二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

東方銀東進 〜学校シリーズ新バージョン〜
日時: 2020/05/22 17:48
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

前回とは全くの別物です。

原作と苗字等が違ったりしますが、この小説ではそういう設定で行きます。

登場人物

小学生
担任 上白沢慧音
副担任 月詠

レミリア・スカーレット
フランドール・スカーレット
山本神楽
チルノ
大妖精
ルーミア
リグル・ナイトバグ
ミスティア・ローレライ
白夜サクラ
暗夜エリーゼ
黒崎遊子
黒崎夏梨

中学生

Z組
担任 坂田銀八
副担任 鬼灯
特別教師 烏間惟臣

赤羽業
ミカサ・アッカーマン
アルミン・アルレルト
エレン・イェーガー
磯貝悠馬
桐須フェリシア
岡野ひなた
片岡メグ
茅野カエデ
神崎有希子
霧雨魔理沙
ジャン・キルシュタイン
倉橋陽菜乃
近藤総悟
魂魄退
魂魄妖夢
潮田渚
志村新八
杉野友人
博麗霊夢
堀部糸成
前原陽斗
矢田桃花
山本神威
アニ・レオンハート
マルス・ローレン
透魔アクア
シュルク
白夜タクミ
暗夜レオン

編入生
比企谷小町
羽瀬川小鳩
小野寺春
竈門禰豆子

S組
担任 久遠道也
副担任 吉良瞳子

青山俊介
亜風炉照美
天城大地
雨宮太陽
市川座名九郎
一乃七助
一星光
稲森明日人
伊吹宗正
岩戸高志
宇都宮虎丸
海原のりか
円堂守
奥入祐
影山輝
風丸一郎太
壁山塀吾郎
狩屋マサキ
鬼道有人
基山タツヤ
吉良ヒロト
霧野蘭丸
九坂隆二
倉間典人
栗松鉄平
車田剛一
豪炎寺修也
剛陣鉄之助
木暮夕弥
小僧丸サスケ
坂野上昇
砂木沼治
佐久間次郎
三国太一
シュウ
神童拓人
染岡竜吾
立向居勇気
綱海条介
剣城京介
鉄角真
飛鷹征也
菜花黄名子
西蔭政也
錦龍馬
西園信助
野坂悠馬
野咲さくら
灰崎凌兵
白竜
服部半太
浜野海士
速水鶴正
氷浦貴利名
土方雷電
日和正勝
不動明夫
吹雪士郎
吹雪アツヤ
瞬木隼人
松風天馬
真名部陣一郎
万作雄一郎
水神矢成龍
道成達巳
緑川リュウジ
皆帆和人
森村好葉
雪村豹牙
フェイ・ルーン

E組
担任 殺せんせー
副担任 イリーナ・イェラビッチ

岡島大河
奥田愛美
木村正義
東風谷早苗
菅谷創介
コニー・スプリンガー
竹林孝太郎
千葉龍之介
寺坂竜馬
中村莉桜
狭間綺羅々
速水凛香
原寿美鈴
ベルトルト・フーバー
サシャ・ブラウス
ライナー・ブラウン
不破優月
アリス・マーガトロイド
三村航輝
村松拓也
吉田大成
クリスタ・レンズ

ユミル
リーリエ
ルキナ
ルフレ・トロン
烈火ロイ

A組

浅野学秀
榊原蓮
荒木鉄平
小山夏彦
瀬尾智也
進藤一考
奥村光舟
由井薫
結城将司
瀬戸拓馬
浅田浩文
九鬼洋平
最上武


高校生

普通科 A組
担任 平塚静
副担任 高橋涼介

桐須咲夜
近藤十四郎
桂小太郎
高杉晋助
リヴァイ・アッカーマン
羽瀬川小鷹
三日月夜空
柏崎星奈
楠幸村
志熊理科
津田タカトシ
天草シノ
七条アリア
萩村スズ
一条楽
桐崎千棘
小野寺小咲
鶫誠士郎
橘万里花
衛宮士郎
遠坂凛
斉木楠雄
燃堂力
海藤瞬
照橋心美
梓川咲太
桜島麻衣
犬塚露壬雄
ジュリエット・ペルシア
今井信女
ディミトリ

普通科 D組
担任 エルヴィン・スミス
副担任 白澤
副担任 横島ナルコ

近藤勲
志村妙
柳生九兵衛
猿飛あやめ
藤原拓海
武内樹
畑ランコ
三葉ムツミ
五十嵐カエデ
轟ネネ
津田コトミ
時カオル
岡崎朋也
古河渚
春原陽平
藤林杏
一ノ瀬ことみ
藤林椋
坂上智代
西行寺幽々子
ハンジ・ゾエ
暁アイク
白夜リョウマ
暗夜マークス
白夜ヒノカ
暗夜カミラ
真中淳平
東城綾
西野つかさ
北大路さつき
南戸唯
クロード

普通科 C組
担任 桐須真冬
副担任 朽木白哉
副担任 冨岡義勇

我妻善逸
阿散井恋次
タクミ・アルディーニ
石田雨竜
一色いろは
一色慧
井上織姫
上杉風太郎
エーデルガルト
男鹿辰巳
緒方理珠
竈門炭治郎
吉良イヅル
朽木ルキア
黒神めだか
黒崎一護
武元うるか
田所恵
栗花落カナヲ
中野一花
中野五月
中野二乃
中野三玖
中野四葉
薙切アリス
薙切えりな
嘴平伊之助
葉山アキラ
比企谷八幡
檜佐木修兵
日番谷冬獅郎
雛森桃
白夜カムイ
白夜晃樹
古橋文乃
松本乱菊
斑目一角
由比ヶ浜結衣
唯我成幸
雪ノ下雪乃
幸平創真

