二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜
日時: 2016/09/22 01:07
名前: レイナ (ID: NTjRWWeg)

初めまして!レイナと申します。
この小説はオリキャラのオリジナルストーリーとなっています。

結構原作のネタバレがあります。
苦手な方回れ右でお願いします。

あまり小説書いたことないので誤字や矛盾が生じてしまう場合があります。ご注意を。

それでも見てくださる方々、不定期更新になってしまいますが、よろしくお願いします!


参照500突破です!
こ、こんな駄作を読んでくださってありがとうございます!!まだ本編は始まったばかりですが、これからも頑張っていきます!
龍園寺「これからも宜しくな。」

参照数1000突破です!
マジッすか!?ありがとうございます!これからも全速前進で頑張っていきます!
咲澄「頑張ります!」

参照数1500突破です!
1500・・・いつの間にこんなに・・・
私、今なら飛べるような気がする・・・
星野「仕事放棄しないでよ!?」

参照数2000突破です!
マジで!?ここまでくるとは思わなかった、ってまだChaputer3!?ど、どうなるかなぁ・・・
天風「これからも宜しくっす!」

参照数2500突破です!
ワオ、いつの間になってたぜ・・・ここからが後半戦、チャプター4をお楽しみください!
秋宵「・・・頑張る。」

参照数3000突破です!
もしかしてあの方様の宣伝のおかげ・・・ムムッ、まだchapter4序盤ですがよろしくです!
綾波「お嬢ちゃん達ありがとぉーう!!!・・・まあ野郎もありがとうだぜ!」

参照数3500突破です!
最近ダンロン小説増えてきて楽しみだなぁ(ワクワク)
まぁ、私も皆様が楽しいと思えるような作品目指して頑張ります!
篝火「オレも負けねぇぞ!!!」

参照数4000突破です!
年内中にch5書くと言ってたなあれは嘘だ(真顔)
まぁ来年も頑張るのでよろしくお願いします!
霞桜「Extraってカ行の人が多いでござるね☆(篝火、霞桜、啄木鳥、黒神)」←oh・・・

参照数5500突破です!
なん…だと…!?私が受験勉強して遊んで番外編と2のストーリー考えている内にこんなに…!?皆様ありがとうございます!!
啄木鳥「こ、こんな伏線やストーリーがごちゃごちゃな作品を読んで下さってありがとうございます!!」

参照数7500突破です!
正直ここまで行くとは思わなかった。不定期にもかかわらず読んでいただきありがとうございます!!がんばって着々とはなし進めていこうと思います!
黒神「体調管理には気をつけなさいよ。」



Chapter0プロローグ
>>2-7 >>9-12

番外編>>47


Chapter1ゼツボウプロジェクト
(非)日常編
>>13 >>15-19 >>20-21
>>22-25 >>26 >>27-29

非日常編
>>30-31 >>32-33 >>35

学級裁判
>>36-38 >>39-41 >>42(おしおき、後)

番外編>>48


Chapter2ぜつぼうのなく頃に 悲
(非)日常編
>>46 >>49-50 >>51-52 >>53-55
>>57-58 >>59-60

非日常編
>>61 >>63-64 >>65

学級裁判
>>66-68 >>69 >>71 >>72(オシオキ)
>>75

番外編>>77

Chaputer3"希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望"
(非)日常編
>>78-83 >>84-87 >>88

非日常編
>>89  >>90-91 >>92

学級裁判
>>95-100 >>101 >>102 (オシオキ) >>103-104

番外編 >>111


Chapter4 Code despire

(非)日常編
>>112 >>113-116 >>117-119  >>122-123 >>127

非日常編
>>131-134

学級裁判編
>135

キャラ紹介
咲澄玲奈>>8
龍園寺海斗>>14

チャプター1
被害者>>34
クロ >>43
まとめ>>44
EXTRAモード>>45

チャプター2
大富豪のマジシャンの子>>62
被害者・クロ・Extraモード>>76

チャプター3
被害者二人 >>105
クロ >>109
まとめ・Extraモード>>110

チャプター4
被害者>>130


>>43より
ランスロット様『ダンガンロンパF』東条君、kuzan様『ダンガンロンパThe another』田川君、アルズ様『ダンガンロンパad lib』城ヶ根君をお借りしました!ありがとうございます!!!


