二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜
- 日時: 2016/09/22 01:07
- 名前: レイナ (ID: NTjRWWeg)
初めまして!レイナと申します。
この小説はオリキャラのオリジナルストーリーとなっています。
結構原作のネタバレがあります。
苦手な方回れ右でお願いします。
あまり小説書いたことないので誤字や矛盾が生じてしまう場合があります。ご注意を。
それでも見てくださる方々、不定期更新になってしまいますが、よろしくお願いします!
参照500突破です!
こ、こんな駄作を読んでくださってありがとうございます!!まだ本編は始まったばかりですが、これからも頑張っていきます!
龍園寺「これからも宜しくな。」
参照数1000突破です!
マジッすか!?ありがとうございます!これからも全速前進で頑張っていきます!
咲澄「頑張ります!」
参照数1500突破です!
1500・・・いつの間にこんなに・・・
私、今なら飛べるような気がする・・・
星野「仕事放棄しないでよ!?」
参照数2000突破です!
マジで!?ここまでくるとは思わなかった、ってまだChaputer3!?ど、どうなるかなぁ・・・
天風「これからも宜しくっす!」
参照数2500突破です!
ワオ、いつの間になってたぜ・・・ここからが後半戦、チャプター4をお楽しみください!
秋宵「・・・頑張る。」
参照数3000突破です!
もしかしてあの方様の宣伝のおかげ・・・ムムッ、まだchapter4序盤ですがよろしくです!
綾波「お嬢ちゃん達ありがとぉーう!!!・・・まあ野郎もありがとうだぜ!」
参照数3500突破です!
最近ダンロン小説増えてきて楽しみだなぁ(ワクワク)
まぁ、私も皆様が楽しいと思えるような作品目指して頑張ります!
篝火「オレも負けねぇぞ!!!」
参照数4000突破です!
年内中にch5書くと言ってたなあれは嘘だ(真顔)
まぁ来年も頑張るのでよろしくお願いします!
霞桜「Extraってカ行の人が多いでござるね☆(篝火、霞桜、啄木鳥、黒神)」←oh・・・
参照数5500突破です!
なん…だと…!?私が受験勉強して遊んで番外編と2のストーリー考えている内にこんなに…!?皆様ありがとうございます!!
啄木鳥「こ、こんな伏線やストーリーがごちゃごちゃな作品を読んで下さってありがとうございます!!」
参照数7500突破です!
正直ここまで行くとは思わなかった。不定期にもかかわらず読んでいただきありがとうございます!!がんばって着々とはなし進めていこうと思います!
黒神「体調管理には気をつけなさいよ。」
Chapter0プロローグ
>>2-7 >>9-12
番外編>>47
Chapter1ゼツボウプロジェクト
(非)日常編
>>13 >>15-19 >>20-21
>>22-25 >>26 >>27-29
非日常編
>>30-31 >>32-33 >>35
学級裁判
>>36-38 >>39-41 >>42(おしおき、後)
番外編>>48
Chapter2ぜつぼうのなく頃に 悲
(非)日常編
>>46 >>49-50 >>51-52 >>53-55
>>57-58 >>59-60
非日常編
>>61 >>63-64 >>65
学級裁判
>>66-68 >>69 >>71 >>72(オシオキ)
>>75
番外編>>77
Chaputer3"希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望"
(非)日常編
>>78-83 >>84-87 >>88
非日常編
>>89 >>90-91 >>92
学級裁判
>>95-100 >>101 >>102 (オシオキ) >>103-104
番外編 >>111
Chapter4 Code despire
(非)日常編
>>112 >>113-116 >>117-119 >>122-123 >>127
非日常編
>>131-134
学級裁判編
>135
キャラ紹介
咲澄玲奈>>8
龍園寺海斗>>14
チャプター1
被害者>>34
クロ >>43
まとめ>>44
EXTRAモード>>45
チャプター2
大富豪のマジシャンの子>>62
被害者・クロ・Extraモード>>76
チャプター3
被害者二人 >>105
クロ >>109
まとめ・Extraモード>>110
チャプター4
被害者>>130
>>43より
ランスロット様『ダンガンロンパF』東条君、kuzan様『ダンガンロンパThe another』田川君、アルズ様『ダンガンロンパad lib』城ヶ根君をお借りしました!ありがとうございます!!!
コメントありがとうございます!!!
チーク様 >>71
バタフライ様>>74 >>94 >>108 >>129
【名前を入力してください】様 >>108 >>125
如月胡桃様>>121
作品の向上?のためによろしければコメント、感想、質問あればどうぞお気軽によろしくお願いします!
※ここテストに出るから重要←出ません
現状・・・
続き書けます!!!!!!!!!!
