コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 彼は幼なじみ〜love1000%〜
- 日時: 2014/03/10 16:02
- 名前: リーファ (ID: w7/ouF32)
- 参照: http://mb1.net4u.org/bbs/kakiko01/image/1544jpg.html
こんにちは。リーファです(^^♪
この物語は、恋の物語にしようと思います。
『胸キュン&切ない』を狙っていきたいと思うので、よろしくお願いします♪
初めて、人物目線でいこうと思いますので、素人です。えへっ☆
こんなリーファの物語ですが、楽しんでもらえたらなと、思います!(^^)!
2013年 5月 3日 連載開始!
2013年 7月27日 参照 500突破!
2013年 9月 1日 参照1000突破!
2013年10月23日 参照1500突破!
2014年 3月 1日 参照2000突破!…かな?
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- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.62 )
- 日時: 2013/07/10 00:22
- 名前: マルフォイ (ID: QPMsskdF)
きゃぁ
可愛い、ゆいなっ♪
恋が叶えば良いのになぁー
ゆいな達の♪
- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.63 )
- 日時: 2013/07/11 19:46
- 名前: リーファ ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)
マルフォイ様
ですね^^*
そう願おう!……て、私の執筆次第かwww
- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.64 )
- 日時: 2013/07/12 21:27
- 名前: リーファ ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)
【キミの笑顔】
(結奈side)
結局、放課後まで蒼とは口を聞かなかった。
蒼は男の子の友達と話してたり、遊んだりしていた。
私は、蒼に謝りに行こうと何度も近づいたんだけど、タイミング良く女の子が蒼を呼んでたりで謝れなかった。
「結奈ー。今日どうすんの?結城と帰んの?」
「ううん。ムリだよ。喧嘩中だから」
「……じゃぁ、途中まで一緒に帰ろうか」
「え、西木くんと美紀ちゃんは大丈夫なの?」
「大丈夫だって〜。二人いるんだし、私一人いなくても問題ない!」
海ちゃんは笑顔でそう言った。
あ、西木くんと美紀ちゃんっていうのは、海ちゃんの幼馴染。
いつも一緒に帰ってるんだよ。私と…蒼みたいに。
「ありがとう海ちゃん」
「いやいや」
もうすぐ中間テストが近いからカバンに詰められるだけの教科書を突っ込んだ。
海ちゃんは驚いた顔をして、あたしももって帰った方が良いか、な?、なんて言うから苦笑。
海ちゃん頭いいからそんなことしなくても良いのに。ま、結局英語だけ持って帰ることにしたみたいだけど。
「結城さ、まだ結奈に話しかけてないの?」
「うん……」
「放課後、あいつと買い物行くんだろ?」
「う、うん。……って、なんで知ってんの!?」
「聞いてた」
海ちゃんって神出鬼没なのかな?
……そっか、今日蒼と買い物行くんだった。
この約束、今も継続中なのかな?
- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.65 )
- 日時: 2013/07/13 17:50
- 名前: リーファ ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)
(蒼side)
「蒼じゃねーか。こんなとこで何してんだよ?」
「三笠……」
暁三笠。俺のダチ———中学の時に「おい蒼。あれ見ろよー。スカートの中見えそ」とか言ってたやつ———だ。
カバン片手に、隣にいる彼女と手を繋いでいる。
これは……高校に上がってから6人目か?また新しい彼女…。
「門の前で一人突っ立って。…あー。日暮待ってんの?」
「……まぁ」
「喧嘩してたじゃねーの?仲直りしたんだな」
「違う。してない。…だから謝ろうと思って」
「そっかそっか—。頑張れよー」
そういって三笠は彼女と去って行こうとする。
すると、彼女——寿悠里——がくるっと俺の方を向いた。
「結城君!結奈ちゃん、海ちゃんと帰るって言ってたよ。だから、結奈ちゃんと帰るなら、西木君たちここでとめておいてあげてね。
海ちゃんといつも帰ってるし」
「おう」
海野、気ぃ遣ってくれてんのかな。
結奈はいつも俺と帰ってたし、一人になるから。
5分ほど待っていると、結奈と海野が昇降口から出てきた。
それと同時に、西木たちも出てくる。
「結奈」
「……」
俺が声をかけると、結奈は驚いた顔をしている。
というより、ぽかんと口を開けたまま突っ立ってる。
「一緒に……帰ろーぜ」
「え」
結奈は本当にびっくりしたのか、ずりっとカバンが肩から落ちた。
すると海野が結奈に何か囁いた。
そして、俺のもとへ来る。
「結奈と一緒に帰んな?私は西木と美紀と帰るから」
「ああ。サンキュ」
「え、海ちゃ」
「じゃあな結奈ー。また明後日会おうぜー」
- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.66 )
- 日時: 2013/07/15 20:18
- 名前: リーファ (ID: Au2wVmYz)
(結奈side)
蒼が「一緒に……帰ろうぜ」って言ってくれた。
喧嘩真っただ中だったのに、初めて蒼から話しかけて来てくれた。
なんだか……すごく嬉しい。
せっかく二人で帰ってるのに、どちらとも喋らない。長い沈黙。
謝らなきゃ。蒼に、謝らなきゃ。
「「ゴメン!」」
「え」「は」
私が勇気を出して謝ると、蒼と見事にハモった。
再び、瞳を見合わせながら短い沈黙が流れる。
「ほんと、ゴメンな。結奈が謝る必要なんてない。全部俺が悪いんだから」
「違うよ……。だって私、蒼が言いたくないこと、無理やり聞き出そうとした。だから——っ」
「悪いのは俺。ゴメン」
蒼は悪くないよって、私の口から出る前に、私の身体は蒼の胸の中にすっぽりと納まった。
そして、蒼は私を抱いている腕に力を込めながら、謝っていた……。
蒼が悪いんじゃないよ……。
自分を傷つけないで———。
「蒼……」
「結奈の事、突き放すようなこと言った。俺が一番、結奈のつらいこと解ってるはずなのに……」
「いいよ……いいんだよ蒼…」
ギリッと蒼の方から鈍い音が聞こえる。
きっと、歯ぎしりしているか、唇をかんでる。
もそもそっと私は蒼の顔が見えるように動いた。
そっ……
「やっぱり……。唇、噛んでた」
「……」
「ダメだよ、自分を傷つけちゃ……。私は、大丈夫だよ」
「結奈…」
「仲直り、したいもん。これ以上、過去に深くのめり込むと出れなくなるよ」
私は蒼の唇から滴る血を手で拭いながら、頬に手を当てた。
蒼は悲しい顔してる。私は……笑顔でいなくちゃ。
2人とも悲しい顔してたら、どうにかなっちゃいそうだよ…。
「結奈、覚えてるか?今日の放課後」
「うん。ショッピングの約束してるもん」
「ああ」
蒼はやっといつものきれいな笑顔を顔に浮かべた。
私は、蒼のこの笑顔が大好き…。
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