二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜
日時: 2016/09/22 01:07
名前: レイナ (ID: NTjRWWeg)

初めまして!レイナと申します。
この小説はオリキャラのオリジナルストーリーとなっています。

結構原作のネタバレがあります。
苦手な方回れ右でお願いします。

あまり小説書いたことないので誤字や矛盾が生じてしまう場合があります。ご注意を。

それでも見てくださる方々、不定期更新になってしまいますが、よろしくお願いします!


参照500突破です!
こ、こんな駄作を読んでくださってありがとうございます!!まだ本編は始まったばかりですが、これからも頑張っていきます!
龍園寺「これからも宜しくな。」

参照数1000突破です!
マジッすか!?ありがとうございます!これからも全速前進で頑張っていきます!
咲澄「頑張ります!」

参照数1500突破です!
1500・・・いつの間にこんなに・・・
私、今なら飛べるような気がする・・・
星野「仕事放棄しないでよ!?」

参照数2000突破です!
マジで!?ここまでくるとは思わなかった、ってまだChaputer3!?ど、どうなるかなぁ・・・
天風「これからも宜しくっす!」

参照数2500突破です!
ワオ、いつの間になってたぜ・・・ここからが後半戦、チャプター4をお楽しみください!
秋宵「・・・頑張る。」

参照数3000突破です!
もしかしてあの方様の宣伝のおかげ・・・ムムッ、まだchapter4序盤ですがよろしくです!
綾波「お嬢ちゃん達ありがとぉーう!!!・・・まあ野郎もありがとうだぜ!」

参照数3500突破です!
最近ダンロン小説増えてきて楽しみだなぁ(ワクワク)
まぁ、私も皆様が楽しいと思えるような作品目指して頑張ります!
篝火「オレも負けねぇぞ!!!」

参照数4000突破です!
年内中にch5書くと言ってたなあれは嘘だ(真顔)
まぁ来年も頑張るのでよろしくお願いします!
霞桜「Extraってカ行の人が多いでござるね☆(篝火、霞桜、啄木鳥、黒神)」←oh・・・

参照数5500突破です!
なん…だと…!?私が受験勉強して遊んで番外編と2のストーリー考えている内にこんなに…!?皆様ありがとうございます!!
啄木鳥「こ、こんな伏線やストーリーがごちゃごちゃな作品を読んで下さってありがとうございます!!」

参照数7500突破です!
正直ここまで行くとは思わなかった。不定期にもかかわらず読んでいただきありがとうございます!!がんばって着々とはなし進めていこうと思います!
黒神「体調管理には気をつけなさいよ。」



Chapter0プロローグ
>>2-7 >>9-12

番外編>>47


Chapter1ゼツボウプロジェクト
(非)日常編
>>13 >>15-19 >>20-21
>>22-25 >>26 >>27-29

非日常編
>>30-31 >>32-33 >>35

学級裁判
>>36-38 >>39-41 >>42(おしおき、後)

番外編>>48


Chapter2ぜつぼうのなく頃に 悲
(非)日常編
>>46 >>49-50 >>51-52 >>53-55
>>57-58 >>59-60

非日常編
>>61 >>63-64 >>65

学級裁判
>>66-68 >>69 >>71 >>72(オシオキ)
>>75

番外編>>77

Chaputer3"希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望"
(非)日常編
>>78-83 >>84-87 >>88

非日常編
>>89  >>90-91 >>92

学級裁判
>>95-100 >>101 >>102 (オシオキ) >>103-104

番外編 >>111


Chapter4 Code despire

(非)日常編
>>112 >>113-116 >>117-119  >>122-123 >>127

非日常編
>>131-134

学級裁判編
>135

キャラ紹介
咲澄玲奈>>8
龍園寺海斗>>14

チャプター1
被害者>>34
クロ >>43
まとめ>>44
EXTRAモード>>45

チャプター2
大富豪のマジシャンの子>>62
被害者・クロ・Extraモード>>76

チャプター3
被害者二人 >>105
クロ >>109
まとめ・Extraモード>>110

チャプター4
被害者>>130


>>43より
ランスロット様『ダンガンロンパF』東条君、kuzan様『ダンガンロンパThe another』田川君、アルズ様『ダンガンロンパad lib』城ヶ根君をお借りしました!ありがとうございます!!!