コメントありがとうございます!!!
チーク様 >>71
バタフライ様>>74 >>94 >>108 >>129
【名前を入力してください】様 >>108 >>125
如月胡桃様>>121

作品の向上?のためによろしければコメント、感想、質問あればどうぞお気軽によろしくお願いします!
※ここテストに出るから重要←出ません


現状・・・
続き書けます!!!!!!!!!!

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Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.101 )
日時: 2014/08/15 15:10
名前: レイナ (ID: vstNT7v3)

「やっと決まったね!では、張り切ってまいりましょー!! 投票の結果クロとなるのは誰か!!果たして、その答えは正解なのか不正解なのか!!」


モノクマがそう言うと、いつものように俺達の顔が描かれているスロットが現れ、回り出した。
そして、スロットがリエルの顔で止まった途端、沢山のコインと 『Guilty』の文字が浮かび出てきた。



「ヤッホー!またまた大・正・解!!今回深淵クンと啄木鳥サンを殺したのはリエルクンでした!!」
「あぁ・・・龍園寺様の『希望』と江ノ島様が味わった『絶望』を同時に味わえたなんて・・・」ゾクゾク



・・・決まった。あの二人を殺した犯人はリエルだった。
だが、俺の心の中にはまだ疑問が残っていた。



「なぁ・・・どうして二人を殺したんだ?」
「・・・では逆に聞きます。"人を殺すのに理由なんていりますか"?」
「なっ!?」
「あぁ、勘違いしないで下さい。僕はただ『江ノ島様に会いたい』という理由で殺しただけで、別に二人を選んだのには理由がありません。」



リエルはそうハッキリと言った。それはつまり、"殺すなら誰でも良かった"と言うことだ。


「そなたは、それだけの理由であの愚民・・・"啄木鳥"を殺したのか。」
「えぇ、もしかして小鳥遊様は『絶望』しましたか?」
「・・・・・・フン、妾には関係ないことだ。」
「そうですか。」


やはり小鳥遊の様子が変だ、本当に何があったんだ?
それよりも・・・



「リエル、本当に何があったんだ・・・?」


いつもは『日本ラブ男』と言われ、日本の全てが好きで、人殺しを嫌ってた奴だ。そんな奴がここまで性格が変わるのには違和感があった。
すると、咲澄が何かに気付いたようで、皆に聞こえるように言った。



「もしかして、"リエルクンも絶望病"・・・」
「・・・え?」
「絶望病って確かオメーと星野、春夏秋冬と深淵だけだったよな?おかしくねぇか?」
「そうなんだけど、皆が絶望感染者に気付いた時・・・」




モノクマ『だから今のうちに絶望ウィルスにかかった人全員で『ゴレン○ャー』とか『プ○キュア5』とかしとけばいいんだよ!』

天風『いやな日曜日っすよ!!!』



「もしかして・・・あの時はスルーしていましたが、本当は『絶望病は五人いた』ということでしょうか?」
「そうなんっすか!?」
「そうだよ?リエルクンは"五人目の絶望感染者"なのでしたー!」
「マジでか!?」
「ビックリ仰天でござるよ!?」


今の俺にはその"絶望病"が何かは分からないが・・・
とてつもなくヤバい病気だというのはよく分かった。



「リエルクンの場合は『思い出し病』だね。リエルクンの過去は変な『希望厨』と江ノ島様の『絶望厨』が混ざった感じなんだねー」
「・・・"思い出し病"?"江ノ島様"?」
「ち、ちょっと待つっすよ!絶望感染者は事件発生後に治るんっすよね!?どうしてリエルさんは治ってないんっすか!?」
「えー、だってボクちゃんと言ったよね?」



モノクマ『"龍園寺クンと星野さんと春夏秋冬クンは事件発生したあとに元に戻った"よ。まぁ深淵クンは死んじゃったから分からないよねー』



「オマエラが勝手に絶望病が四人だけって思ってただけだよね?それってオマエラの自業自得じゃーん!!オマヌケさんが多いねー!!」ブヒャヒャ!!
「・・・モノクマ様、『希望』の皆様の侮辱は止めていただきたい。」
「・・・リエル?」


