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- 東方銀東進 〜学校シリーズ新バージョン〜
- 日時: 2020/05/22 17:48
- 名前: バルト (ID: SHYi7mZj)
前回とは全くの別物です。
原作と苗字等が違ったりしますが、この小説ではそういう設定で行きます。
登場人物
小学生
担任 上白沢慧音
副担任 月詠
レミリア・スカーレット
フランドール・スカーレット
山本神楽
チルノ
大妖精
ルーミア
リグル・ナイトバグ
ミスティア・ローレライ
白夜サクラ
暗夜エリーゼ
黒崎遊子
黒崎夏梨
中学生
Z組
担任 坂田銀八
副担任 鬼灯
特別教師 烏間惟臣
赤羽業
ミカサ・アッカーマン
アルミン・アルレルト
エレン・イェーガー
磯貝悠馬
桐須フェリシア
岡野ひなた
片岡メグ
茅野カエデ
神崎有希子
霧雨魔理沙
ジャン・キルシュタイン
倉橋陽菜乃
近藤総悟
魂魄退
魂魄妖夢
潮田渚
志村新八
杉野友人
博麗霊夢
堀部糸成
前原陽斗
矢田桃花
山本神威
アニ・レオンハート
マルス・ローレン
透魔アクア
シュルク
白夜タクミ
暗夜レオン
編入生
比企谷小町
羽瀬川小鳩
小野寺春
竈門禰豆子
S組
担任 久遠道也
副担任 吉良瞳子
青山俊介
亜風炉照美
天城大地
雨宮太陽
市川座名九郎
一乃七助
一星光
稲森明日人
伊吹宗正
岩戸高志
宇都宮虎丸
海原のりか
円堂守
奥入祐
影山輝
風丸一郎太
壁山塀吾郎
狩屋マサキ
鬼道有人
基山タツヤ
吉良ヒロト
霧野蘭丸
九坂隆二
倉間典人
栗松鉄平
車田剛一
豪炎寺修也
剛陣鉄之助
木暮夕弥
小僧丸サスケ
坂野上昇
砂木沼治
佐久間次郎
三国太一
シュウ
神童拓人
染岡竜吾
立向居勇気
綱海条介
剣城京介
鉄角真
飛鷹征也
菜花黄名子
西蔭政也
錦龍馬
西園信助
野坂悠馬
野咲さくら
灰崎凌兵
白竜
服部半太
浜野海士
速水鶴正
氷浦貴利名
土方雷電
日和正勝
不動明夫
吹雪士郎
吹雪アツヤ
瞬木隼人
松風天馬
真名部陣一郎
万作雄一郎
水神矢成龍
道成達巳
緑川リュウジ
皆帆和人
森村好葉
雪村豹牙
フェイ・ルーン
E組
担任 殺せんせー
副担任 イリーナ・イェラビッチ
岡島大河
奥田愛美
木村正義
東風谷早苗
菅谷創介
コニー・スプリンガー
竹林孝太郎
千葉龍之介
寺坂竜馬
中村莉桜
狭間綺羅々
速水凛香
原寿美鈴
ベルトルト・フーバー
サシャ・ブラウス
ライナー・ブラウン
不破優月
アリス・マーガトロイド
三村航輝
村松拓也
吉田大成
クリスタ・レンズ
律
ユミル
リーリエ
ルキナ
ルフレ・トロン
烈火ロイ
A組
浅野学秀
榊原蓮
荒木鉄平
小山夏彦
瀬尾智也
進藤一考
奥村光舟
由井薫
結城将司
瀬戸拓馬
浅田浩文
九鬼洋平
最上武
高校生
普通科 A組
担任 平塚静
副担任 高橋涼介
桐須咲夜
近藤十四郎
桂小太郎
高杉晋助
リヴァイ・アッカーマン
羽瀬川小鷹
三日月夜空
柏崎星奈
楠幸村
志熊理科
津田タカトシ
天草シノ
七条アリア
萩村スズ
一条楽
桐崎千棘
小野寺小咲
鶫誠士郎
橘万里花
衛宮士郎
遠坂凛
斉木楠雄
燃堂力
海藤瞬
照橋心美
梓川咲太
桜島麻衣
犬塚露壬雄
ジュリエット・ペルシア
今井信女
ディミトリ
普通科 D組
担任 エルヴィン・スミス
副担任 白澤
副担任 横島ナルコ
近藤勲
志村妙
柳生九兵衛
猿飛あやめ
藤原拓海
武内樹
畑ランコ
三葉ムツミ
五十嵐カエデ
轟ネネ
津田コトミ
時カオル
岡崎朋也
古河渚
春原陽平
藤林杏
一ノ瀬ことみ
藤林椋
坂上智代
西行寺幽々子
ハンジ・ゾエ
暁アイク
白夜リョウマ
暗夜マークス
白夜ヒノカ
暗夜カミラ
真中淳平
東城綾
西野つかさ
北大路さつき
南戸唯
クロード
普通科 C組
担任 桐須真冬
副担任 朽木白哉
副担任 冨岡義勇
我妻善逸
阿散井恋次
タクミ・アルディーニ
石田雨竜
一色いろは
一色慧
井上織姫
上杉風太郎
エーデルガルト
男鹿辰巳
緒方理珠
竈門炭治郎
吉良イヅル
朽木ルキア
黒神めだか
黒崎一護
武元うるか
田所恵
栗花落カナヲ
中野一花
中野五月
中野二乃
中野三玖
中野四葉
薙切アリス
薙切えりな
嘴平伊之助
葉山アキラ
比企谷八幡
檜佐木修兵
日番谷冬獅郎
雛森桃
白夜カムイ
白夜晃樹
古橋文乃
松本乱菊
斑目一角
由比ヶ浜結衣
唯我成幸
雪ノ下雪乃
幸平創真
野球科 Y組
担任 片岡鉄心
副担任 掛橋桃子
沢村栄純
降谷暁
御幸一也
小湊春市
金丸信二
倉持洋一
川上憲史
結城哲也
伊佐敷純
増子透
小湊亮介
丹波光一郎
滝川・クリス・優
東条秀明
白州健二郎
前園健太
有原翼
東雲龍
野崎夕姫
河北智恵
宇喜多茜
中野綾香
鈴木和香
岩城良美
倉敷舞子
九十九伽奈
初瀬麻里安
阿佐田あおい
直江太結
天草琴音
近藤咲
永井加奈子
新田美奈子
花山栄美
朝比奈いろは
月島結衣
仙波綾子
秋乃小麦
竹富亜矢
泉田京香
坂上芽衣
逢坂ここ
柊琴葉
塚原雫
本庄千景
椎名ゆかり
我妻天
桜田千代
小鳥遊柚