コメントありがとうございます!!!
チーク様 >>71
バタフライ様>>74 >>94 >>108 >>129
【名前を入力してください】様 >>108 >>125
如月胡桃様>>121

作品の向上?のためによろしければコメント、感想、質問あればどうぞお気軽によろしくお願いします!
※ここテストに出るから重要←出ません


現状・・・
続き書けます!!!!!!!!!!

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Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.111 )
日時: 2014/08/27 20:12
名前: レイナ (ID: v8ApgZI3)

レイナ「あぁ・・・夏が終わった・・・(真っ白)」

龍園寺「作者落ち着け、この作品見てる人がまだ夏休み中かもしれないだろ?」

レイナ「だって体育祭があるせいで一週間早く夏休み終わったんだよ!?これが落ち着いていられるかー!!!」机バーン

咲澄「ま、まぁでも体育祭って面白いよね?普段目立たない作者が得意な短距離走(っぽいのも)あるしね。」

レイナ「私・・・『見た目は放送部、中身は運動系』なんで・・・」(´・ω・`)ショボーン

龍園寺「どこぞの名探偵日向ですか・・・」

レイナ「あ、そう考えると山田と日向って同一人ぶt」

龍園寺「やめい。」

レイナ「どうせこの作品見てる人の中には『夏休み長いから宿題後回しでいっか♪』とか言って最終日に慌ててする人がいるはずだー!!!」

咲澄「ギクリ」←図星

レイナ「とにかく!皆夏休み終わっても夏休み気分でいないで区切りをつけて熱中症にならないように水分とれよー!!!」



龍園寺「何この茶番。」

咲澄「えっと、作者が『文字数余りすぎたから』季節ネタを書いたんだって。」

龍園寺(だったらもうちょっと面白くかけよ・・・)





『ダンガンロンパEXTRA〜チャプター3ネタ集〜』

君と夏の終わり将来の夢大きな希望忘れない、十年後の八月また出会えるの信じて〜、最高の〜思い出を〜♪

出会いh(歌わずに早く始めろよ)


・・・いつものネタ集いっきまーす!!




【ただやってみたかっただけ】

もし咲澄がガチャをしたら・・・


ガチャ

『ニャル子さんグッズ』
SAN値には気を付けろよ!!!


咲澄「・・・」キョロキョロ

咲澄(す、少しだけ、少しだけやってみてもいいよね?よし・・・)



咲澄「・・・いつもニコニコ!!、貴方の隣に這いよる混沌(ビシッ)!!!ニャルラトh・・・」

啄木鳥「(;¬_¬)ジー」

咲澄「・・・」汗ダラダラ


啄木鳥「・・・決めポーズ、カッコイいと思うよ。」タッタッタ・・・

咲澄「き、啄木鳥さん!私を痛い子って思わないでー!!!」



【もしアナ雪があったら】

・・・あ、確かポケットに・・・


【アナとかき氷の女王】使いますか?
はい←
いいえ


龍園寺「・・・かき氷祭りじゃぁぁぁああああああ!!!」

皆「「祭りじゃぁぁぁああああああ!!!」」


〜夜〜

皆ダウン。

小鳥遊「だ、だからって冷房が利いた夜にかき氷5、6杯も食べるなんてバカであろう・・・」

啄木鳥&流星雨((さ、参加しないで良かった・・・))



【そこでも"超高校級の不運"かよ】

そういえばリエルってトランプ以外のギャンブル系ダメだったよな・・・いや、流石に娯楽室にあるからって才能のダーツが駄目になるわけ無いよな!!!

俺はリエルに会いに行くことにした。


〈娯楽室〉

「おーい!リエルー!」
「あ、龍園寺さん!」シュッ、グサッ


リエルは俺の方に顔を向けて後ろ向きでダーツの矢を放った・・・しかも自分の頭に刺さって落ち武者みたいになってるぞ・・・。



「どうしたんですか?」シュシュシュッ、グサッグサッグサッ
「もうリエルダーツするな!!!絵面がやばいことになってるぞ!?」



【高校生は補導されます】


「そうなんだよなぁ、というか秋宵っちは本当に"超高校級のニート"なのか?」
「・・・別にいいだろ、花火なんて実際に見たことないし、ここもある意味室内だからな。というか俺普通に外出るぞ?」
「そうなのか?」


