
「そういう時は・・・そのメモ帳に注目してみるでござるよ!!」
「メモ帳、か・・・?」
「こう言うときは・・・サラサラ〜っと。」
霞桜は夕嵐の机からシャーペンを借り、メモ全体を塗り始めた。
「おいおい、これが一体何に・・・」
「まぁまぁ、見てるでござるよ・・・よし!出来たでござる!」
塗り終えたメモを見てみると、何やら文字が写っていた。
【呼び出しメモ】
『今夜10時頃、誰にもバレずにプールに来て欲しい。不安なら護身用に凶器を持ってきても構わない。 夕嵐』
「霞桜すげぇな!よくやった!」
「え!?あ、あの・・・ありがとうございます///」
霞桜、いつもの語尾がなくなっているぞ・・・
「でも、この文章ちょっとおかしくないか?」
「被害者の夕嵐殿が誰かを呼び出した事ですござるか?」
「まぁそれもあるんだけどよぉ・・・この『護身用に凶器を持ってきてもいい』って所なんだよな。」
「じゃあ夕嵐殿はその護身用の凶器で殺されたってことでござるかねぇ〜・・・」
「うーん、今のところはそうだな。ここはもう何も無いようだからどっかに行くか。」
「了解でござる!」ドロン
「さて、食堂か倉庫でも調べてみるか。」
俺は夕嵐の部屋を出た。
「龍園寺ー!」チョイチョイ
(ん?星野?何か見つけたのか?)
俺は玄関ホールに行くことにした。
〈玄関ホール〉
「ど、どうしたんだ、俺をここに呼びだして・・・」
「"レターボックス”を見てみなさい!」
「"レターボックス"・・・?」
星野に言われた通りにレターボックスをあけると、二つの電子生徒手帳が入っていた。
「これって・・・」
「そう、黒神ちゃんと綾波のよ。」
「黒神と、綾波の・・・」
黒神、イベント事には積極的に参加して、綺麗な歌声でカラオケ大会を盛り上げてくれた ・・・
綾波、ナンパしてたりバカ発言とか色々してたけど、妹思いで一緒にいて楽しい奴だった・・・
けど、その二人はもういない・・・
「話に戻っていいかしら?」
「・・・お、おう。」
そうだ、今は今回の犯人を見つけるのが先決だ。俺は二人の事を考えるのを止め、星野の話を聞いた。
「私が思うにわね、二人の電子生徒手帳を使えば"8つめのルールは意味がなくなる"と思うわ!」
「8つめって、最近追加された『生徒手帳を借りるのは禁止』ってやつだろ?」
「私が思うに、
『禁止なのは他人への貸与で、借りるのは禁止じゃない。死んだ人の電子生徒手帳を借りるのは校則違反にならない。』って思うの。だからこれを使えば誰でも男子更衣室に入れるんじゃないかしら?」
「そうか・・・」
【星野の推理】
黒神と綾波の電子生徒手帳を使えば『他人への貸与禁止』というルールは破られる。
キーンコーンカーンコーン・・・
『オマエラ、そろそろお時間ですよー。前回よりも時間がかかったみたいだねー。 それじゃあ、いつものように赤い扉の中でお集まりください!』
「また始まるのね・・・」
「あぁ・・・」
後は咲澄の捜査に賭けるだけだ。
〈赤い扉〉
咲澄「・・・"十神白夜"、"ジェノサイダー翔"、"腐川冬子"・・・」
咲澄は赤い扉の前で何か考え事をしていた・・・
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.64 )
- 日時: 2014/06/08 22:15
- 名前: レイナ (ID: GDWSGe53)
〈咲澄side〉
〈男子更衣室〉
(さて、私も始めないとね。)
「あの、咲澄さん・・・」
「啄木鳥さんどうしたの?」
「少し気になることがあって・・・一緒に図書室に来てくれませんか?」
「私はいいけど・・・見張りはどうするの?」
「見張りは・・・あ、篝火さん!」
啄木鳥さんは篝火さんに見張りの代役を頼んだ。
「おう、いいぜ。オレは捜査とか何も出来ねぇしな。」
「ありがとうございます!では咲澄さん行きましょう!」
「うん!」
私は男子更衣室を出て、図書室に向かうことにした。
〈図書室〉
「そこの書庫の中に"ジェノサイダー翔"についてのファイルがあった・・・と思います。」
「啄木鳥さんは見たの?」
「えっと、書庫に手がかりがあるかもしれないと思って・・・」
「そっか。」
私達は書庫に入った。
〈書庫〉
「・・・正面から見て右の棚、2列目の右から8冊目に『ジェノサイダー翔』の事件についてのファイルがある。」
啄木鳥さんはいつの間に瞬間記憶能力モードになっていた。
私はそれに構わずファイルをめくっていった。すると・・・
「こ、これって!!!」
ファイルに載ってある被害者は全員ハサミでハリツケにされた状態だった。
「そう、これは全部"ジェノサイダー翔"によって殺された人々の状況。メディアでは犯行現場に『チミドロフィーバー』っていう血文字が書かれているのは報道されているけど、『ハリツケの状態』ってのは世間に公開されてない。」
「へっ!?」
「しかも、ジェノサイダー翔は多重人格者の可能性がある。」
【ジェノサイダー翔事件簿】
啄木鳥のセリフ参照
「じゃあ今回の犯行は模擬犯じゃなくて本物のジェノサイダー翔って事!?」
「そういうこと。」
ということは、私達の中にジェノサイダー翔がいるって事か・・・でもそれが誰だか見当が・・・
『・・・うよ!』
(・・・え?)