野球科 Y組
担任 片岡鉄心
副担任 掛橋桃子

沢村栄純
降谷暁
御幸一也
小湊春市
金丸信二
倉持洋一
川上憲史
結城哲也
伊佐敷純
増子透
小湊亮介
丹波光一郎
滝川・クリス・優
東条秀明
白州健二郎
前園健太
有原翼
東雲龍
野崎夕姫
河北智恵
宇喜多茜
中野綾香
鈴木和香
岩城良美
倉敷舞子
九十九伽奈
初瀬麻里安
阿佐田あおい
直江太結
天草琴音
近藤咲
永井加奈子
新田美奈子
花山栄美
朝比奈いろは
月島結衣
仙波綾子
秋乃小麦
竹富亜矢
泉田京香
坂上芽衣
逢坂ここ
柊琴葉
塚原雫
本庄千景
椎名ゆかり
我妻天
桜田千代
小鳥遊柚
リンレイファ
草刈ルナ

バスケ科 B組
担任 相田景虎

黒子テツヤ
火神大我
日向順平
伊月俊
木吉鉄平
相田リコ
赤司征十郎
青峰大輝
緑間真太郎
紫原敦
黄瀬涼太
桃井さつき
灰崎祥吾

ヒーロー科 H組
担任 相澤消太

緑谷出久
爆豪勝己
麗日お茶子
飯田天哉
轟焦凍
峰田実
蛙吹梅雨
切島鋭児郎
上鳴電気
八百万百
常闇踏陰
耳郎響香
芦戸三奈
青山優雅
瀬呂範太
障子目蔵
尾白猿夫
葉隠透
砂藤力道
口田甲司

騎空科 K組
担任 ラカム
副担任 ロゼッタ

グラン
ジータ
ルリア
ランスロット
ヴェイン
ゼタ
ベアトリクス
ユエル
ソシエ
アイル
アリーザ
スタン
クラリス
フィーナ
フェザー
ランドル
ククル
グレア
アン
ロミオ
ジュリエット
ゾーイ
ラスティナ

十傑評議会メンバー
一席 柏崎星奈
二席 赤司征十郎
三席 雪ノ下雪乃
四席 天草シノ
五席 七条アリア
六席 日番谷冬獅郎
七席 御幸一也
八席 桐崎千棘
九席 薙切えりな
十席 白夜晃樹

OB.OG
小美浪あすみ
雪ノ下陽乃
虹村修造

通形ミリオ
波動ねじれ
天喰環
ミケ・ザカリアス
唐瓜
茄子
池谷浩一郎
カタリナ
古谷サチコ
砕蜂

いるだけの大人
おそ松
カラ松
チョロ松
一松
十四松
トド松
長谷川泰三
更木剣八

先生
上白沢慧音 算数担当
坂田銀八 国語担当
エルヴィン・スミス 音楽担当 調査団顧問
月詠 女子保健体育担当
鬼灯 日本史担当
ハンネス 理科担当 壁美化部顧問
白澤 男子保健体育担当
松平片栗虎 男子体育担当 野球部顧問
服部全蔵 地理担当
坂本辰馬 数学担当 商業部顧問
高橋涼介 音楽担当
高橋啓介 工業教科担当
お香 家庭科担当
片岡鉄心 国語担当 野球部顧問
横島ナルコ 英語担当 生徒会顧問
殺せんせー
烏間惟臣 対殺せんせー暗殺用強化特訓担当
イリーナ・イェラビッチ 対殺せんせー暗殺用強化特訓担当
オールマイト
相澤消太
相田景虎 バスケ部顧問
平塚静 国語担当 奉仕部顧問
久遠道也 サッカー部顧問
吉良瞳子 サッカー部顧問
桐須真冬 世界史担当
高山マリア シスター 隣人部顧問(仮)
掛橋桃子
佐々木異三郎
朽木白哉 走・拳・斬・鬼担当
浦原喜助 商業教科・鬼道担当
四楓院夜一 白打担当
京楽春水 霊圧担当
浮竹十四郎 剣術指南役
卯ノ花烈 保健室先生
冨岡義勇 国語担当
胡蝶しのぶ 化学担当
市丸ギン
東仙要
ベレス

十三隊
一番隊 鬼灯
二番隊 高橋涼介
三番隊 冨岡義勇
四番隊 卯ノ花烈
五番隊 平塚静
六番隊 朽木白哉
七番隊 オールマイト
八番隊 京楽春水
九番隊 烏間惟臣
十番隊 坂田銀八
十一番隊 エルヴィン・スミス
十二番隊 胡蝶しのぶ
十三番隊 浮竹十四郎

理事長
お登勢

先代理事長
山本元柳斎重國

次期理事長候補
柏崎天馬
浅野學峯
藍染惣右介

校長
閻魔大王

次期校長
マリオ

教頭
八雲紫

次期教頭
ルイージ

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30



Re: 東方銀東進 〜学校シリーズ新バージョン〜 ( No.110 )
日時: 2019/12/31 10:39
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

『オレ達は皆、生まれた時から自由だ。それを拒むモノがどれだけ強くても関係ない。』

『得るもんなんざァ何もねぇ、分かってんだよんなこたァ。だけどここで動かねぇと、自分が自分じゃなくなるんでい。』

中等部編2

当時のZ組は2つの勢力に別れていた。
エレン率いる新生組
総悟率いる旧政組

新生組は現在の校則に不満があって革命を起こそうとしている人物が集まった団体。
旧政組は今まで残してきた伝統を残そうとしている人物が集まった団体。
いわば不良と警察、アウトレイジとオラクル、三橋と伊藤(それは違う)のようなものである。
勿論中立の奴らもいたけど、極一部である。