ちょっと意外だ。ニートって普段は家に籠もってPCでもしてるものかと・・・


「・・・人目を避けるために夜中にゲームセンターとか行くからn」
「警察!!この子保護してーーー!!!」



【リアルならこうなるはず】


春夏秋冬「オイオイオイオイオイ!!!なんかやばくねぇか!?」

流星雨「ボクは別に死んだってかまわないよ。そしたらお姉ちゃんに会えるんだ・・・!!!」

天風「りゅ、りゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ流星雨さん!ちょちょちょちょちょちょっと落ち着くっすすすすすすすすよ!!!!」

龍園寺「お前が落ち着け!!!」



【チャプター2のトラウマ】


"生きたい?"
いや、違う。きっと何か心残りがあるのでしょう・・・。
ですがそれが何か全く分かりません・・・



『深淵サンスキデスツキアッテクダサイ。』←ゴスロリ着用

『?・・・おぉ!!!結構その衣装似合ってると思うぞい!!!』←悪気なし

『』グサッ



リエル「あぁぁああああああああ!!!走馬灯で思い出したくない記憶が流れてきたぁぁああああああ?!!!」

モノクマ「えぇ!?なんか逆に元気になった!?」






後半になる度、ネタが減るよ。(まぁ趣味で書いてるんだもの)
じゃ、Chapter4もよろしくです!!!

chapter4 Code despair ( No.112 )
日時: 2014/08/28 20:56
名前: レイナ (ID: wJnEuCOp)

〜モノクマ劇場〜


書き始めて5ヶ月位かな?やっとchapter3終わったよー

もう作者更新遅すぎてやっと後半戦だよ。
どこかの作品では100スレ目でchapter5-6辺りなのにね。

まぁストーリー思いつきで考えてる作者が悪いんだけどね!ブヒャヒャヒャヒャ!!!
このペースじゃ終わるの12月だよ!受験生なのに何してるんだよ!!!






それは置いといて、オマエラ今回は『ダンガンロンパ』と『スーパーダンガンロンパ』Chapter4のネタバレあるけど大丈夫?



無理な人はこのスレ飛ばして次のスレから見てね。












ところで、オマエラは自分の命と引き換えに世界の平和が訪れるとしたらどうする?


今の世の中は皆自分さえ良ければそれでいいと思っている連中ばっかなんだ。
だからこのコロシアイの生徒達は時に疑い合い、時には騙し合い、そして殺し合っちゃうんだよ!!!


大神サンの場合は自分を犠牲に道場を、そして皆の疑心暗鬼を止めたね。本当さくらちゃん天使だね〜。

田中クンもある意味当てはまるのかな?
"生きる"ことのために自ら犠牲になって餓死を防いだね。
もし田中クンが事件を起こさなかったら、皆死んでたかもね。


いやぁ〜あれは作者も驚きだったよ。大神サンの遺書も田中クンの退場間際のセリフもかっこよかったよね!!



もし今同じようなことがあったら、
オマエラは二人みたいにヒーローになって犠牲になりにいける人が果たしているかな?



誰かが犠牲になるのを待つ?


それとも・・・自分がヒーロー気取って犠牲になる?



ボクは絶望的なことが起きれば誰でもいいんだけどね。

さて、本当にこのコロシアイに平和は訪れるのでしょうか?
うぷぷ、ワックワクのドッキドキだねぇ!!!

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.113 )
日時: 2014/09/01 00:53
名前: レイナ (ID: MXjP8emX)

〜龍園寺side〜

『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ〜!さぁて、今日も張り切ってい きましょう!』


「・・・」



俺はモノクマアナウンスでいつも通り起きた。
そう、"いつも通り"に・・・



(啄木鳥も深淵もリエルも死んで、しかも啄木鳥が残してくれた大事な本も奪われて・・・)


正直、疲れている。こんな生活を始めて一週間と少し。
何度も人の死を痛感して、精神もズタボロだ。



「・・・後で"アイツ"に聞きに行くか。とりあえず朝食だな。」



本当は誰とも顔を合わせたくなかったが、やはり空腹には負ける。俺はとりあえず食堂に行くことにした。




〈食堂〉

俺浮かない顔して食堂に入ると、何かの呪文のような声が聞こえてきた。



霞桜「・・・の新ちゃんのパンツ新八の人生
バルムンク=フェザリオンアイザック=シュナイダー
三分の一の純情な感情の残った三分の二はさかむけが気になる感情
裏切りは僕の名前をしっているようでしらないのを僕はしっている
留守スルメめだかかずのここえだめめだか……このめだかはさっきと違う奴だから池乃めだかの方だからラー油ゆうていみやおうきむこう
ぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺビチグソまりゅっ!!!って最後に噛みまみたでござるーーー!!!(泣)」


