二次創作小説(新・総合)
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- すばらしきスマブラの日常(笑)
- 日時: 2021/09/23 01:25
- 名前: トクマ (ID: UgVNLVY0)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=64
開設日:2016/03/26 11:09
画面の前のみなさま初めましておはこんばんちは。トクマと言います。
このスレでは、トクマの分身とも言えるオリキャラを中心にクロスオーバーで扱うあらゆるキャラ達との日常でもあり非日常の文を思い付くまま気の向くままに書いていきます。小説カキコ初心者ゆえに未熟で満足出来ない所もあるかと思いますが何卒よろしくお願い致します。
〈注意事項〉
・トクマには文才がないので所々文章がおかしかったり訳がわからなかったりするかもしれません。予めご了承ください。
・完全な俺得オリジナル設定が盛り沢山です。キャラ設定や世界観設定は随時アップしていきます。
・キャラ崩壊やメタネタ、パロディやクロスオーバーなどが普通に出てきます。その為『このキャラダレだ?』や『こんなキャラじゃないのに!』と思われます。
・時折カプ要素出てきます。基本的にNLが多いですが、時としてBLネタが出てくるかもしれません。
・キャラは初代から最新作までほぼ全てのキャラがいる前提で話を進めています。また、キャラによっては出番が多かったり少なかったりします。ご容赦下さい。
・小説の感想やコラボ、キャラの貸し出し申請やキャラや世界観の質問はいつでも大歓迎でございますが、誹謗中傷や他の閲覧者の迷惑になるような書き込みはやめてください。
※目次や注意事項やキャラ設定は随時更新及び修正していきます。
【もくじ】
【世界観等々の設定資料】 >>1
『〜スマブラ長編〜』
【これが日常ですけどなにか?】
本編 >>2-3 >>4-5 >>6-7 >>8-12
オマケ >>13
【リアル動物ごっこ(笑)】
本編 >>14-15 >>16-17 >>18-20
オマケ >>21-22
【マスターハンドのワクワク☆発明品】
本編 >>137-139 >>145-148 >>156-158
オマケ >>140 >>159
【混沌の宴! その名はオトーリ!!】
本編 >>167-169 >>177-179 >>189-192
オマケ >>170
【ワタボーハザード】
本編 >>300-302 >>310-313 >>325-327
【真っ赤なXマス】
本編 >>349-351 >>354-357 >>365-368
【未知なるニューステージ!】
本編 >>374-377 >>385-389 >>401-403
オマケ~変隊とは?~ >>390
【踊る愛ZO捜査戦線】
本編 >>433-436
『〜スマブラ大長編〜』
【覚醒・ドルピック島編】
予告編 >>23
準備 >>29-30
一日目 >>39-41 >>47-50
二日目 >>56-58 >>65-68
三日目(前編) >>75-77 >>83-85
三日目(後編) >>94-99 >>106-109
オマケ >>86
あとがき >>110
【激闘!アナザーキャスト編】
序章 >>193
黒いシンデレラと金色猿と闇乳首 >>196-198
別の自分とゆるキャラと衝撃発言 >>206-208
ラーメンと恋罵女と思い出 >>215-217
アラジンとガチ泣きと弱音 >>222-224
逃走と闘争と回想 >>231-233
復帰と侍と母の言葉 >>238-240
死闘と切り札と悪童と姫騎士 >>254-257
変隊創設者と心と拳 >>280-282
私と俺とシンデレラ >>288-290
オマケ >>225
あとがき >>291
エピローグ・A >>297
『〜スマブラ短編〜』
作者とスマブラメンバーで銀魂パロ >>24
2017年バレンタイン短編小説集 >>123-124
スマテスト >>249
スイカは割るより切る方が美味い >>260-262
世にも奇妙な怪談☆話 >>265-268
トクマ版改変コピペネタ集 >>272
2017年のハロウィン事情 >>334-335
グダグダな日常小話 >>339-340
ファイター達のスマブラ納涼祭 >>409-414 >>421-425
【スマブラの日常(笑)〜エピソード0〜】
彼らとのファーストコンタクト >>117-118
彼らとの親交会(という飲み会) >>130-131
彼らとの共通点 >>243-244
彼らとの分岐点 >>320-322
【スマブラ座談会~ラジオコーナー~】
第一回目 >>440-443
《タグ》
スマブラ とある魔術の禁書目録 ストリートファイター ワンダーランドウォーズ クロスオーバー NL キャラ崩壊 裸族 変隊創立本部 変隊
- Re: すばらしきスマブラの日常(笑) ( No.186 )
- 日時: 2017/06/17 00:58
- 名前: のりは (ID: GXT1iSs/)
こちらでは初めまして、のりはです。
えー…
カオスですね。
マリオ「一言で終わらせようとするんじゃない」
だってしょうがないじゃーん!?