『それは違うよ!』
(何?今の?)
突然男の子の声が聞こえてきた。周りを見渡してもいるのは啄木鳥さんだけだった。
『アタシが"超高校級の殺人鬼"ことジェノサイダー翔!』
『すべて、お前のでっち上げなんだッ!!』
『すまねぇな兄貴・・・男同士の約束・・・守れなかった・・・』
(え!?"ジェノサイダー翔"!?)
突然頭に流れてきた映像、それには私たちと同じように裁判をしている風景があった。
そこには自分がジェノサイダー翔だと自白している三つ編み少女や、いかにも暴走族といった感じの男子や、キリッと服装を整えている男子、さらには頭にアンテナが付いた男の子など、色んな人が私達みたいに学級裁判をしていた。
(どういう事・・・?私こんなの知らない・・・)
何故こんな映像が頭に流れてきたかは分からない。だけど、分かることは一つ。
(この映像が本当なら・・・"ジェノサイダー翔"は私達の中にいない!!!)
だけど、今のままでは誰も信用してもらえない。だったら証拠を見つけないと!!!
「ねぇ啄木鳥さん、昨日図書室にずっといたんだよね、他に誰か来たりした?」
「誰か・・・あ、昨日20時1分56秒から三時間ほどリエルさんがいましたぁ。」
「3時間ほど、か・・・」
【啄木鳥のアリバイ】
昨日夜8時頃から11時頃までリエルと一緒に図書館にいた。
「あ、確か私が目を離している間に誰か来たような気がしますぅ・・・」
「分かった。リエル君に聞いてみるね!」
私は急いでリエル君を探しに行った。
〈食堂〉
「咲澄さーん!そんなに慌ててどうしたっすか!?」
「だ、大丈夫ですか?」
「よ、よかった・・・探す手間が省けた・・・」
食堂に行くと天風君と、捜していたリエル君がいた。
「リエル君って昨日図書室にいたんだよね?」
「えぇ!日本の文学はおもしろいです!昨日読んだ本の中で・・・」
「あ、時間無いから今度・・・ところで、途中でだれか図書室に入ってきた人いる?」
「昨日・・・あ、確か小鳥遊さんが書庫に入っていきましたね・・・でも数分で出て行ったので啄木鳥さんには気づかれていないと思います。」
【リエルの証言】
昨日書庫に小鳥遊が入っていった。
「あ、そういえば天風君のアリバイってあるかな?」
「うーん、アリバイというアリバイは無いっすけど・・・夕嵐さんなら夜目撃したっすよ。」
「えっ!本当!?」
「確か夜9時半頃っすね、何気に夕嵐さんに声をかけたら、『呼び出したくせに遅れると申し訳無いから悪いな!』って言いながらどっか行ったっすよ。」
「夜に用事・・・?」
【天風の証言】
昨日の夜9時半頃に夕嵐を目撃。夜に用事があったみたいで忙しかったようだ。
キーンコーンカーンコーン・・・
『オマエラ、そろそろお時間ですよー。前回よりも時間がかかったみたいだねー。 それじゃあ、いつものように赤い扉の中でお集まりください!』
「また、始まるんっすね。」
「そうだね。」
私達は赤い扉へと向かった。
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.65 )
- 日時: 2014/06/08 20:24
- 名前: レイナ (ID: GDWSGe53)
〈咲澄side〉
赤い扉の前、私は啄木鳥さんに聞きたかったことを聞いた。
「ねぇ、啄木鳥さん。多分78期生だと思うけど、メガネをかけた三つ編みの女性と、メガネかけてスーツを着ているいかにも金持ちそうな男性知らない?」
あの映像の中にとても印象的な二人が映っていた。女性の方はテレビで一瞬だけ見たことあるけど・・・男性の方は全く見たことがない。
