コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 彼は幼なじみ〜love1000%〜
- 日時: 2014/03/10 16:02
- 名前: リーファ (ID: w7/ouF32)
- 参照: http://mb1.net4u.org/bbs/kakiko01/image/1544jpg.html
こんにちは。リーファです(^^♪
この物語は、恋の物語にしようと思います。
『胸キュン&切ない』を狙っていきたいと思うので、よろしくお願いします♪
初めて、人物目線でいこうと思いますので、素人です。えへっ☆
こんなリーファの物語ですが、楽しんでもらえたらなと、思います!(^^)!
2013年 5月 3日 連載開始!
2013年 7月27日 参照 500突破!
2013年 9月 1日 参照1000突破!
2013年10月23日 参照1500突破!
2014年 3月 1日 参照2000突破!…かな?
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- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.155 )
- 日時: 2013/10/23 23:06
- 名前: リーファ ◆Y9jOiMvQls (ID: OP8rm8tJ)
- 参照: 久しぶりの更新!お待たせしました!
【過去と現在と未来】
(蒼side)
「そっかぁ。蒼はバンド系好きなんだね」
「まぁ、他のも興味ないこともない」
「あ、じゃあ、播磨千里とかオススメするよ〜。シンガーなんだけど、すごい良い曲多いんだよ」
「へぇ…。また聴いとくよ」
柚希とは好きなドラマから歌手、アイドルの話になり、ずっと二人で話している。
俺らより後に登校してきた人は、いつもと何ら変わらない俺たちを見ても何も言わないが、名前の呼び方が変わってることに気づいた人は多かった。
たびたび俺は友達に腕を引っ張られるわ、柚希に、何で下の呼び方なの?とか平気で聞く。
「あ、そぉいえば…。今日結奈ちゃんに会ってない気がするんだけど、お休みなの?」
「…や、日直だから早く来てるはずだよ。休みなら結奈の母さんが言いに来る」
「そう……」
柚希は結奈の事を聞くと、瞳を伏せた。
結奈は、さっき両耳をふさぎながら早足で廊下を突っきっていた。
さすがに柚希が正面にいるからずっと見てることはできなかったけど。
「結奈ちゃんの事、まだ気になる?」
「は?」
「ううん。なんでもない。違うならいいんだよ」
「ああ……」
…正直言って気になると言わざるを得ない。
あんな別れかたしたんだ。傷ついてないか心配———いや、すでにもう傷ついてると思う。
きっと昔に逆戻りになるかもしれないことは自分でもわかってる。
「蒼ーっ。ちょっと来いよ———!」
「ゴメン。なんかよんでるし俺行くな」
「うん、バイバイ」
「ああ。——なんだよ——!」
俺は教室から呼ぶ友達の方に向かった。
その様子を柚希は少しの間静かにみていた。俺が教室から笑顔を送ると、笑みを浮かべながら手を振り、自分の教室へと帰った。
「なぁ、蒼。真剣に答えろよ」
「…んだよ」
「お前さぁ、四宮と付き合ってんの?」
「そうだよ」
輪の中にいた三笠が話題を切り出してくる。
やっぱり、この話。俺が即答すると三笠と健太と楠と和樹は驚愕した。
あれよこれよと質問をし始める4人。
そして、結奈の事を切り出してくる…。
「日暮は?お前、好きなんじゃねーの?」
「別に……」
「昔から仲良かったじゃん。いきなりこれだと誰が見てもおかしいと思うだろ」
「今と昔とは…」
俺が三笠に向かってそこまで言うと、楠が遮った。
心の奥底にしまった結奈との思い出をえぐるように。
「過去と現在は違うって、事だろ…?未来も何が起こるかわからない。人間は、世界はそうできてるんだ」
- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.156 )
- 日時: 2013/10/30 21:59
- 名前: さくら (ID: Ol2AK7af)
おひさしぶりです!!
さくらです!
めっちゃ進んでました……全然来てなくてすいません……
やっぱ面白い!
柚希……くそー!またか!もうっ!
頑張れ———!ふぁいと!二人とも
ではでは。
- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.157 )
- 日時: 2013/11/03 18:20
- 名前: アマテラス (ID: OP8rm8tJ)
初めまして?っすかね…
修羅様でいいんですよね(´・_・`)
やばいですね。いろんな意味で(><;)
なぜそんなに素晴らしい文才があるんですかっ。尊敬します。
ゆいなちゃん可愛いけど可哀想…。蒼くんもかっこいい(≧∇≦)
ゆずきちゃん、いいかんじに二人の邪魔しますね(笑)
続き楽しみにしてます。
- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.158 )
- 日時: 2013/11/04 21:39
- 名前: リーファ ◆Y9jOiMvQls (ID: OP8rm8tJ)
さくら様
お久しぶりです—^^*
さくら様もお忙しいでしょうから、気にしなくても良いですよー(笑
私もこのごろ忙しくて更新できてませんから…。
柚希をもっと優しい子にしたいけど、どうしても生意気な嫌な奴が強くなってしまうっ。
アマテラス様
はい♪修羅です(^^♪
文才なんてないですよっ。私なんか、皆さんの文章力に比べると全然ですもん。
続き楽しみにしてくだあってありがとうございます。頑張りますね!
- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.159 )
- 日時: 2013/11/07 23:13
- 名前: リーファ ◆Y9jOiMvQls (ID: OP8rm8tJ)
- 参照: 過去と現在と未来
(結奈side)
私と海ちゃんは屋上に来ていた。
さすがに朝は人もいない。2人、ベンチに腰を下ろした。
私も海ちゃんも初めは口を開かなかったけど、海ちゃんが沈黙を破った。
「…なにか、あった?よね…」
「うん」
「なんで、泣いてんだよもぉー」
「だって……だってぇ…」
私は話を始める前に瞳から涙があふれ出てきてしまった。
今までの事を思いだすと涙が止まらなくなる。
海ちゃんはくしゃっと私の頭をなでると、ふぅっと息を吐いた。
「私さー。結奈がそうやって泣くの、ある人限定でしか見たことないんだよね」
「……ひっく…」
「だから、なおさら心配になる。気にしない方がおかしいし、気にしても結奈が嫌なんだったら気にしないようにする」
「や…。話し、聞いて…ほしい…」
私はあふれ出てくる涙をどうにかこらえながら今までの、蒼と私の出来事を全て海ちゃんに話した。
海ちゃんは驚きはしたものの、静かに最後まで聞いてくれた。
予鈴が鳴っても私と海ちゃんは屋上から動こうとはしなかった。
「結城がねー…。でも、私改めて思うんだけどさ、四宮って本当に正確悪いよな」
「まぁ…。それが柚希ちゃんなんだし…ぃ。だからって蒼を…そんなこと、しないと思うけど…」
「絶対無理やりだよそれ。結城が四宮が好きだったなんて到底思えないね」
「本人から聞いた事じゃないし、本当かはどうかはわからないけど……」
「けど?」
「蒼の表情は変わってた…」
海ちゃんはそれからも私を励ましてくれたり、柚希ちゃんに一人でブチ切れたりしていた。
さすがにそれには少し笑顔を出せたと思う。
蒼が隣に、近くにいなくても笑えるんだって気付いた気がした。
「もう、違うんだね。昔のころのようには、やっぱり戻れないんだよ」
「結奈…」
「もう、修復不可能なんだよ、きっと」
昔と今とは違う。ずっと一緒なんてない、きっとない。
この苦しみを乗り越えなくちゃいけない時がある。
神様は、そんなに優しいもんじゃないんだ…。
「過去と未来。どっちを見ても今を乗り越えないといけないんだな」
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