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- Chaputer3 "希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望" ( No.81 )
- 日時: 2014/09/09 17:00
- 名前: レイナ (ID: RGE11PHh)
〈食堂〉
春夏秋冬「ようし!今から『第三回 探索報告会』?の開催を宣言する!まずは1階探索組から頼む!」
天風「えぇと、確か保健室があったっすよ!」
星野「輸血パックとか色々あったけど、まぁ使う人いないでしょうね。」
霞桜「ドラキュラだったら毎日使うでござるよ!そうでござるよね、星野氏?」
星野「『(声の高い男性)ワタクシはドラキュラざますよオッホッホッホ!』ってあるかぁ!!!」
リエル「おぉ!これがジャパニーズノリツッコミなのですね!」
龍園寺「リエル『ジャパニーズ』って単語つければいいものじゃないぞ・・・」
なんか、霞桜が喋るとほとんどがギャグになるよな・・・
篝火「んーでも宿校舎の方はまだ開いてないな。」
春夏秋冬「そうか・・・じゃあ次!龍園寺っちチーム頼む!!!」
雛月「次は私達ですわね。」
俺達は娯楽室、空気清浄機、美術室などがあったことを報告した。
龍園寺「あ、それともう一つ。そこで俺はこれを見つけたんだ。」
俺は先ほど見つけた希望ヶ峰学園の地図らきしものを皆に見せた。
篝火「普通の地図だよな?どこがおかしいんだ?」
咲澄「あ!私達が探索したところの地図が書かれてないよ!!!」
春夏秋冬「じゃあ何だ!?ここは希望ヶ峰学園じゃないって事か!?」
天風「でも宿校舎とかは一緒っすよ?」
雛月「謎、ですわね・・・」
春夏秋冬「今悩んでもしょうがないっさ!じゃあ最後は俺達な!」
咲澄チームはキャンプ場?プラネタリウム?みたいな場所があったと報告してくれた。
そして、咲澄達も何かを見つけたようで、俺達に一枚の写真を見せてくれた。
リエル「ど、どうして死んでしまった方達が写ってるのですか!?」
深淵「3人が接点があったとは全く思えんのう・・・」
しかもこれ、どこで撮られたんだ?窓が鉄板で覆われていないって事は、どこか別の学校なのか?
???「・・・報告会は終わったのか?」
俺達に話しかけてきたのは、秋宵だった。
春夏秋冬「あ、えぇと、詰まったからこれで『第三回 探索報告会』の閉会を宣言する!!んで、秋宵っちどうしたんだ?」
秋宵「いや、『ここにいる皆で大浴場に入りに行かないか?』って思ってな。」
・・・あ、そういうことか。一瞬秋宵が変態発言したのかと思ったぜ。まぁ秋宵に限ってそれはないよな。
咲澄「え、えぇ!?共有の風呂で!?」
深淵「さ、最近の若者は大胆じゃのう・・・」
一部の人が勘違いしてるみたいだが、気にしないことにした。あと深淵、お前何歳だよ。
〈脱衣所〉
モノクマが来ないように(と、パソコン壊さないように)リエルと霞桜が入り口で待機することになった。
「・・・それじゃ、今から準備する。」
そう言って秋宵は馴れた手つきでロッカーの中にあるパソコンを使い、あるフォルダーをクリックした。すると・・・
『こんにちわぁ。不二咲 千尋です。皆は初めましてだね!』
パソコンの中から小柄な女の子が話しかけてきた。
「か、可愛い〜!!!」
「ウム・・・女性にしても小柄すぎるのう・・・」
「あの、この方"男の娘"みたいっすよ?」
「「え?」」
「・・・よく分かったな。まぁ分かるのは当たり前か・・・。」
「「・・・」」
、
さっきの事は忘れよう、うん。
「・・・これは不二咲先輩が開発した人工知能、通称"アルターエゴ"だ。」
不二咲先輩って・・・確か秋宵が会いたがっていた人だよな?
