二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria
- 日時: 2020/11/26 22:09
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: okMbZHAS)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1552
どうもです、灯焔です。
マイペースに6回目の開催を迎えた逃走中#CR06。前回、ゼウスの力で刀が顕現したり天界が大変なことになっていたことが発覚したりとまた新たな天界に巻き込まれそうな予感がするコネクトワールド。
今回の舞台は、ポップンワールドとは別の世界に位置する『ラピストリア』という世界にある学園『ラピストリア学園』。音楽が溢れる学園を舞台に、逃走者とハンターとの6回目の逃走劇が今、幕を開ける―――!
新たな敵の存在が明らかになったコネクトワールド。今だ均衡状態にある最中、ゼウスが刀剣達を顕現させてしまう現象が起きてしまいました。そのうちの一振を近侍に迎え、サクヤも自分なりに世界について考えていくようになるのですが…。
はてさて、今回はどんな物語が彼女達を待ち受けているんでしょうかね。
<ルール>
『ラピストリア学園』 出典:pop'n music ラピストリア
『ラピストリア』という世界に存在する巨大な学園。世界自体はMZDが作成し、現在も『ラピス』に世界の管理を任せている。相変わらず理事長はジェイド、学園長はジェダイト。
今回使用するのは学び屋である学園エリアのみとなる。
学園エリアは円形の形をしており、3階建て。
エリア紹介 >>1
逃走時間:80分
賞金:48万(1秒100円)
ハンター:初期3体or4体(OPゲームの結果に基づき変更)
自首方法:『理科室』or『コンピュータールーム』にある自首用電話から自首する旨を電話する。
<参加者>
【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>2
ヨシオ
おとこマン
鉄男
【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>3
エフラム
エイリーク
リオン
【ダンガンロンパシリーズ】より (3人) 詳細>>4
朝日奈葵
澪田唯吹
茶柱転子
【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>5
ツキミ・ヨゾラ
オスクロル・ラス・カサス
レイン・ディアボルス
【ハイキュー!!】より (3人) 詳細>>6
及川徹
弧爪研磨
赤葦京治
【作者枠】 (3人) 詳細>>7
ヤード
konakun.
Ga.c=evo.
【逃走中#05 MVP】 (2人) 詳細>>8
イヤミ
キュベリア
計20名
◎AfterBreakTime
①『心機一転、新章開始』 >>9
②『刀剣の契約、それは―――』 >>21
③『拳は剣よりも強し』 >>31 >>34
④『秋風は優しくそよぐ』 >>46
⑤『ココロネとタマシイ』 >>52
⑥『彼女が青龍になった理由』 >>72 >>75
⑦『生命の輝きは強く、尊いものだ』 >>95
⑧『打ち上げパーティ』 >>138-140 >>144 >>147
Extra『秋の夜長と花火と酒と』 >>150-155
○逃走中#CR07 シード枠争奪アンケート実施中!
※締め切りました
○逃走中#CR07 次回参加者募集中!
※締め切りました
次回参加者 >>119
作者枠発表 >>133
※『お手伝い』として参加してくださる方向けの案内※
※締め切りました
以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。
- ABT.ex『秋の夜長と花火と酒と』-5 ( No.154 )
- 日時: 2020/11/25 22:25
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: okMbZHAS)
打ちあがっていた花火も次第に少なくなり、長い夜を告げる静寂がサクヤ達に訪れます。
そろそろ元の場所に戻らねば、他の面子を心配させてしまう…。そう思った一同は、名残惜しいですが鬼丸と別れることにしました。
彼もそれを承諾し、一同とは逆の道を歩き出そうとしたその時でした。すっと大典太が彼の酒を持っている左手を掴み、そこから酒瓶を奪い取ってしまいます。……飲み足りないのでしょうか?
