二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜
- 日時: 2016/09/22 01:07
- 名前: レイナ (ID: NTjRWWeg)
初めまして!レイナと申します。
この小説はオリキャラのオリジナルストーリーとなっています。
結構原作のネタバレがあります。
苦手な方回れ右でお願いします。
あまり小説書いたことないので誤字や矛盾が生じてしまう場合があります。ご注意を。
それでも見てくださる方々、不定期更新になってしまいますが、よろしくお願いします!
参照500突破です!
こ、こんな駄作を読んでくださってありがとうございます!!まだ本編は始まったばかりですが、これからも頑張っていきます!
龍園寺「これからも宜しくな。」
参照数1000突破です!
マジッすか!?ありがとうございます!これからも全速前進で頑張っていきます!
咲澄「頑張ります!」
参照数1500突破です!
1500・・・いつの間にこんなに・・・
私、今なら飛べるような気がする・・・
星野「仕事放棄しないでよ!?」
参照数2000突破です!
マジで!?ここまでくるとは思わなかった、ってまだChaputer3!?ど、どうなるかなぁ・・・
天風「これからも宜しくっす!」
参照数2500突破です!
ワオ、いつの間になってたぜ・・・ここからが後半戦、チャプター4をお楽しみください!
秋宵「・・・頑張る。」
参照数3000突破です!
もしかしてあの方様の宣伝のおかげ・・・ムムッ、まだchapter4序盤ですがよろしくです!
綾波「お嬢ちゃん達ありがとぉーう!!!・・・まあ野郎もありがとうだぜ!」
参照数3500突破です!
最近ダンロン小説増えてきて楽しみだなぁ(ワクワク)
まぁ、私も皆様が楽しいと思えるような作品目指して頑張ります!
篝火「オレも負けねぇぞ!!!」
参照数4000突破です!
年内中にch5書くと言ってたなあれは嘘だ(真顔)
まぁ来年も頑張るのでよろしくお願いします!
霞桜「Extraってカ行の人が多いでござるね☆(篝火、霞桜、啄木鳥、黒神)」←oh・・・
参照数5500突破です!
なん…だと…!?私が受験勉強して遊んで番外編と2のストーリー考えている内にこんなに…!?皆様ありがとうございます!!
啄木鳥「こ、こんな伏線やストーリーがごちゃごちゃな作品を読んで下さってありがとうございます!!」
参照数7500突破です!
正直ここまで行くとは思わなかった。不定期にもかかわらず読んでいただきありがとうございます!!がんばって着々とはなし進めていこうと思います!
黒神「体調管理には気をつけなさいよ。」
Chapter0プロローグ
>>2-7 >>9-12
番外編>>47
Chapter1ゼツボウプロジェクト
(非)日常編
>>13 >>15-19 >>20-21
>>22-25 >>26 >>27-29
非日常編
>>30-31 >>32-33 >>35
学級裁判
>>36-38 >>39-41 >>42(おしおき、後)
番外編>>48
Chapter2ぜつぼうのなく頃に 悲
(非)日常編
>>46 >>49-50 >>51-52 >>53-55
>>57-58 >>59-60
非日常編
>>61 >>63-64 >>65
学級裁判
>>66-68 >>69 >>71 >>72(オシオキ)
>>75
番外編>>77
Chaputer3"希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望"
(非)日常編
>>78-83 >>84-87 >>88
非日常編
>>89 >>90-91 >>92
学級裁判
>>95-100 >>101 >>102 (オシオキ) >>103-104
番外編 >>111
Chapter4 Code despire
(非)日常編
>>112 >>113-116 >>117-119 >>122-123 >>127
非日常編
>>131-134
学級裁判編
>135
キャラ紹介
咲澄玲奈>>8
龍園寺海斗>>14
チャプター1
被害者>>34
クロ >>43
まとめ>>44
EXTRAモード>>45
チャプター2
大富豪のマジシャンの子>>62
被害者・クロ・Extraモード>>76
チャプター3
被害者二人 >>105
クロ >>109
まとめ・Extraモード>>110
チャプター4
被害者>>130
>>43より
ランスロット様『ダンガンロンパF』東条君、kuzan様『ダンガンロンパThe another』田川君、アルズ様『ダンガンロンパad lib』城ヶ根君をお借りしました!ありがとうございます!!!
コメントありがとうございます!!!