アルター『実際はボク、そのアルターエゴのコピーなんだ!』
咲澄「コピーってどういう事?」
アルター『実は、アルターエゴの本体は別の所にあって、ボクはそのバックアップなんだぁ。』
雛月「その本体とは連絡はとれないのでしょうか?」
アルター『ご、ごめんなさい・・・ここはインターネットに繋がってなくて交信が出来ないんだ・・・』
篝火「じゃあ助けを呼ぶってのは無理か・・・」
アルター『あ、でもね!厳重にロックされているファイルがあるから今解除してるんだぁ!だから閲覧できるようになったらみんなを呼ぶねぇ!』
秋宵「・・・と、言うことだ。何か進展があったら俺が呼びにいく。
・・・時間をとってしまって悪かったな。」
龍園寺「いつも悪いな・・・」
俺達は秋宵にいつも申し訳ないと思いつつ、脱衣所を出て行った・・・咲澄を除いて。
「・・・秋宵クン、少しこの子と二人でお話ししていいかな・・・?」
咲澄は皆が出て行った後、秋宵にお願いをした。
「・・・俺が聞いてはいけない話なのか?」
「違うけど、ちょっと自分で整理したいというか、その・・・」
「・・・分かった。じゃあ表で待っておく。」
「・・・ありがとう。」
秋宵は脱衣所から離れてくれ、咲澄とアルターエゴの二人きりになった。
〈龍園寺side〉
俺は脱衣所をでた後、とりあえず食堂に行くことにした。
数人は部屋に戻ったりどこかへ行ったりしているので、ここには俺と春夏秋冬、霞桜、深淵、雛月がいた。
「今思ったけどさ、秋宵っちにパソコン預けていいのか?」
「何か問題でもあるのじゃ?」
「問題っつーか、あいつがパソコン悪用するなんて事ねぇか?」
「ですが、彼以外にパソコンを扱える人はいますの?」
「「・・・」」
「私達が持っていても"宝の持ち腐れ"ですわ。だから彼に任せましょう。」
雛月正論言うな・・・といっても暇だ。
・・・あ、確かポケットに・・・
【花火タイムメモリー】使いますか?
はい←
いいえ
「そ、そそそそのCDは入学前結構人気だった【花火タイムメモリー】じゃねぇか?」
「拙者的には【アナと雪のじょう・・・】」
「言わせねぇよ!?」
文字数少ないから無駄なこと喋るな・・・
「なんかこの曲聴いてると、花火したくなるんだよなぁ・・・」
「そうか・・・ようし!今日の夜皆で花火しようぜ!」
「応!ワシはセットの準備するぞい!」
「では、私は人数分の浴衣を準備しますわ。」
「楽しみでござる!」
その後、皆で花火の計画を立てた。
- Chaputer3 "希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望" ( No.82 )
- 日時: 2014/07/11 22:59
- 名前: レイナ (ID: ovjUY/sA)
〈咲澄side〉
「えっと、『こんにちわ』」
『こんにちわぁ!秋宵クンから聞いてるよぉ!咲澄さんだよね?』
『うん、ちょっとアナタに聞きたいことがあるの。アナタは78期生の不二咲先輩に作られたの?』
『うん!ボクはご主人サマに作られたアルターエゴなんだぁ!』
『その不二咲先輩は今どこに?』
私がそう打つと、予想していた反応が返ってきた。
『ご主人サマは、78期生のコロシアイで殺されちゃったんだ・・・』
「そっか・・・」
この時、私の推測は確信に変わっていた。
私は他にも聞きたいことを聞く。
『そのコロシアイについて詳しく教えて。』
『えっとぉ、ご主人サマ達78期生はクラスメイトの15人でキミ達と同じようなコロシアイをしたんだ。』
『それで、どうなったの?』
『苗木クン達がね!黒幕である"江ノ島盾子"を倒して外にでて、未来機関に保護されたんだぁ!』
江ノ島盾子って、確か"超高校級のギャル"だったよね?それに、苗木って、夢に出てきた・・・いや、実際に私はその光景を見ていたのだろう。・・・いつ、どこで?
『その未来機関ってなに?それに、そのコロシアイってどこでいつ行われたの?』
『ご、ごめんなさぁい、そこの部分だけ削除された跡があって分からないんだぁ・・・あ、消したのは秋宵クンじゃないよ!元からデータが消えてたみたいなんだぁ。』
それだけ聞いて安心した。恐らく黒幕か・・・"内通者"が消したのだろう。
『ありがとう、じゃあこれからもよろしくね。』
『うん!ボクに任せてね!!』
そういって私はロッカーを閉めて、脱衣場をでた。
〈脱衣場前〉
「・・・咲澄。」
部屋に戻ろうとしたとき、秋宵クンに話しかけられた。
とても真剣な目つきだった。
「・・・あまり首を突っ込まない方がいい。"狙われるぞ"。」
「狙われる・・・?」
「・・・俺達はいつかコロシアイをしなくなるかもしれない。その時は内通者が何か動き出すはずだ。・・・だから、危ない橋を渡るな・・・。」
やっぱ秋宵クンも同じ考えか、確かに内通者に私がターゲットにされるかもしれない。でも・・・
(
「それでも私は知りたい。この学園の秘密と、“自分自身”について。」
「・・・そうか、だったら俺は止めない。」
そう言って秋宵クンは脱衣場に戻って・・・
いや、戻らずに私に顔を近づけ、小声で言った。
「・・・知らない方がいいこともあるぞ。」
「・・・え?」
私が振り返ると、今度こそ秋宵クンは脱衣場に戻った。
・・・知らない方がいい?
