コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- I wish your happiness 最初で最後の恋
- 日時: 2013/10/16 07:55
- 名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: OP8rm8tJ)
こんにちはっ☆修羅です^^*
この物語は、ずっと入院がちで外の景色を病室からでしか見たことが無い少女の切ないラブストーリーです☆
余命約1年。少女の運命は————!?
切ない系がちょっと無理な方は、Uターンで…。
全然好きだよと言う方は、このまま、お読みいただけると、光栄です^^*
注意:【第12話】1・2だけ、人物目線で進行しています。
お知らせ:7月18日『参照500突破』!トーク解禁!
8月24日『参照1000突破』!トーク解禁!
10月16日『参照1500突破』!トーク解禁…しないかも?
新News!@ネタバレ注意!——————————————
ついに花蓮が太陽の高校へと足を踏み入れる!?
その先に待っているものとは…。
花蓮の体は病院に帰るまで持つのか?
色々なことが待ち受けていそうな予感!
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- Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.180 )
- 日時: 2013/10/08 22:49
- 名前: 修羅 (ID: Au2wVmYz)
みなみ様
お久しぶりですっ(((o(*゜▽゜*)o)))
太陽と花蓮のこと心配してくださってありがとうございます(^ω^)
頑張って更新するのでまた見に来て下さい(=´∀`)人(´∀`=)
- Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.181 )
- 日時: 2013/10/09 17:13
- 名前: 修羅 (ID: Au2wVmYz)
【第25話】
ガラッ…。
太陽が通いなれている病室。勢いよく開け放つと息を整えた。
白いカーテンがゆらゆらと揺れている。
カーテンの向こう側にある影は、数人の人が立っていた。
「どこか痛いところとかないかな?」
「大…丈夫、です…」
「じゃあ、自分が何故倒れたのかとか覚えているかい?」
「……」
純白のベットの上で医師、そして看護師2人に囲まれた少女、花蓮がぽーっとしながら俯いていた。
最後の質問には、表情を歪まして何も答えなかった。
太陽は一つ息を吸うと、そっとカーテンを引いた。
「朝倉君っ。来てくれたのね」
「!!」
「花蓮っ」
看護士が少しボリュームのある声を上げると、ぱっと花蓮は顔を上げた。
太陽は、医師も看護師もお構いなく花蓮の元へ駆け寄ると、花蓮を抱きしめた。
きゅうっと花蓮の表情が涙を堪える顔に徐々に変わった。
その光景を見ていた医師と看護師は、静かに病室を後にした。
「花蓮…。花蓮っ」
「…た、太陽…っ」
「良かった…。もう一度瞳を開けてくれて…」
「太陽…っ。ごめ、んなさい…」
花蓮は大きな瞳から涙をこぼし始めた。
しゃっくりをあげながらぎゅっと太陽の服を握りしめた。
太陽は花蓮を抱きしめながら瞳から一粒の涙を流していた。
太陽と花蓮は涙を流しながら抱き合っていた。
いつまでも、お互いの存在を確かめ合うように———…。
- Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.182 )
- 日時: 2013/10/13 15:39
- 名前: かなめ (ID: OP8rm8tJ)
ちょっとお久(≧∇≦)
花蓮ちゃんが目覚めた!
1ヶ月近く目が開かなかったから、重症だったんだねorz
しんじゃダメだよ!
とかいいながら、太陽くんと花蓮ちゃんの抱き合うシーンに興奮してます(^ν^)
- Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.183 )
- 日時: 2013/10/14 20:14
- 名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: OP8rm8tJ)
かなめ様
花蓮目覚めるの巻♪これからよりいっそうイチャイチャが多くなるかもだから覚悟しないとヤバいかも?
抱き合うシーン…一応書いてみたv^口^v
また良かったら送るよ。
- Re: I wish your happiness 最初で最後の恋 ( No.184 )
- 日時: 2013/10/15 23:56
- 名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: OP8rm8tJ)
【第26話】
「ごめんなさい…」
「なんで、謝るんだよ」
「太陽に、心配かけた。それに…トモダチを悲しませた…」
「…そんなの気にすんなよ。俺は、花蓮がもう一度瞳を開けてくれたことが一番大切だから」
太陽と花蓮はしんと静まり返る病室で静かに話していた。
花蓮はベットに横たわって、ネコのぬいぐるみを抱きながらぽろぽろと涙を流していた。
「俺、花蓮がもう目を覚まさなかったらどうしようってずっと思ってたんだ」
「……」
「学校でも花蓮がいつ目覚めるんだとか。もしかしたら今目を覚ましたんじゃないかって…ずっと思ってた」
「……あ、そーだ」
少ししんみりしながら太陽が話し始めるのを静かに聞いていた花蓮が何か思い出したかのように口を開いた。
太陽は瞳をパチクリさせながら口を紡ぐ。
「太陽、学校じゃなかったっけ……。行かなくて、いいの…?」
「あ—…。まぁ、そうですけれど…。花蓮さん」
「は、はい…」
「いま俺が話してた感じ解りますか。ムードが解りますか?」
「ご、ごめんなさい…。で、でも、気になっちゃって」
おどおどしながら言う花蓮に太陽は笑いながら席を立った。
ポケットから携帯を取り出すと、指をすらすら動かし始める。
花蓮はその様子を無言で見ていた。
「ヤバい。今日校内でのミニ試合だった…。翼からめっちゃラインとメール来てる」
「ど、どうしよう!?私のせいだよねっ。ごめんねっ。今から行って間に合うかな!?」
「大丈夫だって。今6限目終わったところらしいし、30分あれば余裕♪」
「…あ、あの……」
ピースサインを出す太陽に、花蓮はもごもごと口を動かしながら何か言おうとした。
太陽は笑顔を浮かべると、カバン掛けに掛けてあった小さなカバンをとると、花蓮に渡した。
「一緒に、言っても良い?だろ」
「う、うん」
「良いんじゃね?医師と看護師にはうまく言っとくよ。でも、花蓮は大丈夫か?体」
「足が思うように動かないかもだけど、頑張るっ」
花蓮は笑顔を浮かべて言うと、服をすばやく着替え始めた。
もちろん、太陽に見られてはいけないのでカーテンを閉めるのかと思いきや、布団の中で着替え始めた。
その光景に太陽は笑ったりたたいたりしながら待っていた。
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