星野がリエルの名を言うと、リエルはニコッと笑った。



「モノクマ様は皆様を『絶望』に落としたいのですよね?果たして、それがそれが可能でしょうか?」
「んー?何?オマエごときが僕に口出しする訳?」
「いえ、一つだけ言っておきます。"希望"をなめると痛い目に遭いますよ?」


リエル・・・



「さて、これといった弁解の言葉もありませんし、"終わり"までまだ時間があるようですし、少し小話でもしましょうか。・・・龍園寺様。」
「お、おう。」
「・・・この前、この『眼』は移植させてもらったと言いましたよね?」
「そうだったな。」


確かリエルの左目はダーツで怪我をして、移植させてもらったんだっけ・・・


「・・・僕は別に移植なんてしなくても良かったんですよ。眼帯という素晴らしい物がありますので。」
「え、じゃあどうして・・・」
「・・・『希望』と『絶望』が混ざり合い、更なるものが存在することを期待したのです。」
「・・・どういうことだ?」


秋宵の質問に、リエルは何も表情を変えずに答えた。



「『希望』である僕の目、『絶望』であるあの方の目・・・それを背負うことで更なるものが出来る・・・と思っていましたが、そう上手くいきませんね。」



リエルは過去の出来事を苦笑いで話した。
・・・確かにリエルは狂っているかもしれない、それでも・・・仲間であることには変わりない。




「・・・さて、僕もそろそろ退場しますか。」


リエルは覚悟したようだ、"オシオキ"されることを・・・


「ど、どうして笑っていられるのよ・・・」
「星野様、どうかしました?」
「だって・・・殺されちゃうのよ!?怖くないの!?」
「・・・あぁ、こんな『希望』と『絶望』どちらかを選べなかったクズみたいな僕のことを心配して下さるなんて、光栄です。ですが僕は恐怖心など全くないのです。」
「リエルっち・・・」


皆分かっていた・・・彼が今まで接してきたリエルでないことを、既に"オシオキ"される覚悟をしていることを・・・



「咲澄さん、一言だけでいいですか?」
「え、うん」


そう言ってリエルは咲澄に耳打ちし、何かを伝えたようだ。
・・・一瞬、咲澄の表情が強ばったような気がした。


「・・・それを選ぶのは、咲澄さん自身です。」



リエルは最後にそう告げ、自分の席に戻った。


「では、"超高校級のダーツプレイヤー"であるリエル・K・アーチライトクンにスペシャルな、オシオキを用意しました!」
「・・・皆さん、最後まで"希望"を捨てないで下さい。そうでなければ"絶望"へと進んでしまった僕が地獄で"退屈"してしまいます。」



・・・一瞬、絶望病ではなく、いつものリエルに戻ったような気がした。



「オシオキターイム!!!」
「・・・狛枝様、江ノ島様、『希望』と『絶望』を選べなかった僕をお許し下さい。」



モノクマは手元のボタンを叩いた。すると、ゲーム絵のリエルがモノクマによって連れて行かれてしまった。

リエルは連れ去られる最後の瞬間は、あの不気味な笑顔だった・・・

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.102 )
日時: 2014/08/15 01:09
名前: レイナ (ID: 5J8asoW6)

『GAME OVER』

リエルくんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。



【79TBULL〜"希望"と"絶望"を持った少年〜】


超高校級のダーツプレイヤー
リエル・K・アーチライト 処刑執行


・・・ここはどこでしょうか?


突然、目の前が光った気がして、目を覚ますと・・・
大砲のような物を持ったラフな格好をしたモノクマがいた。


よく見ると・・・ここはカジノのようですね。モノクマと僕しかいませんが。


僕の体の異変に気付いたのはその後である。
どうやら、手足を拘束され、身動きがとれない用になっている。




・・・さて、これからどのような『絶望』が待っているのでしょう。
そう思った矢先・・・




「うぐっ!!!」



右腕から痛みを感じた。よく見てみると、包丁が僕の右腕に刺されており、傷口から血が流れていた。


それだけでは終わらず、(どうやら大砲のような物から刃物がでているようで)左腕にも、右足にも、左足へと次々に刺していった。

さらに、それが終わると次は手、肩や太股など空いたスペースに次々と刺していく。




「あぁ・・・あぁぁぁぁああああああああああああああああああ!!!」



あまりの痛さに、僕は叫び声をあげ、拘束されているにも関わらず抵抗していた。
しかし、響くのは拘束具がガチャガチャ音がするだけ・・・


(これはまるで・・・"拷問"のようですね・・・)