今の私には、その言葉の意味が全く分からなかった・・・
その間・・・龍園寺、自由行動。
〈龍園寺自室〉
「そういえばリエルって花火見たことあるのか・・・?ちょっと聞いてみるか!」
俺はリエルに会いに行くことにした。
〈娯楽室〉
「おーい!リエルー!」
「あ、龍園寺さん!」シュッ
リエルは俺の方に顔を向けて後ろ向きでダーツの矢を放った・・・しかも真ん中に当たってるし。
「どうしたんですか?」シュシュシュッ
「あー、そのー、良かったら休憩して少しお話しないか?」チラッ
20点トリプル×3
「Oh・・・」
流石"超高校級のダーツプレイヤー"だ。百発百中に当ててやがる・・・
とりあえずリエルと日本の素晴らしさについて話し合った。(といってもリエルの一方的だったが)
(あ、日本ものがアレしかねぇ。)
「・・・これ、よかったらどうだ?」
〈『動くこけし』
「おぉ!ジャパニーズこけしですね!素晴らしいです!これどうやって使うのでしょうか?」
どうやら喜んでくれたようだ・・・少し罪悪感が・・・。
「・・・」ジー
「どうしました?」
「いや、リエルって目の色が一緒じゃないんだなと思ってさ。」
一瞬色付きコンタクトか?と思ったらそうでもないようだ。
「・・・僕とある大会で相手の手が滑ってしまい、一度ダーツの矢が目に刺さってしまって目が使えなくなったのですよ・・・」
「それ大丈夫なのか!?」
「えぇ、その後ドナーの方から目を移植させて貰いました。・・・その方には感謝しています。」
「そ、そうか・・・」
「ちなみに前の動機がその『目について』だったんですよ・・・」
そう言いながらリエルは苦笑いしていた。
リエル・・・そんなことがあったなんて・・・
「本当は厨二っぽく赤目にしたかったんですけどね・・・こう、『万華v鏡写○眼』か『○を欺く』とか使いたいんです!」
「そこでもアニメかよ!?」
流石日本ラブ男、どこまでも抜かりねぇな・・・
その後、リエルに花火について聞いてみた(また一方的に話された・・・)
俺は一度自室に戻ることにした。
〈龍園寺自室〉
「そういえば今春夏秋冬って花火でも設置してるのか・・・?手伝おうかな。」
〈花火会場〉
「おっ、龍園寺っち!!!」
「春夏秋冬か、どうした?」
「ちょっと花火の準備に手伝ってくれないか?深淵っちにさっきまで手伝ってもらったんだ。」
「だが断る。」(`・ω・´)キリッ
「・・・」(´;ω;`)シクシク
「じょ、冗談だから!手伝うから!それぐらいで泣くなよ!?」
春夏秋冬の豆腐メンタルを励ましながら?花火の手伝いをした。
「あ、そうだ。さっきガチャでこれ出たんだがよかったらどうだ?」
〈『愛蔵リアクション芸集』
「おぉ!これ結構面白いんだよな!ありがとう龍園寺っち!」
どうやら喜んでくれたようだ。
「春夏秋冬ってすげぇよな、皆楽しめるイベントとか思いつくしさ。」
「・・・ま、まぁな。俺っち"超高校級の文化委員"だしな。」
あれ、ちょっと落ち込んでないか?
「・・・俺っちは"文化祭"の時しか目立たねーんだよな。だから文化祭の時は皆頼ってくれるんだけどよぉ・・・終わったら俺っち用済みなんだよ。だから"友達"って言える存在がいなかったんだ。」
「・・・大変なんだな。」
「でも後悔はしていないんだよなぁ。」
「どうしてだ?」
「委員ってさ、皆の為に何かを出来る奴じゃねぇとなれないと思うんだ。風紀委員も保健委員だってそうだろ?飼育委員は・・・まぁ、人間も動物だしな、うん。だから俺っちは皆を楽しませるために続けるんだ!」
「すげぇな、春夏秋冬って。流石名字が珍しいだけはあるんだな。」
「それは関係ねぇだろ!?」
その後、今までの文化祭の実績とか聞いてみた。
・・・俺は春夏秋冬のこと友達以上の"仲間"って思ってるぜ。まぁ直接口に言うのは恥ずかしいけどな。
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.83 )
- 日時: 2014/07/13 01:17
- 名前: レイナ (ID: wUAwUAbM)
〜Night time〜
〈龍園寺side〉
「そろそろ時間か。んじゃ、会場に行くとしますか。」
俺は自室を出て、花火大会の会場に向かった。
〈バラ庭園〉
「あ、小鳥遊と啄木鳥ー!」
会場に行く途中、バラ庭園で小鳥遊と啄木鳥を見つけた。
「何だ?」
「今から皆で花火するんだが・・・来ないのか?」
俺がそう聞くと、思った通りの返答をしてきた。
「フン、妾がそんな低俗な遊びなんぞするものか。」
「わ、私はお姉様と一緒にいたいので・・・」
「そっか、残念だ。」
皆で遊んだ方が楽しいのにな・・・
俺はがっかりしながらバラ庭園を出た。
〈花火会場〉
「あれ?お前らだけか?」
そこにいたのは、春夏秋冬と秋宵だけだった。
まぁ流星雨が来ないのは予想できていた。
「そうなんだよなぁ、というか秋宵っちは本当に"超高校級のニート"なのか?」