リンレイファ
草刈ルナ
バスケ科 B組
担任 相田景虎
黒子テツヤ
火神大我
日向順平
伊月俊
木吉鉄平
相田リコ
赤司征十郎
青峰大輝
緑間真太郎
紫原敦
黄瀬涼太
桃井さつき
灰崎祥吾
ヒーロー科 H組
担任 相澤消太
緑谷出久
爆豪勝己
麗日お茶子
飯田天哉
轟焦凍
峰田実
蛙吹梅雨
切島鋭児郎
上鳴電気
八百万百
常闇踏陰
耳郎響香
芦戸三奈
青山優雅
瀬呂範太
障子目蔵
尾白猿夫
葉隠透
砂藤力道
口田甲司
騎空科 K組
担任 ラカム
副担任 ロゼッタ
グラン
ジータ
ルリア
ランスロット
ヴェイン
ゼタ
ベアトリクス
ユエル
ソシエ
アイル
アリーザ
スタン
クラリス
フィーナ
フェザー
ランドル
ククル
グレア
アン
ロミオ
ジュリエット
ゾーイ
ラスティナ
十傑評議会メンバー
一席 柏崎星奈
二席 赤司征十郎
三席 雪ノ下雪乃
四席 天草シノ
五席 七条アリア
六席 日番谷冬獅郎
七席 御幸一也
八席 桐崎千棘
九席 薙切えりな
十席 白夜晃樹
OB.OG
小美浪あすみ
雪ノ下陽乃
虹村修造
朧
通形ミリオ
波動ねじれ
天喰環
ミケ・ザカリアス
唐瓜
茄子
池谷浩一郎
カタリナ
古谷サチコ
砕蜂
いるだけの大人
おそ松
カラ松
チョロ松
一松
十四松
トド松
長谷川泰三
更木剣八
先生
上白沢慧音 算数担当
坂田銀八 国語担当
エルヴィン・スミス 音楽担当 調査団顧問
月詠 女子保健体育担当
鬼灯 日本史担当
ハンネス 理科担当 壁美化部顧問
白澤 男子保健体育担当
松平片栗虎 男子体育担当 野球部顧問
服部全蔵 地理担当
坂本辰馬 数学担当 商業部顧問
高橋涼介 音楽担当
高橋啓介 工業教科担当
お香 家庭科担当
片岡鉄心 国語担当 野球部顧問
横島ナルコ 英語担当 生徒会顧問
殺せんせー
烏間惟臣 対殺せんせー暗殺用強化特訓担当
イリーナ・イェラビッチ 対殺せんせー暗殺用強化特訓担当
オールマイト
相澤消太
相田景虎 バスケ部顧問
平塚静 国語担当 奉仕部顧問
久遠道也 サッカー部顧問
吉良瞳子 サッカー部顧問
桐須真冬 世界史担当
高山マリア シスター 隣人部顧問(仮)
掛橋桃子
佐々木異三郎
朽木白哉 走・拳・斬・鬼担当
浦原喜助 商業教科・鬼道担当
四楓院夜一 白打担当
京楽春水 霊圧担当
浮竹十四郎 剣術指南役
卯ノ花烈 保健室先生
冨岡義勇 国語担当
胡蝶しのぶ 化学担当
市丸ギン
東仙要
ベレス
十三隊
一番隊 鬼灯
二番隊 高橋涼介
三番隊 冨岡義勇
四番隊 卯ノ花烈
五番隊 平塚静
六番隊 朽木白哉
七番隊 オールマイト
八番隊 京楽春水
九番隊 烏間惟臣
十番隊 坂田銀八
十一番隊 エルヴィン・スミス
十二番隊 胡蝶しのぶ
十三番隊 浮竹十四郎
理事長
お登勢
先代理事長
山本元柳斎重國
次期理事長候補
柏崎天馬
浅野學峯
藍染惣右介
校長
閻魔大王
次期校長
マリオ
教頭
八雲紫
次期教頭
ルイージ
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- Re: 東方銀東進 〜学校シリーズ新バージョン〜 ( No.130 )
- 日時: 2020/04/08 16:39
- 名前: バルト (ID: SHYi7mZj)
高杉の元に戻ったライナー達。
高杉
「それで、何も出来ずに戻ってきたのか」
ライナー
「・・・すまねぇ」
高杉
「・・・お前ら中坊に最後のチャンスをやる」
ライナー
「最後の・・・?」
高杉
「晃樹を殺れ・・・それだけだ」
高杉は去った。
神威
「ねぇシンスケ、あの見廻組副長はどうすんの?」
高杉
「・・・あいつはまだ仕事がある」
神威
「だってさ。よかったね、まだ生きられるよ」
信女
「えぇ、そのようね」
信女は立ち上がり、高杉達について行く。
ライナー
「・・・くそ、なんで俺たちだけ」
アニ
「諦めな、あたしらは格下なんだから」
イトナ
「一刻も早く晃樹を見つける」
一方その頃
峰田
「オイラのチームもう誰も残ってねぇ。オイラ1人でどうこうできる訳ねぇだろ」
1人で喋ってただ歩いている。だが・・・
ユミル
「射程圏内にちっこいのが1人」
耳郎
「行くよ律!」
律
「はい!お願いします」
耳郎のイヤホンジャックを律の基盤に差し込む。
耳郎
「ハートビートファズ!」
基盤から放たれた超音波。峰田に直撃する。
峰田
「ぎゃぁぁぁ!!耳がぁぁぁ!!オイラの耳がぁぁぁ!!」
ユミル
「うっせぇなぁ。さっさと終わっちまいなよ!」
スパッ
パリンッ
峰田 失格
チーム30 敗退
耳郎
「やった!」
律
「やりましたね!」
ユミル
「なかなかいい感じじゃねぇか」
耳郎
「このままどんどん倒すよ!!」
そんな中、3人の周りに徐々に霧が立ち込める。
ユミル
「・・・なんだ?急に視界が」
耳郎
「みんな固まって!離れたらやられるよ!」
すると
律
「きゃぁぁぁぁ!!」
耳郎
「律!!」
パリンッ
律 失格
耳郎
「一体誰が・・・!」
ユミル
「・・・大体検討はつくよ。中等部の霧野だ」
耳郎
「そいつの個性なの!?」
バンッ!
