二次創作小説(新・総合)
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- すばらしきスマブラの日常(笑)
- 日時: 2021/09/23 01:25
- 名前: トクマ (ID: UgVNLVY0)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=64
開設日:2016/03/26 11:09
画面の前のみなさま初めましておはこんばんちは。トクマと言います。
このスレでは、トクマの分身とも言えるオリキャラを中心にクロスオーバーで扱うあらゆるキャラ達との日常でもあり非日常の文を思い付くまま気の向くままに書いていきます。小説カキコ初心者ゆえに未熟で満足出来ない所もあるかと思いますが何卒よろしくお願い致します。
〈注意事項〉
・トクマには文才がないので所々文章がおかしかったり訳がわからなかったりするかもしれません。予めご了承ください。
・完全な俺得オリジナル設定が盛り沢山です。キャラ設定や世界観設定は随時アップしていきます。
・キャラ崩壊やメタネタ、パロディやクロスオーバーなどが普通に出てきます。その為『このキャラダレだ?』や『こんなキャラじゃないのに!』と思われます。
・時折カプ要素出てきます。基本的にNLが多いですが、時としてBLネタが出てくるかもしれません。
・キャラは初代から最新作までほぼ全てのキャラがいる前提で話を進めています。また、キャラによっては出番が多かったり少なかったりします。ご容赦下さい。
・小説の感想やコラボ、キャラの貸し出し申請やキャラや世界観の質問はいつでも大歓迎でございますが、誹謗中傷や他の閲覧者の迷惑になるような書き込みはやめてください。
※目次や注意事項やキャラ設定は随時更新及び修正していきます。
【もくじ】
【世界観等々の設定資料】 >>1
『〜スマブラ長編〜』
【これが日常ですけどなにか?】
本編 >>2-3 >>4-5 >>6-7 >>8-12
オマケ >>13
【リアル動物ごっこ(笑)】
本編 >>14-15 >>16-17 >>18-20
オマケ >>21-22
【マスターハンドのワクワク☆発明品】
本編 >>137-139 >>145-148 >>156-158
オマケ >>140 >>159
【混沌の宴! その名はオトーリ!!】
本編 >>167-169 >>177-179 >>189-192
オマケ >>170
【ワタボーハザード】
本編 >>300-302 >>310-313 >>325-327
【真っ赤なXマス】
本編 >>349-351 >>354-357 >>365-368
【未知なるニューステージ!】
本編 >>374-377 >>385-389 >>401-403
オマケ~変隊とは?~ >>390
【踊る愛ZO捜査戦線】
本編 >>433-436
『〜スマブラ大長編〜』
【覚醒・ドルピック島編】
予告編 >>23
準備 >>29-30
一日目 >>39-41 >>47-50
二日目 >>56-58 >>65-68
三日目(前編) >>75-77 >>83-85
三日目(後編) >>94-99 >>106-109
オマケ >>86
あとがき >>110
【激闘!アナザーキャスト編】
序章 >>193
黒いシンデレラと金色猿と闇乳首 >>196-198
別の自分とゆるキャラと衝撃発言 >>206-208
ラーメンと恋罵女と思い出 >>215-217
アラジンとガチ泣きと弱音 >>222-224
逃走と闘争と回想 >>231-233
復帰と侍と母の言葉 >>238-240
死闘と切り札と悪童と姫騎士 >>254-257
変隊創設者と心と拳 >>280-282
私と俺とシンデレラ >>288-290
オマケ >>225
あとがき >>291
エピローグ・A >>297
『〜スマブラ短編〜』
作者とスマブラメンバーで銀魂パロ >>24
2017年バレンタイン短編小説集 >>123-124
スマテスト >>249
スイカは割るより切る方が美味い >>260-262
世にも奇妙な怪談☆話 >>265-268
トクマ版改変コピペネタ集 >>272
2017年のハロウィン事情 >>334-335
グダグダな日常小話 >>339-340
ファイター達のスマブラ納涼祭 >>409-414 >>421-425
【スマブラの日常(笑)〜エピソード0〜】
彼らとのファーストコンタクト >>117-118
彼らとの親交会(という飲み会) >>130-131
彼らとの共通点 >>243-244
彼らとの分岐点 >>320-322
【スマブラ座談会~ラジオコーナー~】
第一回目 >>440-443
《タグ》
スマブラ とある魔術の禁書目録 ストリートファイター ワンダーランドウォーズ クロスオーバー NL キャラ崩壊 裸族 変隊創立本部 変隊
- これが日常ですけどなにか? ( No.4 )
- 日時: 2016/04/11 23:44
- 名前: トクマ (ID: tDpHMXZT)
はーじまるーよー。
拝啓、別世界にいる家族へ。
お元気でお過ごしでしょうか?