「・・・別にいいだろ、花火なんて実際に見たことないし、ここもある意味室内だからな。」
「秋宵花火見たことねぇのか・・・」
「・・・まぁ、花火という言葉を知った時点で既にニートになってたけどな。」
「どれほどの期間外にでないんだよ!?」
全国のニートになる予定の皆さん、くれぐれも、大人になってからニートになってください。というかニートにならないでください・・・
「ヤッホー!」
「遅れて申し訳ないっすー」
俺達が待っていると、星野や天風達が浴衣を着ていた。
「雛月さんが着付け教えてくれました。流石日本の着物です!」
「うふふ、茶華道部たるもの着付けを教えられないなんてもうあり得ませんわ。」
すげぇ、浴衣って結構着るのは難しいと思うが・・・それにしても、流石日本男児だ。とても凛々しく見える。外人のリエルさえとても似合っていた。
女子の方は・・・レベルが高いだけはある。とても似合ってて可愛いな。
俺が一番気になってるのは・・・勿論咲澄だ。シンプルな浴衣はとても似合って可愛いのだが、今は長い髪をまとめてポニテにしている。
・・・超ドストライクだ!!!
「ようし!皆揃ったことだし、花火しようぜ!」
春夏秋冬の合図で花火が始まった。
〈No side〉
霞桜「わぁ!綺麗でござるね!!!」
皆は手持ち花火をしていた。
リエル「これが花火ですか・・・」
春夏秋冬「リエルっちは花火初めてなのか?」
リエル「えぇ!日本に何回か行ったとはいえ、夏の風物詩を楽しむ時間がありませんでしたので・・・」
雛月「・・・和の心は常に美しくあれ。
静かな大地に一輪の花を植えよ。
輝く空に一輪の炎を打ち上げよ。
人の心に希望を咲かせよ。」
雛月が突然詩を詠んだ。
星野「ひ、雛月ちゃん?」
雛月「・・・ちょっと、友達の詩を思い出したのですわ。」
咲澄「わぁ!綺麗な詩だね!」
天風「その子はどんな人っすか?」
雛月「・・・あ、あの子は仕事を放棄してポエム作ったり、私の所に遊びに行くほどで、見た目によらず脳天気だったの。」
雛月は昔のことを懐かしんで、ちょっと笑っていた。
霞桜「あれ?雛月氏一瞬口調が・・・」
篝火「おーい!打ち上げ花火も準備できたぞー!」
深淵「飛びっきりでかいのをあげるぞい!!!」
春夏秋冬「ようし!ちょっと離れて見ようぜ!!!」
全員「「おー!!」」
皆は打ち上げ花火を上げて楽しんでいた。
〈啄木鳥 side〉
「・・・」
「お姉様は参加しないのですか?」
会場の入り口付近で、お姉様は皆が花火をしている様子を見ていた。
「さっきお節介な奴が妾を誘ったけどな、断った。愚民共と遊ぶものか。」
「お姉様は素直じゃありませんね」クスッ
「うるさい。・・・逆にそなたは行かぬのか?」
「お姉様が行かないのであれば、私は行きません。」
「そ、そうか・・・」
その後、ずっと沈黙が続いた・・・。だが、それを破ったのは意外にもお姉様だった。
「・・・妾は、火が嫌いだ。」
「どうしてですか?」
「火は何でも燃やすであろう?だから、"妾の大切なもの"が燃えて無くなってしまう、そんな気がするんだ・・・」
私はお姉様の表情が辛そうなのに気付いた。
「・・・でも、火は燃やすだけではありません。"照らす"ことも出来ます。」
「・・・妾はそう考えられないな。そういえば"アイツ"も、火のせいで大切なものを失ってのであったな・・・」
「"アイツ"?」
「いや、何でもない・・・妾はもう行くぞ。」タッ・・・
「あ、お姉様ー!・・・お姉様は誰を"視ている"のでしょうか?」
私はお姉様の寂しそうな背中をずっとみていた・・
〈龍園寺side〉
「・・・」
俺は遠くから皆が花火で楽しんでいるのを見ていた。
「龍園寺君。」
後ろから咲澄に声をかけられた。
「と、隣・・・いい、かな?」
「あ、あぁ!いいぜ!」
「あ、ありがとう。」
そう言って咲澄は俺の隣に座った。
「花火、綺麗だね。」
「あぁ、そうだな・・・」
「どうしたの?考え事?」
咲澄は俺の顔を覗いて言った。
「・・・黒神達も、ここにいれたらなと思ってな。」
俺達は黒神や綾波、夕嵐、そして奏鳴のおかげでここにいる。皆でいれたら、楽しかったんだろうな・・・
「きっと見てるよ。」
「え?」
「きっと、どこかで見てるんだよ。同じ地平か、空の上で。」
「・・・そうだよな、確かに俺達はずっといたんだ。」
「うん、私達は忘れたらダメだよ。」
「そうだな。俺達は皆のことをずっと忘れない、忘れるものか!!!」
「うん!いつもの龍園寺クンに戻ったね!」
「咲澄・・・俺を心配してくれたのか、ありがとうな。」
咲澄は俺の顔を見て、笑った。
「私ね、ここで皆に会えたのって、悪い事ばかりじゃないと思うんだ。」
「そうなのか?」
「うん!友達も沢山出来たし・・・その、"気になる人"も出来たし・・・」
「・・・」
「りゅ、龍園寺クン?」
「よし、そいつを一発殴ろう。」
「え、えぇ!?どうしてそうなったの!?」
何か一発殴らないと気がすまねぇ。
だってソイツこんな純粋で優しくて可愛い子に好かれてるみたいだからさ!