学校の掲示板

【E組という差別の骨頂を無くせ!出来ないなら沖田総悟を俺らのところに連れてこい!】

山崎
「・・・また貼られてる」

新八
「山崎さん、多分これは治らないですよ。向こうの言い分も間違ってないから」

山崎
「とりあえずこれは沖田隊長に報告しよう」

新八
「沖田さん元々この件には余り肩入れしてませんけど」

そう、総悟は元々関わろうとしていない。そもそも興味が無い。周りに崇められて隊長になっただけである。

新生組の集まる教室にて

コニー
「おいアルミン、言われた通り宣戦布告しといたぞ」

アルミン
「ありがとうコニー」

エレン
「珍しいよな、お前が勝負するなんてよ」

アルミン
「・・・友達がE組に降格させられて苦しんでいるんだ。助けたいんだよ」

ガラッ

ミカサとクリスタが戻ってきた。

ミカサ
「・・・ビラ配り終わった」

アルミン
「お疲れ様」

ユミル
「ここまでやって効果なしだったらどうすんだよ。天才君」

クリスタ
「ユミル!なんでマイナスなこと言うの!」

アルミン
「いいよクリスタ。馬鹿げてるのは分かってるから」

こちらの派閥はエレンをリーダーとしているが、基本指揮しているのはアルミンである。

旧政組

山崎
「沖田隊長。言われたままでいいんですか!?」

総悟
「・・・めんどくさいんでぃ。いちいち受け答えする時間なんて無いんだよ」

山崎
「でもこのままだったら・・・」

妖夢
「・・・兄さん。少し落ち着いてください。どうせ向こうの要件なんて叶わないんですから」

山崎
「・・・妖夢まで何言ってんだ」

総悟
「おい山崎。お前がどう焦ってようが、オレが行動しなけりゃ何も無いんでぃ。それでも行くってんなら、迷わず肉塊にする」

ジャン
「そんなビビってんなら俺が潰してきてやるよ。革命なんてくだらねぇ事やってるアイツら」

妖夢
「・・・はぁ、良いですよ。もう面倒臭い。了承ですよね総悟さん?」

総悟
「グゴォォォ」

妖夢
「どうぞ行ってきてください」

山崎
「寝てんじゃねぇか!いっこく堂かよ!」

ジャンが新生組の教室に向かう途中
ジャンがミカサとすれ違った。ジャンはミカサに一目惚れして声をかけた。

ジャン
「なぁあんた」

ミカサが振り返る

ジャン
「あ、えとすまない。とても綺麗な黒髪だ」

ミカサ
「・・・どうも」

そう言ってミカサは歩いていった。
ジャンはもっと話したいと考え、ミカサを追いかけて行った。

発見した先、ミカサがエレンと喋っていた。

エレン
「前から思ってたんだけどよ。お前、髪長過ぎやしねぇか?学校生活で邪魔になるぞ」

ミカサ
「そう、なら切ろう」

それを聞いていたジャンは心の底から怒りが湧き出していた。そして走り出しエレンの胸ぐらを掴んだ。

ジャン
「ふざけんなよてめぇ!」

エレン
「離せよ破けちゃうだろ!」

ジャン
「服なんてどうでもいいだろうが羨ましい!」

しかしジャンは、何も出来ずにミカサに投げ飛ばされた。

ジャン
「な、なんで・・・」

そのまま気絶した

旧政組にて

妖夢
「殴りかかってそのまま投げ飛ばされるなんて、ダサっ・・・」

総悟
「で、お前はどうしたいんでい」

ジャン
「新生組に入るぜ」

教室が冷気に包まれた

ジャン
「・・・一目惚れだったんだよ。あんな綺麗な黒髪ロングストレートに出会うなんて」

山崎
「ジャン!そんなんで許されるわけないだろ!」

総悟
「いいぜぃ。別に止めねぇよ。ただし・・・」

総悟がジャンの肩を掴み

総悟
「もし向こうに入ってこっちを責めるようなことがあったらてめぇを裏切り者として粛清してやるから覚悟しとけよ」

ジャン
「・・・は、はい」

ジャン涙目である。そしてそのまま出ていった

新八
「・・・沖田さん?もしかして、火着いちゃいました?」

総悟
「あぁ。そろそろオレも本気出さねぇとな」

続く



Re: 東方銀東進 〜学校シリーズ新バージョン〜 ( No.111 )
日時: 2020/01/06 21:34
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

