二次創作小説(新・総合)

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すばらしきスマブラの日常(笑)
日時: 2021/09/23 01:25
名前: トクマ (ID: UgVNLVY0)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=64

   開設日:2016/03/26 11:09

 画面の前のみなさま初めましておはこんばんちは。トクマと言います。

 このスレでは、トクマの分身とも言えるオリキャラを中心にクロスオーバーで扱うあらゆるキャラ達との日常でもあり非日常の文を思い付くまま気の向くままに書いていきます。小説カキコ初心者ゆえに未熟で満足出来ない所もあるかと思いますが何卒よろしくお願い致します。

〈注意事項〉
・トクマには文才がないので所々文章がおかしかったり訳がわからなかったりするかもしれません。予めご了承ください。
・完全な俺得オリジナル設定が盛り沢山です。キャラ設定や世界観設定は随時アップしていきます。
・キャラ崩壊やメタネタ、パロディやクロスオーバーなどが普通に出てきます。その為『このキャラダレだ?』や『こんなキャラじゃないのに!』と思われます。
・時折カプ要素出てきます。基本的にNLが多いですが、時としてBLネタが出てくるかもしれません。
・キャラは初代から最新作までほぼ全てのキャラがいる前提で話を進めています。また、キャラによっては出番が多かったり少なかったりします。ご容赦下さい。
・小説の感想やコラボ、キャラの貸し出し申請やキャラや世界観の質問はいつでも大歓迎でございますが、誹謗中傷や他の閲覧者の迷惑になるような書き込みはやめてください。


※目次や注意事項やキャラ設定は随時更新及び修正していきます。


   【もくじ】

 【世界観等々の設定資料】 >>1


 『〜スマブラ長編〜』
【これが日常ですけどなにか?】
本編 >>2-3 >>4-5 >>6-7 >>8-12
オマケ >>13

【リアル動物ごっこ(笑)】
本編 >>14-15 >>16-17 >>18-20
オマケ >>21-22

【マスターハンドのワクワク☆発明品】
本編 >>137-139 >>145-148 >>156-158
オマケ >>140 >>159

【混沌の宴! その名はオトーリ!!】
本編 >>167-169 >>177-179 >>189-192
オマケ >>170

【ワタボーハザード】
本編 >>300-302 >>310-313 >>325-327

【真っ赤なXマス】
本編 >>349-351 >>354-357 >>365-368

【未知なるニューステージ!】
本編 >>374-377 >>385-389 >>401-403
オマケ~変隊とは?~ >>390

【踊る愛ZO捜査戦線】
本編 >>433-436


 『〜スマブラ大長編〜』
【覚醒・ドルピック島編】
予告編 >>23
準備 >>29-30
一日目 >>39-41 >>47-50
二日目 >>56-58 >>65-68
三日目(前編) >>75-77 >>83-85
三日目(後編) >>94-99 >>106-109
オマケ >>86
あとがき >>110

【激闘!アナザーキャスト編】
序章 >>193
黒いシンデレラと金色猿と闇乳首 >>196-198
別の自分とゆるキャラと衝撃発言 >>206-208
ラーメンと恋罵女と思い出 >>215-217
アラジンとガチ泣きと弱音 >>222-224
逃走と闘争と回想 >>231-233
復帰と侍と母の言葉 >>238-240
死闘と切り札と悪童と姫騎士 >>254-257
変隊創設者と心と拳 >>280-282
私と俺とシンデレラ >>288-290
オマケ >>225
あとがき >>291
エピローグ・A >>297


 『〜スマブラ短編〜』
作者とスマブラメンバーで銀魂パロ >>24
2017年バレンタイン短編小説集 >>123-124
スマテスト >>249
スイカは割るより切る方が美味い >>260-262
世にも奇妙な怪談☆話 >>265-268
トクマ版改変コピペネタ集 >>272
2017年のハロウィン事情 >>334-335
グダグダな日常小話 >>339-340
ファイター達のスマブラ納涼祭 >>409-414 >>421-425


【スマブラの日常(笑)〜エピソード0〜】
彼らとのファーストコンタクト >>117-118
彼らとの親交会(という飲み会) >>130-131
彼らとの共通点 >>243-244
彼らとの分岐点 >>320-322


【スマブラ座談会~ラジオコーナー~】
第一回目 >>440-443



 《タグ》
 スマブラ とある魔術の禁書目録 ストリートファイター ワンダーランドウォーズ クロスオーバー NL キャラ崩壊 裸族 変隊創立本部 変隊

Re: すばらしきスマブラの日常(笑) ( No.346 )
日時: 2017/11/20 22:50
名前: トクマ (ID: SEvijNFF)


 ア"ァ"ァ"ァ"ア"ァ"ア"ァ"ァ"!!

