コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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I wish your happiness 最初で最後の恋
日時: 2013/10/16 07:55
名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: OP8rm8tJ)

 こんにちはっ☆修羅です^^*



 この物語は、ずっと入院がちで外の景色を病室からでしか見たことが無い少女の切ないラブストーリーです☆
 余命約1年。少女の運命は————!?


 切ない系がちょっと無理な方は、Uターンで…。
 全然好きだよと言う方は、このまま、お読みいただけると、光栄です^^*


 注意:【第12話】1・2だけ、人物目線で進行しています。
 お知らせ:7月18日『参照500突破』!トーク解禁!
      8月24日『参照1000突破』!トーク解禁!
      10月16日『参照1500突破』!トーク解禁…しないかも?



 新News!@ネタバレ注意!——————————————

   ついに花蓮が太陽の高校へと足を踏み入れる!?
   その先に待っているものとは…。
   花蓮の体は病院に帰るまで持つのか?
   色々なことが待ち受けていそうな予感!
———————————————————————————— 

 

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Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.70 )
日時: 2013/07/07 12:55
名前: 梅桜 ◆iul4MpGWcA (ID: IsQerC0t)

りー、久しぶり。私の事、覚えてる......よね?
最近相談室に来てくれないから私から来ちゃった。忙しいだろうけど、来てね。
ゴメンね、急かすような形になっちゃってm(_ _)m

じゃ、顔出すだけでも良いから来てね。
では( ´ ▽ ` )ノ by梅桜でした☆

Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.71 )
日時: 2013/07/07 18:48
名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)


 海ちゃん

  ほんっとごめんね!
  相談室行ってなくて……。コメ返しといたよ^^*

Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.72 )
日時: 2013/07/08 15:45
名前: リーファ ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)




 「……ってーな」
 「……」



 太陽は顔をしかめると、右足をくっと花蓮の近くに。
 それを見た花蓮は、ふっと確信した。



 「太陽。……かばって、くれてるの?」
 「は……。べ、別にそーじゃねぇしっ」
 「……ハハッ」
 「ム。チビのくせに生意気言うな」




 太陽は顔を赤らめながら嫌味を言うが、花蓮は静かに笑っていた。

Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.73 )
日時: 2013/07/08 16:09
名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)



 【第12話】

 (花蓮side)



 「は……。べ、別にそーじゃねぇしっ」
 「……ハハッ」



 太陽ってば、すごく優しいんだなぁ。
 それに、照れ隠しなんだろうけど、分かりやすい。



 「花蓮、着いた」
 「え、あ、はいっ」



 私は、太陽にかばってもらいながら満員電車から降りた。
 駅のホームには人がたくさんいて、何が何だかわからない……。
 ひ、人いっぱい…。



 「ほら、手」
 「な、なんで?」
 「はぐれたら困るから」
 「……はい」



 太陽に言われると素直になる自分って……。
 まぁ、こんな所来たことないからホントにはぐれちゃいそうなんだけど……。



 「うっわぁ」
 「ほらほら、行くぞー」
 「おっきな建物いっぱいだよ!」
 「おう」



 駅のホームから出ると、大きな建物がいっぱい建っていた。
 でも、人がいっぱいいる……。
 私の瞳には、太陽以外、皆偽りの人物にしか見えない。

Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.74 )
日時: 2013/07/09 23:42
名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)




 こんなに人がいると、気分が悪くなりそう。
 全部、全部。消えちゃえばいいのに。



 「——んっ。花蓮っ」
 「はいぃ!」
 「大丈夫か?さっきから。ちょっと休む?」
 「平気だよ」



 太陽が顔を近づけるから思わず目線をそらせちゃった……。
 ど、どぞしよぉ。き、嫌われちゃった……かなぁ。

 ちらっと太陽を見ると、パッチリ瞳があってしまった。
 すると太陽、にこって笑った……。
 怒って、ない?



 「ンジャ花蓮。ここはいろっか」
 「洋服屋さん?」
 「そ」



 清楚な感じのお店に入ると、とても可愛い服がたくさんある。
 でも、男の人全然いないけど…。
 太陽大丈夫なのかな?



 「好きな服選んで来いよ」
 「え。でも」
 「花蓮の為に来たんだから。思う存分楽しまないと怒るぞ?」
 「……」



 太陽の優しさがすごく伝わってくる。
 私、外に出たことないから、ほとんどお母さんがかってくるんだよね。
 だから、服を自分で選ぶのって初めて……。

 太陽の笑顔を見てたらこっちが恥ずかしくなってきたから、無言で太陽の袖を引っ張った。
 一緒に、見ようよ————。選ぼ———。



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