鬼丸「……おい。何をする」
大典太「……この酒はあんたが完全に正気を取り戻した時に共に飲みたい。だから…それまで俺が預かっておくことにした。高い酒なんだろ?」
サクヤ「大典太さんが単に飲みたいわけではないんですよね?」
大典太「……自分で買った酒でもないのに1人では飲まないさ…。ちゃんと、然るべき時が来るまで仕舞っておく。俺は…あんたがその妙な霊気を祓ってくれることを信じてるからな…」
三日月『おやおや。そう言われてしまえば何も言い返せないなあ鬼丸。では、その時俺も顕現していれば共に酒を頂こうか』
鬼丸「……はぁ」
なんと大典太、鬼丸が纏う邪気を祓うことを信じ彼から酒瓶を取り上げたのでした。『元に戻ったら、また共に酒を飲みたい』そんな願いを口にしながら。
三日月も大典太に乗るような台詞を発し、鬼丸はしかめっ面。しばらく無言のまま大典太を見ていましたが、諦めたのかため息をついて『分かった、おまえに預ける』と口にしたのでした。
サクヤ「鬼丸さん。本日は貴方と話せてよかったです。―――次に相まみえる時も、こうして話が出来ることを祈っています」
鬼丸「次、がいつになるかはわからんがな。理性が途絶えぬよう、こっちもこっちで何とかするさ」
大典太「……あぁ。そうしてくれ。あんたと手合せ以外で刃を交えるなんてことはしたくないからな…」
三日月『それではな、鬼丸。お前も何とか達者でな』
石丸「いつか本部に顔を出せるようになったら、僕の友人も紹介しよう!皆いい人達ばかりだからな!」
鬼丸「……おまえ達も、達者でな」
そう各々口にし、鬼丸は河原の更に向こうへ。サクヤ達は一緒に来た本部の面子がいる露店へ。それぞれ戻っていったのでした。
~オオエド河原 露店付近~
露店付近まで戻ってくると、こちらの姿を認識したのかミミとニャミが大きく手を振っているのが見て取れました。それぞれ別れていた人達も露店での楽しみを終え、合流したようですね。
ミミ「もーっ!みんな何してたのー?!折角一緒に花火見れるチャンスだったのにー!」
ニャミ「花火が始まる前に天悪さん達と合流できたのは良かったけど、サクヤさん達探しても探してもいないんだもん。まぁ…結構いい場所で花火は見れたから結果オーライだけどね!」
天悪「花火……。凄く、綺麗だったな……。こんな秋の夜長に見れるのはき、奇跡、なんだったよね……?」
前田「大きな花火が沢山上がりましたね天悪さん!……それにしても少し抱きしめる力が強いのでは…」
サクヤ「気に入られたのでしょう。私達も花火を楽しんでまいりましたのでご心配には及びません。こちらも中々穴場な場所で花火を楽しんだのですよ」
MZD「ふーん?……そっちも結構満足気な顔してんじゃん?目的果たせた的な」
大典太「……お陰様でな」
ラグナス(天)「きれいだったぞ!どーんって!どーんって!すごかったぞ!!」
ソニア(天)「花火は我が祖国でも打ち上っていたのですが、同じくらい綺麗な夜空でした…!とても感動しましたよ!」
一緒に見たかった、とサクヤに言い寄るうさぎと猫を何とか宥め、各々花火の感想を言い合います。露店の方を見てみると、既に片付けに入っており、祭りの終わりを告げていました。
天悪は前田のことを気に入ったのか、抱き着いて離れません。ちょっと前田が苦しそう。大丈夫なんですかね?
前田「僕達は刀剣なのでこの程度では折れませんが…。流石に痛くなってきました…」
天悪「はっ!い、痛い……?!ご、ごめんなさい……ショタ好きの血が疼いて力を込めすぎてしまった……」
クルーク「前田くんに抱き着く前はボクに張り付いて離れなかったもんね…あはは…」
天悪「だって!だって!他の世界のクルークとは似ても似つかぬ存在なんだもん!嫌味なことあんまりいわないし!多分アミティ達の前では言うと思うけど!なんかそれがギャップで可愛いんだもん!」
クルーク「そ、そっか…」
MZD「こいつは自分をちゃんと受け入れてくれる存在がいれば素直になれただけだどねー。―――さーて。花火大会も終わったし、そろそろ本部に戻って天悪達が帰る魔法を構築しないとな」
ヴィル「そのこと、なのだが…。1つ、伝えなければならないことがあってな」
サクヤ「どうしたのですか?随分としまりが悪い顔をしていますが…」
夜がやってきたということは、天悪達ともお別れの時間。楽しい時というものは過ぎ去るのがあっという間です。離れたくないのか、その言葉を聞いた天悪は無言で前田に再度抱き着きます。……連れて帰っちゃ駄目ですからね?
そんな中、ヴィルヘルムがそのことについて言わなければならないことがある、と苦虫を嚙み潰したような顔で告げます。何があったのでしょうか。問いかけると、彼は言葉を選んだ後……こう告げたのでした。
ヴィル「実は…。偶然にも成功してしまったあの魔法の構築。元の世界に戻るとなると少しやり方が変わるのがわかってな。確実に今日中に間に合わない。徹夜でやって、最短で早朝だ」
サクヤ「……つまり、天悪さん達が元の世界に戻れるのは最短でも『明日』ということになりそうなのですかね。ふむ、これは一晩本部に泊まっていただくということになりそうですね」
天悪「と、とま……!そ、そんな!寝床まで確保してもらわなくていいですよ……。天悪達どこか宿見つけて泊まります……」
大典太「……その宿に払う金はあるのか」
天悪「ナイデス」
