コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- I wish your happiness 最初で最後の恋
- 日時: 2013/10/16 07:55
- 名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: OP8rm8tJ)
こんにちはっ☆修羅です^^*
この物語は、ずっと入院がちで外の景色を病室からでしか見たことが無い少女の切ないラブストーリーです☆
余命約1年。少女の運命は————!?
切ない系がちょっと無理な方は、Uターンで…。
全然好きだよと言う方は、このまま、お読みいただけると、光栄です^^*
注意:【第12話】1・2だけ、人物目線で進行しています。
お知らせ:7月18日『参照500突破』!トーク解禁!
8月24日『参照1000突破』!トーク解禁!
10月16日『参照1500突破』!トーク解禁…しないかも?
新News!@ネタバレ注意!——————————————
ついに花蓮が太陽の高校へと足を踏み入れる!?
その先に待っているものとは…。
花蓮の体は病院に帰るまで持つのか?
色々なことが待ち受けていそうな予感!
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- Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.175 )
- 日時: 2013/09/25 18:14
- 名前: かなめ (ID: Au2wVmYz)
久しぶりかな?コメするのは…。
皆可愛いねー。特に花蓮ちゃんの言葉は半端ない…使可愛すぎる(=^・^=)
私、意外と李月ちゃんが好きだったりするかもwww前も言ったっけ…。
5日間更新してないみたいだったけど、忙しいのかな?
いつでも更新待ってマース♪
- Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.176 )
- 日時: 2013/09/27 17:08
- 名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)
かなめ様
お久!ごめんね、全然更新できなくって…。
文化祭と体育祭で忙しくって…。
李月のキャラは深すぎて難しいwww勿論翼もねwww
この二人は顔とか描くのも難しすぎて…。
- Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.177 )
- 日時: 2013/09/29 22:11
- 名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)
No,173続き
『あのね、今日太陽がカップケーキを作って持って来てくれたの。塩分とか、私の食べられない物とか一切使わずにつくったんだって。
でもね、すごくおいしかったの。今まで食べた中で、一番好きっ』
『お嬢様、太陽様と一緒に過ごして、楽しいですか?』
『…うんっ。いつも楽しいよ。いろんなこと教えてくれるし、いろんな場所に連れて行ってくれる…。友達を超えた存在…かなぁなんて…』
雪斗は笑みを浮かべながら言った。
太陽はぎゅっと花蓮の手を握りしめながら、花蓮の孤独さを理解していた。
初めて会った時のおびえた表情。
表情一つ変えずにいた花蓮。笑顔を浮かべなかった頃の花蓮。
太陽の脳裏に今とは違う花蓮の姿が浮かんでいた。
「では、私はこれで失礼しますね。…今は花南お嬢様のお傍に居なければなりませんので」
「花蓮の、妹ですか…。あの…こんなことを言うのはダメなのかもしれませんけど、あの時みたいに素で話してくれても良いんですよ?」
「…では、あなたもそうされればいいのに」
「え、あ、まぁ…うん…」
しどろもどろになる太陽を見て、雪斗はクスリと笑った。
ふっと肩の力を抜いたかと思うと、友達といるようなしぐさや表情をした。
「…面白いな。花蓮の気持ちがよくわかるよ」
「!!」
「じゃあな。…太陽」
雪斗は太陽に敬語なしでそう言うと、病室を出て行った。
太陽は口をぽかんとあけて雪斗が出て行った病室の扉を見ていたのだった。
その時、ベットに横になった花蓮の指がピクリと動いたことは、太陽は知らなかった。
- Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.178 )
- 日時: 2013/10/04 22:15
- 名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)
- 参照: 更新再開!行事はすべて終わった!
【第24話】
「うーっす。太陽」
「はよ、翼」
「今日も相変わらずモテてますなぁ」
「別にモテてねーよ」
朝の教室。太陽は、自分の席に座りながら携帯の画面をじっと見ていた。
翼が現れると、ぱっと携帯をズボンのポケットにしまった。
翼がモテているといった通り、椅子に座って悲しそうな表情をする太陽の横顔をみた女子はきゃあきゃあと騒いでいた。
「あららー。モテてる自覚ない人はっけーん」
「朝倉君かっこいいもんね」
「こりゃあ、花蓮ちゃんが来たら不機嫌になるかもね」
「そうかもしれないね。仲良いもん」
そこに乱入してきた李月と凪沙。
翼はニコニコしながら頷いていた。
そんな中太陽は1人、とても笑う気分にはなれていなかった。
花蓮の心臓発作後、一度として太陽の笑顔を見たものはいない。
きっとそれは、花蓮が目覚めるまで笑顔は浮かばないのだと誰もが…いや、翼に李月そして凪沙が思っていた。
「あのさ…朝倉。今日も、花蓮ちゃんは…?」
「ああ……。でも、還って来るよ」
「だな。俺は花蓮ちゃんの笑った顔をもう一度この瞳で拝見するまで死ねない」
「心配しなくても50年近くたってからじゃないと死ねないと思うよ」
李月の悲しそうな表情と太陽の表情を見た翼は、わざとなのか、本気なのかよくわからない言葉を発した。
凪沙も少しでも太陽が、李月が笑えるように温かい雰囲気を作っていた。
太陽は、すでに3人には花蓮の事を話しているとはいえ、全てを話したわけではなかった。
「さ、もうすぐ本鈴なるから席に着こうね皆さん!」
「いい子ぶってやがる…」
「まぁまぁ。ホントの事なんだから」
「安室君面白いねー」「翼君の明るい表情私スキー」
李月のいやそうな顔とは裏腹に、周りにいた女子はキャッキャと盛り上がっていた。
翼がふと無反応の太陽を見ると、太陽は携帯を握りしめ、画面を食い入るように見ていた。
その表情は、明らかに今までの太陽とは違っていた。
「おい太陽。お前どうかしたのか?」
「……翼、お前は大切な人が目覚めたら、どうする…?」
「…おい、それって———」
「……」
担任の先生が前で話している中、2人は静かに会話していた。
前髪で隠れた表情を見ることは不可能だが、その隙間から見えた太陽の瞳は真剣そのものだった。
翼は、それに答えるようにすっと表情を変えた。真剣な表情へと。
「行く。一秒でも早く駆けつける」
「だよ、な…?」
「行け、太陽。待ってるよ」
「ああ」
太陽はガタンと席を立った。
皆が一斉に注目する中、太陽は先生の元へと歩いた。
そして、もう決心がついているように、深く空気を吸うと、一気に言葉とともに吐き出した。
「先生。俺、今大切な人が深い眠りから目覚めたんです」
「……」
「だから、行かせてください」
「…分かりました。あなたの事情は分かっているわ。あの子の、もとに行くんでしょ?行ってらっしゃい。そして、早く顔を見せてあげて」
先生が柔らかにほほ笑むと、太陽は一気に駈け出した。
静かな廊下をただひたすらに走り、荒い息をしながら。
彼女——花蓮——の元へ。
- Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.179 )
- 日時: 2013/10/07 22:42
- 名前: みなみ (ID: Au2wVmYz)
お久です!あれ、違うかな?w
ヤバいね…太陽君かっこよすぎでしょぉっ。
花蓮ちゃんが羨ましいよー。愛されちゃってさー。でも、花蓮にとっては私たちの方が羨ましいのかもしれないね。
病気…だもんね。早く治ってね心臓病!
そして、この続きがめっちゃ気になる—っ。
コメしてなくても、ちょくちょく見てます♪頑張ってください♪
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