色々とありもしましたが、オレは貴方達と過ごした日々を良きものだと思っております。
さて、普段は手紙を書かない自分ですが報告したい事が出来ました。今回、オレはとある場所に招待されました。なんとあの有名なスマッシュブラザーズです!
マスターハンドが言うには毎回全世界の人々の中から一人だけ一般人枠として参戦を許されており、選ばれる確率はマンボウの子どもが生き残る確率(三億分の一)より低く、かなりの幸運じゃないと当たらないそうです。
(オレの世界ではゲームだったので当たり前だけど)自分自身がスマッシュブラザーズのステージに立つ日が来ようなどとは思いもしなかったので不安を積もらせる毎日でしたが、今となってはそこまで悪くはありません。
新参者の自分を優しく接してくれた初代、DX、Xに参戦していた常連メンバー、そして自分と同じ今回のスマブラに招待された同期メンバー、皆一癖も二癖も強い個性溢れる良き方々ばかりです。
そんな皆様のご期待にお応えするため、不肖トクマ、今日も元気に―――
美猴「待てやゴルァァァァァ!!」
トクマ&当麻「「イヤァァァァ!!」」
かの有名な大猿から逃げ回っております。
午前9時半。大乱闘にて上条と戦闘服に着替えたトクマはマリオとリンク、美猴に引きずられる形でステージに連れていかれた。そして二人が何故美猴から逃げ回っているかと言うと……
トクマ「くそ、不幸だ! どうしてこうなるんだよ!!」
当麻「それは上条さんのセリフだ! お前がヒット&アウェイを繰り返してたら美猴さんが戦い方にキレて本気出してきたんだろう!! おかげで何故かオレも巻き添えくらうし……どうして正面から戦わないんだよ!!」
トクマ「正面から戦えば今頃ミンチとザクロになるわ! それにヒット&アウェイも立派な戦法の一つだから問題は一切な――」
美猴「伸びろ如意棒!!」
トクマ「――アッブねぇぇぇぇぇ!?」
当麻「かすった!? さっき上条さんの髪が伸びる不思議棒にかすった!」
トクマ「口より足を動かせ当麻! じゃないとファイターからサンドバッグにジョブチェンジする事になるぞ!!」
当麻「第一マリオさんとリンクさんはどこに……」
ひたすら足を動かしながら後ろから迫りくる激オコ状態の美猴を振り切ろうと必死に逃げる二人。時折襲いくる如意棒を避けてマリオとリンクを探しているととある光景を目にした。それは……
マリオ「ピーチ姫が世界一美しいに決まってるだろぉぉぉがぁぁあ!!」
リンク「ゼルダこそ全てにおいてナンバーワンだぁぁぁぉ!!」
トクマ&当麻「「」」
……愛を叫びながらマリオとリンクがガチ乱闘していた。繰り出す攻撃が全て相手の急所めがけてばかりだけどコイツらどんだけ一番を譲りたくないんだよ!?