『人のこと言う前に、あんたはどうなのよ。本当に悪いこと1つもしてないの?』

中等部編2 後編

このような派閥に囲まれている中、どちらにも属していない人達。
くだらないと言っている連中である。

晃樹
「まじでくだらねぇんだけど、仲良くしてくんねぇかな」

霊夢
「無駄よ、火花散ってるもの」

魔理沙
「にしても、本当にヤクザと警察って感じだゼ」

マルス
「幸い、どちらも仕掛けてないからなんとかなってる感じだね」

晃樹
「いやマルス、そうも言ってられねぇぜ」

会話をしている時に、妖夢が寄ってきた。

妖夢
「晃樹さん。そろそろ決断してくれてもいいのではないのですか?」

晃樹
「何回言われてもどっちにも着くつもりはねぇよ」

妖夢
「そうですか、ですが早くしないと本当に戦争になりますよ?」

晃樹
「そうかい。勝手にやってな」

霊夢
「ちょっと妖夢、戦争ってどういうことよ?」

妖夢
「新生組から宣戦布告されましてね。総悟さんを連れてこいと」

晃樹
「だったら尚更俺を誘う意味が分からん」

妖夢
「無論、総悟さんが負けた時の最終兵器です。ミカサさんに勝てるのは貴方しかいない。当然の事です」

アルミン
「そんなのさせないよ。こっちも勧誘してたんだから」

晃樹
「また面倒くちぃやつ来たよ。俺はやり合うつもりは無いの!」

妖夢
「アルミンさん、情けないですね。そちらから仕掛けておいて自信が無いのですか?」

アルミン
「君達こそ、怯えているから晃樹の力を借りようとしているんだろう?」

晃樹
「てめぇらどっちもビビってんだろうが!だから俺のところに来てんじゃねぇのか!?」

・・・

霊夢
「・・・どうしたのよ晃樹」

晃樹
「やり合うんだったらてめぇらだけで拳と拳でぶつかり合ってろ!てめぇらの気持ちをしっかり相手に伝えやがれ!」

そういうと、二方は身を引いた

晃樹
「ったくアイツら、しつけぇんだよ毎回毎回」

マルス
「それ多分君が面倒事に巻き込まれたくないだけだよね」

晃樹
「バレちゃった?」

妖夢が旧政組の教室に戻る時

妖夢
「・・・晃樹さん。やはりあなたしか居ない。私の・・・」

翌日 戦争の日
グラウンドにて

エレン
「へっ、ビビらずに来たようだな!」

総悟
「てめぇら程度にビビるわけねぇだろ。それよりジャン」

ジャン
「な、なんだよ!」

総悟
「てめぇ手ぇ出したらまじで粛清してやるからな!」

ジャン
「は、はい」

エレン
「なんだよビビってんのかジャン?情けねぇぜ」

ジャン
「うっせぇ黙ってろ!こっちの事情があんだよ!」

総悟
「そんなことより、早く決着付けるぞ!早くミカサ出しやがれぃ!」

ミカサ
「・・・上等。エレンの邪魔をする奴はたとえ誰であっても削ぎ落とす」

暫くの静けさ

瞬間、双方走り出し顔面を右フックで殴る。両方とも顔面に直撃したが、総悟がふらついた。

総悟
「ちぃ、やっぱパワーは向こうが上か」

ミカサ
「・・・まだまだ」

続けてミカサが仕掛けた。右アッパー
しかし総悟はその攻撃を軽やかに受け流した。そしてカウンター。足払いでミカサを転倒させた。

ミカサ
「ぐっ」

総悟
「行くぜぃ!」

総悟は馬乗りになり、ミカサを殴ろうとした。が、ミカサは拳をがっちり掴んだ。

ミカサ
「・・・パワーがなってない」

それもそうだ。両方とも身長170cm。しかし体重はミカサの方が10kg重い。その分筋肉が着いているから、パワーはミカサの方が上。真っ向勝負では総悟に勝ち目はない。だが・・・