大典太「……気にするな。短期間だが主の近侍を務めて、本部の状況は大体把握している。あんた達を泊める余裕はある。……それに、あんた達をこちらの世界に呼んでしまった俺達にも責任はあるからな…」
クルーク「そうだよ!どこかで泊めてもらうなんて寂しいこと言わないで、本部に泊まっていきなよ!」
どうやら魔法の構築が徹夜でやっても『最短で早朝』との見解をヴィルヘルムは出したようで。天悪達は確実に本部で一晩過ごすことになりますね。しかし、そこまで世話になるわけにはいかないと首を横に振る天悪。
大典太はそんな彼女に優しく『本部に部屋を開ける余裕はあるから大丈夫だ』と言ったのでした。本部に泊まれると知ったラグナスは大はしゃぎ。
ラグナス(天)「お泊まり…。お泊まりかー?!やったぞソニア!ベッドふっかふかかなー?!」
ミミ「お客様用のお部屋はベッドふっかふかだから安心しなさい!それに、丁度今日アフパ扱いでまたパジャマパーティしようと思ってたんだよねー!天悪さん達も一緒にどう?」
ソニア(天)「パジャマパーティ…ですか?面白そうですね!どういう催し物なのですか?」
ニャミ「みんな寝間着みたいな緩い服を着て、楽しい話で眠くなるまで喋るんだよ!楽しいからおいでよ!」
天悪「えっ、えっ、いいんですか……?」
MZD「いいもなにも、前田も参加するつもりみたいだけど?」
前田「はい。前回参加してみて楽しかったので、今日もお邪魔する予定です!」
サクヤ「随分と気に入られたのですね」
天悪「前田くんが参加するなら……天悪も参加しようかな……」
石丸「切り替えが早いな?!」
三日月『はっはっは。随分と前田を気に入っていたようだからなあ。このままでは持ち帰ってしまうかもしれないなあ」
ソニア(天)「流石にそこまでになった場合わたくし達が全力で止めますのでご安心ください!」
本部に戻ったらパジャマパーティだねー、と呑気に喋っている折、ニャミがニヤリと口角を上げてミミに提言。顔が悪どいですよ。
彼女の持っている物を見たミミもニャミと同じ顔。流石にMZDが冷静にツッコミに入ります。
ニャミ「パジャマパーティの前に…あたし達にはやることがあるでしょー?」
ミミ「お?お?ニャミちゃんその懐に持っている物は~?カ~メ~ラ~?」
ニャミ「イエスカメラー!しかもデジタルで一眼レフのやつなんだよー!」
MZD「マスコットにあるまじき悪どい顔やめなさーい」
ミミ「ぶーぶー!わたし達そんな顔してないもーん!折角みんなで河原に来たんだし、記念撮影しようよ!」
ニャミ「ふっふっふー。色々リュックに詰め込んできて正解だったよねー。大事なところで役に立つし!」
ヴィル「収納の必要があるならば私に声をかければいいものを…」
ニャミ「ヴィルさん頼るのは大掛かりなものだけだよ!ちょっとした運べるものに関して圧縮させるわけにはいかないし。
さぁさぁスタンドもあるし、みんなで集まってとりましょー!」
そう言ってリュックから取り出した高性能カメラをみんなに見せびらかし、『記念撮影』をしようと一言。写りたくないのか天悪が逃げようとするも、すぐにラグナスとソニアさんに取り押さえられ前田の隣まで連行されました。
……写る必要はないと思っていたのは天悪ではなかったようで。ニャミにカメラを渡すように小さく声をかける人物もいました。
大典太「……撮る奴がいないだろう。俺は写らなくてもいいからその機械を寄越してくれないか?」
ニャミ「だーめ!セルフタイマー機能もしっかりついている高性能の奴なんだから大典太さんもサクヤさんと一緒に撮る!はい、そっち行って!」
大典太「…………」
サクヤ「私の後ろであれば身長に隠れる方はいらっしゃいませんし、一緒に写りませんか?」
大典太が自分で撮ると言い出すも、ニャミが『セルフタイマー付きだから問題ない』とその言葉を一蹴。サクヤの元まで引っ張ってその場に立つよう指示しました。
彼が写真収まりのいい場所に立ったと同時に、ニャミがセルフタイマーを起動。10秒後にパシャリ、ですね。その間に彼女も急いでミミの隣へ。
そして―――。
『せーのっ
ラブ & ピース !!』
パシャリ。静寂な夜の河原に、明るい撮影音が木霊したのでした…。
ミミ「ニャミちゃん、どう?上手く撮れてる?」
ニャミ「うんうん、もうばっちり!みんないい顔してるしてる!」
ミミ「どれどれ……。う~~~ん、いいじゃ~~~ん!さっすが最新型デジタル一眼レフ!!MZDにおねだりして買ってもらった甲斐があったよ!」
MZD「それ結構凄い値段したもんなー。お前らオレに対しては容赦ないもん」
ニャミ「えーっ。長年のよしみでしょー。ということで、そのよしみでこのデータすぐ写真にしてよ!神パワーならちょちょいのちょいでしょ?」
ヴィル「MZDの神の力をそんなことに使う人間は君達くらいのものだぞ…」
ミミ「便利な力は便利に使う。長年仲良しだからこう出来てるんだよねー!」
MZD「あのねぇ。神パワーはお前らの便利なお手伝いさんじゃないんですけどー?まぁ、オレもどんな感じに写真出来るか見たかったしいいけど」
そう言ってニャミからカメラを受け取ったMZD。そこに優しく息を吹きかけると、カメラがニャミの元に瞬間移動したと同時に、今いる人数分の写真が彼の両手の上にありました。
MZDはその写真を写った人数分、1人1人に渡していきます。
天悪「ほらやっぱり天悪変な顔してる……駄目だ…浮いてる…やっぱり写らないほうが良かったんだよ……!」
ソニア(天)「そんなことはありませんよ天悪さん!いい笑顔ではないですか!」