チーク様 >>71
バタフライ様>>74 >>94 >>108 >>129
【名前を入力してください】様 >>108 >>125
如月胡桃様>>121
作品の向上?のためによろしければコメント、感想、質問あればどうぞお気軽によろしくお願いします!
※ここテストに出るから重要←出ません
現状・・・
続き書けます!!!!!!!!!!
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- Chaputer3 "希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望" ( No.86 )
- 日時: 2014/07/22 20:52
- 名前: レイナ (ID: EyrVLEam)
[食堂]
「あれ?龍園寺さんがいるっすよ!」
「あ、本当だ・・・」
いつも龍園寺クンは時間ぎりぎりに来るのに今日は一番乗りで来たみたい。
「龍園寺さんおはよっす!」
「・・・」
「あれ、龍園寺クンいつもの服は?それに・・・小さい?」
食堂に入ると龍園寺クンがいたけど、何故か服が子供っぽくなってて、しかも体格も小さい。
「・・・」キョロキョロ
「あれ、龍園寺クンどうしたのかな?」
いつもの龍園寺クンじゃない。というか、落ち着きがない。(それに何故か小さい。)一体どうしたのだろう?って思って私は話しかけていた。すると・・・
「お姉ちゃん・・・どこ・・・?」キョロキョロ
「「!?」」
天風クンは龍園寺クンの変な様子を見て驚いていた。私はというと・・・
(か、可愛い!!)キューン!!!
何か可愛いと思ってしまった。(多分ギャップ萌えって奴なのかな?それに幼くなって可愛いの!)
「あれ?お兄ちゃんとお姉ちゃん誰ー?」
「お、俺っすよ!天風っすよ!!!」
「わ、私は咲澄だよぉ!!!」
「天風お兄ちゃんに、咲澄お姉ちゃん・・・?」
「天風クン、お持ち帰りしていい?」シャキッ
「気持ちは分かるっすけど平常心っす。」シャキッ
なにやら変な方向へと進んでいた・・・
「おや?何か龍園寺さん紙持ってないっすか?」
「ん。」ゴソゴソ
龍園寺クンの服のポケットに一枚の紙が入ってたのでそれを読んでみた。
『いくら中身が子供って言っても大の高校生だと見るに絶えないよね!というわけで龍園寺クンを"見た目も"小学生にしてみました〜!!!byモノクマ』
モノクマ、一つだけ言っておく・・・グッジョブ(≧ω≦)b
じゃないや、何やってるの!?
「おや、キミ達はもう来ていたのかい?」
そう言って春夏秋冬クンが食堂に入ってきた・・・んだけど様子がが違う。
「おはようございます!!!」
「「お、おはよう(っす)。」」
「声が小さい!!!」
「「えぇ・・・」」
明らかに様子が違う。いつもの春夏秋冬クンはそんなに堅苦しくはなかった。
「ごきげんようですわ。」
「おはようございま・・・龍園寺さんどうしたのですか!?」
「おはようございまむ☆って龍園寺殿がショタ化してるでござるよ!?どこかのお姉様方に狙われるでござるよ!?」
後からきた人達も龍園寺クンの異変に驚いていた。
そして後々に春夏秋冬クンの異変に気付いてった。
「クックック、今宵も無事に安らかな眠りについたようだな・・・」
「ど、どうしたの!?」
「み、皆さんの体調の具合が今日もいいみたいなので安心しましたぁ。」エヘッ
コロコロ性格変わっていくな・・・
春夏秋冬クン、そこまでキャラ(というか目立つ性格)ほしいのかなぁ?
「おーっす!朝練の後に風呂入ってたら遅れちまった!」
そう言ってお風呂上がりと思われる篝火さんが食堂に入ってきた。
「キミ!今何時だと思ってる!!!遅刻とはけしからんじゃないか!!!」
「別にいいじゃねぇか、いつも朝7時に朝風呂してるだけだしさ。ドライヤー使ってたら遅くなったぜ。」
「この""制圧せし氷の覇王”を待たせるとは、いい度胸だな・・・」
篝火さん春夏秋冬クンと普通に話してるよ・・・違和感ないのかなぁ・・・
「ふゆぅ・・・時間守ってくださいよぉ・・・」
「男が『ふゆぅ』って言ってますと・・・気持ち悪いですわ。」
「ご、ごめんなさぁい!ゲロブタですみませぇん!!!」
雛月さんストレートに言うなぁ・・・
ま、まぁコレはコレで可愛い・・・と、思うよ?堅苦しいのに、厨二に、おどおど?←一応フォローしてるつもり
「おはよ。」
あ、やっと花音ちゃんが来た!んだけど、ちょっと素っ気ない挨拶だなぁ。いつもはもっと元気なのに。今は手を組んでるし。
「星野氏おはようでござる!結構遅かったでござるね!」
「べ、別に玲奈の料理が食べたくて来た訳じゃないんだからねっ!!!」
・・・あれ?花音ちゃんも様子がおかしい。どうしたんだろう?
