コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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I wish your happiness 最初で最後の恋
日時: 2013/10/16 07:55
名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: OP8rm8tJ)

 こんにちはっ☆修羅です^^*



 この物語は、ずっと入院がちで外の景色を病室からでしか見たことが無い少女の切ないラブストーリーです☆
 余命約1年。少女の運命は————!?


 切ない系がちょっと無理な方は、Uターンで…。
 全然好きだよと言う方は、このまま、お読みいただけると、光栄です^^*


 注意:【第12話】1・2だけ、人物目線で進行しています。
 お知らせ:7月18日『参照500突破』!トーク解禁!
      8月24日『参照1000突破』!トーク解禁!
      10月16日『参照1500突破』!トーク解禁…しないかも?



 新News!@ネタバレ注意!——————————————

   ついに花蓮が太陽の高校へと足を踏み入れる!?
   その先に待っているものとは…。
   花蓮の体は病院に帰るまで持つのか?
   色々なことが待ち受けていそうな予感!
———————————————————————————— 

 

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Re: アイコイ 〜キミと一緒に生きたい〜 ( No.25 )
日時: 2013/05/19 16:59
名前: 夢野めほか (ID: ECGJb6x4)
参照: http://rtyfghvbh

な…なんて素晴らしい小説!?
私よりすごい小説ですね……。
あ!私の小説も是非見てくださいね。
モモンガファンタジーです♪
でゎ☆

Re: アイコイ 〜キミと一緒に生きたい〜 ( No.26 )
日時: 2013/05/21 22:35
名前: ルーシィ (ID: HtzPaCR.)


 夢野めほか様

 『素晴らしい』ですか!?
 有り難うございますっ^^*
 ではこれからも頑張って素晴らしい小説になるように努力しますw

Re: アイコイ 〜キミと一緒に生きたい〜 ( No.27 )
日時: 2013/05/24 12:19
名前: 修羅 (ID: HtzPaCR.)



 「ねぇ」
 「ん?」
 「キミは、私が怖くないの?」
 「なんで」



 花蓮が太陽を見上げるようにして言う。
 太陽はピタッと立ち止まって花蓮の方を向いた。



 「び、病気だから」
 「花蓮の病気なんて怖くないよ」
 「いつ死んじゃうかも……」
 「そうかもしれないな」
 「え」



 太陽の発言に、花蓮は瞳を大きく見開いた。
 すると、握っていた手をすっと解いた。
 花蓮は驚いて繋いでいた自分の右手を見た。



 

Re: アイコイ 〜キミと一緒に生きたい〜 ( No.28 )
日時: 2013/05/24 21:39
名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: HtzPaCR.)



 「いつ花蓮が俺の目の前から消えてしまうかもわからない。
  こうして笑って喋れる日が無くなるかもしれない。
  二人一緒に会える日が今日で最後かもしれない」

 「……っ」



 花蓮は瞳に涙を滲ませ始めた。
 花蓮からは太陽の顔が見えない。
 しんと静まり返っている病院の隅に沈黙が流れる。



 「けど……だからこそ、一日一日を大切に笑って過ごしたいと思わないか?」
 「……太陽っ」




 窓から差し込む太陽の光が二人に降り注いだ。
 太陽が花蓮の方を向くと、太陽は微笑んでいた。
 そんな太陽に、花蓮は抱きついた。
 太陽の胸の中に顔をうずませながら何度も太陽の名を呼ぶ。




 「た、いようっ。太陽っ」
 「よしよし。涙止めろ花蓮。綺麗な顔が台無しだぞ」
 「ふえぇぇぇっ」
 


       「花蓮。これからの日々を、懸命に生きろ」




 花蓮が泣く中、太陽はぼそっと言ったのだった。
 

Re: I wish you happiness ( No.29 )
日時: 2013/05/27 19:30
名前: 修羅 (ID: HtzPaCR.)



 【第6話】



 大きな病院から出た花蓮は、瞳を細めた。
 すぅっと外の空気を吸うと、パチクリと瞳を見開いた。



 「外の空気って、こんなに綺麗なんだ……」
 「ああ。病院の中の空気は独特だからなぁ」



 ははっと太陽が花蓮の隣で笑う。
 花蓮は小走りで花の咲いた花壇の方へ向かった。



 「あ、おい花蓮!?走っちゃだめなんだろーっ」
 「大丈夫。このぐらいなら平気だよ」



 ふわっとゆるくウェーブした長い髪の毛を広がらせてすとんと座った花蓮。
 つんつんと花びらを小突いている。


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