パリンッ
ユミル 失格
耳郎
「ユミル!!・・・誰かいるね」
渚
「・・・バレちゃった。すみません、奇襲なんてかけちゃって」
耳郎
「・・・なんで謝ってんのさ。・・・やるなら早くやんなよ」
渚
「すみません。じゃあ遠慮なく」
スパッ
耳郎 失格
チーム32 敗退
渚
「・・・ありがとうございました」
その頃
二乃
「・・・誰かいないの。一花〜、三玖〜!」
しかし、近づいてきたのは・・・
不破
「わざわざ大声出してくれてありがとうございます」
青山
「美しくないね」
伊月
「もっとも、俺のイーグルアイでイイグアイに見えてるからさ。キタコレ!」
二乃
「あんたウザイから消えてくんない?」
伊月
「そこまで言う!?」
不破
「ま、ここで倒せばそんな軽口叩けないでしょ」
青山
「smartに行くよ!」
青山がネビルレーザーを構えた。その時
晃樹
「ハリケーンスラッシュ・・・」
地面に刀を刺し、直線上の敵に大規模の竜巻を起こす。
不破
「ちょ!晃樹くん!何やってるの!」
晃樹
「多勢に無勢たぁ、粋なことしてんじゃねぇかよ。行けカムイ!」
カムイ
「ごめんなさい!竜穿!」
竜巻で身動きが取れない3人に、竜穿で皿を貫く
パリンッ
伊月 不破 青山 失格
チーム29 敗退
晃樹
「ふぅ、この技疲れるなぁ」
二乃
「な、何者・・・アンタ?」
雪乃
「大丈夫だったかしら?」
二乃
「ふん、アンタに心配されるほどヤワじゃないわよ」
晃樹
「でたツンデレ」
二乃
「アンタ、今ここで〆てもいいわよ」
晃樹
「やってみろよくそビッチ!」
カムイ
「ちょっと兄さん!やめてください」
雪乃
「別に止めなくてもいいんじゃないかしら」
カムイ
「なんて無責任な!」
雪乃
「だって彼女、貴方達の敵だもの」
カムイ
「確かにこの試合ではチームが別ですが・・・」
雪乃
「そうではなくて、敵組織の仲間よ。彼女」
カムイ
「え・・・えっ!」
二乃
「・・・なんで分かったのよ」
雪乃
「さぁ、何でかしら。少なくともさっきの状況、囮にしか見えなかったわね」
晃樹
「洞察力すげぇな雪乃さん」
二乃
「それで、どうするっていうの?ここであたしを倒す?」
晃樹
「いくら敵って言っても・・・一花さん達になんて言われるか・・・」
二乃
「あの子達の事は言わないで!」
晃樹
「!?」
二乃
「やめて、あの子達を巻き込みたくないのよ」
雪乃
「それならなぜ彼の前に現れたのかしら」
カルマ
「あまり追求しない方がいいと思いますけどねぇ」
突如現れたカルマ。右手には血塗られたナイフ、左手には人質となった五月の姿があった。そして二乃の方からもう2人。
晃樹
「・・・ジャン、瀬呂先輩」
瀬呂の元にはテープでグルグルに巻かれたチーム22、25、26が
瀬呂
「悪いな晃樹、灰崎が下手に動くせいで俺のチームも敵組織の仲間入りしちまった」
晃樹
「くそ・・・人質を大量に!」
そして、続々と相手側が集まってくる。
チーム19の障子と砂藤、チーム15の芦戸。
晃樹
「ちょ!なんでそんなヒーロー科が集まってくんの!」
芦戸
「ごめんね晃樹〜。あたしらも仕事なんだよ」
雪乃
「・・・本当にヒーロー志望なの?やってる事は完全にヴィランね」
障子
「なんとでも言え」
カムイ
「どうするんですか!?」
晃樹
「どうするって、やるしかねぇだろ!」
その時!
轟
「やっと見つけたぞ…!」
カルマ
「あららぁ〜、まだ追ってきてたの?」
晃樹
「轟先輩!どうしたんすか!」
轟
「・・・仲間がやられたから追ってきた。それだけだ。この場はお前達に協力する」
晃樹
「あ、ありがとうございます。にしても・・・くそ!」
一方、退達は
黒子
「崖って、ここですよね」
退
「恐らくそうですね。凄い断崖絶壁」
常闇
「・・・ダークシャドウ。頼んだ」
ダークシャドウ
「あいよ!」
ダークシャドウは3人を持ち上げ、頂上まで運んだ。
梅雨
「ケロ!黒子ちゃん達!さがってて!」
ベルトルト
「やぁ!!」
ベルトルトが梅雨に斬りかかるが、間一髪でかわす。
常闇
「黒子ぉ!!どうした!!」
黒子
「襲撃です!!ベルトルトくんの!!」
常闇
「なんだと!?」
すると、常闇の背後から足音が聞こえてきた。
クリスタ
「あの、どうかしたの?」
常闇
「上で仲間が襲われたんだ」
クリスタ
「大変!今私が応戦に行くね」
常闇
「俺も連れてってくれないか?」
クリスタ
「分かったよ!みんなを助けようね」
常闇
(・・・結婚したい)
上では
黒子
「蛙吹さん、他のみんなは・・・?」
梅雨
「やられちゃったわ。あの人、中々の強さよ」
ベルトルト
「さぁ、速水を渡してもらうよ」
退
「そんなこと言われて渡すやついないぞ!」
ベルトルト
「まぁそうだよね。ついでだから山崎、君諸共ここで倒す」
そしてベルトルトは、退に斬りかかる。
カキンッ!