「べ、別に皿洗いの仕事忘れてて『ごめんなさい』とか全っ然思ってないからねっ!!!」
・・・花音ちゃんはツンデレか。花音ちゃん可愛いなぁ〜じゃなくて!!!花音ちゃんもどうしたの!?
「あれ?リエルクンのことだから『これがジャパニーズツンデレですか!!!』って盛り上がると思ってたけどな?」
「あ、あぁ、ボクツンデレは嫌いですので。第一最近のアニメは外人のツンデレが多いんですよ。」
「そ、そうか。珍しいな・・・」
リエルクンって何でもいいって訳じゃないんだね。
そういえば、龍園寺クン、春夏秋冬クン、花音ちゃんの関連性と言えば・・・
・変な音を聞いた←
・名前が無駄にカッコ良かったり珍しい名字だったり下の名前が微妙
・そういえばセーラームーンでペコちゃんと澪田ちゃんが仲間で九頭龍クンとは敵同士なんだよ☆(声優的に)
(三人とも昨日変な音を聞いた。じゃあ後一人は確か・・・)
「・・・時間通りに朝食が食べれる確率23%。」
「し、深淵君!?」
流星雨クンが驚いた先を見ると、いつの間に食堂に深淵クンがいた。
やっぱり様子がおかしかった。
「深淵さんも様子おかしいっすね、大丈夫っすか?」
「これ以上調子が悪くなる確率12%・・・」
深淵クン、どこかの星が好きな人を思い浮かべるからその口調だけはやめたほうがいいと思うよ・・・
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.87 )
- 日時: 2014/07/22 20:33
- 名前: レイナ (ID: EyrVLEam)
「ヤッホー!オマエラ元気にしてるー!?」
元凶(確定)が現れた。まぁこんなことできるのはモノクマしかいないよね。
「み、皆さんに何をしたんっすか!?」
「えー?オマエラならもう分かってるんじゃないかな!」
私達ならもう分かる・・・?もしかして・・・!!!
「もしかして、これが今回の動機なのか・・・?」
「そう!今回の動機はこの"絶望ウィルス(仮)"です!」
「「“絶望ウィルス(仮)”?」」
聞き慣れない言葉に、モノクマがちゃんと説明をした。
「このウィルスはね、オマエラを"絶望病"にさせるためのウィルスなんだ!」
「「"絶望病"?」」
「よく分からないけど、龍園寺君は『幼児退行病』、春夏秋冬君は『委員会病』、星野さんは『ツンデレ病』、深淵君は『インテリ?病』かなぁ?」
「まぁ名前はどうでもいいとして、まぁ本来なら絶望ウィルスは感染する・・・はずだったんだけど、(仮)だからね、感染する事はないよ。」
良かった・・・これがもし感染したらいつか『疑心暗鬼病』とか『人殺し病』とか出てくるかもしれないもんね。
「いやぁ〜まだ“開発途中”だったけどまさかここまで影響がでるとは思わなかったよー!」
「“開発途中”・・・?じゃあこれが完成したらどうなるんですの?」
「それは内緒だよ!楽しみはとっておくものだしさ!だから今のうちに絶望ウィルスにかかった人全員で『ゴレン○ャー』とか『プ○キュア5』とかしとけばいいんだよ!」
「いやな日曜日っすよ!!!」
「いや、ここは拙者に合わせて『TUBAKI』とか『忍たま椿太郎』とかの方がいいでござるよ!」
「そこは忍者ファンに怒られるよ!?」
うぅ、ツッコミの人が皆絶望病にかかってるからなぁ・・・今のメンバーにツッコム人いないから大変・・・
「ちなみに、動機ってことはもし殺人が起きれば皆さんは治るのでしょうか?」
「そうだよ!じゃあ頑張ってねー!」
そう言ってモノクマは帰って行った。
「・・・と、とりあえず感染の心配はないようですね。」
「べ、別に皆に殺し合いなんかしてほしくないとか思ってないんだからねっ!!!」
「それ違う意味で受け取ると逆効果でござるよ!?」
・・・それにしても、これで本当に殺人が起こるのかなぁ?