マリオ「当たり前だナレーション! 自分が愛する女性を一番に思う事の何が悪い! ただ暇潰しの古今東西で『大好きな異性の良い所』をやってたらいつの間にか戦闘になっていただけだ!」
リンク「あの二人について約束を守れそうにない事については謝罪する……だが反省しない! 後悔しない! クヨクヨしない! 自分の気持ちに正直になって何が悪いんだ!!」
当麻「開き直るな!!」
トクマ「テメェらは気持ちに正直どころか欲望に忠実の間違いだろ!!」
すいません。スマッシュブラザーズの最高責任者代理と総合司令塔の一人がドヤ顔で自身の愛を暴露してるんですが、どうすればいいんでしょうか? そう言いあってる内に後ろから追ってきた美猴がトクマ達に迫ってくる。
当麻「ヤバい……どうするトクマ? このままじゃ俺達サンドバッグだぞ」
トクマ「落ち着け当麻、この状況を『パキン』する策を考えて……パキン?」
必死に考えようとしたらパキン、というなにかが割れた音が聴こえ、静かにギギギ、と油の切れた機械のように音がした方向に顔を向けるとそこには――
リンク「くそ、先にスマッシュボールを取られた……!!」
マリオ「ハァァァァ!!」
トクマ&当麻「「」」
――虹色に輝くオーラをまとったマリオがいた。瞬間、彼らは心の中で息ぴったりと言われても可笑しくないタイミングで――あ、これヤバい――と思った。
トクマ「……て、呆けてる場合じゃなかった! 早くここから離れるぞ!!」
当麻「そうだな! 今ならまだ間にあっ――」
美猴「今度こそ仕留めるぜ……伸びろ如意棒!!」
当麻「――そげぶっ!?」
トクマ「ぶっ!?」
その場から離れようとしたら追ってきた美猴の如意棒に当たり、マリオとリンクのいる場所まで飛ばされ、マリオの手からまるで太陽の紅炎を彷彿させる炎が放たれた。
マリオ「くらえリンク! 愛するピーチ姫への想いを……マリオファイナル!!」
リンク「ぐぅぅぅぅおぉぉぉぉぉ!!」
当麻「不幸だぁぁぁぁぁぁぁ!!」
トクマ「なんでだぁぁぁぁぁ!!」
リンクを狙って放たれた炎に巻き込まれる形で抵抗なく飲まれたトクマと当麻は呆気なくステージ外まで押され、そのまま場外アウトになった。ちなみにこの戦いの一部始終を見ていたメンバーは爆笑する者や巻き込まれた二人に同情を送る者の二つに別れたというのは言うまでもなかった。
- これが日常ですけどなにか? ( No.5 )
- 日時: 2016/04/11 23:42
- 名前: トクマ (ID: tDpHMXZT)
現在、午前11時。大乱闘から無事に帰還したトクマは上条と別れて最近日課になりつつあるガーデニングをするために中庭へと足を運んだ。
トクマ「ふぅ……今日も生きてる」
オリマー「少し大げさではありませんか?」
吉備津彦「しかしおりまぁ殿。彼にとってあれは大変な戦だったのではなかろうか?」
サンドリヨン「大丈夫です?」
仕上げとして草花に水をあげていると後ろからオリマーと吉備津彦、サンドリヨンが歩きながらトクマに声をかけてきた。
トクマ「だってあの後美猴さんに勝負を申し込まれてストック制で十数回程戦わされた挙げ句に今度戦う約束を無理矢理つけられるのが今月に入ってついに34回目になったんですから生きてる実感が持てなくて不安になるのは仕方ないと思います」(真顔でノンブレス)
オリマー「うわぁ……息継ぎ無しで言ううえに34……惨死って縁起が悪いですね」
吉備津彦「死んだ魚の目がさらに拍車をかけているな……すまないな」
サンドリヨン「私と吉備津彦の方からも美猴にやり過ぎないよう話しておきます」
トクマ「……そうしてくれると助かります」
トクマの様子にオリマーは同情の視線を投げ、吉備津彦とサンドリヨンは自分の知り合いもあってか申し訳なさそうに謝る。そしてトクマは上を見ながら呟いた。
トクマ「本当に……今日も――」
『待ちなさいゲコ太!』
『違うでござる! 拙者はゲッコウガでござる!!』
『いきますリュウさん!!』
『こい! さくら!!』
『『『待てやクソガキどもぉぉぉ!!』』』
『『『ギャハハハハハハハハハハ!!』』』
トクマ「――平和だなぁ」
吉備津彦「あまり平和に見えないのは俺だけだろうか?」
オリマー「彼もスマッシュブラザーズに染まっていますね」
短いですが今日はここまで、まだまだ続きますがコメントはOKです
- これが日常ですけどなにか? ( No.6 )
- 日時: 2016/04/02 16:41
- 名前: トクマ (ID: 16oPA8.M)
お待たせしました! 出来たので更新します!!