ベルトルトのブレードは折れていた。
九十九
「・・・少し逸れてしまいましたね」
梅雨
「九十九ちゃん!」
ベルトルト
「く!でもまだ刃の残りはある!」
黄瀬
「加速するパス・廻!」
黄瀬の放ったボールは、立体機動装置に直撃した。
黄瀬
「おっしゃぁ!命中したっす!」
黒子
「黄瀬くん、勝手に僕の技使わないでください」
黄瀬
「あっはは。ごめんっす」
クリスタ
「ついたよ」
常闇
「ああ、悪いな。だが、どうやら俺達の協力はいらないようだ」
ベルトルト
「クリスタまで来たか・・・」
東雲
「上鳴さん!特攻よ!」
上鳴
「お前馬鹿じゃねぇの!?あんなデカ物に突っ込むかよ普通!!」
東雲
「いいから早く行きなさい!人間スタンガン!」
上鳴
「ちょ待てバっ!」
東雲に蹴り飛ばされた上鳴はベルトルトに直撃、そのまま電気が流れる。
ベルトルト
「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」
パリンッ
ベルトルト 失格
東雲
「ふっ、余裕ね」
上鳴
「なにお前がやったみたいな感じにまとめてんだてめぇ!1番何もしてねぇじゃん!」
梅雨
「凄いわ上鳴ちゃん。馬鹿でもあれほどの物が出来るのね」
上鳴
「あのぉ梅雨ちゃん?一言余計」
そんな話をしている最中後方では・・・
退
「あぴゃぁぁぁぁぁ!!」
黄瀬
「な!何事っスか!」
退 失格
速水
「・・・ターゲットは始末。残党の排除」
黒子
「速水さん・・・?」
常闇
「くそ!だから怪しいって言ったんだ」
梅雨
「凛香ちゃん、なぜそんなことを」
クリスタ
「ひどいよ!」
速水
「これが私の仕事。全て演技よ」
そして速水は4人の皿を割る
黒子 常闇 梅雨 クリスタ 失格
チーム12 敗退
黄瀬
「黒子っち!!ちょっと上鳴っちに東雲っち!!喧嘩してる場合じゃねぇッスよ!」
速水
「そのままでいいわ。だって」
速水は懐からボタンスイッチを取り出した。
九十九
「何をするつもりですか?」
ポチッ
4人の足元からネットが出現。そのまま吊るされてしまった。
上鳴
「な!なんだこりゃ!!」
東雲
「どうやら、まんまとはめられたようね」
速水
「そこで大人しくしてて」
続く
- Re: 東方銀東進 〜学校シリーズ新バージョン〜 ( No.131 )
- 日時: 2020/04/09 14:24
- 名前: バルト (ID: SHYi7mZj)
上鳴
「お、おいお前、一体何する気だ!」
速水
「今から敵を減らすの、邪魔しないで」
と言って、懐から折り畳み式のスナイパーライフルを取り出す。
東雲
「どっから出したのよそれ!」
九十九
「まずはこのネットをどうにかしないと」
黄瀬
「て言っても身動きが取れないっす!」
速水
「ターゲットは相田リコ、弾は・・・麻痺弾」
バンッ!
カスッ
リコ
「きゃ!何よ・・・」
お茶子
「どうしたのリコちゃん?」
リコ
「今弾が・・・!!」
リコは膝をついて動けなくなった。
リコ
「か、体が痺れて動けない・・・」
バンッ!
パリンッ
リコ 失格
岡野
「どうしたんですか!?」
お茶子
「リコちゃんが流れ弾に!!」
切島
「とりあえずここを離れるぞ!」
速水
「次の標的は照橋心美、弾は氷結弾」
バンッ!
プスッ
照橋
「な、何!?地面が凍って、足が動かない」
ミカサ
「待って、今氷を砕くから」
バンッ!
パリンッ
照橋 失格
ミカサ
「銃撃!一体どこから・・・」
速水
「次の標的は・・・」
上鳴
「おいおいおいおい!!あいつにどんどんやられてくぞ!どうすんだ!」
こうして、速水は次々と標的を見つけ、仕留めていく。これによって、ルキナ、幸村、燃堂、コニー、竹林、奥田、理科、木吉、増子、早苗、ロイ、葉隠が撃たれた。
速水
「次の標的、近藤咲」
東雲
「近藤さん!?待って!それ以上は許さないわ!」
だが時すでに遅し、速水は引き金を引いていた。
キンッ!
弾は真っ二つに割れた
貫いたのは咲夜のナイフ。咲夜は気付いていたのだ。
咲
「咲夜ちゃん?」
咲夜
「大丈夫だった?」
咲
「え、ええ。大丈夫よ」
咲夜
「桃花。この弾の持ち主は?」
矢田
「えっと、凛香の銃の弾です」
一花
「ひょっとして、今から探すの〜?」
咲夜
「いいえ、もう向かわせたから大丈夫よ」
小咲
「え、一体誰を・・・?」
速水
「弾が当たってない!?次の弾の装填を・・・」
???