ハァ、そいつと咲澄の恋が実るように振られた俺が応援してやるぜ。
そして最後に、線香花火をして、花火の片付けが終わった後アナウンスが鳴る前に寝た。
- Chaputer3 "希望"ハ"絶望"、"絶望"ガ"希望" ( No.84 )
- 日時: 2014/07/14 23:24
- 名前: レイナ (ID: P747iv5N)
〜Morning time〜
〈龍園寺side〉
『オマエラ、おはようございます!朝ですよー!さぁて、今日も張り切っていきましょう!』
ピーーーーーーーーー。
「・・・ん?」
朝起きるとモノクマのいつものアナウンス、の後に変な音が聞こえた。
・・・気のせいだろうか?
「とりあえず食堂に行くか。」
俺は制服に着替えて食堂に向かった。
[食堂]
食堂にはまだ誰もいなかった。めづらしいなと思いながらも俺は席に着こうとする。
「龍園寺クンおはよう。」
「おはよ・・・って流星雨!?」
ちょうど入り口から死角で見えなかったが、そこには最近まで落ち込んでいた流星雨がいた。
「あ、龍園寺クンおはよー・・・え、流星雨クン!?」
「おはよっす・・・って流星雨さん!?」
他の人がぞろぞろくると、皆が流星雨の存在に気づいた。
篝火「もう大丈夫なのか?」
流星雨「う、うん!もう大丈夫だよ!」
星野「無理してないでしょうね?」
流星雨「そ、そんなわけ無いよ!大丈夫だって!!!」
そう言って流星雨は笑って見せた。
咲澄「・・・・・・そっか。じゃあ朝食準備しよっか。」
そう言って女子数人が食堂に向かった(勿論星野はここにいる。)。・・・咲澄、さっきの長い沈黙何だったんだ・・・?
「呼ばれてないけどジャジャジャジャーン!!!」
朝食時に見たくもないヌイグルミがそこにいた。
流星雨はトラウマなのか、少しビクビクしている。
「あれ?流星雨クンはもう絶望から回復しちゃった系?」
「う、うん・・・」
「そう言っておきながら実はコロシアイの計画でもたててんじゃないのー?」
「そ、そんなことないよ・・・」
「ちょっと!また流星雨をイジメるつもりなの!?」
流星雨に話しかけるモノクマを、星野は止めた。
「もー星野さんはうるさいなぁ〜」
「・・・まさか、それのためだけに来たのですか?」
リエルがモノクマにそんな質問をする。
するとモノクマはチッチッチと指を振る。
「いや、言いたいことが二点あるだけだよ。」
「二点・・・ですの?」
「一つ目、さっきボクが言ったように皆殺しをしようとしてる人がいたら困るので『殺すのは二人まで』としまーす!」
二人か・・・それでもまだ心配だなぁ・・・
「二点目、オマエラ電気付けっぱなしで寝てるだろ!?電気代がもったいないよ!!」
「」ギクッ
天風ェ・・・あ、そうか。天風の秘密って確かそんな感じだったな・・・
「というわけで、しばらくの間『夜時間は電気付けませーん!』ブレーカーも落ちるからね!普段の電気使用量もランドリーにあるアイロン三台がギリギリになるくらいにしまーす!」
「あれ、アイロン三台とかランドリーにあったかのう・・・?」
「べ、別にオマエラの為にアイロン三台準備した訳じゃ無いんだからねっ!!!」
三台もいるか普通・・・?あとモノクマのツンデレはイラン。
「言いたいことはそれだけだからー。それじゃ!」
「ちょっと待って。」
そう言ってモノクマは帰ろうとしたが、星野がそれを止めた。
「今朝の変な音、アンタ何をしたの?」
「ボ、ボクハナニモシテナイヨ?」
そう言ってモノクマは帰って行った。
「・・・星野も聞いたのか?」
「え、龍園寺も?」
「うーん、おかしいな・・・」
「どうしてなの?」
流星雨が咲澄に問いかける。
「さっき朝皆と話したんだけどね、『龍園寺クン、花音ちゃん、深淵クン、春夏秋冬クンだけ』モノクマアナウンス後に変な音聞いたみたいなの。」
「マジか!?」
「でも、どうしてその四人だけでござるか?」
「分かりませんわね・・・何かいやな予感がしますわ・・・」
「ちょ、俺っち達大丈夫なのか!?(泣)」
「まぁしばらく様子見た方がいいっすよ。」
「し、死神の声とかじゃねぇよな・・・?(涙)」
春夏秋冬どんだけ心配なんだよ・・・
とりあえず今の時点では何も出来ないので解散する事にした。
〜Free time〜
〈龍園寺side〉
「あ、れ?ちょっと気分悪くなってきたな・・・保健室行くか。」
俺は部屋を出て保健室に向かった。
〈保健室〉