「・・・咲澄お姉ちゃん、おなか減った。」
「あ!そうだった!まだ朝食作ってなかったよ!」
「そうだったっすね!!!」
私と天風クンは急いで朝食を作った。
その後は、皆部屋に戻っていった。(龍園寺クンは一人だと危険なので天風クンに引き取ってもらった。)
ちなみにここにいない人にはモノクマ自身が動機についてちゃんと話してるらしい。
『龍園寺が行動不能なため、咲澄が自由行動することになります。』
〜Free Time〜
〈咲澄自室〉
「これからどうしよっかなぁ・・・とりあえずどこか行こうかな。」
私は部屋を出た。
〈美術室〉
「あ、雛月さーん!!!」
美術室にいると、雛月さんが色んな作品を見ていた。
「あら、咲澄さん?どうかしたのでしょうか?」
「え、えぇっと・・・よかったら、一緒にお話ししない?」
「うーん、いいですわ。私が話せることは非常に少ないと思いますが。」
「大丈夫だよ!一度二人っきりで話してみたかったの!」
「・・・そうですか。」フフッ
あれ、今の笑いなんだろう?
とりあえず雛月さんと色んな作品を見て回った。
「そういえば雛月さんって『茶道』と『華道』どっちが得意なの?」
私は気になったことを雛月さんに聞いてみた。
「・・・残念ながら、それ自体も記憶が消えておりまして・・・今では普通の人なのですわ。」
「あれま・・・最近その状態忘れてたよ。じゃあ今は茶華道出来ないの?」
「第一道具がありませんし・・・」
「そっか、じゃあここから出たら茶華道教えて!!!」
「え?」
「私ね、ソフトサッカーバスケや写真部吹奏楽部はやったことあるけど茶華道だけはやったこと無かったの!!!」
「そうですの?じゃあここから出たら教えますわ。」ウフフ
「やったー!!!」
雛月さんは私の喜んでた顔を見て笑っていた。
ここを出るのが楽しみだなぁ・・・あ、勿論皆でね!
私は自室に戻った。
〈咲澄自室〉
「流星雨クン、本当に大丈夫なのかな・・・?ちょっと会いに行ってみようかな。」
私は自室を出た。
〈食堂〉
「あ、流星雨クーン!」
「・・・咲澄さん?」
食堂に行くと、流星雨クンがコーヒーを飲んでいた。
「ちょっと私流星雨クンと話したくなって・・・申し訳ないけど、流星雨クンのコーヒー飲みたいな。」
「確か咲澄ちゃんモカが好きだったよね?じゃあモカでいい?」
「ありがとう!覚えててくれたんだね!」
「まぁボク注文とかお客さんの好みとか憶えるの得意だからね。」
私は流星雨クンと一緒にお茶をした。
「そういえば、どうして『喫茶店オーナー』になったの?」
私は気になったことを流星雨クンに聞いてみた。
「勿論、孤児院から引き取られた先が『喫茶店』だったからね。コーヒーって色んな種類があるから覚えるの楽しかったよ!」
「・・・へぇ、すごいんだね。」
「・・・でもあの人達に引き取られなかったら、ボクどうなってたんだろ・・・?」ブルブル
「流星雨クン・・・?」
私は流星雨クンの目が前の学級裁判のように"絶望"に満ちているのが分かった。
「あの人達に引き取られなかったら、ボクは"超高校級の喫茶店オーナー"になってこの場にいることはなかった・・・お姉ちゃんに孤児院を抜け出してでもお姉ちゃんに会いに行けたなら、お姉ちゃんはここで殺されることは無かったんだ・・・!!!」
「流星雨クン・・・」
「ハハッ、何でだろ?皆悪くないのに、少なくともお姉ちゃんとここで会えて嬉しかったのに、どうしてここで泣いてるんだろ・・・」
「・・・」
流星雨クンの目には、涙を浮かべており、今にも零れ落ちそうだった。
私はただ、流星雨クンの頭をなでて落ち着かせるしか出来なかった・・・
「・・・ごめんね、格好悪いところ見せちゃったね・・・ボク部屋に戻る」タッタッタ・・・
落ち着いてすぐ、流星雨クンはすぐに食堂を出て行った。
・・・早く元気になるといいな・・・。
私は自室に戻った。
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.88 )
- 日時: 2014/08/01 16:01
- 名前: レイナ (ID: ovjUY/sA)
〜night time〜
「今日も疲れた・・・」
朝からのモノクマの動機のせいで結構疲れた・・・
もう寝ようかな。
私は、明日何も起こらないことを信じて寝た・・・
『咲澄!やめるんだ!!!』
(・・・え?龍園寺クンの声が聞こえる・・・。)
『やめる?何を?生きることなら今やめるよ?』
(・・・え?この声、私?)