「悪ぃがそんな余裕はやらねぇ!」
スパッ
パリンッ
速水 失格
チーム28 敗退
十四郎
「咲夜に言われて来て見りゃ、とんだ茶番に巻き込まれたな」
十四郎はネットを斬り、4人を救出した
九十九
「助けて頂いて、ありがとうございます」
十四郎
「お前ら晃樹と同じチームだろ?なんで別々なんだよ」
上鳴
「い、いやまぁ色々あってな」
十四郎
「そうか、あんま晃樹に迷惑かけんじゃねぇぞ。じゃあな」
十四郎は去っていった。
黄瀬
「行っちゃった」
東雲
「九十九先輩。この後はどうしますか」
九十九
「とりあえず晃樹くんを見つけることに専念しましょう」
一方その頃
高杉
「ベルトルトと速水がやられたか。まだ残ってたのか」
神威
「どうすんの?相手調子づいて俺たち殺りに来るかもよ?」
信女
「よく見なさい。もう来てるわ」
三方向からチーム3、16、27が突っ込んできた。
神威
「あらら、こんなに集まって・・・」
切島
「仲間がやられて何もしないんだったら男じゃねぇ!」
青峰
「俺ァ別にそういうのどうでもいいけどよォ、とにかくお前らが気に食わねぇ」
鶫
「高杉晋助。昔は負けたが・・・今回は勝たせてもらうぞ!」
高杉
「ホントに勝てるのかねぇ?」
瞬間、3人は刀や蹴りで相手をなぎ倒し、突風を起こした。
相手チームは為す術なく倒れる。
火神
「な、何なんだよアイツら・・・」
お茶子
「い、一瞬で・・・」
神威
「さ、さっさと皿を渡しなよ」
信女
「心配ないわ。もう回収したから」
アルミン
「く。僕達はもう終わりなのか・・・」
パリンッ
渚 アルミン 霧野 鶫 火神 青峰 日向 犬塚 お茶子 切島 結城 岡野 失格
チーム3 16 27 敗退
茂みの中から2人覗いていた。
新八
「ま、まずいですよ!3人で12人相手にして勝った!どうすればいいんだ!」
理珠
「問題ありません。ここから4時の方角に200メートル進めば恐らく誰かと合流できます」
新八
「ほ、ホントですか!?早く行きましょう!」
そして向かった先は・・・
うるか
「あれぇ〜、りずりんじゃん!どうしたの?」
理珠
「高杉さんから逃げてきました」
翼
「それは大変だったね」
結衣
「でもこっちもあまりいい状況じゃないかも」
新八
「え、何でですか?」
うるか
「三奈っちいないからあたしら何も出来ないんだよね〜」
理珠
「大丈夫です。私達も何も出来ません」
新八
「いや、誇って言うものじゃないですよ・・・」
その時、背後から忍び寄る影
ライナー
「動くなよ新八」
アニ
「じゃないと綺麗に皿割れないよ」
理珠
「あ、貴方達は!」
パリンッ
新八 理珠 失格
チーム18 敗退
うるか
「りずりん!!」
ライナー
「さぁ、次はお前達だ」
フェリシア
「させません!!」
フェリシアは遠目からライナーに向かってナイフを投げた。
シュッ カキンッ
ライナー
「ち!」
河北
「翼!大丈夫!?」
翼
「ともっち!!」
アニ
「邪魔が入ったね、でも無駄さ」
フェリシアと河北の背後から忍び寄る影。
イトナ
「終わりだ」
スパッ
フェリシア 河北 失格
チーム33 敗退
翼
「そんな・・・」
ライナー
「さぁ、もう後がないぞ」
うるか
「どうしよ・・・このままじゃ」
???
「ホワイトハリケーン!!」
強烈なシュートがイトナの皿に命中した。
パリンッ
イトナ 失格
ライナー
「な、なんだ!」
紫原
「オラァ!」
紫原のトールハンマーがアニの頭に直撃。脳震盪で崩れ落ちるように倒れた。
紫原
「皿ゲット〜」
皿を握りつぶす。
アニ 失格
ライナー
「馬鹿な!なぜそんなパワーが・・・」
総悟
「すげぇや紫原さん。ライナーよりでけぇしパワーもライナー以上。こりゃぁお前勝てねぇな」
ライナー
「てめぇぇぇぇぇ!!!」
ライナーがブレードで叩きつけようとしたが、総悟はかわし、刀を抜き振り抜く。
スパッ パリンッ
ライナー 失格
総悟
「ふ、大したことねぇぜ」
紫原
「てか総悟ちん、さっきの言い方完全に俺ゴリラじゃん」
総悟
「すいやせん、明らかにそれっぽかったからつい」
紫原
「捻り潰されたいの〜?」
御幸
「おーい。終わったかぁ?」
翼
「御幸くん!」
御幸
「あり?翼も一緒だったの?」
結衣
「あ、ありがと・・・助けてくれて」
うるか
「いやぁ!どうなるかと思ったよ!」
総悟
「あんな雑魚、何人来ようが大したことねぇでさぁ」
総悟がふと下を向くと、ナイフが落ちていた。
総悟
「このナイフ・・・フェリシアのか?」
御幸
「どうした?」
総悟
「いや、なんでもないでさぁ」
白竜
「残りチームも少ない。共闘していく」
うるか
「さんせーい!」
楠雄
(・・・これチーム戦だよな)
続く
- Re: 東方銀東進 〜学校シリーズ新バージョン〜 ( No.132 )
- 日時: 2020/04/10 14:07
- 名前: バルト (ID: SHYi7mZj)
その頃晃樹達は
カルマ
「さぁ晃樹クン、従わないとここにいる奴、全員やられちゃうよ?」
晃樹
「・・・用件はなんだ」
カルマ
「じゃあまず服従してもらおうか。その後はここにいる全員殺して欲しいな。因みに、反論する毎にここにいる人質1人ずつ消してくから」
轟
「くそ!汚ぇ真似しやがって」
カルマ
「はい、今暴言吐いたね。まず1人目〜」
桃井
「ちょっと、離してよ!」
晃樹
「辞めろ!!」
スパッ パリンッ
桃井 失格
晃樹
「・・・なんでだよ。何でこんなことすんだよカルマ!!」
カルマ
「楽しいからに決まってんじゃん。たかが体育祭なんだからさぁ」
晃樹
「・・・お前、いつものカルマじゃねぇ。高杉先輩に何か唆されてんのか?」
カルマ
「俺の考えを否定する気?じゃあ一気に3人位消さなきゃねぇ」
サシャ
「な、何するんですかぁ!!」
リーリエ
「いやぁ!!」
魔理沙
「離すんだぜ!!」
カルマはサシャの皿に斬りかかる。
パリンッ
サシャ 失格
続けてリーリエの皿も
パリンッ
リーリエ 失格
最後に魔理沙の皿を割ろうとした。その時
爆豪
「A・Pショットォ!!」
一直線でカルマに直撃した
カルマ
「ガハッ!」
ドサァ
爆豪
「ちんたらしてしょぼくれてんじゃねぇ!!」
前原
「大丈夫か晃樹!!」
晃樹
「爆豪先輩!陽斗!」
ジャン
「くそ!人質だ!早く人質をやれ!」
一護
「月牙天衝!!」
月牙天衝を地面に叩きつけ、砂煙を起こす。
一護
「今だ!突っ込め!」
砂煙の中に数人が突っ込んで行った。そして砂煙が晴れ・・・
砂藤
「お、おい!人質はどこだ!」
夜空
「悪いが、全員回収させてもらった」
凛
「もぉ、なんで私達がこんな事を・・・」
麻衣
「仕方ないでしょう。戦えないんだから」
凛
「私は戦えるわよ!!」
八百万
「文句を言ってないでテープを剥がしてください!」
倉橋
「有希子ちゃんありがと〜」
神崎
「これくらい大したことないよ」
晃樹
「・・・有希子達まで」
十四郎
「おいおい、まさか諦めたとか言うんじゃねぇだろうなぁ」
千棘
「あんたそんな軟弱だったの?期待はずれだわ」
そこにチーム10とチーム17も現れた。
晃樹
「兄貴・・・千棘さん・・・」
すると、晃樹の肩に手が。
咲夜
「戦うわよ、晃樹、カムイ様」
カムイ
「咲夜さん!」
上鳴
「こんなに集めるの大変だったぜぇ」
カムイ
「上鳴さん達が皆さんを呼んだのですか?」
東雲
「そうよ。大変だったわ、わざわざ連絡して」
十四郎
「で、まだ続けんのか?だったら容赦しねぇぞ」
カルマ
「はッ!こんなのでビビると思われてんの?」
桂
「だが、他の者は怖気付いてるようだぞ?」
???