当麻「急にどうした!?」
ルフル「結局、期限までに間に合わなかったそうです」

 だってさ! 今執筆してるやつは難産中の難産なんだよ! 海亀の子供が無事に成体になる確率より低いんだよ!!

ルフレ「マンボウよりマシだ。書け」

 コンチクショーガー!! これ終わったら絶対に休んでやるー!! あ、まだ無理やった……


 というわけで、投稿できなくてすみませんでした。何気に重要なヤツなので書いたり消したりの繰り返しで頑張って執筆しています……頑張れば火曜日~木曜日の間に投稿できるように努力いたしますので、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

トクマ「とりあえずコメント返しー!」



 >ロストメイドウィンさん

 感想ありがとうございます!

 お茶漬けネタは外国人が日本食のイメージついて聞いていた番組を思い出して書いてみました。

 ウインドⅠさん、驚きの貧弱体質ゥ……

 あぁwww古今東西のあるあるネタですよねそれってwww反射で言ってしまうんですよwww

 麻婆豆腐炒飯は意外と合うんですよ。麻婆豆腐の辛味が炒飯のお米にベストマッチなんです!

 いつだって女性の禁句ですよねこれは……手遅れだったか……


 >W683さん

 コメントありがとうございます!

 一説によると、ロシアのお茶は砂糖が入ってるそうです……まぁ食べたことはないですがミルクかゆというのもあるそうですよ!

 覇王鬼茶は混ぜに混ぜましたねwww言われてみれば、夢の国チキンレースに出ても違和感がなさそうですwww聖人に関してはアグレッシブなヤツが多いんですよwww

当麻「だとしてもアレはねぇよ」

 そういえばそちらの料理対決のテーマはたしか……レシピをどーぞどーぞ! ついでに泰山の麻婆豆腐もどうですか?

当麻「やめろ! 辛さで死ぬぞ!!」

 タベスギ、イクナイ。ジブンモキヲツケナケレバ……

サンドリヨン「なんで片言なのですか?」


 >mirura@さん

 コメントありがとうございます!

 どれもこれもツッコミ所満載にしてみました! 中でも、シュルクのニコラウスに関してはマジです。実話なので、サンタさんを信じるチビッ子には内緒にしてください。

 料理に関してはリアルでも作ってて、味は美味くも不味くもないです……リアルな話、作らないと食費が……

 そちらも、ておくれ、だったかー。


 >のりはさん

 お久しぶりですのりはさん。コメントありがとうございます!

 ワタボーはリアルでもヤバイ生物ですからね……マックやwww流石にその缶コーヒーは殴られるよwww村人が言うブラックならワンチャンあるかも知れんけどwww

 キティちゃんは可愛い。その答えがひしひしと伝わりました……全員マリオさん聖人指定wwwどうして選んだwww

トクマ「マリオさん。笑えば良いと思うよ」
ルフレ「ネタで返すな」

 ヒィ!? 5分の4って殆どヤバイ状態!? やっぱり禁句ですね!


 >ゆめひめさん

 お久しぶりですゆめひめさん! コメントありがとうございます! いえいえ、こうして生存確認できて良かったです!!

 確かにwwwこちらのマリオならスピリタスでお茶漬けしそうですねwww

マリオ「米だから麦ごはんの茶漬けは合うと思ったんだ!!」
当麻「合わねぇよ!」

 いやいや、古今東西でシュルクが説明したニコラウスが相手をタコ殴りした話は冗談抜きの実話マジです。

 無駄に壮大で書くのは一苦労しました。でも、いつの日かやるであろう料理対決で使えるかもしれないですね……


マリオ「たくさんの感想をありがとな!」
リンク「トクマは必死で書いてるから少しの間だけ待っててくれよ」

Re: すばらしきスマブラの日常(笑) ( No.347 )
日時: 2017/11/22 21:31
名前: ロクター (ID: MW3WsllJ)