ラグナス(天)「そうだぞ!天悪もえがおだし、おれたちもえがお!かえったら大切にしないとな!」
石丸「おお、中々に写りがいいものだな!三日月くんもクルークくんもしっかり写っているぞ」
クルーク「良かった、目を瞑っちゃった瞬間じゃなくて…」
三日月『どれどれ。うむ、中々良いなものだなあ。これでまた1つ、俺にも『楽しい思い出』が増えたというものだな』
ヴィルヘルムと大典太にも写真を渡し、残りはサクヤに渡すだけ。サクヤも受け取ろうと手を差し伸べた、その時でした。
MZD「―――あっ」
サクヤ「およ」
ビュン。夜風が2人の間を通り過ぎます。タイミング悪く写真から双方手を離してしまっていた為、風に煽られ写真はどこかへと飛んで行ってしまいました。
しかし、MZDの手元に残る写真はありません。彼は申し訳なさそうにサクヤにこう告げます。
MZD「ごめん。風に飛ばされちゃった」
サクヤ「いいえ、気にしていないですよ。思い出は心の中に仕舞ってありますから」
大典太「……主。俺のを部屋に飾ればいい」
サクヤ「しかし…。大典太さんはそれでいいのですか?」
大典太「構わない。……思い出は、みんなで共有したいからな」
サクヤ「…………。ふふ、そうですね」
大典太の言葉にどこか嬉しさを感じながらも、夜も更けた為もう戻ろうと提言。みんなも頷き、静かな夜の中を一同は帰路についたのでした。
紙切れ一枚。ゆらりゆらりと風に乗る。
揺蕩う空はまるで鳥のようで。ひらひらと舞う様はまるで天使のようで。
闇の中を風に吹かれ、紙切れは『とある男』のそばの草むらにゆっくりと落ちていった。
男は『それ』を拾い―――。
『……陰気なりに馴染もうとしてるじゃないか』
男は写真を懐に丁寧に仕舞いながら、夜の闇の中へと消えていったのだとか。
- ABT.ex『秋の夜長と花火と酒と』-6 ( No.155 )
- 日時: 2020/11/26 22:07
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: okMbZHAS)
賑やかに過ごしていた夜も明け……。運営本部に、朝日が差し込んできました。
来客用のふかふかとしたベッドの上で目を覚ます天悪。ちなみに1人一部屋。ソニアさんとラグナスは別の部屋でぐっすりと眠っています。
部屋まで用意してもらったのに、呑気に寝ているわけにはいかない。すぐに彼女は自分で畳んでいた私服に着替え、部屋を後にしキッチンまで向かうのでした。
~運営本部 住居区 キッチン~
天悪「お、おはようございます……」
ヴィル「あぁ、おはよう。昨夜はよく眠れたか?」
天悪「その節はどうも……。お陰様でぐっすり眠れました」
ヴィル「そうか、それならば良かった。先程サクヤと近侍の刀達が揃って朝食を取りに来た。彼女に会いたかったのならばすれ違ったな。
……さて、立ち話もなんだ。朝食、食べていきなさい」
天悪「えっ?い、いえ!そこまでご迷惑をおかけするわけには……!」
ラグナス(天)「んー?どうした天悪ー?なにぼうっとして入り口ちかくで立ち止まってる……おおっ、おおお?!うまそうなにおいがするぞ!!」
ヴィル「あぁ。貴殿らも起きたか、おはよう。すぐに朝食を用意するからそこに座って待っていてくれ」
ソニア(天)「寝床を確保していただけただけでなく、朝食までいただけるのですか?!ワオ!それはとてもファンタスティックですね!」
ラグナス(天)「なーっ!天悪、えんりょしないでたべていこうよ!」
ヴィル「人の好意には甘えておくものだぞ。―――最も、私は人ではないがな」
天悪「ここはホテルかなんかなのかな……?」
そんな言葉を漏らした天悪、ソニアさんとラグナスに連れられ木の香りがほんのりするテーブルと椅子がある場所へ。ちなみにどうやらこれ、最近DIYに嵌りだしたむらびとからいただいた物であるそうで。
そのまま縮こまりながら待っていると、ヴィルヘルムがすぐに出来立てのフレンチトーストと、取り分けたサラダ、温かい野菜スープを3人分彼女達のテーブルに置いたのでした。そのどれもから美味しそうな香りが漂ってきます。
『いただきます』と各々口にし、恐る恐る彼女はスープの器とスプーンに手を伸ばします。小さく掬い、そのまま口の中へ。スープはほんのりと優しいコンソメ風味で、野菜から出汁を取ったのでしょうか。コンソメと野菜の風味が混じっていて絶妙な旨味を引き立てています。また、中に入っている野菜もとろとろで美味しい。震えていた手も止まり、彼女は黙々と食事にありついていました。
ラグナス(天)「フレンチトーストうまい!おまえ、こんなにりょうりが上手だったんだな!」
ソニア(天)「サラダもドレッシングが絶妙に絡み合ってとても美味です…。まるで王宮の食事のようです…!どのようなシェフから腕を学んだのですか?」
ヴィル「長年趣味として研究を続けていたからこその結果だ。誰かに知識を学んだ、という訳ではない。最初は全て本から知識を得ていたから……。『先生』と呼べるのは書物なのかもしれないな」
ソニア(天)「書物以外では全て独学で学んでらしたのですね…。もしわたくしの世界にお招きできるのならば、ノヴォセリック王国の専属シェフにしましたのに」
ヴィル「それは勘弁してくれ…。私のような得体のしれない者が専属シェフなど、周りから警戒されてしまうぞ」
ラグナス(天)「それならもんだいないぞ!おれもいっしょにせっとくするからな!なー、ソニア!」