「それはどうかな?」
突如背後から現れたあいつ
ジャン
「あ、赤司さん・・・」
赤司
「お前達。もう終わりだと思っているのか?」
カルマ
「あんた、わざわざ何しに来たの?何もすることないよ」
赤司
「黙れ!僕に指図するな。絶対は僕だ。僕に歯向かうものは親でも殺す」
晃樹
「サイコカッター・・・」
超念力によって造られた刃を赤司に向かって放つ。赤司はスレスレでかわす。
晃樹
「何が絶対だよボケが。それに、誰も殺せもしないのに寝言言ってんじゃねぇぞ!!」
赤司
「よく吠えるな駄犬。立場というものを知る必要があるな」
晃樹
「上等だよ。本当は使いたくねぇけど。使ってやるよ」
晃樹は刀に気を貯め、緑風刀に雷を纏った。
晃樹
「・・・『雷撃』」
雷を纏った刀を相手に向け、刀からでた雷が相手を貫く。そしてそれを6連撃。カルマと赤司はかわし、残りは命中した。
芦戸 瀬呂 障子 砂藤 失格
チーム19 チーム35 敗退
赤司
「使えない・・・」
カルマ
「じゃ、ジャン。突っ込んでよ」
ジャン
「・・・出来ねぇ!」
赤司
「そうか、なら仕方がない。僕はコイツに任せるとしよう」
そういって、赤司がナイフを渡した相手は・・・
二乃
「・・・私にやれっての?」
赤司
「そうだ。お前は晃樹とは犬猿の仲だ。ならばやれるだろう?」
二乃
「・・・嫌よ」
赤司
「やれ!!」
二乃
「・・・」
三玖
「二乃、駄目!」
しかし、三玖の声は届かず・・・
二乃
「やあぁぁぁぁぁ!!」
グサッ
ナイフが刺さった。しかし刺した相手は晃樹ではなく・・・
轟
「ガハッ」
晃樹
「・・・轟先輩!!」
二乃
「なんで、なんで邪魔したのよ!」
轟
「・・・家族を哀しませるな」
轟は気絶した。
二乃
「・・・だからって、あんたが犠牲になっていいはずがないわよ。あんたがやられて哀しむ人だっているのに・・・」
赤司
「どうした。早く晃樹をやれ」
二乃
「・・・」
その頃上空では
楠雄
(やれやれ、厄介なことになっているな)
『サイコキネシス』
超念力によって、赤司とカルマ、二乃にジャンは体を浮かされた。
ジャン
「な、なんだ!体が宙に」
楠雄
(お前達は暴れすぎた。少し反省してもらおう)
そのまま地面に叩きつけられた
パリンッ
赤司 カルマ ジャン 二乃 失格
チーム23 敗退
ゲーム終了
- Re: 東方銀東進 〜学校シリーズ新バージョン〜 ( No.133 )
- 日時: 2020/04/10 22:55
- 名前: バルト (ID: SHYi7mZj)
《その後、甚大な被害がでた体育祭は、続行されるはずもなく打ち切りとなった。この件の責任は、次期理事長候補の浅野學峯が全負担となった。そして病院では・・・》By緑谷
一護
「・・・痛てぇ」
黒子
「あまり動いては行けません。傷口が開きます」
一護
「・・・テツヤ。なんでお前が」
黒子
「お見舞いですよ」
一護
「そりゃ分かるよ!なんで俺ん所来たんだって聞いてんだ!お前怪我してねぇのか!?」
黒子
「僕は打撲ですみました。灰崎くんを止めてくれたらしいですね。ありがとうございます」
一護
「灰崎?ああ、めっちゃ俺の声に似てる奴か。なんか、人間じゃないように感じたな」
黒子
「彼の能力は、相手の技を奪う事ができます。まさかバスケ以外で発揮するとは・・・」
一護
「あれバスケの技なのか!?」
黒子
「はい。ですが彼は元々盗難癖がありました。なので盗めたのだと思います」
一護
「ふーん、世の中にはすげぇ奴が沢山いんだな。そーいや、他の奴らは大丈夫なのか?」
黒子
「・・・みんな酷い状況です。半数以上は入院。そのうち数人が重症らしいです」
一護
「それを開催する学校側もどうかと思うぜ」
真冬
「陳謝。それは申し訳なかったわ」
一護
「き、桐須先生!?」
真冬
「今回の件に関しては、中等部のとある教師の為の実践事業だったのよ。でもまさかあんな事になるなんて」
一護
「桐須先生が気にする事じゃねぇすよ」
真冬
「生徒に諭されるなんてね。ところで黒崎くん、今誰かと話してたのかしら?」
一護
「え、ここにいるじゃないっすかテツヤ」
黒子
「こんにちは先生」
真冬
「ひぃ!い、いたのね黒子くん・・・」
一護
「で、先生は何しに来たんすか?」
真冬
「ゴホンッ。白夜くんのお見舞いです」
一護
「え、晃樹も入院してんのか?」
黒子
「はい、僕も先程部屋の前を通ってきました。左脚の疲労骨折の様です」
一護
「なんか、今回の件とあんま関係ねぇような・・・」
一方晃樹は
晃樹
「疲労骨折とか初めてなんだけど・・・てか骨折をした事ないから痛みに慣れない」
カムイ
「大丈夫ですよ。安静にしてれば何も怖くないですから」
晃樹
「咲夜姉さんと一緒じゃ無かったのか?」
カムイ
「咲夜はフェリシアさんの見舞いに行ってます。彼女もイトナさんにコテンパンにされたらしいです」
晃樹
「イトナも強ぇからな」
四葉
「おっ邪魔しまーす!」
晃樹
「四葉さん。病院なんで静かに」
一花