ヨッシー「真面目にやれ」
はい、すみません。
アルコール度数96ってそれ飲めるんですかね…?(アルコール5%の500ml缶チューハイ一本で酔っぱらうクソザコ並感)
マリオ「ちなみにスピリタスって本来は果実酒作ったり医療に使うのが普通らしいぞ」
アカン(あかん)
ドンキー「ルイージもドッキリとはいえ消毒用アルコール飲もうとすんなよ!?」
キレるツボもおかしいし…www
婚活おばさんは合コン行って、どうぞ
そして黒歴史晒し…誰にでもそういう時期はありますよ、うん
ヨッシー「ドンマイですよレイトリベンジさん」
ドンキー「おいやめろ」
なんか次回はもっとすごいことになってそうですねwww
それではこの辺で失礼します。
- Re: すばらしきスマブラの日常(笑) ( No.187 )
- 日時: 2017/06/17 23:22
- 名前: トクマ (ID: hAr.TppX)
コメント返ししてもいい? 答えは聞かないけど!!
ルフレ「何故、質問した」
>ブックマーカーさん
スペリタスです。そんなウルトラマンの必殺技に出てきそうな名前じゃありません。
>ゆめひめさん
感想ありがとうございます。改めてまとめてくれた感想を見るとカオスですねwww
トクマ「カオスだろ……だが、これでもまだレベル90以下なんだぜ」
ルフレ「次回が恐ろしい……」
次回はゆめひめさんの思ってる不安が現実になります。
トクマ&ルフレ「おいコラ」
>YUMAさん
お久しぶりでございますYUMAさん。
お酒には個人の好き嫌いがありますからね……かくいう私もお酒はあまりアルコールが強くないヤツを好みます。
マリオ「なら、なんで強くなったんだ?」
……そりゃ、アンタ達みたいな人外魔境に放り込まれたらイヤでも変化するだろ……
エグゼイドも楽しみですね。社長のコンティニューは笑いましたwwwあれは卑怯だwww映画でもあの土管が出てくると思うとさらに笑ってしまいますwww
>晴哉さん
帰ってきたよぉぉぉぉぉぉ晴哉さぁぁぁぁぁぁぁん!!
リンク「ノラなくていい!!」
まぁ、感想の方へ……やはりルイージのアルコール消毒液は退かれましたか……冗談でもヤバイのでよい子も悪い子もやっちゃ駄目だよ。晴哉さんも黒歴史を……お互い大変ですね……
妖夢と影無の安否は今のところ大丈夫ですね。幽々子さま? あの人は余裕で平気です。次回も楽し――ちょwww戸愚呂弟はアカンよwww笑ってもうたwww
>八雲(元BFD)さん
は、初めまして八雲さん!
八雲さんの『笑ってはいけない警察隊24時』は見ましたが笑いましたねwwwとどめ刺しに行った所が特に笑いましたよ。
へぇ、グリムノーツというゲームがあるんで――そちらの赤ずきんが壊れたぁ!? あ、でも仕方ないですよね……あんなのがいたら世紀末になりそうですし……
スカーレット「でも、お婆様は優しいから怖がらなくていいのよ?」
トクマ「お前はそうでも、こっちは昔にひどい目にあったんだがな」
おぉ、銀魂パロですか……後で見させて頂きます!
>抜間さん
お久しぶりです抜間すぅわぁぁぁん!!
全員「うるさっ!!」
久しぶりにこちらの感想をカキに来ていただけるとは……こちらは何時でも待っていますよ!!