ソニア(天)「あらあら、ラグナスさん!お口に食べかすが残っています!め、ですよ!」
天悪「…………」
ラグナス(天)「天悪も美味しそうに食べてるし、やっぱりすわってよかったな!」
ヴィル「お気に召したようで何よりだ」
その後、3人同時に『ごちそうさま』と笑顔で完食。それを見ていたヴィルヘルムも微笑みながら『お粗末様だな』と返したんだとか。
3人が食器を片付け部屋を去ろうとした直後、MZDがひょっこりと姿を表します。
MZD「おー、いたいた。多分この時間なら飯食ってるかなと思って来て正解だったよ。ヴィルの作るご飯、どうだった?」
天悪「と、と、とても……美味しかった……です」
ラグナス(天)「フレンチトーストもサラダもスープも美味しかったぞ!」
ソニア(天)「本人には断られてしまいましたが、ぜひ我が祖国の専属シェフにしたい程のお味でした!」
MZD「一応あいつあんな姿してるけど、オレと一緒に世界の管理してる連中の1人だから連れてくのは勘弁してな。
あ、サクヤ呼んでたぜ。徹夜で構築した帰還用の魔法をゲートに組み込む作業終わったって」
天悪「と、いうことは……。もう、お別れの時間なんですね……」
ラグナス(天)「えーっ?!おれもうちょっといたかったぞ!」
ソニア(天)「しかし、これ以上運営本部の皆さんにご迷惑をおかけするわけにも参りませんし…。わたくし達が来たことで、この世界との『縁』が生まれたのならいつかまた来られる日が来ると思いますよ!」
MZD「そのことも踏まえてサクヤから話があるから、一緒に来てくれない?」
天悪「何言われるかわからないけど…。わかりました」
どうやらサクヤがやっていた作業が終わったようで。ということはゲートの持ち主であるアクラルも一緒にいそうですね。
と、いうことは。天悪達が元の世界に帰る時間も刻々と近づいていました。余程楽しかったのか、帰りたくないと駄々をこねはじめるラグナス。そんな彼を優しく宥めながらも、『きっとまたチャンスは来る』とソニアさんは告げたのでした。
MZDは3人の話し合いをしっかり最後まで見届けた後、一緒にゲートのある控室まで歩いて行ったのでした。
~運営本部 控室付近 ゲート前~
アクラル「おー。やっと来たか!ゲートの構築はすでに終わってるから、いつでも元の世界に帰れるぜ!」
サクヤ「兄貴、ありがとうございます。しかし……やはり、縁の力を利用しても『片道切符』にしかなからなかったのは…どういうことでしょうか」
アクラル「んー。『世界は人の心を映す』っていうからなぁ。この世界をどこかで怖がってるのが原因で繋がりにくいのかもしれないなー」
ソニア(天)「お待たせして申し訳ありません。ワオ!これが『ゲート』というものなのですね!」
ラグナス(天)「おっきいなー!おれのなんばいも大きいぞ!」
ゲートの前にはサクヤとアクラルの双子と大典太が既にいました。前田はどうしたのかと問うと、既にメインサーバで仕事を始めてもらっているそうです。前田に会えないことを寂しく思いがっかりする天悪でしたが、仕事であれば仕方がないと気持ちを切り替えたのでした。
……そういえば冒頭で『片道切符』とか言っていましたが。どういうことなんでしょうか?
サクヤ「皆様、おはようございます。気分もよさそうで何よりです」
ラグナス(天)「よくないぞ!ここでおわかれなんてさびしいぞ!」
アクラル「随分とこの世界を気に入ってくれたみたいだなー。けど、縁の薄い異分子を長時間この世界に留めておくと、何か異変が起こっても仕方がないからな。出来るだけのことはしたんだけどな…」
天悪「あの、どういうことでしょうか……?」
サクヤ「実は……。天悪さん達の世界と縁を繋げて、今後も来やすくする魔法の構築を今朝から行っていたのですけれど…。どう頑張っても『片道』しか縁を作ることが出来なくて。このゲートを通ることで天悪さん達は元の世界に帰れますが、余程のことがない限り『この世界へ来ることは二度とない』と考えていただいたほうがいいと思います」
ソニア(天)「えっ…?」
大典太「……出来るだけのことはした。だが…どうにも世界同士の縁を繋ぐことがが上手くいかなかった。何故かはわからんが…」
アクラル「原因を探ってもダメでなー。こっちにいてもらってゆっくり探ることは出来なくてな。本当にすまん」
天悪「あっ、あのっ、大丈夫です……。多分、天悪が原因だと思うので……」
サクヤ「ん?どういうことですか?」
どうやらコネクトワールドと天悪達の世界の『縁』をつなぐことに失敗し、余程のことがない限り『元の世界に戻ったら、縁が途切れてしまう』ことを3人に話しました。
二度とコネクトワールドに来れないことを察し悲しむラグナス。原因を探ってもわからなかったという一同に、天悪は『恐らく自分が原因だ』とはっきり告げたのでした。
天悪「天悪……。自分の好みではないシリアス展開や人が傷つくこと、推しの扱いが悪くなるものが苦手なんです。一応克服出来るように最近は頑張っているんですが……無意識にこの世界を怖がってしまっているから、世界の縁が繋がりにくいのかもしれません」
ラグナス(天)「えっ?なんでだよー!このせかい楽しかったぞ!うんえいほんぶの人たちもやさしかったし!なんでだよ天悪ー!」
ソニア(天)「駄目ですよラグナスさん。恐らく、天悪さんの心の中の整理がついていないのが原因だと思われます。こうなってしまうことは、わたくしも納得が行きます。なので…受け入れます」