そして数分が経ち、刃物の発射が止まった。



「・・・はぁ・・・・・はぁっ・・・」



手足はすでに動かなくなり、痛覚も無くなってしまった。
僕には一つのことしか考えられなかった。



(・・・・どうして僕は、まだ生きているのでしょうか。)



もう充分に【あの時期を『思い出した』】、『希望』を持って、『絶望』したんだ・・・もう『終わって』もいいでしょう・・・。なのに僕はまだ生きていた。



"生きたい?"
いや、違う。きっと何か心残りがあるのでしょう・・・。
ですがそれが何か全く分かりません・・・



ふと足元に、僕の衣服から『衣装部屋』で遊んだときに龍園寺様からもらったトランプが落ちたのに気付いた。

すると、僕の頭に走馬灯のようなものが流れてきた。



『リエル強すぎだろ!?』
『リエルクンも可愛いよぅ!!!』


(これは、皆で大富豪をした記憶・・・)


『ようし!私も負けられないわよ!!!』
『凄いっすね!!!』
『・・・まぁお互い様だな。』




(あぁ・・・僕はただ尊敬がしたかったわけではなく、『皆と仲良く遊びたかった』だけなんですね・・・
僕は、どこからおかしくなってしまったのでしょうか・・・)


後悔しても、すでに遅かった・・・



グサッ


「が・・・・・あ・・・・・」



再びあの大砲から、今度は巨大な槍が飛んできて、僕の心臓にめがけて刺してきた。僕はその強烈な痛みで血を吐き出していた。

モノクマはいつものように不気味な笑顔で笑っていた。

僕は痛みではなく、"後悔"で涙を流しながら意識が遠のいていった・・・





アイテムGET!
『黄金のトランプ』
リエルにとって忘れられない思い出のアイテム。今は吐き出してしまった血で汚れてしまっている・・・






「エクストリィィイイイイイイイイム!!!いやぁ〜やっと初めてグングニル発射できたよー!!!」
「り、リエル殿・・・」
「あんな殺し方、ヒデェだろ・・・」
「オシオキ・・・お姉ちゃん・・・」


・・・終わったしまった。この裁判も、リエルの処刑さえも・・・



「何で・・・こんなことが続くのよ・・・」
「花音ちゃん・・・」
「だって・・・悲しいじゃない。仲間が殺されて、仲間がオシオキで処刑されて・・・もう、いやだ・・・」


星野はその場で泣き崩れてしまった。皆も同じ気持ちのようで、誰も励ますことはできなかった・・・天風以外は。



「星野さん、俺達は殺された深淵さん、啄木鳥さん、処刑されたリエルさん、そして消えていった皆のために生きなきゃいけないっすよ。」
「天風・・・」
「もう、これ以上仲間が死んでいくのが見たくないのは俺もっす・・・」



・・・天風は、強い。ここにいる誰よりも。
死んでしまった皆のためにも諦めずに前を進もうとしていた。



「オマエラが簡単に"コロシアイ"を止められるかな?」
「・・・モノクマ。」
「コロシアイが嫌なら"この生活を受け入れればいいじゃーん"!ここは食事もあるし、施設も充実してるからねー!ま、動機はちゃんと用意するけどね。」
「そんなの、やはりあんまりですわ・・・」
「ま、決めるのはオマエラ次第だからね。それじゃ。」


そう言ってモノクマは去っていった・・・



「あ・・・ごめんね、私先に戻るね。」


そう言って咲澄はすぐさま裁判所を出て行った。
・・・一体リエルに何言われたんだ?