ここではお久しぶりです。ロクターです。

今回は短編二つの感想をば。

『ハロウィンに関して』

ハロウィンはこっちのメンバーだと幻想郷のメンバーが仮装する意味あるのかわからないんですよね…
みりあ「そのぶんみりあたちは事務所のみんなで楽しんでるよ!」
しかし知らない人もいるから…別に、適当に仮装して楽しむのが日本ならではなんですけど、これ本質ではないですし…
サクラ「私たちは収穫祭として仮装しているんですよね。トクマさんも私と同じ猫又の仮装ですか!似合いますね」←FEHで猫又の仮装をしていた
ノノ「でもサンドリヨンはお姉さんって感じだからおかしはあげる側だよ…なのにノノはみんなよりずっとお姉さんなのにおかしもらう側なんだ…」←同上、魔女の仮装をしていた
トリックオアトリートメント…ナイチンゲールはさすがバーサーカーだな…;でもずっとはっちゃけてたのはきっとエリちゃんだと思う…
ネロ「うむ、キャスターにセイバー…あやつ、どこまでいくのだ…?」
そしてサルミアッキ…子供にはきついプレゼントだ;
サニー「阿求の家に忍び込んだときこの飴見つけてまんまと食べちゃった;おかげでのたうち回っちゃった…;」


『小ネタ集』
・お茶漬け
外国人が見たお茶漬けって案外そんなものかもしれませんね…
ルーミア「手軽に作れるけど、なんでか日本でしか馴染みがないんだよね」
レミリア「お茶がいいなら紅茶もどうかしら」
雫「牛乳もいいと思いますよー」
まゆ「ココアなんてどうでしょうか?」
ニノ「コーンスープならあったまるね」
ミスティア「正直に言うわ。お茶漬けは緑茶じゃないと成立しないと思うわ…;」
リグル「でもなんで緑茶だけなんだろう…」

・古今東西
どれもあかんやつだよ;
ミスト「パワーワードってわかんないよ、でもぬぅん!とかぶっ飛ばして差し上げましょう!とかいいのかな?」
リズ「それは迷言じゃない?」
こいし「そしてサンリオのマスコットが矛盾塊になっちゃったwwww」
さとり「あんなマスコット見たくないですよ…」
聖人は…うん、FGOでは殴るのが好きなのかな?
白蓮「私も仲間に入れてもらえないでしょうか?」
君はたぶんキャスターだな。

・飯テロとその後
ルーミア「トクマさん、料理上手なんだね」
スター「麻婆豆腐チャーハンね…私たちだと辛いの好きな子あまりいないし、麻婆豆腐自体作らないわね…」
真琴「その麻婆豆腐を愉悦神父さんの行きつけの店の麻婆豆腐にすり替えて…」
名雪「私たちを殺す気か」

智恵理「あーあー…シュネーさん見事に地雷を…」
莉嘉「そういえば前みりあちゃんがかな子さんに「お腹ぽんぽんだあ!」なんて言っちゃったせいでかな子さんに絞められてお姉ちゃんが「みりあちゃんがやられた、みりあちゃんがやられた、うーん」ってぶっ倒れたなあ…」
ありす「子供でもアウトなんですね…まあ、かな子さん、一番体重気にしてますよね…なのに「美味しいから大丈夫だよ」って…」
今度、レッスンをハードなものにしないとダメじゃないかな…


では。

生存報告とコメント返し! ( No.348 )
日時: 2017/12/09 23:25
名前: トクマ (ID: qRt8qnz/)


作者「……」(ヤムチャのように倒れている)

トクマ「おい、どうしたアレ?」
ルフレ「11月中に予定してた話が急用で出来なくなり、数々の言い訳してたら12月に突入してしまって読者の皆様に合わす顔がなくて悩みに悩んで最終的にヤムチャした」
トクマ「いや、ヤムチャってなに?」
ルフル「もうちょいで一万を超えるから記念を書いてたのですが……」
トクマ「なるほど……それでヤムチャったんか」

 しょうがないだろコンニャロー!!

トクマ「うぉ!? 復活した!!」

俺だってさぁ! 書きたかったけどさぁ! 今年も終わりに近付くと同時に忙しくなんだよ!  ハードになるんだよ! 小学校の先生に『じゃあ反復横跳びで二人か三人に増えてください』という忍者の修行みたいなことを突然言われるぐらいの忙しさなんだよ!!

ルフレ「脈絡ねぇよ!!」

  まぁ、今になって落ち着いたから生存報告改め更新開始のメッセージを送りにきたんだよ……でも記念は諦めてないけどね!