「78期生・・・でしたらその方々は腐川冬子先輩と十神白夜先輩ですね!」
「そうなんだ・・・スレで見たことはあるけど誰が誰だか分からないんだよね・・・」
「まぁ、私も腐川先輩ならまだしも十神先輩はテレビとかではあまりみないですし・・・」
「そっか。」
ということは、腐川先輩が"ジェノサイダー翔"ということになる。
「あ、私は先に入っておきますけど、咲澄さんはどうします?」
「あ、私は龍園寺君を待つね。」
「わ、分かりましたぁ・・・」タッタッタ・・・
「・・・」
私は龍園寺君が来るまで内容をまとめることにした。
〈龍園寺side〉
「・・・"十神白夜"、"ジェノサイダー翔"、"腐川冬子"・・・」
「さ、咲澄、どうしたんだ?」
俺が急いで赤い扉の前に向かうと、咲澄が扉の前で何か考え事をしているようだった。
「あ、うーんとね、ちょっと気になることがあってね・・・」
「そ、そうか・・・」
「今は話せそうにないから・・・また後でね?」
「お、おう。」
捜査中に何があったんだ?
そう思いつつ赤い扉の中へ入っていった。
秋宵「・・・全員揃ったな。」
リエル「この中に、犯人がいるんですね・・・」
流星雨「ま、また裁判しなきゃいけないのぉ!?」
奏鳴「だ、大丈夫だよ!すぐ終わるって!!」
小鳥遊「フン、所詮は口だけだな。」
皆が小鳥遊に目を向けた。
小鳥遊「この中にあやつを殺したクロがおるというのにお気楽なものだな。」
星野「そ、そんな事言わなくったって・・・」
小鳥遊「フン、これだから愚民は・・・いいか?これは"勝つ"か"負ける"かのゲームなのだぞ?勝った方が生き残り、負けた方が死ぬ・・・あやつはそんなゲームの生贄になったにすぎん。」
星野「くっ、またゲームゲームって!!!それに生贄って!!!」
モノクマ「星野サン可愛い顔が台無しだよ!小鳥遊サン皆をイジメたらだめだよ!じゃあ前回みたいにこの 扉の向こうにエレベーターがあるから皆乗ってください!」
小鳥遊「フン、妾を楽しませるがよい・・・」タッタッタ・・・
啄木鳥「あ!お姉様!私も行きますぅ!!!」タッタッタ・・・
星野「あーもう!!!何で啄木鳥ちゃんあんな人を慕ってるのよぉ!!!」
天風「ま、まぁこう言うのは個人の自由と思うっすよ?」
秋宵「・・・とにかく行こう。」
龍園寺「・・・よし。」
俺が先にエレベーターの中にはいると、皆がぞろぞろと入っていった。
エレベーターに乗ってるなか、やはり皆沈黙だった。
俺はふと、前回綾波と夕嵐がいたスペースを見た。
あぁ、二人は本当に殺されたんだな。
俺はその時、改めて実感した・・・
しばらく経つと、前回と同じような裁判所があった。だが、前回と違うのは周りの風景、そして、黒神の遺影に加えて綾波と夕嵐のが追加されていた。
モノクマ「いつもと同じ風景だと飽きちゃうから模様替えしてみたよー!というわけで座ってね!」
モノクマがそう言うとみんな自分の席に着く。
・・・夕嵐を殺したクロは……この中にいる!
犯人を突き止めなければ、俺達が殺される!!!
命がけの裁判。
命がけの騙し合い・・・。
それが今始まる。
『コトダマ 龍園寺ver』
【モノクマファイル2】
【深淵が見つけたヘアゴム】
【秋宵の検死結果】
【消えた夕嵐の電子生徒手帳】
【プールサイドの血痕】
【プールに落ちてた果物ナイフ】
【呼び出しメモ】
【星野の推理】
『コトダマ 咲澄ver』
【ジェノサイダー翔事件簿】
【啄木鳥のアリバイ】
【リエルの証言】
【天風の証言】
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