『玲奈!何バカなこと言ってんのよ!?』
『そこは危ないっすよ!!!』
花音ちゃんと天風クン・・・かな?その二人の言っていることに気づき、周りをみると、どこかの屋上のようだ。そこには皆がいた。
そして、私は今まさに"飛び降りようとしていた"。
『私には、最初から"希望"なんてなかったの・・・!!!』
『咲澄ちゃん・・・一旦落ち着こうな?』
『私は最初から落ち着いてるよ?』
今の私は、あの時の流星雨クンと同じ"絶望"の目をしていた。
(違う・・・違う違う違う違う違う違う違う違う!!!
こんなの、私じゃない!!!)
私はそれを否定したくて、いつまでも声にならない叫び声を上げていた・・・
〜Morning time〜
『オマエラ!おはようございます!』
「・・・はっ!?」
私はモノクマアナウンスと同時に眼が覚めた。
うぅ、嫌な夢見たなぁ・・・
「でもこんな時こそ頑張らないとね!」
実際夢で皆(特に龍園寺クンの顔)が見れたことだけは良かったってのは内緒だ。
とりあえず私は制服を着て自室を出た。
〈廊下〉
「咲澄さんおはようっす!」
「あ、おはよう。龍園寺クンは?」
「今俺のベットを略奪して寝てるっすよ・・・」
「あれま、じゃあ天風クンどこで寝たの?」
「・・・ベットの横で寝たと思ったら、テーブルの下で眼が覚めたっす・・」
「寝相悪すぎだよ!?」
天風クンは相当寝相が悪いみたいだね・・・
とりあえず、私と天風クンは食堂に向かった。
〈食堂〉
「おはよう!朝の掃除って気持ちいいね!」
食堂にいくと、朝から爽やかな春夏秋冬クンがそこにいた。
掃除って事は・・・美化委員かな?
「ま、まぁそうだね。」
「しかし、最近皆運動してるのか!?」
「し、しては・・・いないっすね。」
「ようし!!掃除が終わったら皆でラジオ体操するぞォォオオオオオ!!!」
こ、今度は暑苦しい!?もしかして次は体育委員!?
「朝から騒がしいですぅ・・・」
そう声を発して食堂に入ってきたのは、最近食堂に来なかった啄木鳥だ。
「あ、啄木鳥さん久しぶりだね!」
「急にどうしたんっすか?」
「ち、ちょっと気分転換にですぅ。」
そっか、啄木鳥さんいつも図書館にいるか、小鳥遊さんと一緒にいるもんね。
「・・・この人大丈夫、でしょうかぁ?」
「僕の名前は春夏秋冬駆。座右の銘は先手必勝だ。お互い切磋琢磨して頑張っていこうではないか!!」
「・・・あぁ!この前モノクマが言ってた"絶望病(仮)"ですね!」
流石啄木鳥さん、驚いたりしないで状況を判断するってすごいや。
「あら、あなた確か『超高校級の文芸部』だったよね?」
「は、はい。書くのも、読むのも好きです・・・」
「じゃあ今度アナタの書いた本読ませてくれないかしら?」
「ふぇっ!?」
「『超高校級の文学少女』の本も面白かったけれど、『超高校級の文芸部』が書いた本も読んでみたいの。」
本関係の委員会は・・・図書委員だね!!