ルフル「じゃあどうやって書くんですか?」

 ふふふ、カキコ作者になって早二年……そんな私だって成長はする……かのマリー・アントワネットは言った!

『書く時間がないなら寝ないで書けば良いじゃない!』

ルフレ「言ってねぇよ! マリー・アントワネットがそんな締め切り前の漫画家みたいなことを言うわけないだろ!!」
トクマ「てか、記念って何を書こうとしたんだ?」

 え? それはハッチャケたいから変隊講座でも開こうかなとかんが――

三人「眠れェ!!」

 モダン!?

ルフル「……よし……眠りました」
ルフレ「お前は疲れてるんだ……今だけは休め」
トクマ「せめて、夢の中では自由に生きろ……自由に……」


 まぁ、寸劇はこれくらいにして、読者の皆様……しばらく顔を出していませんが私は生存しております。これからもよろしくお願い致します。

 それでは、コメント返しします。


 >ロクターさん

 感想ありがとうございます。

 そういや幻想郷の女性は一部除いて人外だけど知らないでみたらわからないよね……知らない人も楽しめるのがハロウィンの良いところですよね!

 何故だろうか……エリちゃんはまだは増えそうな気がする……具体的には夏の水着とかで……

 お茶漬けは外人にとっては未知の食べ物扱いなんですかね……聖さんはあれよ。三蔵と同じキャスター枠だよ……宝具も南無三言いながら敵を殴りそう……

 まぁ、一人暮らしは大変ですからねぇ……食いたいなら美味いモン食って仕事に取りかかりたいし……やはり女性に対しては永遠の禁句なんですかね……


 近々更新します。記念じゃないけど、後々のストーリー展開に重要なもの&この季節にピッタリな話です。


 それでは!!
 


真っ赤なXマス ( No.349 )
日時: 2017/12/10 19:18
名前: トクマ (ID: qRt8qnz/)


 お待たせしました! 今回は少し早めの12月の季節ネタ(?)です……同時に今後に重要な話にもなります……さてさてそれでは! いってみましょう!!



 12月。

 本格的に寒くなり、忙しくなる季節。日本の古い年月には12月を師走しわすと読み、忙しなく動くという所から師走という話をどこかで聞いた。

 年の終わりまであと少し……スマブラ館にいるメンバーも仕事を年内に納めようと張り切っている。

トクマ「……ふぅ……」

 もちろん。一般枠とはいえファイターとして活動するトクマも例外ではなく、マリオに頼まれた依頼をこなしている。現在はマリオに頼まれた今日の依頼を終え、オレンジ色の箱を両手で持って自室に向かっていた。

トクマ「……帰りに質の良いみかんを買えるなんざラッキーだわ。炬燵こたつと組み合わしたら最強のベストマッチなんだよなぁ」

 最近、衝動買いした日本が誇る暖房器具に入りながらみかんを食べる想像に鼻歌をこぼしながら自室の扉に手をかけて開いた。

トクマ「ただいま~なんちゃ――」
アリス「おかえりー!」
サンドリヨン「おかえりなさい」
ピーター「先に入ってるぜ」
ドレディア「ディアー!」
シュネー「チッ! 来たか」
ルキナ「それってミカンですか?」
ルフル「お兄様。そっちにある緑色の本を取ってください」
ルフレ「……ん」

 そこには大勢の先客がおり、炬燵は既に満員だった。

トクマ「……」
アリス「どうしたのクマちゃん?」
ピーター「今に始まった事じゃないだろ」
トクマ「わかってんなら少しぐらい自重しろや非常識ども」
ルフレ「否定しないがお前も人の事言えねぇからな」

 目に見えるぐらいガッカリした様子のトクマ。入れるスペースがないか見るも小学生が入れるスペースしかなかったので諦める。

サンドリヨン「すいません。やめようと言ったのですが、アリスから炬燵を教えて貰って……」
ルキナ「……同じく……」
ルフル「興味本意で来ました」

 申し訳ない様子で謝るサンドリヨンとルキナ、二人の時代に炬燵なんて無いので怒るに怒れなくなり、息を吐いて鞘に納めた。

アリス「それってミカン? 一つちょうだい!」
トクマ「……はぁ……ほらよ」

 トクマの手に持っているオレンジ色の箱――みかん箱に気付いたアリスがみかんを要求するとトクマは炬燵に入っている人数分のみかんを取り出して渡した。

トクマ「とりあえず一個目はサービスで渡してやるが、二個目からは炬燵から這い出てこい」
アリス「鬼! 悪魔! クマちゃん!」
トクマ「しょうがないなぁアリスくんは……口を開けろ」
ピーター「落ち着けドラえも――クマの旦那! それはミカンじゃなくて目覚まし時計だ!!」