こちらの飲み会はカオス直行便ですからねぇ……こんな何回も続いてるみたいで彼らはハジケる為に飲んでるみたいですよwww流石にルイージの消毒液はアカンけどwww
欲望に忠実なのは私のスレならではの名物にするつもりです!
全員「絶対にやめろ!!」
次回はカオスレベルが上がってさらに酷くなります……お楽しみに!!
トクマ&ルフレ「……不安しかねぇよ」
>のりはさん
こちらでは初めましてのりはさん!
感想は短くても大丈夫ですよー(笑)
やめてヨッシー! トクマのライフはもうマイナスよ(笑)!!
次回はさらにカオスになりますのでご注意おー(笑)
たくさんの感想ありがとうございましたぁぁぁ!!
深雪乃「ねぇ、あたし不名誉ネームが定着してるんだけど、どう思うよレイトリベンジ?」
トクマ「諸行無常だ婚活おばさん」
深雪乃&トクマ「……」(さめざめと泣く)
ルフル「……泣くぐらいなら言わなきゃいいのに……」
ただいま制作中!
- Re: すばらしきスマブラの日常(笑) ( No.188 )
- 日時: 2017/06/18 00:27
- 名前: ブックマーカー (ID: ovjUY/sA)
- 参照: http://nazr.in/ZFs
>>187
ストロー「・・・すまん、お酒の名前を間違えてしまったようだ。」
- 混沌の宴! その名はオトーリ!! ( No.189 )
- 日時: 2017/06/18 22:21
- 名前: トクマ (ID: hAr.TppX)
みなのもの、ま た せ た な!!
今回で飲み会もといオトーリは終わりですが、カオスレベル98でお送りいたしまぁぁぁスゥ!!
とある部屋の前でトクマ、ルフレ、キリト、中原、レオナルド、ロランの六人が待機していた。
トクマ「……トイレに行ってる当麻を除けば全員いるな」
レオナルド「では、おさらいします。僕の能力と酒に対して強い耐性を持ったエゴさんの情報によると酔った人達は現場から三部屋が蒸気で隔離されてるそうです」
キリト「入る前にマスターハンドに貰った酔い止めを飲んでくれ」
赤いカプセル状の薬を周りに見えるようにキリトは見せる。その薬を見て反応した全員を飲み終わったと肯定する。
トクマ「……準備はいいな? 全員気を引き締めてくれ」
トクマの言葉に全員が魔境に足を踏み出すような覚悟を決めた。
ルフレ「……行くぞ……」
ルフレの言葉とともに扉が開く、最前列で扉を開いたルフレの視界に真っ先に入った光景は――
ルフル「観客のみっなさ〜ん! ルッフルフでぇ〜すか〜? 私はぁ〜今日もルッフルフだ〜ぞ!! キャピ♪」
黙ってそっと閉めた。
ルフレ「……」
中原「どうした?」
ルフレ「……凄い違和感が……」
あまりの光景に目頭を抑えるルフレ。
まぁ、扉を開けたら実の妹が無表情でアイドル口調になってたら、そんな反応をするわな。
トクマ「何をわけのわからん事を」
ルフレの言葉に首をかしげたトクマが扉を開ける。さっきとは違ってルフルではなく美琴がいた。
美琴「ピッピカチュー、ピッピカチュー、ピッピカピカピカピッピカチュー! チャー!!」
ただし、カオスに汚染されていた。
ピカチュウの耳カチューシャを着けた美琴がハジケていた事にトクマは静かに扉を閉め、目頭を抑えた。
トクマ「筆舌に尽くしがたい」
ルフレ「だよな……」
トクマの心から絞り出した言葉に同意するルフレ。予想より酷い光景に戸惑うメンバー達。どうやって乗り越えるか考え始める。
中原「……少しだけ事態を軽く見てたが、予想より重いな……」
ロラン「……どうします?」
ルフレ「これ以上踏み込むのは危険だ。他の所に行くぞ」
ルフレの言葉に全員が頷き、全員が次の部屋に行こうとした瞬間――
当麻「お前らどうしたんだよ? 早く助けに行くぞ」
当麻がトイレから帰ってきた。事情を知らない当麻は周りの制止を振り切り、扉を開けた。