(気づいてる人は気づいてると思いますが、ランスロット様のダンロン小説キャラの口調を借りてます。許可勿論とっています!キャライミフな人は『ダンロンF』で確認してみてね☆あ、この場で言うけど、某天分学者は『ダンロンad lib』だよ!by作者)
「えっとぉ・・・私みたいなゲロブタが紹介できる本でしたら。」
「そういえば、啄木鳥さんはちゃんと図書室の掃除ちゃんとしてる!?」
「ふぇっ!?え、えぇっとぉ・・・」
「ちゃんと運動してるのか!?いざって時に動けないぞォォオオオオオ!!」
「ご、ごめんなさぁい!!ゲロブタでゴメンなさぁい!!!」
・・・うん、この二人の組み合わせが凄いことになるってのがよく分かったよ。
「おはようなのでござるー!」
「おはようございます!」
「ごきげんよう。」
「ベ、別に来たくて来た訳じゃ無いんだからねっ!!」
「・・・朝食が米の確率92%。」
「・・・」
その後、順番に霞桜さん、リエルクン、雛月さん、花音ちゃん、深淵クンが来て、
流星雨クンが無言で入ってきた。まだ昨日の引きずってるのかなぁ・・・
「そういえば、本日は私が料理をする日でしたわね。」
「おぉ!雛月氏が作るのでござるか!!」
「では早速・・・」
バチン
雛月さんが厨房に行こうとしたとき、突然明かりが消えた。
「て、停電!?」
「く、暗闇は怖いっすよぉぉおおお!!!」
「うるさいですわ!!!」
「べ、別に私は怖いとか思ってないんだからねっ!!!」
「とりあえず皆動かないで!!!」
皆が停電でパニックになっていたので、私は変に動いて怪我をしないように『動かないように』呼びかけた。
「・・・停電がすぐに治る確率38%」
「8秒、9秒・・・」
「・・・!そこ!!!」
突然誰かが何かに気づいたようでなにかの液体?を投げたようだ。・・・何だろう?
そう考えているのもつかの間・・・
『 あああああああああああああ!!!』
『う・・・ぐ・・・』
「な、何があったのぉ!?」
「だ、大丈夫でござるか!?」
男性の叫び声と、女性の苦し紛れの声が聞こえた。
私は暗闇の中で冷静になって考え事をした。
どうして、二人の悲鳴が聞こえたんだろ?
どうして、今"血生臭い臭い"がするんだろ?
その考えは突然付いた明かりによって消された。
そしてほっとしたのもつかの間・・・私は、"異様な光景"に気付いてしまった。
「き・・・きゃぁぁあああああああ!!!」
私は叫ばずにはいられなかった。何故なら・・・
『超高校級の応援団長』深淵大声クンと、
『超高校級の文芸部』啄木鳥氷雨さんが刃物で刺されて倒れていたのだから・・・
Chapter3"希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望" (非)日常編 END
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.89 )
- 日時: 2014/07/27 22:45
- 名前: レイナ (ID: DUUHNB8.)
ピーンポーンパーンポーン...
『死体が発見されました!! 一定の自由時間の後学級裁判を行います!!』
ピーンポーンパーンポーン...
『死体が発見されました!! 一定の自由時間の後学級裁判を行います!!』
「し、深淵クン・・・啄木鳥さん・・・」
モノクマアナウンスが鳴ってしまった・・・しかも二回も。
ってことは、あの暗闇の中で二人が殺されたって事だ。
龍園寺「な、何があったんだ!?」
篝火「な、なんでアナウンスが二回鳴ったんだ!?」
秋宵「・・・もしかして、二人殺されたのか?」
咲澄「龍園寺クン!篝火さん!それに秋宵クンも!!!」
三人とも、アナウンスに気付いてか慌てて食堂に来た。
篝火さんは相当急いでたのか髪の毛がまだ濡れていた。
春夏秋冬「う〜ん・・・って何だ何だ何だ!?」
星野「はっ!アタシ今まで何を・・・」
霞桜「あ、春夏秋冬殿と星野氏が元に戻ったのでござるよ!」
春夏秋冬「ん?戻ったって何ギャァァァァアアア!!!何で二人が死んでるんだ!?」
星野「き、啄木鳥ちゃんと深淵!?」
春夏秋冬クン、花音ちゃん、そして龍園寺クンは殺人が起きたからか、元に戻っていた。
モノクマ「ウププ、また起こったみたいだね!!」
星野「モノクマ・・・またってまさか・・・!?」
モノクマ「そう!この中に二人を殺したクロがいるのです!」
分かっていたけど分かりたくなかった・・・
今回もこの中に二人を殺したクロがいるのだ。
「というわけで、『ザ・モノクマファイル3』ー!