星野「寿限無 寿限無 五劫の摺り切れ
海砂利水魚の 水行末 雲来末 風来末
食う寝る所に住む所 藪柑子 ブラコウジ
パイポ パイポ パイポの シューリンガン シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の長助!!!って霞桜ちゃんそれ猿の名前よ!?」

龍園寺「あ、朝から何してんだ・・・」




俺が食堂に着くと秋宵、小鳥遊、流星雨以外全員いた。
・・・最初の頃から随分減って随分減ったな。

そして星野と霞桜何してるんだ・・・



星野「なんか霞桜ちゃんが『早口でも噛まない方法教えて欲しいでござる!!!』ってここに来て急に言われたから・・・」

龍園寺「そ、そうか・・・」

天風「でも見てるだけでも楽しいっすね!」

咲澄「そうだね!霞桜さんみてると元気になるよ♪」

春夏秋冬「ま、霞桜っちが能天気って理由もあるけどな。」

霞桜「それって拙者を誉めてるのでござるか?」

雛月「完全に馬鹿にしていますわね。」

霞桜「ウッキー!!!」



・・・確かに霞桜を見てると元気になれるな。
さっきまで俺落ち込んでたのに、今ではスッキリした気分になった。


霞桜「・・・龍園寺殿」

龍園寺「ど、どうした?急に。」


霞桜が真剣な顔つきで俺に近づいた。


霞桜「・・・最近笑ったでござるか?」

龍園寺「・・・え?」

霞桜「最近皆元気がないでござるよ・・・特に龍園寺殿なんて花火大会の時から笑顔がないでござるから・・・」

龍園寺「・・・結構見てるんだな。」

霞桜「拙者結構笑顔とかみるのが好きでござるから。辛いのは分かるでござるが、"笑顔"は大事でござるよ!じゃないと良いことが逃げちゃうでござるよ?」

龍園寺「霞桜・・・」

霞桜「きっと、落ち込んでる姿は死んでしまった皆も見たくないと思うのでござるよ。だから笑顔でござるよ!!!」にぱー☆

龍園寺「・・・そうだな。」


篝火『おーい!朝食できたから運んでくれー!』

咲澄「わーい!朝食だー!!」

霞桜「拙者も運ぶでござるー!!」



霞桜・・・いろいろ考えてるんだな。そうだ、最後まで諦める訳には行かない。
例えそれがどんな"絶望的な状況"でも・・・
こうして、今日という日が始まった。





〜数分後〜


星野「で、今から何をするべきか皆分かるわよね・・・?」

龍園寺「えぇと・・・何だっけ?」

星野「勿論!四階の探索よ!!!」


そうか、学級裁判が終わると一つ上の階が解放されるんだっけな・・・



春夏秋冬「もし化学室とかあれば篝火っちプロテインとか欲しがりそうだよな!!」

篝火「ん?オメー知らねぇのか?男性ならプロテインの中のタンパク質が筋肉になるが、女性がプロテイン飲むと脂肪になるんだぜ?」

霞桜「マジでござるか!?じゃあ篝火殿のシャツからでも分かるボインは・・・」


咲澄&星野「「ガタッ」」


篝火「ちなみにオレはプロテイン飲んでないぜ。たくさん運動してたくさん食べてたくさん寝てるからな。」


咲澄&星野「「シュン・・・」」


篝火「しかも大きすぎると動きにくいから邪魔なんだよな。」

咲澄&星野「「な、何て羨ましい悩み!?」」


こ、こういう話の類は俺達男子が話しに入りにくいから困るな・・・



天風「は、話がずれてるっすよ・・・」

星野「えぇと、四階の探索の組み合わせ何だけど・・・」

雛月「今回は二組位でいいと思いますわ。」

龍園寺「じゃ、そうするか・・・」


そして、今回の組み合わせは・・・


1.龍園寺・篝火・星野・霞桜

2.咲澄・雛月・天風・春夏秋冬




龍園寺(今回も咲澄と一緒になれなかった・・・)シュン

咲澄(龍園寺クンがハーレム!?)ガビーン

星野(玲奈、ドンマイ。)