サクヤ「成程。そうでございましたか。まぁ心当たりは色々とあるのですが…。天悪さんがもしこちらの世界を怖がらなくなった暁には、コネクトワールドとの縁が自然に繋がるかもしれませんね。怖がっているのに、無理やり繋げてしまえば悪い方向に繋がってしまう可能性もありますから」
大典太「……他への恐怖が薄れないのは俺も分かる…。正に今までそうだったからな。……だが、いつか克服出来る日は来る。あんたがその気持ちを忘れない限りは、な」
天悪「そう、ですよね……。せっかくの楽しい思い出を台無しにしてしまいたくないので…。天悪、苦手なものを克服出来るよう頑張ります」
そうはっきりと意思表明をした天悪を、見送る側の一同は優しく励ましてくれたのでした。それと同時に、一層輝きを増すゲートの向こうの光。別れの時が近づいてきています。
ソニア(天)「ほら、ラグナスさん!永遠のお別れではないのですから笑顔ですよ、笑顔!」
ラグナス(天)「ぐすっ…。でも、でも、にどとあえなくなるかもしれないんだろ?」
アクラル「そうなるかどうかはそっちの管理者にかかってんだろ?ならその克服を助けてあげるのがお前らの役目なんじゃねーのか?」
天悪「天悪も時間がかかっても……。もう一度楽しい思い出を作りたいって思ってるから……。ラグナス、天悪をこれからも支えてね」
ラグナス(天)「わ、わかったぞ…!ぐすっ…」
MZD「……よし。それじゃ3人とも、ゲートを潜ってくれ」
そう、少年だが少年ではない声が彼女達を導きます。ソニアはいまだ別れが寂しくて泣いているラグナスを引き連れ、一同に一礼をしてゲートの向こうへと去っていきました。ラグナスも泣きながらも笑顔で大きく手を降り、姿が見えなくなります。
サクヤ「天悪さん。我々も、貴方達の世界との縁が繋がること…信じております。それまでには我々も異世界との縁についての調査を続けてまいりますので」
天悪「は、はいっ。それでは…お世話になりました……。またご縁があれば……どうか、また仲良くしてくださいっ!そ、それではっ!」
MZD「達者でなー!」
天悪は深く礼をした後、ソニアさんとラグナスを追ってゲートを潜っていきました。
彼女の姿が見えなくなったと同時に……ゲートは光を失い、門の向こうは真っ暗闇に。門の向こうの世界との繋がりが切れたことを示していました。
大典太「……大丈夫、なのだろうか。自分であんなことを言っておいて何ではあるが…」
MZD「大丈夫なんじゃない?ちょっとずつでも、前を向いて歩ければいいの。例え何年かかったとしても、ね」
そう会話をしながら、彼らは真っ暗闇になったゲートの向こうを見続けていたのでした。
~運営本部 メインサーバ~
サクヤ「前田くん。只今戻りました」
大典太「……戻ったぞ」
前田「お帰りなさいませ主君に大典太さん。こちらで出来る仕事は大体片づけましたよ」
サクヤ「ありがとうございます。それでは、小休憩を取りましょうか」
天悪達が帰ってからしばらくした後、一同も解散。サクヤと大典太は前田が待っているメインサーバへと戻ってきました。
あらかた仕事は終わったと告げた前田に、少し小休憩を入れようとサクヤは椅子に座ることを促します。2振も座ったところで、サクヤがジンベエから貰った紙袋を取り出し、彼らに1つずつ渡しました。
サクヤ「大典太さん、前田くん。これを」
前田「主君。これは何ですか?」
サクヤ「いつも私の仕事をお手伝いしてくださっているお礼です」
大典太「……礼なんて大袈裟だ。俺は近侍なんだから、あんたの命に従うのは当たり前だろう」
前田「そうですよ主君!僕は近侍ではありませんが主君の刀です。主君にお仕えするのは当然のことです!」
サクヤ「まぁまぁそう言わずに。中を開いてみてください」
礼を言われるようなことなどしていないと彼女からの贈り物を返そうとする2振ですが、とにかく開けてみてほしいと逆に説得されてしまい。折れた2振は紙袋を開いてみることにしました。
前田の紙袋から出てきたのは、黄色い花の帽子飾り。どうやらこれは八重山吹という花のようですね。
前田「わぁ…綺麗ですね!帽子に付けたいです。主君、つけてください!」
サクヤ「わかりました。お帽子を借りても?」
八重山吹の帽子飾りを見た前田は早速ぱぁ、とその花のように明るい笑顔を綻ばせます。綺麗だと喜ぶ彼の姿に思わずサクヤもクスリと顔を歪ませます。帽子につけてほしいとせがんだ前田に帽子を借り、サクヤは早速飾りをつけ始めたのでした。
その間、大典太も恐る恐る自分に渡された紙袋を開き、中に入っているものを取り出します。それは商店で見た桔梗の耳飾り……ではなく。片側だけのデザインの、紅梅を模った耳飾りでした。ふわふわとした素材で作られているのか、指先で触れてみるとどうも柔らかい触り心地です。
大典太「……これは」
サクヤ「最初は桔梗のものにしようと思ったのですが、ジンベエさんに『大典太さんなら梅のほうがに会いそうじゃねえか』と提案を受けまして。紅梅は貴方の赤い瞳にも合いますし、そちらにしてみたのです」
大典太「……小さいな。壊れてしまいそうだ」
サクヤ「そんなことはありませんよ?梅はね、大典太さん。肌寒さが残る頃に花を咲かせ、夏が始まる前に丸い実を付けるのです。花も実も、人の心と体を治癒し癒すもの。まるで霊力で人を癒す大典太さんのようではありませんか?」
大典太「……買い被りすぎだ」