というわけで、『ザ・モノクマファイル3』ー!」
「・・・何で二回言ったっすか?」
「だって連続殺人が起こったからねー!テンション上がってるんだよー!それじゃ頑張ってね〜」
モノクマはいつものように何処かへ行こうとした。
「あ、待って。一つだけ聞かせて。」
「ん?咲澄さん何かな?」
「あの"変な音を聞いた絶望病の皆は元に戻った"のかな?」
「全員ってあの四人組こと?"龍園寺クンと星野さんと春夏秋冬クンは事件発生したあとに元に戻った"よ。まぁ深淵クンは死んじゃったから分からないよねー
それじゃ、頑張ってねー!」
そう言って今度こそモノクマはどこかへ言ってしまった。
「・・・絶望病?」
「あ、あとで教えるからね。今は捜査に集中しよっか。」
「そ、そうか・・・」
龍園寺クンは絶望病のことがよく分からないみたいだから、説明すると長くなるかな?
それに・・・龍園寺クンが幼児化していたなんて可愛かったけど本人は恥ずかしいだろうな。
「・・・検死は今回も俺がやる。だが、監視はどうする・・・?」
「あ、検死していた啄木鳥さんがいないんですね・・・」
いつもは秋宵クンと啄木鳥さんに検死兼監視役を任せたんだけど、啄木鳥さんがいなくなった今では一人監視役が必要だ。
「フン、また始まったようだな。」
「た、小鳥遊っち!?」
いつの間に小鳥遊さんが食堂に来ていた。
「その様子だと、誰かが殺されたのであろう?またゲームが始まるのが楽しみで来たのだ。」
「またゲームって!!!」
「フン、同じことは何度も言わなくてよい。さて、今回の犠牲者は・・・」
そう言って小鳥遊さんは何も躊躇わずに倒れている二人をみた。
すると、小鳥遊さんの表情が一瞬強ばったように見えた。
「・・・フン」
小鳥遊さんはそれを隠して私達の所へ戻った。
「・・・そういえばいつもあやつ(啄木鳥)が監視役を任されていたのだろう?」
「そうですわ。」
「ならば今回の監視役は妾に任せておけ。」
「へっ!?」
まさかの小鳥遊さんの立候補に驚いた。
「い・・・意外です。まさか小鳥遊さんが立候補するとは。」
「別にいいであろう。気まぐれだ気まぐれ。」
「小鳥遊氏の気まぐれは意外でござるよ!?」
「うるさいぞ愚民。さぁ、妾の為に証拠を見つけていくがよい、愚民共。妾を待たせるではないぞ。」
そう言って小鳥遊さんは秋宵クンに話しかけ、検死と監視に向かった。
・・・さて、捜査始めないとね。
〜捜査開始〜
〈龍園寺side〉
<食堂>
啄木鳥 氷雨の状態
・刃物が刺さっている
・入口を向いて倒れている
深淵 大声の状態
・刃物が刺さっている
・入口を向いて倒れている
(まずはモノクマファイルの確認だ・・・)
【モノクマファイル3】
『被害者は超高校級の文芸部 啄木鳥氷雨。
死体が発見されたのは、食堂のテーブル付近。
死亡時刻は今日午前7時半頃。
死因は刺殺で、首元に刺された痕がある。 』
『被害者は超高校級の応援団長 深淵大声。
死体が発見されたのは、食堂のテーブル付近。
死亡時刻は今日午前7時半頃。
死因は刺殺で、首元に刺された痕がある 。』
(ということは・・・二人とも同じ殺され方だな。)
「あ、龍園寺さん!」
「あ、リエルか。どうしたんだ?」
「龍園寺さん達は事件の時の状況が分からないと思うので・・・すこしまとめてみました。」
そう言ってリエルはテーブルの上に食堂の状態を書いた紙を広げた。
【食堂の状態】
○ ○
○ 咲澄 星野
●→ 流星雨 ○
啄木鳥 ●→ 天風
深淵
____________
丨 |
丨 | ◎
| | ?