天風(龍園寺さんドンマイっすね。)

龍園寺「ま、まぁとりあえず行くとしますか。」



こうして四回目の校内探索が始まった。

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.114 )
日時: 2014/10/05 20:44
名前: レイナ (ID: GFkqvq5s)

1.龍園寺・篝火・星野・霞桜



〜龍園寺sise〜

俺達四人は、体育館側四階を調べることになった。
四階はやはり他の階と違う構造になっていた。


「結構広いわね・・・」
「鬼ごっこにはちょうどいいでござる♪」
「おっ!じゃあ今度オレが鬼になってやろうか!?」
「す、すぐに捕まりそうだな・・・」



とりあえず話し合った結果、散らばって部屋を調べることになった。
俺は教室と職員室だったが、(何も無かった為)他の部屋にも行くことにした。




〜音楽室〜


「あ、ここの担当は星野なのか。」
「そうよ?というか探索はどうしたのよ?」
「何も無さすぎて来た。」
「はぁ!?職員室よ!?何も無いなんておかしいじゃない!!!」
「お、俺に言うなよ!!!」



教室ならまだしも、職員室にはクラス名簿や出席簿、さらには担任の名前が書かれたネームプレートさえ無かったのだ。



「・・・モノクマが隠した、って考えた方がいいかもね。」
「何を?」
「だから職員室の・・・ってモノクマ!?」
「ヤッホー!」



神出鬼没、またどこからかモノクマがやってきた。
正直ワンパターンすぎて飽きてきた。



「今ボクを呼んだよね?」
「呼んではないけど、あんたが職員室の物全部隠したんでしょ!?」
「え?何を?思春期の子が持ってる本とか厨二病全開の黒歴史ノートとか?」
「そうじゃなくて!先生達の物よ!!」
「私物だけじゃなく、先生のネームプレートとかも隠すってそれほど見られたくないのか?」
「え?ボクは・・・成る程、そういう考え方もあるね。」
「「?」」


モノクマは何を言ってるんだ・・・?
モノクマは俺達の頭にハテナを浮かべているのを気にせずに話した。



「一つだけ言うと、"ボクは何もしてないよ"。」
「ハァ!?絶対何かしてんだろ!?」
「だって"ボクが物を隠す必要なかった"位に"何も無かったもん"!!!」
「"何も無かった"・・・?どういうことだ?」
「それ以上は教えないよ!!じゃあねー!」



いつものようにまたモノクマは何処かへ消えてしまった。



「・・・どういうことかしら?」
「俺も分からねぇな。この事は報告会で言うか。」
「そうね。」
「って、話変わるけど、ここには何があるんだ?」
「特に何も無いわよ。特にピアノがあるだけよ。」



そう言って星野はピアノがある方向を指さした。
そのピアノはどこから見ても立派なものだった。
ピアノ・・・








俺の頭には、ふと"超高校級のピアニスト"、奏鳴初音の顔が思い浮かんできた。

──奏鳴は、"奏鳴家を守る"、そして"双子の弟に会いたい"という理由で夕嵐を殺害し、モノクマのピアノによるオシオキで殺されたのだった・・・





「・・・私、奏鳴ちゃんのこと思い出してた。」
「・・・あぁ、俺もだ。」
「奏鳴ちゃん、大好きだったピアノに殺されて・・・そして流星雨クンが・・・」
「もう言わなくていいぞ。言うと辛くなるだけだ。」



もうこれ以上惨劇を繰り返すわけにはいかない。みんなの死を無駄にするわけにはいかない。その為に新しいフロアを探索して脱出口を探しているのだ。


もうこれ以上調べることはないと判断した俺達は音楽室を出ることに・・・






















『────のロッカー・・・。』




「ん?今後ろの方から何か聞こえなかった?」
「俺も、何か聞こえた・・・」



俺達は声が聞こえた方に顔を向けると・・・


















───死んでしまったはずの奏鳴が、目の前に立っていたのだ。



「え・・・?」
「う、嘘でしょ・・・?」



奏鳴の体は実体が無く、何かの光に包まれているようだった。
奏鳴は、俺達の間を通り抜けながら透き通った声で言った。




『──脱衣所のPCの一つ右のロッカー、お願いします。』



そして、俺達がもう一度奏鳴の方へ顔を向けると、光のようなものがブワッと広がり、既に奏鳴の姿はなかった。




「な、何だったんだ今の・・・」
「わ、私に聞かないでよ・・・幽霊とか?」
「じゃあ天風が聞いたら怖がるかもな。」ハッハッハ
「そ、そうね。とりあえず次行きましょ。」
「そ、そうだな・・・」