ルフレ「<●><●>」
美琴「<●><●>」
当麻「ッ!?」
扉を開けた瞬間にドアップでルフルと美琴がこちらを見ていた。あまりの事に硬直した当麻をルフルと美琴が捕まえて部屋に引きずり込もうとする。
ルフル「何見てるんですかぁ〜?」
美琴「こっちに来なさいよぉ〜」
当麻「ちょ、やば、誰か助け――」
目が据わった二人に恐怖を抱いた当麻がメンバーに助けを求めようと振り替えったら、全員がダッシュで当麻から離れていた。
当麻「おいコラァ!! 上条さんを見捨てるな!!」
ルフレ「見捨てていない。お前なら大丈夫と判断してサクリファイスしたんだ!!」
当麻「サクリファイスを選ぶ時点で見捨ててるよな!!」
トクマ「当麻、お前の勇姿は今晩だけ忘れない! 成仏してくれ!!」
当麻「少しはオブラートに隠せ!!」
包み隠さない二人の本音にツッコミをいれる当麻だが、抵抗むなしく部屋へと引きずり込まれた。
当麻「アァアァぁァァァァッ!?」
当麻の断末魔を最後に扉がバタン、と重い音を鳴らして閉じた。
その光景にメンバーの数人が冷や汗を流す。
トクマ「……惜しいヤツが犠牲になったが、後退の道はもうない」
ルフレ「その分まで俺達が戦おう」
トクマとルフレの言葉に全員が重い足取りで次の部屋の扉に向かった。
トクマ「次は誰だ……鬼が出るか蛇が出るか……」
扉の取っ手を握りしめたトクマが勢いよく開けた。そこには――
深雪乃「大地に咲く……一輪の花! キュアブロッサム!」
トクマ「まさかの声優ネタ!?」
――そこには、両手で逆ハート型を作ってから開花のジェスチャーをしてポーズを決めた深雪乃がいた。
ここで解説だが、深雪乃を担当する声優さんはあの水樹奈々さんである。ちなみに作者は雪女つながりで堀江由衣さんが声優に来るかと思っていた。
深雪乃「知ってしまいましたね……」
キリト「しまった、バレた!」
深雪乃「私……堪忍袋の緒が切れました!!」
トクマ「やかましい! テメェはプリキュアをやめて青空レストランのナレーションでもやってろ!!」
ルフレ「お前も落ち着け! 声優ネタになってるぞ!」
ロラン「段々、メタになってきたな」
自重を知らない深雪乃の声優ネタに少しだけキレ気味に対応するトクマ。収集がつかなくなりそうになった時にルフレの後ろから何かが突進してきた。
ルキナ「るふれしゃ〜ん」
ルフレ「ごばぁっ!?」
ルキナだ。後ろからルキナがルフレの脇腹目掛けて突進してきた。無防備で突撃をくらって小さくないダメージを受けたルフレだが、何とか倒れないように耐える。
ルフレ「る、ルキナ? 酔ってるのか?」
ルキナ「よっちぇにゃいです」
ルフレ「酔ってるヤツの常套句だよな?」
ルフレがそう言うとルキナが機嫌が悪くなったのか、ふくれっ面になってルフレの服の裾を掴む。
ルキナ「るふれしゃんはいけずでしゅね! いつもわたしをおいちぇ、じぶんだけききぇんにとびこんで……ほんとにいけずです」
ルフレ「……ルキナ……お前の言いたい事はよくわかった……だからオレの服に手をかけて脱がそうとするな」
訂正。服の裾を掴んだのではなく、脱がしにかかっていた。普段とは考えられない大胆なルキナを見たトクマとキリトは酒の力を恐ろしく思えた。
ルキナ「いやじぇしゅ! とれきょさんにおしえてもらった『るふれふぉうでぃえっくしゅちゃいけん』をたいけんしないとゆるしみゃせん!」
ルフレ「なにそのパワーワード!? あいつのせいかよ!!」
ルフレ4DX……内容が激しく気になるようなパワーワードだが、トレ子を憎く思いながらルキナの腕力に抗う。しかし、地力の差で徐々に負け始める。
トクマ「……キリト、全員を連れて撤退してくれ」
その様子を見てたトクマはキリトに部屋から撤退の指示を出すようにお願いし、その命令に全員を連れて部屋から撤退したキリトを確認したトクマはルフレに背を向けて部屋から出ようとする。