「そんなカッカしなさんな〜。ほい、お見舞いの品」
袋の中には、CDとDVD、雑誌が入っていた
晃樹
「DVD?これは?」
一花
「私が主役のドラマ。主演で麻衣ちゃんとここちゃんもいるんだよ」
晃樹
「麻衣先輩と逢坂先輩が・・・」
五月
「CDにはアクアさんのアルバムが入ってます」
晃樹
「あいつ歌手だったのか。で、この雑誌は・・・」
黄瀬の写真集だった
三玖
「リョータの3作目。リョータが渡してって言ってた」
破り捨てた
晃樹
「それで、二乃さんはいないんすか?」
二乃
「いるわよ。勝手に存在消さないでくれる?」
晃樹
「二乃さん、よく顔出せましたね」
二乃
「わ、悪かったわよ」
晃樹
「それだけ?もっと誠意をみせて」
二乃
「アンタの怪我治るまで何でもするわよ」
晃樹
「何でも?」
二乃
「何でもって言っても、やらしい要求はダメよ!」
晃樹
「そんなの頼まないですよ。まずは毎日俺のために甘い物を買ってきて、そして俺今歩けないから車椅子押してもらおうか」
二乃
「なに、そんな事で良いの?なによ簡単じゃない」
晃樹
「そして、轟先輩が目ェ覚ましたら、真っ先に謝りに言ってくださいよ」
二乃
「・・・分かってるわよ。そんなこと」
真冬
「晃樹、見舞いに・・・なんか重いわね」
一花
「さ、皆。邪魔になるからそろそろ帰ろ」
5人は騒ぎながら帰っていった。
真冬
「三玖さん、貴方はちょっと残って」
三玖
「・・・分かりました」
晃樹
「ありがと姉さん大好き」
真冬
「ちょっとここでは辞めなさい!」
カムイ
「姉さん。何か重要なことですか?」
真冬
「ええ。単刀直入に言うけど、貴方達高等部に進級よ」
晃樹
「え、何それ」
真冬
「貴方達は年齢が進み続けてる。そろそろ高等部にしてもいいんじゃないかというお達しよ」
カムイ
「なんか、よく分かりませんね」
三玖
「・・・なんで私は残されてるの」
真冬
「三玖さんには色々教えてあげて欲しいの」
三玖
「・・・分かりました」
晃樹
「で、俺らはどっちのクラスに入るんだ?」
真冬
「貴方達2人には、新しいクラスに入ってもらうわ。つまりC組ね。クラス割りはもう提出してあるから。それじゃあ帰るわ」
カムイ
「また来てくださいね」
真冬は病院を後にした。
三玖
「私も行くね」
晃樹
「おやおや?風太郎先輩の所には行かんくていいんですか?」
三玖
「別にフータローは心配でもなんでもない。どうせ生きてるんだから」
晃樹
「そうですか」
三玖
「あと、もう同級生で同い年なんだから、先輩とか付けなくていいよ」
晃樹
「・・・いいんですか・・・じゃなくていいのか?」
三玖
「うん、じゃないと、友達でいられないから・・・じゃあね」
三玖は走って出ていった。
晃樹
「何だったんだ?最後の言葉は」
カムイ
「それよりも、私達高校生になるんですね」
晃樹
「殺せんせーの事や銀さんの事・・・やる事は山ほどあるはずなのになんか逃げるみたいで申し訳ないな・・・」
カムイ
「・・・そうですね。でも、お別れでは無いのでいつでも会えますよ」
晃樹
「どうせならマルスや妖夢も進級出来ればよかったのに」
カムイ
「私達しか年齢が進んでいないですから」
ピコンッ
晃樹
「メールが」
真冬
《C組の名簿を載せておくわ》
我妻善逸
阿散井恋次
タクミ・アルディーニ
石田雨竜
一色いろは
一色慧
井上織姫
上杉風太郎
緒方理珠
竈門炭治郎
吉良イヅル
朽木ルキア
黒崎一護
武元うるか
田所恵
栗花落カナヲ
中野一花
中野五月
中野二乃
中野三玖
中野四葉
薙切アリス
薙切えりな
嘴平伊之助
葉山アキラ
比企谷八幡
檜佐木修兵
日番谷冬獅郎
雛森桃
白夜カムイ
白夜晃樹
古橋文乃
松本乱菊
斑目一角
由比ヶ浜結衣
唯我成幸
雪ノ下雪乃
幸平創真
《担任は私、副担任は冨岡先生と朽木先生よ。それから、早くに帰ってしまったけど、1時間後位にまた来るわ》
晃樹
「結局姉さんが寂しいだけじゃん」
カムイ
「阿散井、石田、井上・・・聞いた事のない人達ですね。編入生でしょうか?」
一護
「ちょっと待て、それを見せてくれ」
晃樹
「一護さん・・・どうぞ」
晃樹はスマホを一護に見せた
一護
「石田に井上、恋次に冬獅郎、みんななんでうちの学校に・・・」
晃樹
「知り合いですか?」
一護
「あ、ああ。前の町で色々あったんだよ。つーかお前ら高校生になるのか」
晃樹
「そっちを先に気づいて欲しかった」
続く
- Re: 東方銀東進 〜学校シリーズ新バージョン〜 ( No.134 )
- 日時: 2020/04/13 21:41
- 名前: バルト (ID: SHYi7mZj)
高等部校舎
真冬
「到着。ここが貴方達の教室、C組よ」
晃樹
「・・・高校生か」
ガラッ
真冬
「着席。全員席につきなさい。今から新入生を紹介するわ。入って」
2人は教室に入ってくる。
真冬
「中等部から編入してきた白夜晃樹くんと白夜カムイさんよ」
晃樹
「どうも。編入っていっても、年齢はちゃんと高校生なんで、よろしく」