俺達は先程の現象を気にしつつ、音楽室を出て次の部屋に行くことにした。





「ウニャー!!!」ゴロゴロ
「何してんだ霞桜・・・」


次の部屋へ向かってる途中、霞桜が不気味なモノクマカラーの扉の前でゴロゴロしていた。な、何してんだ・・・


「この扉『開けゴマ』しても開かないのでござるよー(涙)!!!」
「えっ、開かないの?」


そう言って星野がドアノブをガチャガチャするが、全く開く気がしなかった。


「ここ『情報処理室』ともう一カ所ある『校長室』は全く開かなかったでござるよ。」
「無理矢理開けるとかは出来ないのかしら?」
「・・・星野、これを見ろ。」


そう言って俺は電子生徒手帳の『校則』の欄を開いた。



『 5 学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラ、鍵のかかった扉の破壊を禁じます。』




「だから無理矢理壊すと霞桜はお仕置きされてしまう訳だ。」
「成る程ね・・・」
「・・・」
「どうした霞桜?」
「え!?・・・あ、いやぁ、別に『ゴロゴロした後に壊そうかな』とか思ってなんかないでござるからねっ!!!」
「ツンデレかよっ!?」



さっきの一瞬の沈黙はきっと回りすぎたからだろう。(なんか足が千鳥足みたいになってたしな・・・)
とりあえず俺たちは篝火がいる部屋を見に行くことにした。

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.115 )
日時: 2014/09/17 22:10
名前: レイナ (ID: lSjkm3fN)

〜化学室〜

「あれ、秋宵?こんなところで何してんのよ?」
「・・・別に。」
「秋宵のやつ、オレが来る前に一つ一つ薬を見てるみたいだぜ。」
「・・・」


化学室に行くと、する事がなく暇そうな篝火と、薬品を一つ一つ見ている秋宵がいた。
いつも脱衣所にいたからこんな所で会うのは珍しいな・・・。
というか秋宵冷たすぎやしねぇか?


(ただ龍園寺と咲澄にだけに心を開いているからだと思うけどね・・・)
「?」


星野が何故か俺の顔を見ていたが・・・気のせいだろう。
それにしてもここは薬品臭いにおいがするな・・・。実験器具や薬品もあるし、『化学室』とかそこら辺か?



「秋宵、何か分かったか?」
「・・・これといった手がかりはないが、ここは薬物がほとんどだな。『Aの棚』は栄養剤、プロテイン関係が中心だ。」
「プロテインか。まぁオレは全く使わないけどな。」
「・・・『Bの棚』は頭痛薬や腹痛薬などの薬剤、これは問題ない。けど・・・一番厄介なのは『Cの棚』だ」
「『Cの棚』?何があるでござるか?」
「・・・『Cの棚』は、これは"毒薬"だな。成分的に危険物ばかりだ。」
「どっ・・・!?」



"毒薬"という言葉に俺達は驚きを隠せなかった。
・・・いつか来るだろうとは思っていたが、ついに出てきたか。
ん?ちょっと待て。



「秋宵、なんで毒薬とかそんなの分かるんだ?」
「・・・普通に成分とか覚えただけだ。」
「もしかして、薬剤師か何かデスカ?」
「・・・薬剤師は国家試験合格しないとなれない職業。高校生はできない。」
「秋宵って、アルバイトしたことある?」
「・・・やる気がない訳じゃない、俺にあったアルバイトが無いだけだ。」(`・ω・´)キリッ



・・・ニートにもほどがあるだろ。言い訳が定番すぎる。
これほど『宝の持ち腐れ』という言葉が似合う人は早々いないだろう。

まぁとりあえず、ここでの調べ物はこれ位だな。



「・・・とりあえず、『Cの棚』には近づかないように言ってくれ。」
「お、おう。」
「・・・あ、報告会が終わったら、いつもの所に来てくれ。」
「あぁ。分かった。」
「・・・俺はもう少し調べる。」