「・・・私も戻るわ。」
「あ、俺っちも・・・」


咲澄が出て行くのを合図に皆が裁判所を出て行った。
そんな中、いつも先に帰っているはずの小鳥遊が何故か残っていた。



「小鳥遊、今日はなんか変だぞ。」
「・・・フン、愚民にそんなこと言われる筋合いはない。」
「そうですか。」


相変わらず人をバカにする口調はいつも通りだ。


「あの"トランプ"を見てると、"アイツ"を思い出してな・・・」
「"アイツ"?」
「・・・唯一、妾と同等の立場で話すことができる奴だ。妾が次期希望ヶ峰学園の生徒になると睨んでおる。」



小鳥遊は、スラスラとその人について教えてくれた。
・・・よほど信頼している奴なんだな。



「・・・ちなみに、そいつの名前を聞いていいか?」
「・・・"超高校級のマジシャン"候補、"黄瀬 遥"だ。」



小鳥遊はそいつの名前を呼んだ。

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.103 )
日時: 2014/08/18 13:07
名前: レイナ (ID: nZxsmZ3d)

〈龍園寺side〉

〜龍園寺自室〜

『・・・皆さん、最後まで"希望"を捨てないで下さい。そうでなければ"絶望"へと進んでしまった僕が地獄で"退屈"してしまいます。』



「リエルは何を思ってたんだろうな・・・」


俺はベットの上で先程の光景を思い出した。




リエルが一瞬だけモノクマに反抗してくれたこと、

一瞬、俺がリエルにあげたトランプを見てたこと、

そして、リエルが最後に涙を流したこと。



全てが、忘れられなかった・・・。



「そう言えば啄木鳥も・・・」



『・・・お姉様は"強がってるだけ"です。ただ"弱さを隠している"んです。だから、唯一お姉様に話しかけてくれる龍園寺さんなら、きっとお姉様を救ってくれると思います。』

『それは啄木鳥が・・・』

『龍園寺さんも危ないですが、私の方がもっと危ないんです。
だから・・・お姉様を救ってください。頼みました。』



啄木鳥も何かを・・・小鳥遊の事を思っていた。
俺は、啄木鳥に小鳥遊の事を頼まれていたんだっけ・・・



「あ、そう言えば・・」



『・・・とりあえず、龍園寺にコレを渡しておく。』


そう言って渡してくれたのは・・・本?


『私に何かあったら、この本を読んでくれ。』
『お、おう。』
『その時までは、読まないで。』



「そうだ、啄木鳥の本・・・」


俺は啄木鳥の会話を思い出し、机の上に置いてあった本を手に取った。
どうやら啄木鳥が最初に書いた作品のようだ。


「・・・ひさしぶりに本でも読むか。」


きっとこの本に何か啄木鳥が残したメッセージでもあるのだろう。俺は本を読むことにした。


「・・・ん?」


読み始めて数分後、一枚の紙が挟まれているのを発見した。そこには文字が書いてあるようでそれを読んでみると・・・


『二階男子トイレにて』


(男子トイレか・・・随分ピンポイントなところだな。ここに何か重要なものでもあるのか?
黒幕の目もあるが・・・ここは行くべきだろうな。)


「まぁ、たまには掃除でもするとしますか。」



俺は監視カメラに向かって自然に言い、啄木鳥がくれた本を置いて二階に行くことにした。



〜二階 男子トイレ〜

「・・・普通の男子トイレだよな?」


正直男子トイレでよかったとは思ってる。これが女子トイレだったらどこかの潜入捜査が得意は蛇の叔父さんが「ショータイムだ」とか言って安々女子トイレに入っていくのを想像するからな。(そして女子に引かれるのは予知できる。)



「何かあるようには思えないが・・・?とりあえず押してみるkちょちょちょうわっ!?」


用具置きの奥を何気に押してみると、壁に吸い込まれるように中に入っていった。



〜隠し部屋〜

そして、俺は地べたに頭をぶつけた。


「痛てて・・・なんだよここ?」



どうやらここは隠し扉のようで、本や何かのファイルが山ほどあった。
だが一番気になったことは・・・


(監視カメラが・・・ない?)


