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*201*
第35話「VS、四天王イツキ!」パート3
「クワーっ!」
五体のネイティオが翼を広げてシャドーボールを飛ばして来た。オーダイルはこうそくいどうをしてこれをかわした。
「くそう、どうすりゃあいいんだ!」
「ヒビキくん、とくこうがダメなら物理でいけばいいんだ!」
「物理?なるほど、直接攻撃って奴か!」
「ふ、だがこの中のどれが本物なのか見分けられるかな?」
「それだったらオーダイル、こころのめだ!」
オーダイルは精神を統一したネイティオを見定めた。そして中心にいる一体が本体だと見抜いてかみくだくで攻撃した。
「クワ!」
ダメージを受けると分身が消滅した。
「何?!」
「ようし、かいりきだ!」
かいりきを使ってネイティオを投げ飛ばすとジャンプしてこおりのキバで攻撃してネイティオを倒したのだった。
「やったぜ!」
「僕のアドバイス通りだね!」
「さすがだね、けど、次も同じ様に倒せるかな?」
二番手としてナッシーを繰り出して来た。
「ようし、なら俺はこいつで!」
オーダイルを戻してコンパンを出した。
「ナッシー、たまなげだ!」
イツキの指示でナッシーがたまなげで弾を飛ばして来たがコンパンに当てておらず辺り一面に飛ばしていた。
「何だ?」
「一体何のつもりで・・・?」
ヒビキ達が首をかしげていると、イツキが指を鳴らした。ナッシーがねんりきをすると弾がその姿を変えた。
「タマタマ!」
「タマタマ!」
無数の弾がタマタマに姿を変えて群がって来た、タマタマ達のたいあたりをコンパンが避けていくとナッシーが動き出した。跳躍してコンパンの目の前に来るとふみつけに出た。
「避けろ!」
すんでの所で避けたコンパンだが、タマタマ達がねんりきをして振り回したり投げ飛ばしたりして来た。吹っ飛ばされた所へタマタマ達がどく、まひ、ねむりのこなを飛ばして来た。コンパンは頭を掻きむしって、掃除機を取り出した、掃除機を背負うと電源を稼働させて粉を吸い込んでいった。
「ナッシーっ!!!」
ナッシーがねんりきを出すとタマタマ達が集合して巨大な弾のタマタマに姿を変えた。突進して来る巨大な弾、コンパンは掃除機を使ってタマタマを捕まえた。
「ナッシー?」
何をする気だといぶかしがるナッシーにコンパンは掃除機の吸引口で掴んだタマタマを飛ばしてナッシーに当てた。弾が当たったナッシーは転げ落ちて弾は元の小さな弾に戻った。
「コンパン!」
下敷きを取り出すと頭を磨いて自分の頭に火を付けた。走り出すと、燃え盛る頭を振り回してナッシーを攻撃した。そしてずつきを振るってナッシーに火を付けて丸焦げにして倒したのだった。
「ほう、中々やるね。じゃあこれならどうかな!」
ナッシーを戻すと次にヤドランを繰り出して来た。
「俺はこいつで行くぜ!」
ヒビキはコンパンを戻してルージュラを繰り出した。
「ヤドラン!」
イツキが指を鳴らすとヤドランの尻尾に噛み付いていたシェルダーが分離して宙に浮いた。
「シェルダーがヤドランから放れた?」
シェルダーが分離した事にツクシが驚いていた。
「さて、お楽しみはこれからさ」
続く・・・。