ルフレ「トクマ……後は頼んだ」
トクマ「……わかった……彼女を精一杯甘えさせろよ」
ルフレ「彼女言うな!! しまっ――」
部屋から去るトクマにルフレは後を託し、トクマはルフレに一言だけ言って部屋から出て扉を閉める。その際に部屋から聞こえる声をBGMに黙祷する。
『るふれしゃ〜〜〜ん!!』
『上着の裾から入ってくるな! オレの声を聞け!』
『いやでしゅ! ぜったいにはなしましぇん!』
『くっつくな! 抱き締めるな! 臭いを嗅いで腹部に直接頬擦りするなぁァァァァァァァ!!』
『一番、深雪乃! 歌を歌います! 聞いてください……禁断のレジスタンス』
相棒とも言える仲間の別れに心の中で敬礼し、扉が完全に閉じた。
上条当麻? 彼は自業自得です。
トクマ「……次に行こう」
扉が閉められても聞こえる深雪乃の中の人が歌う『禁断のレジスタンス』を聞きながらトクマ達は次の部屋へと向かった。
まだ続くかなコメントはまだだよ!
- 混沌の宴! その名はオトーリ!! ( No.190 )
- 日時: 2017/06/18 22:30
- 名前: トクマ (ID: hAr.TppX)
※糖分が溢れています。甘いのでご注意をば。それと後半は少しだけシリアスです。
マリオ「この世で一番いい女はピーチ姫なんだよ! 茶目っ気ある愛嬌! 天真爛漫な性格! その中に隠れる母性! 言っててやっぱり一番だろ!!」
リンク「ふざけるなよマリオ。誰が何て言おうとゼルダが一番だろ。厳しさと優しさを兼ね備えたバファリンのような女性だ! 普段は天然Sだけど度が過ぎたらしおらしくなって甘えてくるんだぞ! これ以上の女性がいるか? いやいない!! 断言するッ!! いない!!」
影無「妖夢は僕を鍛えようとしてくれて、さらに幽々子様の料理で毎回大変なのに僕好みの味の料理を作ってくれる……僕にはもったいないぐらいの女性だよ!」
妖夢「影無も私と一緒に幽々子様の料理を作ってくれるから負担を軽くしてくれるうえに私の為に強くなろうとしてくれるから、とても嬉しいんですよ!!」
トクマ「初っぱなから甘いわ!!」
開幕から嫁及び婿自慢してすみませんでした。マリオとリンクはいつも通りだが、影無と妖夢は酔っ払っているのか赤面しながらお互いを自慢している。
マリオ「まぁまぁ、せっかく来たから受けとれよ」
リンク「スマブラ特製のウーロン茶だ」
トクマ「ポケットにねじ込んでいれるな! それとあなた方が言うウーロン茶はお酒で作った可燃性だろう!!」
スマブラ特製のウーロン茶が入ってある魔法瓶をポケットに無理矢理ねじ込むマリオとリンクに怒りながらもトクマは周囲を見渡した。
幽々子「おかわりー!」
カービィ「おかーわりー!」
ドレディア「ディーアー!」
大和守「あ"!? もうなくなったのか!!」
椛根「結構多めに作ったのに!?」
妖夢「あっ、幽々子様の食欲には気を付けて下さい。酷い時は簡単に肴が無くなりますよ?」
椛根「手が足りない……あ、レオナルドさん手伝って下さい!」
レオナルド「え、あ、はい!」
肴を作っているのにも関わらず、晴哉さんの幽々子、カービィ、ドレディアの出した瞬間に食べ終わるスピードが速くて手が回らず、近くにいたレオナルドにヘルプを求めた。
トクマ「つか、スルーしてたけど、その姿勢で二人は付き合ってないのか?」
影無「えっ、この姿勢? 何処か可笑しいかな、妖夢?」(後ろから妖夢を包むかの様に座ってる)
妖夢「えっ? 影無はいつもこの姿勢よね?」(影無に抱きかかえられてる)
……えーと……影無と妖夢の状態をわかりやすく一言で言うと『あすなろ抱き』です。
あすなろ抱き――元は漫画『あすなろ白書』にて生まれた言葉で、正確な言葉としては後ろ抱き。