よく見ると、ここには監視カメラがないようだ。
なるほど、だから啄木鳥はここで何かをしていたんだな。


とりあえず俺はテーブルの上にある目の前の本を手に取ってみた。



『予備学科について』

「"予備学科"・・・?なんだそれは?」


どうやらこの本は手書きで書かれているようだ。きっと啄木鳥が情報を探して、まとめてくれたのだろう。俺はその本を読むことにした。



『今から記す事は確証のない話だ。真実かどうかは自分で考えてほしい。

私立・希望ヶ峰学園は、政府公認の超特権学園。
その最終目標は、才能に特化した究極の人類・超高校級の希望:カムクライズルを造り上げる事だった。』


「"カムクライズル"?」


確か学園の創始者の名前が「神座出流(かむくら いずる)」だったよな・・・
何か関連性があるのか・・・?
俺は続けて読むことにした。



『学園の超高校級の生徒たちの才能を研究し、その研究成果を使って才能を持たない普通の生徒を脳手術によって天才にするというもの。
しかし、それを達成するための資金は不足しており、目標達成は困難を極めた。
そこで考えたのが「予備学科」の設立である。
それは、才能を持たない生徒にも学園の入学を認め、【在籍中に才能を開花させた生徒を「本科」に進学させるというものだ。】』



「"予備学科"・・・?そんなのあったか?」



俺が希望ヶ峰学園について調べた時そのような制度存在しなかった・・・いや、存在してたな。

希望ヶ峰学園の予備学科は実際高額の授業料を払わせるぼったくりだけど、希望ヶ峰学園というブランド力は絶大で、すぐさま応募が殺到したんじゃないか?って姉ちゃんが言ってたな・・・


一番気になったのはこの線が引かれている 【在籍中に才能を開花させた生徒を「本科」に進学させるというもの。】というところだ。



『カムクライズルは既に存在しており、現在判明している人物は』
















ゴン!!!


「うっ・・・・」



俺は啄木鳥の集めた資料に気を取られて背後から迫り来る気配に気がつかなかった・・・
そして、背中から何者かに頭を殴られ、倒れてしまった。



「あ〜あ、急に男子トイレから消えたと思ったらそう言うことか。やっぱ絶望中のアイツが啄木鳥殺してくれて正解だったわね。」



この声・・・どこかで聴いたことあるような・・・
でも思い出せない。聴いたことあるのに。


「あ!これって江ノ島様と同じパターンじゃん!!!
まぁ、この本は"後のお楽しみ"だね、ネタバレゲンキーン☆うぷぷぷぷぷぷ・・・・」



俺の意識は少しずつ遠のいていってしまった・・・

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.104 )
日時: 2014/08/20 12:54
名前: レイナ (ID: hujSVxra)

「痛ってぇ・・・一体何があったんだ?」


俺はいつの間に床の上で寝ていたようだ。

確か俺は・・・啄木鳥のメモに書かれた場所に行って隠し部屋見つけて、そして本を読んでいると何者かに襲われて・・・



「そうだ!啄木鳥の本!!!」


俺は起き上がって本を探すが・・・
ない。どこにもない。折角の啄木鳥が残した本が・・・



「もしかして・・・盗まれたか・・・?」


恐らくそうだろう。何故なら・・・



『あ!これって江ノ島様と同じパターンじゃん!!!
まぁ、この本は"後のお楽しみ"だね、ネタバレゲンキーン☆うぷぷぷぷぷぷ・・・・』



きっとアイツが啄木鳥の本を盗んだんだろう。だが・・・『後のお楽しみ』とはどういうことだ?それにまた『江ノ島様』か・・・



"超高校級の変装師"といい"予備学科"といい謎が多すぎるぜ・・・
とりあえず明日アルターエゴに聞きに行くとしますか・・・

俺は隠し部屋から出て自室に戻ることにした。




〈咲澄side〉

〜咲澄自室〜

私はベットの上でリエルクンに言われたことを思い出した。



『今の貴女には"希望"か"絶望"どちらかを選ぶ権利があります。しかし、これ以上真実を知ると、必ず"絶望"選んでしまうでしょう。』
『・・・へ?』
『・・・それを選ぶのは、咲澄さん自身です。』



・・・あの時のリエルクンの言葉、どういう意味だろう・・・?


私は・・・やっぱり真実が知りたい。それに、きっと"絶望"だけじゃない、きっと"希望"もあるんだ!!!