午後2時。昼食を終えたトクマはピットとの約束で遊ぼうと集まった。大人数で遊べるモノを考えていた時にテレビでペットボトルロケットが飛ぶシーンを目にし、作成して中庭で飛ばそうとしている。
リュカ「うんしょ、うんしょ」
むらびと「リュカ、交代するよ」
リュカ「ありがとう」
トクマ「やり過ぎないように気を付けるんだぞ」
子どもリンク「しっかし、こんな物が飛ぶなんてなぁ……未だに信じられねぇよ」
トクマ「まぁ、子どもリンクがいた時代とオレがいた時代は違うから疑うのは仕方ないか」
ミクサ「……どこまで……飛ぶの?」
トクマ「そうだな……いれた空気量にもよるけど大体60メートルぐらいかそれ以上かな」
チコ「それってぼく達の所にも届く?」
ピット「エンジェランドに届きますかね?」
トクマ「……もしかしたら届くかもしれないな。むらびと、そろそろ飛ばすから離れろよ」
むらびと「オッケー」
充分な空気量が入った事を確認したトクマがむらびとに離れるよう言い、カウントダウンを始める。それを見守るピット達は飛ぶ瞬間を見るために緊張している。
トクマ「3……2……1……発射!」
ブシャァアアアアア、とペットボトルロケットは勢いよく水を噴射して空高く飛んだ。その様子を見た子ども達は目を輝かせて賑わう。
ピット「飛びました! 本当に飛びましたよ!!」
リュカ「う、うん……遠くまでいったね……」
ミクサ「……お……おぉ……」
チコ「スゴーいスゴーい!!」
カービィ「速かったー!」
むらびと「今度村の皆にも教えようかな」
子どもリンク「イタズラに使えるな」
ネス「OK……要チェックだね」
……何か企んでいる二名を除いて飛んだり跳ねたりして喜びを表してる様子を見て、トクマは用意して良かったと安堵した。
トクマ「んじゃ、飛んでったロケットを拾いに行って――」
???&???「「ちょっと待ったー!!」」
飛んでいったロケットを回収しようと歩こうとした瞬間に声が響き渡る。振り向くと二人の男女がおり、男の手には飛ばしたロケットが握られていた。
ピーター「永遠の悪童! ピーター・ザ・キッド!!」
アリス「不思議の国の少女! リトル・アリス!!」
ピーター&アリス「「二人揃って、ワンダーランドウォーズ!!」」
トクマ「何しに来やがった。初代プリキュアのポーズで登場して何を企んでいやがる」
アリス「まぁまぁ、そんなに警戒しないでよクマちゃん」
ピーター「そうだぜ。オレ達は純粋にさっきのペットボトルをロケりに来ただけなんだぜクマの旦那」
トクマ「その呼び方やめろ」
突如現れたギャグカオス組兼トラブルメーカーに頭を痛めたのかこめかみを抑えるトクマ。しかし、彼らの様子を見るにただ純粋に楽しみたいと思える自分は甘いんだなと思い、トクマはため息を一つこぼした。
トクマ「……わかった。問題起こすなよ」
アリス「やったー!!」
ピーター「よし、早速飛ばそうぜ!!」
ネス「ねぇトクマ……」
トクマ「大丈夫だってネス。アイツらもそう簡単に問題を起こさ――」
ネス「いや、アレって飛ばしたロケットとは違うモノじゃないかな?」
喜びながらセットする二人を見ていたトクマはネスに言われ、瞬時にロケットをもう一度見直すとプラスチックで作られてるハズが金属特有の光沢が目立ち、何故か火薬の匂いがする。
トクマ「全員早く離れろぉぉぉ!!」
トクマが言い終えると同時にアリスとピーターによってセットされたロケットが震え、火花を散らしながら本物のロケットよろしく周りに飛び始めた。それもどこからあったのか一つだったロケットがいつの間にか数が増えて飛び、壁や地面に当たったロケットは爆発していく。