総悟
「ち!だったら・・・」

総悟はミカサに頭突きを食らわせた。

ミカサ
「がっ!」

その隙に総悟は間合いを取った。
そして飛び蹴りからの連続キック。

ミカサ
「は・・・速い!」

総悟
「男はなぁ、気持ちで負けたら終いなんでい!」

総悟にはスピード、頭脳があり、更には戦闘狂が組み合わさってとんでもなく強いのだ。
がしかし、やはり耐えられてしまった。

そんな感じで2時間位続いた。

ミカサ
「はぁ・・はぁ・・そろそろトドメを・・・」

総悟
「はぁ・・・はぁ・・・さっさとくたばってくんないかねぃ」

アルミン
「・・・ミカサ、頑張ってくれ」

妖夢
「・・・総悟さん」

???
「おいおいおい!まだ続けんのかよおめぇら!」

途端、どこからか声が聞こえた。
声の場所は学校の屋上からだった。

晃樹
「もう十分だろ!いつまでくだらねぇ事でいがみ合うつもりだ?」

アルミン
「拳でぶつけ合えって言ったのは君だよ!だからやってるんだよ!」

晃樹
「そんな2時間もやってまだ伝わんねぇのかよ!よっぽどの頑固野郎かわからず屋なのか・・・」

総悟
「邪魔すんじゃねぇぜい!」

ミカサ
「邪魔したら貴方も削ぎ落とす!」

晃樹
「あっそう。じゃあ・・・」

そう言って、屋上から飛び降りた。そして何故か着地しグラウンドに向かって歩き出した

総悟
「へぇ、邪魔するってのかい」

ミカサ
「じゃあ、容赦しない」

そう言ってミカサと総悟が晃樹に向かって走り出した。
まずミカサが仕掛ける。渾身の右ストレート。しかし晃樹はそのパンチをしゃがんでかわす。そのまま腹に気合いパンチ

ミカサ
「がはっ!」

ミカサは倒れた。

続いて総悟も仕掛ける。ジャンプしそのまま飛び膝蹴りを仕掛ける。が、これをバックステップで避け、ボレーキック。総悟の顔面に直撃し、吹っ飛んだ。

総悟
「ぐ、なんでそんな余裕で吹っ飛ばせんでい」

晃樹
「んなもん、てめぇらがめっちゃ長く戦ったから体力消耗してるだけだろ。それよりどうだ?今共闘して俺に仕掛けただろ?」

総悟
「そりゃそうだが」

晃樹
「それはつまりお互いを認めあったってことだろ?もう戦う意味なんてねぇだろ」

アルミン
「それでも僕達は・・・」

ミカサ
「アルミン、もう辞めよう。こんなの、なんの意味も無い」

アルミン
「・・・ミカサ、でも僕の友達が・・・」

銀八
「その点については安心しやがれぇ糞ガキ」

アルミン
「銀八先生!?」

銀八
「その友達って言ってる奴、今後に色々計画してある作戦でなんとかなる。安心して待ってろ」

アルミン
「じ、じゃあ」

晃樹
「ああ、お前達の声は届いたんだよ。もう争う必要は無い」

妖夢
「ですが、私達のメリットはありません・・・」

霊夢
「その点も問題ないわ。今後もっと学校生活を快適にできる校則を作るそうよ。あんた達も自由よ」

妖夢
「そ、そうですか・・・」

山崎
「妖夢」

妖夢
「・・・なんですか兄さん」

山崎
「チャンスだ。晃樹君とお近付きになれよ。俺の親友だから融通を聞いてるれるだろ多分。校則も変わるんならいいだろう」

妖夢
「・・・わ、分かりました。頑張ってみます」

そう言って妖夢は晃樹に近づいた。

晃樹
「ん?どうした?」

妖夢
「こ、晃樹さん。・・・え、えっと・・・これからも末永くよろしくお願いします!」

晃樹
「あ、ああ。よろしくな」

そうして握手を交わす。
そしたら周りからは拍手喝采。

晃樹
「・・・ん?末長く?」

その言葉の意味をしっかり捉えるのはもっと先の話である。

そして9ヶ月、3年の春頃

銀八
「晃樹、急な話だが、お前E組行きな」

晃樹
「は?オレ?何で?」

銀八
「教頭の指令だとよ。お前には一目置いてるようだしな。親族なのもあるだろう」

晃樹
「俺、それ、知らない。いつから、親族?」

銀八
「文字間隔空けすぎて片言になってんじゃねえか」

晃樹
「まあ、ようやっとE組救出の糸口が見つかったようだな。協力してやるよ」

銀八
「因みに俺もE組行きだからな。あんま無茶すんなよ」

晃樹
「はぁ?じゃあZ組の担任どうすんだよ」

銀八
「んなもん鬼灯に任せるに決まってんだろ?心配しなくてもあいつならやってくれるだろうよ」

晃樹
「Z組が訓練生みたいになると思うのは俺だけだろうか?まあ、しゃーないのかな。・・・待ってろよE組」

中等部編 完結

続く



Re: 東方銀東進 〜学校シリーズ新バージョン〜 ( No.112 )
日時: 2020/01/07 21:01
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)



十四郎
『惚れた女にゃ、幸せになって欲しいだけだ』

咲夜
『大丈夫、生きている間は一緒に居ます』

八幡
『人間関係に悩みを抱えるなら、それ自体を壊してしまえば悩むことはなくなる。負の連鎖ならもとから断ち切る。それでいいのだ。逃げちゃダメだなんて強者の考え方でしかない。それを強いる世界こそが間違っている』


『仕方ねぇんだよ。人間、好きになっちまったもんは、たとえ認めたくなかろーが、きっとそいつは想いを伝えるしか出来なかったんだよ。ちゃんと応えてやれよ。お前の気持ちはどうあれ、そいつはそいつなりに真剣にお前の事を想ってソレを書いたんだろうから。相手の気持ちも、考えてやれよ』

小鷹
『一生お互いを大切に想える友達なんて、本当にあり得るのだろうか・・・?』

成幸
『お前らのこと幸せにしてみせるから俺を信じてつきあってくれ!!』

シノ
『恋愛はダメだがオ〇〇 〇は解禁しよう!!』

リヴァイ
『まぁせいぜい・・・悔いが残らない方を自分で選べ』

なんかシノだけ名ゼリフが・・・

高等部編1 A組

高等部A組。いわゆる普通科と呼ばれるクラス。だが、他の学科クラスとは違って、人間同士の友好関係というものが極端で、仲が良いものとなかなか友好関係を作れないものといる

その筆頭比企谷八幡。そもそも友達を作る気は微塵もない。
八幡は小中で多くの人間に裏切られてきた。恐らくトラウマだろう。
同じく羽瀬川小鷹。こいつは転校初日でやらかした。
小鷹は転校初日、全力疾走で学校に向かったが遅刻。外見の悪さと息切れによって悪くなった目付き。更には教壇に躓き先生を殴りかけた。これによって似非不良にされてしまった。