1993年にフジテレビでこの漫画がドラマ化された際、キムタク……木村拓哉が後ろから抱きしめるシーンが女性を中心に話題となって『あすなろ抱き』と呼ばれるようになったのが始まりです。
ちなみに、女子がされたら恥ずかしいけど一度やられてみたい抱きしめかたNo.1らしい。
トクマ「いや……なんでもない……」
シュルク「トクマくん!」
二人の雰囲気にトクマは頭を抑える。精神的に疲れてため息を吐いているとシュルクがトクマを呼んだ。切羽詰まった声だったので急いで振り向く。
シネレッタ「シュルク〜」
シュルク「し、シネレッタさん離れて! そ、その、当たって……」
シネレッタ「あててんのよ〜さっきまで話聞いてくれたじゃない〜シュルクのこともききたいのよ〜」
シュルク「後で聞いてあげるから、少しだけ離れて、ね」
シネレッタ「……あと五分だけ」
リア充がいた。
酔っ払った人魚姫――シネレッタがシュルクに絡んでいた。端から見たら彼女に甘えられる彼氏という絵ができていた。
シュルク「ふぅ……やっと離してくれた……」
トクマ「シュルク……」
(延長で十分だったが)やっと離れてくれたシネレッタに安堵の息を吐くシュルクの両肩をトクマが強く掴んだ。
トクマ「宝くじで一億当たる幸せを100として……さっきの幸せ指数いくつぐらい? その指数かける3秒の間接技で許してやろう」
シュルク「なんで!?」
無表情で目が据わったトクマがシュルクにある意味理不尽な質問をした。だが、よく考えて欲しい。彼がここに来るまでに精神的な疲労が高く、マシだと思ってたシュルクが酔っ払った人魚の歌姫とイチャイチャしてたシーンを見れば、『自分だけなんで苦労してるんだろう』という一種の感情が込み上げます。
トクマ「うるせえ、許す選択があるだけマシと思え」
シュルク「えっ……いやぁ〜……」
目の据わったトクマの言葉が本気だと感じたシュルクは悩み、下手に誤魔化せば酷い目にあうと理解して本音で言う事を選んだ。
シュルク「……ひ……100で――」
トクマ「よく言ったクソがぁああああああッ!!」
シュルク「いだあ"あ"あ"あ"あ"」
全部言う前にトクマは素早くシュルクにまんじ固めを繰り出した。そして五分ぴったりに解き、倒れたシュルクを放置する。
トクマ「その勇気に免じて殺すのだけは勘弁してやる!!」
シネレッタ「シュルクぅーだいじょーぶー?」
トクマ「間接の節々が痛いらしい、手厚く、手厚くシュルクを看病しといてくれ」
シネレッタ「わかったー!」
……はぁ……羨ましいねぇ……
ロビン「あまりため息を吐かれては、幸せが逃げますよ」
酔っ払ったシネレッタに介抱されるシュルクを見て満更じゃない様子でため息を吐くと後ろから注意される。振り向くとグラスに注がれたオトーリのお酒を飲むロビンがいた。
トクマ「お前は無事だったんだな、ロビン」
ロビン「えぇ、昔からお酒は強い方なので……少しだけ愚痴に付き合って頂けますか?」
トクマ「……愚痴?」
愚痴の付き合いに誘われ、周りを見る。他のメンバーは比較的軽い場所で肴を作る手伝いや無事だったエゴから情報を貰っている。休憩としては充分とトクマは判断した。
トクマ「まぁ、大丈夫だ」
ロビン「感謝します」
ロビンの隣に座ってオトーリのお酒を少しだけ注いでもらう。少量なら酔わない自分に呆れながらもロビンの話に耳を傾けた。
ロビン「……近々、ガラスの姫君が私の気持ちについて謝罪すると思います」
トクマ「待て待て待て待て待て。結論が早すぎないか?」
いきなりの失恋確定宣言に度肝を抜かれたトクマは待ったをかけた。言ってはなんだがロビンは見た目はおろか心もイケメン……はっきり言ってトクマよりもモテると断言できる……その彼が失恋すると言ったから驚きである。
ロビン「いえ、間違いなく謝罪します」
トクマ「……根拠はあるのかよロビンフッド」