そう言って秋宵は薬品(特にCの棚)を調べ始めた。
・・・まぁ、秋宵のことだから変なことはしないだろう。


俺達は食堂に向かうことにした。





〜咲澄side〜

私達はあのカラオケや花火会場があった部屋を調べることになった。
四階は他の階同様、綺麗に建てられていた。
よく見ると次の階へと続くシェルターがあった。
──じゃあ、ここは最低でもこの学校は五階建てということかな。


とりあえず一つ一つ部屋を見に行くことにした。




〈茶華道室〉

「ここは、茶華道室みたいですわね。」
「おぉ!俺っち茶華道室とか始めて来たぜ!」


ここは、お茶を飲むための道具や着物などから多分茶華道室なのだろう。
・・・多分リエルクンだったら大いに喜んでたかもしれない。



「・・・咲澄さん。」
「雛月さん、どうしたのかな?」
「いえ、大したことではないのですが、茶華道教える約束ありましたわよね?」
「うん!覚えてるよ!
・・・私、ここから出たら雛月さんに教えて貰うって約束したから。」
「・・・そうですか、でしたら咲澄さんの次にお茶会をするとすれば、外人の方とか緑茶嫌いの方を連れて行きたいですわ」ウフフ



が、外人さんはまだしも緑茶嫌いの方は止めといた方がいいかもね・・・
ここは特に何もなかったので次の場所に行くことにした。




〈剣道場〉

ここは・・・剣道場みたい。
隣には柔道場があったが特に何もなかったので剣道場を見に行くことにした。
──懐かしいな、柔道は苦手でそんなに続かなかったけど、唯一剣道は続いたんだっけ・・・



「あっ!!!」
「あ、天風っちどうした?」


私が剣道をやってた頃を懐かしんでいると、天風クンが何かを見つけたようで何かを見つけたようだ。
(まるで無くしていた物を見つけたように目をキラキラさせていた。)
手に握っていたのは・・・に、日本刀!?



「ちょ、天風っち!?そんな危ないもの持ってたら危ないぞ!?」
「大丈夫っすよ!この刀は鞘が簡単に抜けないようになってるっすから。」
「へぇ・・・こんな立派な日本刀誰が作ったのでしょうか?」
「あ、これは自分で作ったっすよ?」
「へぇ、そうなん・・・えぇ!?」


あまりにも衝撃的な発言に私は驚いた。
じ、自分で作ったって、凄すぎるよ!!!



「名前は『天月風斬(アマツキカザキリ)』自分の才能が親に認められてから初めて自分で作った日本刀っすよ。」
「ね、ネーミングセンスはアレだけど凄い立派そうな刀だな。」
「確かに・・・天風さんが丁寧に作った、というのが感じられますわ。」
「そうなんっすよ!!これ一本作るのに何ヶ月も掛かったんっすよ!!
これを自分で作ったときの鉄と鉄とを打ち合う感覚!そして匂い!これが最高なんっすよ〜♪」
「・・・自己紹介でも同じ言言ってたな。」
「えっと・・・鉄フェチ?」
「それとはちょっと違うと思いますわ・・・」


・・・と、とりあえず他も探した方がいいよね。って思ったけど・・・
これといった手掛かりは何もなかった。



「でもここに置いてあったってのが不思議っすね。俺、ここに来たのは初めてっすよ?」


天風クンはたまたま近くにあった竹刀袋に『天月風斬』(日本刀)を入れながらそう言った。



「入学当時はどうしてたの?」
「確か・・・希望ヶ峰学園に送って、自分の部屋に飾ろうかと思ってたんっすよ。」
「でしたら、何故剣道場にあるのでしょうか?」
「うーん・・・・うーん?」
「まぁ、後の報告会で話しましょう。
ところで、結構危険物のような気がするのですが・・・結構大切なものでしょうか?」
「そうっすよ!!!コイツは俺の魂みたいなもんすよ!!!

・・・俺が死ぬときは、コイツも一緒っす。」



そう言って天風クンは私たちに向けて刀が入ってる竹刀袋を掲げた。
おぉ、刀が似合う人が持ってると凄くかっこよく見えるよ!!!

まぁ、とりあえずここの部屋はこれまでだね。私達は急いで食堂に向かうことにした。


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