教室の連中は基本複数団で固まり喋るものだが、八幡と小鷹は自分の席でじっとしている毎日だった。

そんなある日

八幡
「なぜ自分の感じている楽しさを、自分の正しさを、己一人で証明できないのか。謎で仕方がない」

うるか
「相変わらず何言ってるのか分からないよねぇ、比企谷って」

八幡
「うぉ!な、なんだよ武元。珍しいじゃん、こんな存在感皆無の俺に話しかけるなんて」

武元うるか
活発的な性格で、親しい人にはスキンシップをとる。八幡とは席が隣ということもあり、たまに話すことがある。

うるか
「いい加減そのマイナスに自分を捉えるのやめなよ。友達出来ないよ〜」

八幡
「ケッ。そもそも俺が生きてきた十数年、1度も友達できたことねぇよ。まあ、あれだ。強い獣は群れたりしない」

うるか
「そんな人存在するんだね〜。比企谷はつまりアレだ!特殊な人間!」

八幡
「特殊で何が悪い。英語でいえばスペシャルだ。なんか優れてるっぽく聞こえるだろ」

うるか
「あ〜確かに!じゃあスペシャル比企谷だ!」

八幡
「変な語句作っちゃったよこの人。頼むからそろそろ俺のワールドに戻らせてくれない?」

千棘
「ねえうるか〜!そろそろ購買行こうよ〜!」

うるか
「あ!ちょっと待って〜今行く〜!じゃあね比企谷☆!」

そしてうるかは購買に行った。

八幡
「はぁ、やっといなくなったぜ。にしても、緊張した・・・近付きすぎだろあいつ」

一方

小鷹
「へぇ〜、ああいう奴でもちゃんと喋り相手出来るもんなんだな」

小鷹は密かに八幡を同族として見ていたようだった。だが最近八幡は他人と会話をすることが増えてきていて、少しの嫉妬と尊敬を露わにしていた。

小鷹
「俺もこの日常何とかしないとな〜。つっても転校早々のファーストコンタクトがあんなんじゃ印象悪いだろうな」


「ん?なに比企谷のことジロジロ見てんだよ羽瀬川」

小鷹
「ん、あ、ああ。えっと・・・一条君だっけ?別に見てたって訳じゃないんだが・・・」


「なんだ。それより転校してきてまだ全然経ってないのにもう俺の名前覚えてくれたのかよ」

一条楽
ぶっきら棒な部分もあるが、根は善人を絵に描いたようなヤツで、困っている人がいれば相手が誰であれ助けてしまうお人好し。

小鷹
「あ、ああ。俺結構物覚えはいい方なんだ。ていうか、お前は俺の事怖くないのか?」


「怖い?そんな見た目で判断なんてしねぇよ。俺もこんな見た目だけど色々あるし」

小鷹
「なにかあったのか?」


「実は俺、集英組っていうヤクザの跡取りなんだ。見た目こんなんだから結構舐められてんだけど」

小鷹
「つまりは俺と逆の環境だったってことか」


「まあ、真反対だからこそ、俺ら仲良くできるんじゃねえか?」

小鷹
「あ、ああ。そうだな。これからもよろしくな。楽」


「こっちこそよろしくな。小鷹」

それを遠目で見てた八幡

八幡
「・・・友情か。くだらない」

そして、教室の真ん中後方の人物


「・・・クラスの一体化」

リヴァイ
「・・・なんか言ったか?」


「いや、こちらの話だ」

リヴァイ
「そういうのは1人になってやってろ」


「すまなかった」

そして前方は

文乃
「やっぱりりっちゃんの家のうどんはサイコーだよ!」

理珠
「そ、そうですか。良かったです」

雪乃
「・・・確かにこれは絶品ね。緒方さんの親御さん、中々の腕をお持ちのようね」

アリア
「なんかうどん啜る音って・・・エッチだよね」

スズ
「食事中に辞めてください」

星奈
「ふん、こんなのあたしの家のシェフにやらせればもっと美味しいのが出るわ!」

タカトシ
「文句言うなら俺が貰いま〜す」

星奈
「食べないとは言ってないじゃない!津田のバカ!」

十四郎
「んなことよりマヨネーズねぇのかよ」

文乃
「こら十四郎君!こんな美味しいのにマヨネーズかけるなんて何考えてんの!」

十四郎
「あぁ!?てめぇマヨネーズ舐めてんのか!マヨネーズはなぁ何にでも合うように作られてんだよ!」

結衣
「それはトッシーの味覚が死んでるからじゃないの〜?」

いろは
「それ言えてますねぇ〜。こんな美味しいものにマヨネーズなんてバカですよぉ〜。十四郎先輩☆」

十四郎
「ちぃ!てめぇら・・・」

基本はこのグループ、【陽キャのグループ】に属しているが、やはりハブれてしまうものもいる。そいつらが今後どうなっていくのか。

続く


Re: 東方銀東進 〜学校シリーズ新バージョン〜 ( No.113 )
日時: 2020/01/09 23:46
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)



夜空
『ふん、このヘタレが。世間が勝手に作り上げた評判など知ったことか。私は自分が一緒にいたい相手は自分で決める!だからこれからも私と一緒にいろ!』

雪乃
『馴れ合いなんて、私もあなたも一番嫌うものだったのにね……』

高等部編1 A組 第2章

数日後

小鷹と八幡はその後、部活に入ったようだ。
小鷹は隣人部、八幡は奉仕部に入部。それぞれで活動をしている。

奉仕部

平塚
「さっきから何をぶつくさ言っとるのだ。比企谷」

八幡
「あ、いや・・・一体どこに連れていかれるのかと・・・・・・」

平塚
「君には奉仕活動を命じる」

八幡
「奉仕・・・?」

そして教室に着いた。

平塚
「着いたぞ、ここだ。男なら覚悟を決めろ、比企谷」

ガラッ

平塚
「雪ノ下、いるかー?」

雪乃
「先生、入る時はノックを、とお願いしていたはずですが」

平塚
「ああ、そうだったな、すまない」

雪乃
「それで、そのぬぼーっとした人は?」

八幡
(いや、クラス同じなんだけど・・・覚えられてないのかよ)

平塚
「比企谷八幡、入部希望者だ」

八幡
「は?入部希望者?誰がだよ」

平塚
「というわけで雪ノ下、見れば分かるだろうが、彼はなかなか根性が腐っている。おかげでいつも孤独を憐れむべき奴だ。ここで人との付き合い方を学べば少しはまともになると思うんだが・・・」

雪乃
「お断りします。その男の下卑た目を見ていると身の危険を感じます」

八幡
(誰もお前の慎ましすぎる胸なんて見てねえよ!)

雪乃
「まあ、先生からの依頼であれば無下には出来ませんし・・・承りました」

八幡
「俺まだ入るって言ってないんだけど・・・」

平塚
「因みに、逃げたらどうなるか、わかってるよな?」

隣人部

教室にて

小鷹
(・・・超気まずい。さりげなく忘れ物を回収してさっさと帰ろ)

ギロッ

小鷹
「うっ、・・・ええと・・・も・・・もしかして幽霊とか見えたりするのか?」

夜空
「・・・はあっ?幽霊なんているわけないだろ。バカかお前は」

小鷹
「いやでもさっきまで誰かと話して・・・」

夜空
「!?・・・やはりみていたか・・・私は友達と話していただけだ・・・エア友達と!!」

・・・

小鷹
(・・・えあともだち?俺も友達は少ない方だと思っていたが・・・エア友達って・・・)

夜空
「なんだその目は」

小鷹
「いや・・・その・・・友達とおしゃべりしたいならリアルで作ればいいんじゃないか?」

夜空
「ぷっ、くくく・・・それができたら苦労はしない。ん?よく見ればお前、最近来たばかりの転校生じゃないか」

小鷹
「今気づいたの!?」

夜空
「・・・名前何?」

小鷹
「・・・羽瀬川小鷹」

夜空
「小鷹か・・・小鷹に友達についてどうこう言われる筋合いはないな」

小鷹
(呼び捨てかよ・・・)

夜空
「それにしても、1ヶ月も経って1人も友達がいないなんて小鷹はほんと〜に寂しいやつだな」

小鷹
「エア友達作ってるやつに言われたくねぇよ!」

夜空
「仕方ないだろう。友達の作り方なんて分からないんだから・・・」

小鷹
「・・・どうすりゃ作れるのかな・・・友達」

といっている小鷹をよそに、夜空は外を眺める

夜空
「・・・そうだ!部活だ!」

小鷹
「部活?なんの?」

夜空
「それはこれから考えるんだ。とにかく小鷹にも入ってもらうぞ。そうだな・・・名前は・・・隣人部だ!」

小鷹
(即決かよ。つーか俺入るって言ってないんだけど)