 理不尽に反論するアリスに少しばかりムカついたトクマはダミ声で返しながら低い声で近くにあった目覚まし時計を掴んでアリスに投げようとするがピーターに止められた。もちろんだが、本気で投げるつもりはない。

シュネー「く、この外道が……こたつに入ってなかったら今すぐにでも封印してあげるのに……これがこたつの魔力か……!!」
トクマ「一万年と二千年ぐらい封印されてろ」

 炬燵こたつ特有の暖かさと自身が慕うサンドリヨンの側にいれるという嬉しさに身体が動けないシュネーは悪態をつく。

 その様子に呆れていると扉が開き、誰かが入ってきた。

マック「たく、さみーさみー」
当麻「おうトクマ、炬燵こたつに入らせてくれ」
インデックス「さむいんだよ」

 自分とは別の依頼を終えた当麻とマック、インデックスが寒さに震えながら入ってきた……どうやらこの三人もこたつ目的のようだ。

トクマ「生憎だが炬燵は満員だ。詰めてもインデックスぐらいしか入らねぇよ」
当麻「マジか……はぁ、しょうがない。入って来いよインデックス」
インデックス「言われずとも私は入るよとうま」

 そう言うとインデックスはすばやくみかん数個を箱から取って自分が入れるスペースに潜り込んだ。

マック「で、入れなかったヤツはどうすんだ?」
トクマ「……あー……エアライドでもするか?」
当麻「そうだな。ゲームでもやらないと寒さを忘れそうにないでせうな」
マック「つーか、お前ってレースゲーム多いよな」
トクマ「勝ち負けはあってもゲームオーバーがないからな……その前に……」

 とりあえずゲームで熱中すれば寒さを忘れるだろうという考えで雑談しながらゲームを用意する当麻とマック。しかし、トクマは関係ないクローゼットに手をかけて開いた。

トクマ「早く出てこいトレ子」

 そこには、トレ子が隠れていた。『ドッキリ大成功!』のプレートを持っているところを見ると隙を見て出てくる考えだったようだ。

トレ子「……何故……私が隠れているとわかったのですか?」
トクマ「はん。伊達に一年近くこの世界にいたんだ……衝撃ばかりだから着々と耐性が出来つつあるんだ」

 恐る恐る震えながら質問するトレ子。トクマは自信満々に答える……しかし、彼は一年近くこの世界にいたにも関わらずまだ理解していない部分があった……

 ……そう……フラグというモノを……

トクマ「今なら何がきても動揺し――」

 言い切ろうとした瞬間、自室の窓から赤い服を着た白髪のおじさんが窓をぶち破って来た。

全員「………………」

 ……変なおっさんがダイナミック入室しやがった。

 ヤムチャのように倒れる赤い服のおじさんを見ながら、全員がそう思った。

 予想だにしない出来事が起こり、トクマは動揺した。


 この人物はいったい……まだまだ続くよ!

真っ赤なXマス ( No.350 )
日時: 2017/12/10 19:22
名前: トクマ (ID: qRt8qnz/)


 謎のおじさんがぶち破った窓を修理した後、おじさんを治療及び検査したルフルから状態を説明される。

ルフル「……深いキズはないです。衝撃で意識が無いですがしばらくしたら目を覚まします」

 ルフルの言葉で異常なしだと判断したメンバーは安堵するが、数名は首をかしげた。トクマの部屋は一階にはなく、それも窓が割れるほどの勢い……それで無傷はおかしいと思った。

シュネー「いきなり窓から入ってくるなんて、どこかのバカじゃあるまいし」
トクマ「バカって誰の事だ? お? ケンカ売ってンのか?」
マック「落ち着けバカ」

 安堵したのか口喧嘩し始めるシュネーとトクマ。二人の喧嘩をマックが止めようと仲裁する。

 すると、謎のおじさんを見ていたルフレが何かに気付いた。

ルフレ「……」
ルキナ「どうしたんですかルフレさん?」

 急に大量の冷や汗を流し始めたルフレに首をかしげるルキナ。他のメンバーもルフレの様子に気付いて首をかしげる。

ルフレ「……どっかで見覚えがないか?」

 ルフレの恐る恐る呟いた言葉にメンバー全員がもう一度謎のおじさんを観察し始める。

 ……歳は初老ぐらいのおじさん……赤い服……白い髭……あれ……そういやどこかで……あ……あ"!?