カムイ
「よろしくお願いします」
真冬
「席は空いてるところを使ってちょうだい。それから、副担任を紹介するわ」
教師2人が教室に入ってきた。
真冬
「新しく副担任になる朽木白哉先生と冨岡義勇先生よ」
白哉
「・・・」
義勇
「よろしく頼む」
真冬
「今日の連絡は以上よ。委員長号令」
炭治郎
「起立、気をつけ、礼!」
休み時間
結衣
「こーくんとカムイちゃんが高校生になるなんてね〜。びっくり」
一花
「てことは、もう敬語は使ってくれないって事だよね・・・なんか寂しいなぁ」
晃樹
「元々そういうキャラじゃないし・・・でも一花のファンなのはマジ」
一花
「えっへへ〜。ありがとね」
創真
「お前ら、どんな手使ったんだァ?」
カムイ
「特に何もしてないのですが・・・」
一護
「どんな理由でも、これから楽しく過ごしてこうぜ」
理珠
「そんなこと言って、舐められるって言って終始びびってたのは何処のどなたでしたっけ?」
一護
「ビビってなんかいねぇよ!!」
元々晃樹とカムイを知ってる者は好意的に話せるようだ。しかし、初登場の面々は隅に固まっていた。
恋次
「なんだァあの野郎。来て早々がやがやしやがって」
雨竜
「どうやら彼は、中等部の時に高等部と深く交流していたらしい」
葉山
「ついでに、あいつの姉がA組にいるようだ」
雛森
「へぇ〜、なんか面白そうな人だねシロちゃん」
冬獅郎
「どうでもいい」
晃樹
「あ〜!!あの人!!」
冬獅郎
「な、なんだ」
一護
「なんだ晃樹。冬獅郎と知り合いなのか?」
晃樹
「いっつもレミリアと遊んでくれてる人じゃん!高校生だったのかぁ・・・」
冬獅郎
「お前、あいつの兄貴なのか・・・?いい加減鬱陶しいんだが・・・」
晃樹
「いや、あいつ一応主なんだ。バカだからあんま情わかねぇんだけど」
冬獅郎
「あ、主・・・?」
一角
「んなことどーでもいい!お前、中々面白そうな奴だな。放課後グラウンド来いよ」
晃樹
「なんだお前?決闘か?」
一角
「話が早いじゃねぇか。俺は面白い戦いがしてぇんだ。期待してっぞ」
一角は教室を出ていった
カムイ
「決闘の申し込みですか・・・時代を感じますね」
炭治郎
「晃樹はどうしたいんだ?」
晃樹
「うーん」
えりな
「男だったら男らしく受けなさいよ」
三玖
「だめ。晃樹は退院したばっか。完治するまで安静にしてないと」
一護
「いや、俺から言わしてみれば、一角はあんまり強くない。多分今のお前でも勝てるぞ」
雪乃
「あんまり感心しないわね。何を根拠にそんなこと言えるのかしら」
一護
「ああ、あいつの斬魄刀は・・・」
冬獅郎
「脆いんだ」
一護
「なんでてめぇが俺のセリフ取るんだよ」
檜佐木
「あいつの斬魄刀、始解するとリーチは伸びるが、凄く脆い」
晃樹
「そうなんか。ま、何されても負ける訳ねぇけど」
義勇
「なんの騒ぎだ?授業を始めるぞ!」
ダダダダダダッ
ガラッ
一角
「授業あんの忘れてた!!」
晃樹
(・・・あいつ馬鹿だな)
放課後
一角
「・・・来たな」
晃樹
「悪いけど、早く終わらしてくんね?これから女子野球部行かんきゃいけねぇから」
一角
「結構な自信じゃ・・・女子野球部?」
晃樹
「ああ。俺監督だから。早く行ってやんないと練習見れねぇから」
一角
「そうかい!じゃあさっさと終わらしてやんよ!お前の負けだけどなぁ!」
晃樹は鞘から緑風刀を抜いた
一角
「延びろ!『鬼灯丸』!」
鞘と刀の柄を合わせて始解を薙刀の様な形になった。
一角
「オラァ行くぜェ!!」
一角が1突き、だが晃樹はかわした
晃樹
「よっと」
シュッ メキメキメキ バキッ
一角の斬魄刀は真っ二つに割れた。
一角
「ぎゃぁぁぁ!!俺の鬼灯丸がぁ!!」
すると、晃樹は刀を鞘にしまう
一角
「なんの真似だァ?」
晃樹
「斬魄刀のないお前に刀なんて使わねぇ。素手でやってやるからかかって来い」
一角
「舐めやがってぇ!オラァ!!」
一角が渾身の右ストレート。しかし到達する前にアッパーカットをかます。
一角
「ガハァ!」
バタッ
晃樹
「ふぅ」
一護
「おーい!勝っちまったのか?」
晃樹
「ああ。アッパーカット決めたらダウンしちまった」
恋次
「おいおい、冗談だろ?いくらなんでもあの一角さんを一発なんざぁ」
晃樹
「とにかく、俺は勝ったからもう行く!じゃあな」
晃樹はダッシュして野球場に向かった。
一護
「おい恋次、よく見ろよ。一角の斬魄刀・・・」
恋次
「なっ・・・真っ二つ・・・何もんなんだアイツ」
冬獅郎
「奴は死神や破面(アランカル)に匹敵する力を持っているのかもしれないな」
一護
「あれ、冬獅郎。いつからそこにいたんだ?ちっさくて全然気付かなかったぜ」
冬獅郎
「卍解・・・『大紅蓮氷輪丸』!!」
一護
「え、ちょっと冬獅郎?」
冬獅郎
「氷天百華葬!!」
一護
「ぎゃぁぁぁ!!」
恋次
「なんで俺までぇぇぇぇぇぇ!!」
続く
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