前田「そんなことを口にはしていますが、大典太さん口元が上がってますよ?」
大典太「……さて、どうだろう」
そう口にしつつも、どこか嬉しそうな表情を見せる大典太なのでした。壊してしまわないようにそっと懐にしまった彼は、忘れないうちに自分が持っていた紙袋をサクヤに渡しました。
大典太「……主。いらんとは思うが俺からも…」
サクヤ「およ?何でしょうか」
紙袋を受け取ったサクヤは、帽子を前田に返し袋を開けてみます。そこには―――商店で見たものよりも、紅く華やかな椿の髪飾りが入っていました。
まさか彼が自分に贈り物をするとは。彼女の目が少しだけ見開かれます。そんな彼女に、大典太はぼそぼそと会話を続けたのでした。
大典太「あんたに…似合うと思った。……揺蕩う水の底に、静かに揺らめく炎を感じるあんたに」
前田「ん?大典太さん、どういうことでしょう?水の表現はわかりますが、炎とは…」
大典太「……なんとなくそう感じただけだ」
サクヤ「私は水を司る青龍ですので、相反する炎の力は持っていませんよ。ですが…嬉しいです。ありがとうございます」
そう言って微笑む彼女を垣間見た大典太。そんな彼女を見て、彼は『近侍として恥じない刀になろう』と改めて思ったのだとか。
その後、大典太は慣れた手つきでサクヤに椿の髪飾りをつけてあげたんだとか。
一息つこうと大典太が一旦メインサーバを出たと同時に。彼はとある人物に声をかけられます。
天海「すみません。実は先程の話、出入口で聞いてしまいまして…。よければその耳飾り、ピアスタイプのようなので付けて差し上げましょうか?」
大典太「……いいのか?」
天海「はい。お安い御用です」
翌日、大典太の左耳には…。柔らかく揺らめく紅梅の耳飾りの姿があったんだとさ。
今回のお話はここでおしまい。今度こそ、次回の舞台でお会いしましょう。Adieu!
AfterBreakTime コラボ回 with 天悪様
~『秋の夜長と花火と酒と』~ END.
- Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.156 )
- 日時: 2020/11/26 22:52
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
灯焔さん!今回のコラボ、とても嬉しかったです。天悪達も事故という形ではありましたがコネクトワールドへ来させていただき、誠にありがとうございます!以下、メリーディストピアに帰った後の後日談です↓
シャミ子(表)「それで、天悪さんとラグナス君(表)とソニアさん(表)はまだ……あー!あそこから天悪さん達が戻ってきました!?」
サタン(表)「というよりかは……帰ってきた、だろうな。大丈夫だったのかお前達……」
ラグナス(表)「父さーーーん(表)!!ただいま!!あのな!!おれたちコネクトワールドってとこに行ってたんだぞ!!」
サタン(表)「コネクトワールド!?そこは……確か!!」
ソニア(表)「はい!サクヤさん達が管理している世界です!めちゃんこ楽しく、いい思い出を得られましたし、サクヤさん達はとても優しく、温かい方たちでした……!今でもあちらの世界のジンベエさんが焼いて下さったトウモロコシの味が忘れられませんし、あちらのミミさんとニャミさん主催のジャパニーズパジャマパーティーで朝までフィーバーしましたから!」
天悪「前田くん可愛かったなぁ………あちらのクルークもうちのクルークとも違う点があって、新鮮で可愛いと思ったよ………」
桑田(裏)「あはは、急に3人が神隠しにあったみたいになったのはどうしようかと思ったけど、無事みたいで何よりだよ」
サタン(表)「天悪までいなくなっていた間は私やMZDといった者達とでなんとかこの世界を維持していたが……心配はいらんかったようだな」
ラグナス(表)「ああ!ただ……コネクトワールドに来れるのは、もしかしたら昨日と今日だけだったかもしれないんだ……」
天悪「うん、その点はごめんね……天悪が未熟なせいで……」
エコロ(裏)「もしかして、天悪の課題点が引っかかったのが主な原因なの?」
天悪「うん………コネクトワールドのみんなはさ。色んな敵達から逃げずに相手して、それぞれの思いを相手と分かり合うために、志を持って現実と戦ってさ……天悪みたいに『現実からひたすら逃げる』なんてことしてないんだよね。だからかもなー、コネクトワールドと縁が繋がれてないのは……」
エコロ(裏)「………確かにさ、この世界が生まれたのは、キミの現実逃避が主だけどさ。今すぐじゃなくてもいいって向こうも思ってるんでしょ?なら、時間を何年もかけてもいいから、変わる勇気を奮わせたらいいじゃない」
天悪「………うん。天悪だって、天悪の一方通行だけなのもなんだって思ってるし、みんなのためにも、自分のためにも醜い現実を受け入れることはしたいよ。みんな、心配かけてごめんな!よーし、今日も頑張るぞー!」
MZD「おーう!その意気だぜ天悪!んじゃ、せっかく帰ってきたんだから、オレとポップンしようぜ!!」
天悪「待ってMZD氏に勝てる気が全くしないんだが???」
感想になってなかったらごめんなさい……!個人的には大典太くんと鬼丸くんの約束、すぐにでなくてもいいので、最後には無事に果たせるように願っております……!それでは、お世話になりました。またそちらの世界に行ける時が来るまで頑張ります!それでは!
- Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.157 )
- 日時: 2020/11/27 21:04
- 名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: VTNklIIG)
どうも、柊です!
完結おめでとうございます、そしてお疲れ様でした!
天悪さんとのコラボも楽しく読ませていただきました!
それにしてもミミニャミはすごいですね…フィッティングルームの攻防戦、いつも勝ってるなんて…ヴィルさん結構強者なのに…!
そして鬼丸…! 一時的とは言え、正気を取り戻せてよかった…! そのまま良い方向に転がってほしいものですが、どうなるのか…。
ちなみに当本丸では正気を取り戻していた鬼丸を見てこちらの粟田口派が大歓喜です。
五虎退「よかっ、良かったですぅう〜!」
一期「そうだね、本当に…はは、私もつい、涙ぐんでしまうよ…」
秋田「ううう、他の鬼丸さんでも、本当にっ…うぅ〜!」
前田「ええ、良かったです…」
平野「どうか、ご無事でいてほしいですね」
包丁「ぐすっ…な、泣いてないもん、鬼丸さんこのまま無事でいてほしいんだぞ…ぐすっ」
毛利「ふぎゃあ泣いてるうちの子かわいいご飯何杯でもいけますああでも泣かないでくださいねかわいいかわいいふぎゃあぁあ」
鳴狐(両手で顔を覆い天を仰いで)「神様、ありがとう」
乱「全員、鬼丸さん包囲してて。こっちの鬼丸さんに抱きついておきたい」
大将組+骨喰+鯰尾「ガッテン」
鬼丸「どうしてこうなる…」
…はい、ごめんなさい←
鬼丸が無事に邪気を祓い、彼らの元へいけるように、約束が果たせるように祈っております!
天悪さんもゆっくりでいいので克服できますように…。
前田くんや大典太への贈り物も、サクヤさんへの贈り物も素敵です!
次回の逃走中も、楽しみにしております。
改めまして、お疲れ様でした。それではこれにて失礼します!
- Re: 逃走中#CR06 Welcome to Lapistoria ( No.158 )
- 日時: 2020/11/27 22:23
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: okMbZHAS)
どうもです。灯焔です。
明日の22:00頃このスレッドをロック致しますので、作品の感想等はそれまでにお願いします。
>>天悪 様
どうもです。コメントありがとうございます!
こちらこそコラボの承諾ありがとうございました。交渉を承諾してくださったはいいものの、こちらの作品と関わりを持たない作者さんだったのでどう自然に繋げるか中々難しかったです。が、結果的に上手くいって良かったと思っています。
ラグナスくんやソニアさんも楽しんでくださったようで何よりです。天悪さんももし小説への恐怖が薄れましたならば、また当作品シリーズに顔を覗かせてみてくださいませ。
改めて、今回はコラボ本当にありがとうございました!
>>柊 様
どうもです。コメントありがとうございます!
楽しんでくださったようで何よりです。ミミニャミちゃんはお洒落のことになると本気になってしまいますから…。ヴィルさんも彼女達を相手に本気を出すわけにも行かず、最終的には彼女達に白旗を上げております。
実は鬼丸さん、正気を(一時的にだが)取り戻していた!あの当時サクヤは大典太光世の他に数珠丸恒次も所持していたのですが、まぁどっちも霊力の高い刀なので鬼丸さんの邪気は弾き飛ばせたと思います。
あわわわわ、粟田口の短刀くん達泣かないで~!!きっと鬼丸さんどっかに身を隠しながら頑張ってるはずだから!ね!
私も天下五剣が無事に揃い、ゆっくりと今の時代を歩けるよう祈りたいものです。なので童子切さん早く顕現してくれ~…。
ジンベエに頼んでいた髪飾りや耳飾りも無事送り送られ、サクヤ達も絆を深めることが出来ました。これからの彼らの活躍も、ぜひお見守りくださいませね。
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