「"江ノ島様"・・・」


リエルクンもモノクマも言ってた江ノ島様・・・

多分江ノ島盾子先輩のことかな。"超高校級のギャル"兼"超高校級の絶望"、そして78期生のコロシアイの黒幕だった。

じゃあこのコロシアイの黒幕は誰?江ノ島盾子の手下?



「・・・今考えてもしょうがないかな。"アレ"が調べてくれると思うしね。」



私は睡魔に襲われたので寝ることにした。




〜???side〜

〈謎の部屋〉

「いやぁ!リエルクンのお陰で厄介な人物が減ったね!」
「啄木鳥氷雨か・・・確かに邪魔な人物だったね。」


私はモノクマと話をしている。


「啄木鳥サンの能力はボク達にとって厄介だったからね。時間かければかけるほどこっちが不利になるしね。」
「なるほど・・・」
「でも後一人厄介な人物がいるんだよね。」
「秋宵七斗か・・・」


秋宵七斗・・・確かIQが180・・・いや、200あると噂されている。
これほど厄介な人物はいないだろう。


「だから一週間経っても何も起きなかったら殺してもらうからね!!!」
「一週間・・・」
「まぁ次の動機も準備できてるからそんなに焦らなくていいからね。」
「・・・分かった。」


・・・まだこの"戦い"は終わりそうにないな。




<生き残りメンバー>
[幸運]龍園寺 海斗
[幸運]咲澄 玲奈
[声優]星野 花音
[ソフトボール選手]篝火 ほのか
[くの一]霞桜 椿
[喫茶店オーナー]流星雨 葉沙
[鍛冶職人]天風 夜刀
[お嬢様]小鳥遊 舞姫
[ニート]秋宵 七斗
[茶華道部]雛月 鈴蘭
[文化委員]春夏秋冬 駆

[変装師]???


残り11人?


chapter3 "希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望" END

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.105 )
日時: 2014/08/22 22:03
名前: レイナ (ID: DlcbEiJU)

〜ちょっとCM〜

レイナ「どもどもー!ほぼ全てのダンロン小説読んでまっすレイナっす☆本日は、その中でバタフライ様の小説を宣伝しようと思いまっすー!」

リエル「急にどうしたのでしょうか?」

小鳥遊「啄木鳥曰く、『08月14日14分31秒にこの小説の宣伝をしてくださったからこっちでもしなくては。』ということらしい。」

リエル「なるほどです!」

レイナ「いやぁー『F』『ad lib』『another』『timeleap』『Z』『S』『メガ』『C1』『円環』『温泉修学旅行』etcも面白いけど、バタフライ様の小説もすっごく面白っから宣伝したくてするんだよ!!」

小鳥遊「ほぼ全部ではないか。しかもまだ始まっていないのや休止中のもあるぞ。」

レイナ「そこは気にしない☆とにかく全て面白いから皆是非見てみてください!!!」

小鳥遊「ほぼ全部の宣伝ではないか・・」



リエル「 『ダンガンロンパ 絶望の牙と希望の花』は日本モノの才能の方が多くて僕は気に入っています!
立花さんの『不幸』は僕のトランプ以外のギャンブル系で似てますし、
柿崎さんは『ドラキュラ』ですよ!?きっと血を吸ったり『早く人間になりたい・・・』って思っているはずです!!!
さらに『カードマスター』といったらきっと『遊戯王』でしょう!!他には馬術や柔d」

小鳥遊「長すぎ、文字数使いすぎであるぞ。」

レイナ「そのネタはあっちでやりなさい・・・
バタフライ様の小説は個性的なキャラが多く、読んでて楽しい小説です!笑いあり、涙あり、ロマンスあり?で面白いです!読んでいない方は是非読んでみてください!!!

ちなみにわたしは二階堂さんが一番好きじゃぁぁああああああああ!!!」


小鳥遊「(まともな人がいない)どうしてロマンスいれたのだ?