|___________|
○ ○
春夏秋冬 雛月 ○
○ リエル
霞桜
いない人:龍園寺、春夏秋冬、小鳥遊、秋宵、篝火
「●が被害者、○がその時いた人達です。」
「ん?じゃあこの◎はなんだ?」
「さぁ、ボクも分からないです・・・とりあえずこんな感じです。」
「そうか、ありがとな!」
とりあえず俺は◎の所に行くことにした。
- Chaputer3 "希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望" ( No.90 )
- 日時: 2014/07/28 22:36
- 名前: レイナ (ID: F08K/Z64)
とりあえずリエルが描いた◎の場所に行くと、ピンク色のペンキのようなものが床に付いていた。
「あちゃー、派手にやっちゃったでござるよ・・・」
「これ、霞桜がやったのか?」
俺がそう聞くと、霞桜は忍者袋?からピンク色の球を取りだした。
「このペイント弾は霞桜一族の親戚の親戚のお婆ちゃんの娘の彼氏のお父さんの職場のお兄さんがペンキ屋さんが作ったのを買ったのでござるよ!」
「まるっきり赤の他人じゃねえか!?」
「まぁまぁ、でも効果はいいんでござるよ?衣服や靴についたペイントは一生取れないと評判でござるよ!!!」
「それ完全にコンビニとかにある泥棒防止のやつじゃねえか!?」
完全に俺、霞桜のペースに巻き込まれてるな・・・
「拙者暗闇の中では"動きだけは察知できる"のでござるよ!!」
「・・・あぁ、霞桜との自由行動でそんな感じの言ってたな・・・」
「動いた人は1人だけだったでござるから、きっとその人にピンクの液体がベットリと付いてるでござるよ♪」
「まぁ成功したらお手柄だけど・・・」
ふと、ピンクの液体のペイントの跡を見ると、誰かが後で踏んだような足跡しかなかった。
「これ、失敗じゃないか?」
「・・・テヘリン(ゝω∂)☆彡」
おいおい・・・まぁ、一応コトダマに追加するか・・・"一応"な。
【ペイント弾】
霞桜が暗闇中に動いた人にペイント弾を投げたらしい。
だが、誰かが踏んだ跡しかない。
(とりあえず秋宵に検死結果を教えてもらうか・・・)
俺は秋宵の元へと向かった。
「秋宵、何か分かったか?」
「・・・まぁそこまで調べる必要はなかった。やはり二人とも首元に刃物が刺さって即死だな。しかもサバイバルナイフだ。」
「サバイバル・・・?」
「・・・別に包丁でいいと思うが・・・。それに刺すなら腹部と思うが・・・」
「そうだよな・・・」
【秋宵の検死結果】
二人とも凶器で刺されて即死のようだ。
何故かサバイバルナイフで刺されており、腹部ではなく首元を刺されている。
「そこの愚民、少しいいか?」
「小鳥遊、何かあったのか?」
「大したことではないが、妾は昨日の夜倉庫に向かっていく人を見かけたのだ。」
「倉庫にか?誰が行ったんだ?」
「・・・フン。」
あ、分からないってことだな。
「・・・雰囲気だけでも分からないのか?」
「雰囲気・・・まぁまぁの身長であったな。性別までは分からぬがな。」
「そうか・・・」
【小鳥遊の目撃情報】
昨日の夜普通の身長の方を見かけたようだ。性別までは分からないようだ。
「龍園寺ー!」
「星野・・・?何か見つけたのか?」
「えっと・・・もしかして、今回の犯人はこれを使ったんじゃないかしら?」
そう言って星野が見せてくれたのは・・・暗視スコープ?
「恐らく犯人はこれを使ったんでしょうね。雑にこれを投げ飛ばした位だし。」
「"暗視スコープ"か・・・」
【暗視スコープ】
不自然に投げ飛ばされていた。恐らく今回の事件に関係があるようだ。
「それでさっき倉庫に行ったんだけど・・・何故か暗視スコープがもう一つなかったみたいなの。」
「倉庫にあったのか・・・ん?もう一つない?」
【暗視スコープ】アップデート!
不自然に投げ飛ばされていた。どうやら倉庫にあるものらしい。
【もう一つの暗視スコープ・・・?】
何故か暗視スコープがもう一つ無くなっていた。今回の事件に関係あるのか・・・?
キーンコーンカーンコーン・・・
『オマエラ、そろそろお時間ですよー。今回はちょっと難しいみたいだけど頑張ってねー。それじゃあ中央エリアの赤い扉の中でお集まりください!』
「もう時間か!?」
「証拠にしては少なすぎるわ・・・」
「フン、どうなるだろうな。」
「・・・とりあえず行くぞ。」
俺達ははすぐに中央エリアに向かった。
・・・今回は咲澄、お前に全てがかかっているかもしれない。
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