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ポケモンストーリー ハートゴールド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 215ページ)
関連タグ: ポケモン 冒険 友情 第7世代要素有り 
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第24話「ふゆのヤナギの真骨頂、チョウジジム!」パート4


ヒビキ現在の手持ち
オーダイル、オオタチ、アローラゴローニャ(ひんし)、ゴローニャ(ひんし)、ルージュラ(戦闘中)、ウソッキー(戦闘中)


「ジュラーーーーっ!」
 イノムーの牙を掴んで抑えこむとルージュラはずつきを二、三発繰り返し、アッパーを振るって吹っ飛ばすと胸を叩いて強さをアピールした。
「ウソッキーーーーっ?!」
 ウソッキーを見ると巨大な狐火がウソッキーを飲み込もうとしていた。ルージュラが走り出すと狐火が口かられいとうビームを飛ばして来た。
「ジュラ!」
 ルージュラは腕でこれを払うと強烈なビンタを振るって狐火を吹っ飛ばした。狐火は体を大きくさせると口から冷気を吐いて咆哮を上げた。アローラキュウコンも並んでウソッキーとルージュラを睨んで来る。
「おっしゃあ、俄然やる気になって来るぜ、こう言う展開!行くぜ!」
 ヒビキが指示を出すと、ウソッキーとルージュラはアローラキュウコン達に向かって行った。ウソッキーはアローラキュウコン、ルージュラは狐火に向かって行った。
「キュウコン、尻尾を振れ!」
 ヤナギの指示でアローラキュウコンは尻尾に冷気を込めるとそれを振るってウソッキーを連続攻撃して吹っ飛ばした。ウソッキーは飛び掛かって馬乗りになるが冷気を流し込まれて落ちてしまった。アローラキュウコンは狐火を飛ばしてウソッキーを追撃する。
「ウソッキー、ストーンエッジだ!」
 ヒビキの指示でウソッキーは手に付いている緑の球体を鋭くさせて地面に突き刺すと隆起させてストーンエッジで攻撃に出た。
「ようしいけえ!」
「させぬ!」
 アローラキュウコンは冷気の雲を作ってこれに乗り上空に飛ぶとれいとうビームを放ってウソッキーを攻撃した。続けてふぶきを飛ばして来るとウソッキーはロックブラストを下に向けて放ち、その反動でジャンプするとうちおとすをしてアローラキュウコンを地面に叩き落とした。
「ジュラ!」
 ルージュラはパンチを振るって狐火を後退させるとサイコキネシスを振るってダメージを与える。狐火が冷気を飛ばして来るとひかりのかべを張り、それを砕いて突風を飛ばして狐火を吹き飛ばした。墜落した所で蹴り上げて地面に引き摺らせる。
「イ、ノム・・・」
 そこへダウンしていたイノムーが起き上がった。走り出すとルージュラの背後から襲いかかって来る。
「危ない!」
「!」
 ヒビキは状況を理解すると戦っている狐火を見て指示を出した。
「ルージュラ、投げろ!」
「ジュラルーーーっ!!!」
 ルージュラは狐火を掴むとこれを投げてイノムーにぶつけた。ぶつかった衝撃で狐火は消滅しイノムーがこなゆきにまみれた。
「ジュラーーーーっ!!!」
 そこへルージュラがドロップキックを見まい大ダメージを与えてイノムーを倒したのだった。
「あのルージュラ、強すぎる・・・!」
 見た目とは違う強さにツクシとアカネは息を呑んでいた。残るはアローラキュウコン一体のみ、だがアローラキュウコンは不敵な笑みを浮かべてルージュラとウソッキーを見ていた・・・。

続く・・・。

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