翌日の放課後

うるか
「ねえねえ比企谷〜。部活入ったってホント?」

八幡
「あ?なんでそんなデマを・・・」

うるか
「まあ噂程度なんだけどね〜笑」

平塚
「さぁて比企谷、そろそろ部室行こうじゃないか」

八幡
「げっ!ちょ、平塚先生!腕もげるから強く引っ張んないで!」

そして連れていかれた

うるか
「な〜んだ、やっぱり部活入ってんじゃん」

そうして振り返ると、目の前を由比ヶ浜が通ろうとしていた。

うるか
「あ!ゆいぴー!一緒に帰ろ〜」

結衣
「あ、ごめ〜ん。これから部活なんだ〜」

うるか
「あれ、ゆいぴー部活入ってたっけ?知らなかった〜」

結衣
「一週間前位から始めたんだよね〜。ごめんじゃあね」

うるか
「バイバーい」

成幸
「おいうるか、何帰ろうとしてるんだよ。勉強するぞ」

うるか
「う〜!折角見つからないで帰れると思ったのに〜・・・!」

一方


「あの比企谷が部活入るなんてな」

小鷹
「あ、あいつもなのか」


「あいつ『も』?」

夜空
「お取り込み中悪いが小鷹。部活の申請をしたから部室に行くぞ」

小鷹
「お、おう」


「じゃあな小鷹!」

そして小鷹も連れてかれた


「あいつは部活を作ったのか・・・すげぇな」

その時楽を横切る人が


「ん?柏崎?どっか行くのか?」

星奈
「あんたに関係ないでしょ!話しかけないでもらえる?」

そう言ってそそくさと去っていった


「んだよあいつ、いちいち刺さる言い方するなあいつ」

千棘
「あんたもまだまだね。女の子に対する接し方」


「うるせえな。お前みたいなゴリラ女に言われても何も分かんねえよ」

千棘
「誰がゴリラだぁぁぁ!!」

楽は吹っ飛ばされた

後日

涼介
「突然だが、これからクラステストをしてもらう。テストの点数と順位はしっかり発表される。気を引き締めてやるんだ」

結果

1位.萩村スズ 100点
2位.雪ノ下雪乃 98点
3位.唯我成幸 97点
4位.天草シノ 95点
5位.柏崎星奈 94点
6位.桐崎千棘 91点
7位.リヴァイアッカーマン 90点
8位.七条アリア 88点
9位.三日月夜空 86点
10位.鶫誠士郎 85点
11位.桂小太郎 83点
12位.桐須咲夜 82点
13位.近藤十四郎 80点
14位.一色いろは 76点
15位.古橋文乃 75点
16位.志熊理科 73点
17位.比企谷八幡 72点
18位.一条楽 71点
19位.羽瀬川小鷹 69点
20位.緒方理珠 65点
21位.小野寺小咲 64点
22位.津田タカトシ 62点
23位.楠幸村 60点
24位.武元うるか 43点
25位.由比ヶ浜結衣 35点
26位.橘万里花 30点

平塚
「ということで返却したが、見てわかる通り赤点はいなかった。が、ギリギリが3人もいたわけだが、本来なら補習だが今回はなし!」

うるか
「やった〜!」

結衣
「補習無しだ〜」

万里花
「楽様ぁ〜!」


「なんで抱きつくんだよ橘!」

平塚
「だが代わりに・・・」

そして

成幸
「・・・なんで赤点ギリギリの代わりで」

90点以上の7人は、奉仕部の部室に集められていた。

千棘
「奉仕部に集められてるのよ!」

雪乃
「・・・私は特に違和感はないわね」

リヴァイ
「それはここがてめぇの部室だからだろうが」

平塚
「集めてしまって悪かったな」

星奈
「それで?なにかあったのかしら?」

平塚
「ああ、実は明日からあの男が戻ってくるのだ」

スズ
「あの男?」

あの男とは

高杉晋助
このA組の極悪人。他学年との喧嘩により長らく停学処分を出されていたのだが、期間が終わり戻ってくるようだ。噂では過去に中等部の赤羽業、神威、寺坂一派、高等部の爆豪勝己と青峰大輝、倉持洋一にタイマンを申し込まれ、返り討ちにしたという。

シノ
「それで、私たちに何をしろと?」

平塚
「ああ、なんとか奴を更生させることが出来ないかと思ってな」

それで頭のいい連中を集めたのだった

千棘
「流石に無理じゃない?絶対暴力沙汰になるわよ」

成幸
「それに、全員が戦えるわけではないですからね」

平塚
「戦闘に入った場合はアッカーマンにまかせることにしている」

リヴァイ
「おい。俺は何も聞いてねえぞ」

雪乃
「まあ、先生の依頼です。できる限りの事はします」

平塚
「すまないな。よろしく頼む」

次回、高杉の逆襲

続く

Re: 東方銀東進 〜学校シリーズ新バージョン〜 ( No.114 )
日時: 2020/01/13 18:14
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)


高杉
『俺ァただ壊すだけだ。この腐った世界を』

高等部編1 A組 第3章

翌日 高杉晋助登校日

最初は大人しく教室にいた。が、態度は悪く机に足を乗っけている。算盤の教科書を読みながら

ホームルーム

平塚
「では、これから学級目標を考えてもらう」

小鷹
(俺転校してきて結構経ってるのにまだ決まってないのかよ)