「あれ、深淵も保健室にようか?」
「あぁ、頭痛薬があればいいと思ってのう・・・」
「意外だな、深淵のことだから『気合いだ!気合いだ!』とか言うと思ったけどな・・・」
「・・・少しメタになってしまうのじゃが、別に見た目はワシは弐大先輩のようにゴツくないぞ。」
「マジか!?」
「例えるなら・・・とにかく普通の人な、うん。」
(cv決まってないんだな・・・)
とりあえず深淵と一緒に薬を探した。
「あ、そうだ。さっきガチャでこれ出たんだがよかったらどうだ?」
〈『新品のサラし』
「おぉ!ちょうど切らしていたのじゃ!助かるぞい!」
どうやら喜んでくれたようだ。
「お主よ、少しばかり相談してもよいか?」
「お、俺で良かったらいいぞ。」
深淵はとても深刻そうなな顔だった。お、俺が深淵にアドバイスなんて出来るだろうか・・・
「ど、どうすれば、運動音痴は治せるのじゃ・・・?」
「・・・は?」
意外な相談内容に俺は驚いた。
「わ、ワシは"超高校級の応援団長"といっても団以外は全く運動できないのじゃ・・・」
「へぇ、めづらしいな。じゃあ50m何秒だ?」
「・・・12秒。」
「遅っ!?」
さっきゴツくないって言ったばっかだよな!?全く信用できないぞ!?
「才能の割に出来ないよなって言われるのが怖くてのう、だからお主に相談したのじゃ。」
「俺にか・・・そうだなぁ、別に気にすることは無いんじゃねぇか?」
「どうしてじゃ?」
「だってそれがオマエらしさだろ?だったら周りのことなんて気にするんじゃねぇよ!!!」
「そうか、そうじゃな!感謝するぞい!!!」
深淵は何かが吹っ切れた顔で帰って行った。超高校級でも悩みはあるんだな・・・。俺は見つけた薬をもって保健室を出た。
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.85 )
- 日時: 2014/07/18 23:40
- 名前: レイナ (ID: 6Nc9ZRhz)
[龍園寺の自室]
「うーん、何でキツいんだ・・・」
薬を飲んでも体調が良くならない・・・
とりあえず夕食食べる気にもなれないし、もう寝るか・・・
ピンポーン・・・
「あ、開いてるぞー」
俺は誰が来たかも気にしないで言った。
そして入ってきたのは・・・啄木鳥(メガネ無しver)だった。
「お邪魔します。」
そう言って啄木鳥は俺の部屋に入ってきた。
・・・もしかして例の"変装師"じゃねぇよな。うん、小さいし大丈夫だ。
「今失礼なこと考えなかったか?」
ゴメンナサイ、カンガエテマシタ。
「まぁ、啄木鳥が部屋に入るのは二回目だな。」
「まぁね。体調がすぐれないようだが、大丈夫か?」
「大丈夫じゃない、問題だ。」(`・ω・´)キリッ
「ボケれるということは大丈夫そうね。」
まぁまだ喋れる気力はまだある・・・
それにまた俺の部屋に入ってきたってことは、恐らく大事なことだろう。
「そこのイスで良かったら座ってくれ。」
「ありがとう。龍園寺はベッドの上で寝ながら聞いていいよ。」
啄木鳥は親切だなぁ・・・
そう言って啄木鳥は近くにあったいすに座った。
「それで、話って何だ?」
俺は単刀直入に啄木鳥に聞いてみた。
「・・・もし、私に何かあったら、小鳥遊を頼んでいいか?」
「ど、どうしたんだ急に。」
「・・・」
啄木鳥は何か迷っているようで、何も喋らない。
そして、やっと口を開いたと思ったら話の内容は衝撃的なものだった。
「・・・そろそろ私は、殺されるかもしれない。」
「は!?」
あまりの内容に、俺はベッドから体を起こしていた。
「正確には、そろそろ黒幕が動いてもおかしくないということだ。」
「黒幕・・・」
「そう、私は派手に図書室で色々調べすぎた。そろそろ"黒幕"か、"裏切り者"に狙われるかもしれない・・・」
「"裏切り者"・・・」
一番考えたくなかったこと、それは俺達の中に"黒幕"あるいは"内通者"がいることだった。
「今はまだ言えないが、私自身で発見したこともある。これは今調査中。」
「お、俺にも手伝えないのか?」
「それは無理。だって"瞬間記憶能力"を使って調べものしてるから。本が多いから探すのは大変。」
「そ、そうか・・・」
俺みたいな普通の人が手伝えるわけないよな・・・。だって秋宵は"超高校級のニート"で、啄木鳥は"超高校級の文芸部"だもんな。
「・・・とりあえず、龍園寺にコレを渡しておく。」
そう言って渡してくれたのは・・・本?