レイナ「だって(ピー)さんと(ピー)クンがいい感じでしょ?でも個人的には定番の主人公とそのパートナーも結ばれたらいいなとは思ってるんだよ。」
←ネタバレのため

小鳥遊「だが、そのパートナーが柿崎ではなく黛だったらどうすr」

レイナ「CM終わり!!!」←強制終了




〜気を取り直して〜


レイナ「リエルが文字数使いすぎたからパパっと行くね♪」

左右田「ちょ、前振りも無しかよ!?」

罪木「し、しかも深淵さんの出番が無くなってきてますぅ・・・」
 
深淵「まぁ、ワシは作者に作って貰っただけありがたいからのう。出番少なくても気にしないぞい!!」

左右田「お前いいやつだなおい!!!」

啄木鳥「は、早く始めましょうよぉ!」

レイナ「それじゃ、プロフィールどうぞ!!」


〈深淵 大声〉
才能 : 超高校級の応援団長
身長 : 182cm
体重 : 65kg
胸囲 : 83cm
誕生日 : 2月27日
好きなもの :元気、チョコレート、チョコケーキ
嫌いなもの : ピーマン
cvイメージ : 千葉 進歩
(銀魂/近藤勲)
(テイルズオブレジェンディア/ウィル・レイナード)


〈啄木鳥 氷雨〉
才能 : 超高校級の文芸部
身長 : 149cm
体重 : 43kg
胸囲 : 65cm
誕生日 :12月15日
好きなもの :本、インクのにおい
嫌いなもの : 虫、うるさいところ
cvイメージ : 茅原 実里?
(涼宮ハルヒの憂鬱 / 長門有希)
(みなみけ / 南千秋)


左右田「なんだこの啄木鳥のCVイメージの?は・・・」

レイナ「えっと・・・特徴付けすぎちゃって納得のいく声優見つけられなかったから、変更の可能性があり・・・」

罪木「つまり咲澄さんと同じパターンですねぇ。」

深淵「ワシに至っては・・・完全にゴツいような気がするのだが・・・?」

レイナ「・・・キニシナーイキニシナーイ」

啄木鳥(ダメだこの人・・・)




【名前二人ともアルズ様に付けて貰いました】

左右田「アルズ様名付けセンスすげぇな。」

レイナ「私自分で付けたの数人だからねぇ・・・」

左右田「仕事しろ。」


【深淵はモロ弐大です☆】

左右田「だろうな!!」

レイナ「み、皆とキャラ被らないように+才能的に・・・」

罪木「どうしてポジ的にチャプター4で殺さなかったんっすかぁ?」

レイナ「後々生き残りにしてもあれだし動機で殺すのもめんどくさかったから(・・・ここで退場させた方が深淵が輝くと思って)」

左右田「心の中と発言が逆になってるぞ!?」

啄木鳥「しかもどっちも理由がひどいです!!」

深淵「まぁわしはどんな扱いを受けても作者の決めたことに従うだけじゃ。」

左右田「おまえ本当いい奴だなおい!!」


【啄木鳥の元々の初期設定】

1.罪木口調
2.冷静口調
3暴走状態

左右田「『瞬間記憶能力』だっけ?すげぇよな。」

レイナ「実はジェノサイダー翔(チャプター2)の為に作ったって言ってもおかしくないんだよね。」

左右田「と言ってもコメントで『啄木鳥さん二重人格枠でしたのに・・・』って言われてたよな?」

レイナ「・・・私いつも即興でストーリー考えちゃうからそうなっただけで、二重人格枠は偶然・・・」

啄木鳥(モード)「つまり『チャプター3の被害者とは決めていたがこんなキャラになるとは思わなかった。』ということか。」


深淵「なるほどのう・・・じゃあこの暴走状態は小鳥遊に対してのあれか。」

レイナ「才能+性格的に近いしギャグに使おうと思って☆」

左右田「それだけの理由!?」



【絶望病元ネタ分かりました?】

レイナ「アルズ様の『ad lib』の星鎖希クン、委員会ラブで有名なランスロット様の『F』と『C1』より星野クン、長月さん、浅峰クンの"口調"をお借りしました!ありがとうございます!!」

罪木「ランスロット様委員トリオ愛しているんですねぇ!」

啄木鳥「あれ?でも確か作者原作キャラでは澪田先輩の次に石丸先輩好きって言って・・・」

レイナ「あの方には・・・負けるのさ・・・」

左右田「あぁ・・・(察し)」



レイナ「じゃあお次は今回のクロのあの方です!」


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