平塚
「桂、後はしきれ」


「分かりました。では、何か意見があるものはいるか?」

高杉
「・・・あるぜ、そんなくだらねぇ事やるくらいだったらさっさとこのクラス、俺に明け渡せよ」


「・・・高杉、貴様は相変わらずのようだな。停学処分を受けたのに何も反省してないようだな」

高杉
「たく、おめぇは相変わらずの生真面目で、小房の時から何も変わってねぇ。いい加減飽きてんだよ」

十四郎
「高杉、てめぇまた停学処分にされてえのか!!」

高杉
「俺はまだ何もやってねぇよ。そんな状態で停学処分になんて出来るのかねぇ?悪ぃが風紀委員に従うつもりはねぇからよ」

十四郎
「んだとてめぇ!」

平塚
「落ち着け土方!!」

十四郎
「・・・ちっ!つーか俺土方じゃなくて近藤だかんな先公!」


「・・・平塚先生、これでは話が・・・」

咲夜
「高杉、あんた邪魔すんだったら出て行きなさい。目障りよ」

その時話に入ってきたのは、クラスのリーダー格、咲夜だった。

高杉
「・・・くくく。邪魔者扱いかい。ハイハイ、出ていきますよ」

そうして高杉は、教室を出ていった

平塚
「ふぅ、とりあえずこの場は治まったな」


「すまないな咲夜殿。貴殿のおかげで助かった」

咲夜
「トシ〜!あんたもっと気長に待ちなさいよ」

十四郎
「ケッ!お節介なんだよおめぇはいつもいつも」

小鷹
「・・・あれが明星学園最凶最悪の男・・・なんか、俺よりヤバそうだな」

夜空
「ヤバいというレベルではない。あいつは危険だ」

万里花
「あの御方、橘家の警察機動隊も手を焼いておられますの、全く迷惑ですわ」

千棘
「そういえば、鶫も確かあいつと一騎打ちしたことあったわよね?」


「え、えぇ。確かに決闘しましたが、奴には手も足も・・・」

雪乃
「というわけで、とても鍛えられたヒットマンでもあのザマよ」

八幡
「おいおい、まるで自分は鶫よりも強いみたいな言い方やめた方がいいぞ」

雪乃
「安心なさい、討論となればあんな能無しよりも数段上手なのは百も承知よ」


「いや、奴はずる賢いぞ。学力も侮れない」

雪乃
「・・・だそうよ」

八幡
「思いっきり負けてんじゃねぇかよ。なんなら今の言葉で丸く抑え込まれてんじゃねぇかよ」

結衣
「まあまあ、アハハ〜・・・言い合ってもしょうがないよ〜」

雪乃
「由比ヶ浜さん、事の重大さが分かってないようね。毎度毎度その流しているような受け応え、目障りよ」

結衣
「ゆ、ゆきのん・・・?」

八幡
「おい、今由比ヶ浜の事は関係ねぇだろ。なんでこの状況でそんなこと言い出すんだよ」

雪乃
「私、まだあなた達の事を信用した訳では無いわ。ただ同じ部活にいるだけの木偶の坊だと思っているわ」

結衣
「な・・・なんで、そんな言い方・・・」

八幡
「おいおい、ひでぇ言われようだな。俺はともかく、由比ヶ浜とはよく喋るのにそんな見方してたのかよ・・・ホントのゲスってこういうことを言うんだな」

小鷹
「おい、これじゃ一向に話が進まねぇよ」

星奈
「ふふふ、しょうがないわね!ここからは私が進行するわよ!」

夜空
「誰もお前なんかに頼むか!黙って座ってろ肉!」

星奈
「ああ!?何も出来やしないまな板みたいなあんたにとやかく言われたくないわよ!」

夜空
「な!まな板だと!?」

小鷹
「ハァ・・・なんでこっちでも喧嘩が始まるんだよ・・・」

シノ
「・・・なんでみんなそんなに機嫌悪いんだ?生理か?」

タカトシ
「おぅん前ちょっと空気読めよ!」

理珠
「こうなるんだったら、高杉さんがいる状態でホームルームなんてやらなければ・・・」

文乃
「・・・りっちゃん、あんまりそんな事言わない方が・・・」

理珠
「だって、高杉さんがいなかったら。皆さんがこんな喧嘩することはなかったハズです。この事態を招いたのは教師のせいです!」

文乃
「りっちゃん!!唯我く〜ん!なんとか言ってよ〜」

成幸
「なんとかって言われても・・・心理状況に対して語る緒方見てたら・・・成長したなって思って」

文乃
「こんな時に何言ってんの!?唯我くんのバカ!」

バンッ!
桂が教卓を強く叩いた。全員が黒板を見ると、黒板には『共同戦線』と書いていた。


「・・・クラスの一体化」

リヴァイ
(・・・ズラ。そうだ、お前の答えを全てぶつけろ)

平塚
「・・・桂?」


「・・・学級目標が決まった。一人一人の知識、思考、行動の一切が違ったとしても、奴と敵対するという目的は全員持ってるはずだ。だったら一人一人が争うのではなく、共闘していくのだ!」

一瞬、教室の中は静まり返った。間が空けて、十四郎が喋りだした。

十四郎
「・・・出来るのか?俺達で」


「・・・出来るかではない。やるんだ。このクラスにはそれをやるだけの力はあると俺は思う」

うるか
「流石ズラっちだね〜」


「ああ、俺だったらその考えは絶対出なかった」

平塚
「という訳だ。学級目標は共同戦線に決まった。賛成のものは手を挙げろ」

過半数の者は手を挙げた。が、1人だけ手を挙げない奴がいた。

八幡
「共同だぁ?真っ平御免だ」

そう言って八幡は教室を出ていった。


「お、おい比企谷殿!」

うるか
「比企谷待ちなよ〜!!」

平塚
(・・・全く、奉仕部に入って少しは孤立を辞めると思ったんだが、私の考えが甘かったのだろうか)

その時、椅子を倒す音が聞こえた。


「お、おい小鷹!どこ行くんだよ!」

小鷹
「あいつと1度話してみる!」

そう言って小鷹は教室を飛び出して行った。

平塚
(フッ、それに引替え、羽瀬川は隣人部に入ってから人間関係の重要性をしっかり理解したようだな)

平塚
「ということで、比企谷の事は羽瀬川に任せておいて、全員仲直りするぞ!」

次回 隣人部と奉仕部

続く


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30



この掲示板は過去ログ化されています。