トクマ「ロケットはロケットでもペンシルロケットじゃねぇかぁぁぁ!! テメェラァァァァァ!!」
ピーター「誤解だってクマの旦那! 今回ばかりは誤解だって!!」
アリス「本当よ! 本当に本当だからクマちゃん!!」
ネス「リュカ危ない!」
リュカ「うわ!? ……ネスありが、ってまた来てるよ!!」
トクマ「フンッ!!」
トクマは地面を叩きつけ、竜の顎を模した斧を取り出し、向かってくるロケット目掛けて斧を一閃。ロケットは爆発するもトクマには火傷一つない。
トクマ「急いで建物内に避難しろ!」
アリス「ナイスクマちゃん!!」
ピーター「頑張ってくれクマの旦那!!」
トクマ「テメェらは後でシバく!! なんで……なんでこうなるんだよぉぉぉ!!」
その叫びとともにトクマは手にした斧を振るい、襲いくるロケットに立ち向かっていった。
- これが日常ですけどなにか? ( No.7 )
- 日時: 2016/04/11 22:36
- 名前: トクマ (ID: tDpHMXZT)
同時刻、トクマがロケットに立ち向かっている事を知るよしもなく一部を除いた女性ファイター達はピーチ姫の部屋で女子会を開いていた。メンバーはピーチ姫、ゼルダ、サムス、ロゼッタ、トレ子、ルキナ、ルフル、サンドリヨンである。
サンドリヨン「何か叫び声が聴こえませんでしたか?」
ピーチ「ここでは何時もの事よ。それより女子会を始めましょう! 集まっているだけじゃ勿体無いわ」
サムス「そうは言っても殆どが恋バナじゃない」
ピーチ「だからよ! 城に戻ったらこんな機会滅多にないんだもの……少しでも多くから聞きたいじゃない! ちなみに私は一昨日にマリオとデートしたわ!!」
ゼルダ「それは良いですね……私はリンクをお姫様抱っこしたぐらいです」
ルキナ「そうですか。ゼルダさんはリンクさんにお姫様だっ……お姫様抱っこする方!? される方じゃなくて!?」
ロゼッタ「そういえばゼルダさんはパワータイプと書かれていたような……」(攻略本参照)
ゼルダ「リンクの恥ずかしそうに赤くした表情を見ると何故か嬉しくなってしまうんですよ……ウフフ……」
トレ子「その気持ち分かりますよゼルダさん! 私もマックさんにセクハラした時に見せる涙目につい嬉しギャフン!?」
ルフル「そこまでにしましょうか?」
ゼルダの天然Sっぷりに呆然とする二人を他所に便乗して暴走しかけたフィットレを魔導書の角で殴って沈めた(誤字ではない)ルフルに冷や汗をかいたが、ルフルはルキナに顔を向いて微笑む。
ルフル「ルキナさん……兄様とは最近どうなんですか?」
ルキナ「……んみゅう!?」
サムス「変な声が出たが確かに気になるな」
ピーチ「で、どうなのかしら? 教えてちょうだい!」
ルキナ「わ、わわわ私にとって……その……る、ルフレさんは、あ……あこが……憧れの人なんで……その……ピ、ピーチ姫さん達が思うような仲ではありません!!」
ルフル「成る程。こないだ勇気を出してやっと手を繋いだ所ですか」
ルキナ「何故知ってるんですか!?」
ルフル「え、本当なんですか?」
ピーチ「あら初々しいじゃない! もっと聞かせてくれないかしら?」
ルフルの話術に引っ掛かり、ピーチ姫の悪意なしの目に狼狽え始めたルキナはすぐ隣にいたサムスに顔を向けた。
ルキナ「さ、サムスさんの方はどうなんですか?」
サムス「ここでそのパスは危なくないか!?」
ピーチ「そういえばそうね。あのレーサーとは最近どうなのサムス?」