「私に何かあったら、この本を読んでくれ。」
「お、おう。」
「その時までは、読まないで。」
一見ただの文庫本のように見えるが・・・一体何が書かれているのだろうか?
「言いたいことは全て言った。そしたら私の死はきっと無駄にならないだろう。」
「小鳥遊はどうするんだ・・・?」
一瞬啄木鳥の肩がピクッとなったが、何もなかったかのような顔をしていつもの口調で話す。
「前も言っただろ?私は小鳥遊が嫌いだって。だから私は小鳥遊のことはどうでもいいと思っている。」
「そうか・・・」
「・・・でも、守りたいとは思っている。」
「どうしてだ?」
今の啄木鳥は小鳥遊が嫌いと言った。なのにどうして守りたいと思うのだろうか・・・?
「私は小鳥遊が嫌い。だけど私の本体が守りたいって思うなら、私はそれに従うだけ。」
「啄木鳥・・・」
「じゃ、後は頼んだ。」
啄木鳥は、部屋を出る前にメガネを掛けて俺に言った。
「・・・お姉様は"強がってるだけ"です。ただ"弱さを隠している"んです。だから、唯一お姉様に話しかけてくれる龍園寺さんなら、きっとお姉様を救ってくれると思います。」
「それは啄木鳥が・・・」
「龍園寺さんも危ないですが、私の方がもっと危ないんです。
だから・・・お姉様を救ってください。頼みました。」
そう言って本当に啄木鳥は俺の部屋を出た。
・・・啄木鳥もいろいろ考えてるんだな。
俺は眠気と気だるさに負けてモノクマアナウンスが鳴る前に寝た。
Morning time
〈龍園寺side〉
『オマエラ、おはようございます!朝ですよー!さぁて、今日も張り切っていきましょう!』
「・・・」
何故か体がダルい。だけど熱は全くない・・・。
とりあえず保健室で薬飲もう・・・
[保健室]
「あ、龍園寺クンよくきたねぇ!」
「・・・モノクマ?」
そこにはモノクマがいた。けど考える気力もない・・・
「今すっごく体調が悪そうな龍園寺クンの為に薬持ってきたよ!!」
「・・・」
モノクマが薬を渡してくれた。俺は何も気にしないでその薬を飲んでしまった・・・
それが、後々大変なことになるとも知らずに・・・
〈咲澄side〉
『オマエラ、おはようございます!朝ですよー!さぁて、今日も張り切っていきましょう!』
「うーん、まだ眠いな・・・」
まだ花火大会の時の疲れが残ってるのかな?
・・・あ、今日は私が朝食作る番だった・・・
私は急いで制服に着替えて自室を出た。
[廊下]
「あ、咲澄さんおはようっす!」
「おはよう天風クン、今日は早いんだね。」
いつもは寝癖がちょっとついた状態で、いつもギリギリに食堂に来るんだけど、今日は早く起きたみたい。
「いつも女子に料理任せたらダメっすからね。切るぐらいしか出来ないけどいいっすか?」
「うん!手伝ってくれるだけでもありがたいよ!」
私は普通の料理は出来るけど、野菜を切るのは苦手だから手伝ってくれるのはとても助かる。
「あれ?今日は星野さんいないっすか?」
「おかしいなぁ、今日は洗い物の当番のはずだけど・・・」
いつもは私が部屋を出るときに顔を合わせる。花音ちゃんも疲れてるのかな?まぁ作ってから起こせばいいよね。
「とりあえず、準備しよっか。」
「それに賛成っす!!」
私達は食堂に向かった。
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