トクマの言葉に目を点にするもすぐに微笑むロビン。
ロビン「……驚きました。その名前に気付くとは……」
トクマ「名前がロビンで姓がシャーウッド、森で目立たない服装に弓矢、後はサンドリヨン達と同じ世界から来たってことは物語の人物、そこから考えて『シャーウッドの森』のロビンフッドが近いと思ったからだ……」
ロビン「なるほど……マリオさんから聞いた通りの発想力ですね……」
トクマ「褒めなくていいよ。結局は相手の方が一枚も二枚も上手で失敗が多いんだ」
トクマの考察から導き出した答えを素直に賞賛するロビン。否定するトクマだが、ロビンはそうは思えなかった。見た目がわからない人物がいるのにも関わらず、その答えに辿り着くにはよく考えないといけない。何十、何百回の思考で考え抜いたからこそ辿り着けた答えなのだ。
ロビン「話の続きですが、根拠はオトーリの際に見た映像です」
トクマ「……あの黒歴史がか?」
ロビンの言葉にトクマは表情を嫌そうに歪め、その様子にロビンは苦笑する。
ロビン「貴方はイヤそうな顔をしますがガラスの姫君にとっては救ってくれた人の勇姿が映った記憶です……映像を見てた時の表情は喜色に満ちた表情でしたよ?」
トクマ「……そうかい……」
ロビンの説明に興味がない反応を返すトクマ……しかし、ロビンは彼の目に安堵と否定という相反する感情があることに気付いた。
ロビン「何故、人の好意を避けているのですか?」
その言葉に、トクマは先程より鋭く鋭利な刃をイメージした雰囲気をまとい始める。
ロビン「……何か理由が? 」
トクマ「……ハッ……あんまり踏み込むと許さないが……忠告がわりとして受けとれ……オレは『人』を好きになる事ができても、『異性』を好きになる事はないと思う」
新参とはいえ仲間に敵意を露にしてロビンを睨むトクマ、向けられる敵意に退かずトクマを見つめるロビン。しばらく沈黙が続き、トクマが口を開いた。
トクマ「今はこれしか言えないな」
ロビン「……それ以上踏み込めば?」
トクマ「オレに対しての『敵』だ」
ロビン「……なるほど……」
トクマの答えに納得した表情を見せるロビン。その様子を見てトクマは敵意を納める。ゆっくりと深呼吸をしてるとロビンに酒の入った瓶を渡された。
トクマ「……これは?」
ロビン「……私の故郷である森で作られたはちみつ酒です……それと余計なお世話だと思われますが……貴方の人生に幸がありますように……」
ロビンの言葉に恥ずかしそうに頭をかくトクマ。
中原「トクマ、出るぞ」
トクマ「わかった。はちみつ酒ありがとな」
後ろから中原に呼ばれ、トクマははちみつ酒をくれたことに感謝して最後の部屋へと向かっていった。
ロビン「……彼は予想より重いモノを背負ってるのですね……マリオさん」
マリオ「まぁな」
ロビンの言葉をいつの間にかロビンの後ろにいたマリオが答えた。
ロビン「……彼の道に終わりは来るのでしょうか……」
マリオ「……少なくとも来ないだろうな……あいつがその道を選んだ時から内側に燃え続けている……それを消せば死と同義だ……俺達が出来る事は踏み外さないように見守る事だ」
見えてしまったロビンにアドバイスするマリオ。その様子にマリオもどこか思い当たる人物がいることをロビンは察した。
ロビン「……どうやら、私は知らない内に自惚れていたようですね」
マリオ「気にするな。生きてりゃ一度や二度あることだ! 俺も一度だけ恋人と別れたからな」
ロビン「ッ!? 本当ですか!!」
マリオ「おう! まぁ、のんびりと話そうか……夜はまだ長いんだ」
その夜、マリオとロビンは色々な事を話した。そして一週間後、サンドリヨンからの願いで友達から始める事になったそうだ。
まだ続くよ! コメントはまだ。
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