サムス「え、え、えっと……サンドリヨンとルフルはどうなんだ?」
サンドリヨン「んぅ? ふぁみふぁふぇす(何がです)?」(小動物のリスよろしくお菓子を口に頬張っている)
ルフル「誤魔化そうとしても駄目ですよ」
トレ子「何故なら! 貴女には答えるしか選択肢は残されてないのです! 早く諦めて答えて下さいハリー! ハリー!! ハリィィィィ!!」
ロゼッタ「フィットレさんいつの間に復活したんですか!?」
そして夕食に呼ばれるまでピーチ主催の恋バナ女子会は続き、天真爛漫なピーチ姫と天然Sのゼルダ、変態のフィットレによって数人ほど顔が赤くなった女性ファイターがいた。
時が進んで午後8時。大乱闘により疲労した身体を洗う為にこの時間帯には大浴場が解放される。普段からシャワー室も開いているがファイター達はやはり風呂に入る方が良いらしい。
トクマ「ふぅ……いい湯だ」
マック「本当だよな……」
当麻「疲れた身体に染み渡る……」
マック「染み渡るってじぃさんかよ」
当麻「そうは言うけど今日も上条さんは自分の不幸に振り回されていたんでせうよ! 今日も今日とて午後からビリビリに追いかけ回されたんだよ!」
トクマ「何時もの事だろう……子ども達と遊んでいたのにギャグカオス組の二人が放ったペンシルロケットを数時間叩き落としまくっていたよりマシだ」
マック「オレなんて……トレ子さんにまたセクハラされたんだぜ……」
トクマ&当麻「……なんかスマン」
マック「謝るなよ……むなしくなる」
トクマ「風呂上がったら渡しておくもんあるから……」
マック「……おう。本当に何で好きになったんだろ……」
当麻「……惚れた弱味ってヤツじゃないのか……」
マック「……だよなぁ……はぁ……」
マックのため息により重かった空気がさらに重くなり、先程まで明るかった彼らの周りが夜の如く暗くなっていった。
リンク「なんかあそこだけお通夜みたいな雰囲気になってるぞ」
マリオ「気にしてはダメだぞリンク。あれは友情を分かち合っているんだ……オレもヨッシーやドンキー、ルイージにも分かち合っていたな」
ルフレ「友情より不幸が広がってるように見えるのは俺の気のせいか? こころなしか黒いオーラみたいなモノも見えるんだが……」
ファルコン「大丈夫だ。俺も見えている……」
端から見ていた四人は何故か可視できる黒いオーラ的なモノを流す三人を尻目に各々の感想を話す。
そして――
???「そろそろおっ始めるぜ〜!!」
???「ショータイムだ!!」
――ついにヤツラが動きだす!!
今日はここまで。話は次でおわりますがコメントOKです。
- これが日常ですけどなにか? ( No.8 )
- 日時: 2016/04/11 22:45
- 名前: トクマ (ID: tDpHMXZT)
ラストスパート! いっきまーす!!
午後9時15分。この時間帯になるとファイター達が自由に行動する。酒を用意してちょっとした飲み会をする大人達やテレビゲームに夢中な子ども達、パジャマパーティーを計画する女性達等々。そしてトクマもその内の一人であり、途中で合流した上条と一緒に皆がいる部屋に戻っている最中である。
トクマ「しっかし、スマッシュブラザーズにいるなんてな……今でも信じられねぇよ」
当麻「確かにな……俺も色々な騒動に巻き込まれはしたけど流石に異世界に行った事は――あったな……」
トクマ「あるんかよ……そういやマックは?」
当麻「明日もトレーニングがあるから寝るんだってよ」
歩きながら他愛ない話をする二人……だが彼らは忘れていた。自分達の幸運がとてつもなく低い事を……!!