全員「…………」

 全員がその正体を察したのか冷や汗を流し始めた。

トクマ「……い……いやいや違うだろルフレ。赤い服のアレは人々の勝手な想像イメージだろ。こんなの赤い服を着た十字クロス胸毛むなげおじさんの間違いだろ」
ピーター「アレつったよ。そして変なおっさんと同じカテゴライズしたよ」
トレ子「そうですよ。十字胸毛おじさんは正々堂々と玄関から侵入しますよ」
ルキナ「知り合いなんですか!?」

 あまりの動揺に謎のおじさんと同じカテゴライズで誤魔化そうとするトクマに呆れるピーター。適当に言ったトクマの十字胸毛おじさんが存在するような口ぶりで言うトレ子の言葉に驚くルキナ。

トレ子「話題になりつつある誕生した同志である変隊ですよ……知らないんですか?」
ルフル「そんなメジャーな生物なんですか!? 知ってること前提!?」

 トレ子の目を見れば嘘を言ってないことに驚くルフル、すると後ろの扉が開いてマリオとリンクが入ってきた。

リンク「お前ら。また何か壊したのか? クリスマスパーティーの準備をしてるってのに余計な事を起こすなよ」
マリオ「さっき物音したけどどうし……」

 どうやら、窓を破壊した際の音と騒ぎが二人の耳に入ってしまったようだ。呆れる表情で見るリンク、マリオが言おうとすると倒れている謎のおじさんが目に映った。

マリオ「サンちゃん! サンちゃんじゃないか!!」
トクマ「サンちゃん!?」
アリス「ね、ねぇ、も、もしかして……」

 駆け出し、声をかけるマリオ。ここまでくれば殆ど確証なのか表情をひきつらせるメンバー。アリスが意を決してマリオに話しかけた。

マリオ「そういや初めてだったな……オレの親友のニコラウス……多くの人にわかりやすくサンタとも呼ばれているな」

 ……モノホンのサンタ来やがったァァァァァァァァァァ!?

 予想していたが謎のおじさんがまさかのサンタ本人だった事に絶句し、言葉をなくす程の衝撃に走ったメンバー。するとサンタの意識が戻ったのか、指が動いた。

サンタ「……むぅ……ここは」
リンク「目を覚ましたか」

 ゆっくりと体を起こすサンタ、リンクの声に反応して顔を向けると朗らかな表情を見せた。

サンタ「ホッホッホッ、久しぶりだのぉマリオにリンク」
マリオ「昨年のクリスマスぶりだな」
リンク「相変わらずサンタやってんのか」
サンタ「まだまだ現役じゃ。若いもんにはまだ負けんよ」
三人「ハッハッハッハッハッ!!」

 まるで同窓会にあった仲良し三人組のようなリアクションを見せる三人に苦笑いするメンバー……話が進まないと判断したトクマが声をかけた。

トクマ「あの……」
サンタ「ん? 誰じゃコイツ?」
マリオ「ほら、手紙で伝えただろ。『おもしろいお馬鹿が来た』って」
トクマ「おうマリオさん。後でお話がありますから逃げんといてくださいよ」
サンタ「……あぁ! この子か! イメージと見た目が全然違うからわからなかったわい!」
トクマ「マリオさん。この人に何て伝えたんですか!」

 マリオは手紙に何を書いたのか少し気になったトクマだが、サンタが手を差し伸ばしてきた。

サンタ「よろしくのぉ」
トクマ「よ、よろしくお願いしま……力強ッ!?」

 無下にはできないので素直に握手を返すと予想よりしっかりと力強く握られた事にトクマは驚いた。

ルフレ「ところで、なんでトクマの部屋にダイナミック入室したんだ?」

 空気が少し柔らかくなったのでルフレが質問するとサンタは思い出したかのように手を叩いた。

サンタ「おぉ! そうじゃったそうじゃった。実は頼みがあるのだが……」

 そして、これが今年最後の戦いの幕開けだったとトクマ達は語るだろう。


 頼みとはいったい……コメントはまだ!


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