トクマ「ん?」
当麻「どうしたトクマ?」
トクマ「いや、後ろから声が聞こえ――」
ワリオ「ラセ裸ー裸セラー裸セ裸セ裸ー」
スネーク「裸セラーラセ裸ー裸セ裸セ裸ー」
トレ子「裸セ裸ー裸セ裸ー裸セ裸セ裸ー」
トクマ&当麻「」
振り返ると低音で何かを呟きながらふんどし一丁(トレ子だけ胸にさらし巻いて)の姿で反復横跳びで近付いて来る三人がいた。わかりやすく説明すると彼らは巷で有名な《裸族》であり、度々周囲に迷惑をかけてファイター達を困らせている。
姿を確認した二人はすぐにダッシュで逃げ、その二人を裸族の三人は反復横跳びで追いかけ始め……普通に走れよwww
三人「裸セ裸ッセ! 裸セ裸ッセ! 裸セ裸セ裸セ裸セ裸セ裸ッセ!! 裸セ裸ッセ! 裸セ裸ッセ! 裸セ裸セ裸セ裸セ――」
当麻「マズイ! ラセラセ言ってる声がちっとも遠ざからない!!」
トクマ「振り返るな! これ振り返ったら駄目ルールの中に放り込まれてる!! てか反復横跳びで追ってきてるのに振り切れないってどんな変態だよ!!」
必死に走るが徐々に距離を詰めてくる裸族に焦りを抱かずにいられない。このままでは何をされるかわからない恐怖が二人に襲いかかる。
トクマ「……当麻、今すぐ伏せろ!!」
三人「「「――裸しゅべいらぁぁぁ!!」」」
その時、トクマの耳にとある声が聴こえ、当麻に伏せるよう指示して伏せた瞬間に頭上に黄色い閃光が二本通り過ぎてそのままワリオ、スネーク、フィットレの三人に突き刺さった。
ルフレ「お前ら早く来い!」
ルフル「麻痺してる今がチャンスです!」
当麻「サンキュー二人とも!」
トクマ「マジで助かった!」
閃光を放ったのは軍師兄妹であるルフレとルフルの二人であった。トクマと当麻は二人に礼を言ってすぐに皆が集まる部屋へと急ぎ、ドアを乱暴に開けた。
ルフル「皆さん! すぐに純粋組と子ども達の避難を至急お願いします!!」
皆『『『!?』』』
避難勧告を出しました。それを察したファイター達は――
デデデ「トゥーンリンク、ピット、アイスクライマー、むらびと、クッパJr、ピチュー、一緒にワシについてくるゾイ! 寝る前の適度な運動で枕投げ大会をするゾイ!!」
吉備津彦「サンドリヨン殿とミクサ殿も行ってくればいい」
ザンギエフ「ミカ、お前もリュウを親しんでいるさくらと言う少女と一緒に参加してくるといいぞ」
当麻「インデックスお前も行ってこいよ」
純粋組「? はぁーい!!」
純粋組は頭に疑問符を浮かべるもすぐに返事をしてデデデの後について行った。念の為に数人程純粋組の後ろについて行った事を確認してファイター達は避難成功に安心して一息吐いた。
ルフレ「ふぅ……これでよし。急いで迎撃準備にかかれ!」
トクマ「つか、こんな時にマリオさん達はどこに行ったんだよ!」
ロゼッタ「すいません。寝る前にチコに読んであげる絵本を取りにき――」
裸族「「「裸セ裸セ裸セ裸セ裸ッセェェェェ裸ァァァァァァ!!」」」
当麻「来やがったぁぁぁ!!」
ロゼッタ「」
ルキナ「」
シレネッタ「」
トクマ「そしてロゼッタとルキナ、シレネッタが気絶したぁ!!」
チコ「ママ――!!」
ルフレ「ルキナ――!!」
裸族に対する紙耐久の三人は気絶し、裸族はそのまま部屋に入ってきた。
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